サルガド

図録より抜粋

先生から待合室に出してある少し前の写真集。中学生の息子にどうかな?と貸してくださいました。当時先生はこの展覧会を知って、最終日に並んでご覧になったそうで、衝撃的だったとのこと。皆さんが写真の前でじーっと立ち止まるので、なかなか列が進まなかったと伺いました。かなり重い内容の写真ばかり。見せて頂いた息子が何を感じたか?どのような感想持ったか興味深いです。ご案内下さらなければ、サルガド・ちっとも知らないでいました。有難うございました。

当院患者さんのグラフィックデザイナーの方・写真家の方はもちろん、何人かはご存じで当時の展覧会にもいらしたようでした。又サルガドの展覧会があった折には是非この目で見たいと思う写真の数々でした。

青色が見えにくくなるそうです

何気に見た健康番組。

年取ると「青色が見えにくくなるのですよ。ですからお年寄りのいるお家ではガスの炎が確認できず・・」との脳科学者のお話にビックリでした。

水晶体が黄色く濁り、青色を見分ける力が衰えるそうです。

体の機能もそれぞれ部品と思えば、経年変化・劣化も起きて当然!と思って
「気をつけるに越したことない!」とスタッフとも話しました。

うちはだからIHにしました・・と言うスタッフも、きっと同居の親と気になることがあって先んじてそうしたのでしょう。みんな大変なんだけど、それぞれ情報交換して助け合って、いい情報は伝えあおうね・・と笑いました。

皆様寒くなります。暖房にストーブというご家庭もあるでしょう。事故起こさないように気をつけましょう。

しっかり栄養 ②

食欲がないから、お昼はうどんで済ませよう。食事の支度が面倒だから、菓子パンだけでいいか・・。そんな患者さんの声を時々耳にします。

でも単品だけの食事では、栄養が不足してしまいます。
特に65歳以上になると食べる量が減り、かむ力や飲み込む力が衰え、消化吸収力も落ちます。そのため、低栄養に陥りやすいと言われます。

栄養が不足したり偏ったりすると、免疫力が落ちて風邪をひきやすくなり、病気が治りにくくなります。高齢者の場合、筋力の衰えにつながるほか、老化を早め、認知機能低下のリスクも増えます。

管理栄養士のアドバイスによると、「バランスよく栄養取るには、一日三食きちんと食べること。主食・主菜・副菜がそろった食事にすることが大切」と言います。決まった時間に食事をすることで、自律神経が整い、体のリズムも作れます。

昼食をうどんにする時でも、肉や野菜をちょい足しして、単品でも必要な栄養素がそろった献立にする。そんなひと工夫が低栄養を防ぐコツです。

シニア世代が積極的に取りたい栄養素は
タンパク質(肉・魚・卵・豆腐)
ビタミン(野菜・果物)
カルシウム(乳製品・小魚・緑黄色野菜)
食物繊維(野菜・キノコ)

冷蔵庫の中を見てみて下さい。ちょこっとある食材が、有効だったりします。又先日ブログでも紹介した、お店で売ってる「焼き鳥一串」「唐揚げ二つ三つ」がタンパク質の足しになったりします。

最近はサラダでもカボチャのマッシュ等あります。又ネギや玉ねぎは保存も楽ですので、ネギはちょっと刻んでカップ麺に。玉ねぎは薄切りにしておうどんに煮込んでもいいと思います。油揚げ(うす揚げ)は一枚只のっけるだけでも意外と美味しいです。優れものは卵。割ればいいのですから・・。
見た目がカラフルだと、栄養も豊富だと言われますね。
ちょい足しで、栄養取りましょう。とにかく食べましょう。食べて元気!元気!

しっかり栄養 ①

栄養不足を防ぐポイントの一つが、タンパク質を十分に取ることです。
臓器や筋肉、骨格等体を構成する主成分です。不足すると血管がもろくなり、免疫力や筋力、思考力の低下を招きます。

お肉は、部位によりたんぱく質の量が違うようで、多く含むのは、鶏肉ならささみ肉・胸肉。豚肉や牛肉ならもも肉やひれ肉だそうです。脂身の少ないお肉の方が、タンパク質を多く含み消化も良いようです。

脂身の少ないお肉は上手に加熱しないと硬くなり、美味しくなくなります。工夫して
美味しく召し上がって下さい。

例えばいつかご紹介した、鶏肉をコンソメで煮る・・。豚ひれを斜め薄切りにしてピカタにして焼く・・など。工夫次第で美味しく栄養価も損なわずにいただけます。お試しください。

花びら茸です

またまたデパ地下、茨城展やってました。超地味!!
何だかなぁ・・と通りすぎようとしたら、アラッ花びら茸。

以前友人と川場の道の駅で見つけ、栽培農家さんまで紹介してもらって車をぶっ飛ばし(笑)訪ねたら、バター炒めして試食させていただいて以来、すっかりファンになったのでした。

その花びら茸が産地直送でありました。早速買って先ずはお吸い物、そしてバター炒め。香りも最高・シャキシャキ感も堪能しました。

それにしても、茨城の方、売るの下手だなぁ。
カセットフ―でもおいて、バターの香りプンプンさせて試食させれば、きっと皆さん買われるのに~と思いながら、品のいい(消極的な)販売にもったいない・・と思いながら
帰ってきました。
いいものはもっとアピールしなきゃね!?

何でもそうだわ・・。
私たちが志もってお伝えしている、お口の中の予防・虫歯・歯周病の予防。そのためのメンテナンス受診。これだって最初は「えーっ!!」て言われたけれど、今では常識になりつつあるのです(・・と信じたい)

自信をもっていいものは薦めましょう!

チビ大根

田舎を行き来すると楽しみなのは道の駅。
高速混んでいると両親の食事待たせて寄るわけにもいきませんが、何とか時間作りたくなります。

都内や近所では見つけられない魅力的なものがあるからです。今回のそれは、間引いた大根の赤ちゃん!なんとも可愛く新鮮。葉っぱもたっぷり!

きれいに整えてサッと湯通ししておすましに放とうかなぁ?合いの手は黄色い卵豆腐?
それともサッとオリーブオイルでソテーしてお肉の付け合わせ?
浅漬け?ウキウキする食材です。70円でした(笑)。

カサゴ

久しぶり休日に高島屋へ。
こちらのデパ地下には中島水産が入っており、中々威勢のいいおじさんがいて、リーゾナブルで美味しいお魚があります。

たまたま覗いたら大好物のカサゴ!しかも一夜干し。程よい大きさなのに身が厚い。最高のめっけもんです。カサゴらしい背鰭の鋭さ。指ケガしないように気をつけないと・・。

そういえば当院長は大のカサゴ好き!です。葉山に行くとカサゴの唐揚げが楽しみと。今回のカサゴは横須賀産でした。葉山と近いからきっとこの季節あがってるのでしょうか?

