公開フォーラムのお知らせ

近年、さらに食の重要性が注目され、乳幼児から高齢者まで食育の重要性が叫ばれています。歯科の臨床現場では、まだ食に、問題抱える子供たちへの有効な支援策が十分とは言えず、この問題を総合的に診る為の専門的知識と技術が求められます。関連多職種(保育士・小児保健・発達心理士など歯科の関係者でなくとも)との連携の中で、この問題を国民共に考えるという目的で開かれます。

日時  平成27年 5月31日(㈰) 午後1時から午後4時5分

会場  市ヶ谷 日本歯科医師会館一階 大会議室

主催  日本歯科医学会 (HPご覧ください)

参加費 無料

申し込み方法 ご希望者は日本歯科医学会HPよりダウンロードしFAXかEメールで直接申し込みください、300人になり次第終了。03ー3262-9214

味覚力

 昨今言われる、若い方の食のことですが、先日興味深い番組をやっていました。
ご存じのように、味覚は 甘味・塩味・苦味・酸味・うま味の5つに代表されますが
これらに対する味覚力は「子供のころの食生活による」ものが大きいようです。

学習院大学の品川先生という方が、学生さんにこの5つの味覚について、25点満点で調査をしたところ7点~23点までに分散したようです。

23点の女子→おばあちゃん子で、地方出身。けんちん・ほうとうのようなたくさんの具
      材の祖母の料理で育った。好き嫌いなし

19点の女子→小さい頃から、メニューの数が多く、旬の野菜とかよく食べた

7点の男子→野菜は苦手。だって味が薄いか味しないでしょ!野菜いってとのこと。好き
     なものしか食べない。5歳までハワイで育ったので肉ばかり食べていた。
     最初からペッパーやマスタードをたくさんつけて食べていた。

この調査を総括して品川先生は、「味を判断する力のない子供は、同じものばかり食べたがるので、用意する人が出来るだけいろんなものを経験させないと、”うま味” ”苦味”などは知らずに大きくなるとのこと。

東北大の都築先生は「大人からでも味覚開発はできる」=ワインがいい例ですよ!と応援メッセージ。大人の方がうま味・苦味感じるようになる。小さい時に経験少なくとも、食わず嫌いもあるのでいろいろ食べさせてあげた方がいい。1週間で10品目以下では少ないが、1週間で30品目取れていればいいんじゃないでしょうか?とのことでした。

この番組から、お味噌汁・スープは本当に有効だと感じました。具だくさんにできるからです。特にお味噌汁は、けんちん汁とはいかないまでも、様々な野菜や肉類・キノコ類・海藻など入れられるので、汁椀一杯で優等生です。今一度見直してみたいと思いました。子供のころの食生活って、とっても大事なんですね。働くお母さん増えて朝も忙しさは、格別でしょうが、寝る前に野菜だけ出汁で煮ておけば、翌朝お味噌溶けばOK.お味噌汁は塩味濃くしなければ、スーパーな和食だと思いました。

実際あちこちの小学校で、このスーパー和食の取入れが始まっており、「ご飯・具だくさん味噌汁・もう一品」の和食給食で、残食が減ったそうです。家に帰っても 「ご飯・味噌汁におかずひとつ」が提案され、子供たちに「イライラしなくなった」「元気出た」
「集中できるようになった」という声も出始めているようです。朝食を食べなかったり
菓子パンにジュースだった子供も変わり始めたとか・・。嬉しいですね。

これに「いただきます」「ごちそうさま」を忘れずに教えてあげて、”食べ物が自分の為に作られていることを感じて育ってほしい”とある給食の担当先生は伝えています。

あちこちで。子供の食事・働くお母さんを応援する仕組みが始まっています。こうじゃなきゃいけないということはないけれど、子供・若い人だけでなく取り入れたくなる提案でした。

なんで入れ歯のお手入れ必要なの?

入れ歯には見えない汚れが付着しています。一見きれいに見えても、汚れを染めだしてみると!写真のようにビックリです。入れ歯のピンクの部分の素材が微生物が付きやすいと言うことの上、唾液(つば)による自浄作用の低下、さまざまなのんでるお薬による唾液そのものが出にくくなってるせいもあります。入れ歯にたまった汚れ、プラークは病原菌の温床になり、病気を起こす原因にもなります。食べたら外してブラシで目に見える汚れを取り、一日一回は洗浄剤て除菌をおすすめします。

    2015040211130000.jpg      2015040211140000.jpg

2015040211140001.jpg

いのち蝕む砂糖!?

歯科の仕事をしていると、どうしても砂糖についてお話しする機会も多く、そのほとんどは虫歯・歯周病との関連です。その際、これからの季節はもちろん、いつでも話題に上るのが、おやつよりも缶コーヒーや清涼飲料水などでした。学校医をやっていた中学校では学生自ら流行りの清涼飲料水に含まれる砂糖をはかり、角砂糖何個分かをポスターにしてくれたこともあります。

オフィイスで集中して仕事した後・営業の外回りから帰った後・長い会議の後などホッと一息つきたくて、缶コーヒーやペットボトルのジュース・炭酸飲料を一気に飲み干したりする方も多いようです。

一般的な缶コーヒーには、角砂糖3個分
コーラなどには、角砂糖10個分
スポーツドリンクには、角砂糖6~7個分 と言われます
ファーストフードのシェイク状のドリンクには、なんと角砂糖10個以上!20個近く。
砂糖には、栄養素はなく高カロリーで、コカイン同様の依存性があることも心配されます

WHOのガイドラインによると
成人・子供一日当たりの糖類は、全カロリーの5%未満にすべきとの見解。ジュースや缶コーヒー2本も飲めば。その日はもう糖類はオーバーです。砂糖にはカロリーあっても必要な栄養素はないので「空のカロリー」と呼ばれ、白米・アルコール・白く精製された小麦粉も同じです。「空のカロリー」は体に入ると大きな負担です。カロリーあるので何らかの経路で”ブドウ糖”になります。”ブドウ糖”がエネルギー源になるには体内の機能や物質を使う必要があり、その一つがクロムという必須ミネラルの一種です。砂糖にはクロムも含まれないので、ブドウ糖をエネルギー化するために、他の食品から摂取したクロムを浪費するので、体に多くの負担がかかるわけです。

砂糖の過剰摂取で、脳にも変化が起こります。と言うのもコカイン・モルヒネ・ニコチンと同じように砂糖の依存性により脳に変化が起こってるようです。ですので仕事の合間や息抜きに砂糖たっぷりの缶コーヒーなどを飲み干す習慣に警鐘ならしています。

タバコをやめられないのも、ご本人の意思が弱いのではない・・と禁煙支援しています。ニコチンがないとダメ!と脳が認識しているだけですので。砂糖も同じように”脳が記憶=依存”するようになるんですね。砂糖=甘いものの習慣と言うのは本当に怖いものです。当院でも患者さんとお話しする時に、虫歯のことだけでなく、砂糖は「空のカロリー」と言う説明を増やして、お体全体への影響もお話しする様にしたいと思います。

スティーブンジョンソン症候群

このニュースをたまたま見て、バイオリ二スト 川畠成道さんのことを思い出しました。

なぜニュースになったかというと、2014年市販薬による副作用で亡くなった方がなんと15人。後遺症残った方がやはり15人いらっしゃるそうです。なんということでしょう。この市販薬というのは、風邪薬と解熱鎮痛剤だそうです。
その副作用の中で大きいのが、スティーブンジョンソン症候群。
高熱が出て、皮膚が赤くなり、視力が低下する怖い副作用です。徐々に症状が悪化するので気づきません。知っていれば、早い対応で重症化を防げます。アレルギー体質の方は市販薬とはいえ、特にご注意です。

「僕は、涙のでない目で泣いた」これは文頭に書いた川畠さんの本の題名。川畠さんは目のご不自由な方ですが、すばらしい演奏なさるバイオリニストです。CDでは聴いていましたが、随分前地元でコンサート開いた時に生で聴き、その澄んだ力強い音に、力強いけれど伸びやかであたたかい音に魅せられました。終わってすぐその本を買いました。

川畠さんが小学校3年生の時、おじいさまおばあさまがアメリカに観光旅行に行くので、初孫の川畠さんを夏休みの思い出にディズニーランドに連れてってあげようと初めての海外旅行だったそうです。ロスに着いたその日から「寒い寒い」と言いだし、翌日も不調で熱も38度もあったためおじいさま達が日本から持ってきた薬を飲ませたところ、もっと具合悪くなり、ホテルの手配で現地のドクターに診てもらい、扁桃腺とのことで新たな薬をもらっても症状はどんどん悪くなったそうです。翌日体にブツブツが出来はじめ、呼吸も困難になってUCLAの病院に運ばれました。最初川崎病も疑われましたが翌日、スティーブンジョンソン・シンドロームと確定されたそうです。その時「全力尽くすが助からないかもしれない」と言われ日本からお母様が呼ばれ、その時でも39度という高熱な上、息子の体が赤く血だらけ、意識朦朧だったそうです。紙のシーツに寝かされ、からだがくっつくので紙をはがすのはとてつもなく苦痛だったとご本に書いています。UCLAのみなさんのご尽力で、波を乗り越えたものの待っていたのは、視力の低下。後遺症が目に出たと小さな成道さんは実感したそうです。長い入院を経て退院の運びになったのは10月も半ば。おじいさまは「帰国しても、よくよく療養に努め、成道が世の中に役立つ立派な人間に成長するよう育てるのが、私ともの責任」と病院スタッフはじめ関係者に感謝の言葉を述べられたとあります。

バイオㇼ二スト川畠成道さんのバイオリンの音色には、多くの方の愛情に支えられてのものなのでしょう。あの時ロスで風邪薬を飲まなかったら、死ぬような思いも目も悪くならずに済んだかもしれないが、それを恨んだことは一度もありません・・とそれも運命だったのですと。コンサートで拍手と歓声頂くことがどんなお薬より、僕には効果的だと。

そして最近では彼と同じように、同じ薬を飲んで目を悪くされ、同じ症状に苦しんでいる方と交流を持ち、励みになってらっしゃるそうです、なんと強い方でしょうか。

ニュースでたまたま見たお薬の副作用によるスティーブンジョンソン症候群のことをお伝えするだけが、つい川畠さんのお話しになりました。

熱が出る、発疹が出る、皮膚が赤くなる、目が見えにくい。そんな症状出る前に、風邪薬鎮痛剤など飲んでいらしたら、ちょっと気にしてみてください。早い対応は重篤化を防ぎます。

川畠さんのメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲は本当にすばらしいです。ぜひ視聴してみてください。心に沁みわたります。

お口の中に関心持って下さるのは嬉しいけれど・・

今まで医科の先生方が、お口の中(歯科の分野)に関心お持ち下さることは一昔前なら皆無と言っていい状況でしたので、昨今では、歯周病と心臓病・糖尿病・骨粗鬆症・・と関連性に注目下さるようになったのは、大変ありがたい、患者さんにとっても朗報です。
ですけれど、お口の中って人それぞれ状況も違うので、いっぺんに、又一度の歯科医院受診で、お口の中がよい状態になるなんてありえないことも知って頂きたいのです。

と言うのも最近、手術前の患者さんがいきなり主治医から「治療をお願いする歯科医院へ」というような用紙をお持ちになることが散見されます。その中身を読みますと大変
なのです。なぜと言えば

手術に臨まれる前から歯科で「定期メンテナンス」をきちんとしてらっしゃった方はともかく、事が起こってからでないと歯科にはご無沙汰・・という方が入院だからと言って急にお口の中をすっかりきれいにするなんて、出来ないのです。
そりゃ2・3か月の猶予があれば出来る限りのことは致しますけれど・・。

お口の中の歯石取るくらい簡単だろ・・と思われても困るのです。

歯石がたくさんたまるような方は、まずお口の中に問題抱えていることも多く、時間かけて石になったお口の汚れを、ガリガリ急いで取ればいいという問題ではないのです。
歯石の元は早いうちは柔かい歯石なので、お家でのケアとか歯科医院でもそう大変でなく、コントロールできます。
又歯が抜けっぱなしの方に急に何かを詰めたりかぶせたりも、プラーク(汚れ=細菌の塊)があるお口の中でやっても意味をなしません。

このようなことを踏まえてから、歯科受診を勧める用紙を患者さんに配ってほしいと思います。

いきなり短期で・短時間で治療をしてください・・と言うような用紙を持って見え、全身麻酔の手術するので一か月弱でとご指定されても、口の中精査や治療とおっしゃられても当惑致します。
ましてや手術を控えて、様々な服薬の方も多く、歯科の対応も時間がなくては「おっつけ仕事」しかできずかえってよくありません。

私達歯科からの、発信の仕方が不十分なのだと思いますが、医科の先生方もこのような状況を踏まえて、患者さんにご指示やご案内いただきたいのです。

はたして医科のドクターの中で、何人の方がご自身もお口のケア・虫歯歯周病の定期メンテナンスしてらっしゃるでしょうか?ご自分が日ごろお口の中にご関心持って、定期ケア受けて頂いていればおわかりいただけると思います。

又手術をなさるような病院には、歯科口腔外科が併設されているところも多く、まず院内の歯科口腔外科で連携してフォローしていただき、何も知らぬ患者さんが右往左往しないように、ご案内いただければと思います。
私共としても特にOP(オーラルフィジシアン)グループの一歯科医院として、全身状況・喫煙状況・服薬状況等伺って、安全・安心に診療を進めたいと考えています。

先日このような指示受けて来院下さった方、歯科受診は覚えてないほど久しぶり!6~7本が抜けたまま・残った歯もC3がほとんどといった信じられない状況です。
よくこれで今まで召し上がっておられた?と驚くような咀嚼も出来ない状況です。

鼻腔の蓄膿でなく頭の ”前頭洞炎”となり耐え難い耳鳴り頭痛に悩まされ病名が判明し、手術が決まってからもタバコを1カートン買うほど、生活習慣と病気の関連をご存じない方です。気の毒としかいいようなく、なぜ手術や歯科受診の案内するときに、担当医が「タバコの害」も話してないんだろう・・とその「いびつな対応」に少々腹も立ちます。

医療が専門化することは技術の進歩と相まったことでしょうが、人の体はパーツパーツが皆関連しているのです。からだ全体を見てもっと血の通った対応しないといけないとつくづく感じ、大きな問題だと思いました。

臨床って教科書とおりにはいきません。
そこを感じ取る・読み取る感性が、医療者には不可欠だとつくづく思ったことでした。
難しい時代だからこそ、「人間力」がもっともっと医療には必要です。

一見親切なような歯科受診を勧める用紙の提供ですが、上滑りのないきめ細かい対応が望まれます。自分が患者になった時でも、このような提案は戸惑うばかりと思います。
また、歯科開業医として患者さんにもっともっと自分の体に「関心」もって頂けるように医療者として心尽さねばならないと、反省したことでした。

医療技術・最先端の医療機器に甘んじることなく、患者さんから発する言葉・雰囲気・しぐさ、そして生活習慣。そんなことを読み取る・キャッチする臨床力が望まれます。
医療は人と人だとつくづく思う、気づかされる一日でした。

 

ジャンクフード税!?

