子どものストレス コロナ禍

緊急事態宣言再延長の頃、久しぶりに病児保育・フローレンスの駒崎さんのお話しを聞きました。最近は政府へ提言する立場でもある駒崎さんです。

その放送の中で、実際に小学生の子供達の声が流れました・・
・給食の時も、黙食って言って”しーん”としてて、しゃべるとしかられるんだよ。
・ワアワアも言えない
・楽しく遊べない
・公園で遊んでたら「うるさい!」て言われた・・と。

臨時休校や相次ぐ行事の中止。習い事の発表会も中止・体操教室も開かれず・・。キャンプも林間学校も中止。駒崎さんは、このような状況が長く続き、子供の心の育ちに影響はないか?と危惧していました。

このような子供の状況だけでなく、親は親で・・
。不必要に子供を叱ってしまう
・虐待したいなど思ってもいないが、一日ずっと家にいて以前よりもイラッとすることが増えた
・とても感情的になることが多く、怒鳴ってしまう!
・育休復帰を予定していたらダメになった
・子供が泣くたび、自分の頭を叩いたりするようになった 等など
テレワークの親の方にもストレスが溜まっている様子がうかがえました。

今、日本では一番弱いところに響く、すなわち困ってるとこが後回しの状況です、政治の貧困です・・と駒崎さんは言います。DVの相談件数も増えており、ステイホームが長くなって、家庭が安全でなくなっているとも。信じられないでしょうが、今この日本で貧困問題は深刻と。相対的貧困率は韓国に次いで日本は二番目だそうです。給食で栄養取っている子供も多いので、一番大事にしないといけないところがこのコロナで大きくダメージ受けている。このような現状から、小学生の15%・中学生の25%・高校生の30%にうつ状態がみられるそうです。

少し前ですがこどもの日の前に、感染症に詳しい小児科の先生のご発言がありました。コロナ禍で普段通りの学校生活を送れず、体や心の異変を訴えて、医療機関を受診する子供が増えている。

「子供が夜、眠れない」
「おなかが痛いと、しょっちゅう言う」と言った親からの相談が相次ぎ、不安障害と診断された子供が通常時の2倍、起立性調節障害は1・5倍に増え通院中だそうです。

ストレスなどが原因で体の成長に自律神経の発達が追い付かなくなるようで、小学校高学年なのに、夜母親の布団に潜り込み、手を触ってようやく落ち着いて眠れるというお子さんもいた・・と。

「おなかが痛い」と訴え検査して心配ないと言われても、本人からすれば気のせいでなく、理解されにくいところに深刻さがあると。「こんなにつらいなら生きているのが嫌だ」と言う子までいるそうです。まじめな頑張り屋さんこそ症状は出やすいので、親御さんは細やかに観察して、早めに相談してほしいとと言っておられました。診断がはっきりすると学校の先生の理解も得られるとのことですが、世の中全体余裕がなくなっているのでしょう。
この閉塞した理屈の合わない状況に居て、若いフレッシュな子供の心はダイレクトに響くのですね。身近に子供たちを見つけたら、明るく声がけしてみようと思いました。

日本では児童手当や、保育サービスが世界でも大変低く、特定の人ばかりが大変ではないのでしょうが、そのような事にも気を配り、事実を認識して、気持ちを寄せていくことはできると思います。

駒崎さんのレポートは、今自分が知らない事ばかりで、たくさんの人が共有していかないと変わらない?変われない?ことだと痛感しました。

谷川俊太郎・ことばあそびうた

ほっとけ

 いけはほっとけ
 こけははっとけ
 たけはきっとけ
 おけはおいとけ

 つけはほっとけ
 ふけはとっとけ
 はけはほしとけ
 かけはまけとけ

 ごけはほっとけ
 みけはかっとけ
 さけはさけとけ
 やけはやめとけ

 

たね

 ねたね
 うたたね
 ゆめみたね
 ひだね
 きえたね
 しゃくのたね

 またね
 あしたね
 つきよだね
 なたね
 まいたね
 めがでた

 

とりどり

 おどりのなとり
 とうどりみとり
 としとりさとり
 ひとりあやとり

 でもどりみとり
 ものとりふとり
 あととりきどり
 おっとりゆとり

 

私淑

私淑とは「直接は教えを受けていないがその人を慕い、言動からまなぶこと」だと言います。著作などを通して、その思想や発想に感銘を受け、自らの思考方法の変革を試みたりします。何か問題にぶつかった時「あの人ならどう考えるだろう」と思う方がいることは大きな幸せです。

若い頃、日本文学に精通したフランス人の知り合いがいて、吉本隆明さんの本が面白いから読みなさい!と言われたものの、恥ずかしながら難しくて理解できないご本ばかりでしたが、テレビ人間の私は、テレビで吉本さんの人生観・猫と住まわる生活のご様子など垣間見て、間接的にでも多くの視座を得ました。心を揺さぶられたものの、ご本は私には今でも難しいと感じています。

夏目漱石が芥川龍之介に寄せたという言葉がありました。

「牛になることはどうしても必要です。われわれはとかく馬になりたがるが、牛にはなかなかなりきれないです」

よい言葉を思い出したら、ちょうど今年は丑年。
桜もおわり、たわわな新緑の中に紫陽花が雨にぬれる季節になりました。

スーパーシニア!!

連休中すっごいテレビを見ました。

見るともなく見てたら、充分お年寄り(失礼)と思われるご婦人が三宅選手の様にダンベル上げてるのです!ビックリして画面見れば何と!90歳の女性!(おばあちゃんなどと言えない風情なのです)

①朝五時に起床、まず体重計に乗るそうで→増えてれば浮腫みあり・減ってれば栄養不足と見極められ、何より数字を意識して前後を比較することが素晴らしい!と。

②朝ごはんは、牛肉100~140gをサッと炒め、酢の物・お野菜・お味噌汁とご飯。必ず5品目だそう!エライ!

