GWあったたかったので、ベランダのクレマチスも、一気に蕾がコンニチワ!今年は何色かしら?この鉢には4色の湘南てっせん(クレマチス)が植えてあり毎年楽しみなのです。これだけは主人の管轄。蕾沢山ついて、今年もやったね!
健康応援ブログ
久しぶり、葉山の魚佐にお邪魔しました。あまりの人気店で、夕方は四時半から。待つの覚悟で5時前行って名前を書き、初夏の海風に吹かれながら、長椅子で待つのもいいもんです。近所の猫が魚のおこぼれ貰って駐車場で背中向けて食べ、空を見ればトンビが仲間と旋回中。いいなぁこんな日も!と微睡んでると、「久しぶりです。カサゴ入ってますよ。唐揚げします?」と魚佐の仲良し兄さんの声。「もっちろん!それ目当てに来たんだから」と、席に着くなり、鬼カサゴとカサゴ一匹ずつ登場。ウーン素晴らしい姿。完璧!パチリ!ここは揚げ方が上手で中までカリッカリです。手づかみですっかり平らげました。海辺だからこそのご馳走。お店の心意気も魅力的です。 美味しかったこと。背びれのトゲ以外はぜーんぶ頂きました。三日分のカルシウム取りました(笑)、間に見えるのは新筍と新わかめの酢味噌和えです。うーん。満足満足。目もとろけてますよ。
一年くらい前にも書かせていただきましたが、今又、この言葉に注目です
serendipity セレンディピティ
思わぬ幸運に出会える能力 だそうです
辞書引いてみると、「掘り出しものを見つける才能・掘り出し上手」とあります
あちこちでお花が咲き、樹の新芽も美しい季節。思わぬ幸運に出会えそうな季節ですね。
なんだかワクワクしませんか?
朝起きてびっくり! アマリリス咲きました!しかもゴージャスな色。白なのにグリーンが入って、しかも赤い筋の柄入り。ステキです。とても大きくて、赤ちゃんの頭くらいありそう。長持ちするといいなぁ。嬉しくて朝からウキウキ。思いがけずに咲いてくれるので、お花ってスゴイですね。ありがとうさん。
1000匹以上の二ホンザルが生息する高崎山自然動物園で、赤ちゃんザルに「シャーロット」とつい先日お生まれになった英王室の王女と同じ名前を付けたとして、批判が殺到し、園がお詫びする騒動になっているようです。名前は公募でつけ、7日園は撤回も含めて協議するも結論出ずとのこと。公募で最多の59通だったので名付けたようです。
園に寄せられた550通の意見の大半は「失礼だ」という趣旨で、8日以降、英国大使館に意見を求め、市長とも協議して対応決めるとのことです。
一連の騒動は、英BBCでも報じられ、波紋が広がっているものの、7日に園には「失礼には当たらないのでは」との声も増えているようだと報じています。
英紙タイムズの東京支局長は「英国人の多くは王室への愛情を持っているが、動物に同じ名前を付けることに過敏に反応することはないだろう。シャーロット王女も、大きくなって高崎山を訪れたら喜ぶと思う。一部の日本人は、高貴な人に対する尊敬の念が、英国人よりすごく強いのかもしれないと」と話してるそうです。ニュースによると、実際、今までにも英国では、他の動物に王室の方の名前を付けた例もあり、違和感なく、かえって親しみ持って接してるとのことでした。
出産を待ちかねて、国旗柄の帽子をかぶったりウエア来たりして病院そばに座り込む市民に、コーヒーとパンの差し入れを王室がなさったり、出産後、王子がご自分で車を運転してベビーをのせて帰られる開かれた英王室。格式を重んじる我が国。どちらがイイの悪いのでなく、文化と皇族・王室への距離感の差と受け止めました。もし猿でなく「こうのとり」だったらよかったでしょうか?現在英国に住む知り合いから送られてきた、のんびりした風景の写真と、鹿と人間が一緒に写っている写真を見ながら、「シャーロット」というお猿さんも元気に育って、いずれ英国のシャーロット王女が、高崎山を訪問されたらどんなにステキだろうなぁと思いました。「おおらか」「余裕」という言葉が頭をよぎります。
この記事アップする朝、高崎山のお猿さんの名前、「シャーロット」で落ち着いたとの報道ありました。なんだかよかったと思いました。
正直、ゴルゴ松本という名を知りませんでしたし、お顔を見れば「アッあの人」と言った感じでした。そのゴルゴさんがすばらしい活動中です。お笑いの方が少年院など慰問されたリはきいておりましたが、なんと「命の授業」をする、しかも少年たちがメモをとるんだそうです。昔はごみをポイ捨てするようなゴルゴさんだったとか。何があったんでしょうか?有名な山形の上杉鷹山(為せば成るなさねばならぬ・・)や熊谷商業野球部の佐藤先生の「やればできる」に触発されたとのことです。
受け売りですが、書いてみます
・「苦」「困」「災」に「難」が加わると「苦難」「困難」「災難」となり、こういうことがおきると不幸だと考える。
「難」がない人生を「無難」という。無難な人生なんてありえない。
だから「難」がある人生を「有」「難」と書いて「有難」しという。
・「吐く」という字は口にプラスマイナス。マイナスなことを履かねば夢は叶う。だから
口にプラスで「叶う」
・「幸」せでも何かが欠けると「辛」くなる
「辛」くとも何かが加われば「幸」いになる
・「命」という字は人を一叩き。
寝ててもどんな時でも叩きつづける心臓。心臓の一叩きの連続が「命」
その命を命がけで産んだお母さん、女性です。「命」の始まりは「女」
「女」が「台」となって「始」まりとなる。女の人を粗末にしたらダメだよ。
ここ(少年院)から出たら、命をつなげる・広げることを大切にしてほしい・・と。
最近訪問した赤城少年院は、小中学校生の初等少年院だそうです(13歳から15歳)暴力でしか表現できず、どうやって生きていいのかさえわからず、愛情感じたこともないそうですが、このゴルゴさんの授業には、必死にメモ取ったりするそうです。
ゴルゴさん曰く、この漢字の説明”こじつけ”かもしれないけど、こっちを向いて聴いてくれる。この活動続けていきたいと話しています。ゴルゴさんの気持ちに少年たちの心が動くのでしょうね。私も、とても新鮮で勉強になりました。
ご存じ足利フラワーパークの藤の花。見た方も多いと思いますが、「世界が息を呑んだ美しさ」として2014年CNNが選ぶ「世界の夢の旅行先9か所」に日本で唯一選ばれました。何を隠そう私の生まれ故郷なので、嬉しい限りです。この足利フラワーパークは
私の小さい頃は「早川農園」と言って遠足とかで行きました。
いま有名な大藤は樹齢150年にも及ぶ藤棚で、ここまでになるには、ある一人の女性の活躍がありました。彼女はいつもピンセットを持ち、一匹の害虫見つければすぐさま対応する凄い人と聞いていました。
先日のカンブリア宮殿では、その「塚本こなみせんせい」の特集で、現在は静岡フラワーパークの理事長となり、足利には時々のようです。
先日の放送見た方は、塚本さんのきっぱりした妥協のない姿勢にびっくりなさると同時に
スゴイ経営感覚と思ったのではないでしょうか?実際私も聞いてはいたものの、そのお人柄にいっぺんで魅了されました。最近の海外のコンサル本・マーケティング論などより単純にわかりやすかったです。彼女いう「感動分岐点」という言葉。
そこそこ美しいではダメ。絶対美しい!でないと。
いろいろ取り揃えてあってもさぁ。何もないのと同じ。これって一つ何かなければ。
「お客さまの立場になって!」と精一杯最大限やってる?