変なこと言いますが、お魚を食べるにしても、お口・とりわけ歯やベロ(舌)お口周りの筋肉があってこそ!骨から身を外したり、お行儀悪いですが背ビレの鋭さに気をつけながら、その際をしゃぶって味わうのも、歯があってこそ!ベロや唇やいろんな動きが美味しく食べるという行為を支えています。

美味しく食べる!って何気にしてますが、いろんな部分部分が動いてくれてるんですよね。これから美味しくなるミカンを袋からチュッとたべるにも、お口が健康に動いてこそ!

お口のケアと、お口周りの筋肉がちゃーんと働いてくれるように、にこにこ暮らしましょう。おしゃべり・カラオケもいいですね!

インフルエンザワクチンの不足?

今年は夏のあとすごく寒い日があったり、そのあと暑い日もあったりと、季節はどこへ行ったのかしら?でした。そのせいでしょうか?九月末からインフルエンザ?の声が聞こえ、「嘘でしょう?まだ九月の末よ」と言っていたら、本当に患者さんからもご家族がインフルエンザ・・と言う声が出始めていました。

どうも早い流行なうえ、ワクチンが足りないと耳にしておりましたが、先日テレビでその理由をやっており、「今年はより効果のあるワクチンと思って
取り組んでいたが、製造が遅れた」とのことでした。

いま世界中でワクチンは
  A香港型
  2009 新型
  B型 2種     の計 4種だそうで、今のワクチンはこの4種を混ぜて作る。ところがA香港型は処理段階で効果が低くなるので、新たに見つかったウイルスでワクチン作る予定が、大量生産してウイルスがうまく増やせず、30%も不足となり、メーカーがA香港型に戻したので遅れた・・と言う説明でした。

厚労省は
  生後6か月から13歳未満    2回接種

  13歳以上             1回接種の徹底を言っております

いずれにしてもなるべく早く予防接種し、出入りの度に、うがい・手洗いを面倒がらずに行って自衛するしかありません。手洗いも石鹸使って20秒と言われています(20秒とはハッピーバースデイを二回歌う時間と)やってみると確かにきれいになりますし安心です。
今さらですが、それに十分な睡眠と栄養です。

うつらない・うつさない で元気に参りましょう。

大満足

移動中のキオスクで目を引き、何気に買ったお寿司の折。

大当たりの美味しさ!
後ろを見れば温泉旅館の仕出し部製・・と。まずすし飯が美味しい上、見た目きれい。
目に美味しく食べて美味しく大満足でした。キオスクも見逃せないわぁ。
ポップな包装紙も笑ってしまいました。和みました。

彩り始めました。

11月に入ったものの、お昼間は文字通りの小春日和。でも近所を走ってみればきれいに彩り始めました。桜の樹も少しずつ.矢羽ススキも美しい。立木の足元の赤い実は何かしら?

日光辺りでは紅葉まっ盛りとニュースが伝えています。
今月97歳を迎える父を何とか一目紅葉見に連れていきたいと思う今日この頃。

足利の国宝鑁阿寺の大銀杏がそろそろ金色になります・・。

花野

 

大花野  一篭にして もたらしぬ 

   この花々の写真は、プロカメラマンである患者さんから頂いた随分前の那須の花ばなです。これを花野と言うそうで、春でなく秋の季語と知りました。又ひとつ勉強になりました。
このカメラマンさんは、ジーッと草むらに潜み、風が止まった瞬間にシャッター押すの・・とチャンスを狙うそうです。
まわりの風景が目に浮かぶ美しいの野の花々です。

中高年の骨折リスク 「西高東低」

2017・10・13付け新聞の記事ですが・・

骨粗しょう症で起こりやすくなる中高年の大腿骨骨折の人口当たりの割合が
西日本で高く、北海道や東北地方で低いという調査結果を、骨粗鬆財団や近畿大などの研究グループがまとめました。

大腿骨骨折した40歳以上の男女の割合を年齢のかたよりを調整した上で都道府県別に比べたデーターです。2015年に大腿骨骨折したのは男性30200人、女性120000人。高齢者ほど多く75歳以上が男性で76%・女性で87%を占めました。

都道府県別に比較すると「西高東低」の傾向だそうですが地域間による偏りの原因ははっきりしないものの、食生活が影響する可能性も言われています。

大腿骨の骨折は日常生活が不自由になり、寝たきりになる可能性を含んでいますので、予防するに越したことありません。

骨密度の検診を受け、カルシウムやビタミンD ビタミンKの摂取、簡単なしかし毎日の運動の習慣等、又フレイル防止のためにタンパク質(肉類)の積極的な摂取も進めています。毎日の生活習慣が、健康に大きく響いてきます。
変えるのはなかなか大変ですが、自分のからだのこと。思い切って見直してみましょう。

コンビーフのあけかた

今更ですが、コンビーフ缶のあけかたを知らない人が居ると聞き、ウソーッと思いながら、コンビーフ食べない人もいるんだろうし・・と冷静になりました。
コンビーフ缶は開けるのがスリリングで好きです。

小さいときからコンビーフ大好き!当時はコンビーフと言えば「リビー」大きな独特な形と黒字に赤の洒落た缶です。最近見ないなぁ。

私はコンビーフをほぐして炊きたてご飯に混ぜ、手塩ならぬ手にお醤油ふって、コンビーフご飯をおにぎりにします。うまいのなんの!是非お試し下さい。キュウリのぬか漬け又は、甘酢漬けでも添えれば最高です。

コンビーフ缶は開けるのが独特で楽しみですが、更に缶を捨てるときもちょっとした気づかいが要ります。手を切りやすいのでね。マンションのゴミ整理下さる方や回収の方が怪我したら大変です。

元々コンビーフとは何ぞや?
塩漬けした牛肉を主原料に、調味料や油脂などを混ぜたものです。実はカロリーが少々高く100gあたりで203kcal、油脂は13g、飽和脂肪酸6・35g、コレステロール68mgです。まっしょっちゅう食べるわけでないのでOKですが・・。
ケーキ類に比べたらどうってことなし!コンビーフ食べた日はお菓子控えめということで・・。

台風一過の青空に金色銀杏

定期検診の病院終わり、見上げれば青空!
風強いものの久しぶりの青空に、金色の銀杏が威風堂々と。暫く落ち着かないお天気でしたが、秋だなぁと感じる一日になりました。
季節感を味わうことの少ない昨今ですが、今年も残すところ2ヶ月を切りました。銀杏の木はこれからさらに黄みを増し、黄金色になりますね。

外苑の並木にも行きたくなりました。

懐かしのロゴスキー

学生時代さんざん食べた、渋谷のロゴスキー。
銀座のメルサに入ったそうで、友人の手配でランチ頂きました。

写真はほんの一部。写真の一枚目はオードブルの盛り合わせ、この量も昔のまんま。あげたてピロシキの美味しさも抜群。壺入りキノコスープのパイ、ボルシチはサワークリームがいい感じ。メインには羊を選び、デザートにキャラメルかかったバニラアイス、懐かしなつかしのロシア紅茶。充実のコースで大満足でした。

かつて磁器上絵付けでこちらの長屋さんとご一緒だったことなど思い出していたら、お店の方から「どこかで見た方?・・」とお声がけ頂きました。昔話して懐かしくてうん10年前にタイムスリップしました。

激戦区の銀座で満員のお客様。変わらないやさしいスタンダードなお味と、清潔な店内、きれいな盛り付け。接客の素晴らしさ!あらためて老舗の底力を感じて、美味しさとホスピタリティに感謝のランチでした。
企業努力が素晴らしく、お店のどなたも自然の笑み。なかなかでした。
また昔の仲間を誘って来たいと思います。

ベロ回ししてますよ・・と患者さん!

