ようやく春ですね。院内の、年代物(笑)のラン達が、急にぐんぐんと枝を伸ばし蕾をつけ始めました。どこまで伸びるのかしら?あんまり大きくなると置く場所がないですよー!でもみんながんばれ~。
自然に包まれて
あるホスピスのある病院に伺いました。 自然に包まれた其処は四季折々が豊かで、各お部屋のベランダには赤や黄色のチューリップが真っ盛りで、ゆらゆら風に吹かれていました。患者さんの中にはご覧になれなかったり、お歩きになれなくとも、お部屋にいらしてきっと感じるに違いない!と思う手入れの行き届いた緑の中の施設です。 窓を開けられる日にはきっと風の匂い、花びらも風に乗ってお部屋に飛んでくるかもしれないな?と想像しながら、敷地内の東屋見れば、どなたが生けたのか?投げ入れの草花。 そこここに気配りがさりげない施設を後にすると、気がつけば,訪問した自分達も癒して頂いたことに気づきました。ゆったりゆっくり時が流れ、心の持ちようを教えて頂いた訪問になりました。いい時間を過ごさせて頂く休日になりました。
さかなクンと吹奏楽♪
魚の博識さだけでなく、お料理もうまいし、トークも軽快で頭のよいさかなクン。この度CMでサックスを演奏し♪ 話題になっています。
事前にかなり練習し昼から夜までかかって撮影だったとのこと。
さかなクンは、中学の時「水槽学」と勘違いして(笑)吹奏楽部に入ったというエピソードをもってるそうで、当時はバスクラリネットを吹き高校まで続けたそうです。
CM撮影の日もいつものトレードマークのハコフグ帽子で臨み、プロのオーケストラメンバーとのセッションに最初は緊張したそうですが、最後は演奏を牽引するほどの出来栄え。プロのメンバーもさかなクンの実力に驚嘆したとか。
本人 「ギョ満悦」!!
そういえば、先日おとなり志木市の、慶応義塾志木高校の吹奏楽部の演奏会に行ってきました。高校に入って始めた学生がほとんどとは思えぬ、見事な演奏でした。前半は、演奏しながらの音楽劇 「王様と泥棒」これがまったくもって面白く、会場はやんやの大騒ぎ。小さな子供から掛け声かかると、それにすぐさま答えるギャグの応酬も堂に入ったもので、構成・演出・配役含め学生たちのマルチタレントぶりに客席からは笑い声が絶えず、やんやの拍手でした。さかなクンの影響もあるのかな?今吹奏楽が本当に盛んです!
さかなクンのように、慶應志木校生、とても謙虚で礼儀正しく、清々しい高校生の演奏に
ふくらみ始めた桜の蕾を眺めながら、「これから楽しみだなぁ」と帰ってまいりました。若い頃にいろんなことにチャレンジするってステキなことですね。
さかなクン。”水槽学”も「吹奏学」も頑張って!
熊本大地震被災の方々へ心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。
14日夜の大きな地震のニュースに、東北の被災者の方々さえ未だ解決していないのに・・と心痛め、心配なさった方が多いと思います。熊本の方々も50年来こんなことなかったと。
ひしゃげた家々が放送され、東北の皆様も再び思い出し、阪神の被災の方さえ恐ろしい思いがよみがえっているに違いありません。熊本の方はご自分の家がつぶれたのに、心のよりどころの熊本城が崩れた・・と泣く人さえいらっしゃいました。素朴な町々に非情な惨状です。その上昨夜深夜の大きな地震。ホテルから道路に飛び出た人に追いうちかけるまた地震。陥没・地割れした道路に「危険」を知らせる赤いコーンを早く立てなければと、ドアの開かない事務所の扉をつるはしで壊して入り、コーンをやっと手にして、危険な道に置く職員。
未だ入れると安全確認できた家に自衛隊員と入り「あった!入れ歯。おかげさん。おかげさん」と大喜びのおばあちゃん。丁度夜の地震だったので、夕食後入れ歯を洗って洗浄液につけてあったのでしょう。慌てて飛び出したから、”きっと入れ歯なしで避難所にいらした方が多いだろうな”と案じております。そしてすぐ出されたものが硬い乾パン!では召し上がれないでしょうね。そんなことが気になって、14日も15日もなんだか眠れませんでした。
東北地震の時には、偶々仙台入りするメーカーさんがあって、急遽作った「お口のケアグッズ」をいく箱も作って持って行っていただきました。その後知り合いの先生が家も診療室も全壊と聞き、その患者さんたちにフッ素のペースと含めお役立て出来たことを昨日のことのように思い出します。
阪神・東北の経験が生かされて、昨夜は既に避難所に歯ブラシなども配布になった聞き、少しホッとしましたが、お水はどうなんだろう?気になるのは入れ歯の方々です。入れ歯の方は洗えるのだろうか?つけて置けるのだろうか?
今朝の新聞には、認知症・糖尿病のお母さんを外で連れ添って寝・・との新聞報道に、涙が出ました。「オムツだから周りに気を遣って・・だそうです」なんといったらいいのでしょうか?日本は先進国なんですよ。こういうのって看過できません。どうしたらいいんでしょう・・。
地震でお困りの九州の方々のニュースを気にしながら、それでも私達は恙無い毎日。
今朝も当院には、定期メンテナンスの皆様が多数ご来院です。自分でケアできるということは幸せなことです。恙無いということは本当にありがたいことです。
そして今日もお帰りの際ほとんどの方が、ホームケアの歯ブラシやフッ素・デンタルフロス・入れ歯のお手入れのもの等をお持ちになりますが、今日は「ぜひ避難袋にブラシと”水の要らないうがい薬”」を準備いただくようご助言しました。
いつ起こるかわからない災害。どんな状況になっても、食べられればどうにかなります。
ご自分の食器である「お口をきれいにしておけば」どうにかなります。
感染症も防げます。病気の進行も防げます。大上段に構えず、まずは日頃のお手入れをきちんとし「避難袋にお口のケアグッズ」ぜひ実行ください。
”今でしょ!”ですね。
スズランの花束いただいて。
新生活がはじまりました!