③しかも、一口40回噛むそうです☆☆☆彡

④週三回、ダンベルのトレーニングに行き。なんと50歳から始めたそうで、年を重ねても自分で手入れすれば、筋肉を鍛えれば必ず変われると豪語してました。

・もう一方、この沿線東松山在住の男性86歳?やはりダンベルで100キロ!!に挑戦中!」

①この方は若い指導の方の言うことをよく聞いてらっしゃいました→この若い人の言うことを聞くという「開放性」の高さが心理学的にすばらしく、柔軟性があって認知機能をよく保つのだそうです

逆に自分の考えが固まってくると→新しい考えを取り入れにくくなるんだそうです

②この方は毎日なさったトレーニングをノートにつけています→今日やったことの反省は、自分を客観的に知ることになり、目標に向け努力する誠実性の高さが、健康を維持して長生きに繋がるのだそうです。なぜなら誠実性の高さは、強い意志を持ち、目標に向かう・向き合うという強い意志の表れだからだそうです。

この日100キロに挑戦するも残念に終わって悔しがる様子に、前出の90歳の女性が「まだまだ頑張ればいいんじゃない!?」と励ます様子に、ただただビックリの私でした。

チャレンジが長生きの秘訣・・とまとめでしたが、「大丈夫・大丈夫、死にゃしないから・・」の言葉に又ビックリ呆然の私でした。

ただ、スゴイ!

おまけ・
この番組中、8020高齢者の残存歯の話になり、歯周病菌が認知症の大きなリスク!と言ってくださいました。この何本歯が残っているか?により、介護が必要かどうかも決まってくることを認識してほしいということでした。ただ、歯を失った方も、きちんと噛めるようにお口の中を整えて噛めるお口にしておけば、そしておうちでのケアを十分なされば、お食事もとれ、新しいことにチャレンジ可能とも仰いました。ご自分の歯には敵わなくとも、歯が無い状態にしておくより、ずっと健康に寄与します。

 

多様性って

ある日のBSNHKで、ピーターバラカンさんが、コロナ禍の東京をある方と探訪する番組がありました。ご一緒するのは、AJバリアフリー海外サイトをなさるジョシュさん、電動車いすの方です。

以前に来日された時、未だ障害者対応整っていない日本の駅で、駅員さんが車いすを持ち上げてエレベーターに乗せてくれたことに感動し、7年後に日本くらしを始めたそうです。現在ヘルパーさんに手伝っていただきながら、お一人暮らしをなさっておられるご様子を拝見しました。

浅草を探訪なさりながら、ピーターさんが「コロナになってご不自由は増してないのですか?」と聞くと、にこにこしながら
ジョシュさんがこうおっしゃったのでした、

「障害者から見れば、コロナでなくともずっとこうでしたから。”皆様は不自由が増えたでしょうが・・”」と。

ズシン!と来ました。

そして「在宅してても大丈夫、生産性も上がったし」と。又「こういう時こそ、考えるべきですね。社会には誰が属しているのか?多様性って何?」と。

コロナは東京を強くするチャンスですよ!とまでおっしゃったのでした。

作り笑いでなく、心底毎日を楽しんでらっしゃるジョシュさんンの笑顔は、毎日充実してらっしゃるんだなぁ~と拝見して実感しました。

グダグダ言ってる場合じゃないですね。

(ジョシュさんはAJバリアフリーサイトをやってらっしゃるそうです)

小さな記事(記者のひとこと)

感染者急増、医療逼迫、緊急事態宣言・・。コロナ禍で様々な言葉が飛び交うなか、窮状に直面する一人一人の顔は隠れています。

四月上旬に刊行された雨宮処凛「コロナ禍、貧困の記録」(かもがわ出版)は支援窓口などについての具体的な助言を交えつつ、災禍に揺らぐ個々の人生と向き合った大切な一冊です。

「自分が手を放してしまったらこの人は命を失ってしまうのではないか。そんな想像力をすべての人が持てば、救われる人は大勢いる」。15年にわたり貧困問題を追い、自ら支援活動を続けてきた筆者の警句は、重みをいや増しています。

この国は、私たちは、これまで何を見捨ててきたのか。万人に脅威が降りかかるいま、同書が発する問いを、真剣に考える必要があります。(山本悠理)

「これなんだ?」この穴はどうしたんでしょう?

こんなに規則的に開いた葉っぱの穴!想像してみて?と言うこども番組でした。見事に並んできれいですよね。

答えは葉っぱが未だ丸まって閉じてる時に、虫が突っついた穴が、葉っぱが開いたら沢山の規則的な並んだ穴になったわけです。

想像してみて、「アッそうなんだ!」知ると楽しいですね!
それにしても自然の造形の、何と美しいことでしょう!!

グリーンなドラえもん

ビックリ!サスティナモードのドラえもんですって!

解決しなければならない問題に溢れている今、誰よりも未来を知ってるドラえもんだからと。ユニクロの感性とメッセージにに脱帽!しました。

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「これなんだ」脱ぎ捨てられたズボンと靴!

家庭だったら、こんなのNO!ですよね。

ズボン煙突状に脱ぎっぱなし!靴まで。パパがこれやったらママは「キーッ」でしょ?

この画像、実は私達を守って下さる消防団隊員の方が、すぐ出動できるようにされてる習慣だそうです。これなら瞬時に出動できますね!

1分1秒を争う日々の活動に、頭がさがります。感謝ですね。

銀かなぁ

旧い実家から出てきた真っ黒な盃。処分する前に・・とネット見れば、塩とアルミ箔でキレイになる!と。

果たして化学反応起こして暫くするとキレ~イになって銀盃と判明。裏に小さく小さく祖母の名前まで刻印されて。ヤッター!と。

一緒にキレイになった平たい盃にはドライフルーツのせてお茶しました。メデタシメデタシ。

肉じゃが

急に食べたくなって、肉じゃが!新じゃがの季節なので火の通りも早くホックホク。お肉の付け合わせ様に下茹でしてあった人参、スナップえんどう加えてあっと言う間の定番おかず。少し甘めが我が家風です。

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芝桜

本田技研の芝桜が咲きました。後方に桜の木もあり、真ん中は社員さんの保育園、お花に囲まれて園児も社員さんも幸せですね?アッリモートで出勤してないんだとしたら、芝桜も見て貰えず可哀想かも?おはなを見たらみんなニコッてするでしょうに。

蕗の季節到来!