今日のニュースで既に皆さんご存じかと思いますが、アメリカのある自治区で、”ジャンクフード税”が導入されました。全米初だそうです。肥満と糖尿病の多さに決断されたようです。住民の健康危機とまで心配される程だったそうで、その代り野菜や果物の税金は廃止になるようです。そしてジャンクフード税は食育・スポーツ施設の建設などに充てられるとのこと。他にフランスではソーダ税・ハンガリーではポテトチップ税が既に実施されているようです。

昨日、コンビニなどの”日持ちするパン”などに入っているPH調整剤のことを書きました。忙しい現代にあって、気軽で便利・好きな時に好きなものが食べられる便利ということにすべからく警鐘ならす時期になったのかもしれません。

いつぞや電車の中吊りで読んだ「あなたの体はあなたの食べたもので出来ている」
まさにその通りなんですね。神経質にならずに、一度「食」というものを考え直さねばとつくづく思ったことでした。

お口の中がピリピリします

最近このようなお訴えが多くなりました。特に高齢になってらした女性です。女性ホルモンの減少により様々な症状が出てきますが、のんでらっしゃるお薬・特に誘眠剤などによるかと懸念しますが、ここに来て恐るべき情報が入ってきました。それは、PH調整剤です。よく利用するお菓子やパンなどに含まれています。特にコンビニのパンなどに多いということはPH調整剤が{日持ち向上剤)だからでしょう。Ph調整剤はクエン酸・フマル酸・重合リン酸塩などから成るそうで、日本では使用量に制限がないそうです!恐ろしいですね。

昨今・いつもイライラしてる人・キレる人が増えてきたのも、このような利用が多い食生活を懸念する声が上がっています。重合リン酸塩のリン酸は、私達に重要な「亜鉛」を体外に出してしまうそうです。「亜鉛」は脳が正常に働くために必要不可欠なミネラルですが、不足すると件名のように、お口の中や舌がピリピリする症状になる場合もあります。よく知られるシジミなどに多いですが毎日シジミ汁飲むわけにもいかず、亜鉛のサプリをとっても栄養素ってバランスの問題ですから一種類取ればいいというものでもありません。ならば亜鉛を阻害する、リン酸塩の多い日持ち剤・PH調整剤の多い食品の摂取を控えるしかありません。気にしてたらキリがない!とは言わずに、知らずにとっているものが微量でも積み重なってたまっていけば体に変調起こすのですから、侮れませんね。

昔のお豆腐のように物は腐るもの。便利が当たり前になって、自分でも大切なことを忘れていたことに気づかされました。便利ということの引き換えに、私達現代に生きるものは失うことも多いのかもしれません。今日からPH調整剤気をつけていきたいと思います。

皆さんもパックに入った日持ちのする食品など、ちょっと裏をみてPH調整剤気にしてみませんか?

認知症講座 患者さんとご家族の為に出来ること

つい最近、メンテナンスでお約束の70歳の女性。いらした時に「今ようやく着いたのですが、途中で道がわからなくなって歩いてる人に聞いたのよ」とのこと。他の会話は全く何ともないのに、伺ってみると、以前何回かそんなことあって、家の周りをぐるぐる回っちゃったの・・。その日のメンテナンスメニューをゆっくりやるよう衛生士に指示して、ご家族と連絡とってみました。お家にはどなたもおらず、困って市の相談係に話してみると、「帰りが心配ですね!」と快くご家族と連絡とってくださり、追っ付け次男さんが仕事途中でお迎えに来てくれました。何気に「いや実はこういう事しばしばあって、心配してたんですが・・」とのこと。仕事途中にいらっしゃるの大変だったでしょうに、お礼をおっしゃって、次の予約も取って帰られました。「母がこうして元気でいられるのも、口の面倒見てもらってるからだから、何とか来ます」とのこと。あっぱれなご家族ですが、そうそう仕事も抜けてはいられないだろう・・と案じました。

この件以来、受付でのお金のやり取り・お約束の勘違いなど、気になることばかり。そんな話をスタッフにしたら、「そういえば、歯の型を取ったりする時、むせる方増えてきたように思います」との発言。開業32年目にもなると、メンテナンスの長い方は30年近いお付き合いです。40で来院の方は70歳。50で来院の方は80歳です。当院の最高年齢のメンテナンス患者さんは93歳のおばあちゃま。そう考えれば、人が歳とっていくにつれ発症する”認知症”の学びも必要だね!ということになり、今月末勉強に行くことになりました。声かけると、日曜にも関わらず、全員「行きます!」とのこと。患者さんだけでなく、自分の家族含め切実な問題ですから、嬉しい反応です。

伺う認知症講座の講師によれば、「患者さんが全く元気だった頃からのかかりつけ歯科医であれば、患者さんの変化に気づくことがあります。その変化が認知症の始まりであれば、早期に対応することで進行を遅らせることが出来ます。認知症患者には特有の”食べることの障害”があり、病名は同じ〝摂食嚥下障害”であっても、原因によって、ステージによって、実態は異なる。そして将来必ず通院できなくなり、口腔清掃も自分では出来なくなります。口腔の専門家・歯医者や歯科衛生士が正しい知識を持ち、口腔の専門家だからこそ知っておきたいことを学んでほしい・・とあります。患者さんの将来を見据えて学んでほしいという趣旨に大きく心動かされました。

駅前の小さな歯科医院ですが、長年信頼いただいてお通い下さる患者さんが、生涯にわたって、ご機嫌にいて下さり、ご自分で美味しく召し上がってくださること、人として尊厳のある暮らしがキープされることを心から願うものです。そのためにも歯科医院として出来ることは何か!ぜひ、みんなで学んで生かしていきたいと思います。楽しみな勉強会になりそうです。勉強して脳が疲れるでしょうから(笑)終了後にお肉をしっかり食べる食事会を企画しています。医療提供側が元気でいないと!ね。

あいうべ体操で口の筋肉強化、鼻呼吸に

普段何気なく口を開けてることありませんか? 人は鼻と口で呼吸できますが、口だけで
呼吸していると、様々な病気になりやすいことがわかってきました。口呼吸を防ぐには
”意識づけ”が大切です。無理なく鼻呼吸が出来るようになる体操が注目されています。特に今花粉や黄砂が飛ぶ季節。これらによるアレルギーで鼻の通りが悪くなることも口呼吸の原因になります。

口呼吸をすると、口の中が乾いて唾液がなくなる「ドライマウス」」にもなりやすくなります。口呼吸になるのは、口の周りや舌の筋力が足りないことが主な原因です。福岡市の
内科医・今井一彰先生は口の周りの筋肉を鍛える顔の体操「あいうべ体操」を約10年前に考案されました。下図のような4つの動作(1セット)を約4秒間かけてゆっくりします。この体操は口の周りの唾液腺から唾液が分泌されるのを促す効果があり、更に口の周りや舌の筋肉が鍛えられ、口呼吸から鼻呼吸にかわっていくと言います。トイレの中やお風呂の中などで習慣化させると良いとのことです。「箸の使い方を覚えさせるように、口を閉じさせるのも教育が必要」と今井さんは口呼吸の全身に及ぼすリスクを危惧して、この体操を勧めています、

先日のブログで告白したように(笑)私も数年前より朝の身支度の時に「あいうべ体操」をやっています。それこそ忘れることもありますが、ベーッと舌を出すと口の周りが柔らかくなってなんだかニコッとなるのです。それから出勤します。開業32年目となったのでそれなりの年ですが、お世辞でも「いつも元気でニコニコしてますね」と言われるのが自慢です。いつでも声かけて頂けるように、相談してみようかな?と思って頂けるように私自身ゆったりとニコニコ居たいと思います「顔施のある人」が目標です。明日の朝も「あいうべ体操」頑張ろ!

この図は、みらいクリニックの今井一彰さんに グラフィック竹田明日香さん です

 

2015040116260000.jpg

奥歯の寿命を考えると・・

最近はお子さんの発育もいいので、奥歯が早く生えるようです。寿命が延びた今、すり鉢の役目の奥歯を大事にしないと、大変な事になりますね。出典は平成17年千葉県歯科保健実態調査からです。少し古いですが・・

それによると、下の第一小臼歯は61・4歳
         第二小臼歯は58・3歳
         第一大臼歯は54・3歳
         第二大臼歯は49・8歳

ということは平均健康寿命前に男女とも奥歯を失うということですね。これは大変です
ウサギさんじゃないのですから、前歯で噛んだりしてるわけにいきません。

ではなぜ、奥歯を失う確率が早いのでしょうか?
①お口が小さい
②頬粘膜が硬い(ほっぺたの筋肉が広がりにくい方です)
③嘔吐反射がある(すぐオエ-ッとなる)
④矯正装置が入っている
⑤親知らずがのぞいてる・・。斜めに生えている 
⑥舌が邪魔して毛先が当てにくい      などの理由で奥歯が磨きにくいからです

なので、・ブラシが届きにくい奥歯の奥も楽に磨け
    ・上や下の奥歯の外側・内側にも届く  歯ブラシ及び部分磨きブラシが必要

そのようなホームケアを毎日して頂いた上で、定期メンテナンスで歯科衛生士に取れていない汚れのコントロールをしてもらうことです。
前歯で噛み切って、奥歯の臼で咀嚼する。小さい時学校で習った通りです。

お口の中はそれぞれ役目があります。お口は皆さんの大事な食器です。いつもきれいにして、美味しくお食事を召し上って、またきれいにして次のお食事に備える。よく噛んで召し上がれば唾液も出て、飲み込みにもご不自由なく、お口の中も中和されます。この繰り返しがスムースにいけば、生涯にわたってご自分のお口で召し上がれることが可能になります。奥歯は召し上がるだけでなく、「イザッ」という時、踏ん張り時に噛めなくては仕方ありませんね。無駄な歯は一つもないのです。理屈に合ったお手入れして大事に致しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

2015031914490000.jpg

健康番組真っ盛り

今朝いらした奥様。ご子息が医療関係の方・・。近々「カマンベールチーズ」がなくなるから買っておいて・・と言われた由。何やら健康情報で特集されるそうです。昨年でしたか?”ハードチーズ”が虫歯予防に良いとの情報お流しましたが、こんどはカマンベールチーズ!何に聞くんだろう・・!!毎日毎日テレビで「あれがいいこれがいい・・」の上雑誌には なたまめ・黒酢・酵素・・。イヤハヤ大変な時代です。その上特保だけでなく栄養補助食品の規制が大幅にゆるくなって、この先どうなるのでしょうか?こう言いながら、私メも朝は大忙し! ブラックコーヒーに最近、小さじ一杯のココナッツオイル入れて、認知症予防を期待しています。出勤前の歯ブラシするときには、ブラシし乍ら、30回の爪先立ち(ふくらはぎ運動!)。歯ブラシ終えフロスしてフッ素仕上げをしたら、

あいうべー体操して、二ッと口角上げて「鏡に向かってヨシッ!」して出ます。想像するだけでおかしいでしょう!?家族が見たら、こわい!?せいぜいこの位。あとは3食出来るだけカラフルな食事を心がけています。お魚もだ~い好きですが、お肉・特に骨のついたものとか尻尾とかスネとか大好物。それでも骨密度足りないのですから、女性のからだを保つのって大変ですよね。でも食事は楽しく、美味しくが大事なので、我慢して食べるのは避けたいと思っています。という訳で、山盛りの健康情報の中から、出来るだけ選りすぐってお役に立つことを書いていきたいと思います。毎日いろんなことが起こりますが、ご飯をちゃんと食べて、前を向いて大きく息吸っていれば、「そのうちなんとかなるだろう」です。大丈夫・大丈夫!

アッそうだ、春めいてきて買い物途中とか道端を見て下さい。結構かわいいお花が咲いています。お庭の花でなくとも、”からすのエンドウ”とか”オオイヌノフグリ”とか。ちっちゃいけどよく見るとかわいいですよ。これらは雑草と呼ばれますが、植物にお詳しかった昭和天皇が「雑草と言う植物はない」とおっしゃたのはあまりにも有名です。そうなんです。雑草でもよく見ると一つひとつかわいい花弁です。今年はまだ見ていませんが、芝生の間などに顔出す”ネジバナ”も大好き。よくみればひとつのお花がランの形です。見つけたらごらんになって下さい。薄いピンク色ですよ。では、健康情報も吟味して取り入れましょう。忙しい時は買ってきたお惣菜のお世話になりますが、栄養素を補充する意味で、生や蒸したカラフルなお野菜をたっぷり食べたりして体調を整えましょう。色とりどりの野菜売り場を見るとワクワクします。そろそろ筍・蕗・・ああ忙しい!