自分が夢中にならずして伝わると思う?
自分も人も感動すれば、生き甲斐になるよ。
文句はやることやってから言って。
遠回しにに言ってもダメ。直球で言わないとね。(樹齢150年の藤の樹を移植する時、塚元さん44歳だったそうで、仕事してくれる職人さん達50歳・60歳のバリバリの腕に覚えのある職人さんたちばかり)その方達を前に「私の言うこと聞いて下さい。そして良い結果出れば、皆さんのお力。悪い結果なら私が責任取ります・・と言ったそうです。そして
仕事は結果を出すこと!と言いきられました。
この大胆とも取れる塚元さんの言葉に、村上龍は「これってほぼ経営者のいうことばかりですよ」と半ば笑いながら楽しそうにコメントしてました。
「そうですか?」とほほ笑む塚元さんの背筋がしゃんと伸びて、言葉のきれいなお口元に
確固たる信念を感じました。
この時期おおぜいが殺到する足利の藤の花に、こんな素敵な樹木医さんがいらしたなんて
樹木や草花にあふれる愛情を持ちながら、きっぱりした信念お持ちでいながら、ちっとも嫌味でない塚元さんに「拍手」送りたくなりました。ゴールデンウイークはメチャ混みだったようです。まだまだ大丈夫ですので、ゆっくりフラワーパークを訪ねたいと思います。皆様も新緑を抜けて、フラワーパークに足を運ばれてみませんか?きっと藤の花だけでなく、自然の美しさに感動なさると思います。ぜひお出かけください。これからは池の睡蓮も見ごろになります。ぜひどうぞ。
ザ・ワイルドワンズの加瀬さん。20日になくなって早一週間。慶應の後輩にあたるコラムニストの泉麻人さんが「実にお洒落な先輩でした」と。他のグループに比べ、「品を追求された」と。そうしてグループサウンズ(GS)を「より明快にして世に浸透させた」とその洒脱さも述べておられます。又音楽評論家の湯川れい子さんは、「ともかくおだやかな人だった」「怒った顔を見たことがない。人との間にヒエラルキーをつくらず、そこが魅力的でした」と。それまでのバンドやグループが縦社会だったのを、バンド=仲間という横並びにして、とても新鮮でさわやかでした。また人の魅力を引き出すのも巧みで、その手腕は沢田研二の歌の作曲やプロデュースに生かされたと。ビートルズのポールが来日した日に旅立った加瀬さんが、会場のどこかで聴いていた気がします・・ともおっしゃっておられます。
思い出の渚の「忘れはしないいつまでも」の言葉通り、残ったワイルドワンズのメンバーは「加瀬さんのレガシー(遺産)を引き継ぐ」と宣言したそうです。(週刊朝日より)
私も頂いたご本「ビートルズのおかげです」をパラパラめくっています。もう一度
加瀬さんのギターで聴きたかった「思い出の渚」。忘れはしないいつまでも。
ご覧になりましたか?HONDAのジェット機!
創業者本田宗一郎さんの夢が詰まった飛行機がいよいよ世界に羽ばたきます。
中央歯科のある朝霞市には昔「無限」があり、隣の和光市はHONDAの本拠地。ホンダさんの各部署の方が、長くメンテナンスに来院頂いている当院は、少なからずご縁を感じています。とはいえ皆さん守秘義務でほとんどお仕事のことはおっしゃいません。ですけれどそれぞれに世界を股にかけてのご活躍。海外にいらしても、ご帰国の度にメンテナンスにいらっしゃる方もあり、ご理解下さって嬉しく思います。
さて、このジェット機。テレビのご案内で見る限り、素人目にもいかにも日本人らしい心配りがあちこちにあって、これは人気に違いないと見てるだけで嬉しくなりました。というのも藤野社長とおっしゃる方のまことにソフトな印象。この道に入って30年アメリカで家族と共に歩んでいらしたとか。
このHONDAのジェット機。なんとエンジンが主翼の上にのってるという、いわば常識外れの上、今までにない技術を盛り込みエンジンも自社開発とのこと。宗一郎さんも感無量でしょう。時速は778㌔このクラスで最高とのことです。
日本人らしい心配りと言ったのは、大柄な海外の方が座っても足がぶつからないようにとの「ゆとり」の配慮に加え、トイレを完全な個室にしてプライバシー確保し、「トイレを
hesitate(ためらう・我慢する)しないで済むよう」デザインしたとおっしゃったことです。
小型機市場で、今までにない技術を盛り込んで、今までない価値を!とおっしゃる藤野社長の心意気に石川県の精密部品会社も、息に燃えて張り切ってるようでした。
当院ご来院の違う部署の社員さんも、いつになく嬉しいそうで、「創業者の夢でしたから・・」とおっしゃる嬉しそうな顔に、ホンダイズムを見ました。嬉しい日でした。
高倉健さんが亡くなって、季節もかわり桜も散って、初夏のようです。先日の新聞に見覚えあるコーヒーの名が。京都のイノダコーヒー。今でこそ、大丸?の中に入ったり、物産展などで買えますが、昔は京都に行かなければ買えなかったようで、院長は大学時代車でわざわざ買いにいってたようです(笑)。新聞で、健さんはイノダオリジナルの赤缶≪アラビアの真珠」というのを、お砂糖なし、ミルクたっぷりで召し上がるのがお好みだったと出ておりました。記事を読んで、なんだか身近に感じました。美味しそうに黙って召し上がった後、「美味しかったです!」とだけ仰って静かに帰られるのが常でらしたとか。連休中、こんなことを思い浮かべながら、アラビアの真珠ゆっくり楽しみたいと思います。健さんとイノダコーヒー。静かに味わう健さんのお顔とお人柄が浮かぶコーヒーの香りがするような記事でした。
時間さえ合えば、必ず見る「題名のない音楽家」ですが、12日は冒頭にエリック・ミヤシロさんが出たので、これは外せないと、その日の予定をずらしてみました。エリックさんはトランぺッターで、そのすばらしさは言葉では言い表せません。ずーっと前ブログにも書かせて頂き、ハワイの海でイルカに助けられた話は有名です。その立派な体格と黒のヘアバンド。繊細かつダイナミックな音色は、一度聴いたら虜になります。この日は彼率いるスーパーバンドが演奏でした。
