視点論点から

めったに見ない番組ですが、京都大学の明和政子先生と言う方のご意見に、ビックリして思わず拝聴しました。

というのもこのコロナ禍だからこそ、幼児の発達に注意が必要・・と。

① マスクが欠かせないので、子供たちの脳の感受性期にとても影響あると
  フランスでは、こうした心配から子供前では透明なフェイスガードで、大人の表情
  見える工夫をし始めていると。

  なので、早期の脳の感受性にはこのコロナ禍は大きなリスクである

②人は「共同養育」で育つ
  一昔前まで、祖父や祖母や様々な人の共同養育で子供は育った。人の脳は完成するま
  でに25年かかる、このコロナ禍で会う人に会えず、限られた中での日常、又省力化・                利便化が果たしていいのかどうか。

  チンパンジーは、一人目がある程度育ってから(6~7年)次の子を産む、短い間隔
  で次を授かることが果たしてどうなのか?という議論がある・・そうです。
   
  人の生存や育ちには、本性を踏まえた脳と心をゆっくり育てる仕組みが必要なのだと
  明和先生のご意見でした。それにしてもマスクが必須の日常で、確かに顔の表情を読
  見取るのは困難だし、それは子供や幼児だけでなく、聴覚障害者の方々も口話が読み  
  取れずご苦労と聞いてますし、我々も目だけしか見えない日常になれると「気配」
  さえも読みとれず不十分と感じる今日この頃です。
  子供の成育にも大きく響くと知って、どうしたものかと・・番組見て危惧しました。

  生身のコミュニケーションとれない今日この頃、さて・・。
  通り過ぎることのできない大きな問題ですね。

 

 

「おしあわせに」の力

随分前の新聞にとてもほっこりする投書が載っていました。見れば朝霞市の73歳のご婦人から。

この方は毎月、巣鴨のお地蔵様にお参りに行かれるそうです、何をお願いするわけでなく、又お参りに来ることができました、ありがとうございますと100円のお賽銭をあげて商店街を見ながら帰られるそうです。

とある日の行く途中巣鴨駅で降りようと電車のドア近くにいると、手押し車を引いたお年寄りが降りようとしていたので、ご自分もお年寄りだけど「お手伝いしましょうか」と言って手を支えご一緒に降りたそうです。

別れるとき、その方は「どうもありがとう。おしあわせに」と言って去っていかれたとか・・。なんて素晴らしいお礼の言い方だろうと感激なさったと言う投書でした。

ご自分はとっさにそのような言葉は出ない。自分のことしか考えていなかったと反省しながら、そのおばさまのように美しい言葉を使おうと思いました。生きてる間に、出会う方に少しでも心温まる言葉を贈れたらいいと思いました・・・と言うものでした。

この投書を読んで、この方の美しい言葉がたまたまお会いになった手押し車の方とこだまして、このような美しい会話が交わされたのだと、改めて思った私です。

38年の仕事の間に、スタッフ教育に携わったこともありましたが、ドッジボールより「キャッチボール」と言いながら果たして私はこの方のような美しい心に届く言葉で話していたでしょうか?

そういえば以前アメリカ人の患者さんが、メンテナンス終えて帰られる時、夏休みは帰国されると聞いて「どうぞ皆様でよいバカンスを!」と申し上げたら、「same  to you」と仰って頂きステキな言葉だなぁ~と「まぁありがとうございます」と感激したことがありました。

「どうもありがとう。おしあわせに」
スムースに言えるようになろうと思います。

共生社会

河津桜が咲き始めました。

菩提寺から届いた、アーユス仏教国際協力ネットワークの冊子に、よい文がありましたので紹介させていただきます。

桜の花の季節に思い出す映画があります。河瀬直美監督作品「あん」です。
中年の千太郎(永瀬正敏)が勤める町中の小さなどら焼き屋に一人の老女・徳江(樹木希林)が現れます。徳江が作る餡の美味しさに驚いた千太郎は徳江を雇い入れます。
店はたちまち繁盛しますが、徳江が実は元ハンセン病患者だったことが知れると客足は遠のき、徳江は退職を余儀なくされます。その後、千太郎は徳江の住む全生園に足を運び、その人生に触れることにより、暗い過去を持つ千太郎自身が生き直しを促されるのでした。

映画の終盤、満開の桜に重なって、徳江のことばが流れます。
「私はたしかに聞いたような気がしたのです。月が私に向かってそっとささやいてくれたように思えたのです。お前に、見てほしかったんだよ。だから光っていたんだよ、って」
「この世にあるものはすべて、言葉を持っていると私は信じています。陽射しや風に対してでさえ、耳を澄ますことができるのではないかと思うのです」

徳江は病気への差別により奪われた尊厳を、他からの言葉を聞く中で回復していきました。それは千太郎の人生にも影響を与えたのです。

ハンセン病への差別をテーマとしたこの作品は、ウクライナ・カタール・スペイン・フランス・イタリア・台湾・韓国・・。世界45か国以上で上演され、どの国でも観客の涙を誘いました。

感染症は菌やウイルスが原因なのにもかかわらず、感染した「人」を忌避し遠ざけたい思いが生まれがちなのは、昨今も繰り返されたことでした。差別や世の理不尽により生きる場所を奪われた多くの人々がいます。しかし一方で、その痛みから広がる同感もあります。やるせないことが多い毎日の中で、生きているこの私に向けられている他からの眼差しと心があるのです。

自分だけでなく必ず誰かの力になります。民族や社会のあり方も超え、世間の評価や意味も問う必要のない共生社会は、いのちへの共感から拓かれます。(松本智量)

このコロナ禍、もう一度映画「あん」見たくなりました・・。

☆彡
本日で朝霞中央歯科クリニックHPをひとまず閉店です。
長い間、折に触れ当HPをご覧いただき、食レポ?つまらない日々の呟きにお付き合いくださいまして、本当に有難うございました。思いがけずたくさんの方が覗いて下さっていることを知り、感謝以外にありません。

歯科は生活者医療だと思って38年参りました。
十分お役に立てたかどうか?わかりませんが、ある一つの「おもい」で皆様と繋がれたことは望外の喜びです。このすさまじいスピードで動く毎日にあって、医療は常に人それぞれに即してあるもので、科学的にどうとか、データー上はどうだけでなく、その人そのものに起こっている事にて、人を知ることが大切です。それには知り合わなくてはなりません。

その意味で、長い間拙い駄文ばかりでしたが、当院の思いをちょっとでもお伝えできていましたら嬉しいことです。

皆さまどうぞ、お元気に、いやな事あっても「にもかかわらず笑って」お過ごしください。そしてご自分のおからだ、お口の中を!面倒見てあげて下さい。

今後は他のページで日々を綴らせてただきます。

お元気で!

 

国立6施設 健康長寿への提言

健康で長生きするための提言を、国立がん研究センターや国立循環器病研究センターなど六つの施設がまとめ、19日公表した。様々な病気にまたがっての予防への提言は国内で初という。

「禁煙」「節酒」「活動」やっぱり大切

☆健康長寿延伸のための提言

・タバコ  吸わない、他人の煙を避ける
・飲酒   節酒する。飲めない人に強要しない
・食事   食塩は最小限に。一日に男性7・5g未満、女性6・5g未満。食物繊維や魚を
      多くとる
・体格   やせすぎない、太り過ぎない。適正体重を維持する
・身体活動 活発な身体活動を心がける
・心理社会的要因  ストレスを避ける、社会関係を保つ、睡眠をしっかりとる
・感染症  肝炎やウイルスやピロリ菌の検査を受ける。インフルエンザや肺炎球菌を
      予防、
・検診と口腔(こうくう)ケア 適切に検診を受診、口腔内を清潔に保つ
・成育歴、育児歴 出産後初期はなるべく母乳を与える
・健康の社会的決定要因 経済状況や環境に眼を向ける

               (国立がん研究センターなど6施設による提言から)

過去ずっと朝霞中央歯科クリニックとして、「禁煙・受動喫煙防止」に関わって、日々の診療の中でもケアの中でも「たばこの害(電子タバコも含め)」をお話しし、多くの禁煙成功者を送り出し、その口腔内の変化に立ち会ってきました。
又食事の大切さも、唾液検査の際、ダイエットクロック三日分を亭主頂くことにより、年代による食事の偏り、お口の中の食べにくさによる偏り、様々多くの疾病の要因にもつながるものとして、お話をして参りました。

今回の提言を見て、生活習慣がやはり大切。それと社会との接点ですね。

2009年聖路加国際病院理事長。日野原重明先生99歳にお目にかかった折頂いた言葉

「習慣がつくる 心もからだも」

今も心に留めています。
そして何度もここに書いている

「にもかかわらず笑う」(アルフォンス・デーケン)

そうそう、先日NHKチャンス!で 「10秒大きくお口を開けてみましょう!」と
やっていました。これがなんとも大変、すごい顔になりますよ!!

