誰もが予測できなかったあの噴火から1週間。お見舞いの気持ちを伝えようにも、毎日
流される映像のむごさに、たじろんでおりました。あらためて被災された方々、ご家族の
方々にお見舞い申し上げます。二次災害も懸念される中、今朝は東京消防庁から救助の
様子が伝えられていました。避難と思って逃げ込んだ山小屋から、布団にくるまって頭部
外傷の方を連れ出すのにも、憚れる灰の山。「大丈夫か!?」と聞く後部の隊員。「降り
られるか?」「後ろで引っ張ってるから、ゆっくり一歩ずつ、無理すんなよ」と先頭の
隊員気遣って10センチはある灰の山を、人海戦略で頭が下がります。途中、有毒ガスの
検知器がなれば中止です。一人でも多くの方を早く救助すべく、大型ヘリを手配するも
灰がひどく着陸すると離陸できなくなるそうで、中型ヘリしか二の池には近づけない
ということは大人数の救助隊は入れられない!と悔しさをにじませる消防・警察・自衛隊の
方々です。現場の困難な状況が伝わってきます。本当にご苦労なことと思いますが、安全
に救助が進まれることを、祈っております。救助隊の安全とおひとりでも救助されること
を願ってやみません。