雨上がりの紅葉バックに、八重の真っ白な山茶花。12月に入り気忙しいなか、目を止めてホッと致しました。花に目を止める余裕持って過ごしたいものです。インフルエンザ、ノロウイルスに気を付けながら、疲れた身体を皆さま労いながら、お忙しい12月をお過ごしください。
クリスマスの飾りつけしました!
ご当地言葉
新聞の投稿欄に、面白い投稿が・・。
ご夫婦で長野をご旅行中、直売所でリンゴを買おうと手に取ると値札に「ボケやすいです」の表示が!
最近めっきりのも忘れの多くなったご夫妻は一瞬、ぎょっとされたが、
その地では、水分が抜けて果物がやわらかくなることを「ボケる」と知ったそうです。
地方地方によって、言葉って面白いですね!
自然の造形
イギリスからのお土産頂きました。
いい香り~(*^_^*)
炭団坂(本郷)
待合室に出す週刊誌で、「司馬遼太郎の言葉」という特集が連載されており、今週は明治時代に本郷真砂町の家にかつて坪内逍遥が住み、しばらくして正岡子規もやってきた。後に文壇を代表するビッグネーム揺籃の地である・・とあり、その真砂町は、炭団坂(たどんざか)の上とありました。
たまたま来院の高校生に 「炭団坂」の「たどん」って知ってる?と聞いたところ・・
「うどんの種類ですか?」といったので、大笑い!になりました。。
知らないから仕方ないですが、「うどんですか?」は思いもよらぬ反応だったので、思わず「泥団子のような炭なの。炭の粉をにかわでお団子にしたもの。もつのよ!」と言ったら、「日持ちするんですか?」と賞味期限みたいな事言うので、また笑ってしまいました。炭の火がもつということよ・・。どこまで言っても堂々巡り。でも楽しい堂々巡りでした。
終業まじかの時間でしたが、大笑いさせて頂き、疲れも吹っ飛びました!
他人(ひと)のこと
親戚に葬儀があって、久しぶり従兄弟たちに会いました。
私たちの年齢もさることながら、親兄弟の年齢も超高齢になって、会う度互いに健康状態やご機嫌をうかがうことが常となりました。
それに相まって、誰が誰の面倒をみるか・・だの、どうするか・・だの深刻なやり取りが
交わされます。どうしても”長男だから” ”跡継ぎだから”と”あるべし論”になりがちで、それぞれに気持ちはあっても思うようにできない状況があることもわかりました。
やろうと思ってもできない状況だったり、それぞれの家族の状況・意見もあったりで、なかなか難しいものです。私もここ数年未熟者ゆえに苦労しましたが、結局は
”やれる人が” ”気持ちよくやれるときに” ”やれることをやればいい” と気づきました。
でもその場合 ”気分でやらない”ことだ!とも気づきました。そして他人をできるだけ非難しないこと・・。これがなかなか難しいのですが、一呼吸おいて冷静に対応したいと思います。
アノネ
よくかんがえてごらん
ひとのこといってるときの
じぶんというものはね
具体的には
なんにもしてねんだよね
またまた日めくりの相田みつをさんでした。いつも彼の言葉にはハッとさせられます。
大銀杏
コムタンスープ
この乳白色のスープきれいでしょう?
近所のスーパーに珍しくテール売ってました。ひと頃このような部位は売らなくなり、都内に出向いた際、骨付きなので重いの覚悟で買ってきたものです。
早速コムタンスープ作ることにしました。下ごしらえすれば焼肉屋でチョコッとしかお肉入ってないコムタンでなく、かぶりついて(笑)堪能出来ます。出来上がったら小ねぎの薬味タップリに黒胡椒ふり粗塩だけで頂くのが我が家流。黙ってモクモクとしゃぶります(笑)。
以前ダックスフント飼ってた頃は、これ作る時から彼等興奮状態で、食事中テーブル下で、ヨダレ垂らしてたことを懐かしく思い出します。勿論彼等のご飯、ドライフードにこのときとばかりコムタンスープタップリかけてやりました。喜んで食器裏までなめ回していたっけ!コラーゲンタップリ。犬も人間も次の日ツヤツヤ,化粧品より効き目即効です。
54年ぶり!