全部やろうとすると忙しいですね、
忘れない程度に続けたいものです。

そして、私の信条、
ケセラセラ・なるようになる~♪♪

 

美しい死

大事に大事に机にしまってある記事です。(平成9年11月7日付)
随分前にもご紹介しましたが、今一度ご紹介させてください。

「美しい死であったと感じました」がんで亡くなった先輩学者の病理解剖に立ちあった時の感想を求められ、思わず口をついて出た言葉だったという。
「なぜ美しいと表現したのか。自問自答しました」

こんな切りだしで始まった森亘日本医学会長(元東大学長)の話は味わいがあった。
先日東京で催された日本医師会創立五十周年記念大会での「美しい死。品位ある医療の、一つの結果」と題する特別講演である。

森さんは病理学が専門。「優に千を数える」解剖の体験をもとに「必要にして十分な医療を施された遺体には、それらが見事に反映し、それなりの美しさが感じられる」という。
なぜか。

「その疾患の結末として起こるべくして起こった変化の集まりであり、大きな修飾は感じられない」からで、「節度ある医療であり、品位ある医療である」。

逆に「脳死状態に陥った後も長く心拍動、呼吸を保ち、脳やせき髄が融解しつくすまでに至った患者の病理解剖所見は、美しいとは映らない」とも。

「節度ある医療は、知識、教養、品位を併せ持った医師によって初めて下しうる。今日の医師にはこうした高度の素質が求められている」と訴えた。

さらに、言外に一部医師の過剰診療を批判して、「医師に与えられている大きな裁量権は、良識を欠く行使の下に置かれるならば、やがて取り上げられてしまう」と警告した。

講演は、制度改革や不正請求問題に揺れる医療界を心配する心情にあふれ、「医師には医学的力量とともに人間的教養と品位が求められている。このことを、ぜひ後輩たちに教えて欲しい」と結ばれた、

演壇を下りた森さんに、「感銘を受けました」という声が寄せられていた。

 

と言う記事でした。
読み終えて、スーッと頭の中を森の風が吹き抜けたような感動を覚えました。大事に大事に引き出しにしまってあった新聞記事ですが、当時歯科界では「MI」と言って出来るだけ小さく処置をしようと言う動きが出て、この記事直後の熊谷先生のご講演に行きましたら、この記事が最初の画面に大きく出て、「アッ」と驚きながらもこの森先生の文に感じ入り何度も何度も読み返した事を、今さらですが思い出します。
月日はながれても、大事な、心に止めおきたい、大切な記事となりました。

医療提供側にとっても、患者さん側にもお知らせいたしたく、再びご案内しました。

加藤登紀子の ひらり一言より

  「忙しい」は「心を亡くす」と書く。

  それに引き換え、「暇」という字はなぜ

  こんなに込み入ってるんだろう。

登紀子さんは「暇」な時こそ丁寧生きて、「亡くした心」を取り戻せ、ということかな。「丁寧」の「寧」も込み入ってるね(笑い)と。

喫煙者など注意 加齢も要因

先日「持病の重症化リスクどれぐらい?」と言う記事に、看過できない説明がありました。

よく基礎疾患基礎疾患と言われますが、何のことでしょう?
厚労省の「診療の手引き」は今回のコロナの重症化しやすい基礎疾患として次をあげています。 
  ・がん
  ・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  ・慢性腎臓病放つ
  ・2型糖尿病
  ・高血圧
  ・肥満(BMIが30以上)
  ・喫煙         これらをあげています。加えて米疾病対策センタ-(CDC)
              は昨年12月、リストにダウン症を加えました。

例えばこのCOPDは、重症化リスクが何と!5・7倍になるという報告があるようです。COPDの原因の90%はタバコ・喫煙です。国立国際医療研究センターの呼吸器内科の放生雅章診療科長は、「当院で亡くなった人は喫煙者が多い。悪い生活習慣で重症化する病気と言える」と述べています。

このCOPDは以前より、このコラムなどで取り上げていますが、喫煙者のほとんどが罹っていると言われる、COPDの人数=喫煙者の人数の怖い病態です。

コロナに限らず、喫煙していて影響のない疾患(病気)はないので、周りの方もやさしく声をかけて、禁煙に向かえるよう力を貸してあげましょう。

禁煙出来ないのは、意志が弱いのでなく生活習慣になっちゃってるだけの話です。吸ってる方も、「やめたい」「やめよう、お金かかるし、体に良くないし」ときっとわかってるはずです。禁煙を応援しましょう!

 

日本語は難しい・・

一月三十日付の新聞に、日本語学者・金田一秀穂先生のご意見が載っていました。
緊急事態とは?「宣言」でうやむやに・・と。

緊急事態宣言を発出するー。なんとも物々しい言い方が、政府やメディアで頻繁に使われる。非常時のこうした言葉遣いの背後に何があるのかという考察です。

本来「緊急事態だ」と言えばいいのに、「緊急事態宣言を~する」とワンクッションあるいい方に気をつけてと金田一さんは言う。

「緊急事態になった」と言うと、その真偽を議論する余地が生まれる。なぜ緊急事態になったのか?どう緊急事態なのか?だが、「宣言を出した」と言われると、宣言したこと自体がひとつの行為になり、その宣言の内容も真偽は問題でなくなると。

日本人は世間を重んじ、「きちんとする」「しっかりやる」という言葉をを多用するという。特に安倍前首相は「しっかりやる」という言葉が好きだったと。「周りから見て文句を言われないように」ということであって、「褒めてもらえるように」ではない。日本人がとても大切にしている道徳律だ。

こうした性格を持っている日本語は、緊急事態とは相性が良くないと見る。「日本語は融通無碍。それはよさでもあり、だらしないと言えばだらしない。結局、場当たり的にならざるを得ない、決断できない政府の言うことがあてに出来なくなり、自分で考えるしかなくなった、というのが現在の状況ではないか・・と結んでいる。

そうかぁ~と思いながら、ため息の私・・です。

ナッジ理論

一定の距離を保つ立ち位置を示した床のテープ、消毒液の設置場所を強調する矢印。

昨今、街中で見かけることの多いこれらの仕掛けは、望ましい選択を自発的に促す行動経済学の「ナッジ」理論と言うものを、COVIDー19対策に活用したものだそうです。

慶応大学看護医療学部の看護医療政策学生会の学生達は、特に若者に響くナッジの研究に取り組んでおり、意識調査を実施し、何が・なぜできないかを分析し、消毒液を適性料使う工夫したノズルや、スマホケースと組み合わせた除菌シート等考えてるそうです。

こんな記事読み、そうなんだぁ~と元気づけられましたが、いまいち難しくてわからない私です・・。

でも若い方の発想が、現実にお役に立つのは、すばらしい!です。
みんなの力で、コロナ終息に向かうといいですね。
出来る事手を抜かずに頑張りましょう!