定期メンテナンスに見えてる男性患者さん。
ケア担当が「痩せられましたか?」とお聞きすると、「アッ、ベロ回し体操してるので、顔痩せしたかな?」と・・。

「すばらしいですね」どのように何回くらいやっているかなど、詳細お聞きして話がはずみました。
早い段階でサリバテスト(唾液検査)をして、噛む食材が少ないこと、したがってお若いのに唾液が少ないこと、過去の詰め物が多く二次う蝕になりやすいリスクがわかったかっらでしょうか?
自宅でのデスクワークで、つい口にするおやつも問題になりました。そのことをちゃんと自覚され、男性ですのにベロ回し体操なさるなど、積極的になられて嬉しかったです。
いつも素敵な方ですが、こんな風に積極的に取り組む姿勢に、男性ながらエライなぁとますますステキにみえました。自分の健康に配慮するなんていいですよね。

かく言う私もなんとかやっていますが、左右10回が結構きついです。でも唾液は出ますので、何とか続けなければと思います。

思わぬ効果。
先日大腸内視鏡検査でしたが、処置後1時間くらい休養室で休んでいた時、前日夜から絶食、下剤1リットル飲むだけでしたので、口の中がカラッカラでした。「お水下さい」も言えず、そうだ!とベロ回し体操左右10回もしたら出るわ出るわ唾液が・・で、わぁ救われた・・でした。カーテン越しにべロ回し体操してるとは、看護師さんも気づかなかったでしょう(笑)

皆様も歩きながら?(こわい)でも、テレビ見ながら?でもなさってみて下さい。すごく唾液出ますので、洋服を汚さないようにお気をつけください。唾液が垂れるほど出ますよ。
唾液は健康の源です。
そしてお口は、全身の健康のゲート!です。

超技巧!

友人は二回も行ったとか!白い皿の上の秋刀魚!信じられないよ・・と。私は前回も見逃したので是非今度こそ行こう!とこの休日行ってきました。用事を済ませ、台風でお天気悪いから人も少ないでしょう・・?と思いきや、たーくさんの人。

みれば美術館巡りを趣味になさる方、美大の学生さん?皆さんお好きそうな方ばかり・・。これはうわさ以上かも・・と中に入れば、「笑っちゃうよねェ」と言いながら作品の前から後ろから斜めから・・ジーッと見ている方ばかり。本当にすごい!のです。
注目するあまり、ガラスに頭ぶつける人もちらほら(笑)

それぞれの分野ですごい工芸家が集まっているのですから、なおさらすごい!
どうやって作ったんだろう・・?
どうしてこうなっちゃったんだろう・・?
何故こうしたかったんだろう・・?
興味は沸くばかり・・。

連れ合いも珍しくいちいち感嘆の声を上げ、もう一回来ようね!と。
何度も行きつ戻りつしながら、途中図録を拝見して作品の詳細を学んだり、椅子で休んでいる美大生の意見を聞いたりしながら、本当に貴重な時間を過ごしました。

最近和風総本家などで日本の職人芸が紹介され、アッと息のむことも多いですが、この展覧会の作家たちは、生きるものへのあったかい気持ちを持ちながらも鋭い鑑識眼で、
周辺とのかかわりを大切に作られているので、見事な技もさることながら、あるメッセージがそれぞれにあって、ガラス越しにそれを紐解くのがたいそう楽しかったです。

表現ってすごい!
日本人ってすごい!の一言です。

これを機会にいろいろな美術展に足を運んで、その作品のできるまでのルーツや素材のこと、作品ができるまでを知るのもすっごく楽しいんだと思いました。

お天気は大したことなかったものの、思い切って出かけてよかったでした。ぜひ皆様にもおすすめ致します。驚異の技術に出会ってください。
場所は日本橋三越の近く、マンダリンホテルの上階・三井の美術館です。大人1300円。半券取っておけば二回目は割引です。
そうそう展覧会場のお部屋が、保存されたままのしつらえで又なんとも素敵でした。

GINZA6

噂のGINZAシックス。10月にしては異例の大型台風直撃の中だったので、シンボルのドットの作品写メするのがやっとでした。晴れた日にオシャレして、ゆっくり来たいものです。美味しそうなものもいっぱいです!

美しい傘

川越祭りに出かけたスタッフが買ってきた傘。ビックリするほど美しいんです。
和傘のような細かい骨組みと色。その上ご覧になれますか?雨に濡れると「桜」が浮き出る仕組み。それなのにお値段聞いてまたビックリ。お安いわぁ!
いい買い物したわねぇと皆が注目。今度買って来てぇ~・・(笑)。
いかがですか?ステキでしょう?

職人芸

懐かしい方々と集まりがあり、久しぶりの四川飯店。
見事な細工飾りに感嘆の声しきり。鳥の足先まで針のようでした。紅芯大根?が牡丹に!お料理もそれぞれ素晴らしいお味でした。一つ一つが丁寧で豊かなお味。
幹事さんお手配有難うございました。

ピアニスト福田直樹さん

予防の勉強会でいつもお世話になる先生が、長年応援してらっしゃるピアノで、たまたま紀尾井ホールだからとお誘い頂いたので出向いてきました。

なんと言う事でしょう。福田さんのバッハは情景や匂いが頭に浮かんできて、初めて経験するバッハでした。圧倒されていると次はシューマン。これもまたまたすごい作品選ばれたもので、福田さんに更に興味を抱くものでした。これだけでも大変なメニューなのに、アンコールがドビュッシー・ショパン・・。

打ち上げに入れて頂き、最近お住まいの山形のお話。山で熊に遭遇事件。カプサイシンスプレーが効くんですよと大笑いもご一緒させて頂きました。サポートの方々に伺うと、日本全国の障害者施設等に、移動用チェンバロ持って活動されているとか。聴いたことないバッハの情景やシューマンにみる激情の表現など、ご活動が多岐にわたるなかから自然と生み出されるものと感じて帰途につきました。こんなに心豊かになったのは久しぶりでした。ご紹介の先生が応援されるお気持ちよくわかりました。数あるCDの中からあえて、ドビッシーとベートーベン買ってきました。すばらしい時間を有難うございました。

川越土産♪

ちょっと前になりますが川越祭の後、小江戸川越を友人と探索してきました♪

お土産はこちら(*^_^*) 店頭の蒸かしたてが一番美味しそうでしたが、院内では昼に電子レンジでチン♪しても美味しかったです。      佐藤


半分がホクホクのサツマイモ。あんこはほどほどの甘さのゆで小豆風。皮は山芋も入っていてもちもち。あったかくて本当に美味しかったです。実は以前当院に勤めていて、遠方になったスタッフと一緒に出掛けたとか。今では子供も大きくなったとかで話を聞いてうれしいことでした。香さんはこうして友達の輪を大切にしてくれています。ごちそうさま、そしてありがとうです。