起きたらビックリ!
美し過ぎて
病院のペッパー君
病院のレストラン
知り合いの付き添いで、朝早く病院内のレストランに寄りました。なんとモーニングがあるんですね。ホットケーキorトーストセットorホットサンドセット。私も久しぶりエッグスタンドのゆで玉子を頂きました。
朝の光がお向かいのビルに反射しとてもキレイ。朝ごはん召し上がるそれぞれの方のご様子から、お身内、友人が入院中とかでしょうか?背中に見てとれます。そのご様子をおもんばかりながら、この朝食風景に緩やかであったかい空気が流れていました。
「コーヒーの(紅茶の)お代わりいかがですか?」というサービスの方の声がとてもあったかく、それをきっかけに会話する人々のホッとした声が響きます。秋の澄んだ空や、風にそよぐ木々や色づく葉っぱに慰められ、かけて下さる声に励まされしている内に心休まります・・。
さぁ今日も一日頑張っていこう・・と言った雰囲気の朝の病院のレストランでした。。
秋真っ盛り
みかん狩り
あらしやま?いえ、らんざんです。
秋の薔薇
航空祭2016
「口腔ケアが」認知症を防ぐ 週刊文春11・17より抜粋
かかりつけ歯科医がいるか、噛む機能が維持されているか、歯周病があるか。そうしたことで認知症の発症リスクに差が出るなど、「口腔機能」と認知症発症の関連性が複数の研究により明らかになりました。なぜ、口腔機能の悪化は認知症リスクを上げるのか。そのキーワードの一つは「低栄養」だそうです。
当院HPにも登場いただいた、当院院長の同窓でもある菊谷武・日本歯科大学教授・リハビリテーション多摩クリニック院長によると、「若い頃は当たり前に肉や野菜を食べられていたのに、歳とるにつれて硬いものが食べにくくなり、食事中にむせやすくなったと感じる人が多い。その背景には、”噛む力の低下” ”飲み込む力の低下” あるいはそれらが低下してるにも関わらず、食べ物の”食形態があっていない”といった問題があり、これを放置していると食事量が徐々に減少し、自覚ないまま「低栄養」に陥る可能性がある」とのこと。この「低栄養」が認知症のリスク要因だというのです。
働きざかりのメタボや糖尿病予防の啓発が盛り上がる中「太らないように」と生活習慣を改める陰で、65歳以上の「低栄養」が深刻化しています。厚労省の最新調査によると65歳以上で6人に一人・85歳以上では4人に一人が「低栄養」とのことです。この最も目安にできるのがBMI(体重÷身長×身長)で、65歳以上で20以下だと「低栄養」です。
東京都健康長寿医療センター研究所・地域保健センターで70歳以上の男女約1500人の
赤血球・HDLコレステロール・アルブミン値の3つが認知機能低下のリスク因子と突き止めました。これらは、それぞれ鉄分・脂質・タンパク質の状態を表し、その内どれか一つでも低いと、将来の認知機能低下のリスクが高まることがわかったそうです。
この三つの栄養素の背景に「低栄養」があるのです。
★負の健康スパイラルに陥る
認知症だけでなく、同研究チーム、この3つの栄養素と寿命についても調査。どの値においても低い群は生存率も低いとわかりました。
すなわち、高齢者は「低栄養」が続くと、骨格筋量の減少により転倒・寝たきりのリスクも高まり、免疫機能の低下や術後の回復の遅れ、褥瘡(床ずれ)発生のリスクも上昇。これら負の健康事象が総合的になってスパイラルになって生存率低下になるのでしょう。
このように高齢者が「低栄養」になる背景には、活動量の低下・一人暮らしや貧困・病後の食欲不振・味覚や嗅覚障害・口腔機能の問題などの要因が絡んでいます。
