会食中の感染対策 呼びかけ 6/27

6月27日付 朝日新聞掲載の記事を紹介します。
「口の細胞にもウイルス感染!」と言う副題です

舌や唾液腺など、人間の口内の細胞にも新型コロナウイルスが直接感染していることを、米ノースカロライナ大等の研究チームが突き止めた。口内でウイルスが増え、唾液を通じて感染を広げる可能性があるという。専門家は”会食等飲食の場での感染対策”に、一層の注意を呼びかける。

新型コロナウイルスは肺や喉の細胞に感染し、肺炎を起こして呼吸困難による重症化を起こす。PCR検査に使う唾液の中にも、ウイルスが存在することはわかっていたが、口内の細胞に直接感染しているのかは不明だった。ノースカロライナ大や、NIHなどの研究チームは、健康な人の舌や歯肉、唾液腺などの細胞を詳しく調べ、肺などと同様に、ウイルスが細胞に侵入するのに使うたんぱく質が存在することを特定した。

次に、新型コロナウイルスで亡くなった患者から提供された唾液腺や、軽症患者の唾液を調べ、ウイルスが口内の細胞に感染し、増殖している様子を確認できた。このように唾液が感染を広げることを証明できた。

”無症状の新型コロナ患者でも、唾液からは3週間以上ウイルスが検出された”例もあり。味覚嗅覚がなくなった患者の唾液からは、ウイルスが見つかりやすい傾向もあった。

こうした結果から、研究チームは、口内の細胞に新型コロナウイルスが直接感染すると結論付けた。口内の細胞が、気づかぬうちに感染し、唾液を飲み込んで気管や肺などにウイルスが侵入したり、他人に飛散させたりする「培養装置」になっているとしている。この論文はネイチャー・メディスンに掲載された。

国内では昨年4月、日本歯科医学連合会が「口腔は、鼻腔とともに咽頭や軌道より先んじて感染するのだと推測される」と注意喚起し可能性を指摘してきた。当会では
「ウイルスを含む飛沫は見えないので、”マスクを適切につけ”唾液の飛沫が口に入る可能性が高まる飲食の場では、さらに注意が必要になる」と話す。

再びの感染拡大が懸念される今日、基本的なリスクを今一度一人一人が自覚して、自分を守り他人を守りする努力を続けたい。マスクもただするのでなく、”鼻まで覆って”せっかくのマスクを、暑い中つけるのですから尚の事、マスクの意味を生かしてつけましょう。

コルニッション

コルニッションは大好きで常備していますが、特にこのメーカ~が好き。

味も、胡瓜のとびきりの小ささもさることながら、この瓶の仕組みが好きなんです!深い瓶の下の方になると取りにくけれど、この緑の、井戸で言ったら桶(ザル)みたいなのがついてて、汲み上げるようにして胡瓜を取りだします。単純だけどこの作業が楽しい!下にはハーブの粒がたまってます。

そう言えばいつかカラスが、瓶に少量貯まったお水飲むため、嘴が入らないので瓶に小石詰めてるのを見ました!
頭いいなぁ~と見てましたが、この瓶の仕組みも似ているかな?
ちょっと違いますか・・?

 

誤嚥性肺炎 NHKチョイスより

 

NHKチョイス!の「誤嚥性肺炎予防(戸原先生)」がとても素晴らしい番組でしたので、再度ご案内します。最近では新聞の死亡欄に「誤嚥性肺炎で」という訃報が度々載るようになりました・・。

この番組で戸原先生は「呼吸と嚥下」の大事さを何度もおっしゃっています。今更ですが、この当たり前の、普通に何気にしている呼吸とのみこむということが、不自由になる方が増えているのです。

予防には三つ大事なことがあるそうで
       ①口の中をきれいにする事
       ②口と喉の機能を保つこと
       ③体力を保つこと     の三つです

今では、療養中の患者さんに、医科の先生・歯科医の他、歯科衛生士や言語聴覚士、口腔内科医なども加わって、口の中は元より、体全体をマッサージしたりして誤嚥の予防するようになってきたそうです。特に活動できずベッドに横になっている方、麻痺などあってご自分で口の中をきれいにできない方などに、食後だけでなく、「食前のお口のケアも大事」ということでした。