先日蕗味噌の話題を書きましたら、もう愛知産のふきその物を見つけ、大好きな葉がキレイだったので早速買いました。

先ずは下ごしらえ。私風には葉と茎に分け、それぞれ板摺します。次に葉は二度湯で溢してから酒と醤油のみで佃煮風に。茎は太い方から順に茹で、堅さをみたらザルに上げビックリ水してから一本一本皮を剥きます。

翠色に仕上がった蕗に佃煮風ににた葉を乗せて頂きます。けしておかかはのせません。蕗本来の香りを楽しみたいから、これが我が家風です。書くと面倒ですが蕗の筋取りは家族も面白がってやってくれるでしょう。お試し下さい。

学びあい

今思えば忙しい毎日ですのに、昼休み使ったり、診療時間繰り上げたりしてよく院内勉強会を実施したと思います。

特にメーカーさんの技術者の方などをお呼びしたときは、教えて下さる方がドクター・衛生士さんでないだけに、理解不足で知識不足で使っている器材や材料があったりして、あらためて勉強になった覚えがあります。

衛生士・助手・受付皆で情報共有することにより、ケアレスミスが防げますし、互いの仕事を思いやるよすがになります。
逆にメーカーさんに伺うと、中央歯科さんは手入れもよくなさってるから安心してますが、だからこそ鋭い質問も出るので気が抜けないし、新人同伴すると勉強になるんですよ、と仰って頂きました。
こちらも全く同感でいつも短時間ながら実りある院内勉強会だと感じておりました。

我々医療従事者が出入りのメーカーさん方々と、そして院内スタッフ同士が十分会話して、風通しよく循環しあって学び会うことが、つまるところ患者さんがたに確かな情報、医療サービスを提供することに必須であったと思い起こしております。

学びと言うのは習慣になれば何も特別な事ではないと、つくづく思い、時間をおして協力くれた当院スタッフもすばらしく前向きな人達だったと感謝しています。

子どもの気持ち

まぁ上手!おまじないの木のおもちゃを持ってア~ンです。

小さなお子さんはパパママのメンテナンスについて来てるうち、見ていて安心するのでしょう。

その気持ちを裏切らないように、手短に尚且つ正確に、無駄のない対応しなければなりません。

子供達の協力に答える意味でも。スタッフ皆一生懸命でした。

治療の始まり

あるお子さん、パパのメンテナンスに一緒に来て、終わった後パパが座ってたこの椅子は何かなぁ~の一瞬です。

この機会を逃さず「お座りしてみる?」と聞き様子をみます。決して無理強いは禁物です。

こんな無駄のようですが、段階踏んで段々お椅子に座れたり、お口が開けたりできるようになりました。

メンテナンスは長いおつきあいですから、ポップ・ステップ・ジャンプはありません。

急患ならともかく、最初が肝心です。

小学生にも解るように

コロナ以前の真夏のある風景です。真夏の超暑い頃は、あるドイツの歯科クリニックを真似して、歯科衛生士はバミューダパンツにポロシャツを制服にし、毎日じゃぶじゃぶ洗濯しておりました。

小学生になると、ちゃんと自分の口腔内写真眺めながら、説明が聞けます。親御さんに説明する前に、解る年齢になればお子さんでも、先ず本人に話すことを心がけました。

アンリ・マティス

大事にしてるブックマーカー。アンリ・マティスです。先ずこの何とも言えないブルーが好き。「単純なことは説明するのが難しいんだよ」。 そうだなぁ~。

変革期のリーダー

新聞に時折特集される、著明な会社の社長さんの座右の銘と、愛読書のページ。結構注目して読みます。なぜって、思いがけず、この方がこの本を!みたいな意外性にビックリしたり、でもやはりそうなんだ!と納得したりで面白いのです。

先日ある社長さんのページでは、こんな言葉が目を引きました。いかにも今のこのコロナ禍だと納得です。

☆彡変革期のリーダーに問われるのは、社会の変化を洞察しながらビジョンを発信する責任ですとあります。
その方は、かつて、ゼネラル・エレクトリック社の関連会社に在籍してらしたそうで、当時の最高経営責任者 ジャック・ウェルチ氏がリーダに必要な資質として、次の4Eを挙げたそうです。。

   Energy (情熱)

   Energize (人をモチベートする力)

   Edge (厳しい判断を下す力)

   Execute (執行能力)

この社長さんはこれらを実践しながら、企業理念であり未来へ向けた人類共通のテーマでもある「よく生きる」を社会全体へと広げていきたいと考えています。  とありました。

どの業界でも感染予防に腐心しながら、大変な状況にある中、この4Eって、会社の方だけでなく私達、一般人にも必要ではなかろうか?と思ったりしました。世の中が刻一刻変わる中にあって、とても良い記事に出会えたと思います。

甲斐の開運

山梨の後輩先生から、出来たての日本酒を頂きました。この酒蔵は有名で、先日仕込み風景がテレビで放映されていました。今、皆コロナ禍でヘトヘトなのに、こうしてお福分け下さって有り難いことです。きっと感染予防に腐心され、頑張っておられることでしょう。

丁度作った葉山葵の漬け物、実家から届いた蕗の薹も蕗味噌にしたので、チビチビ、有難く頂こうと思います。

まだまだ油断大敵です。こういう風にすると感染リスク高い!ということが少しずつわかってきたので、意識高く・モラル高くやるっきゃないですね。

 

葉わさびを漬けました

葉山葵は右下のお小皿です。

ツン!と鼻をぬける山葵の香りと喉にのこる微かな苦味が癖になります。この時期必ず作ります。
お酒にもご飯にも最高に合います!

紅いのはラディシュとその葉のぬか漬け。カリカリ美味しくて刻んだ葉っぱは温かいご飯にのせてこれ又結構。

日本人でよかったぁを満喫です。

洗面所 感染のリスク?

コロナ自粛解除を前に、「洗面所は感染リスク!?」といきなり夜テレビ見ていたら出たので「エッ!?」と見入ったら、家庭の洗面所で普通に歯磨きしてる場合の、飛沫と所謂エアロゾルがどう飛ぶか!を、赤外線画像で示していました。口の下を中心に大きく下方を中心に広がっていました。

呆気に取られていると、「ですので、歯ブラシは口を閉じてやってください!」と言ってアッと言う間一瞬で終わりました。ビックりして何チャンネルかも?覚えていません。お口を閉じて歯ブラシなど、全部の歯をきれいにすることは不可能です・・。

外出から帰ったら、コートや上着は玄関の外で脱いで払い、靴の裏にもアルコールをし、スーパーに寄ったMy袋は、必ず洗って干して寝ます。いろいろできることはやってるのに、そうか歯ブラシする時も・・と、まぁ家庭では並んですることもないけれど、傍に小さい子がいる場合もあるし・・と、看過できない情報だと気になりました。

外出先でちょっと歯ブラシしたいなぁという時も、殆んどのトイレにはそのような場所はないので、すいてるトイレを見つけてほかの方に迷惑ならないタイミングで、歯ブラシするようにしています。歯ブラシ後は持参のアルコール綿で洗面を拭きとったりして終えます。

このテレビを見る限り、シチュエーション・他人が居ないかどうかを考えないとダメですね。ということは、めったに外で歯ブラシ(出先のトイレなどで)は出来ないということになります・・。

う~んと考えてしまいました。

コロナ感染拡大していた時、ある会社でのクラスターが、会社の洗面所?トイレ? ともかく並んで社員がは歯ブラシしていた・・と報道された時があり当時スタッフルームでも、昼食後の歯ブラシは、一人一人別の場所でしようと!と早速に取り決めたことがありました。

自粛解除されても、今後コロナとうまく付き合っていかなくてはならない時代。いつまたほかの感染症が?とも限りません。新しい生活様式考える前に、確かな感染リスクをきちんと知りたいと思いました。怖がっているより、リスクを知ってできる最大限の対応する!
これしかありません。わかればどなたもなさるでしょう・・。

みんな大切な人がいるでしょうし、どなたもかかりたくはありませんから・・。

鯵フライ

3月14日のブログに「何パンでしょう?」とブログに載せさせて頂いたら、ビックリ19日のカンブリア宮殿に出てしまいました!逗子のスーパースズキやさん特集で!

