寒い寒い!!
お正月過ぎるとやっぱり寒い。
忙しいと身だくさんの汁物があるだけで、夕飯の支度が、気が楽になります。仕込みはめんどくさくとも味は日に日に美味しくなります。あり合わせの食材でとて美味しくなります。昨日はお豆腐忘れてて油揚げで代用。
今日はこれからくずし豆腐とざく切りの葱を足します。
フーフー言いながらたっぷり野菜。とろける豚肉。
なんだか幸せ しっかり召し上がって、おからだ大切にこの寒さを乗り切りましょう。残ったらおうどん入れちゃおうかな?
健康応援ブログ
明けましておめでとうございます。
三が日も過ぎ、皆様それぞれにお正月をお過ごしのことと思います。
さて、テレビや新聞・雑誌で高血圧対策が言われており、この冬は特別寒いようでいろいろ気をつけることがありそうです。お屠蘇気分で聞いて下さい
水分取ることや、部屋をあっためて室温差がないようにすることや、
着ぶくれしてからだ動かないようではダメとか‥いろんなご注意があります。
違う観点からですが「ふくらはぎ」のことをお伝えしようと思います。
ご存じのように、ふくらはぎは=静脈のポンプ。第二の心臓です。ですのでふくらはぎを鍛えることが健康にもつながるそうです。
鍛えるといっても、大げさな運動でなく、ふくらはぎをゆっくりもんであげる! 一日15分でも、いつもより少し早歩きする(但し転ばないように)
こんなことで十分、鍛えられるということです。
私は湯船につかる時、お行儀悪いですが、両足をバスタブの上に上げて浸かります(笑わないでください)あのスーパードクター福島先生が、そうすると心臓に血流戻るからいいよ!と以前テレビで聞いてからそうしています。但し熱いお湯や、この姿勢で長風呂はいけません。お湯たっぷり入れすぎもいけません。うっかり沈んだら大変ですからね。というわけで、ふくらはぎは第二の心臓なので、大事にしようというお知らせでした。
当院は明日から診療となります。良い情報ですので一日早くお知らせしました。インフルエンザも流行っています。罹った人は熱が下がってもすぐ外出せず慎重に、特に高齢者を訪問する時は、微熱ある方もちょっと遠慮して。高齢者は少しの油断で肺炎起こしますから・・。肺炎が様々きっかけになります。
お花屋さんで見かけたジャンボシクラメンです。優に80㎝はあろうかという大きさ。ちなみに左が普通に大きめのシクラメン。こんなジャンボなのがあるんですね。新年早々ビックリ!でした。
新年あけましておめでとうございます。
戌年になりました。我が家は賀状を「狛犬」のデザインにしたら、印刷の方から「戌年ですが、この柄で大丈夫でしょうか?」と聞かれました。若い方には「狛犬」は馴染みではないのですね。
さて、歯科界では「予防」が当たり前になりました。虫歯・歯周病は細菌の感染症で、原因菌がどんな悪さするかわかっているものの、それにそれぞれのお口の中の状況が(リスク因子)として加わり発症します。発症と言っても又それぞれです。予防が当たり前になった今、なぜこんなにお口の中に、歯に歯茎に注目が集まったのかと考えると、「食べる」ということがいかに大切かということに尽きるのだと思います。
おしゃべり・笑う・歌う・・どれも大切ですが、食事できてこその私達・食べられてこその毎日です。
暮れにテレビの番組で、脳梗塞のために一か月腸瘻(胃瘻でなく腸から栄養流す)の方が、たった一ヶ月ですっかり口から食べられなくなったのを見ました。お顔に笑みはなく、寝たきりの様になられていて・・。
しかしこの患者さんに口腔外科医である歯科医が関わり、歯科衛生士や様々な方とチームを組んで、動かなくなったベロの運動訓練から始まって、ご本人もおつらいトレーニングを乗り切り、ついにご自分の口で再び飲み込めるようになった事実を見ました。この間誤嚥しないように慎重に慎重に進められたのには、本当に見ていて頭が下がりました。
かつて藤島先生という方が、人間が飲み込むというプロセスをレントゲンで解明発表され、衝撃だったことを今も思い出します。この時も衝撃的でしたが、今回のように、歯科医が脳梗塞の患者さんに直に関わり、人間らしく口から食べられるように貢献できる時代になったことを心から喜び、究極私達は「食べる」ことの支援に尽きると思いました。日々皆様が心がけているホームケア・定期ケア即ち予防も「美味しく食べる為」につきます。