先週末、息子の中学の入学式でした。お休みをいただき桜もまだ咲いていて、おかげ様でまずまずのお天気、新しいスタートを共に祝ってもらえるようで嬉しさもひとしおでした。入学の喜びと共に新たな学校生活の不安があったりする反面、新しい友達や部活など、楽しいこともたくさん待ってると思います。親としてもこれからの三年間を大事にして、共に成長できたらな・・と思います。少しずつ親離れ、子離れしながら・・・
院長先生からも祝って頂き、中学生新聞を取ったらどうか?と教えていただきました。このような新聞があることを知らずにいたので、早速に購読申込みしました。勉強だけでなく世の中の流れがわかりやすく説明されています。活字離れや新聞を読むことを知らずにいる年代の息子に、とてもいい事を教えていただいたと、院長先生には感謝しております。共に成長しよう!をモットーに頑張ります(*^_^*) 佐藤
リッチモンドパークの写真です
千葉スペシャル
あちこちのテレビで紹介されたようですが、私初めて知って驚きました。だって洒落たスーツに蝶ネクタイ。帽子かぶって靴磨きしてるのですから。しかも行列できて。皆さん座って待ってるイスがまた何ともステキな皮の椅子。こちらで靴を磨いていただくと、あまりのみちがえる美しさに自分の靴じゃないみたいとおっしゃる方続出のようです。
この店主? 千葉尊さん。 いっとき10年ホームレスしてましたといって憚らないこの方。四人兄弟の三番目、材木店のお父さんを20代まで手伝っていたそう。上京して不忍池でお金なくなって寝てたところ、大学も出ておらずなんにもない自分に、靴磨きの人が声かけてきた!生まれ故郷で氷で靴を水拭き?してたことを思い出し、粒子の大きい氷が役に立って最高だったとことを思い出し、又材木屋の父を手伝っていて鉋の刃を研ぐ時の、刃の角度で靴磨きにひらめくことが多々あったそうです。そこで「靴磨きの常識を変えてやる」とばかりに特製靴クリームを開発し、弟子も出来たのに2012・4月路上での営業停止をくらい、追い出されて終わり!
その後「千葉スペシャルどこに行ったの?」の沢山の問い合わせに、有楽町のファンの多さにびっくりした東京交通会館や、大手の乃村工藝社会長(千葉スペシャルの常連)が ”ああいう技術は伝承しないといけない”と豪華な皮張りのイスと道具箱を提供されて復活の舞台が出来上がったそうです。 たくさんの人が見ていてくれたこと。千葉さんの「腕」と「心意気」に魅了された人がたくさんいたこと。このことに千葉さんは感謝して後輩を育てているようです。 その際、「現状では無理だよな!」とほざく同僚後輩に「無理無理言ってんじゃないよ」と檄飛ばし、「会社を大きくしたいんじゃない。職人魂を持つ人を育てたいだけだよ」とおっしゃる髭の千葉さん。「ようやく見つけた生き甲斐だから・・」と添える一言にご苦労と重みを感じるだけでなく、ちゃんと生きていれば人は見てるんだなと、つくづく思った次第です。
今度冬じまいのブーツ持って有楽町の千葉スペシャルに並んでみよう。「もっとちゃんと手入れしなさいよ」と叱られるかもしれないけれど・・と思ったのでした。靴がピッカピカになると同時に、心意気もいただくんですね。がんばれ、千葉さん。
サルのむし歯に思う
ある動物園のリス猿(小さいですね)の右目の下が、プクンと腫れて見るからに痛そう!獣医さんが診たところ虫歯が進んでいて、歯の根のところを切開して腫れは引いたそうです。最近お客様からお菓子の投げ入れがあり、ついサルたちも口にしてしまうようです。 人間もサルも一度甘いものを口にしてしまうと、美味しいものに目がなくなっちゃいますものね。
本来サルは、自然の食べ物をよく噛んで食べ、唾液を出して洗い流しているとのこと。今人間に言われていることと同じですね。 日光の猿軍団も人間のものを頻繁に食べるようになって、同じように虫歯に悩まされているとか・・・。 本来野生動物は”飢えとの戦いなんです” と解説された言葉が、人間にも同じだなぁと つくづく感じいったことでした。
人間の方は ”いつでもどこでも何でも手に入るようになり” お腹すいたらちょっと食べしてるうちに、きちんと食事をとらない子ども達も増えてきているようで、 ”好きなものだけドカ食いするなど”「飽食の栄養失調」と言われて久しい人間への警鐘と似たところがあります。
20年も前の話ですが大阪の片山恒夫先生から教えられて手にした「食生活と身体の退化」未開人の食事と近代食・その影響の比較研究 W,A, Priceには、開発が進みそれに伴って持ち込まれる先進国のし好品(砂糖の入ったお菓子など)で、原住民の歯が虫歯になって行く過程が示されていました。その本の強烈な内容を思い出しました。
習慣は人がつくる 心もからだも (日野原重明)
あなたのからだは、あなたの食べたもので出来ている
まさに私達は、口にするものによって大きな影響を受けています。食べるものによって 病気がつくられてしまうことを心しなくてはなりませんね。 (下記の写真は 上記にご案内したプライスの赤本
表紙と、開発が進むことにより原住民に増えた虫歯の画像です)
待ち遠しい!?