歯が痛む!? 狭心症の早期発見

年間20万人もいる狭心症の患者さん、心筋梗塞で死亡する方は4万人もいるそうです。

あえてこのブログでお伝えしようと思ったのは、胸の痛みはなく、歯が痛むという初期症状の為、見逃すこともあるというニュースでした。以前から
良く左の奥歯が痛むのがサイン・・と聞いたことはありましたが・・。

2007から2014の急性心筋梗塞から48時間以内に入院した1063人の内、78%は胸の痛みあったものの、なんと”22%の方は全く胸の痛みはなく”心筋梗塞起こされたようでした。

☆歯が痛くなる(関連通と呼びます)→狭心症・心筋梗塞のサインでもあり   
                  ます。

特に毎朝階段の上がり下りで、毎回奥歯が痛む
  散歩中、坂道で毎回背中が痛い      など運動時に起き、再現性
                      ある場合はサインかもです

これらは心臓の周辺にある何本かの神経が脊髄に集まって、刺激が別の神経に移るからで、感じ方を誤解するのです。

奥歯・喉・肩・腕・みぞおち・背中等、左側に多く症状が発生します。
このような関連痛を自覚したときは、油断せず狭心症のサインかも?と
ぜひ受診ください。

☆また症状を感じにくいタイプで「息苦しい」だけというのもあるそうで
 糖尿病の方や、高齢者に多いそうです。糖尿病の方は腎臓機能も落ちてる
 ことが多いのです。
 70歳以上の方・タバコを吸う方は年1回の心臓の検査をお勧めします。

冠攣縮性狭心症という、強い痛みや圧迫感顕著な狭心症もあります。
 これは安静時(深夜・寝てるとき・早朝に40%)に起きるそうで、強い痛みで目が覚めるほどで、寝ている間の突然死もこれだそうです。
喫煙者に多いとのことです。

突然死と言えば、子供の突然死も「受動喫煙のリスクが大きい」と言われています。タバコは吸う人ご自身にも、周りの方にも様々なリスクをもたらします。まず禁煙!です。
喫煙は狭心症・心筋梗塞だけでなくあらゆる病気の引き金となります。
「自分のからだは自分で守る」禁煙は必ずできる有効な予防です。

血圧サージ

最近の医療では、今までとは違う取り組み・理解が広まってきました。
こうして公になるということは、それだけ裏付けが出来てきた証拠です。

私共が進めてきた「歯の予防」も1998年会が立ち上がった時、「虫歯も歯周病も感染症」と位置付けたので「何を言ってるんだ・・!」と随分とんでもない・・みたいに言われたものです。しかし今では、お口の中の悪さをする菌は、全身と関係あることが次々にわかってきて、特に心臓病・糖尿病はもとより腎臓病、最近ではリウマチとの関係、又腸内細菌との関連もとりざたされています。

さて、「血圧サージ」
私もちっとも知りませんでしたが血圧の高波を言うようです。これが「病の窓!」と。

29日㈰午後9時より、NHKスペシャルで放送されます。
副題に「命を縮める」とありますので見逃せませんね。ビデオセットかご覧になってみてください。これから特に寒くなりますので、血圧は重要です。

先日あるお相撲の親方がサウナ帰りに寒い夜道で倒れられ、ICUで治療中のようですが一日も早い回復が望まれます。これから冬に向かいますと「ヒートショック」も起こしがちです。血圧高くないから大丈夫と安心せず、新しい情報を知ってもご損はないと思います。日にちが近いのでお知らせまでに。

山下豆腐店

プロフェッショナル再放送。
見逃した山下豆腐店でした。
あまりのすごさに深夜にもかかわらず目が覚め背筋が伸びました!家では原書のシェークスピアを読み、例の有名な言葉を諳んじる山下さん。
すごすぎるお豆腐屋さん・・!
どうだ!というすごさでなく、静かな、人としてすごい。
在来大豆から作るお豆腐もでしょうが、その一言一言がすごすぎます。

畑で大豆を育てているとね、「生きてる大豆と死んでる大豆とあるのよ」

人間もおんなじさ・・・
「生きてる人生・死んでる人生」
「生きてる人生とは、生き生きしてる人生」
「死んでる人生とは、ただ、息してる人生」

小さくても地味にコツコツやってきただけ。名声はいらない・・と言う山下さん。

プロフェッショナルとは?と聞かれ「目標を達して、次の目標立てられる人」と。

やっぱりすごい。
生き方が清いなぁ。シンプルすぎてすごいです。

お話聞いていて、真剣そのものの豆腐作りのまなざしをみて、”かむろ豆腐”食べたくなりました。ゴクンとつばをのみこみました。

フェラガモのハイヒール見て・・!ホンダジェット。

以前にもここに載せた本田のジェット機!
「ホンダジェット」の本は待合室でも、よく読まれています。

友人からそのジェット機の番組やってたわよ・・と教えてくれました。
アメリカの愛用者(愛機?者)が言うには、800キロ離れた孫とサッカーやるために
ジェットで行き、ランチして帰ってくるとか・・?アメリカってすごいんですね。
その方によると、ゴルフバッグが5個も入るし、トイレはすばらしく快適だし、ホンダのは気配りがすばらしい・・と言ったそうな。

その機体の美しさは有名ですが、藤野社長によると、なんとなんと「ハワイで見た、フェラガモのハイヒールが美しく、それ見てぐっときてデザインした」と。その夢中になるご主人に感化されて奥様が操縦の免許を取られたとのこと。夫唱婦随すばらしいご夫婦ですね。

1993年に本田宗一郎が引退する時、「飛行機やってる」こと言っちゃダメ!と上司から藤野さんはくぎ刺されたそうです。なぜならそれ言ったら「オヤジ」(本田宗一郎)さんは引退をやめてしまうから・・と。それほどジェット機は創業者本田宗一郎の夢の夢!!
でした。

2005年アメリカに初出展。2015年にジェット機が販売になった時には、本田宗一郎社長の遺影に、ジェット機の模型を飾った藤野さんです。

本田宗一郎さんは
「成功とは99%の失敗に支えられた1%である」とあきらめないことをいつも言っていらしたとか!
男のロマンを感じるいいお話でした。

究極の簡単語!?一文字方言。

県民ショーは大好き番組ですが、これにはびっくり。秋田県の暗号のような言葉です。

「め」 うんめい(美味しい)

「け」 食べて!
「けッ」お出で!  この二つは「け」でも微妙に発音異なるそう・・。

秋田にお嫁に来た若い女性。まったく意味不明で「心折れる」と言ってましたが、そこは周りのあたたかい気持ちに支えられて乗り越えていかれることでしょう。
何故、このように簡単語になったかというと、”雪国では、外で話せないほど寒いので、多く言わなくても「あ・うん」の呼吸で済ますためだよ~”と地元のお爺さん。「そっか~」と納得しました。