鯵フライ単品が大きくクローズアップされ、スタジオで小池さんが「わ~肉厚、カリカリ!」と。
それがパンにはさんであるのですから!ゴックン!画面を食い入るように見てしまいました。

それより、女性の社長さんが、私達客が何を欲しがってるか鋭い感でお分かりなんだな~と心強く思いました。コストと見合った内容、安ければいいというものでないとわかっていらして・・。

どちらもそうだと思いますが、あの辺は特に急激に高齢化が進んでいるので、又低いようでも山があるので坂も多く、買い物がご不自由じゃないかと、宅配便はじめ、それがただ商品届けるだけでなく、「安否確認」にも貢献してるというから驚きです。コールセンターの方の「最近体の調子は如何ですか?」のあたたかい言葉かけに、引っ越したくなった方も多いでしょう。

スーパーという物販だけでなく、「お客様の喜ぶ顔がみたい」というご商売の基本を垣間見た想いでした。ショートカットの白髪に、きちんとジャケット召され、仕事にふさわしいアクセサリーもきちんとおつけになって、満面の笑顔ステキな女性社長さんの姿に、ご商売の真髄を見た気がしました。シャキッとしてとってもステキで、鰺フライパンを又買いに行きたくなりました。

五月みどりの日

菩提寺から頂いた日めくり。13日の下のほうに「さつきみどりのひ」と書いてあり、かの昔の演歌歌手が何でお寺の日めくりに!? と思っちゃったのです。

よく考えれば「ごがつ・みどりのひ」と理解できるのに。全くもってオッチョコチョイな私。

自分で呆れています。

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染色家、柚木沙弥郎さん

 

今まで同様、日常の中からちょっとしたこと、又38年患者さんとのおつきあいの中から、また、新しい、引続きお伝えしたい健康情報等々お伝え出来ればと思います。

そんな中、偶々立ち寄った本屋さんで今夢中の染色家、柚木沙弥郎さんの華やかなブルーの本が目に入り、すぐ買い求めました。

パラパラっとめくると「つれづれ(day by day)」と!アラッ何てタイムリー!と嬉しくなりました。

表紙の帯には、「いつからはじめたっていいんだよ。僕だって物心ついたのは80歳になってからなんだから!」と。
柚木沙弥郎さん御年98歳でらっしゃいます。

かつて日野原重明先生も、「人間いくつになっても、創めることを忘れなければね」と仰っていらしたっけ・・。

ご本のどのページにも、柚木さんの若さとエネルギーがみなぎって圧倒されます。そして、言葉がシンプルで美しいこと。

本屋さんで見かけたら、ぜひ手に取ってご覧ください。
展覧会なさったパリの人たちを、圧倒なさったようです。

コロナが落ち着いて展覧会があれば、何を押しても伺いたい柚木沙弥郎さんです。

心に触れる言葉

コロナが終息どころか、変異株にとって代わりつつあるとの報道に、ため息つきながらも、やれる事は引き続きやらねば・・と思う今日この頃です。

それにしても、政府のトップにしても、担当者にしてもこの国はなんて言葉遣いが下手なんだろうと思う日々です。

いつか、メルケル首相が心の底から「お願い!」と言う思いで発した言葉は、素直に人としての言葉と感動もし合点しました。

やはり、心に触れる言葉と言うものは、教養が出るんだなぁ~と自戒を込めて思います。

曖昧模糊とした日本語にしても、「心に触れる言葉」はあるはずですから。リーダーに求められるのは、その人のこ・と・ば
に他なりません。

正確に、誠実に伝えて欲しいと思う今日この頃です。

何パンでしょう?

逗子のスーパーで見た瞬間、買おう!と決めた!
なんと「アジフライ」のバーガーパン。

いいじゃないいいじゃない。微笑んじゃいました。

逗子葉山は昔から鯵は最高に美味しい。

小さいときは庭に七輪で、祖母に開きを炙って貰った記憶があります。サザエも叔父が水中メガネともりで採ってきて(今は禁止)やはり七輪で直に焼いてお醤油垂らして食べた!もちろん肝ごと。子供心に苦かったことを覚えています。脂がのって肉厚な鯵は、最高に美味しかった事も、ベロがしっかり覚えています。

その鯵使ったアジフライが、サンドしてあるのですから、美味しいはず!です。果たして。感動の美味しさでした。へんにキャベツの千切りとかレタスとか入ってないから直球の美味しさ!大満足。少しだけタルタルが付いて、薄甘いパンによく合ってぺろリと平らげました。

地味だけど、教えたくない逸品!です。
だって198円!でこの美味しさ、最高!!

視点論点から

めったに見ない番組ですが、京都大学の明和政子先生と言う方のご意見に、ビックリして思わず拝聴しました。

というのもこのコロナ禍だからこそ、幼児の発達に注意が必要・・と。

① マスクが欠かせないので、子供たちの脳の感受性期にとても影響あると
  フランスでは、こうした心配から子供前では透明なフェイスガードで、大人の表情
  見える工夫をし始めていると。

  なので、早期の脳の感受性にはこのコロナ禍は大きなリスクである

②人は「共同養育」で育つ
  一昔前まで、祖父や祖母や様々な人の共同養育で子供は育った。人の脳は完成するま
  でに25年かかる、このコロナ禍で会う人に会えず、限られた中での日常、又省力化・                利便化が果たしていいのかどうか。