四月も中盤、春たけなわです
お雛様を片づけて春かと思いきや、寒かったですね。
桜が満開を過ぎて今日あたりは、はらはら地面がピンクの絨毯の風情。
当院スタッフもそれぞれ最高のお花見を楽しんだようです。
衛生士がブログに載せた、幸手の県営権現堂公園は、桜が約1キロの土手に1千本。
菜の花畑の黄色と桜のピンクは「春色の二重奏」♪♪ と呼ばれてるそうです。ステキですね。
気がつけば4月!あわてて五月飾りを出しました。
衛生士さんの4番のお部屋には ”一寸法師” の額絵。かなりかわいいです。
ゴールデンウィークがあるので休診続きになるから、五月飾りは見てあげる期間短いですからね。いつの世も男の子は強いたげられてかわいそう。
五月のお祝いもお雛様みたいに盛り上がるといいですね。
椿も!美しい季節です
歯医者と患者さんがタグを組みましょう (歯科医や歯科衛生士だけでは歯は守れません)
一番大切なことです。歯科医や歯科衛生士だけでは歯は守れません。
甘いものを好きなだけ食べる・飲む。食事はきちんととらない。小腹すいたらちょくちょく食べる。歯みがきはいい加減。タバコもやめられない。 そんな生活で歯が痛くなったり、詰め物が取れ、歯ぐきが腫れて歯医者に駆け込んでは 歯科医がどんなに頑張ってもあなたの歯を守ることはできません。歯科医の力だけでは限界があります。
あなたが「自分の歯を守りたい。その為に自分のできることはやる」という気持ちにならない限り「歯医者さんにおまかせ」では、自分の歯を守ることはできません。歯医者と患者さんが力を合わせれば、あなたの歯を守ることは可能です。
歯科医と歯科衛生士は、唾液検査や歯周病検査・レントゲン写真の時系列変化・詳しいCT画像などを通してあなたの歯と歯茎の状況をつぶさにお伝えし、それに基づいてこれからの見通しを話し、患者さんがどうなさりたいかを伺って、「歯を守る方法をお教えし、サポートします」患者さんご自身が「自分の歯は自分で守る」と決断してください。
当院が随分前からお話ししているお口の中の汚れ(炎症起こす原因菌)が全身に影響することは、最近とみにあちこちで大きく取り上げられ、関心をよんでいます。 やることやれば、かなり予防は可能です。 医患協働作戦で行きましょう。
春休みの校庭
井伏鱒二 勧酒
花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ
この季節日本中が桜・桜・さ・く・ら
この寺山修二も愛してやまないことば、いろいろな解釈があるようですね・・
どんなに美しく咲いてる花だって、突然の嵐などでそのすべてを奪われることがある。そういう、どうにもならない”はかなさ”こそが人生なのだ。これから逃れることはできない。だからこそ、ただ前を見つめていくんだ。一生懸命生きるんだ。明日のことなど誰もわかりはしない。
毎年お邪魔する友人宅のベランダのたわわな桜の枝をみて、毎年少しづつ枝ぶりもたっぷりになり、伺う時期により、咲き始めもあれば、はらはら散り始めの美しい頃もあります。井伏鱒二の言葉は桜を見るたび、ふーっと口をついて出てきます。
権現堂
目黒川の桜
新しょうがの季節
ギモーブ
私もさくら
春到来です
お祝いシーズンに合わせて!
よく咲きますねぇ。
楓糖
またまた食べる話題で恐縮ですが、私はメープルシロップも大好きです。カナダのメープルシロップは、段階があって、ライトとかダークとかこだわり始めるとキリがありませんが、私的にはメープルシロップの本物なら何でもごじゃれ!です。
やっぱり、ホットケーキやパンケーキにはメープルですよね。
先日義母のホームに行った帰り、おなかすいて空いて・・。立ち寄った有名コーヒー店で迷わずパンケーキ頼んだら、「メープルシロップ・黒蜜・普通の蜜どれにしますか」と聞かれ、絶対メープルシロップでしょうでした。ホットケーキ・パンケーキ食べるのに、私流はあっちッちの焼きたてにまずバターの塊を頂上において、じわーっつと溶けるのを待ち、六分の一にナイフを入れます。そしてからやおら、メープルシロップをダバーッとかける。ウーン美味しそう!唾が出ますね(下品で失礼します)
今日はこういう話題でなく・・(自分で言っといてなんなの~)
日本の・山形でメープルシロップが出来るようになったという話題です。
もうビックリポン!