案内役は、これも先日雪村いずみさんとのジョイントコンサートでブログに書きました80歳になられる前田憲男さん。いつもの袖口フリルのブラックスーツでニコニコと。
前田さんによるジャズの歴史をかいつまんで書いてみます。
①もともとダンス音楽でした
②ストリート音楽となり、その担い手の黒人たちが不況で失業するようになり
③ディキシーランド・スタイルとなりました。プロもびっくりのこのスタイルの楽しさに、ベニーグッドマンとかが現れたようです。
④その後、グレンミラースタイルとなりました
今のビックバンドの標準で、12人から16人になり、お客様の踊りの音楽ダンスバンドとして、スイングに飽きた人々がジャムセッションを楽しむようになりました。。
⑤ラテンリズムのコンボが出てきました。 ダンス音楽として人気ですね
⑥ビーパップスタイル
オリンピックじゃないけど(前田さん弁)より高くより複雑に・・
⑦ウエストコーストジャズ(アメリカ西海岸)
太陽を浴びて、軽やかに。ニューヨークのドロドロジャズは似合わない
⑧モード(旋法)! コードよりモード
マイルスデビス・ジョンコルトレーンに代表されます
⑨ヒュージョンスタイル
木からエレキへ楽器の改良、ロックンロールの影響もあり、ロックとファンクの融合となった
⑩フリージャズ
あらゆる制約を取り払って、文字通り自由に
(以上番組での聞きかじりで、大雑把な流れですので間違っているとこあれば失礼いたします)
・このような歴史的な説明があって、名曲「枯葉」がそれぞれのスタイルで演奏されました。実感として曲を聞くことが出来とてもわかりやすかったし、当たり前かもしれませんが、エリックさんのスーパーバンドが、その都度自在に演奏され、指揮者佐渡裕さんもびっくりの ”前田憲男教授”の授業でした。
先日雪村いずみさんとのジョイントでも、演奏は元より前田憲男さんのその舞台上の間の取り方、ステキなウイットに、お歳召しても「カッコいいなぁ」と思ったことですが、ジャズやってる方は、他の楽器とセッションする中で培われる、やわらかさが絶妙でとてもステキです。ステキに歳を重ねられるって、やわらかくいることかもしれませんね。
そういえば
ジョイントって→つなぎ目・あわせめ・連合・合同
→自分のパートを歌いながら相手も尊重するっていう事ですものね
佐渡裕さんはクラシックの指揮者でありながら、懐深く(バーンスタインの影響もあって)+前田憲男さん+エリック・ミヤシロさん。これぞジョイントの最たるものでした。そして私達に感動を下さって、更にジョイントでした。ラッキーな朝でした!
21日にアップしてくれた衛生士・神子島さんの画像。メガネなしで見た私。「ウン?ミル貝?」と思っちゃいました。先日スーパーのお魚売り場で、貝から思いっきり伸びてるミル貝見て、「おいしそうだなぁ」と思いながら買わなかったからです。食い意地張って何でも食べ物に見えちゃう私。アシカさんごめんね。美人さんのベストショットでした。
「よく咲きますねェ」しょっちゅう患者さんにこのようにお誉め頂きます。「どうしたら次々と咲くんですか?」ともお尋ねがあります。しいて言えば”根元に水を上げ過ぎない”ということでしょうか? お花から「お水ほしいよ~」のサイン感じたら、水を霧吹きします。たったそれだけです。すべてはおひさまのおかげです。
胡蝶蘭何回めでしょうか?また蕾がついて、桜の開花と同じ日に咲き始めました。売ってるのと違い、あっち向いたりこっち向いたりですが、一つ一つのお花の綺麗さは一緒です。かえってお花が力強くパキッとしてるように感じるのは気のせいでしょうか?お天道様に恵まれた当クリニック。窓際は早くも25を超え衛生士さんは暑いー!患者さんは暖かくて眠くなるわ!です。贅沢な悩みの当院です。
先日久しぶりTVでヒラリー・ハーンのバイオリン聴きました。すっかり貫禄のついた体の線バッチリのトルネードドレス。ちょっとドッキリでしたが、彼女はものともせず相変わらずのダイナミックさでした。
曲はバイオリンコンチェルトブラームスの2番。皆さまもお聴きになればあぁあの曲というおなじみのコンチェルトです。イギリス・フィルハーモニア管弦楽団で指揮はカッコいいサロネン。コンチェルトに先んじて、シベリウスの「トウオネラの白鳥」やりましたがオーボエのソロが光っていました。
ヒラリー・ハーンは十代から活躍していますが、いつだったかグラミー賞も取るなど、めざましい活躍です。私も初めて聴いた時、その研ぎ澄まされた音色と圧倒的な美しさ・力強さに驚きました。この日のブラームスは、ハーンの力強いところと細やかな感性のコンビネーションがオケとよくコミュニケーションして、聴いてるこちらにその対話が伝わり、楽しくなりました。主導権をハーンとオケが交互にやり取りし、それが相乗効果となってこちらに届きました。すばらしいブラームスでした。
バッハのパルティ―タ。無伴奏のハーンのバイオリンの音色が教会の高ーい窓から降り注ぐ光のように、のびやかで力強いアンコールでした。豊かな時間でした。
君を見つけたこの渚に♪
一人たたずみ思い出す♪
小麦色した・・・ 加瀬邦彦さんがなくなりました。
夏の葉山で、白いコッパン履いた70歳の加瀬さん。「この御歳70歳が17歳のももクロと共演。カッコいいと思わない?いいでしょ!」とおっしゃったのを思い出します。縁あってお食事ご一緒しました。スマートな冗談沢山おっしゃってカッコいい先輩でした。
その後銀座のケネディハウスに友人と押しかけ、やんやのライブを楽しみました。全員ガンになって、ワイルドワンズじゃなくて、”ワイルドガンズ”だよ!と冗談飛ばした加瀬さん。ご立派な風情のちょっと年配の方が、背広姿で来店したかと思うと、ワイシャツの袖をまくってこぶしを振り上げノリノリの様子に、この空間は団塊世代のオアシス!と感動したものです。当院の患者さんにもケネディハウスの常連とおっしゃる方がいてびっくり。ワイルドワンズってカッコよかったもの!