  チンパンジーは、一人目がある程度育ってから(6~7年)次の子を産む、短い間隔
  で次を授かることが果たしてどうなのか?という議論がある・・そうです。
   
  人の生存や育ちには、本性を踏まえた脳と心をゆっくり育てる仕組みが必要なのだと
  明和先生のご意見でした。それにしてもマスクが必須の日常で、確かに顔の表情を読
  見取るのは困難だし、それは子供や幼児だけでなく、聴覚障害者の方々も口話が読み  
  取れずご苦労と聞いてますし、我々も目だけしか見えない日常になれると「気配」
  さえも読みとれず不十分と感じる今日この頃です。
  子供の成育にも大きく響くと知って、どうしたものかと・・番組見て危惧しました。

  生身のコミュニケーションとれない今日この頃、さて・・。
  通り過ぎることのできない大きな問題ですね。

 

 

ハヤトウリ

久しぶり見つけたハヤトウリ!よく庭先になるお宅もあるそうで、成長著しいので、あっと言う間に近くの電柱にまで巻き付くように伸びちゃうのよ!と昔千葉の友人に聴いたことがありました。

切ると少し粘る水気が出ましたが、浅漬けとぬか漬けにしたら、粘り感じず、パリパリの歯応えで、水晶色がきれい!
さっぱりした味で美味しく頂きました。

直ぐにもう一個買いに行ったら売り切れ!ざんね~ん!

好きだなぁ、この雰囲気。

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再び登場です。どうしてもこの空気お伝え致したく。じっと見てると、何でかなぁ。よく作ったなぁ。塀の中の方どんな方かなぁ。創造力全開ですが・・。

それがですねぇ。最近通りがかったら塀がなくなってました。

持ち主さん引っ越されたんでしょうか?取り残された赤いポスト、何だか寂しそうでした。この一体感・空気!完璧でしたのに。

残念!

スマイルなったま

こんな納豆だったら、ニヤッですね。
納豆には生(乾燥を戻した)ひじきが混ぜてあります。
スマイルは目がゴマ、口がひじき、赤いのはケチャップです。
食べるのがもったいないですね。

先日あるタレントさんが、納豆をアボカドと一緒に食べると美味しい!と
話していました。私の知り合い70代後半のご夫妻も、アボカドを二つ割りし
種を抜いた丸い穴に、納豆入れて一緒に食べると美味しい!と、つやつや顔で
おっしゃていました。

身体にもよい上、「美味しい!」と言いながらニコニコ食べるから、体にも
いいのでしょうね。(納豆摂取について、注意が必要な病気もありますので、お気をつけて下さい)

 

「おしあわせに」の力

随分前の新聞にとてもほっこりする投書が載っていました。見れば朝霞市の73歳のご婦人から。

この方は毎月、巣鴨のお地蔵様にお参りに行かれるそうです、何をお願いするわけでなく、又お参りに来ることができました、ありがとうございますと100円のお賽銭をあげて商店街を見ながら帰られるそうです。

とある日の行く途中巣鴨駅で降りようと電車のドア近くにいると、手押し車を引いたお年寄りが降りようとしていたので、ご自分もお年寄りだけど「お手伝いしましょうか」と言って手を支えご一緒に降りたそうです。

別れるとき、その方は「どうもありがとう。おしあわせに」と言って去っていかれたとか・・。なんて素晴らしいお礼の言い方だろうと感激なさったと言う投書でした。

ご自分はとっさにそのような言葉は出ない。自分のことしか考えていなかったと反省しながら、そのおばさまのように美しい言葉を使おうと思いました。生きてる間に、出会う方に少しでも心温まる言葉を贈れたらいいと思いました・・・と言うものでした。

この投書を読んで、この方の美しい言葉がたまたまお会いになった手押し車の方とこだまして、このような美しい会話が交わされたのだと、改めて思った私です。

38年の仕事の間に、スタッフ教育に携わったこともありましたが、ドッジボールより「キャッチボール」と言いながら果たして私はこの方のような美しい心に届く言葉で話していたでしょうか?

そういえば以前アメリカ人の患者さんが、メンテナンス終えて帰られる時、夏休みは帰国されると聞いて「どうぞ皆様でよいバカンスを!」と申し上げたら、「same  to you」と仰って頂きステキな言葉だなぁ~と「まぁありがとうございます」と感激したことがありました。

「どうもありがとう。おしあわせに」
スムースに言えるようになろうと思います。

共生社会

河津桜が咲き始めました。

菩提寺から届いた、アーユス仏教国際協力ネットワークの冊子に、よい文がありましたので紹介させていただきます。

桜の花の季節に思い出す映画があります。河瀬直美監督作品「あん」です。
中年の千太郎(永瀬正敏)が勤める町中の小さなどら焼き屋に一人の老女・徳江(樹木希林)が現れます。徳江が作る餡の美味しさに驚いた千太郎は徳江を雇い入れます。
店はたちまち繁盛しますが、徳江が実は元ハンセン病患者だったことが知れると客足は遠のき、徳江は退職を余儀なくされます。その後、千太郎は徳江の住む全生園に足を運び、その人生に触れることにより、暗い過去を持つ千太郎自身が生き直しを促されるのでした。

映画の終盤、満開の桜に重なって、徳江のことばが流れます。
「私はたしかに聞いたような気がしたのです。月が私に向かってそっとささやいてくれたように思えたのです。お前に、見てほしかったんだよ。だから光っていたんだよ、って」
「この世にあるものはすべて、言葉を持っていると私は信じています。陽射しや風に対してでさえ、耳を澄ますことができるのではないかと思うのです」

徳江は病気への差別により奪われた尊厳を、他からの言葉を聞く中で回復していきました。それは千太郎の人生にも影響を与えたのです。

ハンセン病への差別をテーマとしたこの作品は、ウクライナ・カタール・スペイン・フランス・イタリア・台湾・韓国・・。世界45か国以上で上演され、どの国でも観客の涙を誘いました。

感染症は菌やウイルスが原因なのにもかかわらず、感染した「人」を忌避し遠ざけたい思いが生まれがちなのは、昨今も繰り返されたことでした。差別や世の理不尽により生きる場所を奪われた多くの人々がいます。しかし一方で、その痛みから広がる同感もあります。やるせないことが多い毎日の中で、生きているこの私に向けられている他からの眼差しと心があるのです。

自分だけでなく必ず誰かの力になります。民族や社会のあり方も超え、世間の評価や意味も問う必要のない共生社会は、いのちへの共感から拓かれます。(松本智量)

このコロナ禍、もう一度映画「あん」見たくなりました・・。

☆彡
本日で朝霞中央歯科クリニックHPをひとまず閉店です。
長い間、折に触れ当HPをご覧いただき、食レポ?つまらない日々の呟きにお付き合いくださいまして、本当に有難うございました。思いがけずたくさんの方が覗いて下さっていることを知り、感謝以外にありません。

歯科は生活者医療だと思って38年参りました。
十分お役に立てたかどうか?わかりませんが、ある一つの「おもい」で皆様と繋がれたことは望外の喜びです。このすさまじいスピードで動く毎日にあって、医療は常に人それぞれに即してあるもので、科学的にどうとか、データー上はどうだけでなく、その人そのものに起こっている事にて、人を知ることが大切です。それには知り合わなくてはなりません。

その意味で、長い間拙い駄文ばかりでしたが、当院の思いをちょっとでもお伝えできていましたら嬉しいことです。

皆さまどうぞ、お元気に、いやな事あっても「にもかかわらず笑って」お過ごしください。そしてご自分のおからだ、お口の中を!面倒見てあげて下さい。

今後は他のページで日々を綴らせてただきます。

お元気で!