なので予防策として、「口腔機能の改善」です。
菊谷医師は「噛む力」「飲み込む力」「食べ物の食形態」に尽きると言っております。
また日々の歯みがきも見直し、どうしても高齢になると手先が不器用になり、今までと同じ磨き方では不十分です。丁寧に磨けるよう使う歯ブラシを見直し、歯間ブラシ・デンタルフロス等も使い、唾液が減って自浄作用が落ちるので、歯科衛生士によるふさわしいお手入れのグッズややり方の指導を受け、定期メンテナンスが大事です。
★嚥下力を鍛える ”カラオケ”
口腔ケアは歯を健康に保ち咀嚼力維持に役立ち、細菌の繁殖力を抑えます。特に高齢者は口の中の細菌を誤嚥すると、誤嚥性肺炎のリスクも高まります。
「飲み込む力」ですが、食事中に良くむせるようになったら、飲み込む力つまり嚥下機能が低下してきたということです。
加齢により全身の筋力が衰えると、口の中の筋力も同じく低下します。食べ物を飲み込んだと思っても喉に残っている場合があります。嚥下と気道閉鎖のタイミングが合わなくなると、気管に固形物や液体が入り込んでしまい、いずれも”むせ”の原因になります。
・むせの予防には 食事時の姿勢を正す
イスに深く腰掛け、かかとを床につけて座る
最も重要なのは「顎を引く」こと。顎が上がってると機関に入りやす
くなります
その上で、嚥下力の力不足を補うために、飲み込むときに”口をしっかり閉じること”
又、嚥下力に効果的なのが、”カラオケ”=喉仏を上げる筋肉を鍛えることができます。
さらに、自分の唾を何回か、ゴックンゴックンと飲み込む練習も効果的です。
★”お味噌汁肺炎”を防ぐために
以前より食事に時間がかかるようになった場合、食べ物の内容がその方の咀嚼・嚥下能力にあっていない証拠です。早速に食形態の見直しが必要です。
このところ”味噌汁肺炎”が盛んに言われており、これは汁の中に食感の異なる具が入っているので、お汁と具の飲み込むタイミングが違ってしまい、誤嚥しやすくなるようです。お汁と具は別々に食べるようにして、気をつけてください。
高齢者になってもお肉の摂取は重要です。筋肉の減少は ”フレイル”(当院HP参照) =歩けなくなる事 につながります。そして特にご高齢者はお肉が大好きです。豚カツも薄切り肉を重ねて作れば満足感もアップします。こうしたひと手間を惜しむかどうかで、将来の認知機能が左右されるといっても過言ではありません。
以上記事をまとめてお伝えしました。
「お口はその方のごはん茶碗です」と当院では申し上げております。食後洗ってきれいなお茶碗でご飯を食べるように、ご自分のお口も(入れ歯も)きれいになさって、事故起こすことなく姿勢を正して、おいしく召し上がっていただけることを願います。ゆっくりよく噛んでゴックンする。この何でもない「食べる」という行為が認知機能維持に役立つのですから、やらない手はありませんね。
人は今日食べたもので生きているのです。
よりよくありたい!と思うのはみんなの気持ち。
ならば、やれることをまずはやってみましょう。
いつでもなんでも、お口に関するご質問、できるだけお答えしますので、中央歯科に
お問い合わせください。元気にまいりましょう。
和光でもミカン!
キープ・スマイル
NHKの団塊世代。雪村いずみさんが出て歌われた🎵時から、なるべく見逃さないようにしています。先日は長きにわたりコーセー化粧品で活躍された小林照子さん、82歳でした。お若い!