皆様ご存じのように、メープルシロップは「楓」から採取されますが、山形の「いたや楓」からとれる蜜を、五十分の一に煮詰め、最初は透明な蜜が金色のメープルシロップにできるようになったそうです。最初の蜜?は、スポーツドリンクを水で割ったような味だとか。よく研究なさってメープルシロップに仕上げられたと尊敬です。その内、山形発日本のメープルシロップを口にできるようになるんですね。日本のいたや楓からのシロップ。どんな風味か、たのしみです。
メープルシロップって、とても栄養豊富なんですよ。
「楓糖」という言葉もなんだかステキ。名前にも香りと豊かさ感じます。和風総本家じゃないけれど、ニッポンってスゴイなぁ。
まだまだ未知の、自然からの贈り物がありそうですね。
肉じゃが
母の命日なので
郷ひろみという生き方
BSプレミアムで「郷ひろみという生き方」という特集がありました。先日ブログに書きましたように彼も60才。この文字が笑うほど見事な活躍です。
昨年もブログで紹介させて頂いた郷ひろみさん、歳を得て私も関心を持って郷ひろみという一人の男性を興味深く見るようになりました。なぜだかわかりません・・。
60歳のエンターティナーと紹介したのは、ナレーター樹木希林さん。この方がお引き受けになるのですからただ事ではありません。デビューから45年だそうです。学校に思うように行ってなかったから、出来るだけ暇を惜しんで本読むの。本は学校だったり先生みたいなものだからとひろみさん。
デビューから45年。芸能界の第一線に立ち続けてきた郷さん。照明からすべて自分でトコトンこだわる。人を楽しませるには自分が楽しまないとと。40年維持している体形も13年続けてるボイストレーニングも、郷ひろみで居たければ、自分に厳しく律していなければと。
ところが2001年「1・2・サンバ・・」「ジャパン!」と歌っていた自分が「何をどうやって行こうか」悩みに悩んで一時休止になったそうです。そしてニューヨークへ。
ドクターラリーという、有名なボイストレーナーについて、もう一度郷ひろみの声をつくる努力が始まり、その時のテーマは”刺激的な男に変えること”だったそうな。今でこそこの時間を郷ひろみが進むべき道を見つけるに、必要な時間だったと述べています。
2014年、喉のポリープ切除も明らかにされました。オペ後に傷跡がかたくなり1ミリの差で声のコントロールが難しくなったことも明らかにされました。そんなこととはつゆ知らず、ファンというものはスターが不滅のようにいつでもステキなうたを聞いていたいと思うものですね。このようなことがあったのを言わずに頑張っていた郷さん。
今年の2月初めてサントリーでオーケストラをバックに歌う企画も、あれほどの方なのに音合わせの時の不安そうな顔と言ったら。彼は本当にプロだと思いました。初めて見せる家庭での姿と言っても、家族などおくびにも出さず、淡々と郷ひろみを見せる郷さん。そのストイックさは有名ですが、自分に厳しい人だと思いました。そのサントリーの初演の前も熱出して病院から直行でも、それを微塵も見せない姿。この放送ご覧になってその場にいた方はきっとびっくりされたことでしょう。
郷ひろみってそんな人。がよくわかる番組でした。
樹木希林さんが「郷ひろみを完成させる旅は終わらない」というナレーションでしめました。樹木希林さんのお声には、年下の、でも稀代のスターの郷ひろみを愛する応援する愛情が満ちていました。いい番組でした。
国谷さんのクローズアップ現代が終わりました
「くにやさん」こう呼ぶ人が多いほど国谷さんは大きな存在でした。あのような番組で、視聴者から「くにやさん」と呼ばれる人はもう出ないでしょう。23年と聞いて、すごいことだと思います。最終回は残念ながら見れませんでしたが、当院の待合室でも、シールズの本が人気だったり、患者さん方がお手にする本が変わってきたように、クローズアップ現代は注目される番組でした。時事に機に敏だったうえ「くにやさん」のお人柄と礼儀正しいインタビュー、彼女の日頃の立ち位置・考え方に、視聴者が聞き逃さないぞ、見逃さないぞ・・と番組いや「くにやさん」のファンになったからでしょう。クローズアップ現代は様々な風を吹かせて終わりました。
が国谷さんだからこそ続いた23年。国谷さんだから胸開いてお話しくださったゲストの方々。その恩恵受けた私たち。いつも背筋をピンと伸ばして品のいい,ソフトな眼差しながらゆるぎない国谷さんでした。ありがとうございました。最終回は柳田邦夫さんだったとか、見たかったぁ。何としてもどこかで見なきゃ。
”表現をするということは・・「社会を変える方法」を手にするということです” 先日ブログでも紹介した山田創平さんの言葉。「折々のことば」のこちらの引用が再び浮かんできます。
国谷さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。まだまだご活躍頂きたい女性のお一人。復活を望みます。
雰囲気のあるお店です
日曜勉強会の帰りにランチによったお店が、ビックリするほど素敵で、木をふんだんに使った内装一枚板のテーブルに目を見張り、二階の待合室のスツールは伐採したあとの切り株に彫刻施され、ふくろうもいました。
席が空いてカウンターに着くと、またまた目の前に木の太い枝。中から小鳥が覗き、なんと動くのです!もうびっくり。
そうこうしてるうちランチメニューのステーキ丼。アラッ美味しそう。マッシュルームのソースがたっぷりかかって。カリフラワーのポタージュ共々完食しました。
珍しい事に美味しい漬物3種が食べ放題。鉄砲漬け、しば漬、秩父のひしゃく菜漬、お代わりしました。
このお店、当院の鎌田先生が小さい頃からご両親に連れられよくいらしてたお店とか。木のテーブルなど「昔から変わんないなぁ」などと懐かしそうでした。この日の勉強はこれからの私達に沢山の示唆を与えるものでしたが、ランチに寄ったお店が長く人に愛されて喜ばれている様子に、勉強もランチも含めいい一日だった!と帰路に着きました。また明日から誠実に頑張ろうと思います。(お腹空いててお料理写メするの忘れて食べちゃいました。)
みずみずしい定義 (折々のことばより)
表現をするということは・・「社会を変える方法」を手にするということです。山田創平
「表現」を英語でエクスプレッションという。エクス(外へ)とプレス(押す)を合成して、内なるものを表出することを意味する。だが、表現とは、個人のうちに秘された何かを書いたり描いたりすることでないと、都市社会学者は言う。表現とは社会への違和を形にすること。社会は変わりうると信じて動き出すこと。みずみずしい定義だ。京都精華大学のホームぺージから。 鷲田 清一
大岡さんの折々のことばからずっとコーナーのファンですが、この新しい定義には芽吹きのようなものを感じました。
ミモザ
勉強会に行った会場近くで、立派なミモザを見ました。大きな木でしたが、この冬の雪で枝も折れ開花が心配されたようです。住民皆さんのお気持ち受けて、たわわに咲いたんですね。とっても見事でした。
ひょっとして花粉症の方はこのような画像見ると、鼻がくしゅくしゅしますか?もししたらごめんなさいです。来院される花粉症の今とても多く、目や鼻やくしゃみがひどくて忘れられがちですが、実はお口がとても乾いている方多いようです。
何気にお茶飲んだりしてると、気がつかないものなんですね。唾液(つば)は一日1・5から2リットル出るもんなんですよ、とお話しするとびっくりされます。
せいぜいお口周りの体操・あいうべ―体操や、ベロを歯の周りぐるりと回す体操などしてみてください。ほらっ!つばでませんか?努力して唾を出しましょう。つばは大事大事!ほおっておくと、飲み込みが出来なくなりますよ。つばは努力で出ます!きっと出ます!