 

国立6施設 健康長寿への提言

健康で長生きするための提言を、国立がん研究センターや国立循環器病研究センターなど六つの施設がまとめ、19日公表した。様々な病気にまたがっての予防への提言は国内で初という。

「禁煙」「節酒」「活動」やっぱり大切

☆健康長寿延伸のための提言

・タバコ  吸わない、他人の煙を避ける
・飲酒   節酒する。飲めない人に強要しない
・食事   食塩は最小限に。一日に男性7・5g未満、女性6・5g未満。食物繊維や魚を
      多くとる
・体格   やせすぎない、太り過ぎない。適正体重を維持する
・身体活動 活発な身体活動を心がける
・心理社会的要因  ストレスを避ける、社会関係を保つ、睡眠をしっかりとる
・感染症  肝炎やウイルスやピロリ菌の検査を受ける。インフルエンザや肺炎球菌を
      予防、
・検診と口腔(こうくう)ケア 適切に検診を受診、口腔内を清潔に保つ
・成育歴、育児歴 出産後初期はなるべく母乳を与える
・健康の社会的決定要因 経済状況や環境に眼を向ける

               (国立がん研究センターなど6施設による提言から)

過去ずっと朝霞中央歯科クリニックとして、「禁煙・受動喫煙防止」に関わって、日々の診療の中でもケアの中でも「たばこの害(電子タバコも含め)」をお話しし、多くの禁煙成功者を送り出し、その口腔内の変化に立ち会ってきました。
又食事の大切さも、唾液検査の際、ダイエットクロック三日分を亭主頂くことにより、年代による食事の偏り、お口の中の食べにくさによる偏り、様々多くの疾病の要因にもつながるものとして、お話をして参りました。

今回の提言を見て、生活習慣がやはり大切。それと社会との接点ですね。

2009年聖路加国際病院理事長。日野原重明先生99歳にお目にかかった折頂いた言葉

「習慣がつくる 心もからだも」

今も心に留めています。
そして何度もここに書いている

「にもかかわらず笑う」(アルフォンス・デーケン)

そうそう、先日NHKチャンス!で 「10秒大きくお口を開けてみましょう!」と
やっていました。これがなんとも大変、すごい顔になりますよ!!

全部やろうとすると忙しいですね、
忘れない程度に続けたいものです。

そして、私の信条、
ケセラセラ・なるようになる~♪♪

 

オリンピック

何かと話題の東京オリンピック!森元首相から何気に出た言葉が、今の日本をあぶり出してしまった!から、オリンピックだけでなく、波紋は大きい。

しかしながらオリンピックに特化して考えても、このコロナで不安な中、それだけでも大変な中、様々困難な状況の中準備に励む選手達の気持ちを削ぐような、オリンピックの根本に引っ掛かる今回の発言は看過できないばかりか、「そうよそうよ」と発言の根本に根ざす数々の不平等な考えが吹き出した!発言したご本人は「失言」と仰っても、そのような考えに基づいた発言だから、訂正しても謝っても何も変わらない!と我々が感じるから始末悪い。

こんな状況の中、ひたすら励む選手の皆さんは、気持ちをキープするのが大変ではないだろうか?つい案じてしまう・・。

指摘受けて「だから次は女性に」と言うもんだからもっと始末が悪い。
その方の能力やお仕事ぶりで評価出来ない国、日本。

すったもんだの末、会長など人事は決まったもの、なんだかすっきりしない。こういう時日本という国は、新しい会長の仕事ぶりを見て評価いただきたい・・などと言うもんだから、いつの間にか煙にまかれてしまう。

テニスの大坂なおみ選手が、23歳なりに誠実な一言で私の心にシャンと届いた。
飾らない言葉だからこそ、てらいのない言葉だからこそのストレートな気持ちの吐露。23歳なのに既にアスリートとして見事というしかない彼女の一言だった。

日本の首相経験者のとんでも発言!の波紋は大きいけれど、考えるいいチャンスと思って、それぞれの問題として考えねば勿体ないと思う。

健在?

病院に検診に行った帰りは必ず丸善のステーショナリーに寄るのが楽しみです。瀬川小児科さんだったビル入り口に、珍しい公衆電話がひっそりと居て!?

思わず「未だ居たの?」と駆け寄ってしまいました。

「テレフォンカード入口」と書かれたシールも懐かしい・・。

当時はテレフォンカードは結婚式の引き出物にもなったりして、デザインに凝った時代もありました。

日本歯科大学卒業の村上一枝先生が、アフリカのマリで歯科医としてのみならず、現地に水を引く活動や、保健師さんに活躍頂く為、自転車が必要!と日本の放置自転車を流用する案や、人気のテレフォンカードを集めて換金しそれで保健師さんの活動頂こう!に共感し、随分前には待合室にボックス置いて、患者さん方に協力頂き、ビックリするほど沢山のカードが集まったのでした。少しでもお役に立てて患者さんのご協力に感謝申し上げたことでした。

出先で見つけた公衆電話から懐かしい患者さん方とのふれあい、引き続きがんばってらっしゃる村上一枝先生の高いお志に感じ入っておりました。

丑年

例によって、私のカードコレクションに傑作なウシちゃんがいました。見るだけで愉しくなります。

アッハッハ!と笑い飛ばす日々になりますように。

今暫く、手洗い・アルコール・正しいマスク着用・会食我慢!家族間でも出来ることはやって、意識高く!モラル高く!がんばりましょう!

一人一人の小さな努力が、大切な人を守れますように。そしてこのウシちゃん達のように、タンタカタン♪♪と愉しく過ごせる日が訪れますように。

今、夢中!

一年位前からでしょうか?雑誌・婦人画報に毎月紹介される度、なんてフレッシュな感覚なんだろう!