真剣です

2015032512100000.jpg衛生士の診療風景です。よい姿勢見て,いい仕事してるんだなぁ~と思わずシャッター切りました。中山先生にSRPのご指導頂いて随分経ちますが、成果も出てきて仕事への興味も倍増のようです。SRPにはスケーラーと言う道具が必要で、その道具を最高のパフォーマンスで使おうと思うと、それを手入れする為の道具が又必要です。SRPの効果を上げる努力している人は、スケーラーの手入れに余念がないし、そういう人は手入れをする道具を粗末に扱うことはありません。少しでも時間があると一人静かにシャープニングする姿は、カッコいいなぁと思うこともしばしば。職人さんのように集中してる姿はステキなものです。和風総本家と言う番組をよく見ますが、すべての職人さんに共通する”空気感”があるように思う・・と著名な山本浩正先生が書いておられます。日々患者さんに合わせた処置をし、会話をし、ドクターや仲間と症例検討する姿にも感性が育ってきて、その元は患者さんが下さってるんだなあと思う事しばしばです。いずれにしても患者さんやスタッフ間でのコミュニケーション経て学び取っていく姿楽しみでもあります。細かな仕事ですから、目もからだも労わって下さいね、休日は充分休養しリラックスに努めて下さい。そうそうしっかり食べてね!中央歯科の入社条件は食べるの大好きな人!ですから。

脂質代謝異常と歯周病菌との関連、人間でも立証(2014)・・

今年初めにお伝えしようと下書きし掲載忘れましたので、遅まきながらアップさせて頂きます。最近このような「うっかり」多く心せねばと反省です。ニュースはフレッシュな内にお伝えしなければ・・。

歯周病が動脈硬化に関連することが指摘されているが、岡山大学大学院歯周病態学分野の

工藤値英子助教(現・神奈川歯科大講師)と高柴正悟教授らの研究で、歯周病患者は動脈

硬化に係わる悪玉コレステロールの値が高いことがわかった。平均年齢60歳の男女45

人に3年2か月の臨床観察研究の結果だそうです。歯周病の原因菌ジンジバリスの感染度

と超音波検査・血液中の因子の検査による動脈硬化の状態だそうで, その結果ジンジバ

リス菌に対する免疫グロブリンG値の高い患者は、悪玉コレステロールの値も高いことが

わかったそうです。これまでの実験では、マウスによる報告だったが今回の研究で、人間

においても歯周病菌の感染が脂質代謝異常の原因となることが示され

動脈硬化と歯周病菌の関連がはっきりしてきたようです。

食塩を美味しく控えよう

「厚労省は3月6日新たな減塩目標を公表しました。「高血圧を引き起こす要因」と賢い減塩を勧めています。
今まで 男性 11・1g→ 8g

    女性 9・4g→ 7g が目標とのことです。

食塩の摂取量ワースト一位は 中国 次が日本

日本は特に”みそ””醤油”文化の国ですので、つい摂りすぎるのでしょう。しかしながら

循環器疾患(心臓病や脳卒中・・)の他腎結石・骨粗鬆まで塩分が関係しているそうです

血圧は加齢によって上がることが多いですが、食塩摂取量が多いほどこの上がり方が強く

なります。諸外国から見ても日本人の摂取量が多いのは日本人固有の食生活にありますが

実は、外食や加工品からの摂取量も大きな割合を占めているのです。「減塩」=美味し

くないと思われがちですが、最近若い方もスチーム料理・蒸す調理法を取り入れる方も多

く関心が高まっています。又食塩摂取は胃がんの発症とも関係しているので、「今」始め

てほしい減塩です。新潟県では「にいがた減塩ルネッサンス運動」と名つけて県民の

摂取量を10年で2g減らす目標掲げ、今好きなだけとって将来我慢するか、少しずつ楽

しむか考えようと提案しています。WHOでは健康的に食べられる量として一日5gを

奨。日本人の摂取量から見ると達成は難しいようですが、「今の頑張りが将来の健康に

がる。時間軸で考えてほしい」と専門家は伝えています。かといっていきなりすべての料

理の味を薄くするのでなく、わかるかわからないかと言う程度から始めるといいようです

す。突然味が変わると家族も戸惑います。すべての料理の味をいっぺんに変える「全部

型」でなく、多様な味付けの中から薄味でも飽きない食卓。素材の味を意識した食事を

勧めています。ちなみに我が家では、この季節、新キャベツや新玉ねぎが柔らかく瑞々し

いので、ざく切りにしてフライパンにいれ、ヒタヒタのお水とオリーブオイル少々で

蓋して沸騰させ、湯切りしたらそのままお皿に盛って、レモンやお酢または少量の塩コ

ショウだけで頂いたりします。旬の野菜は甘くやわらかくびっくりする量が頂けます。

その時々、オリーブオイルの代わりに、豚ばら肉・ベーコン等あり合わせと彩を考えるの

も楽しいです。キャベツを白菜に変えたり、セロリの葉っぱをあとから加えたり、お好み

でありです。そしてこのような火の通った野菜を先に食べ始めると、血糖の上昇も緩やか

です。減塩は「お塩」を何が何でも減らそうでなく、食材の塩分含有量を知って、上手に

利用し、やさいや加工品の組み合わせと素材の味を意識すれば、結構楽しいものです。

私も大好きで食べ過ぎるきらいのあるのが、練り物。ちくわやさつま揚げなどです。ちく

わを一本ビールのお供に食べたしにゃ、2gくらいの塩分取ってしまいます。食事

は楽しんで、かしこく減塩したいものです。

「あなたはあなたの食べたもので出来ている」  まさしくその通りです。 頑張ろ!

参考までに 塩分の多い(と思ってないことが多い)食品の代表を

    食パン一枚  約0・8g

    お味噌汁一杯・ちくわ一本  約1・8g

    塩鮭 一切れ  約2・5g

    親子丼 一人前 約3・0g

    きつね蕎麦(おつゆも含む) 一人前 約4・5g

    ラーメン一人前(おつゆも含む) 約5g

又みんなの大好き肉じゃがですが、煮汁100gでは一人前の食塩摂取量 約2・2g
                煮汁200gでは   々      約1・7g 

umami

先日、日本料理の村田さんの記事を書かせて頂きました。今や日本料理は世界が認めるとところとなり、「umami」と言う文字が普通に使われています。昨夜はパリの有名店が「春菊」の若芽を摘んで、ハーブのように使ったり、面白い使い方をしていて、その香りを愛でて下さっていました。日本では鍋物が主の春菊ですが、昨今春菊をサラダにしたり
する方もいらっしゃるようです。素材も含め脚光浴びている日本料理です。

て「旨み」日本人がうまみと間違えるのは→塩味・無味
外国人が「旨み」と間違えるのは→酸味だそうです。  
また昆布・鰹節・緑茶など、旨みが強いものになれてる人とそうでない人もいるそうです

そもそも「味」は舌にある”味蕾”というセンサーで感じるわけです。タバコを吸う方が濃い味を好むのは、舌の上に舌苔と言うコケ(汚れ)があるため感じるセンサー味蕾が働かなくなってるからで、禁煙なさって舌の表面がきれいになってくると、薄味でもわかるようになられることからも明らかです。この味蕾は肌と同じように、ターンオーバーし、一定周期で細胞が入れ替わっているのです。普段から薄味に慣れ、味の変化を感じていたり味のアレンジを楽しんでいたりすると、センサーの感度も上がり、味覚力が高まるようです。時は春。着るものも薄着になるこのチャンスに薄味になれて(笑)ものの「旨み」をじっくり味わってはいかがでしょうか?

ココナッツオイル

きっと今日仕事終わって寄っても、スーパーから消えてるんだろうなぁと心配なのが、ココナッツオイルです。昨日の健康番組で認知症予防に、大きな効果があると特集されました。今年初めにも雑誌にのって、このところ忘れっぽいと自覚の私は、早速に買いに行ったものの、近所にはなくある駅内の輸入製品の多いスーパーでようやく見つけました。

ココナッツは嫌いではないものの、チョコレートやクッキーに入ってるのが好き!のレベルなので、常温になったオイルの存在は知らずでした。はたして買ってみると白いクリーム状。湯煎するとと透明の液状になります。独特のココナッツのにおいがします。
当時の案内で、朝のコーヒーに小さじ一杯入れるとのことでしたので、やってみましたが「認知症に有効と聞けば積極的に入れるでしょうが、効果出るまで続くか自信ありません。嫌いじゃない私でもにおいは気になります」といった状況です。

そもそもなぜ「ココナッツオイル」かと言うと、認知症は「脳の糖尿病と言われる」そうですが、つまるところアルツハイマー型認知症は、脳のエネルギー不足で、脳内でブドウ糖が利用できない状態とのこと。なので”ケトン体”を与えればいいという理屈です。そのケトン体に「中鎖脂肪酸0・3%のココナッツオイルが有効」との説明でした。ケトン体と言うのは肝臓で脂肪が分解するときにできるものだそうです。ケトン体を増やすのに有効なココナッツオイルの他・炭水化物を減らすことも有効のようです。

ココナッツオイルは一日小さじ3・5杯を目安にとのご案内ですが、初めは小さじ1杯位から試してほしいそうで、下痢をなさる方も中にはあるそうです。それと肝臓悪い方・糖尿の方・腎臓悪い方は主治医と相談くださいとのことでした。でもお医者さんって、薬のことはご存じでも、栄養や食事の事詳しい方あんまりいらっしゃらないですよね。これが大変困ることです。お医者さんに中には、昨今の食事栄養の事鑑み、診療下さる方もおられるかもしれませんが、ほとんどの方は失礼ですが”医者の不養生な方”が多いとお見受けし、「栄養のことは専門でないので・・」とおっしゃる方がほとんどです!?

番組では、コーヒーにも・お味噌汁にも・炒め物にも・酢の物にも・・何にでもココナッツオイルを垂らしてと勧めていましたが、いくら認知症に効くからと、何でもおかずにココナッツオイル入れてたらそれこそ気持ち悪くなるし、日本食独特の旬のお野菜などの香りもどうなんでしょう?とチョコっと疑問に思いました。ココナッツオイルが認知症に有効なのはわかりましたが、これからの季節の山菜・筍・蕗・野蕗・・などの香りは香りで楽しんで、うまくココナッツオイルは取り入れないと、その独特のにおいで、途中でいやになりそうな予感もしました。

先日日本料理の村田さんの和食への思いを書かせて頂きましたが、本来のお料理というものを、大事にしたいと思います。日本料理は本当に完成されたすばらしい料理ですので健康に良いものの取り入れ方も、本来の姿を崩さない方法をとりたいなぁ~と思った私です。無国籍料理と言うのもありですけれど、日本料理の良さも大切にしたいと思う気持ちも大事に、健康に良いものを取り入れていきたいと思います。こうしてる間にもスーパーでは「ココナッツオイル売り切れ!」なんでしょうね(笑)確かに認知症は怖いけれど
食生活のバランスとって、楽しんで食事を頂きたいものですね。

朗報!

昨夜のテレビで、すごいニュースをやっていました。なんと「尿一滴で早期のがんがわかる」というものです。しかもお薬とかレントゲンでなく、”線虫”(アニサキス)の活躍によるものだそうです!にわかに信じがたいことです。今まで早期発見の難しい膵臓がんやGISTにも有効とのこと。これは本当にスゴイことです。まだ発見されたばかりの状況なので、実用化には10年かかると、突き止めた研究者は言っておられました。二人に1人がガンに罹患する時代。少しでも早くと願います。そもそものきっかけがすごく、ある外科医が鯖にあたった患者さんの治療中に、アニサキスが異常に集まっている細胞があり、何故かピンときてその箇所を生検して見たら、がん細胞に食いついていたという発見だったようです。そこから線虫がガン患者さんの尿のにおいを好むことを発見し、共同研究してたどり着き、九大は国際特許を出願し、日立製作所などと健診システムの構築を進めているようです。「ピンとくる」これってとっても大切ですよね。伊万里有田協立病院の外科部長が「ピンときた」おかげで今後沢山の方に恩恵があるに違いありません。すばらしい発見です。人間ドックなどで腫瘍マーカーと言うのがありますが、なかなか初期のものは引っかからない、部位により得手不得手があるとよく言われていましたので、昨夜のこのニュースは大変な朗報です。アニサキスと言えば、よく烏賊のお刺身食べて七転八倒したと、悪玉のように言われていましたがびっくりですね。研究が順調に進むことを心より願い祈っております。「ピンときた先生」快挙でらっしゃいました。朗報です。

現場の栄養士さんの質問に答えて(栄養と料理より転載)

Q サルコぺニア予防を考えるとき、高齢者のタンパク量は推奨量で充分ですか?