ミモザの花の美しい話題が、唾液(つば)の話になっちゃいました。スミマセン。
人参料理パート2
昨年もブログに載せた朝霞で一番美人!の人参を患者さんから今年も沢山頂きました。私達もまさか今年も頂戴できると思いませんでした。熱心につくっていらしたご主人が昨秋急逝され、ご家族の落胆は大きく今後が案じられたからです。でも、ご長男が先頭切って頑張られ、お父さんの人参に遜色ない収穫されました。いつもきれいに洗って持ってきて下さるのもお父さんと同じ。生でかじればバキッと瑞々しく甘いのも同じです。家族ってすごいですね。こだわりのお父さんの野菜に対する愛情受け継がれ、更に家族の連携が加わって尚美味しい人参になりました。スタッフそれぞれがそんな○○家のお気持ち感じていろんな料理法で堪能させて頂き、急逝されたご主人を私達も思い出しておりました。
ベロで覚えた味だけでなく、収穫への思いも着実に伝わっていらっしゃる家族の絆に拍手差し上げたいとおもいます。人参収穫できてよかった!と仰る奥さんの安堵の表情にこちらも良かったぁとおもいました。鶴べーの家族に乾杯みたいです。
ほらっ春はそこまで
歯が目立つ季節になりました
ようやく寒い冬から脱して、気温も春らしくなってまいりました。下手すると日中の気温
20度くらいの日もあります。急ですよね!テレビでは「桜がいつ咲くか?」に話題集中です。
この季節になりますと、日差しが本当に春らしくなり、電車に乗ってたりしても窓越しの
光に、髪や肌がライトアップされるようでドキッとします。”人のふり見て我がふり直せ” です。つい自分は身なりをととのえているか?とあわててチェックしたくなります。仕事がら何より気になるのが、「歯の汚れ」と「色」です。
人にお会いすると、おのずと目はまずお口元に。歯の表面がつるっときれいにされていると「おぬし仕事できますねぇ」(失礼)と思ってしまいます。そうです。最近女性だけでなく男性の患者さんも、若い方が特に当院にケアに見えますし、みなさん「マイ歯ブラシ・マイデンタルフロス」お持ちです。
一昔前は「昼食後は磨かないよ。だって営業やってると外だし・・」みたいに言ってた方もジャケットの内ポケットに、マイブラシをもって、おトイレで”からブラシ”する方が増えて来ました。カッコいい習慣ですよね。
お仕事するのに、口臭あったり、歯茎がたばこで黒ずんでいたり、歯の表面がべとついていたりしたら、決まる商談もアウトになったらもったいないですよね。女性は見てますからね。
ホームケアはもちろん、定期メンテナンスに来ていただいて、原因菌のコントロールを必ずしましょう。そのうえで、歯のくすみをとったり、白さを復活したりもできます。
詳しくはHPの 「ホワイトニング」のボタンをクリック!
または、診療案内の「審美歯科」をクリックください。
ただ、日ごろのケアも、お口の汚れを取るプロケアもされてない方がいきなりホワイトニングは、効果がないのでお勧めしません。まずは健康な状態にしてからですよ。歯の汚れがあったり喫煙習慣があっては、上塗?しても意味がありませんので。もし悩んでらっしゃるようでしたら、まずはお電話でご相談ください。
健康的で、見た目もきれいなお口で、楽しく元気に過ごしましょう。お仕事も頑張ってください。ご機嫌な毎日は、お口の中から!ですね。
つい足を止めてしまいます
さすが 郷ひろみさん
いつぞやこのブログにも、郷ひろみさんの魅力を書かせていただきました。
「君たち男の子♪♪ 」からもう、還暦でらっしゃいます。
年齢を感じさせない振りと伸びのある声。並々ならぬ努力がおありだと思っていたら先日ニュヨークでの暮らしぶりを話していました。
意を決してニューヨークに住み始めた時、行きたい行きたいと思っていた有名レストランにようやく予約が取れて行ったところ、トイレに一番近い席だったそうです。日本では大スターの郷ひろみですが、その自分への待遇を目の当たりにして、「どうしたらよい席に案内してもらえるんだろうか」と自分なりに考え手を尽くして、今ではオーナーさんが
直にお席を取ってくださるまでになったとか・・。アグレッシブです。ボイストレーニングもこの先生は、一回こっきりで終わるのに 「次はいつ来るの?」と先生自ら郷さんにお声かけられる存在になったとか。郷ひろみさんのストイックなまでのご自分の鍛え方は、ニューヨークに行ってますますなんですね。ニューヨークは「大切なことを教えてくれる町」とおっしゃっていました。
そして過去にすがらず、常に更なる高みを目指す!と。
60歳になってようやくスタートに立てた気がする。70歳になってもやるよ。皆さんの期待を損ねるようになったらやめる、それは80歳かなぁ~と笑う郷ひろみさん。
先日はフルオーケストラでコンサート。18歳の時のヒット曲を60歳になって
軽やかに歌う郷ひろみさん。
いつか書きましたが、共演者がワイシャツのカフスを忘れた・・と知って、さりげなく付き人さんを通じて「貸して差し上げて・・」と予備のカフスを差し入れたエピソード。
テノール歌手・佐野成宏さんを応援する私ですが、車の中でも佐野さんのCDと郷ひろみさんの「ゴージャス」というCDを交互にかけて楽しんでいます。願わくば郷ひろみさんのバラードを、テノール歌手の佐野さんに歌っていただきたい・・!そんな無謀な夢も持っています。過去にすがらずさらなる高みを目指す!カッコいい60歳の郷ひろみさんから目が離せな私です。
と書いていたら、今晩BSで特集のようです。夕ご飯の片づけ早くして、絶対見ようっと!
