制約って何にでもありまよね。その制約を乗り越えるコツをやってました。あのゴジラを
生み出した円谷監督のお話です。制約っていうと「あれもダメ。これもダメ。できない」
と思いがちですが、制約をよくじーっと見て・考えて・検証すると思いがけないものに
気付いて「なにかが生み出され、そうすると芋づる式にイノベーションがおきる」という
お話でした。そこで起きた偶然を生かす感性。臨機応変に対応するには、意外なことを
見逃さない事。自分の感覚を信じて心を大切に進めれば、必ず前に進み、ひいてはお相手
が納得してくれる仕事につながると。そして切り札を見つけたら勝負に出ろと。
意外なことを見つける感性というのがとても大事で、意外な組み合わせが化学反応を生む
そうです。その為には自分を自由にしておくこと。過去の自分にもあった若い感性の素晴
らしさを見つけて伸ばしてやって、いろんな世代混じって仕事を楽しむこと。
ウーンなるほど。
ゴジラを作った最初の着ぐるみは、ゴム製でなんと100キロもあり、中に入った人も
なかなか動けなかったそうです。でもその動きにくさが、ゴジラという巨大な生き物の
重量感につながるという違う見方をした瞬間、次のアイディアが生まれ、今日に至ったん
だそうです。些細なことを見逃さないこと。歯科医院としても患者さんをお迎えしてから
お帰りになるまで、患者さんを見ていると沢山の情報を発しておられ、気が付くかどうか
でお話のすすめ方も、喜んでいただけるかどうかも違ってくるような気がします。要は
自分のアンテナ次第ですね。おりしもよい季節まっただ中のゴールデンウイーク。
近所の公園にでも行って緑のシャワー浴びて、日ごろの自分を解放して深呼吸したら
ちがった自分にあえるかも? ちがった見方にも出会えるかもしれません。 出先での
大きな池で、たくさんの金魚を見ました。水草の陰から大きなおたまじゃくし発見!する
とそばにカエル!底土と同じ色なので気づきませんでした。そばにいた小さな女の子が
おたまじゃくしに足が!と大きな声。カエルになって行くんだよ・・つたない説明しながら
ピンクの蓮の花が、だんだん咲いていくのを眺めながら楽しい時間を過ごしました。「な
ぜ」「どうして?」という子供との会話は大切なことを思い出させます。紅葉の新芽・
小さな子の手のようなも青もみじの葉が、初夏の風に揺れ、女の子の頬を撫でていきまし
た。バラのつぼみがスタンバイしています。何かを生み出す春が来ました。