身体がご不自由な方の口の中をきれいにするステップは以下です
 ①潤す ブクブクうがいをする
 ②磨く 歯と舌を磨く、入れ歯の方は入れ歯もよく洗う
 ③除去 ブラシやスポンジブラシなどを使って汚れを取る
 ④保湿 保湿剤でお口全体を潤す

又戸原先生は、ブラシの当て方も、誤嚥性肺炎を予防するために

・”奥から手前に磨く!” ことを勧めておられます。
 手前から奥へと磨けば、汚れを奥に押し込むことになりますから
 誤嚥の危険を増しますね。

・舌の舌苔(カビ)を取ることも勧めていますが、やり過ぎは禁物
 微妙に白いのは通常で、薄白いのは取る必要はないそうで、くれ 
 ぐれもやり過ぎないようにと。
 
・以上のように磨いた後は、唾液中に細菌が多いので、よくブクブ   クうがいをお願いします。

・又特に誤嚥予防のために、朝起きたら朝食前に必ずお口のケアを
 と勧めています。(寝ている間にお口は細菌がいっぱいです)

☆口の汚れが増える原因は、お手入れ不足・チョコチョコ食い飲み・お薬の服用、口呼吸とかいろんな原因がありますが、一番大きいのは唾液が出ていないことで、→唾液の不足は

  ・汚れがたまる
  ・食べにくい
  ・虫歯・歯周病になりやすい
  ・粘膜が傷つき易い   に繋がります

そこで、番組内で戸原先生は、唾液を出すために「梅干を思い出したら如何でしょうか?」と仰ったので、私はクスッと笑ってしまいました。と言うのも先日他の番組で、今の若い方は、「酸っぱい梅干は食べない」ので、梅干しのおにぎりなどNO!と聞いたからです。若い方が梅干しと言えば「はちみつ漬け」か今はパイン酢!と言うのもあるそうです。ビックリ!でした。

ですから、空港のPCR検査で、梅干し・レモンを思い出して下さいとあるそうですが、俗にいうハブロフ反射(条件反射)は高齢者だけかしら?等と思ってしまいました。(これらを思い出して唾液を出すのは無効という向きもあるようですが・・)

美容の世界では、お顔の周りをマッサージしますが、三大唾液腺
耳下腺(耳の下)・顎下腺(顎の下のゴリゴリ)・舌下腺(ベロの下奥)のマッサージも有効のようです。

何れにしても・口の中をきれいに保つ
      ・機能を保つ
      ・美味しく安全に食べる
      ・活動的な生活を保つ 等など、

今まで当たり前に出来ていたことを、キープする努力をしましょう・・と言うことでした。未だ私は大丈夫でなく、先日ご案内の

・大きく口をあけて「あ」を10秒続ける 

こんなことも、普段のお口の手入れに加えて始めてみませんか?

嚥下障害

4月前半に口を10秒開けているトレーニングを紹介しました。
あれから一カ月半を過ぎ、私も随分効果が出てきました。

時々忘れることもありますが、一日に一回は「あ~っ」と10秒キープやってみました。あら不思議。起きてすぐのゴロゴロうがいが、以前より長く出来るようになりました。効果あり!

もう一度、おさらいで書きますね。

  ①大きく口を開けて口開け10秒キープ(顎舌骨上筋)

  ②顎を手前に力一杯引く (オトガイ舌骨筋)

どうぞ無理ない範囲で、落ち着いてなさってみて下さい。

又お食事でも、体に良いとされる植物性たんぱく室の「高野豆腐」「がんもどき」のような美味しい日本の食材も、意外と嚥下には難しいのです。と言うのも、だいたいあまじょっぱく煮て調理することが多いので噛むと汁が出ます。これでまずむせるようです。

思いがけないことですよね。普段では何でもない汁物なども注意が必要ですので、気をつけましょう。

①と②もご無理のない範囲で、なさってみて下さい。

大事なこと忘れました。是非にお口のケアを忘れずにお願いします。

 

自分の病状自分で伝えてみよう

連休明けに、愛知県の女医さんの投書を見つけました。

小学生、中学生の患者さんを診察するとき、保護者に、一緒に診察室に入って貰う事が多いが気になることがあると。

最初は必ず、本人に今の症状や気になることを尋ねるようにしているが、患者さんが自分で答える前に保護者に「かゆいんじゃなかった?」と促されたり、「今は特に何もないよね」と「答え合わせ」をしたりしてから、返事をするお子さんが少なくないと言うのです。