この患者さんも、腸瘻で栄養は足りていても意気消沈そうでしたが、口から召し上がれるようになった時から、ご自分の意志でベッドから降りようとなさり、歩こうとなさって=生きようとしてらっしゃるんだなぁと見ている私達に伝わりました。たった一ヶ月寝たきりだっただけで細ーくなった足が、口から食べていないことのリスクを物語っていました。
感動的なテレビでした。
翌日同じ番組見たスタッフも、その感動を他のスタッフに話し「やっぱり
ご自分の口で食べられるのはうれしいわね」「お口の中様々でも、食べられる状況にして差し上げていればお元気になるのね」と。
年末に「希望のごはん」という本に出合いました。がんで噛む力を失ったご主人の為に奮起した奥様が、なんとご自分で介護食をつくられ闘病を支えた感動の本です。しかもトンカツからフレンチまで。ステキで美味しそうなビックリのごはん。表紙に「食べることは生きること」とあります。
朝霞・中央歯科クリニックは「歯も大切なからだの一部です」を掲げて1982年12月開業しました。
2018年のご挨拶を「食べることは生きること」として、皆様それぞれが「食べられるお口でいて頂けるように」予防を土台に(ホームケアと来院しての定期メンテナンスケア)皆様のお気持ちを伺いながら「食べられること」につながるように、生きるお気持ちにつながるようにお役に立ちたいと思います。
年末恒例の今年の世相を表す言葉に「北」の文字が選ばれました。「北」という文字は人と人とが互いに背を向けている姿を表しているそうです。
「食べる」支援には、様々な人や専門職の関りが必要です。それぞれが背を向けることなく「食べる」という大事なことに手を携えあって、食べることが、生きる希望につながるように参りたいと思います。
どうぞ本年も宜しくお願い致します。
馴染みのスーパーにオックステール買いに行ったら無くて、代わりに嬉しくなって買った山盛りの牛筋。大鍋で二回茹でこぼしてから煮込み、お肉がトロトロになったのを確めてベランダ自然冷蔵庫(笑)に一晩おいたのがこちら・・!河豚の煮こごりよろしく、コラーゲンたっぷりです。
今日はこれを柚子コショウや辛子とお醤油で頂き、明日はカレーにしようかな?それとも中華風に八角風味で、白菜と春雨入れて煮込みトロトロにして食べようかな?
食べて美味しくお肌にも最高!翌日のお肌プルプル。師走の助っ人食材ですから、皆さんも見つけたらトライ下さい。世話なし食材です。
今年も当院ブログをお読みいただきありがとうございました。ほとんど食べログですが、あちこちに飛ぶ話題にお付き合いくださいまして、誠にありがとございました。明日から「年末年始のお休み」に入らせていただきます。途中ひょこッとブログ登場もあるかと思いますが、お屠蘇気分でお付き合い下さい。「お口は健康のゲートキーパー」を様々な年齢層にお伝えしていこうと思います。
繰り返しになりますが、インフルエンザが流行っています。熱が下がってもインフルの方は、ある程度の日にちを置いてから外出下さい。年末年始で高齢者を訪ねることも多いと思いますが、ちょっとでも熱のある方は慎重に。高齢者はちょっとのことで肺炎起こしますから。「うつらない・うつさない」。うがい・手洗い励行・栄養睡眠十分取って健康管理しましょう。
来る2018年もどうぞ宜しくお願い致します。
シャンシャン(香香)のお披露目に伴い、上野動物園は全面禁煙に踏み切ったことが報道されました。子供たちが多く来園するので受動喫煙の観点からと説明されました。
保育関係者などから多くの声が届いていた、子供達への受動喫煙の心配がこのような公共の施設から実施されることは、とても良いことだと思います。
受動喫煙に関しては、東京都が先端切ってやっておりましたが、このところ停滞していて懸念する声があがっていました。