ある年のアマリリス

もう一度お見せしたくなりました。元気一杯のアマリリス!
ある年の1月中旬頃の待合室のお花です。

丁度いつもの馴染みのお花やさんに、こんな素晴らしい八重のアマリリスがあり、是非に皆様にご覧頂きたく飾りました。ガラスの鉢も豪華に新年を寿ぐのにこんなに相応しいお花もなかったと記憶しています。

コロナで鬱ぎがちなこの頃、このアマリリスご覧になって、ハァ~ッと息はいてみて下さい。フゥ~ッでもいいかな?両肩ゆっくり上げ下げしながら・・。

お花はいいですねぇ。なんだかこのアマリリス笑ってるように見えませんか?
「にもかかわらず笑う」(アルフォンス・デーケン先生)です。

春が待ち遠しいですね。

昨年春の危機感の中、皆で我慢したこと思い出して、もうひと頑張り!
コロナで悲しいご帰宅になった方々のこと、今一度思い出して、気を緩めることなく
出来る感染予防は致しましょう。

ちょっとの我慢と努力が、きっと大きな解決に繋がるはずです。

早く大声で笑って、握手もしたいですね。

 

唐突な話ではなかったようです・・

先日、東京歯科大学の歯学部の慶應義塾大学への統合!と言うニュースにはビックリいたしました。

東京歯科大学は、創立130年にわたり、歯科医師としての知識・技術だけでなく、幅広い教養を身につけた良識ある歯科医師養成を目標に、リベラルアーツを学ぶことを重視してきた中で、人材育成のさらなる高みを目指し、10学部を有する総合大学であり、歴史的関係深い慶應義塾大学との合併に踏み出したようです。

この歴史的関係を紐解くと、東京歯科大学創設者・紀齋は、1870年慶應義塾に入塾し、1890年に三田キャンパスに近い芝区伊皿子坂上(現三田4丁目)に、高山歯科医学院(現在の東京歯科大学)を開校。

同大学の建学者・血脇守之助は、1889年慶應義塾卒業後、1893年に高山歯科医学院に入学、歯科医師資格を取得。1990年に高山歯科医学院を引き継ぎ、東京歯科医学院を設立したと言う歴史的な関係があったのです。血脇ホールにはこのような歴史があったのですね。

この統合!により、慶應義塾は日本の総合大学として初めて、医学部・看護医療学部・薬学部・歯学部の医療系4学部を擁することになります。知らない歴史的な繋がりがあったのですね。

歯科医療も重要性を増し、又全身との関係性が重要視され、全身の一部分として診て診療内容を吟味する時代ですから、意味ある統合と思います。

もとを辿れば「害のない医療」(ヒポクラテスの言葉)

人間の体をパーツパーツで見るのでなく、患者さんのヒストリーを加味して、複合的に診る時代に、ますますなるんでしょう・・。
医療側の人間力が必要となっていきます。

感染予防・基本の基!

貴重なハンドブックを見つけました。

マスクも、”鼻まで被らないとダメ”ですね。

手洗いはちゃかちゃかっと簡単でなく、指先!爪までやっていただくのは、当院が患者さんにお願いしてたのと一緒で安心しました。

アルコールも然り、当院では先ず爪先に刷り込み指一本一本なすりつける様にして乾くまでぬりこめます。約15秒!

書くとめんどくさそうですが、覚えてしまえばたったの15秒。

手洗い&アルコールで1分かからないのですから、丁寧に致しましょう。自分を大切にすることは、大事な人も大切にすることにつながります。支え合いです。

佐野成弘さん「らららクラシック」

私達が応援している、素晴らしいテノールの佐野成弘さんが、2月5日金曜21時、Eテレの「らららクラシック」に出演されるそうです。ご覧下さい。
再放映は2月11日木曜10時25分からだそうです。

一番目のCDは、佐野さんの珠玉の名曲集!

二番目は2000年、グスタフ・クーン指揮のヴェルディ レクイエムでイタリアデビューしたときのCDの表紙です。

三番目画像は、2009年当院で和光市のサンアゼリアホールに佐野さんに来て頂き、コンサートしたときのご案内です。光り輝く艶のあるテノールが、皆様に至福の時間を下さいました。

コロナで思うようにコンサートに行けず鬱々したとき、お紅茶でも入れて、コーヒー淹れて聞く佐野さんの声に、ホッとさせられます・・。

オシャレして、コンサート会場に行く日が来ることを願って!
それまで、辛抱辛抱・・。

感染予防の為、出来ることは出来るだけ、致しましょう!

 

HUG ME

片付けをしていて出てきたカード!
ドクター パッチ・アダムスです。

昔、癒しの環境研究会に属していた時、会主催で昭和大学講堂で講演会がありました。来日のお礼にお迎えしたのは、当時珍しかった、日本の60歳以上のチアガール達によるダンス!これにはパッチも大喜びで、客席にいたのに大きな体で立ち上がって拍手くれたほどでした。

パッチは、ご存じのように道化(ピエロ)の格好して病室を廻ります。来日当時、ある大学病院の小児病棟を訪ねると、それはそれは子供たちが喜んで大騒ぎでした。当時日本の病院では考えられない事でしたから・・。

ですので、昭和大学での講演は大きな意味を持ちましたが、これに当たり当時はまだまだ協賛を呼びかけても思うようにはいかず、ジョンソン&ジョンソンが真っ先に賛同くれました。私も歯科業界で知ってる方にお声がけしても、かなり反応鈍く、唯一オーラルケアの大竹社長さんが、快く協賛下さって感謝致しました。有難うございました。

このパッチの来日もあって、その後研究会では「笑いの重要性」が話され発信していったところ「笑い療法士」の認定につながり、今ではあちこちで「笑い」の重要性が問われています。

このカードを引き出しから見つけ、コロナの今こそ「そうよね!」とつくづく思いました。特に医療の最先端の方々には、日々制約ある中、このようなイラスト見たら、お子さんのこととか思いが募ることでしょう・・。大変ですよね。それは、罹患なさった患者さんのご家族とて同じ思いでしょう。

くったくなく「HUG   ME」と言える日が来ることを願いつつ、しばしパッチのカードを眺めていました・・。

コロナの終息を願い祈って、自分たちが出来ることは致しましょう。

 

あけび

見事なあけび(季節外れで失礼します・・)

この季節になると、ある患者さんから決まって届き、待合室に飾ると皆さん興味津々。

「どうするの?何これ?」

「えッ食べるの?どうやって?どんな味?」

「このきれいな色は、何で~!」と大騒ぎでした。こんな会話から診療が始まることをとても嬉しく思っていました。素で会話できますからね・・。

こんな変な歯科医院でした・・。

ですから、このあけびを頂くのは本当に楽しみでした。

無駄に見えたことが重要だった

俳優の片桐 はいりさん。すばらしい俳優さんです。その片桐さんのコメントが目を引きました・・。

5~6月、リモートで演劇を作りました。稽古が終わると同時に自分の生活にもどれて無駄がない。現場にいて、ああだこうだ言いながら作っていくもの。私は稽古場ではすごく笑っているんですけど、笑い声って、「賛成!」「私これ好き!」という意見の表明だと思うんです。でも、リモートでは出番でない時は音声も映像もオフ。無駄に見えるコミュニケーションがいかに重要か気づかされました。

以前、一人芝居で全国を回りました。「よく一人でやるね」よ言われましたが、一人で芝居なんかできませんよ。お客さんがいるからできるんです。お客さんの波動が芝居をつくる。だから一人芝居を経験した後あと、客として観劇する時には緊張するようになりました。

2000年代はインターネットと共にありました。
2020年、人は人と会えなくなった。もちろんウイルスのせいですが、助走はずっと前から始まっていたんだなと思うんです。

先日仕事した人は、一緒にいる時間の三分の二くらいスマホに目を落としていました。また、いつからか演劇の稽古場ではリンゴのマーク(アップル社のノートパソコン)に向かって芝居してるような感じになりました。スタッフみんなが広げているから。

今からネットなくして生活は出来ません。でも、映画館で映画を浴びること、ライブでももみくちゃになって騒ぐ喜びを、簡単に手放せないと思うんです。オンラインが便利にしたことと奪ったものを知ったうえで、どう生きていくか。後戻りは出来ない、この状況を生きていくしかないわけですから。

引き合いに出すのも畏れ多いお話しですが、昭和天皇が「雑草と言う草はないのよ」と仰ったということを思い出しました。

はいりさんの記事、何度も読み直しました。

 