人参料理
3/14 (*^。^*)
死ぬときくらい、好きにさせてよ(再)
★このブログに新聞記事ご紹介した後、クローズアップ現代でも再放送でしたので今一度のご紹介です。テレビでは国谷さんとの会話。樹木希林さんのお話しのテンポ・眼差し。本当にステキでした。
(以下・先日ブログでご紹介の新聞一面の衝撃的な宝島の広告をみての感想です)
意表を突くとはこの事です。樹木希林さんという女優が居らしてこその、1月5日の見開き二ページの広告。皆さんはどうお感じになりましたか?「死ぬときくらい、好きにさせてよ」樹木希林さんならではですね。しばし絵を見つめて考えてしまった私です。しかしながら、では「生きる」とは?とも考えました。衝撃的でした。(朝日新聞 宝島広告より)
そして後日新聞 の投書欄にも反響が。「がんを生ききる」のテーマで話された樹木希林さん。落ち込んだときには、井戸を何回も押すと水が少しづつ出てくるように、初めに少 し笑顔をつくり、それから自分の頭を撫でてあげると、気分が少しづつ良くなって行く・・というコツを紹介していました。こだわりの樹木希林さんが「国谷さ んに会いたくて出た。NHKは大変な財産をお持ち」との賛辞にも共感した!という投稿でした。国谷さんが降板する・・ということに”抗議”ともとれる
やんわりしたご発言に、NHKも戸惑ったに違いありません。
日頃ものの言い方に苦労する私には、 ”このような言い方もあるのか・・”と樹木希林さんのその懐の深さと人としての奥行きに、今更ながらですが感嘆でした。
期せずして、今度はあるカード会社の月刊誌にこの「オフェーリア」の本物の絵が掲載されました。宝島が投げかけた広告の意味がじわじわ広まっています。
さすが「宝島」です。
内緒?
あれやこれや用事が多いと一服して帰ろうと思っても、池袋にはなかなか、短時間で休息出来て美味しい、思うようなところがありません。ならば手短に「ガソリン」入れるには最高の私の秘密基地。
カウンターできびきび働く女性みながら、極上のチョコレートソフトクリーム。絶対コーンで。何故ってコーンも渋い大人味のチョコレートなのです。添えられた紙ナフキンの色もチョコにピッタリ。内緒にしてましたが主人にバレ!?主人もファンに。
先日はついに友人のお嬢さんに初告白(大袈裟な)
あまりに狭い所で有名になると入れなくなって困るから内緒にしておきたかったのです(笑) 初トライする方、バニラなんかより絶対チョコですよ!しかもコーンでね。
可愛いお菓子見つけました!
親の老い
先日テレビ朝日のコメンテーターに、見覚えのあるアフロヘア。あの稲垣えみ子さんでした。新聞のコラムで見た時より少しお痩せになっておられましたが、あの頃とかわらずシャキっと話されながら言葉が温かい、チャーミングな方です。
その稲垣さんが昨年書かれたザ・コラムの一部をご紹介します
・老いれば出来ないことが増え、「自分は用のない人間」と生きる気力をなくしがちだ。急な時代の変化、疎遠な家族関係も拍車をかける。うずくまった頭と心は次第に働きを止めていくのではないか。
以来「優しさを伝えること」に心を砕く。共に過ごし、話し、聞く。触れる。ほめる。感謝する。すると塞いで表情を失った人も満面の笑みを浮かべる瞬間が来る。
「人は自分に目を向けてもらったと感じたとき、生きる力を取り戻すんです」
私は優しくなれるだろうか・・。と稲垣さんの文は続いていました
2年前から田舎の両親が歳を重ねて体調崩し、大したことしていない自分でもクタクタになる現実がありました。高齢ゆえに持ち得る人としての尊厳・プライドなどに驚愕し、生まれ育った土地と今いる地域とのギャップ、歳を重ねてこそ顕著になる人格・わかりにくい行政のシステム、娘でも理解しにくい親のこだわりとおもい。右往左往しながら多くの地元の方々・お手伝い下さる方々におしえられ、そうして自分の姿も見えました。そんな時この稲垣さんの文には、「ハッ」とすることも多く、同じ状況にいる同じ年代の方々が、同じように右往左往しながらも、前に進んでいくご様子に随分と慰められました。
みんなおんなじなんですね。
この稲垣さんの文は、高齢の親だけでなく、あらゆる人に向けられるべき眼差し・・といま私は感じています。お人柄がそうなのでしょう、稲垣さんの文章は謙虚に寄り添うお気持ちにあふれています。こんな風に在りたいなぁと思いながらいつも読ませて頂いています。
5年経つのですね。
東北の大きな震災から、もう5年。
被災なさった方、亡くなられた方には、心よりお見舞いとお悔やみ申し上げます。
と言葉で申し上げるのは簡単です。震災の教訓生かす為でもありますが、テレビの映像をご覧になるだけでも心乱れ、恐ろしかったあの時間を思い出され、再び涙なさるのではと案じます。どのような言葉をおかけしたらよいのか、それすらわからない自分が情けなくなります。
自分は、現在何不自由なく過ごさせて頂いているからもう5年ですが、当事者の皆様には大変な5年でいらして、「もう」でも「未だ」でも言葉に言いあらわせない時間であったと拝察します。地震だけでも大きなことですのに、津波、原発・・。