「ビートルズのおかげです」という加瀬さんの本を頂いて帰ってきました。折りしもポールが来日中。ギター弾きながら加瀬さんの歌。もう一度「思い出の渚」聞きたかったです。残念です。
オファーの絶えないふなっし~ですが、いよいよ雑誌モデルデビュー!それも若い人向けのAnCan。なんと押切もえさんや、以前ブログでご紹介の高垣麗子さんとそうそうたるモデルさんと一緒。表紙を見ると、モデルさんと同じように、「ふなっしーにもウエストのくびれが!!」びっくり!です。
聞けば前日から”ウエストのくびれ”を作るべく、鏡の前でポージングの練習してたとか。ふなっし~ってこういう「ひたむきさ」が好き。人気の秘密です。ですので、押切もえさんも「がんばりやさんの梨(人)柄に刺激を受けた」と言ってらっしゃいます。半日に及ぶ撮影にも耐え大成功だったようで・・。
「顔の大きさは置いといて(笑)ふなっしーだってスタイルで負けてなかったなっしー」とダイエットした?ことを明かしたそうです。いつも一生懸命なふなっしーに現場もいい雰囲気だったとか。いろいろ勉強させられるふなっし~です。雑誌の紹介には
「美くびれに注目」!ですって。ふなっし~はやっぱりスゴイ!ひたむきです。
おにぎりがこんなことになってるとは、全く知りませんでした。おにぎりは「握るからおにぎり」なんですが、握らないのです、だから ”おにぎらず”
私達世代は「おむすび」と言いました。両方の手にご飯をのせて結ぶように形を整えるからです。「おにぎらず」はその名のとうり握りません。でどうするかと言えば、一帖の
大きな海苔を広げ、ご飯を置き、好きな具を置いて折り紙のように畳むのです。その後
切り方によって、断面を楽しみながら頂くようです。つまりご飯のサンドイッチです。
最初はびっくりの私もやってみると実に実用的。おにぎりとは別物と思えば、それなりに
楽しめ便利です。本も出ているようですが、自分で工夫してみると意外といけます。この
おにぎらず。男の方の発案だとか。すばらしいですね。おにぎりの他におにぎらずもありです。楽しい・たのしい。
各界の達人が、若者に厳しくもあたたかい言葉を述べていました。
・自分を知る・・自分の気持ちの浮き沈みを知りなさい
・会社を知る・・周りがどう自分を評価するかを知って,ギャップを自覚しなさい
☆ローソンからサントリーに移った 新浪剛史さん
人と違うことをやりたい人を待ってます。でもね暴走はダメ。つまるところ礼儀正しい人・きちっとしてる人・時間を守る人。要するに人に助けてもらいやすい人になることだね。自分から考え、自分の言葉を持ち人を知ることのできる人。(すごくシンプルでわかりやすい説明をされました。当たり前をちゃんとやることでしょうか)
☆俺のイタリアン・・の坂本さん
自分の失敗を、他人にさらけ出せる人。こういう人には踏ん張る力があります。カッコつけててもダメですよ。
☆スジ屋(地下鉄のダイヤを作る人)半田さん
ベトナムにも行って、現地で特別指導している方だそうです。私にとって、共に働きたい人は「仕事をワクワクしながら挑める人」
どちらの方も、「漠然と仕事していても意味がない」と言いきられました。そして”より深く”自分を知っているか。アンてナ張って感性磨いているか”・・。
最後に ☆プロ野球の山本昌広さん49歳。選手として30年生き抜いてきたとおっしゃる山本さんは、「運」が自分に回ってくるように、常に準備しておけよ。見えないところで努力してれば、巡ってくるよ。その時すかさずキャッチできるように。
どなたの言葉にも、真摯なお気持ちと誠実さが感じられ、特別なことではないと感じました。日々大切に丁寧に生きることなんでしょうね。
今年入社した方は、ひょっとして今日初のお給料日ではないでしょうか?嬉しいですね。石の上にも三年。戸惑うことも多いでしょうが、頑張ってください。
み~んな最初はおんなじです。頑張れ!応援団はいっぱいいます。
先週末来、寒いしお天気悪いしで、体調崩されていませんか?
TVではマスターズの中継もあって、気が気ではなかったですね。なんと39年ぶりの完全優勝、ジョーダン・スピースと言いましたか、次世代のスターが現れました。なんといっても気持ちの強さを感じるスターです。タイガーウッズも40歳になって復活。それより何より、我が松山君5位!頑張りました。彼の何とも飄々と素直な中にも感じる、
まっすぐ見つめた眼差しがとっても若者らしくて良いです。一度は勝ったという優勝相手に自信もついたことでしょう。こうしてどんどん凄い相手と戦って共に成長していくんですね。これからを引っ張っていく人の予感がするマスターズでした。
4月となって、出勤途中にも、着慣れないスーツやヒールの若者を見るにつけ、「頑張ってよ」と声をかけたくなります。入学式でしょうか?お母様が早足で改札を抜け、パスネットの残金が足りないのか?引っかかってドギマギしている新入生の本人も居ました。これから荒波に出るんでしょう・・。新しい季節に新しい生活。活動の場をかえ、地方に移る人もあり、何もかも又新しく変わっていく季節。生きていくって、変っていく事ですね。そして自分も変わっていけるなら世界はいつも新しいのでしょう。「おしゃれ」も自分が変っていくことですが、そもそも「おしゃれ」ってどういう意味なんでしょう。
「しゃれる」の語源は「される=さらされる」という説があるそうです。”晒し木綿”は木綿を灰汁で煮て日光や雪の上でさらして白くしたもの。怖いですが”しゃれこうべ”といえば、風雨や日光にさらされて白骨になった頭と言う意味。時間の経過で余分なものがそぎ落とされて、本質的なものが立ち現れてくる。これが「さらされる」の意味だそうです。
先ほど書いたこの旅立ちの季節。地方から出て来た若者が一人で生活をはじめファッションに興味を持ったり流行を真似たりする。初めて人を愛し傷ついたりする。やがて就職し、たくさんの出会いを重ね世間にもまれていく。そうこうしているうちに、いつか無理に流行を追いかけるのでなく、自分らしいスタイルでよりよく生きたいと思うようになってくる。その時、人は「さらされて」きたわけで、だんだん余分なものが要らなくなり、素のままで格好いい。それが「しゃれる」と言う本来の意味のようです。経験や年齢を上手に重ねれば、人はもっと豊かに変っていける希望がありますよ。「さらされて美しくなる」わかるような気がするこんなことを、満開の桜が風に散る頃知りました。
地方へ出先の折、帰る電車まで時間があって、夕食には早いけれど・・とちょっとつまむつもりで駅前のお寿司屋さんに入りました。メニューの他に、黒板には今日のおすすめが・・。桜も咲いて時は春・・。見れば、金目鯛・カサゴ・さざえ・・と魅力的なものばかり。帰るまで4時間くらいかかるので、小腹入れるつもりで、まずはカサゴ・うーんさわやかな甘みと歯ごたえ、美しい白身。次どうしようかな?と大好きな赤貝飛び越して
ミル貝。甘―い。この独特の歯ざわりとピンクベージュのような色。この時期貝は抜群。
このまま食べてたら、お夕食がたべられなくなる・・と金目鯛。この時期お煮つけとかが有名だけど、生もスゴイ。しっかりした甘味、すごいなぁお魚のそれぞれの美味しさ!と感激していると、
20代と思しき男性二人来店。座るなり、左手にスマホ持ったまま「ネギトロ!」と二人同時に。エッ最初からっ?と余計なお世話根性たっぷりで思った私。おやつ代わりなんだろうか?と耳そばだてていると、「あとサーモン」最近は小さい子から大人までサーモン人気と聞きました。「あと手巻きでもう一回ネギトロ」えーっ!
