自分の最後?考えたこと、ないちんげーる(笑)

皆さま、この表題のウイット!どなたがおっしゃったと思われますか?広島は尾道の石井哲代さん、なんと御年104歳でらっしゃいます

ある日の新聞のキャッチは「ご機嫌104歳 さびずに生きる」!
記事をそのままご紹介します、痛快痛快!

・みんなのため、道の草一本でも抜ける なーんちゃって(笑)
今の想いを哲代さんに聞いた。

映画になってうれしいような、恥ずかしいような。どう年をとっていくのか、、お手本になれるよう、しゃんとせんといけんですね。とにかく一生懸命生きることだけを思ってきました。自分の人生を明るくまっすぐにと。悩みもありました。子どもがいないんで、期待にこたえられんで、すまなかった。家を出ようとまで考えました。でも、(夫の)良英さんが、自分一人で背負わんでいいと。

悩みは言うても解決できんのやから、人にも不愉快な思いをさせるだけやから、情けないことは、おさめとくんです。年寄りはグチを言うもんじゃない。

長生きしたくない人がいるんですか?せねばならないことをせずに、お先にごめんなさいなんて、もったいない。生きとったら、道の草を1本でも抜けるでしょう。なーんちゃって(笑)。草取りを欠かさないのは、きれいにすると、みんなのためになるから。

自分の最期?考えたこと、ないちんげーる(笑)。マイナスなことは考えないことにしているんでございます。きょう一日生きることを考えています。

ええ人生、いただいとります。もうすぐ105歳。おとぎ話のよう。まさかここまで生きるとは、びっくらじゃ。びっくりでございます(笑)

めいや、地域の人たちがようしてくれて、車に乗せて楽しませてくれることもあるんです。
ひとり暮らしを続けるのは、やっぱり、家が落ち着くけん。自分でできることはやろうと思うてます。自分たちで建てた家やし、仏さんもあるし、墓守もしっかりせんと。

 

若い頃小学校の教員。同僚の良英さんと結婚して尾道に移り、53歳で地域の人が集う「仲よしクラブ」を立ち上げ、お寺の掃除に精を出し、高齢者施設でボランティアをするなど地域の為に尽力してきた哲代さん。ご主人見送ってから一人暮らし。99歳で要介護認定受けデイサービスに通うも、今は一時的に高齢者施設に入居していても、いずれ自宅に戻るつもりと言う。この苦労も笑顔にかえる哲代さんに魅せられドキュメンタリーの映画となり、「104歳、哲代さんのひとり暮らし」18日から全国で順次公開らしい
姪の坂永さん「若いときから人のために労を惜しまない人でした。人のために心と体を動かすことで元気を保ってきたのだと思います」とおっしゃっているそうです。

自分の最期?考えたこと、ないちんげーる(笑)
とっさに!こんなこと仰って大笑いさせてしまう哲代さん
最高にス・テ・キ!です