A たんぱく質の推奨量がサルコぺニアやフレイルティ(虚弱)まで予防できる量との

誤解もあるようですが、違います。サルコぺニアの管理・予防の為の値ではありません

推奨量や推定平均必要量は、たんぱく質出納の不足を回避するための値。すなわち体の

中のたんぱく質が減らないようにするために定められた量です。加齢により衰える筋肉

を保ち、維持できる量ではありません。

サルコぺニアの管理・予防のための量はまだよくわかっていませんが、目標量はこれを

念頭に置いています。雑誌栄養と料理の巻末には、一般的なお惣菜の成分値がのってます

ので本屋さんなどで一度目を通して下さい。

私事ですが、昨年93歳の父の介護で経験したこと、又ホームに入院中の義母の食事

でいつも気になっていることがあります。それは、栄養士さんの多くが、紙の上で栄養分

や成分量を見ていて残念ながら実際の摂取を確認ではないということです。それはどうい

うことを言ってるかと言いますと。下図のように「食べた量を見ていない」ということで

す。やってらっしゃる所もあるかもしれませんが、多くはただ下膳されてしまいます。

病院のシステム上のこともありましょうが、栄養士さんは献立の計画はするけれど、その

食事すべてが対象者の口に入ったかどうかを見ていないということです。逆に対象者は、

出されたものをきちんと食べていないこともあり、栄養士が提供する以外の食事や食品を

食べていることさえあるのです。食事摂取基準で示す値は、提供する食事の栄養素量では

なく、「口に入る量」になります。食べている現場を時々観察して口に入る量を勘案し、

献立を作成して頂きたいですね。ただし食事摂取基準は一般向けでないものの食習慣をと

うして健康を守りたいと考える人にとっても、常に根底にある基準となるでしょう。食事

が治療の上でも大切だと見直されていく今日。ツールや環境は徐々に整ってくるでしょ

う。更に病院ではNSTと言う栄養士をチームにいれた診療体制が進んでいく事を、切に願

っています。多職種が同じ土俵で連携できたらかなり貢献になり、何より患者さん方のご

回復が早いしょう。

2015030315570000.jpg

闘病中

2015030613580000.jpg闘病中の患者さんから、お葉書を頂戴しました。と言うのも先月付き添ってらっしゃるご家族が、歯のお手入れのものを取り換えにいらしたときに病状を伺い、買っていらした歯ブラシや洗口薬が体調にあって使って頂いているか心配で、お見舞いを兼ねてお手紙したらご返信下さったものです。病気がわかるまで、大変お元気できちんとメンテナンスに見え、ご自分でホームケア出来ていただけに、入院が決まって来院された時に、急なことにご不安もあり、またイライラしてらしたからです。このお葉書から、お辛い闘病の毎日でもできるだけご自分でなさろうと頑張ってらっしゃるご様子が目に浮かびます。元気になって再び中央歯科に行きたいと思います・・と言う言葉に、並々ならぬ闘病へのお気持ちが察せられます。どのような状況になられても、ご自分のお口の中を自分で手入れしたいですよね。そのことを大切に思って、日々お一人お一人の患者さんに向き合おうと思っています。難しいことですが、人として生きるのですから自分で出来ることは、自分で出来たほうが嬉しいです。きっとそう思います。生活者としての患者さんを大切にする中央歯科でありたいと思います。

抗がん剤

ん治療中の患者さんが増えてきました。

今日ここ二年ほどがんの治療を始められ、つらい抗ガン治療を受けながらも、週5日仕事

をされている昔からの患者さんが「詰め物がとれた・・」とのことで急遽来院。お顔も黒

ずみお痩せになって、壮絶な治療がうかがえるのに「仕事してると気がまぎれるの」とい

つもながらの明るいお声。頑張っていらして涙も出せません。新年早々メンテナンスにみ

えた時には、これほどではなかった手の黒ずみとあかぎれのような傷。副作用だからしか

たないのよとなに気におっしゃるので、こちらも思わず両手で包み込むように撫でてしま

いました。ほかに対応が思いつかなかったからです。ガサガサで脂っ気のない手。外のト

イレでエアーで乾かす器械のエアー!痛くないですか?と聞くと、「そう痛くて、風がい

たくてやわらかいガーゼのようなものでそっと拭くの」とのこと。そうでしょうそうで

しょう。痛いでしょう・・。前回の時も、妊娠した時みたいにご飯の炊けた匂いが嫌な

の・・。とのことでおみかんばかり食べてるとのことでした。今日はお腹空いて、お餅焼

いて何もつけずに食べて美味しかったぁと思ったら小さな古い詰め物とれた!口も抗がん

剤始まってカラッカラだけど、この間頂いたうがい薬を使って少し楽なの。でもフッ素と

か以前のように使ってなくて心配なの・・。とあくまでも従来と同じ前向きな方です。以

前やはり女性の消化器がんの闘病中の患者さんに教えて頂いた、食事のアドバイスを思い

出しお話ししてみました。他の方からの受け売りなんだけれど、「煮豆が結構食べられる

っていうお話でしたが、如何?」「そうなの、煮豆結構おいしくて食べられる。フジッコ

の宣伝みたいだけれど」「そうよかった!煮豆も、黒豆・花豆・ウグイス豆・白インゲン

豆等種類もあるし。五目豆だと昆布や人参とかも入ってるけど挑戦なさいますか?」

「大丈夫そう、今日休みだから買ってってみる。お餅なら食べられるので、歯気をつけて

食べてみるわ」とびっくりするほど積極的。こちらの方が元気頂きました。前回ご案内し

たうがい薬と同内容のペーストがあり、”ミントの香り絶対いや”とおっしゃるので、非常

に穏やかで使えると思い、トライアルで研磨してみたところ、「行ける!これなら磨いた

感じする。嬉しい!」とおっしゃったので、衛生士も喜んで、買っていただきました。こ

のシリーズは”がん患者さんに特化したもの”で、随分前から折々ご案内しています。

おまけに、超柔かいスポンジブラシおつけして、歯ブラシのナイロンの毛がイヤ!ってい

う時はこのスポンジで汚れをそうっととってね。ホームケア用品はは抗ガン治療の為に必

要なので、領収証も別にして”必要なものだと書き添えて”保険とか医療費の適用になるよ

うして差し上げました。スタッフ全員患者さんの頑張りにびっくりしながら、又のご来

院・研磨洗浄にいらっしゃる日をお待ちすることにしました。お辛そうな乾燥した手のひ

らや甲も拝見したくさんの学びを頂戴した一日でした。ヨーグルトが安い!おすすめの八

百屋さんによって、ヨーグルトと煮豆買って帰られるとのこと。

穏やかな日と痛みが軽減されることをお祈りしています。神様お守りください。

プロジェクト8

 

当院のように予防をベースに歯科診療をやっていますと、おのずと全身状況・服薬状況

を伺うことは必須になります。健康保険がひっ迫してきて、各企業でも生活習慣病への

取組み、とりわけ食事指導も含め、かなり具体的なことまでも患者さんにお伝えして

ご協力と自助努力を仰ぐようになってきました。生活習慣病の一つ”糖尿病”は、歯周病と

の関係も深く切っても切れない仲です。当院でも糖尿病の数値を確認したり、歯茎からの

出血の具合、デジタルレントゲンによる骨吸収の度合い、歯周ポケット等より神経を使っ

て対応しております。このブログでも周辺情報含め折々発信してお役に立つよう心がけて

います。読んでいただければ幸いです。

魚沼市のプロジェクト8は、かなり積極的な行政の取り組みで、目的は「危機意識の共

有」糖尿病の数値がすっごく高いのに放置されている住民が多いようで、糖尿病を判断す

るうちの一つHbA1cを基準よりかなり高いのですが「8はダメだよ!」の運動を起こして

いるそうです。「エッ8!」とびっくりしますが、それ以上が多いということでしょう。

子供(孫)が吹き出しでしゃべるポスターには「お父さんお母さんHbA1c8じゃダメ!

」と書いてあるのです。その数値に向かって、町中で運動できる場を設け、いつでもくれ

ば誰でも運動できる仕組みを作り、これがきっかけで歩く・出かけるようになったお年寄

りも多いようです。お一人熱心なドクターが中心になっており、この活動を”地域医療魚

沼学校”と名付けている事からも、何とかしてあげたい!と言うお気持ちが伝わってきま

す。お子さんが減って高齢者増える日本の状況。この魚沼市のように地域での取り組みは

日々の生活を振り返ることに貢献し、寝たきりを予防し、健康寿命を延ばす取り組みとし

て注目を浴びています。一人でも、いつからでも、どこからでもやる人はやるのだ!と

感じいりました。自治体と言うか行政を批判だけしていても仕方ないことで、みんなで

理解して動く仕組みづくり、大変勉強になります。ご年配の方も、わかりやすく話せば

お年召した方でも、良かれと思うことは積極的になさるんではないでしょうか?

要は持っていきよう・インフォメーションの仕方いかんであるとプロジェクト8から学び

ました。

私達の提供する「医療の主役は誰?」と言うことですね。日々この大切なことを忘れず

やってまいりたいと思います。日本全国あちこちのご活動勉強になります。

認知症講座 患者さんと家族のためにできること

開業30年を経ると、この問題は避けて通れぬことになってきました。受付での行き

違い。印象時(型を取る時)のむせる方が増えてきたとの助手さんの報告。この道の歯科

における第一人者・菊谷先生の勉強会。声をかけたらスタッフ全員が「行きまーす」との

返事。貴重な日曜日です。家族もあるのに本当に当院のスタッフはよく勉強します。患者

さんの将来を見据えて、今どんな処置をすべきか。定期的に通う医院だからこそわかる・

気づく・手を打つことが出来ると思います。学んだことは又皆様に還元すべく、なるべく

スタッフ全員で研修・検討します。いつもみんなで学ぶ。このことが大切と感じていま

す。嬉しい仲間です。4月のことですので研修後あらためてご報告しますね。

人はたちまち10歳若返る

美容ジャーナリストの斎藤薫さんは、なかなか厳しくも鋭いご指摘される方ですが美

い年の重ね方シリーズの中で、これは!と身に沁みることをおっしゃっておられます

。それは ☆「きちんとする」だけで、人はたちまち10歳若返るというものです。

いまや多くの方が実年齢の7掛けの”気持ち年齢”を生きていると言われます。40歳が

28歳の気分を生き、50歳が35歳の気分を生きている。そういわれれば確かにそんな

感じです。しかし年齢と気持ちのギャップは、年々激しくなるばかり。実際の”見た目年

齢”をそこに合わせていこうとするとやはり無理があるんですね。そんな時2~3秒一瞬

で出来る若返り。それが「きちんとすること」だとおっしゃるのです。ほんとそうかも

!?ついイイやこのシャツでも。ちょっとゴミ捨てに行くだけだから、このまんまでと

”寝巻おきまき”で行っちゃえ!ってやっていませんか?そのうち、結構大胆にそのまま

電車に乗っちゃったりして・・。

「きちんとする」→よく整って乱れたとこのないさま・・・ですって。

でも、意識してやってみれば出来そうです。服選び・洋服の着方・立ち方・歩き方・

座り方・そして姿勢。口紅やマスカラの塗り方も・・。体でつくる”きちんと”多分無限

にあるでしょう。言葉遣い・お辞儀の仕方まできちんとし始めたらきりがない。この中か

ら自分にできる”きちんと”をいくつか心がけるだけで、人はたちまち若返る・・と言うの

です。聞けば聞くほど「そうだなぁ」と思います。逆に言えば「だらしなくすれば」

10歳どころかそれ以上に老けて見えるということでしょうか? あな恐ろしい!!

これからは、毎日いくつかの「きちんと」を持って出ることにしましょう。例えば

ストッキングを丁寧に履く。春になってワイシャツ着るなら、アイロンかけてパリッと。

髪の毛は後ろもよく整えて。口臭などないようにお口のケア頑張って等々・・。それに

加えて大切なのはお顔の表情。朝出かけるときに鏡の前で、「あいうべー体操」やって

口角上げてにっこり笑って!

なんだか書いてるだけで元気になってきました。「きちんと」は案外お安いサプリかも

しれませんね。good newsかも!

使用済み消耗品の山です。汚物ですが失礼します。

大体3日でこんな量です。ギュウギュウ詰めですが、左がグローブ、右側は少しでも血

液・唾液がついて汚染したものなどです。お一人お一人取り替えますので、当たり前です

がスゴイ量になります。普通ごみと厳密に、処理も別にします。使用器具の滅菌パックも

スタッフが使うグローブも、すべて患者さんお一人お一人専用にするのはたり前です

保険診療では苦しいところですが、安全安心に医療を進める上でたとえ出費がかさんでも

当たり前のことです。ましてや歯科医院が扱っている虫歯・歯周病は感染症ですから、

患者さんに対しても衛生管理は必須ですが、総じて働くスタッフにとっても大前提です。

昨年7月の「歯科器具を使い回しの報道」等もってのほか、恥ずかしい限りです。これら

医療消耗品は、歯科医師会を通じ信用のある専門業者さんに委託して、基準に沿って処理

されております。器具の消毒滅菌はこれまた当たり前ですが、ヨーロッパ基準クラスBの

滅菌にておこなっております。安心して受診ください。

 

2015021717370000.jpg

お仕事を楽しんでこそ!

 先日、衛生士学校生さんの見学でびっくりしたことにちなんで、少々きついことを書き

ました。悩んでいる方に誤解ないように申し上げれば、ブランクあるからダメ・・とかい

う問題ではないからです。当院にも、少々ブランクがあって復帰した歯科衛生士がいます

彼女は、当院に来る前に他院で復帰したのですが、かなりの覚悟で復帰したのですが

学びたい気持ちが出てきても学ぶ環境になく、仕事を進めるうえで沢山の疑問が出てきて

前に進みたいと当院を訪ねてきました。その時のことをよく覚えています。子供のいる

主婦ですが、学びたい気持ちがキラキラした目にあふれ、目が真剣で面接中大いに気持ち

を感じたものです。当院で衛生士を開始しても、いつも「なぜ?」「どうして?」と真摯

に取り組み、パート勤務でも自宅で勉強している様が見て取れ、勉強家です。そして何よ

り、経て来た社会生活を生かそうとする、年齢を経てもきれいでいようとするその気持ち

が患者さんにも伝わって評判もよく、復帰されてよかったなぁと感じています。以前脱灰

面に短針はまずいですよね?と電話してらした衛生士さんもおられました。子育てしてブ

ランク中も新聞や医療情報に目を配っていたつもりだが、随分歯科も変わったんですね!