相棒さんは「軍艦でネギトロ!」よくわかんないこの食べ方・・と思ってみてると、スマホは左手に握ってるので、右手で食べやすいものだけなのかなあと理解しました。すると
「マグロ!」と。
何をどう食べようと本人の自由でしょうが、私達団塊世代の常識?では巻物は最後の方で、白身のお魚とかから食べていくと、よりおいしいと習ったというより会得したように思います。また最近では、ネタによってお店側から「塩で召し上がってください」と言われることもしばしばですが、”食べ方を強制されるのは嫌だ!”という友人も多く、そう考えれば、ネギトロから食べていこうがどうしようが「カラスの勝手でしょ?(古-い)」かもしれませんね。ですけれど、食べる時くらい、スマホ置いて
お寿司を楽しんだら?と思うのは私だけでしょうか。お寿司を楽しむという感覚自体が無いのかも・・。
それを見ていたら、あと一つだけ何か食べたいと思い、黒板を熟考した結果、太刀魚にしようか?トリ貝にしようか迷い、貝好きの私はトリ貝で〆めました。
こんな様子を見ていたお店の大将が、「オコゼのから揚げ召し上がりますか?」と骨のから揚げを持ってきて下さり、感謝感激雨あられ!!咥えついて口の周りがくわんくわんに
なったのは言うまでもありません。旬のお寿司4~5個頂いて、コーヒーとケーキ位の値段でした。若い方がもう少し食べ物・特に季節の食べ物に興味と関心持って下さると嬉しいことです。この店は「寿司」を「鮨」と書くそうで、「魚が旨い」の意味なんですよとお茶のおかわり下さったおばちゃんが教えてくれました。素朴ないいお店でした。
今朝方の雨?みぞれ!通勤大変じゃなかったですか?びっくりですね。桜も散りつつある4月も8日ですよ。寒いし・・。私は再びユニクロのコート引っ張り出し、主人はダッフルコート。「洗濯屋に出さないでよかったよな」本当です。散り始めた桜も、ドギマギしてるみたい・・。
HPインフォメーションに、昔の当院前の桜並木の写真載せましたが、あの桜が満開の時
大雪降ったことがあって、それはそれは幻想的でした。ピンクの桜がたわわに咲く中、大粒のぼたん雪だったんですから・・。2度目の経験、桜と雪です。
昨日と気温が10度も違うようですから、皆さま体調崩されないようになさって下さい。こういう時はあったかいもの召し上がって、からだの芯をひやさないように。お大事に。
多くの人が、ある年齢にさしかかると、少なくとも10歳くらいは若く見えるようでありたいと願うようになり、髪を染め、しわを伸ばし、最新流行の服を身にまとい、少しでもその外見が若返るようにと、心を砕く。そうした努力の後、妙に軽快な足取りで近づいてきた日には、一瞬、どこぞの若者と思ってしまう。
ところが、それで何をするかと言えば、まず40年前の流行言葉でしゃべりだし、偏見と先入観いっぱいの頭は、石のようにカチカチで、芸術嗜好に至っては、ありきたりの月並で、話の引き合いに出てくるのは、とうの昔になくなっている俳優ばかり。現代の世の中には、まったくもって興味なし。外見には散々心を砕いても、内面はすでに死んでいる。40年前に、既に死んでしまったというわけだ。
残念ながら、たくさんの人々が、よく老いるということを、知らずにいる。60歳にもなって、若く見られたいなんて、ばかばかしにも程がある。若く見えなくても、建築家ル・コルビュジエのように、画家のティツィアーノのように、90歳になっても、活き活きとしていることはできるのに。
つまり、秘訣というのはね、どう若返るかということではなくて、いかに生き生きとし続けられるか、ということなんだ。
花吹雪の4月のある日に デザインの神様ムナーリの言葉より
昨日の近畿大学入学式に流れた、つんくさんの再発後の大変なご決断に、びっくりしたのは私だけではないと思います。昨日も画面に流れるつんくさんの画像・お声が出ないのでテロップで流れるご挨拶に、涙がぽろぽろ流れました。手術後の首をいたわるようなスカーフ。おだやかで静かなつんくさんの表情に、どれほどの葛藤がおありだっただろうかと察して、又とめどなく涙があふれてきました。しかし、彼は「大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました。私にできること・私にしかできない事をやろうと思います」ときっぱりおっしゃったのです。歌手が声を失う決断するのってどれほどでらしたことでしょう。
シャランQのまことさんは、もう既につんくはPCで言葉を伝え、最高の歌を書こうとしてるよ。食事も普通にしているし・・と。タリーズの松田さんは「前向きに生きていく。困ってらっしゃる方の役に立ちたいと言っている」とつんくさんの様子を伝えています。小室哲哉さんはつんくが詩を書き曲をかいて僕が編曲するさ!と既にサポート体制であると伝え、周りの方々が心から応援し始めているのを聞いて、又泣きました。
どれほど多くの方がこのつんくさんの病気と現状を知って、勇気づけられたか計り知れません。これから食道発声法の訓練始めるそうです。頑張ってください。当院にも声を失い食道発声法によってしゃべれるようになった方がおられます。どれほどの困難さかはかりしれませんが、声が出るようになって孫に話せるようになったよ・・とその前向きさには脱帽。お口のメンテナンスにもきちんといらしています。手術によって唾液も減り、虫歯が増え易くなったので、こまめにいらしていますが、ご来院の度たくさんのことを教えて下さり、病気の原因が一日30本以上の喫煙だったと自戒してらっしゃるので、待合室でご一緒する他の患者さんに「喫煙の害」を伝える役目もあるんだとおっしゃっておられます。
1998年の歯科予防の会発足以来、私も禁煙支援続けてきました。なかなか難しいですが、歯科だからこそ出来るのが禁煙支援です。つんくさんの病因はタバコではないかもしれませんが、喉頭がんの最大の原因でもあるので、喫煙者は少しでも早く禁煙・卒煙して病気のリスク減らしましょう。患者さんのお気持ち伺いながら、禁煙支援を続けてまいりたいと思います。
つんくさん。この決断なさるまでどれほどの思いでらしたでしょう。これからのご活動を心から応援し、今回公表なさった勇気と前向きなお気持ちに敬意を表します。沢山の方が大きな力を頂いたと思います。どうぞ無理なさらずおからだ労わりながら、つんくさんにしかできない活動をおすすめください。頑張れ!