その小林さんが、40代の女性たちに特訓してました。最近の活動だそうです。どうしてって・・テレビに出ている40代の女性を何人か見て”なーんて暗いんだろう!”と思ったのがきっかけだそうです。そこでその年代の女性を集めて、元気になる講座をやっておられます。
・口角(お口の両端)を上げて歯を見せて「イーッ」とやる
・姿勢を正して、キープスマイル
こんなことでも全然変わるわよ!とさらりと言ってのけ、若い方の冗談にサッと切り返す頭の柔らかさもおみせになっていました。
自分を受け入れて愛情を注ぎなさい。
自分の長所をみて、ほめなさい。
ダンスをするもよし、美術館に行くもよし、音楽会もよし、きれいな花屋さんで花に囲まれるもよし。自分を高めるものなんでもあるじゃない?ときっぱりおっしゃる小林照子さん。要は自分の気持ち次第!かな?と勝手に受け取った私でした。
私は道で知り合いに会うと、必ずこちらからご挨拶するようにしています。でも近所の友達は「あなた歩くの早すぎるから、声かけようと思ってる間に行き過ぎちゃうのよね!」と評判悪い私です・・。短足なのにせっかちな私です。ヤレヤレ・・。
ゆっくりと、キープスマイル心がけることにします。
韓国で今流行ってるんですよ。
韓国の患者さんがわざわざ重いのに、夏休み明け買ってきて下さいました。若者向け?カフェの様なところで皆が飲んでるそうです。英語の説明もなく韓国文字のみ。絵から梨はわかりましたが、もう一つの根っこ?みたいのは朝鮮ニンジンですか?と聞けば、「キキョウ」ですと。「エッ!キキョウって秋に咲く紫の?」「根しか食べないから花は知らないなぁ」と言うわけでスマホで検索。何とお花の桔梗で、韓国ではその根を普段から食べ、薬効があるそうです。もうひとつはザクロとラズベリーのドリンク。お肌スベスベ、元気になりますよ!と言われたものの恐る恐る頂いてみれば、ちょっと薬っぽいジュース。あるスタッフは養命酒のもうちょっと薬っぽい感じと。下さった韓国の方のスベスベの肌を見ると、良薬は口に苦しなのだ!と悟った次第。美の追求は大変なのです。はるばるのお土産有難うございました。
緑タバコ病(グリーン・タバコ・シックネス)
当院では随分前から、禁煙支援をしております(詳細はHPをご覧ください)
先日BSの国際報道番組でとても気になる内容が放送されました。画面には、インドネシアの2歳児がタバコを吸う画像。インドネシアでは、子どもがたばこ産業の一環=タバコの栽培に携わっているという、衝撃的な番組でした。
先進国では、タバコ離れが著しい今日ですが、未だタバコの生産拡大の陰で、タバコの葉っぱが主要産業のインドネシア・ロンボク島では、500もの家族がタバコ関係に従事しており、そこには12歳位(もっと年少も)の子供が毎日4時間働いて100円という労働で、このお金で教科書を買っているそうです。
この子供たちが、頭痛・膝痛・発熱・嘔吐等、タバコの生の葉に触って束ねる仕事をしている為、皮膚から「ニコチンが体内に入って」タバコを吸わないのに、湿った葉を扱うので、一日36本分のタバコを吸ってるのと同じニコチンが体内に入っているそうです。
とても深刻です!インドネシアの子供たちが、タバコ吸わないのにニコチンで身体が蝕まれているということです。インドネシア政府が実態調査に乗り出しました。
WHOのタバコ批准していないインドネシアは、海外メーカーの重要な拠点だそうで、インドネシアの子供たちが、ニコチンに苦しみながら収穫したタバコが、先進国で吸われているということになります。
“たばこ産業は、子供たちの健康被害の上に成り立っているのです”
これを、グリーン・タバコ・シックネスと呼び、世界に訴える番組でした。私達、皆が
タバコについて考えなければならないと、あらためて強く思い、日々患者さんと接する中でもこの内容は発信する必要を感じました。ちなみに来院患者さんで、会社ぐるみで健康に取り組んでいらっしゃる方は、このニュースすでにご存知でした。
折りしも日本では、2020年のオリンピックに向けて、禁煙をすすめようと、新都知事小池さんも決意を述べておられます。オリンピックだからではないけれど、いいチャンスになるでしょう。
日本対がん協会のスローガンは
「子供たちの未来をガンから守る」→喫煙はがんのリスクを高めます です。
日本でも小学生の禁煙外来の存在があり、どんどん低年齢化する喫煙をストップさせることは ”子供たちを薬物から守る”ことにもつながります。
そのような意味でも貴重な番組でした。もっと早い時間の再放送を望みます。
ザ・チョコレート
また咲いてくれました
セカンド・ミール効果
最近はテレビで健康番組花盛りですが、番組によっては?というものもたまにあります。
先日みた番組は、忙しい芸能人たちが、昼間はお弁当・夜番組終わってドカ食い!?