ある光景・・・

コロナで空いてるスーパー。
メモを片手に速やかに買い物しようと急ぐ私。

パン売り場に寄ったら、私とそうは歳も違わないご婦人が、見つけたパンを何気にポン!と、スーパーの買い物かごに放り投げた!!
「アッ」とびっくりした私。

小さい時から食べ物は粗末に扱っちゃダメよと、夏休みに世話になったりした祖母やもちろん母にも言われて育った・・。今じゃ古い躾けかもしれないけれど・・。

帰宅すると、テレビでは暮れから仕事を失ったり、いろんな事情で困窮した人々が、食事や、食べ物を提供する列に並んでいる画像が流れ、所持金がわずかの方も大勢いらした。さっきのパンを放り入れたご婦人を見た後だけに、複雑な思いになりました。感傷的になりすぎかもしれないけれど、いびつな国・日本の現状です。

何がどうしてこうなったのでしょう・・。
2021年が始まりました。

歯科の予防、ある思い出・・

暮れに長年お通いのご夫妻がわざわざご挨拶に見えました。お忙しい中を・・。

思い出せば、20年も前でしょうか?
当院に通われ始めてすぐの頃、ドイツに駐在が決まり赴任されました。

程なくしてお子さんの話題も出来、途中で一時帰国の際にはメンテナンスに寄られ、ドイツの暮らしぶりを伺って楽しみでもありました。

小さいお子さんを連れてレストランに食事に行った時、はしゃぐお子さん見た隣のテーブルのドイツ人が、静かに「お行儀良くしないといけない事を子供に話しかけて下さった」と。「いやーっ、有難いと思いましたよ」と。この尾藩士を聞いて、日本も昔はそうだったなぁ~と感じ入ったものでした。

また暫くして、国際電話が受付に入りました!
ドイツから! 赴任中の患者さんから・・。

「もうすぐ帰国しますが、子供がこちらの歯医者さんにかかったら、カリエスリスクが高いからとのご指摘で、帰国したらリスク検査をするようにと言われました」。奥富先生のところで出来ますか?とのことでした。

1998年から山形県酒田市の熊谷崇先生の研究会に入れて頂き、「虫歯も歯周病も感染症である」との勉強続け、診療室も治療優先から「予防」へとシフトし始めたところで、カリエスリスクを調べる「唾液検査」をしていたので、ドイツからのお電話にも「帰国したら唾液検査をしてカリエスリスク調べられますよ!」と申し上げましたら、後日ドイツで診て頂いた先生が「どれはよかった、日本でもやってくれるようになったんだね」と言われた由。

逆に、当院としては、既にドイツでは一般的にカリエスリスクを調べ、むやみやたらに削らないのだなぁ~と感じ入り、当時未だ少なかった予防への取り組みが「やるべきこと」として確信を持った覚えがあります。

はたしてこお子さん方は帰国後すぐに来院され、サリバテスト(唾液によるカリエスリスク検査)をし、当時はフィルムでしたが、重いニコンのカメラで口腔内写真を撮って患者さん・親御さんにお見せし、当院と患者さん側と一緒になって、お口のケアが始まりました。朝霞にお住まいではなかったですが、熱心に通われ、途中進学などで中断もありましたが、大きな治療もなく口腔内を保っています。
あの時、ドイツの歯科医の先生が予防の観点からご指摘下さったことで、二人のカリエスフリーの成人が誕生です。

予防予防とただ言わず、カリエス・歯周病の検査をし口腔内写真を折にふれ撮って、患者さんも画像や数値などで確認しながら、医療者側と患者さんとで伴走するのが歯科の予防と心得ました。

この意味で、20年も前に、ドイツの先生からのご指摘により、日本以外では歯科のとらえ方が違うことを身をもって知って、医院としての予防の取り組みに一段と拍車がかかり、歯科衛生士だけでなく、歯科助手・受付スタッフみんなで、患者さんと共に学びながらの予防体制に繋がりました。

今では当たり前の歯科の予防も、確かな裏付けと双方の理解があってこそ進むものだと痛感しています。その意味で患者さん方に教えて頂いたことが、宝物のように感じます。

デーツ

新聞で見つけた「デーツ」の記事。
ドバイ支局にお勤めの日本の方が、出かけに「デーツを一粒、二粒食べる新たな習慣がついた」と言うものです。

炎熱の環境下でも実をつけ、栄養価が抜群、砂漠の民はラクダの乳と共に主食として重宝してきたそうです。

ナツメヤシの実を乾燥させたもので、干し柿の様な味がして、私も大好物。いつも持ち歩いています。お菓子つまむより断然お薦め。腹持ちゆく程よい甘さが気慰めにもなります、色々試した結果このメーカーのが私は好み。

皆様も是非バックに5~6粒しのばせてみてはいかがですか。

吉田健一「わが人生処方」から

年をとるといふのは、年輪や殻が厚くなることでなくて、
水に落ちた物体の、どこまでも拡がって行く波紋に似たものであるといい

                                                                                                            吉田健一     

  人は若いうちは、時を早送りしたり、わずかの空隙も埋めようとしたりして、とにかく今と言う瞬間の外に出たがる。だが人生の黄昏に足を踏み入れると、今と言う瞬間に充足し、その刻々の変化に、生きているという感触を得るようになる。
                                                                                                            鷲田清一  折々のことばより

こんな感染予防インフォメーション!

和光市の国立埼玉病院のある受付廻り、廊下の張り紙です。何とも洒落て、ジョークもあって、担当部所や先生方、看護士さん含め病院の姿勢が伝わります!
他にも感染予防徹底されてるなぁ~が随所に見えて、素晴らしい有り難いと感じます。

昨年お正月あけ武漢から始まったコロナ!
和光市はいち早くダイアモンドプリンセス号の感染者を、和光市内の国立の施設宿舎に受け入れ決めました。当時さぞ大変だろう?と心配しましたが、あの頃からの大変なご経験の蓄積が、今こうして地元基幹病院の穏やかな対応に生きていると感じます。

猛烈な第三波に直面の今、大変な現場に違いなくとも、このような然り気無く余裕を感じさせるインフォメーションに、ホッとしながら相変わらずの病院の大変さに心から感謝し、労いの言葉をお届けしたく思います。毎日のご尽力ありがとうございます。

私達も、意識高く!モラル高く!大切な人のことを思ってやれること致しましょう!

緊急事態宣言!?やっぱり手洗いですね!

再び有名なSAVGNAC(サビニャック)の牛乳石鹸モンサブォン?です。
今年の干支ですから、もう一度ご覧ください。

コロナ感染予防対策で、スーパーでも何処でも、”アルコールしさえすれば!?”みたいですが、先ずは丁寧な「手洗い」しましょう。

もちろん石鹸使ってね!

トイレを使っても、ちゃんと手洗いしない人の、いかに多い事か!!