首を
新聞の投書欄に「ごもっとも」なご意見が載っていました。82歳の女性からです。その方が言うには、太い腰・出っ張ったおなか・丸まった背・胴にのめりこんだ首。そんなマネキン人形ないのでしょうか?というものです。この出だしだけでもなんてお若い柔かいお考えの方かとお察しします。外が春になりお花が咲き、「外へおいでなさい」と風が誘う(この表現も詩的でステキ)のに、重ね着を脱ぎ捨て、軽く明るい薄物の服に身を包んで陽光一杯の野に立ちたい!(この表現もなんて前向きなんでしょう)そう思って衣料品のチェーン店に出かけると、マネキンはみんなスタイルが良くて、いわゆるおばあさんの参考にはならない、老婆だって年齢にあったオシャレがしたいのです。だから店内の一角にステキな服を着せたお婆さん用マネキンを置いてほしいと夢を描いています・・との投書でした。とっても画期的で前向きでステキなご提案!きっとたくさんのメーカーさんの目に留まったことでしょう。さて、どこが一番に対応くださるでしょうか?このような声にいかに早く楽しい対応してくれるかどうかが、メーカーさんの今後にかかっています。自分の年齢にヤダヤダ・・と思うこともしばしばの昨今でしたが、こちらの82歳の軽快なおばあちゃまの投書読んで、なんだか勇気を頂き、歳取るのって悪くないなぁと思ったことでした。ステキな投書にホ・ホ・ホッ。
きっと素敵なおばあちゃまなのでしょうね。いくつになっても女性で居たいと誰もが思っていますから・・。ブラビーな投書でした。
「人のうつわ」なんて言葉を聞くと、ドキッとしますね。「あの人器小さいねえ」とか言われると他人事ながらちじこまってしまいます。うつわと言えば「器」食器です。普段使いの食器で食べているおなじご飯が、時に輪島のいい飯椀に盛られると、ご飯粒そのものが違って見え、美味しく見えます。日用品は丈夫が優先され、慣れてくると新しい使い初めの時の感動も薄れるものですが、輪島の漆塗りの飯椀などは使う度愛着もまし、作り手の気持ちがその掌に納まったカーブすら愛おしく感じられるようになって、つくづくいいお茶碗だなあと思ったりします。作家ものの陶器などは大事ですと、欠けても金継ぎまでして大切に使い、金継ぎの様子すら「いい景色」と愛でることもあります。ビールも同じで、お水飲むグラスで飲むのと、お店で電球のように薄いグラスで出されるのと、備前焼の焼きしめた陶器で飲むのでは、ビールそのものの味すら違うように思えたりします。
そう考えると、私達の着る洋服も「うつわ」かもしれませんね。まさに人を入れる器そのものが服でしょう。お料理と器の相性のように、TPOと言われるその時々にふさわしい色形があります。その器によって人の魅力を生かしたり損なったりもします。服を着るたびに、服をまとうたびに、「いい気分になれる」そんな服との出会いがその日をごキゲンにするような気がします。冬の間暖かい・ほっこりする色を選んで着ていた私達も、春の兆しを感じるようになると、いつしか新芽のような黄緑色・春の空のような薄いブルー・膨らみ始めた桜の色に似たピンクなど、つい手にしたくなります。「服は人のうつわ」であり服は気分であり、服は心持ちでもあるのですね。気候が亜熱帯に近づいてきた昨今ですが四季のある日本に生まれた幸せを謳歌して、様々な「うつわ」を楽しんでみましょう。その人が一番美しく見えるうつわが見つかるはずです。適当にとにかく間に合えばいいなんて思わず、私がステキに私らしく見える服。見直してみませんか?
10年連続アカデミー賞受賞のボビーマクファーレンの初来日、ブルーノートに行ってきました。CDより間近にきくボビーの自由なアカペラ!凄いなぁ!ピュアなものと土臭いものと両方持っていて、幅が広い。でもどこかで地に足つけていて、人間味とユーモアにあふれてる。もともとチックコリアとモーツァルトのセッションやったアルバムに魅せられて以来のファンだけど、生はやはり違う!今日は娘のマディソンともジョイントしたけど、物凄い才能感じました。ボビーは完全に自由。そういう意味で大好きなアーティスト。満員の会場の皆それぞれ楽しんでました。近くに湯川れい子さんがいらして素敵に楽しんでらっしゃいました。ボビーの声は豊かで自由。いいなぁ~最高でした。
冬の間楽しんでいただいた一番ユニット窓際の、雪だるまのモビールが、春のベランダ・お庭の風景のモビールにかわりました。各個室に春の陽ざしが届くようになってきたので(実際は既に暑くて先週窓際28度と言う日もありました)又皆様楽しんでくださると思います。輪郭の色が何ともステキな濃いローズ色です。風に揺れるともっと素敵です。画像ではお伝えできず残念。いらしたら皆様お楽しみください。
おもしろい新聞記事の紹介です。
「姑息な手段」を「卑怯な手段」と理解してる人が約7割という文化庁の調査とのこと。私も誤解してました。「姑息」は本来「一時しのぎ」という意味だそうで、時代と共に解釈が変化しつつある例の一つだそうです。しかしなぜここに「姑」と言う文字なんでしょう?「姑」は「古」の部分が「年老いた」という意味を持ち、「夫の母」「父親の姉妹」「夫の姉妹」を指しますが、古代中国の語学書には「姑は故=なじむ」とあるそうで、「自分にとって久しく故んだ人」のことだそうです。「故」にはこのような名詞としての働きの他「ひとまず」「しばらく」と言う副詞のような役割があるようです。「息」には「休息」という言葉があるように、「呼吸する」の他に「休む」という意味もあります。それで「姑息」には「ひとまず休む」→「一時逃れ」「一時しのぎ」という意味になるようです。日本語・漢字の意味って本当に面白いです。
3月も終わりに近づき、新しい門出の4月が始まります。ちょうど桜も咲き始めました。この週末は桜を愛でたり、暖かい春の空気を吸ったりなさって、季節の移ろいを楽しみながら、ひとまず心もからだも休息しましょうか・・。季節の変わり目はからだの変調時期でもあります。くれぐれも無理なさらないように。
シルバー川柳から、医療関係のものを3題!