おりしも若者言葉で「りょ」が「了解」のことと知り、複雑な気持ちです。

癒しのお店

義母をホームに訪ねた帰り、甘いものが食べたくなり遠回りしてケーキ屋さんへ立ち寄り。こちらは販売だけでなくお茶のコーナーが奥にあって本当に行き届いて居て家庭的な上、清潔で最高の居心地。お気遣いのお庭の花が小さなグラスに相変わらずの可愛さ。アールグレイのたっぷりお紅茶とパリッパリのミルフィーユ。久しぶりバターの香りと折りパイの歯触りを楽しみました。甘いものって不思議な効力ありますね。

あっという間にお客様いっぱいで、脳梗塞の患者さんでしょうか?車椅子のまま席に着かれ、ご主人が介添えなさって紅茶と栗のケーキをニコニコ楽しんでおられました。隣には90位のおばあちゃま。口をすぼめて熱い紅茶をすすりながら、モンブランを大事に大事に一しゃじずつ山を崩すようにきれいに召し上がっていました。

人々の幸せな時間が流れ、里の両親に想いを馳せながら、一つひとつやって行くしかないわぁと自分に言い聞かせ、病気になられても幸せな方を間近に見て、なんだかあったかな空気を感じて帰宅しました。さまざまなかたがそれぞれ、なんとかしてらっしゃる光景に力をいただきました。

幸せは自分の心が決める。相田みつをの言葉です。

仕方ないこの夏の気候・・・。

最近の洋梨はいろんな種類が増えたので、96歳の父に香りと美味しさを届けたく、取り寄せて早一ヶ月。ウンともスンとも変化なく、カチカチのまんま、甘いにおいもせずで、ついに諦めました。

切ってみればガリガリ。仕方なく白ワイン使ってコンポートに。やわらかーく上等な缶詰のようになってこれで父も頂けるでしょう。
この夏の天候異変では仕方ないですね。産地の方も困っておられるでしょう。来年は気候に恵まれて、期待通りの作物ができるように祈りたいと思います。

大根もち

昔っから大好物の大根もち。
学生時代のドミトリーに台湾の友人がいて、当時渋谷の横町の台湾料理屋に連れていかれてからのファン。なんでお餅が大根!?と思いながらもそのもちもち感がたまらずファンになりました。

久しぶり作ってみました。

大根 200グラム位 おろしてザルで水気は切っておく。汁はお味噌汁に入れ
          てください。

ベーコン 2枚   細切り(たまに代わりに桜えびを刻んで入れます)

小葱   4~5本  小口切り

上新粉  45グラム位 

塩   少々   これらをボールでひとまとまりになるまでこねる。
         8等分して小判型にまとめる

フライパンにサラダオイルを熱し、小判型の種を並べて両面に焼き色付けてこんがり焼いたら、ふたをして弱火で時々返しながら5分ほどじっくり火を通す

大根はほとんどが水分なので、栄養価はそれほど高くないけれど、低カロリーで食べ応えあります。もし大根の葉がついてたら、カロチン・カリウム・ビタミンCが豊富なので、ゆでて細かく刻んで加えるとより美味しいです。大根おろしは作る直前におろさないと苦みを増します。

残った大根もちはチーズをのせ、オーブントースターで焼いて海苔を巻き磯部焼みたいにすると、又楽しめます。
素朴な美味しさ。大根もちをぜひお試しください。
四角にしようか?丸にしようかと考えてるうち、中途半端な形で焼いちゃいました!
どうぞ形を決めてから、焼いてください(笑)

失う でも・・

友人との話。

年取るとさ、はからずも「失」が増えるよね。

失言・失念・失敗・失礼・失敬・失速・・失禁!?
ヤダァ・・・・・!?

得てきたものをやむを得ず失っていくのが加齢かぁ~と。

でも失っていくものがある反面「光を増すものもあるよね・・」と
慰め且つ自信に満ちたもう一人の友人の言葉に
「そうよそうよ」の大合唱。
いつまでも元気な加齢女子会でした・・。

 

今晩は、これ!

患者さんの畑から、立派な冬瓜を頂きました。
診療室にある包丁だと切るのもやっと!パツンパツンに実が張ってすばらしく新鮮!さて何にしようかなぁ?
くず仕立てにしてカニ缶奮発?この間缶詰4割引の時買ったのがあるある・・。皮を丁寧にむいてきれいな緑に仕上がるといいなぁ。
重たいのに有難うございました。

ルリカケス

拙い私の作品ですが、ドングリの枝がいいかなぁと飾りました。
日野原先生の優しいお写真は患者さん方にも喜んで頂くので、ずーっと飾っておく予定です。見守っていただけるような気が致します。

ルリカケスは色がきれいで気に入っていますが、絵は遠目に見て頂けると助かります(笑)。白地の磁器は大倉陶園。周りの金は私が手描きとろくろでつけました。集中したので金つけ出来ましたが、今じゃおぼつかない・・です。

このリボン食べられる?

給食で伝える 和の食文化 という新聞記事がありました。
子供たちにもっと和食の給食を食べてもらい、日本の食文化を守りたい、そんな願いを込めて活動する人たちの紹介でした。

「和食をだすと残す児童が多い」「学校の養護教諭でさえも、自身が和食をきちんと習ったことがない」の声に答えたものだそうです。14年に「和食応援団」を設立、関わった料理人が講習会を開き、食育授業に出向くそうです。

目黒のある小学校では、週4回に和食を増やし、昨年は和食の残食率が10%超えていたが、「食べなれていない」ことが原因と気づいてから、食材を最初口にしやすいメニューにして取り入れているとのことです。
高野豆腐・三つ葉なども子供たちは苦手だったが「慣れが肝心」と繰り返すうち口にする児童が増え、一年たつと残食率は4%まで下がったそうです。

食文化をつないでいきたい・・と言う強い思い。うーん・・。

歯科の立場から申しますと、小学生くらいですと、昔と違ってまだまだ味覚が育っていないとも感じています。離乳の時から様々食することにより、味覚は「育つ」のですが、昨今この味覚のセンサーの乏しい子が多いように感じています。それほどいろんな食材を口にしておらず、逆に加工食品が多いからともいえるかと思います。

ある時、ロールキャベツを結んでいたかんぴょうを指し「このリボン食べられる?」と聞いた子がいたそうです。子供たちの食文化がこれだけ少なくなっているのかとびっくりする一方で、先生自身も自分はかんぴょうのことをどれほど知っているのだろうと考えたそうです。

早速当院でそのくらいのお子さんいるスタッフに聞いても、かんぴょうは知ってるけど食卓には上らない・・と。お寿司食べに行っても「マグロ・マグロ」と。そういう私も、かんぴょうを食べるのは、96歳の父に昔ながらの「しのだ寿司」を所望され、一緒に食べるくらいです。
ロールキャベツする時も、わざわざかんぴょうで縛らず、楊枝で留めておしまい。そのくらいかんぴょうは身近でなくなっています。