そして手洗い後は、自分のハンカチ・タオルでなく、コロナ禍では使い捨てペーパーで拭きましょう。

こんな些細なことがとても大事!
先ずは丁寧な手洗い励行です。

今まで当院で見ていると、小さいお子さん程手洗いは上手。きっと幼稚園・小学校でのご指導の賜物です。
逆にチャチャっと簡単なのは、中高年のおじさま。ダメですよ~!そしてちゃんと手を拭かない方も散見されます。

世界中には、お水も十分になく、石鹸なんてとんでもない高級品・・と言う国も沢山あります。
我々はすべて整っているのですから、コロナ撃退の祈りを込めてせめて「丁寧な手洗い」を心がけましょう。

そしてマスク。鼻迄覆ってきちんとマスクしてらっしゃる方を見ると安心しますね。

いつかテレビで、コロナ対応看護師さんが帰宅された際、玄関入る前にコートを脱ぎ、靴と共にアルコールしてドアを開け、「ママ~!」と駆け寄った小さなお子さんに「待ってね?」と優しく言って手やバッグをアルコールしてからお子さんハグしていた姿に、思わず「ありがとうございます」と画面に向かって言ってしまいました。こういう方々に支えて頂いてのコロナの日常なんですね。

家族で、みんなで楽しくご飯食べる日常も、今は、ご注意事項踏まえて面と向かって座らない、おしゃべりしながら食べない・・と暫しガマンガマン!
感染しても入院できない状況を、何とかみんなの辛抱で乗り越えねば・・。大切な人が感染して治療受けられないなんて、誰も嫌ですからね

基本が大事な、コロナ感染予防!
私達にできることは、きっちりやりたいものです。

冬の後には必ず、春が来ますように・・。

タバコとがん

新年早々失礼します。
ライフワークの禁煙・受動喫煙防止の立場から・・。

これは10年ほど前の中川恵一先生の「がんのひみつ」という小さな子供向けの本からです。10年経っても数値的に変わりはあっても、関係性は同じです。

日本の喫煙率は減ってきたとはいえ、「タバコ大国」です。タバコが原因の肺がんは男性で70%・女性で15%、20歳未満で喫煙を開始した人は、吸わない人の約6倍も肺がんによる死亡率が高いと(2008年)。

ノドのがん・胃がん・食道がん・肝臓がんなども、タバコが大いに影響します。タバコを吸う人は吸わない人より、何と1・6倍もがんになりやすい。

広島・長崎の爆心地から1㎞以内で放射線を浴び。生き残った人の発がんリスクが1・7倍ですから、タバコに因る影響はものすごく高いリスクです。喫煙習慣がなくなれば、特に日本男性のがんのリスクは大幅に減るのです。

さらに、タバコの最大の問題は受動喫煙による周りの人への影響です。この点は飲酒と大きく異なります。今では受動喫煙は、その場で漂う煙によるセカンドスモークと、その場では吸わなくても、吸った方の呼気から漂うことによるサードスモーク迄、周囲に大きな害があることがわかってきました。飼い犬にまで影響があると昨今言われています。

コロナ禍でステイホーム、家にいる時間が長くなっていますから、ゆめゆめ、自宅での喫煙・換気扇下の喫煙・ベランダでの喫煙・移動する車中での喫煙など、家族や、階下・上の階・隣家の住民・又車中での子供や同乗者への受動喫煙など、今一度確認頂ければと思います。

このコロナ禍、紙タバコ・電子タバコ・加熱式タバコ含め、喫煙者のコロナ感染リスクは吸わない人の1・7倍と言われております。

2021年を、「禁煙の年」になさってみてはいかがでしょうか?

やめた方は、皆さん「あんな臭いものよく吸ってましたよね(笑)」などと禁煙後は仰り、お食事も単なるお水までも「とても美味しくなった!」とおっしゃいます。

禁煙、トライしてみませんか?
そばにいる方も、何よりご自分のからだが喜びますよ、きっと。

そして朝の空気の気持ちよさにお気づきになるはず。
がんばりましょう。

声なき声・・

年末片付けしながら、テレビでは「このドキュメンタリーがヤバイ!」というのをやっていました。片付けが終わらないので、チラッチラッと見るだけでしたが、こんな言葉だけ耳にととどまりました。

是枝監督がね!

 「拡声器でなく、聴診器で聴けることに耳傾けたい・・」とおっしゃったとか。

  声なき声を聴きたい・・と。

今ではお医者さんですら、聴診器を当てて下さることが珍しい昨今。なんだかとても感じ入ったことでした。

そういえば、105で亡くなった日野原先生は、小学校の子供たちに「命の授業」と言って
沢山の聴診器をもって、二人一組になった子供たちに相手の心臓の音を聴かせ、「命の大切さ」を伝える活動を長くされていましたっけ。

  声なき声

  声にならぬ声

  声に出せぬ声  

  自分ははたして、聴けているでしょうか・・。

新しい年に・・

2020年は、お正月早々原因不明の肺炎が中国で!のニュースとともに開けました。その後一年、コロナ禍の中で右往左往の日々となり、それぞれに沢山のおもいにあふれた年であったと思います。

医療従事者最前線の方々は、お盆もお正月もない日々と思うと、ステイホームでも家でお正月を過ごせる自分は、感謝とともにこの方々にこのように頼っているだけでいいのだろうか?と忸怩たる思いです。政治家は口ばかりで、言ってることとやってることが、ちぐはぐで、国民は戸惑うばかり・・。
折角医療の専門家もいるのに、政治家が互いに顔色見るばかりで本当にもどかしい・・。

気がつけばマスクが日常になり、気がつけばお化粧も以前のようにしなくなり、目さえ整えておけばいいや!とばかりに、口紅塗ることも忘れたのは私だけではないでしょう。年末の売れなくなった商品の一位に、「口紅」がノミネートされていました。

そうだ!と元旦早々、口紅取り出して塗ってみました。大好きなDior 13番。真紅です。
しばらくお洒落もしてないので、違和感あるかなぁ~と思ったら、口紅塗った瞬間、「ニコッ」と笑う自分が居ました。

そうだ!この日を待っていたんだ!
オシャレしたかったんだ!と。

昨年一年、なんだかなぁ~の気楽な服装ばかりしていた自分が、不満で不満で仕方なかったことに気づき、今年は、未だまだコロナ禍であっても、ワンピース着たり、きりっとシャツを着たり、スリット入ったスカートもはいて!かかとのある靴を履こう!と思った事でした。

まだまだ大変な状況が続くと思われますが、心折れない様に、自分でメインテインしたいと思います。スーパー行く時に道端に芽を出してる名もない花や草に足止めたり、面白い人が居たら「キャッ!面白い!」と足止めて注目したり・・(失礼ない範囲で)、愉しいこと・ステキな事・流れる雲にも目を留めて、みんな頑張ってるぞ~っと一日一日を大切に、愉しいことみっけして過ごしていきたいと思います。

困難な日々ですが、逃げられない現場で集中下さってる人々に、毎日心から感謝とともに祈りながら、自分は「意識高く・モラル高く!」過ごしてまいりたいと思います。

2021年が
オシャレを楽しめる日々になりますように。
お喋りしたり、ハグしたり、笑いあえる日々が復活しますように。
穏やかな年になりますように、祈りましょう。

命と向き合い戦う現場の皆様に、心から「有難うございます」をお届けしたいと思います

    ♡ありがとうございます♡

 

希望を持って・・

冬らしい寒さになり、早くも豪雪の被害あるものの、このコロナ禍でも季節は着実に進んでいます。

どうなるの?来年・・と誰もが心配な年の瀬ですが、時間は止まることはありません。

さすれば、自分に出来る精一杯のことを淡々として、やり過ごすしかないのかなぁ~と思っています。必ずコロナも終息の日が来るはず。
だけども、この一月、コロナ発覚した時の危機感を自分は持ち続けているか?あの時亡くなった有名人の声なき帰宅に、心つぶされそうになったおもいはどこに行ったか?

エッセンシャルワーカーの方々に思いを寄せようと言いながら、自分は好き勝手してないか?

もう一度ふりかえり、一人で生きてるわけでないのだから、お互い様の気持ち、誰かが見えないところで、自分を支えてくれてる思いを失ってないか?よくよく考えて、新しい年を迎えたいと思います。

いつかブログに書かせて頂いた、ノーベル賞の本庶佐先生の

     各自が意識高く

     モラル高く

     やるしか手だてがない

時間とともに、治療法も見えてきて、新しいワクチンの開発も進んで・・となっても、急には解決できない現状。

政治家のせいにしても埒が明かない今、自分でできる最大の努力をして、新しい年が希望に満ちた年になるよう、自分たちが引っ張っていくんだと思いを新たにします。

下向いてても何も変わらない。

ならば、「にもかかかわらず笑って」免疫アップして!日々過ごしてまいりましょう。

新たな年がよい年になりますように、私は明るい気持ちで願い続け祈りたいと思います。
アルフォンス・デーケン先生もいらっしゃらなくなりましたが、冗談に口癖でらした「何もでーけん!」でなく、一人一人が行動すれば必ずよい方向に向かうと信じます。

コロナであらゆる分野で最前線におられる方々に、心から感謝の気持ちを持って、専門家でなくとも自分の出来ることはやって、希望に満ちた新しい年の到来を祈りましょう。

きっと春が来ますね♡

※拙いブログを読んで頂き有難うございました。良いお年をお迎えください。

お風呂に入りました!