当院は、近隣に国際的な研究所がありますが、当時海外からの研究者が本国からの命令で急遽帰国したこと。それに伴って来院中のご家族が一気にご予約キャンセルになったことを昨日のことのように思い出します。地震に伴って”原発”の文字が伝えられてすぐのことでした。地元のタクシーが帰国する方のピストン輸送に終われたと当時話していました。
3月11日に向け、新聞やテレビで現在の様子が伝えられています。その中でまだ尚、仮設でひっそりと亡くなる方のニュースが伝えられると、深い悲しみにくれます。そして時間では解決しない、ことの重大さを感じいります。どうしてさしあげたらいいのでしょうか。
そんな中でも、被災なさったけれど元気を持ち直された人々によって、自分達で何とかしたい・・と言う活動も昨日テレビで見ました。他所で暮らしていた若い方が、被災地である出身地を思い、一念発起して「地元で”もち米”を育て,鏡餅にして届けよう」というプロジェクト立ち上げ、大勢いして農作業に携わり、はれて収穫したもち米で「鏡餅」を全国に避難中の被災者にお届けして、大喜びされている放送でした。
お正月を過ぎ、続々と届くお礼状にお互いに涙してらっしゃいました。今年は1反だったけどこんなに喜んで頂けるなら、来年は3反にしてみんなで美味しいもち米作って・・と張り切るご様子に、なんてすばらしいのだろうともらい泣きしました。このリーダーの方は空いた時間は、原発関係の仕事をしておられるようでした。
国は国でやってるんでしょうが、なんだかもどかしいですよね。
結局、被災者の皆さんサイドにおんぶしてるような気がしてなりません。官僚的というか、結局この国は、こまかな一番大事なところを民間に頼るというか・・。ボランティアにおんぶするというか・・。ですから担当大臣が、心に刺さるような発言を不謹慎にしたりするのです。他人事なんですね。そういう私も、地震起こった時にお見舞いの口腔ケアグッズをお届けしたくらいで、その後何も実際やってはいないのですが・・。
ですので何もやっていない自分が言う筋合いないのですが、この国は何かあっても自分で責任取らざるを得ないのだな?といつも思ってしまいます。
地道な活動なさる方々を称えて応援し、ささやかなご支援差し上げたり、又知り得た情報を広め、ご協力者を増やす協力したりして、力にはならないですが声は上げていきたいと思います。いつも「忘れないでいる」と言うことも大事ですね。恙無い毎日送れる自分は「おかげさまなのだ」といつも感謝を忘れずにいたいとつくづく思います。
以下は、法政大学総長の田中優子さんのご発言です。
あれから5年。私たちは誰かや何かに任せておけば、うまくいくわけでないということを知りました。既存の仕組みに対するかなり深い疑いを内面に抱えるようになり、それゆえ自分なりに考えなくてはならないということにも気が付きました。とても大変でしんどいことですが。(中略)語り始めた被災者の話をまずはひたすら聞く。聞いたらそれを消化して、自分の言葉で他の人に伝えられるようにする。そうやって言葉を交わしながら、自立した個人同士がつながる。その先に、次の社会を作っていく知恵や発明を生み出していく。これを実現することこそが、「文明災害」としての3・11を社会として記憶していくことだと思う。人ごとでなく、自分や自分の周囲にも同じようなことが起こるかもしれない。そうした意識の共有が、風化を防ぐのに役立つはずです。と。
人間は忘れる生き物と言われますが、被災者の方々はあれほどの体験を忘れられるはずがありません。ですからなお、私たちは「忘れてはいけない」と思います。
Help me!
居住するマンション周りの樹木。30年経ち昨今の地球温暖化及び異常気象により、高木はさらに巨木になり、シンボルツリーこぶしは見るかげない様相。根本を固められ、タイルに体裁よくされた根っこは、息苦しそうに地面やタイルを持ち上げ始めた。
毎日毎日見る度木が、苦しいよ!助けてぇ!と叫んでるように思えてならない。樹形を整え、変わる環境の中で、木が少しでも生き生きと枝を伸ばし根を張れるよう剪定、伐採を提案しても、生きてる樹を切るな!と言う緑をただただそのままにしておけばいいと言う不思議な人達に潰されてしまう。
風が吹き、大雨があり、雪が降り、熱しゃの日もある昨今。木々が「助けてぇ」と言ってるようで見るたび辛くなります。人工的に植えたものなのだから、環境変化に伴い、木々が元気であるよう整えるのは植えた人間の責任と思う日々です。樹木だって”深ーく十分に息したいよね”。緑からはたくさんの恩恵受けてるのだから、本来の姿を忘れず、手間かけて大切に手入れしてあげてこそ!と私は思います。手間をかけてあげないで、ただただ、いい思いだけ頂くなんて、奢っちゃいけないとつくづく感じる今日この頃です。息苦しそうだもの。写真ご覧になって皆さまはどうお感じになりますか?