子供にアプローチする前に、家で食事を作る人が先では?とも思いますが、
特に乾物は「面倒くさい」と敬遠されがち。でも保存はできるし、栄養価は高いしで、切り干し・ひじき・高野豆腐の手軽な美味しさが広まって、普段の食事で食するチャンスが増えれば・・と考えました。

かく言う私も、高野豆腐は小さいころは好きではありませんでした。なんだかスポンジみたいで。でも親戚の法事で美味しく煮た高野豆腐が出てきて、そのジューシーさにすっかりとりこになり、自分でも積極的に買うようになりました。小さな高野は必需品です。お出汁をたっぷり吸った高野豆腐は小鉢にあるとつい手の出る美味しさです。長野に縁のある衛生士さんが、地元の方が食べるというこまかに刻んだ高野豆腐を買ってきてくれてから、お味噌汁に居れたり、混ぜご飯に入れたりと重宝です。
子供たちにも、いじくらずにストレートに美味しさ伝えた方がいいのでは?と私は思います。

先日の県民ショウでは、この10年のランキングやってました。山形の「ひょう」という雑草?を食べる習慣も知らない土地では食したことなくとも、地元では当たり前。
無理やり手を尽くして、お料理にしちゃわないで、この県民ショウのように
「ヘーッ」って言う地方の食べ方などをリアルに伝えた方が、子供たちは地理や気候や風土とともに、和食を理解し、口にするのでは?と思いました。

プロの料理人の方よりも地元の普通のごはん・おかずとして和食を紹介した方がより身近に感じて、子供たちも食べるチャンスにつながるのでは?と外野の私は思いました。
まずは子供たちの口に入るまでに携わる家族・料理する人に広めたらいかがでしょうか?世界遺産にもなった和食は日本の文化。
ぜひ子供たちが好んで口にするようになるといいですね。体にもいいですから・・。

料理は「技術」 小林カツ代さん

合理的で大胆、かつユニークなレシピの小林カツ代さんが亡くなって今年は三回忌だそうです。クモ膜下出血に倒れ懸命なリハビリ・闘病生活経て旅立ったカツ代さん。麹町女声合唱団のステキな姿も思い出されます。

私も仕事を始めてからは、思うようにお料理に時間とれない時、本屋で手にしたカツ代さんのレシピ本にどれほど助けられたことか・・。えっそんなんでいいの!?が率直な感想でした。がんもどきの煮物など、長時間つきっきりは必要ないわ。前日美味しいだし汁作って、含ませておけばサッと煮ただけで美味しいジュワーと味の沁みた煮物になる。どれほど助けられたことでしょう。世の中女性も働く時代になったころ、カツ代さんの「手は抜いても心は抜かない」はヒットでした。あの岸朝子さんが広く世に知らしめたのでした。

「料理は愛情」って言うじゃない。あれは嘘。時間とお金に余裕がある専業主婦ならまだしも、時間に追われ働く女性には、この言葉は極めて残酷。愛情さえあれば美味しいものを作れるなんて言うのは、満足な料理を家族に作れなかった日の情けなさ、みじめさを知らない人の意見。だからはっきり言いますよ。料理は「技術」なんです。
この言葉に料理研究家の山本益博氏もうなったそうです。
「イチローが気持ちだけでは打てないのと同じように、プロの技術は、技術が気持ち以上でなければ本物でない」と。

人気者になったカツ代さんは、本人が日々の食事の支度をするのがそれこそ苦になった日、堂々とスーパーの焼き鳥買ってきて、温かいご飯の上にのせて「焼きとり丼」を提案したとか。でもお味噌汁だけはお出汁とってお野菜たっぷりの具だくさんにしてねと。

涙が出るほど忙しい日には簡単なサラダさえ作る気力もなえることもあると切実に訴える母親には、「いいじゃない。そんな日は、市販の野菜ジュース飲ませれば。毎日じゃないんだから」と豪快に笑って見せ励まされた読者・視聴者も多いと聞きます。私もそうでした・・。

数時間かけて仕込むシチューも、一人で握れるおむすびも、美味しく作ろうという「気の配分」は全く同じというゆるぎない信念。
晩年、短時間ででき上るおかずのことを手抜き料理などと言ってのける人は、料理の本質を全く理解していないと語っていたそうです。
「どんな忙しい時でも、お味噌汁の出汁だけは取りなさい」出汁と言っても手間かける必要はないのです。豚肉・貝類などそのものからおだしも出るし、やり様です。小林カツ代さんにはお料理の知恵をたくさん教えて頂き、忙しくとも何とか格好つけられるのも、そのお知恵のおかげです。
小林カツ代さんは、働く者の味方・と言うより理解者でした。 

 

ホトトギス

10月ともなると、まだまだむし暑くとも秋めいて、近所にホトトギスを見つけました。
なかなかにシックで素敵な花です。
お茶花でしょうが、野にある、庭にあるとなお風情のある花でしょう。飴色の篭に一輪・・もいいかもしれませんね。秋が来ましたね。

山形土産(*^。^*)

酒田でのチームミーティングに参加したスタッフから、山形銘菓をお土産に頂きました。「古鏡」です。
素敵な包み紙に惹かれながらも 中を開けてみると 餡がぎっしり、小豆もぎっしり…真ん中には求肥が!!
上品な甘さで 熱いお茶と一緒に頂いたら最高でした(*^_^*)
とっても美味しかったです♪

お店のホームページを開いたらお菓子の由来が出てました(以下木村屋HPより引用させていただきます)

米どころ庄内の鶴岡近郊にある、月山・羽黒山・湯殿山。全国に名高いこの山々は出羽三山と呼ばれ、約1500年前の推古天皇の代に開山されました。その中でも羽黒派山伏の根拠地として繁栄してきた羽黒山。羽黒山山頂の三神合祭殿のすぐ前の鏡池からは、平安・鎌倉・江戸時代中期までの鏡が数百面発見され、そのうち百九十面が重要文化財に指定されております。木村屋が創業以来120余年積み重ねてきた「餡」の真髄を商品化するにあたり、この発掘された歴史ある鏡をかたどり「古鏡」と名づけさせていただいております。

     なるほど!!   歴史を読むと美味しさも格別ですね。
2つ目を頂く時にはまた違う気持ちで味わいたいと思います♪    

フロス or  DIE

お口の疾患が全身に影響することが広まってきて、何より健康で美味しく豊かな毎日を送りたいという気運が高まってきました。
このようなことを踏まえ、歯ブラシの仕方も理にかなった方法に代わってきています。

①起きてすぐ、一度カラ磨きしましょう。
  寝ている間に口の中の菌は30倍に増えると言われています。ですので
  起きてすぐ口の粘りや乾燥感を実感する方多いと思います。
  朝食前にぜひ、デンタルフロスとカラ磨き(フッ素ペーストつけずに)
  してみて下さい。いつもの朝食がもっと美味しくいただけますよ。

②朝食後・昼食後・夕食後も、まずフロスをしてあらかたの汚れを取り、それからカラ磨きし、次にフッ素ペーストつけてブラッシングしましょう。
  「唾液の通り道作る」デンタルフロス。日本ではまだまだ全体の20%し
   か使用されてないようです。慣れればその気持ちよさがわかりますの
   で「歯ブラシ前にフロス」と習慣にすればよいですね。