又サイゼリア・ロイヤルホスト・・などファミレスでも全面禁煙が決まってきており、今まで喫煙室に食事をサービスするアルバイトの学生はじめ、従業員の受動喫煙も心配していたので、ようやく声を上げてくれたファミレスが出てきてホッとしています。他の業種やお店が続くことを願っています。
受動喫煙は思った以上に子供たちに実害があります。その中身は北京PM2/5以上とも言われています。(先日TBSで加熱式タバコの受動喫煙の実際が、映像で流れました)保育の現場からは子供たちが持ってくるバッグを開けるとタバコのにおいがする・・など、様々な声もあります。
それにしてもシャンシャンかわいいですね。
動くぬいぐるみ!と初日見たラッキーな方々は口々に仰っていましたね。フワフワピンク色の毛は母親が良くなめている証拠とか。その色がまたかわいさ増しています。毎日上がるシャンシャンの動画に師走の心が和みます。
受動喫煙と言えば、家庭で飼っているペットにも、受動喫煙はあるんですよ!人間と一緒ですから・・。
当院では、技工(お口の中の詰め物や入れ歯など・・)は外注ですが、開業して30年もになりますとほぼ内部技工・・と言うより、阿吽の呼吸のそれ以上の存在でもあります。お願いする際、外交の方や作る本人に詳細話したり模型見て打ち合わせしますが、作る彼らに聞いてみると「頂いた顎模型見れば先生の方針もお考えもすぐわかり、患者さんとよく話した結果だなぁとわかりますので」と言って下さるので、本当に良いスタッフに恵まれているなぁと思います。
先日あった小さな事ですが、グッときたことがあるのでお話しします。
身内の患者ですが、お口の状況が急に変化し、残存歯の未来像もちょっと?みたいな、でもテンポラリーの入れ歯(義歯)作らなくては噛めないし・・、噛み合わせも狂っちゃうし・・で長年やって下さってる入れ歯担当の技工士に相談しました。そうそうその患者さんは、型とるのが苦手ですぐ「オエーッ」となるのでと。
「難題ばかりですがやってみましょう。時間をください・・」と待つこと〇〇週間。出来上がったもの見てびっくり。見ただけで「気をつかって作って下さったんだなぁ」ということが、細部にわたって見て取れます。
お礼を言いながら「ご苦労だったでしょう?」というと、「いえ、入れ歯・義歯とは簡単に言うけれど、リハビリテーションです。できる限りお気持ちに添えるかやってみました。こちらも実験のつもりで」と。
そして、「お手間ですが、口に入れる前に、あっためて頂くように。例えばきれいにして洗浄液から出してゆすいだ後、”手のひらで包んであっためる”だけでもいいので」と伝えて下さいと。エッ!入れ歯(義歯)はお口の中で使います。お口の中というのは湿ってあたたかいのです。ですから細菌が居心地いいわけです。さらに飲食で冷たいもの・温かいものが出入りするので、口の中の詰め物・入れ歯は温度変化を受けるのです。いわゆる収縮したり伸びたりを繰り返しています。この事も様々な不都合の原因になります。
という訳で洗浄液から出していきなり口の中に入れ歯を入れたら、それだけ入れ歯の素材に衝撃がある!(特に薄い入れ歯など)とのご心配から、掌(手のひら)であっためるだけでもいいからと助言下さったんでしょう。
つくった技工士さんの気持ち・心意気そしてデリケートなお気遣いを感じて「大事に使っていただきたい」という気持ちをお伝えする役目をひしひしと感じました。
患者さんは入れ歯を入れる時って、けっこう急いでいるときもあるかも知れませんし、嫌な言葉かもしれませんがお口の「リハビリテーション」と思ってみると、その扱いをより丁寧にしてみたら、よりごきげんに長く良好に使えるのかもしれません。
技工士の彼が言いました。
パラリンピックが随分皆様に伝わるようになりましたが、義足のプロの方(プロフェッショナルなどに出られた)ご存知ですか?ヒールの義足が履きたいという要望に応えたりして、すごい人なんですよ。尊敬していますと。
何気に毎日お世話になっていた技工士の哲学に触れて、あ~なんていいスタッフにお世話になっているんだろうとチームメンバーに感謝の気持ちになりました。
もちろんいくら技工士に気持ちがあっても、叶わない症例もあります。
でも、行き交う気持ちが、つくり手と使う人の間にあったら、きっとうまくいくのではないでしょうか?