朝食めったに食べず、夜しっかり食べるという人や、炭水化物がダメ!?というので、ご飯を抜いてる女優さんとか、いろいろでした。
迎え撃つ((笑)ドクター方も、本当にこの先生ちゃんと食べてるのかしら?と疑問に思ったり、栄養の事ご存じでないなぁと思うこともしばしばですが、この日は違いました。
「朝ごはん抜きはご損ですよ!」何故なら、朝食べないと小腸の糖吸収を促してしまうのです・・と。
当院でも、朝ごはん抜きの患者さんには、特に若い方には、”糖尿病になりやすいですよ”とお話してたので、やっぱり!と思いました。
ですので、朝ごはん食べると ”糖尿病予防”になり、健康に良いのです。
特に今話題で人気のシリアルは、ゆっくりと血糖値を上げるので、朝ごはんにぴったりです。果物を添えて(バナナをスプーンで落とし入れればなおグッド)。さらにカップスープに卵を落としたり、
ソーセージ入れたりすればタンパク質も取れますね。
朝ごはんを食べましょう!
ブルックナーの二番
ハンサムなパァーブォヤルビィ指揮のN響。
若い頃のブルックナーの作品なので楽しみに聴きました。美しい出だしの第一楽章ですが、第二楽章はさらに美しい。瑞々しく豊かで、久しぶりに満喫しました。オケって本当に指揮者によって変わるんですね。楽しい時間でした。
チュロス
不調も三年続けば「実力」
不調も三年続けば「実力」という記事を見つけました。
ずっと続く中で、いかに今までになかったことをやっていくか!プロセスが大切ですと。(次に向かう先行投資と思って)自分にとって、大事で価値あるものを信じて続けましょう・・ということです。
結果が表に出ないのは、力を蓄積している状態=充電してるんですよ。
元気出して!と結んでいます。
こんな文章がひょんなところで手に取った雑誌から、飛び込んできました。そういう考えもありかぁ~。
頑張ろ!
黒田泰三 白磁 造本設計
久しぶりにスゴイ展覧会に行ってきました。オープニングにおよばれしていながら伺えずにいたので、気になっていました。最終日が近いと慌てて出かけました。光村印刷のギャラリーのそこは、静寂なのにたくさんのおもいが詰まっていて、一瞬戸惑いました。このような薄い白磁を見たこともなければ、ここにこうして造形としてあることが、テクスチャーが不思議なほど自然でピュアだったからです。すべてが白と墨色の黒の世界なのに、なんとあったかく人間的なのか・・。
アンケートに思わず「あなたどうしてますか?」と問われた気がした・・と書きました。
こだわりを持つ人々によって完成した黒田泰三作品を収めた本そのものが、日本そのものであると思いました。この無彩色と言っては失礼なほど微妙な色彩は、作り手の黒田さんと関わる人たちのこだわりと生きていることすべてが凝縮された結果です。赤や青の色はないのに、たくさんの色を内包しています。
先日あるデザイナー学院の授業風景をテレビで見ました。色鉛筆も絵具も紙すらも使わず、パソコンだけで絵をかきデザインする様子に、なぜか心は穏やかでありませんでした。色・形・材質・紙のにおい・手触り・・などなど。目や耳や手や・・感じるものすべてを研ぎ澄ましデザインして初めて、作り手の思いが伝わるのではないでしょうか?
今回黒田泰三さんの白磁とその造本に関わった過程をつぶさに拝見し、もの・おもいを大切になさったものづくりを見せて頂き、その感性とたたずまいに圧倒され、心豊かにしていただきました。こんな時間が持てたこと本当に幸せです。
江の島上陸
ココファーム・ワイナリー収穫祭 2016 のお知らせ
田舎(栃木県)のワイナリーがとても有名になりました。
最近は日本のワインがほんとに有名ですが、その先鞭切ったのがこの、ココファームです。最初の頃は見向きもされませんでしたが、田崎真也さんが沖縄サミットの乾杯用に採用下さったり、辰巳拓郎さんなど著名人が応援下さり、皆さんに愛飲されるココのワインになりました。
亡き園長の川田昇先生が、こころみ学園の園生達にも生産性のある仕事を!と斜度のきつい山を開墾しワイン用ブドウを植えたのが始まりです。アメリカ人のブルース・ガットラブさんが指導にいらして劇的に品質も魅力も増し今日に至ります。
当院は川田昇先生の、知的障害の方々への深い愛情に心から共感し、ワイナリーの空気に心癒され、当たり前って何だろう!と訪問する度考えるチャンスを頂き、ささやかながら応援しています。
一昨日NHKにココファーム出てましたよ?と衛生士が教えてくれました。11月の収穫祭には全国から大勢の皆さんがみえます。秋満載の山にお出かけになりませんか?いらっしゃる際には、山ですので暖かい格好でお出かけ下さい。日が差してるうちはいいですが、ポトンと寒くなりますよ。ご家族連れにもお薦め致します。ワイン飲んでいい気分の時に、ご支援くださる音楽家の方の生演奏もあります。サックスの坂田明さん・バイオリンの古沢巌さんも応援くださっています。(因みにポスターに浮かんでる瓶は、ワインの瓶のバルーンです。大きいんですよ!)