海外では「フロス OR DIE」と言われそれほど口のケアが、重要視され習慣となっています。

③唾液をだしましょう。
   先日もブログに書きました。多い方は一日1・5リットルも出るんで  すって!驚きです。普通には500ミリリットルから1リットルと考えていますが、60代ですと一日400ミリリットルしか出ない方もあるとか・・。これでは飲み込みにくいし、クッキーなど食べにくいし、食事中の事故も起きやすいですね。
当院でも、「ベロ回し」のストレッチ、中でも受付でも、変な顔実践してお教えしてますが、簡単にできますよ。

歯茎に沿って、ベロを左右10回ほど回すだけです。結構疲れますが、慣れてきます。そのうちストレッチ中に唾液がタラリ・・なんてことも。耳下腺・顎下腺・舌下腺の3大唾液腺を刺激してやりましょう。手足と同じく、使わないと使えなくなります。唾液(つば)でなったら大変です。

④おかずの具を大きく切りましょう。
  以前も書きました。シチューの季節になりましたが具(人参・ジャガイ   モ・玉ねぎ・ブロッコリー・大根等々)も食べ易くせず大きなごろっとで行きましょう。大きい塊をかじって、よく噛んで味を楽しんで頂きましょう。
「食べやすくたべやすく」調理することは、乳幼児や高齢者ならともかく(高齢者でもあまりに食べやすくしてしまうのは、かえっていけない・・と言う取り組み始まっています)あまりいいことではありません。

面倒なこと何故いろいろ言うかと申しますと、お口の中の特に歯周病菌が、ある毒素を出し、もうみなさんご存知の病気との関連が大きいからです。
病気の多くは炎症ですが、歯周病菌は炎症と仲良しなんですね。怖いです。

それからこれはとっても気になるニュースですが、日本にいる外国人の70%が、「日本人の口臭にがっかりした!」と言ってることです。要するに
私達日本人は世界でも有数の「口が臭い国民」ということです。うれしくないですね。
当院で取り組んでいる喫煙にも因ると思います。喫煙者は大方歯周病が進んでおり、歯周病はサイレントなので症状に気づいてない場合が多いですが、その歯茎の色・歯の汚れ・唇の色・皮膚等見ればすぐ喫煙者とわかります。
何よりタバコ臭いですから。

デンタルフロスの話題からまたまた飛びました。
どうぞ歯周病予防のため、きれいな息のために、デンタルフロスを毎回歯ブラシの度、歯ブラシの前にご使用ください。

フロス or DIE !

酒田のハタハタ

年一回の酒田・熊谷先生のチームミーティング。二日充実の日程をこなし、東京への帰着便までの間に、空港向かう途中おなじみのスーパーへ。
いつも世話になるタクシーさんに少し待ってもらい、待ってる家族に夕食のオカズ買いです。

何かと思うも口細カレイは取り寄せで食べたばっかり。すると運転手さんが「ハタハタが出たよぉ」と。お薦めで艶々金色のハタハタを買い、漬物や酒田納豆を買い込み空港へ。
買い出しやさんみたいな風で帰ってすぐ焼いたハタハタ。たまごもたっぷり香りがあってホロホロ身の柔らかいこと。鼠ケ関という漁港のものらしくつくづく酒田は海の幸、山の幸の宝庫、まれに見る食材の宝庫と感激して初物ハタハタを方張りました。甘くて香りがあってとれとれで最高でした。

チームミーティングは今年もホッとな話題や新しい発表があり、腸内細菌と口内細菌の関係などかもっと解ってきて、更に大手企業のの女性役員の実務を踏まえたこれからの情勢が仕事する上でのお考えなど、大変刺激的かつ有効な二日間でした。

それにしても酒田って地元の方がゆったり温かく、なおかつ心棒きちんと持った方の多いこと!タクシーにしてもお店にしてもお約束のきっちりさには目を見張ります。その上極上のおもてなしの心。
伺うたび感謝する次第です。有難うございます。
写真だけで恐縮ですが、ハタハタの香ばしいにおいも感じて頂ければ幸いです。

秋ですね。

小さい小菊のあまりの可愛さに、そしてこの鮮やかな色に魅せられ、患者さんにみて頂きたいなぁと待合室に置きました。
はたして、「なんていい色~」「小さいのに見事」「秋ねぇ」様々なお声を頂き、お一人がおっしゃれば、それに居合わせた方が相づち打たれる。待合室に何とも穏やかな時間が流れます。小さな歯科医院ですが、待合室で知らない方々が何気に声掛け合いご挨拶される。そんな空気を大切にしたいと思います。

若い頃磁器上絵つけしていた際何度かテーブルセッティング発表の機会がありましたが、海外で暮らした友人から、テーブルにちょっとした小物を飾り、それをトーキング(カンバセーション)・グッズにすると教わりました。会話が弾むようにと。だけれどそれを選ぶには細心の気遣いとセンスがいると・・。結構いろいろ考えて、アラッ、ワッかわいい!ステキ!って思っていただくもの考えるのが楽しいのよと教わりました。
昔々のそんなことを思い出しながら、時々待合室で遊んでいます。

ちょっとでもあらっ楽しい!いいわね!っていう瞬間があったらいいな、と思います。その日がいい一日になりますように。

カマキリ君

秋晴れの休日、東松山の従姉妹を訪ねたら、門扉に大きなカマキリが!こんな大きいの久しぶり。
小さい頃の田舎を思い出しました。透明な赤ちゃんカマキリが続々出てくるのを見て友達とビックリしたことあったっけ!懐かしい思い出です。東松山の自然たっぷりの中で、堂々と散歩中でした。居心地いいのね、きっと。

死ぬことは「怖ろしい」・・日野原先生

あるテレビ局が昨年末から今年の一月にかけて、ご自宅で過ごされている日野原先生に連日インタビューされた報道を拝見しました。

一番苦しかったのは、あのよど号のハイジャック事件。あきらめた命を頂いた
その経験から、自分の命は人の為に使おうと奥様と決められた・・と。

多々意見のあった聖路加立て直しの際も、先を見越した、広い通路や壁に設置された酸素の装置などが、よもやの大惨事・サリン事件の時に役立ったことなど。ほかにも、人間ドックの普及・成人病を生活習慣病に名前を変える先頭だったことなど、紹介されました。

子供たちに、「命の授業」を実施され命の大切さを説きながらも、今年の一月インタビューに「死ぬことは怖ろしい」「本当のことを知るのは怖ろしい」とおっしゃる人生の大先輩の素直な言葉に、なぜかホッと致しました。

そしてその言葉の直後に、死ぬまで前進!「キープ・オン・ゴーイング」ですよ。私と一緒にね・・とご自宅でお顔を崩しながらおっしゃった日野原先生。

「キープ・オン・ゴーイング」そうかぁ~とつぶやく私です。

キープ・オン・ゴーイング! 日野原先生105歳の心からのメッセージです。

この春ブログでご紹介したホンダさんの桜。
来年も楽しみと思っていたら、大木2本が伐採され、保育園の工事着工が告示されました。

伐採された切り株は堂々としており、置いてあるさまに、その美しさに見とれました。長いこと楽しませて下さり有難うの桜です。

保育園は残りの桜に囲まれ緑に包まれ素晴らしい環境です。社員さん専用のようですが、働くパパママ応援する環境としては、自然たっぷりで職場内。羨ましいですね。桜の下で子供達も歓声あげることでしょう。切られた桜の切り株が再利用されたらいいのに・・と未練がましい通りすぎる私なのでした。

ポカン口!?