日野原先生がいつも仰っていた「手当」というあたたかい大切な言葉を思い出しておりました。そしてチームメンバーが「仁」の心を持つことの意味を反芻しました。
このようなメンバーに支えられて本年も無事に診療を終えさせていただけそうです。
「たぬき先生」の愛称で親しまれた小児科医の毛利子来先生が10月、87歳で亡くなりました。親御さんやお子さんに寄り添い、常識にとらわれない先生おっしゃることは、育児のお手本でありました。
この二冊の本はどれだけ読ませていただいたことでしょう。随分汚れてしまいましたが、以後随分患者さん方にもお貸出しお役に立っております。
他の子と比べることなく、のびのび子育てしなさいよ‥の言葉とスタンスが随分親をホッとさせたものです。
ご一緒に本を書かれた山田信先生が「毛利先生は”医療を母親や子供たちから学んだ”と話していた。母親と同じ目線で、一緒に子供の体を考えていた、なんでも相談できる町医者で、僕の目指す開業医の理想像だった」と語られたそうです。
ご本を読み返し、再び毛利先生のお心に触れてみたいと思います。大切なことを沢山教えて下さり有難うございました。
出勤時電車に乗ったらビックリ!!中吊りが目に飛び込んできました。
「タバコと電子タバコご遠慮ください」と。
二三日したら、駅に大きなポスターとなって、下の方には「いいね!」してね!と。東武鉄道もずいぶん素晴らしいメッセージ作ったものです。拍手。
愛煙家にも言い分あるとおっしゃる記事も見うけられますが、ご本人だけでなく、周りの方にも、そしてその場で吸わなくともの、サードスモーク(第3の受動喫煙)が明らかで、保育園等から様々声が上がっています。
吸ってるかたを目の敵にして「やめろやめろ」でなく、吸ってる方が不利益=健康被害受けられることに、手を差しのべたいのです。
タバコの健康被害は想像以上に大きく、特にお口の中へはダイレクトに影響があります。喫煙者の周りの方は、自分達の受動喫煙もですが、喫煙者ご本人の健康もより心配しておられます。やめたくてもやめられない、一二本だからいいだろうと喫煙してる方、このチャンスに禁煙チャレンジしてみませんか?
当院は皆様のお口の健康維持に必須とわかった2001年以来、禁煙支援に取り組んでいます。
来年を禁煙チャレンジの年にしてみませんか?
スタッフ全員で応援させていただきます。お気軽にご相談下さい。
待合室にコートかけはあっても、陽当たりいい診療室に入ると「上着脱ごうかなぁ」と言う方もありかわいいハンガーが用意してあります。このかわいいハンガーも、患者さんの手作りでいただいたものです。
各ユニットに飾ったシクラメンも昼休みは水を補充して陽ざしに当て、午後
の診療前に又ユニットに戻します。ですのでいつもきれいです。
パソコンの上に張られたメモにも、次回消耗品頼む際忘れないように書き付けがあり、可愛いスタンプついて和ませられます。
何気ないスタッフ同士の気づかいが、何かと気忙しい年末ホッとします。そしてこんなちょっとした気遣いが患者さんに伝わってる事を願います。口に出さなくても、見えないところでの気づかい。当たり前かもしれないけど
嬉しいです・・。
生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら誰かに返そう
誰かにそうしてもらったように
誰かにそうしてあげよう
生きていくということは
誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを
忘れないでいること
めぐり逢い愛しあいやがて別れの日
その時に悔まないように
今日を明日を生きよう
人は一人では生きてゆけない
誰も一人では歩いてゆけない
生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう
誰かにそうしてあげよう
誰かにそうしてあげよう
作詞 永六輔
作曲 中村八大
歌 永六輔 デュークエイセス
ご案内頂きお披露目に伺いました。一般もご一緒の日だったので大混雑!地元の関心と期待の高さが伺えます。
更に大きく新しくなられ、それぞれの検査機器がビックリするほど進化して患者さんの負担を少なくして精度を上げる進歩には目を見張りますが、超高齢化の現在、医療費の増大・健康保険の存続が心配される昨今、尚一層予防が肝心だと痛切に感じました。
緩和ケア病棟も整いすばらしい限りですが、入れる方はご運がいいかも知れない現状です。都心と違い武蔵野の自然たっぷりで富士山望める眺めの良いお部屋は、さぞ療養中の心の安寧につながるでしょう。広く大きく快適さを増した新病院。地域の医歯薬医療連携が進む事を切に願いました。
ザ・ヒットスタジオ。料理天国はじめ数々のオシャレで楽しい番組に出ていらした吉村真理さん。すっかりお歳召して・・どころか、おかわりなくてびっくり!
テレビでオシャレでステキでらしたので、きっとその後も充実してご自分磨きをしていらしたのでしょう。テンポよく話され、お若い!お若い!