秋の足利・最高にステキな収穫祭にぜひお出かけください。
今年は新宿から臨時号も出るようです。ネットでご確認下さい。
秋たけなわです
秋の道ばた
はまぎく
三陸沖地震から時間経ってもまだまだご不自由な方々も多い中、天皇皇后両陛下はいつも心寄せられておられると、テレビで拝見しました。海沿いにあって以前宿泊なされたホテルが全壊し、当時の社長さんも亡くなりましたが、生前ホテル玄関脇に咲いていた「はまぎく」の種を陛下に差し上げてあったそうです。
両陛下はその種を御所に植えて”はまぎく”を愛でておられ、その事を知ったホテルの現社長さんが、再びの両陛下のご行啓に新しく建て直したホテルでお迎えでき、ホテル名を三陸花ホテル「はまぎく」と命名したことを皇后様が気づかれお声かけて下さったと、感激してらっしゃいました。この5年が報われた思いです・・と。皇后さまは「ご無事でよかった。よく助かって下さいましたね」とお言葉を下さったそうです。
お歳召されても両陛下のご記憶力、相手へのお心配りは素晴らしいものと感動致します。偶々いつもの花屋を通りががったら、小さな”ハマギク”の鉢があり、両陛下のお優しいお気持ちにあやかりたく求めました。震災を忘れず被災地に心寄せ、今の自分に感謝する。
毎朝ベランダの”ハマギク”を眺め両陛下のように、他者に心寄せられるよう有りたいと思います。
お出かけしてみませんか?
「秋は肺」体調管理を是非!(お天気キャスター森田さんのコラムより)
今年は台風の接近や上陸がやたらと多かったですね。お盆休み終盤からわずか2週間のうちに台風が4つもきて、特に東北や北海道など大きな被害がありました。また、全国的に太陽に見放された日が多く、日照時間も記録的な低さだったようです。くり返す灰色の空に気も滅入り、予期せぬ体調不良に悩んだ人も多かったのではないでしょうか?天気と身体は、切っても切れない関係だと実感します。
古代中国の思想では、季節と四つの方角が関連付けれら、冬は北、春は東、夏は南、秋は西だそうです。同じアジアの日本ですから、季節ごとに多くなる風向きを思い浮かべると納得します。
自然と人体とは互いに密接な関係という考えで、中医学ではとらえられています。例えば肺は、だんだん空気が乾いてくる秋の気候の影響を受けやすいとされています。残暑と長引く天候不順も加わります。弱っている身体に、色々な要因でストレスがかかると、免疫力が下がり、呼吸器系のトラブルが発生しやすくなります。この時期は気管支ぜんそくが起きやすく、アレルギーなどが原因とはいえ、気温や気圧の変化も大きくかかわってると言われます。
朝晩と日中の気温差によるストレス、寒冷前線の通過や台風の接近等による気圧の変化、より刺激になりやすいようです。「秋は肺」の古くからのいわれは、自然や人間の特徴と関わりをよく見極めているということになりますね。
水分の補充・栄養摂取に心掛け、身体を温める食事をお取りになり、色づく木々に心を癒し、忙しくなる師走まで、体調管理に努めてください。朝一番の白湯も結構良いものです。お試しください。
タコ焼きパーティー
唾液検査
日本では馴染みのない唾液検査ですが、培養して菌が現れてくると、お口の中の状況と鑑み、やっぱり!と合点いく事も多く、必要な検査だなぁと思います。
内科など受診した際、診断するための採血、いくらかかりますか?とほとんどの方聞かないで受けるのに、歯科の唾液検査が、当たり前にならないのは、私達歯科医院側の案内、説明不足もありましょうが、虫歯・歯周病が細菌の感染症であること。自分の口の中の状況を検査である程度わかること。それに基づいてケアの優先すべきものもあること。削って詰めるのはそれからでもいいこと、が伝わってないからです。