若い世代に増えて入るポカン口。
皆さんの周りや電車などで見かけませんか?

呼吸は本来、鼻を中心にするものですが、鼻づまりなどがきっかけで口呼吸に変わってしまうことがあります。最近若い世代に増えている「ポカン口」も、口呼吸で口をあけっぱなしにするからです。

口呼吸すると唾液がすぐ乾燥してしまうので、食べかすやプラークが洗い流されなくなるだけでなく、抗菌成分を含む唾液の自浄作用が低下して、細菌の活動が活発化します。その結果虫歯・歯周病になりやすくなり、口臭も強まり、お口開けていると、さらに気道の粘膜も乾燥し、アレルギーを起こしたり風邪をひきやすくなったりして、様々なトラブルの原因になって全身の健康にも影響します。

口呼吸気味の人は放置しないで、鼻詰まりがある場合はぜひ耳鼻科を一度受診下さい。鼻に問題ない場合は、お口を閉じて鼻呼吸できるよう意識してみましょう。あっぷっぷ~するのもいいかもしれませんね。
又、口が閉じない原因に噛み合わせの問題がある場合があるので、歯科医院で噛み合わせのチェックをお勧めします。

イノベーションは個人である・・

先日のカンブリアは、キットカットの社長でした。
穏やかそうな面立ちとは反対に、すごい底力の方。何よりおっしゃることが「ごもっとも」ばかりで
さすが、ネスレが「この人なら!」と白羽の矢を立てたと納得。伸びる若い方もすごいけど、それを見通して任せる上役も素晴らしい!!
従来の日本のように、年功序列で、しがらみ言い訳ばかりまかり通るのとは大違いですね。

イノベーションは、商品・製品が届くまでのすべての過程に必要で、イノベーションとは個人である!とこの社長さん。社内にイノベーション・アウォード設け、互いに知恵を出させ、これは!と思うものは実現させる懐の深さ、考えのやわらかさ。やる気にならないはずがありません・・。社員が生きいきしてましたね。

「アイディアがない」を言い訳にせず、アイディアが出ないのは、十分考えていないから!と言い切るネスレ日本社長でした。私もそれきいてボリボリ・・。

キットカットは何気にいつも口にする定番になりつつありますが、最近パティシェとコラボしたちょっとお値段高いキットカットですがオレンジピール入ったのなど、とってもグーでした。たまにはいいかなァ。

「きっと勝つ」で、受験の時期に売れる商品になるまでの社長のアイディアと地道なご努力にも敬服しました。
これを見て、「イノベーションは個人」というおっしゃる意味が、研ぎ澄まされたセンスと日常を大事にする普通の感覚、そして愚直な努力がなし得るものと痛感しました。

普段何気なく買っているキットカット。売れるものにはわけがあるとあらためて思いました。トップがこのような方ですから、テレビに映るどの場面にも社内にも、生き生きした空気が流れていて、それがまたアイディアを生み出す原点と痛感させられました。
帰りに、キットカット買っていこうっと。アイディア生まれるかな!?

おいてけぼり

朝夕冷えて秋めいて、巷では曼珠沙華も咲き終えたのに、我やのベランダでは「名残」のハイビスカスと夕顔が競って咲いてます。

こうしてみるとなんだか、花の形も似ていて揃い踏み。

まだムシムシしてるから急に寒くはならないよ・・!そんなに焦らなくとも、大丈夫よ・・と言いたくなりますが、まだまだ十分咲いて楽しませてね・・とも声かけたくなる、秋の始まりです。

 

雨の日でも・・。

定期メンテナンスが習慣になった当院の患者さんは、本当にスゴいなぁと思います。雨の週末だったりすると、「今痛くないからいいかなぁ・・」となり勝ちではないでしょうか?
ましてや小さいお子さんとお母さま二人でのご予約です。今回、雨にも関わらず頑張って来てくださり、お子さんも今日はちゃんと出来て良かったです。

お母さまのメンテナンス中も、ご本読んで待てました。一緒に本の片づけも出来て、今度来たときはこれ読むの!とニコニコ顔でした。こんな良い習慣を続ければこそ、歯科受診の意味があると思います。雨の中ご来院ありがとうございました。

日野原先生に教えて頂いた「習慣がつくる こころもからだも」をできるだけ多くの方に実践しようと思います。特にお子さんには、早いうちから良い習慣に導いて上げられればと思います。知ってると知らないとでは、先に行って大きな違いになります。私たち歯科医院の責任、重大です。

「自分のからだは自分で守る」やってみましょう!

運動会

隣の小学校、今日は運動会です。朝早くから親御さんたちのせきとりが大変!賑やかな子供たちの声に元気でいいなぁ!と応援したくなります。頑張ってぇ。

身をもってしめされた最期の日々

日野原先生旅立たれてはや2ヶ月。ふっとお声が聞こえそうです。ライフ・プランニング・センターから理事長交代のご挨拶とともに、穏やかなお写真と朝日新聞記事の抜粋が届きました。以下お読みください。

「入院、そして我が家へ静養日記」
庭の樹木の緑が日に日に濃くなる様子に目をやりながら、この原稿を書いています。だんだん強くなる太陽の光を受けて夏に向かおうとしている植物の生命力は私を圧倒し、1日眺めていても飽きません。実は3月中旬のこと、私は体調を崩して聖路加国際病院に入院したのです。いつものようにはすぐには回復せず,「療養するのであれば、ぜひともわが家で」という私の強い希望によって1週間後には自宅に戻ってきました。嫁の配慮で、療養をしながら庭の緑が眺められる位置にベッドを配置し、聖路加国際病院訪問看護ステーションと密接な連絡を取りながら、在宅療養が始まりました。一番のお気に入りの場所は、庭が一望出来るリビングの大きな一枚ガラスの窓の前です。庭の木々の葉が風の流れに合わせてささやくように揺れるのを眺め、私は心の底からいのちへの感謝の気持ちを抱いて目を閉じました。

2017年6月10日(土) 朝日新聞 105歳私の証「あるがまま行く」より一部抜粋   

   強い信念や愛は、残された次の世代ヘと受け継がれていくものです」と  しめくくられておりました。

教えて頂いた数々を礎に、私達頑張ります。先生見守って下さいませ。
教えて頂いたことが沢山すぎて日々その都度、折にふれ「先生ならこうおっしゃったはず。こう対応なさったはず・・」と思い起こしながらにもうすぐ三か月になります・・。日野原先生の穏やかなお顔を思い出すたび、にこっと笑う私です。有難うございます。