相変わらずオシャレでらっしゃる上、すばらしく情報量高く、今流行りのお手頃メーカーも屈託なく利用されているのにまたビックリ!お洒落の達人だからでなく、頭が柔らかくてイキイキされてらっしゃるので、時代の波も何のその「いいものはいい!」と取り入れる柔軟さ。見習わせていただきたいと思いました。軽やかぁ・・。
ご自分を自慢なさるわけでなく、インタビュウなさる方の受け答えをよく聞いて、「すてき!」「嬉しいわ!」「よかったあなたとお会いできて!」「こんなに気の合う人初めて!」等ポンポン言葉をかけられ、お相手を気持ちよくさせてしまう話術に脱帽。
それもとても自然に、心からそうおっしゃってるのが伝わって・・。聞いてて気持ちが良くて・・。
人生の達人・女性の目標を拝見させていただいたようで、「あんな風に歳重ねたいなぁ」とつくづく思えたひと時でした。82歳になられたそうです。
天晴れ!と申したら失礼ですが、少しでもお手本にさせて頂き、近づけるようがんばりたいと思いました!あんなふうに歳重ねられたらうれしいなぁ。
通りがかった本屋さんで、パッと目に飛び込んだのは松浦弥太郎さんのベーシックノート。女性月刊誌に大変心に染みる文を書かれていたので、興味を持って買い込みました。
元々暮らしの手帳の松浦さんです。です。001まず最初は 「すべては自分の責任と思うこと。他人を責めても何も生まれない」です。納得の落としどころは自分だと覚悟すると、人に依存せず、頼らず、自分の足で歩いていくことができます。とあります。
そして最後100は、「自分ではなく、自分以外の人がどうしたら喜んでくれるかをいつも考える」です。仕事を通して社会のために何ができるか。あらゆる人を喜ばせ最後に自分を喜ばせる順番が巡ってくるくらいでちょうどいいとおもいます。と解説しています。
シンプルな表装に中も実にシンプル!皆さまに紹介したくなりました。
花げしのふはつくやうな前歯かな 小林一茶
偶々いただいた神田徘徊・春夏秋冬 に出ており思わず笑ってしまいました。皆様はけしの花ご存じでしょうか?昔あったわた紙のようにフワフワした薄い花びらです。たぶん一茶は自分の前歯が「けしの花のようにふわついてきたなぁ、いよいよ抜けるのかなあ」と詠んでいます。今で言う歯周病(歯槽膿漏)ですね。
更に
歯ぎしりの拍子ともなりきりぎりす 小林一茶
歯が抜けてあなた頼むもあああみだ 小林一茶
前者は、歯ぎしりの音をキリギリスの鳴くリズムに例えたユーモラスな俳句
後者は、50歳前にすべての歯を失って、歯があって噛むことがどんなに大切であったかを悟り阿弥陀仏の慈悲にすがる思いを詠った俳句であると。
「南無阿弥陀」のお経を唱えたが、歯が無いために「なむあみだ」ではなく
「あああみだ」としか発音できなかったという自虐的な俳句とのことです。
このエッセイのお題・”啖呵には歯が不可欠”の啖呵は当然切れないと締めくくっています。ユーモラスですね。
今も昔も「歯は命」です。
おまけ
塩鯛の歯茎も寒し魚の店 松尾芭蕉
ほつくりぬけた歯で歳とった 種田山頭火
万緑や吾子の歯生え蘇初むる 中村草田男
歯が抜けて筍堅く烏賊こはし 正岡子規
その道の達人たちも歯には苦労したんですね。いつの時代も「歯は命」俳句編でした・・!
