「ぶり」以外に読む余地も

海の傍で育った今年96になる母は、「ぶり」と言えばすぐ、「知ってる?ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリよ!その位覚えてるでしょ?」が口癖です・・参った!
ブリは魚へんに「師」と書くと丸覚えの私、この記事読んでビックリでした

何でも香川県のすし店で目にしたポスターに「鰤」と言う漢字の下に「はまち」と読み仮名が書いてあったというのです!エ~ッ!?
「鰤」は「ぶり」で「はまち」ではないはず・・

説明によると簡単には割り切れないようで、福島市の公設地方卸売市場協会のサイトでは、「現在では天然物をブリと呼び、養殖物をハマチと呼んで区別することが多い」と述べてあったそうな

元々西日本ではハマチ「鰤の若魚」の養殖が盛んで、それが東日本に多く出荷された結果、東では大きさを問わず、養殖物を「ハマチ」と呼ぶようになったんだと。大きさはブリでも、養殖ならば「ハマチ」したがって「鰤」を「ハマチ」と呼ぶ余地はあるんだという見解・・

また香川県では県内のハマチをブランド化しており、「ひけた鰤」と「鰤」の名をいれてるので、そう厳密に考えなくていいでしょう・・とB級言葉図鑑編纂者は言う。何やらややこしいけれど、まっ美味しければいいいとしましょうか?