診療室で皆さんに「かわいい!」とおしゃって頂いたキリンのぬいぐるみ。海外のなので実に大人のテイスト!

飾ってあっただけですが、年末のすす払いよろしくお風呂に入れ(笑)干したら、まぁいい気もちそう!陽当たり抜群の窓際です。

おつかれさまぁ~!

 

 

さすが老舗です

有名な羊羹の老舗が、「やわらか羊羹・ゆるるか」を発売しました。パンフレットを見ると小さな水羊羹かな?の風情。羊羹の楽しみが増えました!とパンフレットにあり、水羊羹なら水羊羹と言えば良いのに「やわらか羊羹」ってどういう意味かしら・・益々興味津々でした。

今高齢者は元より、飲み込み難さ、飲み込む事故、いわゆるえん下障害が注目されるので、老舗が、口火を切ったのでしょうか。試したいと買いに行ったら、限られたお店だけとの事で取り寄せてみました。

果たして、かわいい小さめな大きさ、頂いて見ると水羊羹とはちがう、やわらかな食感の羊羹とあり「ゆるるか」とともに、大切な方と豊かな時間を!とあります。

あらゆる世代の方が召し上がりやすいように、徹底してこだわったのは、ほどよくやわらかな食感と、餡の風味がしっかり感じられる羊羹らしい味わい、だけども少々お値段張ります!

青梅慶友病院とコラボで試作を重ね誕生したそうです。青梅慶友病院の大塚先生は、予て日本医大癒しの環境研究会で有意義な取り組みを伺い、そのお考えのすばらしさにビックリもし、今でこそ当たり前になった革新的な取り組みを早くからなさった先生です。その根底には「病気になったからといって、病人になる必要はなく、自分らしくしてらっしゃればよい!」と言う、医療の根底に人への愛と尊厳を持たれた方です。

敢えて「飲み込み難い方へ」と商品に唱わず、見た目もふつうと変わらぬデザインに、究極の思いやりを感じました。さすが老舗でらっしゃいます。お味は飲み込みが不自由な方へということを感じさせない、然り気無い気遣いの溢れた!いつもの羊羹らしい羊羹でした。97歳の義母に届けようと思います。体裁がふつうなのが有り難いし、そこに作りての並々ならぬ心意気を感じますね。

素晴らしいユニバーサルデザインフードに出会えました。大ぎょうにユニバーサルを唱ってないことが、ユニバーサルですね。

オーラル・フレイルの問題提起のはずが・・

この季節の果物と言えばみかん。「みかん」と「ミカン」ではだいぶ印象が違いますねぇ。今日の話題はこの冬のみかんを、思うように食べられなくなって来た方がいる!というお話です。

みかんは唯一手で皮を剥き、切らずに一房ずつ食べられる果物。なぜなら袋を口にしたら、唇で絞り出してみかんの中身だけを食べ、袋を残す!と言う食べ方そのものが大事なのです。そう!「くちびると吸う力」です。

今この、みかんを袋から絞り出して食べる!ことが出来ない高齢者や子供が居ると聞きます。からだの筋肉が衰えるフレイルが、お口にも起こっていて「オーラルフレイル」と言われます。マスクが当たり前の日常、喋るチャンスの減った日常、口周りを気にしなくなり、口紅つけなくなった日常は、口周りの筋肉を衰えさせ、みかんすら食べにくくさせています。大変な事です。

使わないと使えなくなるんですね。(画像に中身を食べ絞った残骸を、失礼ですが載せさせて頂きました)

このブログをのせる際スタッフから「こんな食べ方は今はしませんよ・・」と指摘を受けました。外側を剥いたら、中の部分はそのままぺろっと食べちゃうそうです。もう既にみかんの食べ方さえ違うのだ!世代交代?と認識しました。
ですので、一房つまんで中身を楽しみ、袋を出す!行為そのものが「汚いこと」なんだと知った次第。ここに出した袋の写真をのせるなんて論外のようですが、お許しください。

みかんの袋を残してみかんの中身を食べることが普通?と思って、オーラルフレイルによりそれが出来なくなってる方が多い!と言う危機感をお知らせする記事のつもりが、違う方向に発展し、これはこれで若い人たちの食べ方の違いをしり、勉強になりました。

当たり前と思い込んでいたので、よい機会でした・・。

当院では、お子さんや高齢者に「拭き戻し」(縁日などで売ってる紙製のへび笛)を差し上げ、”吹く力”のトレーニングをやって頂いていました。お子さんでも吹けない子もいて「大変だぁ~」と思います。でもやってる内出来るようになりますね。この”吹く力”と”吸う力” 侮れない大切なことだとお伝えしたかったのです。お試しください。

お口から出した袋の写真、失礼致します。

こんな話 ジュディ・オングさん

人生は二回目がないのだもの。

自分も人も喜ぶ生き方をしたいわ。

「悦己悦人(えつみえつじん)」という言葉が中国にあるそうです。自分も喜んで人も喜ぶことをしよう、と。

自分が楽しく、明るい光を放つと周囲にも光が満ちるものね。

人間に生まれたというだえで大変なことだと思っています。だから私はダメだなんて考えは捨てる。喜びや美しさをイメージして、気を清らかにして生きていきたい。それを人にも伝えたいんですね。どんな草花でも花を咲かせる努力をしているでしょ、命がけで。

大変なことをサラリとおっしゃるジュディさん。
そうありたい・・と思ったことでした。

メリークリスマス🎄

コロナ感染拡大し、増加の一方!

暫しいろいろ我慢できないものか?

エッセンシャルワーカーの方々の日々のご尽力に感謝と同時に、自分は意識高く!モラル高く!努力しているか?を問いながら、第一線で頑張る方々に思いを寄せたいと思う。

医療現場だけでなく保健所の皆さま方にも首垂れて、感謝とお疲れさま!を届けたい。

今年は今までにない特別なクリスマス🎄!
深い祈りと共に一人一人の我慢と辛抱が問われる 意味あるクリスマス🎄!

ちょっとの我慢が、大切な人を守るんだと心したい。

あらためて、メリークリスマス🎄

ブルース ガットラブさん

 NHK/BS放送より

偶々テレビつけたら、あらブルースさん!

郷里足利市のココファームワイナリーで、ココのワインをここまでに育て上げられ、そのお人柄から全国各地にご指導が響いているアメリカ人の方です、と言ってもその丁寧できれいな日本語は人柄も相まって、アチコチにファンを広げています。

番組最初に走り回っていたワンちゃんは、名前を確か「ゆず」と言っていました。野兎が穴掘っちゃって大変なのよ!と溢してたっけ。ゆずちゃんはその動物対策かもしれませんね。

ブルースさんが繊細な感性で、北海道の大地を大切に思い、今後造られるワインが楽しみです。それにしてもぶどうの粒の見事なこと!宝石みたい!