三時間 待って病名「加齢」です
改札を 通れずよく見りゃ 診察券
延命は 不要と書いて 医者通い
おまけ 良い医者を 待合室で 教えられ
万歩計 半分以上 探し物
飲み代が 酒から薬に かわる歳
今日も一日お疲れ様でした。明日はあったかそうですね。
華やかな河津桜、出先で生けてありそのボリュームに圧倒されました。
ソメイヨシノに比べて色が濃く元気みなぎる色、パワーを頂くような色ですね。皆様のお近くにも咲いていませんか?外には白いこぶしも咲いていました。東京でも桜の開花宣言。さくら・さくら・桜です。これから、どんどんあらゆるお花が咲いて、春が一歩一歩近づきます。気温の変化で体調も崩しがちですので、ご無理なさらず春を感じ乍ら、又ご自分の体からの「声」に耳を傾け季節の移ろいを楽しみましょう。昨日の夕飯に”うど”と新わかめで酢味噌にしました。歯ざわりもごちそうで、香りも楽しめ酢味噌が鼻を抜けて春だなぁと、つい「あらばしり」の小さい瓶を開け一献楽しみました。本当は桜の樹の下で頂きたかったですが・・。まだ花冷えもいいとこですね。お花見はあったかくしてお出かけください。春が来ました!
私は無類のオリーブ好きです。この大きめなオリーブも下手すると、10個位食べちゃうので、注意が必要です。いくら体にいいといわれてもね。いい艶でしょ!先日当院切ってのお魚好きの小室さんが、アクアパッツァ作ろうかな?と言うので、このオリーブ入れるといいよと少し分けました。乞うご期待!ですね。 追記 最近気づいたのですが、赤ワイン頂くときに、オリーブとチーズは外せない私ですが、アッそうだクルミなどナッツ類も。意外や意外合うものを見つけました。それは羊羹。虎屋に一口羊羹と言うのが売っていて気軽に楽しめますが、黒糖の「あけぼの」と言うのを買って、キューブ状に切って、チーズ・とピンチョスみたいに楊枝にさしておつまみにしてみてください。合いますようー。羊羹とプルーンなどもいけます。スパークリングにもいいですね。どうぞお試しを!
鼻濁音っと聞いて「何それっ」と言う世代もあるかもしれません。その位絶滅危惧日本の音です。やさしく響く発音「鼻濁音」を日常生活で使う人はなんと5人に1人。全国的に著しく衰退し、来世紀には東北地方でわずかに残るだけ。それ以外の地域では消滅の可能性大ということです。ノートルダム清心女子大の尾崎教授(社会言語学)と国語研によるとたとえば、「鏡」という言葉で鼻濁音使う人は21・1%。そのうち70代で39・5%いるが、50代は25%、30代は11・5%と若くなるほど減り、20代は5・8%だけ。「鏡」という言葉で鼻濁音使う人は九州・中国・四国では皆無で、近畿も4・3%とのことです。鼻濁音使わずとも日本語は日本語ですが、鼻濁音ですと言葉が大変やわらかく美しく響いて日本語っていいなぁと思うと思います。
ちなみに鏡→か が みの ”が”のみ鼻に抜けるように発音するもので、最近はアナウンサーでも出来ていない人が多く、とても残念に思います。
私の親戚に「多賀」というものがおり、電話では「たな(笑)」と聞こえます。”が” を鼻濁音で言うからです。電話受ける者に言っておかないと「棚(たな)」さんからお電話です・・と、なりかねません。歌手の方が〇〇”が”ーと歌うのを聞くと、汚い日本語だなぁと残念に思います。日本人だからこそ日本語をきれいに発音したいものです。蛇足ですが、昨日もうすぐ震災から4年たつ11日を前に、東北地方の頑張ってらっしゃる方を特集している中で、宮沢賢治の朗読を続けているご高齢の女性が出られました。何ともゆっくりに語られる宮沢賢治が、なぜこんなにも言葉が美しいのだろうと聴き入っておりましたら、やはり正しく鼻濁音が使われておりました。鼻濁音あっての日本語と言っても過言でないほどニュアンスのある響きです。若い方が鼻濁音使ったらきっと素敵と思います。何気に使ってみたらいかがでしょうか?鼻濁音の復活を望みます
磁器上絵付の仕事をしていましたが、日本の焼き物(土もの)も大好きな私。歳と共にその傾向が強まった気がします。磁器のような石ものもステキですが、土ものはなんといっても作り手の思いと、窯に入ってからの炎の芸術。はかりしれぬ窯変の妙です。たまたま通りがかりに「唐津」の展示会があり、時間も迫っていましたが、吸い寄せられるように会場に入りました。14代中里太郎衛門さんのびっくりするようなエメラルドブルーの鶴首の花入れには、「これが唐津!?」と腰抜かしましたが、何とも暖かい作風とその深いブルーに見入り、その場を離れられませんでした。衝撃でした。他にも楽茶碗の黒に、赤い緋の色がスーッと入っていたり、何とも造形の美の極みといった感じでした。そのようなモダンな作品の中に、美しい古唐津そのものの茶碗もあって、和ランのすーっと流れるような絵柄に、唐津本来の美しさも堪能させて頂きました。水指のとも蓋もそれぞれに美しく、黒の茶入れの口に溶けるように流れる白の美しさ、そのお仕覆の見事さ。一度会場を出ても、もう一度戻って何度も拝見してしまった14代中里太郎衛門さんの作品でした。新しい挑戦も伝統を大切になさって、あくまでもスタイル崩さずに、美しいものを作ろうとなさる並々ならぬお気持ちがうかがえる、よい展示会に巡り合って幸せなことでした。
嬉しいお誘いがあって、先日あるコンサートに行ってきました。ほとんどが熟年者。私達が若いくらい(笑)でした。有名なジャズピアニスト・アレンジャーの前田憲男さんのピアノに、ベースとドラムス。下階でお店をやっている最中に最上階でドンスカやっていいのか・・と前田さんも心配するほどの迫力です。まずは名曲コルコバード!大学時代パー券買わせられよく聴いたジャズの名曲です。一曲目が終わって
「今聴いておかないと大変!と言う歌手を紹介します。三人娘の生き残り!雪村いずみさんでーす」との案内に、ニッコニコのご本人が「生き残りの雪村ネズミでーす」と軽やかに現れました。なんと!背中がウエストまで開いたマーメイドドレス。目元にお歳がささやかに伺えましたが、ショートカットの丸顔といい、すばらしいスタイルといい驚嘆!です。並み居るお客様も口あんぐり!あっけにとられる観客をよそにいきなり、「思い出のワルツ」彼女の十八番です。伸びのいい声。張りのある声!エッ彼女おいくつ?の声が観客席にひそひそ・・。すばらしいスゴイ。私達もびっくりの明るい雪村いずみさんがそこにいらっしゃいました。「次の曲なんだっけ?アッ!シェーンね。すみまシェーン!」とギャグ飛ばすテンポもお見事。その後サニーサイドアップ・テネシーワルツ・思い出のサンフランシスコ・ラバーズカムバックトゥミー・キュート・慕情・マイウエイと続きました。堪能な英語と日本語を巧みに操って、本当にびっくりのすばらしい歌声。三人娘の美空ひばりさん・江利チエミさんと同期と思えばお歳も想像つきます。それなのにこの声。この伸びやかな歌声はレッスンの賜物でしょう。つい見てしまうのですが・・歯も義歯とお見受けしましたが、このはっきりしたきれいな英語と日本語。とにかく驚異的でした。そして何より、観客を楽しませようとなさるそのエネルギー!本当に久しぶり”プロ”歌手に出会いました、と言っては失礼なくらいプロってスゴイ!と感動しました。行くまで渋っていた主人も途中顔見ると珍しくニッコニコ。心から笑っていました。そして「いやスゴイ!」の連発。帰れば早速にネットで調べ「本当にスゴイ ご年齢75を超えてるよ」と帰ってなお「スゴイスゴイ」の連発。久しくない感激した一日でした。前田憲男さん・雪村いずみさん。洒落たなステージと伸びのよい元気な歌をありがとうございました。勇気が出るとはこのことです。プロってスゴイ!とおもいました。もっと多くの方にこの雪村いずみさんの歌届けたい。聴けてラッキーでした。
一昨日来院された、この春から就職の大学生の男子。次回メンテナンスの約束、就職してみないと来れる時間わからない・・・と言いいながら、仕事するのに口臭とかあったらヤダから来ます!と嬉しい会話でした。が、ひとつ気になることが・・。この方だけでなく、今まで何人もいるのですが、今の若い方の中に、20日を「にじゅうにち」といったり、8日を「はちにち」と言う方が何人かお見受けします。こちらが確認の意味もあって「20日を、はつかですね?」と言っても、「にじゅうにちです」とおっしゃる始末。いったい今の国語教育はどうなっているのでしょうか?不安になって、インターネットの読み方と言うところを見てみましたが、「にじゅうにち」と言う読み方はないようです。海外の方でとても美しい日本語を話す方も増えた中、日本人の私達は正しく発音したり、美しい日本語を大切に伝えたいものです。学校では教えないんでしょうか?