と電話を下さり、それをきっかけに復帰して活躍されました。その後転居されましたが

きっと活躍されてることでしょう。申し上げたかったことは、間が空いて復帰するに

しても、勉強せずして国家資格だけで復帰は難しいということです。ではどこで学ぶん

だと声が聞こえそうですが、そのような受け皿はまだないので学べる環境に入るしかあり

ません。日進月歩の中で、週二日午前中だけというような時間で長いブランクを埋めよう

とは少々難しいかな?と感じます。当院では年一回歯周病の専門医に、SRPのトレーニン

グ受けておりますが、それとて一年が待どおしく見て頂くとまた一歩前進して自信を

持って毎日患者さん対応できます。当院では衛生士もドクターと常に検討しながら進めて

いますので多角的に検討も出き、患者さんを担当しますが自分一人で悩むこともなく、他

のスタッフと意見交換を経て、やりがいにつながります。ブランクあっても問題ない方も

おられるかもしれません。ご本人次第と言っては失礼ですが、歯科衛生士という仕事は

仕事の意味・意義・貢献度を実感しお続けになれば、長く続けられる意義ある仕事です。

ブランクあっても、その期間の子育てや社会生活の積み重ねを生かすには、まずスキルの

確認とブラッシュアップが必要です、お戻りになりたいと思ったら、まずそのような時間

を自分に課せられるかどうか、学び直して役に立つ覚悟はあるか・・が大切です。

復帰なさるには様々なご苦労があるからこそ、復帰で挫折しないためにあえてお話ししま

した。もし自分が患者さんだったら、ブラッシュアップしていない歯科衛生士さんに担当

して頂きたいか考えれば自ずとわかると思います。歯科大学・歯科衛生士学校が定員割れ

という情けない実情は、私達が患者さんから信頼されるような仕事をし、仕事をする方も

お役に立っているという誇りをもってすれば、きっと魅力的な職業と評価され、元気な

業界になって行くと信じます。またキツイ話になってしましましたが、現状をお話ししま

した。厳しいですが、真摯に取り組めば、患者さんがちゃんとわかって下さいますので

勉強しつつ毎日仕事をしていこうと思います。酒田の熊谷崇先生のOP(オーラルフィジ

シアン)で、全国たくさんの仲間もそう思って頑張っていることを力に、淡々と丁寧に

続けていきたいと思います。

バレリーナは一日レッスンを休んだら、筋肉がダメだそうです。あの華やかな舞台の陰に

は見えない努力があるんですね。そこまでシビアでないとしても、プロはそういうものか

もしれません。海外では歯科衛生士が独立してオフィイスを持っている。そんな夢に向

かって日本も進めたらみなさん歯科衛生士さんがステキになりますね。そのような活動さ

れている歯科衛生士さんもおられます。彼女が教える衛生士学校には、主婦やキャビンア

テンダントさんなども転職希望で学んでいるそうです。衛生士さんの仕事に、人との

関わりがますます求められてくるので、頼もしく又楽しみな動きでもあります。

歯科衛生士という仕事は、大変ですがやりがいのあるお仕事です。労せずしてうまくいく

ことはないのですから、この仕事が好きでしたら、ご自分に少し投資する時間を作ってお

続けになることをお薦めします。確かに歯科衛生さんはどこの診療室でも求人しておりま

す。衛生士さん一人につき100人の求人があるなんて、煽るだけのことはしたくないと

思います。真剣に仕事している衛生士さんにしてみれば、毎日毎日が発見、同じ症例なん

てありませんし、同じ方でもアレッと思うくらいお口の中が変わることがあります。だか

らこそ面白く(失礼ですが)どうにかして差し上げようと 取り組むのです。面白いと言

っては失礼ですが、関心もって誠実に取り組まずして、人の健康支援なんてできません。

誤解ないようにと書き直しましたが、又きついいい方になりました。本音はまっすぐ

お伝えするしかありません。気を悪くなさったらお許しください。読んで下さって有難う

ございました。

 

インフル退治 歯磨きから!? 

2月15日付の新聞にまた載っていました。インフルエンザ予防にお口の汚れを取ること

今回日大チームの研究では、お口の中が不衛生だと、「タミフルなどのインフルエンザ治

療薬が効きにくくなる可能性がある」ことがわかったそうです。逆に言えば歯磨きの

徹底など日常生活の注意で、予防できたり・重症化を防ぐ可能性が出てきたわけです。

インフルエンザウイルスは、細胞内に入り込んで増殖し、他の細胞に感染を広げる際、

ウイルス表面の酵素「ノイラミ二ターゼ(NA)」を使って自身を表面から切り離す。

タミフルやリレンザなどはNAの働きを妨げることでウイルス感染を防ぐという理屈だ

そうです。チームの研究で「歯垢に含まれる2種類の細菌がNAを作りだし、ウイルスの

増殖を助ける」ことがわかったそうで、インフルエンザウイルスはのどや鼻の奥で感染、

増殖します。感染部位が口に近いことを考えるとますます口腔内細菌とインフルエンザ・

又他の病気との関係も注目されます。お口って全身の源ですね。

家族も含めたチーム医療(あるリハビリ病院の取り組みより)

日本はついに超高齢社会となりました。皆必ず歳をとり、からだも不自由になります。

加齢に伴い筋肉が衰えていく事を「サルコぺニア」と言うことはクリニックブログで

以前、書かせて頂きました。日本語では、筋肉減少症・筋力減少症と訳されます。筋肉は

使わないと衰えます。私達は食べるときに、食物を口の中に運び、噛み砕き。のどへ送り

ます。何気ないいつもの動作ですが、噛んで飲みこむには顔の周りの筋肉や咀嚼する筋力

を使っているのです。これを”嚥下”と言い飲み込むことが困難な状態を、嚥下障害と言い

ます。嚥下障害の原因は病気や栄養不良及び老化などです。それまで普通に食べられてい

た方も、ひとたび誤嚥性肺炎で入院なさると、数日間栄養を点滴に頼り安静にしただけで

上手く食事を飲み込めなくなります。嚥下機能のサルコぺニアです。こうなるとまず

飲み込みの検査をして安全に食べる方法をとります。食べる力を取り戻すまで、「ミキ

サー食」や「ソフト食」お茶や汁ものはとろみをつけて飲み込みやすくし、合わせてリハ

ビリを行います。飲み込む時は、呼吸の調整や痰を確実に出す必要があります。又食前

食後の姿勢も重要です。口の中が汚れていると肺炎の治りも遅く味がわからないなどの問

題が生じるので、歯磨きの仕方や入れ歯の調整も必要です。このように食べるためのリハ

ビリに多くの職種が関わります。これを見て「私も頑張らねば」と言う年配者もいれば、

疲れも出て意欲が落ち、「もういいや」という方も少なくありません。そんなことを見逃

さずご家族と相談して、次の一手、お孫さんの協力など頂く場合もあるようです。「じー

早く帰ってきてー!おやつ一緒に食べてお散歩行こうよ」こんな一言で元気になられ嚥

機能がよくなったりもするようです。当院でも禁煙支援の際、どうにもこうにも固まっ

ゃって進まなかった時、「おじいちゃん臭いからタバコやめて!」のお孫さんの一言で

禁煙できたことがありました。医療スタッフは患者さんの笑顔を取り戻すため努力します

が、ご家族の協力はより一層効果があると結んでいます。ご家族含めたチーム医療で入院

中からケアできると、退院後のサルコぺニアの予防につながりますね。リハビリテーショ

ン病院におけるこのような取り組みは、私達歯科医院の対応にも大きな示唆となります。

多職種連携に加え、家族をパートナーとして連携が功を奏し、お食事できる状態に

もどれることを願い、ご不自由になる前から認識して準備と備えが必要と感じました。

ご来院の度に患者さん方から伺う、ご家族の暮らしぶり・ご年配者の介護の状況・ご病人

の生活状況など、生きた知識として本当に為になります。日々見聞きする些細なことが

どんなに役立つことでしょう。相互交通を大切にして対応していきたいと思います。

認知症予防は「歯が命」(週刊文春より)

大きな電車の中吊りでつい買ってしまいました。それによると政府が認知症対策の国家戦

略をまとめた際、早期の対応が重要な認知症「歯を健康に保つことが認知症予防に大き

な効果を発揮することが明らか」と発表したらしいです。(1月27日付)

摂食機能療法を専門にする、植田耕一郎先生・〝歯がイイ人はボケにくい”を書いた倉治

ななえ先生・日本歯科大の小出馨先生によると、4400人の調査で自分の歯が19本以

下の方は要注意。高いヒールを履く方・足を組む人はリスク大・長電話やバス電車での

居眠りは歯の不調を招く・・と手厳しいご指摘です。ですが、歯を保つには、虫歯・歯周

病だけでなく、噛み合わせ・噛みしめ要するに悪い姿勢など考えれば、合点は行きます。

でも歳とるということは手足も不自由になり背中も曲がり、何かと姿勢も悪くなりますか

ら、一概に歯科だけで解決できることではありません。と言うより、当院のように「歯も

体の一部」と考え、からだ全体のことも加味して診断したり、サポートせねば”灯台もと

暮らし”になりかねません。入れ歯を入れていることを申告せず、整体屋さんに行って

首を引っ張ったりしては、かみ合わせも何もありません。整体なさる方も「入れ歯ですか

か?」と聞くくらいしてほしいものです。合わない入れ歯を放っておいた方のことは

先日「ためしてガッテン」で取り上げられ、ブログにもレジュメを書きました。入れ歯を

合わせ、食べられるようになり、お口元が整うと、鏡を見ようという気になります。鏡を

見れば自然と髪に手がいき、身づくろいをなさるようになります。一日何の刺激もなく

パジャマのままで、日にも当たらなければ、ぼーっとしてしまうのも当然です。

タバコ・歯磨き不足・甘いものをダラダラ食べる・・など歯に悪いことは一目瞭然ですが

一番は男女ともに、唾液の減少です。年齢によるものが大きいですが、高齢になるとお医

者さんからの「お薬が増える」ので、口渇と言って、お口がとても乾きます。薬大国日本

は尋常ならざる服薬量です。一度お医者さんとご相談されるとよいと思います。又食事も

食べにくいからと、軟らかくやわらかく、小さく小さくして飲み込みやすいように過分に

配慮する傾向にもあります。硬い必要はなくとも、味わえる限度の大きさ(テクスチャー

)があります。まだまだそのような状況にない方は、是非にご家族と話して、「食べやす

くしない」のも歯を残す・認知症予防に大切と思います。シチューや煮物やカレーなどの

野菜も大きくてもやわらかくすれば、かじって自分でお口の中で小さくできます。元来

日本食は「口中調味」というのです。

あの東北の震災の時も”お大事に症候”という言葉がいわれました。あの惨事の中で架空で

ものは言えませんが、お出来になる力や体力・気力のある方を大事にし過ぎて、本来もて

る力が「萎えた」と感じた医療関係者が多かったようでした。でもあの状況では仕方な

かったかもしれません。

これからの認知症予防には、今わかっていることを他分野が一つになって検証することで

す。人の体はパーツパーツで出来ていても、一つとして関係ないものはありません。です

ので、医科・歯科・薬剤・理学療法・栄養・言語等みんなで知恵を出し合えば、すばらし

い予防がすすむのではと感じています。歯科の分野でも、虫歯・歯周病をうまくコント

ロールでき口腔ケアが維持されれば、人間としての暮らしが保てると大きな希望と確信を

もっていますし、皆さんの意識が変わってきて、すばらしい健康観になられてきたと

思います。一人でも多くの方に「口は健康の源・認知症予防に優先事項」と思っていただ

ければ幸いです。

ためしてガッテン 大人のむし歯と入れ歯

昨日2月11日のガッテン!「大人のむし歯と入れ歯」衝撃的な画像に皆さま驚かれたの

では、ないでしょうか?でも事実です。

前半は、虫歯でした。大阪に「歯神社」があって、皆さん「むし歯が直りますように」

と手を合わせていましたが、本来なら「むし歯になりませんように」とお願いできるよう

にならないとダメですね。まだまだ「むし歯は守れる」が伝えられてない証拠です。

さて、「大人のむし歯=痛くない!」とめい打った特集です。当院でも主に中高年の患者

さんにお話ししている ”歯茎の根元と歯と歯の間のむし歯” です。年齢と共にどうして

も歯茎が下がります。そうすると覗いてくるのが歯の根元(象牙質)です。ツルツルの

エナメル質と違い象牙質は敏感なんですよ。象牙質が丸裸になってるのに、硬い歯ブラシ

使い古してガサガサの歯ブラシに、たっぷり歯磨き粉つけてゴシゴシしたら、悲鳴あげる

の当たり前ですよね。又、作った人工物と歯の間に凸凹がありますし、歯と歯のくっつい

た面には細菌の汚れ・バイオフィルムが潜んでいます。ですから、軟らかいブラシ・

デンタルフロスが必要なんです。こうして一本歯を失えば、お口の中全体の噛み合わせが

自然と変わり、それぞれの歯に負担が増えて、順繰りに歯を失っていくのです。それは

歯があごの骨に埋まっているからと大事なこと”が説明され特に上下の奥歯を一本失うご

とに、黄色信号から赤信号に加速しますという「怖ーい」お話でした。一度手鏡で

ご自分のお口の中をじっくり見て頂き、小さな白い詰め物で色の変わったところはない

か?よく見て頂き、定期メンテナンスする中で、積極的に担当歯科衛生士か歯科医師に

ご相談ください。

後半は「入れ歯」についてでした。巣鴨でインタビューした3人のご高齢者、「何でも

食べられるよ」「もう10年以上使ってるけど、歯医者にはいかないよ。薬局で入れ歯に

塗るの使ってるから、大丈夫」「上も下も総入れ歯だけど、歯医者には行ってない。合わ

なくてしゃべると外れるから、孫が怖い!っていうの」この方々を大学にお連れして、噛

みあわせ含め検査をしました。入れ歯が顎にあってる方は一人もおられず、入れ歯の歯も

すり減っていて、三人とも ”あごの骨が半分に減っていました! ”あごの骨の骨吸収”

びっくりするほどでした。当院で入れ歯をおつくりする場合は、作った後定期的にご来院

出来るかどうかが条件です。アクセサリーでないのですから、定期的にかみ合わせのチェ

ックやお口の中の汚れを管理しなければなりません。お家でのお手入れもきちんとしてい

ただくことが条件です。実際、健康保険で入れ歯は赤字です。なので出来上がったあと

調整をなさらない歯科も多いと聞きます。入れ歯はその方の食べるよすがです。健康保険

の見直しも急務ですが、だからと言って食べられない入れ歯を、調整しないということに

はなりません。番組では”望ましい入れ歯”と”そうでない入れ歯”が提示されました。

出演者が「それって、歯医者の腕の違いですか?」と大胆質問され、言いにくそうに

「歯医者が上手いか下手かということになりますねェ」とはっきりお答えになりました

。入れ歯の良しあしは、お使いになる患者さんがよくわかりますから・・。説明下さった

医科歯科大の先生も「小さすぎる入れ歯には、注意してください。床が小さいという

事は、お口の中で動くということですと断言されました。又当院と同じように、市販の

入れ歯に塗る”安定剤”は出来るだけ長期使用しないようにと釘を刺されました。顎が変っ

てからでは入れ歯の作り直しは本当にご苦労されます。又安定剤のお口の中への害も

とりざさされています。と言う訳で、汚い・怖いお口の中の画像が一杯出ましたが、かな

り突っ込んだ内容で、当院の患者さんにはお伝えしてることばかりですが、広まって

よかったと思います。詰め物も入れ歯も、作ったらおしまいでなく、作った直した時から

進行させない努力が要ります。お口の中にいる悪さをする細菌は、強力ですから。

アナウンサーの締めは 「歯があるためのは・な・し」でした。

 

気になる加齢臭?