人と心が通い合う。そんな言葉を書いたり、言ったりするのは簡単ですが、けっこう情緒的で、あやふやな状態ではないのでしょうか?だから良いのかもしれませんが、著者の精神医療の現場ではそうもいかず、患者さんと日々相対しながら、考えざるを得ないそうです。著者は産婦人科医から精神科医に転じた方で、臨床経験から書き起こされたので、日常のコミュニケーションや他者理解にも通底する風景があると新聞に紹介されていました。
臨床の現場で、コミュニケーションが成立していなかったように見えながら、何気なく発した「言葉」で心の交流がおこる瞬間が書かれているようです。
例えば入院を拒否する患者さんに、あなたは「苦戦中」だから「援軍」になりたいという一言で、素直になられた例。そんな言葉の多くは、ごく、ありふれた言葉だった、それはなぜか?と多くの文学作品や詩の言葉と対比させながら著者は語っているようです。
ありふれた「言葉」が持つ力。
「言葉」の力とは、なんと不思議なものでしょう・・と紹介されて目に留まり読みたくなりました。春日武彦さん著です。
日野原先生おっしゃるように「医のアート」ではないでしょうか?日々来院される患者さんにどう寄り添っていくか。課題は尽きませんが、先達や今その場で右往左往しながらも頑張ってらっしゃる方々に耳を傾け、努力していきたいと思います。それぞれが皆さんの声を聴こうと寄り添えば、自ずと会話が弾むことでしょう。そうありたいと思います。
ヘーッ!です。
親譲りとはいえ、演説のうまさはピカ一の小泉進次郎さん。
今回の選挙でも、アップになるたび、イケメンだからでなく、その鋭い感覚に圧倒されました。言葉は鋭いけれどあったかい。自虐ネタがあったかと思うと、目の前の方を虜にする鋭いセンス。人が喜ぶことを知っている人ならではの話術、感心しておりましたらやはり陰で努力してたんですね。
あるお師匠さんの元で、落語の勉強をしてらしたそうです。
その際、いかにその土地の人々と、どう交わっていくか・・?に腐心されたそうで、どうしたら聞いてもらえるか?いくら思いを伝えようとしても聞いてもらえないほど辛いものはないと悩まれて・・。
そこで師匠の寄席にも通い、あることに気づいたそうです。
それは・・
「言葉にも、体温と体重をのせること」
このことに気づいて、言いたいことが伝わるようになってきたそうです。
お教えしたお師匠さんがおっしゃるには、感性のものだし、いいセンスを持ってらっしゃるけれど、その思いと努力はすごい!とべた褒めでした。
ある日、地方からの帰りに「お土産~」と当地のお弁当を沢山両手に下げて訪問してきたと。お土産と思ったら買えなくて丁度お弁当があったから・・と。こんな気持ちが男の方をも、グッとさせてしまうののでしょうね!
「言葉に体温と体重をのせる」
こちらの思いが相手に伝わるように。
このことは私達にも、大きな示唆をくれました。小泉議員の支持者でもなんでもありませんし、ブログに政治的なことは控えたいと思っていますが、学ぶべきこと大な若者だと思いました。
以前よりプチ・ポアン(刺繍)をなさっているとお聞きしていたメンテナンス患者さん。いらっしゃる度何気ないオシャレが素敵な方です。
メンテナンス終えて担当者に、ご趣味の事話され関心示していると・・帰宅されてから作品お持ち下さいました。丁度昼休み。スタッフ全員拝見してビックリ!緻密な細かいレースの作品。”タティング・レース”と言うそうで、先生のご指導でなされてらっしゃるので、こちらの作品でしたら?と写メさせて下さいました。
アップは先端に編み込んだ小さいビーズ。ご覧になれるでしょうか?ほんとに小さいんですよ。
午後の診療予約に早めに到着された男性患者さんもご一緒に拝見されビックリ!
「この小さいビーズはどうやってつけたのですか?」「計算して編み込んであります」のお答えに「いやスゴいわぁ!」と感嘆の声を上げられました。
スタッフ全員ため息しきり。こんな細かい作業なさるんだから、きっと夢中になって作られてるに違いない。歯の噛み合わせや歯茎もよくみて差し上げなければと!と衛生士の言葉。ホントですね。患者さんのいろんなお話し伺わせて頂くことは、メンテナンスする上で、とても有意義です。それにしても素晴らしい!目の保養させていただきました。
有難うございました。
先日、元気で長生きにはお肉のたんぱく質が必要とお伝えしましたが、ゴミになるたんぱく質もあります。
認知症で問題になるのは「脳にたまるゴミ」
➀この正体はタンパク質のたまったもの=アミロイドβだそうです。
しかし、このアミロイドβが作られないようにすればよく、もし作られても
”捨てればいい”ということです。この”ゴミ出し力”が認知症予防に必要と。
考えるだけで頭いっぱいですね(笑)
②なぜこのゴミ出し力に差が出るのでしょう?