と感じると同時に、この方が御歳99才と伺って驚愕します。

柚木沙弥郎さんです。素朴なのに洒脱!カラフルなのに渋くて上品。
なんて素敵なんでしょう。
ヨーロッパのリトや絵画を沢山観てきて、又日本画家の作品にも触れ、又北川民次等の分野の絵も観るチャンスに恵まれて来たけれど、99才でこのフレッシュな感覚には改めてハッとさせられます。

そう言えばもう随分前、故・中川一政さんが100才を前に「未々これからです」と草の上に寝転んで仰ったのをTVで見てたまげました!

柚木沙弥郎さんの作品拝見して、自然の美しい風景や、様々な物との出合い、興味や関心・・、こう言うものを見たり聞いたりしてあのような表現が生まれるのか?
その対話をさぐるのも楽しいことです。

104歳で亡くなった日野原先生がよく仰ってました。
「幾つになっても創めることをやめなければ・・」と。

先人の言葉がキラキラ響きます。

協力しましょう

定期検診で出向いた国立病院。
朝開始前には、担当看護師さんが血圧計る器械から、待合室の椅子から、何からアルコールで拭いて下さっています。
そうでなくともお忙しいのに・・。
清潔な待ち合いの椅子にはこのような貼り紙が。

到着した患者達も、こんな一生懸命な看護師さん達見て、静かに黙って順番を待ちます。

医療従事者のお姿勢に頭が下がると同時に、このような感染予防の仕事は、現場の看護師さんでなく、出来ればボランティアや学生さんのバイトに任せて、専門職である看護師さん達は現場に集中させて差し上げられないものか?そして十分な休息も差し上げられないか?と思った事でした。
常々看護師さんが入院患者のベッドメイクしたりは分業したらいいんじゃないか?と感じていました。
もっと特化したお仕事にして差し上げたい気持ちです。

話はそれましたが、
意識高く!モラル高く!も少し頑張ってコロナやりすごしましょう!

美しい死

大事に大事に机にしまってある記事です。(平成9年11月7日付)
随分前にもご紹介しましたが、今一度ご紹介させてください。

「美しい死であったと感じました」がんで亡くなった先輩学者の病理解剖に立ちあった時の感想を求められ、思わず口をついて出た言葉だったという。
「なぜ美しいと表現したのか。自問自答しました」

こんな切りだしで始まった森亘日本医学会長(元東大学長)の話は味わいがあった。
先日東京で催された日本医師会創立五十周年記念大会での「美しい死。品位ある医療の、一つの結果」と題する特別講演である。

森さんは病理学が専門。「優に千を数える」解剖の体験をもとに「必要にして十分な医療を施された遺体には、それらが見事に反映し、それなりの美しさが感じられる」という。
なぜか。

「その疾患の結末として起こるべくして起こった変化の集まりであり、大きな修飾は感じられない」からで、「節度ある医療であり、品位ある医療である」。

逆に「脳死状態に陥った後も長く心拍動、呼吸を保ち、脳やせき髄が融解しつくすまでに至った患者の病理解剖所見は、美しいとは映らない」とも。

「節度ある医療は、知識、教養、品位を併せ持った医師によって初めて下しうる。今日の医師にはこうした高度の素質が求められている」と訴えた。

さらに、言外に一部医師の過剰診療を批判して、「医師に与えられている大きな裁量権は、良識を欠く行使の下に置かれるならば、やがて取り上げられてしまう」と警告した。

講演は、制度改革や不正請求問題に揺れる医療界を心配する心情にあふれ、「医師には医学的力量とともに人間的教養と品位が求められている。このことを、ぜひ後輩たちに教えて欲しい」と結ばれた、

演壇を下りた森さんに、「感銘を受けました」という声が寄せられていた。

 

と言う記事でした。
読み終えて、スーッと頭の中を森の風が吹き抜けたような感動を覚えました。大事に大事に引き出しにしまってあった新聞記事ですが、当時歯科界では「MI」と言って出来るだけ小さく処置をしようと言う動きが出て、この記事直後の熊谷先生のご講演に行きましたら、この記事が最初の画面に大きく出て、「アッ」と驚きながらもこの森先生の文に感じ入り何度も何度も読み返した事を、今さらですが思い出します。
月日はながれても、大事な、心に止めおきたい、大切な記事となりました。

医療提供側にとっても、患者さん側にもお知らせいたしたく、再びご案内しました。

寒い日はこれこれ・・

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未々寒い毎日、いつもとお肉の種類代えて、鶏手羽でポトフーにしました。農協直のお野菜は甘い甘い!

ニンジンも蕪も。私のポトフーにはキャベツは入れません。美味しいのですが、キャベツが主張し過ぎてバランス悪くなるからです。

仕込んで一晩置いたら、コラーゲンぷるぷるになってスープも美味しいッたらありません。粗塩と胡椒だけで頂きました。からだの芯からあったまり、残ったスープでおじやにしました。うちごはんの典型です。しっかり食べて乗り切りましょう!

加藤登紀子の ひらり一言より

  「忙しい」は「心を亡くす」と書く。

  それに引き換え、「暇」という字はなぜ

  こんなに込み入ってるんだろう。

登紀子さんは「暇」な時こそ丁寧生きて、「亡くした心」を取り戻せ、ということかな。「丁寧」の「寧」も込み入ってるね(笑い)と。

ろうばい

久しぶり近所を散歩したら、あるマンションの植え込みにろうばいが密かにさいていました。

剪定した後でしょうか?数は少ないですが、艶のある黄色の梅が可愛く咲いてます。

コロナで先の見えない毎日ですけれど、季節はちゃんと春に向かってるんだ!と思うだけで「ホッ」とした私です。

辛いおもいの方々が救われますように。お花に目を止める日々が来ますように。

喫煙者など注意 加齢も要因

先日「持病の重症化リスクどれぐらい?」と言う記事に、看過できない説明がありました。

よく基礎疾患基礎疾患と言われますが、何のことでしょう?
厚労省の「診療の手引き」は今回のコロナの重症化しやすい基礎疾患として次をあげています。 
  ・がん
  ・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  ・慢性腎臓病放つ
  ・2型糖尿病
  ・高血圧
  ・肥満(BMIが30以上)
  ・喫煙         これらをあげています。加えて米疾病対策センタ-(CDC)
              は昨年12月、リストにダウン症を加えました。

例えばこのCOPDは、重症化リスクが何と!5・7倍になるという報告があるようです。COPDの原因の90%はタバコ・喫煙です。国立国際医療研究センターの呼吸器内科の放生雅章診療科長は、「当院で亡くなった人は喫煙者が多い。悪い生活習慣で重症化する病気と言える」と述べています。

このCOPDは以前より、このコラムなどで取り上げていますが、喫煙者のほとんどが罹っていると言われる、COPDの人数=喫煙者の人数の怖い病態です。

コロナに限らず、喫煙していて影響のない疾患(病気)はないので、周りの方もやさしく声をかけて、禁煙に向かえるよう力を貸してあげましょう。

禁煙出来ないのは、意志が弱いのでなく生活習慣になっちゃってるだけの話です。吸ってる方も、「やめたい」「やめよう、お金かかるし、体に良くないし」ときっとわかってるはずです。禁煙を応援しましょう!

