最近、「食いしばり」と言うことばが盛んに言われます。
そういえば、知らないうちに食いしばっている方多いようです。いかがですか?
特に携帯電話・スマホの普及により、いつも画面を見つめているうち、噛みこんでいると
いう方が多いようです。言われてみると不思議なのですが、人ってお口を閉じていても
「歯は合わさっていない」のが普通です。ご自分で確かめてみてください。
いかがですか?もし合わさっていたら、意識して上下の歯を離してみて下さい。
やはりIpadやパソコン・スマホとかに夢中になっているとギューッと噛みこんでしまう様
です。
TVでは、食いしばり・かみこみを防ぐ方法の一つとして、家にいる時でしたら、「歯を
合わせない」と書いた付箋を、主に仕事するところ、キッチンなどに貼るという方法が
提案されましたが、付箋見たら、かえって意識して噛みこんでしまうわよ(笑)という方
もいました。そういえば夢中になっていると私もギューッとかみしめています。なぜこん
なこと言うのかと言いますと「力」で歯を失うということがわかってきたからです。
「食いしばり」というのは長い時間歯をかみしめることを言います。歯を接触させたまま
でいる状態です。歯にはかなり大きい「力」がかかり続けます。本人に自覚はありません
自覚がないので、このままにしておくと歯は痛められ、浮いて力が入らなかったり、しみ
たり、痛んだりという風になります。「食いしばり」は音もなく同室の人も気づきませ
ん。俗にパワータイプの方が最も気をつける兆候の一つと言われています。
ですから、お口は閉じていても「歯は合わさっていない」ほうが顎も歯もお休み・楽なん
だとおわかり頂けると食いしばりの弊害が軽減されますね。
最近では当院でも、「バイトプレート」(プラスティックの歯型)をつくり、お好きな時
歯にはめていただき、負担を軽減なさることによって、肩こり・お疲れ・噛み込による歯の
ダメージなど症状が軽減する方も多いようです。一時期アスリートしか使わなかった「バ
イトプレート」ですが、多くの方が利用されるようになってきました。
お悩みの方は一度ご相談ください。
下左の画像はバイトプレートの一例
右のワインラックは「口を閉じても歯は合わせない」にちなみ?浮いてる(接触していな
い)赤ワインの瓶です。(関係なかったかな?)