脳の血管の拍動の低下だそうですが、わかりやすく言えば動脈硬化が危険因子でしょうか。そのほか運動不足も引き金になります。要するにぐーたらぐーたらしないことだそうで(笑)ゴミ出し力が低下すると、アミロイドβたまるんですね。
➂ゴミ出し力をアップする方法(ネズミの実験レベルだそうですが・・)
・レスベラトロール(赤ワインの成分)ブドウの皮・ピーナッツの薄皮にあるポリフェノールの一種で有効らしいです。
具体的には毎日・10から15個の薄皮付きピーナツ
・一日に10分のウォーキング こんなことでアミロイドβが出ていくそうです。早い方は一週間くらいで効果もあるとか・・
➃全身の老化を止める!? (老化研究の第一人者・佐野先生)
・悪玉たんぱく質 ・オステオポンチンが過剰に出るとまずいそうで、
このオステオポンチンは骨を作り細菌を殺す役目だそう
で、体内の炎症に必要なものですが、過剰に出るとダメ
脳や骨の老化はこのオステオポンチンが原因ともいわれているようです。
いわゆる100寿者は、調べると体の炎症が少ないので、炎症少ないほど長生きと言えるかもしれない・・と佐野先生はおっしゃいます。
免疫細胞が異常をきたさないとよいのですが、メタボの方は内臓脂肪に問題あるので、オステオポンチン高めだそうです。全身の老化を進めるオステオポンチンですから油断できません。
さて、薄皮付きのピーナツカリカリと、10分でいいのですから、ウォーキング始めましょうか? それにしてもこのオステオポンチン。この名前に、たけしさんが大喜びでした!
急に寒くなって、着込んだ患者さんや背中を丸めて歩く方も増えてきました。本当に寒いですね。皆さんは大丈夫ですか?
実家の父を見ましても(寒い地方ですが)ビックリするほど部屋を暑くしていて母が頭がくらくらするというほどです。言っても本人「ちっとも暑くないよ」と知らんふり。
こちらも知らんふりして、室温下げたり、加湿器つけたりして調整におおわらわします。
実はこの季節、父のように室温上げて何にも感じず気づいたら脱水!なんて言う高齢者が増えています。高齢者でなくとも起こりうるのです。
父の場合は、しょっちゅうお番茶を飲んでるのが(意識して母が飲ませている)効いてるのか、幸い脱水起こしてはおりませんが・・。
先日内田裕也さんが”脱水”で救急車!のニュースはまさに「かくれ脱水」でした。慣れないホテルで室温調整がうまくいかず、脱水起こしたようです。
かくれ脱水になると、血液が濃くなるので、脳梗塞・心筋梗塞起こしたり
他の病気の誘因となります。
それよりなにより、ご本人が「暑い」と感じないのですから、周りが気をつけるしかありません。単に脱水と言っても「命の危険」をも伴いますので、侮れません。
どうぞ皆様、高齢者に限らず、室温にはくれぐれも細心の注意をして、同時に水分をチョコチョコとって、事故を起こさぬよう気をつけて下さい。
水分摂取の際も、高齢者は飲み込みが難しい場合も多いので、ゆっくりと、そして姿勢を整えてから飲んで頂いてください。いきなり飲んで、むせって気管に入って事故を起こさぬよう、くれぐれもご注意ください。介護やお世話の方も大変ですが、一瞬の油断が命取りとなります。ご留意ください。
立冬を過ぎお歳暮やクリスマスの案内が見られるようになりました。
通勤中ももうこんなに色鮮やかに。子供たちが落ち葉の上をキャキャー言って走り回っていました。降り積もる落ち葉の上に、さらにひらひら上から銀杏の葉が舞ってきて・・。ふと日野原先生のお顔が浮かびました。7月に亡くなられてから、どうしてらっしゃるんでしょう・・?と不思議な感覚になりました。
お元気な頃、葉っぱのフレディの舞台に上がられたことなど思い出されます。先生がおっしゃったことの数々、どれ程意味があり大事なことか、今になってさらに痛感する日々。にも増して、ご教示頂いたことをお伝えしてまいりましたが、当院の患者さんがよーく覚えてらして、あちこちで小さな花が咲き、受け継いで下さりそうです。
告別式で頂いたにこやかな先生の白衣姿のお写真に、「キープオンゴーイング」の言葉を添えて待合室に飾っておりますが、皆さまご覧くださってニコッとされます。
感謝の気持ちで、キープオンゴーイング。
前進また前進を
私達は続けなくちゃならない。
皆さんの思いと私の思いを合わせて
この旅を続けていこうではありませんか。
行きましょう。
キープオンゴーイング。
あなたの希望を分かち合うために
あなたの時間を使うことが愛です。
一歩を踏み出せば 見えてくる景色が変わる。
行動こそが不安を打ち消してくれる
最後の言葉として新聞に掲載された最期のメッセージ。
出来ることを続けていこう!皆様にお伝えしていこう!と思ったその時
又、ひらりと銀杏の葉っぱが舞い降りました・・。
大好きな青じそ。
昔は夏場しかなかったけど今では通年。主菜にはならないけど10枚くらいで百円位と高い!