 

日本語は難しい・・

一月三十日付の新聞に、日本語学者・金田一秀穂先生のご意見が載っていました。
緊急事態とは?「宣言」でうやむやに・・と。

緊急事態宣言を発出するー。なんとも物々しい言い方が、政府やメディアで頻繁に使われる。非常時のこうした言葉遣いの背後に何があるのかという考察です。

本来「緊急事態だ」と言えばいいのに、「緊急事態宣言を~する」とワンクッションあるいい方に気をつけてと金田一さんは言う。

「緊急事態になった」と言うと、その真偽を議論する余地が生まれる。なぜ緊急事態になったのか?どう緊急事態なのか?だが、「宣言を出した」と言われると、宣言したこと自体がひとつの行為になり、その宣言の内容も真偽は問題でなくなると。

日本人は世間を重んじ、「きちんとする」「しっかりやる」という言葉をを多用するという。特に安倍前首相は「しっかりやる」という言葉が好きだったと。「周りから見て文句を言われないように」ということであって、「褒めてもらえるように」ではない。日本人がとても大切にしている道徳律だ。

こうした性格を持っている日本語は、緊急事態とは相性が良くないと見る。「日本語は融通無碍。それはよさでもあり、だらしないと言えばだらしない。結局、場当たり的にならざるを得ない、決断できない政府の言うことがあてに出来なくなり、自分で考えるしかなくなった、というのが現在の状況ではないか・・と結んでいる。

そうかぁ~と思いながら、ため息の私・・です。

地元の力士が優勝!(随分遅れたブログで失礼します)

すごいことが起きました!未々若い地元の力士・大栄翔がなんと!優勝しちゃった!

いつも朝霞駅に等身大パネルがあるので、気にはなっていて、近所の先生に後援会入りましょうか?
と申し出ようかと思っていたところに素晴らしい快挙!優勝後のインタビューが謙虚で素晴らしい!

真面目に取り組む姿勢が垣間見れて久しぶり清々しい力士を目の当たりにしました。コロナで鬱々したなかに、なんて素敵な爽やかなニュース。良かった良かった!遅ればせながら、後援会に入れて頂き、地元の清々しい力士を応援させて頂こうと思います。

ナッジ理論

一定の距離を保つ立ち位置を示した床のテープ、消毒液の設置場所を強調する矢印。

昨今、街中で見かけることの多いこれらの仕掛けは、望ましい選択を自発的に促す行動経済学の「ナッジ」理論と言うものを、COVIDー19対策に活用したものだそうです。

慶応大学看護医療学部の看護医療政策学生会の学生達は、特に若者に響くナッジの研究に取り組んでおり、意識調査を実施し、何が・なぜできないかを分析し、消毒液を適性料使う工夫したノズルや、スマホケースと組み合わせた除菌シート等考えてるそうです。

こんな記事読み、そうなんだぁ~と元気づけられましたが、いまいち難しくてわからない私です・・。

でも若い方の発想が、現実にお役に立つのは、すばらしい!です。
みんなの力で、コロナ終息に向かうといいですね。
出来る事手を抜かずに頑張りましょう!

ある年のアマリリス

もう一度お見せしたくなりました。元気一杯のアマリリス!
ある年の1月中旬頃の待合室のお花です。

丁度いつもの馴染みのお花やさんに、こんな素晴らしい八重のアマリリスがあり、是非に皆様にご覧頂きたく飾りました。ガラスの鉢も豪華に新年を寿ぐのにこんなに相応しいお花もなかったと記憶しています。

コロナで鬱ぎがちなこの頃、このアマリリスご覧になって、ハァ~ッと息はいてみて下さい。フゥ~ッでもいいかな?両肩ゆっくり上げ下げしながら・・。

お花はいいですねぇ。なんだかこのアマリリス笑ってるように見えませんか?
「にもかかわらず笑う」(アルフォンス・デーケン先生)です。

春が待ち遠しいですね。

昨年春の危機感の中、皆で我慢したこと思い出して、もうひと頑張り!
コロナで悲しいご帰宅になった方々のこと、今一度思い出して、気を緩めることなく
出来る感染予防は致しましょう。

ちょっとの我慢と努力が、きっと大きな解決に繋がるはずです。

早く大声で笑って、握手もしたいですね。

 

唐突な話ではなかったようです・・

先日、東京歯科大学の歯学部の慶應義塾大学への統合!と言うニュースにはビックリいたしました。

東京歯科大学は、創立130年にわたり、歯科医師としての知識・技術だけでなく、幅広い教養を身につけた良識ある歯科医師養成を目標に、リベラルアーツを学ぶことを重視してきた中で、人材育成のさらなる高みを目指し、10学部を有する総合大学であり、歴史的関係深い慶應義塾大学との合併に踏み出したようです。

この歴史的関係を紐解くと、東京歯科大学創設者・紀齋は、1870年慶應義塾に入塾し、1890年に三田キャンパスに近い芝区伊皿子坂上(現三田4丁目)に、高山歯科医学院(現在の東京歯科大学)を開校。

同大学の建学者・血脇守之助は、1889年慶應義塾卒業後、1893年に高山歯科医学院に入学、歯科医師資格を取得。1990年に高山歯科医学院を引き継ぎ、東京歯科医学院を設立したと言う歴史的な関係があったのです。血脇ホールにはこのような歴史があったのですね。

この統合!により、慶應義塾は日本の総合大学として初めて、医学部・看護医療学部・薬学部・歯学部の医療系4学部を擁することになります。知らない歴史的な繋がりがあったのですね。

歯科医療も重要性を増し、又全身との関係性が重要視され、全身の一部分として診て診療内容を吟味する時代ですから、意味ある統合と思います。

もとを辿れば「害のない医療」(ヒポクラテスの言葉)

人間の体をパーツパーツで見るのでなく、患者さんのヒストリーを加味して、複合的に診る時代に、ますますなるんでしょう・・。
医療側の人間力が必要となっていきます。