       メリー・クリスマス! to     you!☆彡

 NHK/BS放送より

 

 

 

早く咲く花、遅く咲く花

早く大輪の花を咲かせ、すぐ枯れてしまう花、遅くなって、小さいが多くの花をつけ長いこと枯れないでいる花もある。

人間もまた然りではなかろうか。太く短く生きる人、細く長く生きる人がいる。若いうちに名声を博し、この世を去っていく人も少なくない。また、後になって人の為に地道に尽し。世のためにいろいろ貢献する人もいる。

学校の成績もよかった人が社会に出て、必ずしもよい仕事をするとは限らない。むしろ学校時代の成績と反比例する人が多いように感ずる。

いずれにしても、この世に生まれてきたからには、人のため。世のために何らかの仕事をし、役に立ちたいものである。

これが生き甲斐ではないだろうか。神様から与えられた使命ではないだろうか。

どなたか・・の言葉 (またまた古いスクラップブックより・・)

落葉帰根

さまざま資料を整理中、思わず手に取る良い言葉の数々。

考えてみれば、たかだか30そこらで知らぬ土地に開業させていただき、町内会に入れて頂き、患者さん方に沢山教えて頂いての38年でした・・。

最初の居ぬきのテナントを世話下さった地元の不動産屋さんの社長さんが「こんな東京からきた若い坊ちゃん嬢ちゃんにやれるかねぇ~」がご挨拶でした(笑)

そうおっしゃりながら、週に何べんもお訪ね下さり、医院の脇に雑草生えてれば「抜いてきれいにして花を植えなさい」と助言下さり、待合室の雑誌を見れば「先生の好みはわかるけれど、この土地の患者さんが読みたい・・と思う視点で、雑誌は選ばないとダメですよ」と。

極めつけは、最初の家賃値上げがあった時、やむを得ず一回目の値上げに応じて我々がキュウキュウだったことを知って、二回目の家賃交渉の際には、大家さんにこう言って下さったのでした。「若い先生がこうして知らない土地で頑張っている。一回目の家賃値上げ、大変だったのに応じてくれた。だから二回目は大家さんが、若い人を応援してやるつもりで値上げは目をつぶってやってください」これを大家さんも受け入れて下さった事でした。この不動産屋さんの社長さんのご恩は忘れません。その当時の社長付の方が、あらたに地元で不動産屋さんを開かれ、同じように今日までご教示頂いており、人の道をあらためて教えて頂きました。

こうしてこの地で38年やってこれたということは、他人様のご縁なしにありえません。

 

落葉帰根

という言葉を目にして、落ちた葉は根に降り積もり、やがて土に還されて大樹を育てる。ということは、自分が世の中から頂いたものは、やはり後世の為に良き循環をさせていくべきなのかと自問自答しながら日々を過ごしています。

患者さん方を始め、教えて下さる方に恵まれたという幸運は、もったいなくて無にはできません・・。
ゆっくり良き循環を考えたいと思いながら過ごしています。

ベランダの植木鉢の柏葉紫陽花も、紅葉し落葉しました。里の庭なら地面に落ちて栄養になる葉っぱでしょうから、クレマチスの植木鉢の根元に、紫陽花の落葉を置いてやりました。互いの栄養が土を通して生きたらいいなぁ~と思います。

どういう意味?

お片付けしてたら出てきた軍手!前にどちらかのメーカーさんから頂いたものの、使いようなくしまいこんでいたもの。

「どういう意味~?」「いつ使うの~?」と皆で大笑い。

電車に乗るとき触らないために使おう!と言ったら却下され、
お片付け、大掃除用に決定!

ただこのコメントの意味がわからないなぁ・・。まっいいか(笑)!

無罪の七施

私の切り抜きスクラップから・・

      無罪の七施

            顔施  やさしい顔

           目施  やさしい目

          言辞施 親切な言葉遣い

          身施  優しい行動

         心施  いたわりの心

   壮座施    席を譲る

        房舎施  宿を貸す

 

いくつになっても、なーんにも出来ていない私・・

もう一度読み直して、心掛けてみようと思いました、道は遠し・・。

ワァ~懐かしい!

遠くから見えるご婦人のキャリーバックに、アラっ!見たことある柄が・・。
私も同柄持ってる45年くらい前のイタリア、グッチのスカーフではないでしょうか?

キレイなグリーン。ステキ!
伺えばキャリーバックの目印に飾って見たの。
引き出しに眠ってたから・・と。

グッドアイディアと、お洒落心を忘れない方に拍手でした。

コロナ禍のなか、お洒落もままならぬときに、こんな小さなしゃれっ気が宝物のように、ステキに見えたことでした・・。

救いを求めて・・

何とも忙しいこのところなのに、つい気になって又ページをめくってしまうこの本。若い頃病院で仕事をしていた昔、外来で石牟礼道子さんをお見かけし(個人情報だが時効とご容赦いただくとして)すごい方らしい・・としか認識していなかった自分が恥ずかしい。

今コロナ激増の中読む時間もないのに、パラパラめくってしまう。何かに救いを求める自分がいる。自然への畏怖・畏敬の念を思い起こすことの大切さをあらためて自覚させられる。

どれだけ科学が進歩しても、人間は何かに生かされていると言う感覚をもったらよいのだろうか?

まだまだ読み解くのに教養も何も足らない自分がもどかしい・・。

とにかく手洗い!

とにもかくにも「手洗い!」

スーパーも何処もアルコール優先だけれど、やっぱり「石鹸使って丁寧な手洗い!」そして手洗い後は自分のハンカチでなく、使い捨てペーパーで。
今のコロナ禍では紙の使用は仕方ないです。

その後にアルコールを使いましょう。

この手洗い!上手なのは子供たち。反対に雑なのは中高年者。ちゃんと手を洗いましょう!感染予防に先ず!お願いします。

 

スモーキングフェイス

懐かしい資料第二段?禁煙・受動喫煙の勉強始めた頃のBBCニュースで有名な写真です。
あらためてですが、双子のお一人は喫煙者、向かって左のお顔の方、顔の皺、髪の薄毛、お口の見た目明らかです。向かって右の方は非喫煙者です。見た目がこんなに変わります!と当時衝撃を受けました・・。

その頃これを見て、当院でも喫煙されてる方のお顔みると、「ホントだぁ」とマジマジ記事の写真と患者さんを見ておりました。どのように穏やかにお話ししようかと・・。
当時有名人ではたけしの名が取り沙汰されていました。

今現在紙巻きタバコはだいぶ減りましたが、電子タバコや加熱タバコは、タバコじゃないと言わんばかりの増えようです。吸う方は何故か手のひらに隠す様に吸われるから、どこかに後ろめたい気分があるのでしょう。

そのくらいタバコは依存性が高くて良いことは一つもないのだ!と思い起こしながら、又この写真をお伝え続けようと思います。

ちなみに、電子タバコ・加熱式タバコ含め喫煙者のコロナ感染リスクは7~9倍と言われています。喫煙者の重症化リスクが高いのは周知の事実です。コロナをきっかけに、禁煙なさる方が増えますように。自分のからだは自分で守れます!

初めての看板

昭和57年開業当所の駅に出した、懐かしい看板の原稿を発見!(当時、歯医者さんがこんな看板!?出すんですか?と鉄道から言われたことも思いだしました

靴磨きみたいな歯ブラシ!今は絶対しないブラシの持ち方!でも当時は歯ブラシなんて、「起きたら磨いて、食べても磨かない」が普通でしたから、大胆にこんな看板だして一時は「歯ブラシ屋」の宣伝!と言われたことあったっけ。

その当時最先端?横浜の丸森先生の歯ブラシの仕方をお教えして、ご指導の料金頂いたら、「毎日やってる歯ブラシ教えてお金取るのはおかしい!」と叱られたことあったのも懐かしい思い出です。

池袋から朝霞まで電車に乗ると、子供達の口の中には金属の詰め物が光ってて、ビックリ!でした。新患でいらした30代後半のある女性が、総義歯だったこと、前歯に金の被せものも多く「額縁」と言われていた事など、38年前の忘れられない思い出、隔世の感があります。

そんなでしたからこの当院の看板が「歯ブラシ屋」とまちがえられても仕方なかったですね。

虫歯と歯周病は細菌の感染症と言われ始めたのは、1998(平成10年)日本ヘルスケア研究会が発会してからです。その時の基調講演は、免疫の富田先生でした。何故歯科の予防に免疫?の不勉強さでした・・。ですからその講演の中で「サイトカイン」という言葉を始めて耳にしこれだけは覚えていたので、今このコロナ禍にあって「サイトカイン・ストーム」(免疫の暴走)を聞いても、ビックリはしません・・と言うより、虫歯・歯周病が細菌の感染症と理解したからこそ、あの歯ブラシの看板から38年、皆様と共に予防のために、伴走させていただけたと思います。

無駄なようでも無駄なものは一つもなく、蛇行しながらもお口の健康維持に向かい、老若男女それぞれの方々に寄り添って、微力ながらよい時間がすごせたならよかった・・と折々を思い出しています。
受診最終日、「おかげさまで、歯を30年も管理してもらって、おかげで元気でいられた!」と仰る方がいらして、町医者冥利に尽きるとおもいました。