たまに袋にガサッと入って安いと喜んで買ってどうしたら長持ちさせて使いきるか?悩んでいたら、冷凍できると。なぁーんだ(笑)。
皆さんはご存知でしたか?
そう言えばおろし生姜も柚子の皮も可能だから思いつかない私がありゃ!?でした。早速千切りと小さい角切りにして冷凍。ホッ! フレッシュな数枚を今日はシラスご飯にしようと決めました。
そのシラスも黒潮の影響で品薄らしい。高齢の父にも重宝だし、小さいお子さんお持ちのママにも困るだろうなぁ?と青じそから思いは心配に広がりました。青じその香り、爽やかな香りは口にすれば脳にも刺激になります。先日ブログに書いた「ラーメンにこしょう」が脳にもとても有効!の東北大佐々木先生おっしゃるように、召し上がるものの香り、匂いは、美味しいなぁと思うと同時に脳にもいくわけで、しいては認知症予防に有効かもしれません。
歯科の仕事は食べる部品としてだけでなく、生きるための入り口。ゲートとしてさまざまな関心・取り組み・連携・ご案内が必須となりました。生活の医療が歯科だと心得る時代になりました。皆様も有効な情報ご存知でしたら、是非ご紹介下さい。
秋波 岩波国語辞典によると→「媚びを表す目つき。色目」
「もともと、秋の澄み切った波の意で、美人の目もとの感じを形容したことから」とあります。
成語林では、女性のひそかに誘うような視線を「秋波」と表現した
漢詩が紹介されているそうです。
今回新聞に繁茂にこの言葉が躍っていたので、注目してしまいました。このように女性が色目を使って異性の関心を引く表現のはずなのに、先月の選挙に伴う動きを伝える記事、裏事情を伝える記事では、なぜか?「秋波」の送り手が殆んど男性政治家や政党で、これは立候補の打診や選挙協力の模索と言った、いわば「片思い」段階の言動を呼んでいるのかもと思った・・とある新聞に書かれています。
こうした使い方は、遅くとも明治半ばには見られたそうです。
一方で女性政治家が男性に対して「秋波を送った」と書いてあった原稿には「接近を図った」などと言い換えてもらったこともこの新聞社ではあったそうです。純粋に政治的な話なのか、女を武器にして色目を使ったのか?あらぬ誤解を招きかねないからだと記されています・・。面白いですね。
政治部デスクに聞くと「秋波を送る」というのは一種の「永田町用語」。今回も様々な駆け引きを「秋波」と呼んでいたそうです。
これも女性の総理候補が長らくいなかったこともあり、本来の意味を意識することはなかったとのこと。日本では女性議員の少なさが海外から指摘されて久しいです。
相手の気を引こうと躍起になるなる様子を、女性のこのような色っぽい言葉に例えるのも男社会のせいなのかもしれませんね。
私が無知だったのか縁がなかったにか?「秋波」という言葉と、政治の世界で誤用というか普通に使われていたなんて、ものを知らないということはおそろしいと痛感しました。日本語でもまだまだ知らない言葉が沢山あります。
恥ずかしい次第です・・。
この季節我が家の行事というか?必ず登場は、ミカンの皮を干すことです。変かなぁ。
こうして干し上がったら布袋にいれて、バスタブに入れお風呂を楽しみます。ミカンの香りと体があったまり、スベスベします。
実家でやっていたので結婚してすぐ、ベランダに干していたら、ある日後輩の先生方がご飯食べに見え「ベランダに干してあるミカンの皮食べるんですか?」と聞かれ大笑いしました。当時本当に薄給だったからでしょうか(笑)。
お風呂に入れる!と答えますと「どちらのご出身ですか?すごい田舎!?」と聞かれ又大笑いしたのもいい思い出です。
手間もかからないので、是非天然の入浴剤お試しください。あったまりますよ!ただしミカンは一回一回捨ててくださいね。布袋もよく洗ってください。
ちなみにこの布袋は郷里のお土産店で買いました。本来はゆず湯用?私はこの袋旅行に行くときに、ストッキングや下着入れにし、お洗濯ものを入れて旅先で洗ったりするにも重宝しています。結構かわいい柄があります。