 世の中消臭スプレーが大流行り。布団も乾す時代から、シュッシュッとスプレーしたり

布団専用クリーナーの広告がTVを賑わしています。ちょうど当院では、「口臭」に特化

したニュースレターをお渡ししたところです。俗に言う加齢臭に口臭も入るかと思いま

すが、「加齢臭」と言ういい方には多少抵抗があります。歳を重ねた人だけでなく、生活

習慣から若い人でも臭いのある方がおられます。医学的には老化やストレスが一因となっ

て皮脂腺の中の脂肪酸と過酸化脂質が増加し結びついた後に分解酸化して発生する臭い

ですが、そのためには不摂生な生活を改善する事が肝心で、食べ物などに気を付け

適度な運動など、当たり前のことばかりです。ですから臭いが気になったら、生活習慣を

見直すきっかけになればよろしいですね。意外ですが、初めて受診される方の中に、一日

一回しか歯ブラシしない方もいたりして、ギョッと致しますが、歯ブラシする必要性・

虫歯歯周病の成り立ちを知らされていないのですから、我々歯科医院側の足りなさも

あります。そんな事当たり前と言ってしまえばそれまでで、若い女性の中に、失礼ですが

下着を毎日替えてない方もいると聞くと、マスカラ厚ぼったくする前に、清潔にしてよと

言いたくなります。又一時期流行った朝シャンのように、身体の洗いすぎも良しあしで、

ある程度の年齢になると、余分な皮脂を取ってしまい乾燥肌になるので、洗いすぎも禁物

です。一年一年体も変りますが、一日のうちでも、お口が乾燥する時間があります。食事

もばっかり食いをせずバランスよく食べ、ビタミンCやEを十分にとり、適度に運動して

好きなこともしてストレス発散する。「臭いなんて言わせない」と気をつければ、加齢臭

などなくなります。ただし喫煙者はタバコ臭と共に、洋服や持ち物さえもたばこ臭くなっ

ていて、吐く息もタバコ臭たっぷりですので、周りの大切な方々にサードスモークの健康

被害を与えぬよう、禁煙をお勧めします。さわやかな息って、どなたにも可能なことです

男性でも女性でも、お口の臭いは百年の恋も冷めますね。電車で横に座った方があくびを

されても、顔をしかめないで済むようになれば嬉しいです。ですけれど気にしすぎてスト

レスためては言語道断。明るく楽しくが一番ですね。加齢臭なんて飛んで行け!

お弁当の時間 (天声人語)より

 1980年のこと、自分は中流と考える人が約9割という新聞記事を読んで、作家向田

邦子さんは学校給食の影響だろうと思い、毎日一回同じものを食べて大きくなれば、そ

う考えるようになって無理はないと書いたそうです。「お弁当」と題したその随筆は、戦

前の小学校のお昼は貧富などを考えないわけにはいかない時間だったと続きます。そして

「私がもっと利発な子供だったら、あのお弁当の時間は、何よりも政治・経済・社会につ

いて、人間の不平等について学べた時間だった」と述べておられます。戦後は困窮する日

本に、アメリカなどから救援物資が贈られ、小学生は粉ミルクをのみ、全国に給食が普及

し小学校のお昼から表向きの貧困は消え、80年代ごろは世の中が最も平均して見えた時

代となった。でも思い出せば私の小学生時代もお弁当の時には、日の丸弁当はいい方で、

田舎でしたが充分にお昼のない同級生もいたように覚えています。

今、中流は細り、子供の6人に一人が「貧困」とされる水準で生活している。3食のうち

しっかり食べているのは給食だけ。給食のない夏休みに体重の減る子がいる・・と言う深

刻な話もあるそうです。親から子へと格差は固定しがちです。もうすこし利発な政治家や

官僚だったら、子供の苦境から不平等について学ぶのではないでしょうか?恵まれた世継

ぎの多い政界だからこそ、想像力を欠かさないでまっすぐ向き合って欲しいと願います。

子供のころの食事は、味覚を育て心を育て、何事があっても立ち向かう大切な人としての

軸であるからだを作ります。人はその日に食べたもので生きているというコマーシャルが

ありますが、子供に本当にそうだなぁと思う昨今です。

 

深夜の番組で・・

 高校生を集めて、珍しく歯の話題をおもしろおかしくやっていました。意外や意外若い

男の子が、歯磨き粉たっぷりつけて長時間硬い歯ブラシで、アワアワにすればいいと思っ

ていたこと。当院では若い男性だけでなく、ペーストは後で、まずやわらかい歯ブラシや

フロスでべたべた汚れを取って・・とお教えし、その後ペーストつけてねとお話しし、

ご理解実行頂いています。まだまだ30分も、長時間磨けばいいなんて思ってる方もある

んですね。びっくり!でした。

本題です。その女子高生たちの80%が胸キュンとなるのが、なんと「鏡の前で男性が歯

ブラシする姿」だそうです。その理由として、①歯ブラシしながら眠気と闘う姿に胸キュ

ン♡ ②歯ブラシしてる時盛り上がった頬が子供っぽくてかわいい、胸キュン♡ とのこと

極め付きは、朝日を浴びて、男性が歯ブラシしてる姿は「王子様みたい!」でした。

今の特に女子高生には、驚かされました。

他にも歯茎チェックのコーナーがありましたが、歯茎にブラシ当たると「痛いから磨かな

い」と言う高校生が多く、歯肉炎状態の人が多いこと、歯科医院でケアをうけてない人が

多い事も浮かびました。歯肉炎が進むと歯が抜けます!と大学の歯科衛生士さんが脅かし

ていましたが、ブラッシングすれば2週間で元に戻りますよ・・と大雑把なアドバイスも

していました。そのブラッシングが大事なんですが・・。内容ともあれ、深夜のお笑い番

組のようなところで、「歯や歯茎」が話題になって嬉しくもありましたが、食べ物も生活

習慣も変った昨今、正しい情報をどのようにして伝えて行くべきか、課題も浮かび上がり

ました。当院としては、HP・ニュースレターを通じて、又日々ご来院の度に、それぞれ

の患者さんにお伝えし発信して、水の輪のように伝っていく事を切に願います。

 

口とは・・(結城先生から教えて頂きました)

口は人間にとってすばらしいものだ

 それは人間の情緒においても、日々の生活にとっても また人の責任にとっても・・。

口・・それは 今まさに、私が生きていることを表している

 もし動物が歯を失った時、その動物の死を意味する。 歯を失ったとき彼らは生き続け

 ることが不可能であり その生は終わりを告げ、やがて彼らは死んでいく

人間にとって、

口は会話を楽しみ愛を語り、しあわせ よろこび、怒り、悲しみを表わす

口は愛情の入り口であり、食べ物をとり、生き そうして人間は栄えていく だからこそ、

口はどんな犠牲を払おうとも、十分な注意と 管理を受けるだけの価値を持っている

                          Dr、ハロルドワース

これからの看護

 新春の新聞にも特集されていた、これからの看護。私達歯科にも通用することばかりで

したので、レジュメにしてみます。その中で”看護師に求められる素養の中で特に大切な

こと”として次のことがあげられています。

看護は「人」を相手にする職業でしょうが、その「人」は患者さんであると同時に、

一人の生活者です。どういう暮らしをされてきて、今患者さんとしてここにいるのか。看

護師は自らの体験をもとに考察し、実際の看護ケアの生かす「人間としての幅」が必要で

す。又医療の高度化に伴い、看護師にも高度な知識が求められる時代です。これは看護師

に限らず、医療関係の職種すべてに言えることです。さらにそれぞれの職種が専門性を

向上させるだけでなく、医師、看護師、薬剤師、作業療法士、理学療法士など、医療専門

職それぞれが、自分のもち得るスペシャリティを出し合い、補い合いながら「チーム医療

」と「協働」の姿勢を持ち続けることが大切です。知らなかったのですが、看護を学ぶ学

生と、他の医療系学部や学科の学生が同じ教室で授業を受け「共に学んだ仲間」という意

識を植え付ける取り組みもあるそうです。「インタープロフェッショナル・ワーク=専門

職連携の実践」の考えに基づき、他の医療職は何を勉強して、どんな役割を持って

いるかをお互い知り合えるようなカリキュラムが実践されているそうです。医療の世界は

日々進化しているので、学生時代に習得した知識だけでは太刀打ちできない時代が来る。

又看護を学ぶ人には、大学を卒業して医療現場に立った後にも、常に学び続ける姿勢を

学部にいるうちから身につけることが肝心です。そして不可欠なのが、コミュニケーショ

ン能力です。看護ケアの本質は、向き合う患者さんとかかわりながら、自分も成長してい

くことにあります。この点を踏まえ実習を大切にしますが、実習終えると学生さんは大き

く変わるそうです。目の前で成果が帰ってくる一方、時には患者さんに拒否されることも

あるような「自己を見つめざるを得ない環境」に身を置くことで、貴重な経験を得るよう

です。更に院内で疾患のケアを中心に行ってきた看護師の役目も継続的に指導助言を行う

ようになります。これからの看護師には、経験や勘だけではなく、患者さんの体の状態や

治療段階などの情報を総合的に分析・判断して、最良の看護ケアにつなげる「アセスメン

トに基づく判断力」も求められる、マネージメントする力が必要になるようです。書くと

大変ですが、要するに人と向き合うために必要な「人間としての幅」が求められることは

確実です。生活者としての患者さんとどう向き合っていくか。課題は大きいですが、医療

技術だけでなく他の素養も求められるのは、当然かもしれません。対象は病気でなく

病気を持った人ですから。看護の世界のこれからは、私達歯科医院に求められることでも

あります。医療提供者である自分も、ある日患者さんになるのですから、この記事にある

提言・示唆は本当に勉強になりました。

糖尿病

 

11月14日は世界糖尿病デーだったそうです。ご存じのように糖尿病には1型遺伝よ

るもの、Ⅱ型生活習慣病と区別されますが、現在糖尿病の合併症でなくなる方は7秒に一

人と聞くと、正しい情報を伝え出来ることはやっていく事が大事と感じます。特に昨今

20代の若い人に糖尿が増えていて、世界中で4億人の患者さん。このままだと6億人

になるかもと言われているそうです。それで世界糖尿病デーなんですね。もうみなさん十

分ご存じですが、注意するきっかけになればと書いてみます。

・おやつを必ず食べる

・脂っこいものが好き

・野菜・海藻は食べない

・お酒をたくさん飲む

・食事時間が不規則

・運動不足

・ストレスがたまっている  以上で〇が多いほど糖尿のリスクが高くなるそうです

合併症で怖いのは眼・腎臓・神経系です。すべて血液の流れが悪くなるからです。

又、健診で見つからない「隠れ糖尿病」にも注目が集まっているとのこと。これは

健診の時に前日から食事を抜いていくので、食後血糖を見られず,

健康人とかわらないと見過ごされてしまうようです。病気はすべて、早ければ早いほど

対応も簡単で予後もよいので、このような事実があるなら健診の方法に再考が望まれます

が、普段から自分で気にしておくことも大事かもしれません。歯周病は糖尿病とある意味

仲良しなので、当院では、現状を伺い、治療状況などもお聞きして、慎重にかつ注意深く

お口の定期ケアの対応をしています。歯周病のコントロールをきちんとすると、糖尿病も

進行せず落ち着く方が多いようです.

もう一度生活習慣見直してみると、案外簡単な解決策があるかもしれませんね。怖いのは

いいやいいやになっているうちに、「疲れてるから」「きょうは大変だったから」と自分

で理由をつけて、マンネリになってしまうことです。習慣は自分でつくるのですから。

 

怪我の功名ならぬ、風邪の功名ですね

 先日の患者さん、ずーっと禁煙支援してるのに、のらりくらりでタバコとのご縁の

切れない方でした。来院してすぐ、風邪ひいてしまって辛かったぁとのこと。すわっ!