このコロナ禍で、生身のコミュニケーションが難しいこの頃ですが、いつかきっと、大きな明るい声で、笑いあえる日が来ることを願っております。

それにしてもこのポスター、靴磨きブラシとがっつりの握りかた!
今じゃダメダメ!のお見本ですね(笑)

大人の虫歯

以前ご案内したパネルですが、このコロナで子供の虫歯が激増!しているのは、大人も同じです。

芳しい話ではないですが、テレワークが増え、学校や会社に行く日常が消え、自分で裁量する毎日に代わり、ついついチョビチョビ薄甘いのみもののペットボトルを脇に置いて、又お気に入りスナックやおかき、アメ等を口にしながらがあるようです。

食べながら,飲みながらが、自然と歯の表面、特に大人虫歯は歯の根本が虫歯になるから大変です。年齢とともに唾液も減りぎみですから、「守り神」がないんですね。それに加え視力も落ちるので、歯ブラシしても、磨けていない箇所を見てない可能性もあります。

お口はあなたの大切な食器です。たまには手鏡見ながら歯ブラシがキチンとあたっているか?確認しましょう。

虫歯も歯周病も、バイオフィルムと言う、ネバネバした汚れの中にいる細菌の感染症です。相手の正体がわかりましたから、何をしたらいいか!は明白です。

自分のからだは自分で守るしかありません。

折々のことば 土井善晴

   一人ゆうのは、厳しいんです。ある意味で苦しみを伴う。

   だけども、そこに食べる人が重なりあうことが、もの

   すごく重要なんです。

あの土井先生がおっしゃるには・・

「これがねえ、家庭料理です」と、料理研究家は言う。食べる人が料理する人を気にかける、手伝う。「ちょっとだけ」でいい。それだけで「救われる」と。
どんな仕事でも、みなのことを思い頑張っていても、”してあたりまえ”と受けとられると、自分の存在が否定されたような気になる。      

                                                                土井のオンライン講座「この秋の一汁一菜」から。

新聞でこちらを読んで、「すべてそうだなぁ~」と。

学生時代、善晴先生のお父様の土井先生に、お料理を習ったことがありました。なんともゆったりの関西弁の後ろにあるあったかさ・・。

「料理っちゅうもんはねえ、心ですわ」
そうおっしゃって、あの四角い大きなお顔をにっこりさせて、白衣姿でご指南頂いたことを思い出しておりました。

何でもそうですが、普通にやってくださることを、「ありがとう」と心から言える自分でありたいと思います。

そして「ありがとう」は、ちゃんとこだま!しますよね・・。

香り・・?匂い・・?

新しく新館できた近くの国立病院に行きましたら、エレベーターまん前の目立つ所にこんなポスターありました。

丁度スタッフと喫煙者(タバコ吸う方)の衣服や髪に染み込んだタバコの臭い、学校の先生との三者面談で、お目にかかって直ぐ!感じたタバコの臭い!の話をしていたので、タバコ以外にも気になる方には、いい匂い?と言われるものでも様々なんだなぁ~と知りました。

先程の三者面談の先生のタバコ臭は子供が「言っても仕方ないよ」と言ったとかで、それはそれで子供達のやるせない気持ちに考えてしまいます・・。

タバコは嗜好品!の時代は過ぎ、健康被害は吸う本人だけでなく、周りの人、その場で吸わなくともたっぷり肺にしまいこんだ有害物質を帰宅して家族に吐き散らすのも受動喫煙となれば、皆で考える問題です。小さな子達、若い細胞は傷みやすいですから。

初めて見た香料によるにおい(香り)の被害は、大きな気づきをくれました。

私、小松菜です・・

知り合いから頂いた長~い葉もの「これでも小松菜なの、育ちすぎだけど農薬なしで柔らかいから」と。ザブンとお水に漬けたらシャンとして。でかい!!その長さにビックリ!煮浸しがいいわよ・・と言われたけど、どうしようかなぁ~。

茎のシャキシャキ感味わいたくて半分はオリーブオイルでニンニクとサッとソテーして塩胡椒だけで頂きました。甘い甘い、なんて柔らかくて美味しいのでしょう。大好きなラディッシュを糠漬けしたのも歯触り楽しく頂けました。メインはゆで豚。

お野菜は変幻自在。素の味が楽しめます。ラディッシュの葉っぱも糠漬けして刻むとご飯が止まりません。ご飯には白すり胡麻も混ぜるのが私流。ご飯が進む君です。
しっかり食べて、コロナ撃退!しましょう。

辰巳芳子さんのにんじんの酒炒り

スクラップを整理してたら懐かしい辰巳芳子さんの切り抜き。辰巳先生の玉葱のスープはすっかり我が家の定番ですしみんな大好き、ないと困るメニューです。

「食べることは、私達人間のいのちを育む仕組みに厳然と組み込まれた事実。ライフ・キーピング」だと。それをいかに無駄なく合理的に行うか?この辰巳先生の「展開」の考え方にいつも触発されます。とてもお考えが素敵ですし、何よりどれも深く品の良いお味で美味しいです。

このにんじんの酒炒りは、サラダ・ごま和えだけでなく、お浸しに加えたり、ひじきの煮物に加えたり、にんじん好きの私はお馬さんの様に頂きます。

先日スタッフから貰ったごま油(干しエビ、ナッツ入)でサッと和えればナムル!最高です。皆様もちょっとだけ時間あるとき作って置くと楽チンですよ、お勧めします。

私の看護ノートより・・(紙屋克子さん)

つん読に近い私の蔵書を整理しています。処分できない本の一冊にこちらがありました。大事な一冊です。

北大ご出身の看護師さんですが、国際脳神経外科看護学会に最初の論文発表するほどの方です。 かといって学術派というだけでなく、実にきめ細かく患者さんをご覧になるお姿勢に、あったかい看護の心、たくさんのことを学ばせて頂いた本です。

NHKようこそ先輩にも出られ、子供たちにも看護の心を伝えられました。

今一度この本の「序」よりご紹介します

いまでも鮮やかに思い出される情景。 忘れられない出会い、そして人々。 人のお世話をしてきたつもりの私が、出会った一人ひとりの患者さん、そして家族の皆さんから、本当は多くのものを学ばせて頂いたことに気づかされます・・・。

紙屋克子さんほどの方がこのような事をご本に書かれて。
自分のようなものがおこがましいですが、本当に「そうだなぁ」と感じいる私です・・。

この本は一生そばに置いておきたい一冊です。

あらっ嬉しい!

秋も深まり、銀杏が遅れて色づき始めた今日この頃。ベランダの例のクレマチスが花をつけました。おっきなのが2輪咲いて、蕾(いつかblogに書いたハシビロコウそっくりな形)がいくつか控えています。

コロナ感染拡大でピリピリな中、帰宅すると咲いてる花が「お疲れぇ」と言ってるような気がします。

それにしてもきれいなロイヤルブルーが

ほんとキレイ!

咲いてくれて

労ってくれてありがとう。

恐縮・・

コロナ対応を気遣って下さり、患者さんからお差し入れです。

思わずワァ~可愛い!

一瞬気が解れ、頑張る元気頂戴しました。

ありがたいお心遣い。ケア終わってから 買いに行かれてのお気遣いでした。

わざわざ申し訳ありません。
感謝申し上げます。

 

晩秋の朝霞

用事があって久しぶり市役所に出向きましたらこんな素敵な風情。地元を知らずして恥ずかしいわぁと思うほどの、自然で美しい街路樹でした。

ハラハラ散る葉っぱがカサコソと軽やかな音をたて冬がくるよと知らせているようでした。樹々の種類により、色も感触も違って、又それが何とも美しいし愛おしい。

冬が来れば又春が来て・・と季節の移り変わりを想像しながら、今日この瞬間この光景を楽しめるなんて幸せだわ!と思った通りすがりの光景でした。

深い色の豊かな街路樹です・・。