退屈

GWが終わるころになると、よく「五月病」と言う言葉を聞くようになります。新入生や新入社員の方などに起こる、様々な症状の総称。たしかに環境が変化すると、なかなか落ち着かないことが多いですね。

実はこの「退屈」仏教に由来するとある冊子で知りました。「退き屈する」と言う意味で、「仏堂修行の厳しさに負けて気力が減退すること」だと。この中の「気力の減退」だけが現在の用法になったようです。

私たちは退屈と感じると、それが環境や相手によってもたらされると考えます。しかし仏教では、あらゆる出来事には実体がなく、感情は自分の心の動きによるもので、言い換えれば、退屈と思うか、楽しいと思うかも本人次第と言うことになるらしい

他に隷属することは、すべて苦なり。
あらゆる主権こそ楽なり。

一度立ち止まって、自分にとっての意味合いを見つめ直してはどうでしょう?きっと自分なりの価値があるはずと冊子にはあります。 フムフム・・。