スルフォラファン
今朝方もブロッコリーとカリフラワーのことをテレビでやっていました。今日ご案内したいのは、そのブロッコリーのスプラウトです。
最近ではカイワレだけでなく、いろいろなスプラウとが出ています。そばのスプラウトもあれば、ピンク色のスプラウトもあり、長さや味もその親のまんまの味です(当たり前です)(笑)
その中でもブロッコリーは王様だそうです。
ブロッコリーに含まれる「スルフォラファン」は肝臓の有害物質や発がん物質を体外に排泄してくれる働きを助けます。特にブロッコリーのスプラウトは、親のブロッコリーの20~50倍ものスルフォラファンが含まれより効果的に摂取できるそうです。発芽の際の凝縮された成分が芽になるので栄養価が高いんですね。
また、変異しかけた細胞を修復してくれる成分があるそうです、免疫も高まりますね。大体1パック100円弱ですが、サプリやお菓子食べることを思えば断然お安いです。つけ合わせ的に考えず積極的に取り入れてはいかがでしょうか?香りも強くなく、比較的頂きやすいと思います。
歩きながらは危険なので・・!?
ビックリいたしました。
二宮金次郎終焉の地の今市の小学校で、二宮金次郎の石像を”座った座像”にしたとのニュース。その心は「歩きながらは危険なので」というものらしいです。エッですね
二宮金次郎と言えば、江戸後期ですか農政家(たてなおしのプロフェッショナル)勤勉で努力の人。薪を背負って本を読みながらの姿が→歩きスマホに通ずる!?なんて。誰が思うのでしょうか?だから座像にした・・とは。
座る間も惜しんで、歩きながら本を読んだという、ちゃんとした説明(ストーリー)と時代背景を話すべきでしょう。いきなり座像にするなんて!
その時代はそういう事実であったわけで、小学校が時代背景も説明したりせず、こういうことをしてしまうことに、大変な違和感を持ちます。今とは違う時代を知ること、すごいスピードで変わりゆく現代ですが、昔の時代の折々に思いを馳せ、理解に努めることは、これからの未来につながるものです。
教育すべき現場で、このような判断されることに危機感すら覚えます。
つきもち!?
馴染みの八百屋さん。不思議な店で、今日の目玉はなんと、「ガムテープ!」エッお宅八百屋じゃなかったっけ!と言いたくなりますが、まぁ色々あるんでしょう。
ここは回転いいので、野菜も果物も新鮮。特にR1ヨーグルトは100円なので皆箱買いです(笑)レジ脇に無塩の美味しい胡桃があったり、沖縄のジャーミー豆腐あったりで最高のお店です。
今日はレジでお姉さんが「聞いてくださいよー!今日若い男の子がね、”つきもちってなんですか?”って聞くのよ。ハァーッ!」って。聞けば飛び入りで並べてた ”げっぺい(月餅)” のことでした。確かに知らなければ「つきもち」って読むよね?仕方ないか!?
ファシリティドック
一昨年から当院も応援させていただいている、ファシリティドックのベイリーが新聞に掲載されました。彼らは単にセラピー犬ではなく、ハワイで厳しい訓練うけ、ハンドラーも看護師さん。タイムカードをもち、オペ室にもお子さんの患者さんと共に入室できる、プロのファシリティドックです。
大変な任務ですが、オフはハンドラーと一緒に野原を駈けたりじゃれたり、リラックスも出来てるようです。当院の待合室では 患者さんが関心もってご案内読んでくださり、小児がんの患者さんの病院に一頭でも派遣されるように、募金箱に協力下さっています。
ベイリー達が側にいると、麻酔が半分で済むお子さんもいるそうですし、ずいぶんと病院での不安解消・心の平安に役立っているようです。
新聞によると、ようやく3頭目が手配の運びになったとか。育成側にも、受け入れる病院側にもまだまだ困難がたくさんあるようですが、増えてる小児がんの子供たちが、少しでも怖がることなく、治療が進められる環境づくりに役立つ、ファシリティドッグの育成が進むことを願い、皆様にもご協力を呼び掛けたいと思います。
お雛様
鼻水だけでも医者に行く? (細谷亮太さんのお話しより)
元聖路加国際病院・小児科部長の細谷亮太先生は、子どもに対する姿勢とお気持ちの大きさに圧倒され、又ごくごく自然に子供をとらえて、丈夫な子供に育ってほしいというお気持ちにあふれていらっしゃるので、ついお書きになったものに目がいってしまいます。
この新聞記事も ★「食う寝る遊ぶ」が出来れば平気★ と副題がついています。そして
健康とは、何でしょうか?私が子供の頃、日本はまだ貧しく子供はみんな、鼻水を垂らして遊んでいましたが、今のお父さん、お母さんの中には、「鼻水が出たら医者に診てもらわないといけない」と、子どもを病院に連れてくる人がいます。
でも、”食う、寝る、遊ぶが出来ていたら人間は大丈夫です”。食欲がちゃんとあり、すやすや寝られて、機嫌よく遊び、熱もなければ、病気ではないんですよ。
小児科の外来は、危ない場所です。インフルエンザの子供や、水疱瘡の子供がいる可能性もあったり、お父さんお母さんの安心のためだけに、危ない場所にこどもを連れて行くのはやめておいた方が良いのです。ただし子供が幼いうちは特に、小児科の専門医をかかりつけにして置き、いろいろ相談できる関係つくりをしておくと安心です。医者を次々と変える「ドクター―ショッピング」はお勧めできないので、お医者さんが医学的なことはもちろん親よりよく知ってるわけですが、よい関係をつくって、子どもの症状の急変に相談できるようにしておくことが大切です。医者の判断だけに限らず、「どうもおかしい」「ただ事じゃない」と気づけることが、とても大切です。
と上手なかかり方を提案していました。
大事に至ったらどうしようと親だったら思うのは当然ですが、この細谷さんのお話し伺うと,本来人間って強いものなんですね。ただし「食う・寝る・遊ぶ」が出来てれば平気と
いう細谷先生の言葉を頭に置いて・・ですが。
子供を思えばこその細谷先生のお考え、参考になればとご紹介いたしました。