禁煙と思うも、ぐっと我慢して言わずに通り過ぎようとすると(禁煙支援は押したり引

たりなんです)患者さんから「風邪ひいたらね。吸いたくないのよ。吸っても美味しくな

いんだろうけれど」とご自分でお話始めました。やったぁ!とはやる気持ちを抑えて、

「3時間・3日・3週間・3か月・3年がハードルなのよ。辛くないですか?」とお聞き

すると、「そうなの吸いたーいと思うんだけど、我慢しちゃうのよね」と語ってくださる

事すべてすばらしいにつきます。「よかったわ、風邪ひいて下さって(笑)きっと脳が

吸わなくてもいいよ!って言ってるのね。よかったよかった」と満面の笑みでお伝えしま

した。凄いわーっと。照れ乍らも「またすっちゃうかも・・」とのこと。すかさず「でも

きっとやめられます。今お出来になってるんですから。肌も髪もお口の中もよくなりま

すよ」とフォローに努めました。禁煙支援はタバコだけでなく、いろいろなことに自信が

お出来になって積極的になられとっても嬉しい活動です。行ったり来たりしながら禁煙

出来ればよいことですので、このようなチャンスを逃さず支援を続けます。風邪ひくのも

生活習慣見直すいいチャンスかもしれません。グッドチャンスにしましょう。

熊谷先生のご活動に学ぶ

 18日熊谷先生のお話しを聞く機会に恵まれました。私達と同じように先生も年齢を重

ねてらっしゃるはずなのにいつにかわらずお若いことといったら!確固たる信念を持って

日々過ごしてらっしゃるからだと拝察しました。この日もたくさんの学ぶことばかりで

したが、何よりうれしかったのは18年このような活動続けているお仲間の先生やスタッ

フと旧交を温め、診療コンセプトを共有確認できたことです。昨今の歯科への不人気と

衛生面でのご指摘(切削機械タービンを消毒滅菌してない歯科が相当ある件)は恥ずかし

いにつきますが、すべからく「虫歯も歯周病も感染症」と言うことを患者さんに伝えきれ

ていないからです。インフルエンザだって、正確に伝えられるようになったから、手洗い

うがい・予防注射などなど意識が変ってきたのに、歯科従事者の私達の力がまだまだ足り

ない証拠です。虫歯も歯周病も「つくってしまう」訳ですから、自分でやること・プロに

やってもらうメンテナンス・その他虫歯歯周病に大きな影響及ぼす「禁煙」含め、熊谷

先生は地元企業にも働きかけ、意識を変えて自分の体に関心を持ち、自分でコントロール

していくような意識改革に取り組んでらっしゃるとのことでした。地域への貢献はそれぞ

れの医院がなさっておられますが、中央歯科もこんな事ということも含め様々なところに

発信してますので、何かとご縁がつながってきて、直接歯科とは関係ないようでも「結局

はお口からよね!」とおっしゃる方が増えてきていることも大変うれしいことです。

歯科が単に治療だけが仕事でなくなった現在。生活者である患者さんの生涯にわたるご健

康に貢献しようと思うと、治療技術だけを誇っている時代ではありません。お口の中のバ

イオフィルムのコントロールする歯科衛生士は、更なる勉強も必要です。禁煙支援を随

分前からしている当院は、最近は特に禁煙支援の意義を感じ、患者さんに喜んで頂き、こ

れをきっかけにご自分のからだに関心持つようになられる患者さんを、すばらしい健康観

になられたなぁと賞賛したくなります。どなたでも自分の習い性を変えるのは辛いもの。

禁煙に踏み切る勇気と努力を称えたくなるのも、熊谷先生の強い気持ち。真の患者利益を

考えるという信念に共感するからです。当院を利用いただく皆様の「健康寿命」を支える

ために、お伝えする努力を続けます。皆様もお任せにしないで、医療者と十分コミュニ

ケーションとってこその受診とご理解頂き、積極的にご質問頂ければ幸いです。

子どもの いのちとからだの10か条

 治療を受ける心構えや命の大切さを子供に知ってほしいと、患者相談に取り組むNPO法

人「ささえあい医療人権センターCOML(コムル)」から小冊子が届き、主にお子さんの

いらっしゃるご家庭にお配りしています。

その中には「お医者さんには自分で症状を伝えよう」「わからないことはわかるまで聞い

てみよう」とあります。親任せでなく、自分の言葉で説明し尋ねることが、将来「医療

の主役は患者」という自覚につながるという意図でつくられました。20年前”大人用”が

出来た時にも患者さんにお配りしましたが、医者の言う通り患者さんは黙って聞くのみと

いう時代でしたので、なかなか伝わりにくかったことを覚えています。その当時は辻本好

子さんという方が画期的な活動されて新聞を賑わしたものです。多くの医療関係者も

協力している団体。以前ご縁のあった辻本さんのご子息が意思を継がれたようです。

患者の心構え子供版10か条、すばらしい活動に拍手!

2015011416440000

歳をとるってこういうことだったのね。

もう解散しましたが、以前50キャラット会議と言うところに参加させて頂いておりまし

た。各界で大活躍の方々が気楽にいろいろお話しやら、そのお仕事を披露下さるので、

大変魅力的でした。さすがプロ。どなたも非常にやわらかい心で、広いお気持ちの持ち主

で感動しました。出版したご本の中にあった文章、今でも、介護が始まった今だからこそ

「そうだなぁ」と心に残りましたので、ピックアップしてみます。

お料理するのが大好きな母でも、うっかりお鍋を焦がしてしまう。たび重なると自信を失

い、料理がおっくうになってしまうようです。歯が弱くなったり、消化力が落ちるのは誰

にもあること。けれどスプーン料理ばかりでは淋しいもの。手軽にやわらかくする料理の

裏技があれば、お箸で食べられるいつもの一皿を並べられます。薄味で統一したら、食

が進まない様子。食べてくれなくちゃ元も子もないと思う。季節の香味野菜でメリハリを

利かせたり、小鉢の一品は好みの味にしたりする。食欲は宝ですから。

体が老いるって、こんなことだったのね・・。(会員の実際のご経験)

「祖母はお皿の模様を箸でつついて、ハッと気づいては照れていました。視力が弱ると

色や立体感がわかりにくくなるのね」とある料理研究家。「うちでも同じことがありま

した。レストランで、テーブルの照明が十分でなかったせいもあって、お皿の模様を一生

懸命取ろうとしていたの。笑いながらも哀しかった・・・」と今は亡きお姑さんを語る方

もありました。50代といえども他人事ではありません。お店で伝票の金額が見えなくて

支払時に困ったことは再三再四。家でもお魚を下すときは、メガネがいるようになってい

ます。60代を迎えた人の中には、洗ったつもりなのに、汚れが落ちていないお皿に気

づいて、「食器洗浄機を買おう」と決意した人もいます。

いつもと同じ味付けなのに、今日のはアジが薄いね・・と言う。お薬味などで工夫して

見た目と香りで味を補う工夫をしました。又、塩分抑えて薄味にすることは確かに大切

だけれど、それで美味しくないから食べないでは元も子もないと、食欲の大切さも実感し

ながら伝えています。このように、親たちから学ぶ「食の底力」を生かしていくつになっ

ても誰かと食べる幸せを感じて頂き、美味しく召し上がれれば、脳も活発になれるので

いい事尽くしです。お一人でも多くの高齢者がそのようになられることを祈って、引用さ

せていただきました。食べ方上手は、生き方上手かもしれませんね。

患者さんと共に

先ほどメンテナンスにご来院の患者さん。ながーく糖尿を患っています。40代後半で

お一人暮らしの男性。お食事のコントロ―ルが難しいのが見てとれます。10年以上

当院に律儀に通われ、その間、歯科なりにお食事のこと、特に外食(コンビニ弁当や

立ち食いそばに至るまで)女子栄養大学の手引書などを参考にご説明して、サポートに

努めてきました。HbA1cが11もあった(!!!)時よりだいぶ下がりそれでも7~8

台。歯茎のケアをしているせいか。又ホームケアも頑張っているせいか、まあまあなんと

かコントロールできていました。そうはいっても「早食い大食い」とご自分でおっしゃる

ように、忙しいを理由に考えて食事をとるのは相当大変なようです。今朝いらして開口一

番、「年末に糖尿の数値上がりすぎて、2週間入院しました」、みればお顔つきも少々

スッキリ、足取りもすこーし軽やかです。「あらっスッキリなさって、お体軽いんじゃな

いですか?」「そうなんです。まだまだですけど」とご気分も違うようです。担当衛生士

にケアの前伝えてあったので、うまくフォローしてくれ、患者さんも状況を話して「入院

食も随分よくなってそんな嫌な入院じゃなかった・・」とポツリ。「足のマッサージも

したら気持ちいいんですよね」とおっしゃるので、以前筑波の林先生に、糖尿患者さんの

サポートを教えて頂いたことがあって、”フットマッサージが有効”と聞いたので、このこ

とをお話しして、街中でも足のマッサージあるのでお勧めしました。ただし衛生面の整っ

たところでなさって下さい!と念を押して。なぜなら糖尿患者さんは感染が一番怖いから

です。糖尿病性の網膜も心配なら、足の壊疽も心配です。ですので、ビジネスルールには

外れますが、ソックスも黒でないものをお勧めしています。思わぬケガやぶつけただけで

もわずかな出血を見逃さないためです。出血は怖いのです。歯科医院でなんでそこまで!

と言われても、ご注意にこしたことはありません。お口の中を診させていただくことは

お体全体の縮図でもあるので、全身状態に配慮し、又全身に及ぼすお口の炎症をコント

ロールするためにも、様々な正しい情報の提供をして、患者さんご自身の喚起を促すこと

が大切です。そうして初めて自分の体はご自分で面倒見るというお気持ちになられ、改善

も進むと信じています。オーラルフィジシアンは、患者さん皆様のご協力あって進められ

る意味のある診療体系です。歯科衛生士のコントロールと患者さんのたゆまぬケアによ

り、落ち着いていることは何より安堵です。油断は禁物なことは患者さんもおわかりで

す。ケアを終え歯ブラシを取り替えて帰られる患者さんの恙無い毎日を今後もサポートさ

せて頂きます。医療情報現在の状況をつぶさに伝え、協力を仰ぎながらです。

歯周病という慢性疾患は、患者さんの協力なくして改善はありません。患者さんとパート

ナーシップで臨むものと認識しています。歯周病は全身と切っても切れない、侮れない病

気ですが、理屈を理解して対応間違えなければ、改善可能な病気です。頑張りましょう。

 

マスクのつけかた

ンフルエンザが猛威を振るっているようです。皆様は大丈夫ですか?まさにパンデミッ

ク。外国人から見ると「マスクをした日本人」は異様に見えるそうですが、この季節

マスクは欠かせません。皆さんはマスクつけるとき、どうしてますか?私達はゴムの

ついてる方が”裏”と判断して、鼻に合わせひだを顎まで広げて「バッチリ」と思ってまし

たら、そうすると広げた”ひだ”が受け皿のようになって、そこに埃やウイルスがたまるん

だそうです。なので専門家が「裏表関係なく、マスクを広げた時にひだが下向き。要する

にたまらない向きに広げて下さい」とのアドバイスでした。図解できずすみませんが、

「ひだに溜まらない向き」と覚えて下さい。まっ説明が理に適っているので、長年のつけ

方を変えてやってみようと思います。何でも、いいことはまずやってみましょう!インフ

ルエンザ罹りたくないですものね。ついでに又外国人の話ですが、駅などで大勢がマスク

して歩いてくると、脅威にさえ感じるとのこと。普段マスクをつける習慣ないので、とっ

ても”怖-い”んだそうです。国によって違うんですね。びっくり!

自分の深堀をやめないで

 若い人は、グローバル時代に乗り遅れないように英語力や交渉力を鍛えなくてはと言う

でも、完璧な英語力はネーティブには敵わないし、通じればそれで十分です。それより、

グローバルで抜きんでていくのは、究められたローカルです。そこそこ世界基準に追い

ついた商品より、例えばその土地にしかない郷土色や代々の職人さんのお仕事のように

徹底的にその地元でしかできない個性が世界市場で勝てるのです。仕事をする人も、

平均を超えた偏差値に追いつこうとするより、自分の実力と個性を一つにする努力をする

べきでしょう。勘違いしてはいけないのは、仕事の個性とは、社会で通用する公の能力ま

で育てなければ意味がない。役に立つ個性を掘っていかなくてはなりません。ツイッター

などで「こんな映画が好きです」「私的にこれがヒットすると思います」などと私見を

つぶやくレベルでは、仕事の足しにはなりません。「私」らしく生きていけばいいとい

う、私生活の個性とは土俵が違います。仕事の個性を支えるには技術的な土俵がいりま

す。営業力や話す力、人をまとめる力、書く力、物を作る力、デザインする力など、

きっと誰もが何か持っている。それを面白いとこだわっていくと、突き抜けていくもの

です。昨年の資料を整理していたら、あのカッコいいジャーナリスト・安藤優子さんの

言葉でした。小見出しは「仕事を知らずに終わるな」。安藤さんがおっしゃればこそ

グンと心に迫り、やはりカッコいい!と思いました。日々の歯科医院としての仕事も

まさにそのとうり。特に当院のように内科的歯科医院(オーラルフィジシアン)では

患者さんとのコミュニケーションが重要な位置を占めます。専門領域だけでなく其々が

個性を生かしハーモニーとって進めていきたいものです。

 

 