唾液検査がすべてではありませんし、培養する程度のものでと精度をとやかく言う人もありますが、やるとやらないでは違います。事実を知ると納得します。検査に伴って生活習慣見直すきっけにもなり、このことがお口のケアにとても役立ちます。
口は、単独の部位でなく大切な身体の入り口であり、身体全体を反映することだってあります。今こそ、唾液が重要です。
今日のおやつ
複雑な思い
日本のシェーブル
イナゴ(酒田ティームミーティング続き)
酒田のチームミーティングで泊まるホテルの朝ごはんは中々です。地元の新米始めつや姫も別にあり、ゆで野菜もカラフルだし、そばの実とか、もって菊のおひたしとか、酒田ならではが味わえます。
今年始めて登場したのは「イナゴ」の佃煮。事務局の方が「旨いですよ。食堂のおばさんがそこで捕まえてるんだから!?」と冗談言うので皆で食べてみたら、きれいでホントに美味しかったです。それに味しめて、スーパーに行ったら普通に売っていたので喜んで買って帰ったら・・。
一般用には足も手も?ついてて(笑)イナゴのまんまでした!ホテルのは足などとって綺麗に下ごしらえしてあったんですね。でもせっかくなので長ーい足ついたイナゴの佃煮頂きました。カルシウムバッチリ!酒田の人は身体にいいもの、”歯にもいいもの”食べてるなぁと感心しきりでした。
勉強したあとの夕食が楽しみなのです
酒田へミーティングに出向いた日の夕食が毎年楽しみです。
この日もまずお刺身の盛合せ食べましたが、スタッフに魚に詳しい者がいて、盛合せのチョイスが最高でした。特に胆と一緒に食べた「カワハギの薄づくり」がメチャ美味しくてお代わりしました。更にサンマも頼んだらこんな素敵に作ってくれ、わがままいって骨センベイと頭も素揚げにしてもらいかぶりつきました。いかを特別に漬けた丼物も最高!
カザエビのから揚げとか・・旬を堪能。
当院スタッフは食べること大好き人間ばかりですので、現地の食材に毎年ながら魅了されます。お魚堪能したあと、松茸の土瓶蒸しを一人一人タップリ頂き、山の秋も満喫しました。こんな楽しみがあるので海外からの演者招いたご講演など、結構な量の勉強にも耐えられます。ノートも必死にとりましたよ。
渡ってきた白鳥が鳥海山バックに飛ぶ姿にも癒されました。酒田はいいなぁ。
スターウォーズ
2016 チームミーティング参加してきました
プロフェッショナル・カンブリア宮殿に出演し、全国にお口のメンテナンスの大切さを
伝えた、熊谷崇先生率いるオーラルフィジシアンのチームミーティング。10月15・16日の二日間、山形の酒田市で一年に一度の集まりに参加してきました。
1日目はスウェーデンからいらしたヤン先生。インプラント周囲炎から始まって、現在のスエーデンでの歯周病の取り組み及び治療について分かりやすく、とてもスタンダードなお話しを丸一日して下さいました。久しぶり丸一日英語漬けでしたが、おなじみの岩上さんの名通訳でとても分かりやすかったです。日々の診療にたくさんのヒントを頂きました。貴重な講演を聞くチャンスをありがとうございました。
神子島
2日めは、福利厚生に歯科検診を取り入れ始めている各企業の方々からのお話しで、多くのCEOはじめ、進んでいるところでは、既に”CHO”(社員の健康担当)がいらっしゃるそうで、企業側の、進んだ健康への取り組みを伺いました。「健康経営」ということで企業内で歯科検診の啓蒙活動をしていたりと、今後の健康保険の破たんのリスクを示唆した対応に驚きでした。私たち歯科医院も頑張らなきゃ!と思いました。
小室