司馬遼太郎さんをしのぶ第19回菜の花シンポジウムが大阪で開かれたそうで、詳細を雑
誌で読みました。その中で「平和ボケが進む日本・早く立ち直るべき」とあります。その
「城塞」と言う作品(まだ読んでいないのですが)は現代の写し鏡になってるんだそうで
大阪の人の戦国乱世から見て、その大阪城と非常によく似ているんだそうです。日本も戦
後70年、平和ボケが進んでもっと危機感を抱かなくてはならない・早急に手を
打たないと手遅れになると言っています。建築家の安藤忠雄氏は、現在仕事の80%は外
国で仕事を通して外国の方と話すが、彼らは責任感ある個人を確立している。日本では
個人を出さないように戦後の民主主義を築いてきた。責任ある個人がない国が成立
するはずがない、本気で気持ちのある人間を育てるという教育を考え直す時にきていると
おっしゃっています。いろいろな学校へ講義に出向いても偏差値の高い学校ほど生徒が
意識朦朧と歩いていたり、偏差値の低い学校にも目が輝いている若者はいる。一流大学に
入れば成功だと・・と言う観念もそろそろ考えねばならない。責任ある個人を育てる。
この点において日本は世界で一番遅れていますね・・とのこと。司馬遼太郎さんのような
歴史小説を読むと、人と人、命って何だろうとと深く考えさせられるものです。
読書はとても大切です。本を読む・ものを書くということは、「筋肉」と一緒だと言葉の
学者さんがおっしゃったそうです。ものを読むことも書くことも使わなければどんどん衰
えていくし、鍛えていけばどんどん鍛えられて磨かれて行く。続けれることが大切と。世
界はものすごいスピードで動いている。資源もエネルギーも食料も乏しい日本は経済力で
カバーしてきたが、一人一人が自分の豊かさを求めると同時に世界と平和と言うものを意
識しながら生きないといけない。そう考えると教育を考え直し想像力を富ませる方法を取
らないとと。そういえば、昔は「読み書き算盤」とよく言われた。本をしっかり読んでそ
こからもものを考え、算盤と言うのは人生を計画することだと。要するに「自分で考える
こと」と結んでいます。この「城塞」も圧巻のボリュームのようなので、長いお休みに心
定めて読もうと思います。
大好きふなっしーです。いつぞやブログに、あの動き・パフォーマンスには憧れの手本がある旨お伝えしました。ふなっしーは本当にスゴイのです(笑)今週号のAERAが表紙ふなっしーと知って本屋さんに駆け込むも、どこも完売!やっぱりね、と電話で尋ねるとどうも会話が成り立たない。「あの、ふなっしーの表紙の3月16日号ですが・・。いえその号の表紙はサッカー選手の 武藤君です」エーッと私。よく聞けば中表紙がふなっし―でいずれにしても完売とのこと。肩を落としてビールでも買って帰ろうかとスーパーによると「あったー!AERA」嬉しくて嬉しくて帰って早速確認。NYコレクションにも進出したって!あの蜷川実花さん(フォトグラファーで超カッコいい人)もファンだって?吉本ばななさんも・・?私達「ふな女」って言うのね・とめくってみると、ふなっしーの折り紙付き(独占特典)キャッチコピーが”ふなっしーの梨に学ぶ” いいねえ。超満足な日でした。私はなんてたってふなっしーの「ひたむきなところ」が好き。だーいすきです。いい歳して・・とお笑いのかた。先日外国特派員協会でふなっし―会見し、世界のプレスが殺到したんですよ。すごいんです!ふなっしーは! ふな女(鮒は嫌い?)より
AERAに付録でついてきた「おりがみ」折り方までついてるのにできない私。衛生士の神子島さんが見かねて、あっという間に折ってくれました。衛生士さんてやはり細かいことの達人じゃ。神子島さんありがとうね。折り紙も超かわゆいふなっしーです。
三寒四温の中にも陽ざしは随分と春めいてきました。4番診療室の額も「ぜんまい」の春らしいものに変えました。患者さんでプロのカメラマンさんの作品です。親子のように2本のぜんまいが向き合って、何とも力強くも可愛らしい自然の姿。そろそろ山菜がお店に並び始めました。今日は3月11日。あの日から4年がたち様々なレポートが各地から流れています。被災されても、未だ仮設に住まわれても、強く生きられている東北の方々に、そのお気持ち察するに余りあり、振り返って自分のやんごとない日々に感謝をするものです。それぞれに沢山の思いを胸に、ようやく前を向けるようになりましたとおっしゃる被災された皆様の、ご健康と幸多かれと祈るばかりです。今日もメンテナンスの個室の窓に、明るく陽ざしが注いできました。毎日いろんなことがありますけれど、家で朝ごはんが頂け、あったかいお布団に寝られる幸せ。ああだのこうだの言い合える家族や仲間・友人。かけがえない日々に感謝をしつつ、今日もお役に立つ時間が過ごせれば幸いです。東北の皆さま、おからだ大切にお元気にお過ごしください。日本中・世界中のみんなが応援団です。応援させて頂けることも有難い幸せなんですね。もうそこまで春が来ていますよ。もう少しもう少しです。