お医者さんは何も言わなかったよ

本日急患の男性。お薬手帳お持ちくださいね・・と見れば、降圧薬というより、腎機能に

問題あるらしき投薬。聞けば前立腺も治療中、2か月前膀胱のオペも受けられてました。

にもかかわらず毎日20本の喫煙。手術する時、こうしてお薬出していただく時、「言わ

れないですか?」「何を?」「タバコのこと」「何にも言わないよ、医者も」

お口は10年以上放りっぱなしでケアの経験なし。お顔には皮膚にも喫煙者独特のしみ・

大きなほくろ・唇の色など長い喫煙習慣が見て取れます。

嫌がられない程度に喫煙のお口へのリスクをお話しし、禁煙支援診療室であること、ス

タッフ全員でサポートすること、タバコをやめられないのはその方の意思が弱いのでなく

「依存症」(ニコチン・ディペンダンス)であること。脳がニコチン要らないよ!と

切り替わってくれるようにすれば、タバコと縁が切れますよ・・とお話しすると

「エッそうなの・・」とパンフレットを大事に持って帰られました。こんなにTVで

「お医者さんと禁煙しましょう」と言ってても、おっしゃらないお医者さんの方多いんで

すよね。リスクをおっしゃらずに投薬しても・・。嫌われるから言わない・・と言う歯医

者がほとんどですが、お医者さんもそうなんですね。今日の患者さんが禁煙なさるきっか

けになったら嬉しいです。減煙・禁煙と同時に歯茎が本来の姿を現すので、逆に歯茎から

出血とかあると思うので、おっしゃって下さいねとお送りしました。長いお付き合いに

なりそうですが、来院を機にご自分のお体を大切になさるきっかけになれば嬉しいです。

うがいと手洗い

インフルエンザが流行っています。この地区では珍しく中学校から学級閉鎖が始まりまし

。高熱のようで辛いでしょうね。

当院ではもう何年も前から、来院されたらコートなどを取ってから、パウダールームで

うがいと手洗いをお願いしています。歯ブラシも出来るようになっています。今時

手洗いが上手なのはなんといっても幼稚園児と小学生。学校で徹底されてるからです。

逆にぞんざい!と言ってはなんですが、ちょっといい加減なのが団塊世代以上の高齢者

です。高齢者ほどインフルエンザのリスクが高く、かかると重症化しやすいのも伺えます

す。又手洗いがぞんざいだったり簡単な方は、歯ブラシもテキトー(笑)なことが多く

一時が万事と見て取れ、メンテナンスの衛生士につなげると、なーるほどといった感じで

す。面白い考察ですが結構当たっています。

このようにしょっちゅう、パウダールームを使っていただくので、いつもきれいにしてお

くのは容易ではありませんが、スタッフがちょっとでも手が空くと、又自分が使った折

パッときれいにしてくれているので、気遣いを感じています。インフルエンザのこの時期

出たり入ったりの度に、”うがい手洗い励行”し、寒い冬を乗り切ってください

 

「からだをゴシゴシ」やめて

先日来、「スキンテア」という新しい言葉で、高齢者の皮膚のもろさをお伝えし、看護や

介護の現場などでのご注意を書きました。たくさんの方がお読み下さり、お役に立ってい

れば嬉しいことです。冬になると皮膚の角層がとてつもなく乾燥します。湿度が60%を

切ると角層から水分が失われていくそうです。この時期温かいお風呂は気持ちいいですが

気をつけないとかえって乾燥を進める一因になります。入浴すると角層に含まれる保湿成

分が湯に溶けだすので、お風呂から上がるとすぐに乾燥が始まり、入浴前を100とする

と、20分後には80まで下がるそうです。ですのでお風呂から上がったら、出来るだけ

早く、10分以内には保湿剤を塗りましょう。お年寄りは特に注意が必要です。スキンテ

アで話したように、高齢者の皮膚は薄く、保湿成分や皮脂を作る能力も低いので、乾燥し

やすいのです。乾燥による刺激が続くと、かゆく感じるようになり、皮膚をひっかくとバ

リアー機能が低下してるため傷になりやすいです。また70歳以上の世代は、高度成長期

に家風呂とナイロンたわしが普及したため、体をゴシゴシ洗う習慣がついていて、強く洗

うので余計傷つき、かゆくなってしまうようです。ユニクロの普及でフリースや化学繊維

防寒下着を直接着て赤くなる人は、薄手の”天然繊維”の下着の上から着ることをお薦め

します。昨今は”毎日石鹸で洗うのは、首から下は脇の下と股だけ、お風呂から上がった

ら顔も体も3分以内に化粧水で水分を、保湿剤で角層の保護をする・・が”美魔女世代

ではの常識”のようです。このようにちょっとのお手間がきれいですべすべのお肌を維持

して、かゆみやざらつきもなく落ち着くようです。歯も肌もお手入れ次第ですね。でも

高齢になると、すべてが変化してくるので、骨や筋肉だけでなく、皮膚にも神経配って

上げましょう。そして何より、まんべんなくいろいろなものを食べることによって、様々

な栄養素を取り組み、内からも外からもデリケートな皮膚を大切にしましょう。

牛乳に漬けて・・

寒いですね。北海道に限らずなんという大雪でしょう。ご年配の方が屋根に上り雪下ろすニュースに、こんな時こそ国は援助の手を差し伸べないのか?と思ってしまいます。

弱い立場にある人が我慢を強いられる国です・・。

「子供は風の子」は昔の話でしょうか?寒くとも雪降れば外に出て遊び、氷が張れば長靴がビショビショになっても楽しんだものですが、今のお子さんはいかがでしょうか?

大好きな公園の”滑り台”も”遊具”も寒いと表面が凍っていたりして、思いがけず落ちたり、転んだりという子供の事故があります。すると歯を折ったりぶつけて抜けたりすることがあり、今までに何度かそのようなお子さんが飛び込んで見えました。ないに越したことはないのですが、そんな時覚えておいて欲しいことがあります。

牛乳です。

抜け落ちた歯は”牛乳に漬けてお持ちください” とっさに出来ないかもしれませんが牛乳のたんぱく質に保護されて、歯の周りの薄い組織が保たれれば植え直すことが出来ます。

状況によりますがダメもとと思って、まず牛乳に漬けてお持ちください。もちろん転んだり遊具から落ちたりしたお子さんの意識や、出血、外傷を確かめた上ですけど・・。

覚えておいてご損ないと思います。血が出てたりするとびっくりして慌ててしまいますが覚えておかれると役立ちます。凍ってなくとも、着膨れしていて、体も硬くなっているので、思いがけず転んだりします。

子供は風の子、元気が一番ですけれど気をつけて下さいね。

熊谷崇先生のつたえたいこと

10月27日のNHKプロフェッショナルの放送は大きな反響を呼び、当院にもお電話が

増えています。当院の患者さんは「痛くならないように通う」という習慣が出来ているの

で放送みても”当たり前”といった感じです。放送後初めて見える方は、まずご自分のお口

の中の資料とりにびっくりされ、それに基づいたお口の中の説明と治療計画をお話しする

と「こんなの初めて」とおっしゃいます。逆にこのようにしないで”どうして予防処置や

治療が進められるのか私達には不思議です”が初めていらした方々は、今までこんなこと

して自分の口の中を見たことないし、説明受けたこともない・・・という方がほとんど

で、なんだか”申し訳なくなってしまいます”。先週この荒れた天気の中、衛生士神子島

が、酒田の熊谷先生のオフィスにお邪魔して、日ごろの業務精度を上げるブラッシュ

アップのセミナーに行ってまいりました。いつもは皆でセミナーには行きますが、一人で

すべての器材を持っての旅は正直心配でした。「かわいい子には旅させよ」の思いで送り

出しましたら、にこやかに帰ってきて、二日間のセミナーは厳しかったようですが  “腹が

据わったのでしょうか?”「逃げないでやります」と宣言したので、頼もしく思いました

。今日は今日でこの寒い中人身で電車が遅れる中、それでもいらして下さる患者さん

方に受付・小室が「ぶれない・ぶれない」とにこにこつぶやきながら仕事していて、よい

仲間に恵まれているなぁと実感しています。17年前熊谷先生の勉強会に入った時、「一

日終わった時、今日もよい一日だったと思う歯科医としての一日を過ごそうよ」とおっ

しゃったことを心の芯にしてきました。「私達が逃げれば、患者さんのご健康が遠のく」

と先日のセミナーで言われたと神子島さんから聞いて、本当にその通りだと思います。

”お口の中から患者さんのご健康を守る” ご理解いただく患者さん方の応援を背中に

しょって、更に学んで続けてまいります。

二の字のジンクス

当院では禁煙支援に力を入れており、禁煙に成功された方々からご苦労を伺うと「本当に

やめられてよかったなぁ」とつくづく思うと同時に、「なぜもっと早く教えてくれなかっ

たんですか?」という言葉も頂きます。タバコというとまず肺がんを思い浮かべますが、

タバコは唇ではさんで吸うので、一番の被害はお口の中です。わかっていることなのに言

わない歯科医が多いから伝わりませんし、歯科医でも未だに吸っている方も多いです!実

際喫煙者の方は、歯茎の血流が悪くなっているため、歯茎の色もどす黒いですが、歯周病

が進んでいるのに、歯茎からの出血さえないので気づきません。口臭もあるのにタバコ臭

の方が強いので気づきません。こうしてすべての歯周病の症状を隠してしまうのでタバコ

の被害がないと思いこんでしまいます。ましてや定期的に通っている歯科医院が本当のこ

とを言わないのですから知る由もありません。本当のことを言わないのは、「言うと嫌わ

れて来なくなるから・・」がほとんどです。本当のことを言わず、ただ表面の汚れを取っ

て予防しているというのは、患者さんに真実を伝えておらず、患者さんの歯を残して差し

上げようということにはなりません。

さて「二の字のジンクス」はタバコをやめる際のことなんだそうです。やめようと決心し

ても、二時間たつと吸いたくなる。そこを我慢してやりすごすと今度は二日後に猛烈に吸

いたくなる。気を散らしてそのピンチを切り抜けると次は2週間後で、最後の関門は二か

月後だという。二か月後を無事に通過できれば、やめる大変さが自分の身にしみるせいか

もう大丈夫らしいのです。

禁煙支援を始めた頃、聖路加の禁煙支援チームの方に教えて頂きましたが、喫煙者が禁煙

できないのは「本人の意志が弱いのではないこと」依存症ということを丁寧にお話しして

くださいと教えて頂きました。その頃は、3日・3週間・3か月続けば大丈夫。3年経て

ばもうすっかり卒業ということでしたし、当院の禁煙できた方々もそのような行ったり来

たりを繰り返され、その都度「仕方ないですよね。でも続けましょう。必ず禁煙できます

から」と応援支援しております。伴走が大切です、その間お口の中、特に歯茎の変化に素

早い対応して、一本でも多く歯が残るように衛生士・ドクター・助手・受付までが一体と

なって支援します。好きだったものを辞めるのは大変ですが、タバコは百害あって一利

なしです。周りにも受動喫煙の害は計り知れません。2020年の東京オリンピックに向

けて一番進まないのが禁煙という話もあります。きれいな空気で世界中のお客様をお迎え

したいものです。

低栄養早くから気にかけて

粗食が健康のよい」というイメージが広がっていますが、それは40〜60歳代前半の中年期までのこと。高齢になるとたんぱく質を分解する働きが強まり、体の骨や筋肉になるべきたんぱく質がエネルギーとして使われるので、「粗食」を」心がけていると、低栄養に陥ってしまいます。そのような低栄養の方が65歳以上で約15%・75歳以上では約20%もいるそうです。低栄養は筋肉減少・脳機能の低下・骨密度の減少を招きます。多くの高齢者は次第に食が細るなどして、ゆっくりと低栄養になりますので、早くから食事の重要性を意識することが大切で、周りの人や社会全体でこのことを知って、元気なうちから周囲が気にかける社会にしていくことが大切と高齢者の健康を研究している、新開省二先生が言っておられます。

・中年期は 生活習慣病の予防が目標

      食べ過ぎに注意

      野菜をしっかり食べる

・高齢期は 老化予防(心身機能の維持)が目標

      食事量の不足に注意

      肉・魚・卵はしっかり食べる

団塊世代だけでなく介護が必要な方をかかえる方に少しばかり参考になる記事を転用書き致します。

・親に作り置くご飯のコツ

     飲み込みやすくするなど調理を工夫

     たれや缶詰等市販品も利用して負担減

     自分の生活に組み込める範囲で

     作りすぎない押し付けない

     容器にメモ添えコミュニケーション

      (シチュー温めて3日までに食べてね)(けんちん汁は冷蔵庫に)

      (シューマイは冷凍して作り置きました)など

・実家に出向く 出来る範囲無理せずに

     日持ちするものや、温めるだけで食べられるもの(卯の花・ひじき煮

     ピクルス・シチュー・ロールキャベツなど)

     帰り際には、青野菜(ほうれん草・小松菜・青梗菜など)を食べやすい大きさ

     柔かさに茹でて、一回分ずつ冷凍しておくと助かるようです

  サポート側もあくまでも自分の生活の中で出来る範囲で無理しないを心がけるといいようです

・冷凍して送る手もあります(高齢者は買い物や調理が面倒になり質素な食事になるこ           とがあるので、冷蔵庫や冷凍庫にストックがあると心強いそうです。ヤマト運輸さんによると、荷物を出す前に十分に冷やしてパッケージしてほしいとのことです)

参考図書 「つるかめ食堂 子が親に作り置くごはん」ベターホーム協会

     「50歳を過ぎたら粗食はやめなさい。低栄養が老化を早める」新開昇二

私の例で恐縮ですが、86歳の母・94歳の父を時々サポートしています。体力的には衰えてきても、気持ちはまだシャンとしているときもあり、アレアレという時もあります。ですけれど、戦争を潜り抜け大変な時代を生きて来た苦労に思いを馳せるとき、同情心よりよくやっていらしたなぁという尊敬の思いを持って年長者の尊厳を傷つけずに、温かなサポートできればと思います。互いにイライラするときもありますが、多少の言い合いは元気な証拠と割り切って、肩の力を抜いて・・と思うようになりました。歳とることは不自由が増えること。さぞや情けないのではないでしょうか?そのような思いをくみ取りながら、無理のないサポートという上記のアドバイス身に沁みます。ひとつ便利な商品見つけました。「一人鍋」という電気鍋です。鍋と鉄板の二つついていて、高齢の二人には大きさも手軽さもぴったり。この鉄板でお肉やプチトマトを鉄板焼きのように食べてね!と誘ったらとても喜んでいます。洗うのも簡単ですし、プチトマトを鉄板焼き風にすると甘くて体にもよく、思わぬ美味しさです。熱いのでフーフー言って喜んで食べております。いつか来ると思っていた老老介護。肩ひじ張らず無理なくの助言は本当にありがたく感じました。老いた自分に腹も立つんでしょう。そばに居ると学びがたくさんです。

”赤子叱るな来た道だもの 年寄り叱るな行く道だもの” ですね。