自分が自分の身体の症状はよくわかっていて「不正解」はないので、恥ずかしかったり緊張したりあるかもしれないけど、まずは自分の言葉で、自分の症状を伝えてみて!というものでした。

「自分の身体は自分のもの」という感覚を子供の頃から持つことはとても大切なので、保護者の方はまず最初は、子供本人が自分で話せるよう意識してみて下さいというメッセージでした。ふと、1990年から活動するささえあいCOMLを思いだし、発足当時の辻本さんからバトンタッチした山口育子さんの本「賢い患者」を思いだしました。

躊躇する子供の声を待ってあげる余裕も必要ですし、お子さん自らしゃべってくれれば、患者さんが主人公の何よりの治療に進んでいくことと思います。。

 

9秒95 日本新記録!

先日の陸上男子100mで、山形亮太さん(28)が日本新記録を出しました!

すごい!

「盛り上げますねぇ」レース後、ライバルの桐生祥秀選手からLINEでメッセージが届いたそうです。

「桐生が決勝を棄権したから、代わりに盛り上げといた」と山形選手は返信したそうです。

このやりとりを新聞で知って、今、この閉塞したコロナ禍、なんて爽やかでステキな選手達なんだろうと感動しました。

クール ジャパンから「笑顔」!

この番組は本当に面白くて、いつも笑ってしまったり、「ヘーッ!」の連続です。

ある日は、”外人が変だと思う日本人の笑顔” がテーマでした。

①笑う時に、手で口を隠す!

 歯並びを気にしてるとしか思えない・・と言う意見が多く、歯科に関係するものとして聞きずてならぬ、又そうだろうなぁ~と妙に共感してしましました・・。外国の方って、本当に歯並びが綺麗ですから・・。(長年ご指導賜った熊谷崇先生は、口元、歯並びを見るとその国の文化度がわかる!と仰ってましたっけ)

②謝る時に薄笑いする・・?

これにはギョッとしました。そうかなぁ~気づかなかったけれど・・。誤魔化された気がする・・と言う意見や、笑って場を穏やかにしようとするのだろうか?と言う意見もありました。

そうかぁ~。何げにしていることが、誤解されたり、伝わっていないことが多いのだなと真摯に聞きました。

では、「イッツ、クール!」と思う笑顔ってどんなの?の質問に

☆定員さんの接客の親切な笑顔
☆飲んでリラックスした時の笑顔
☆地方の人の自然な笑顔     と言う意見が出ました。

何だかわかる気がしました。

そのあと、あるタクシー会社がやっている、笑顔チェック(笑顔の測定器)が登場。朝出勤するとPCに向かって、思いっきり自分の笑顔をして確認してから仕事に就くというものでした。大変なご苦労ですね!

そういえば日本語って、あんまり唇や口を大きく動かして話す言語でないので、ハッキリしない!と昔から言われていました。表情筋を使わない言語とも言われます。

ハッキリものをいえば、おのずと表情はついてくる・・と言う言語学者もいます。

このクールジャパンの意見を参考に、誤解のないように意識したいと思いました。時はコロナでマスクが必須。目が口ほどにものを言い!ですから、顔のストレッチの為にも、参考になる意見を聞けたと思いました。聴覚障害の方は、マスクで口話が読みとれずとてもご不自由とも聞きます。言葉と表情、大切なんですね。

忖度

俳優 國村隼さんの作家・田辺聖子さんからの言葉、と言う記事を読みました。有名なカモカのおっちゃんで知られた夫の医師がモデルの、連続テレビ小説で交流を深めたそうです。「田辺さんのご自宅でお酒を飲みながらいろいろなお話しをうかがったが、中でも活字離れを憂えてもらした一言が忘れられないと。

「本を読まへん大人が増えた。そやから“コドモ”みたいな国になってしもたんやわ」と。

田辺の言う“コドモ”とは年少者ではなく、言葉の膨らみを組みとれないとの意味でもある。例えば「忖度」。
相手を推し量るという思いやりの言葉が、昨今は上司らの心情を慮って行動する意味になりがちだ。「言葉が矮小化されていることに何か幼稚なものを感じました」

自身も本の大切さを再認識させられた言葉だったと。「本を通じて言葉や物語、違う価値観に接することで教養と想像力、コミュニケーション能力が養われる。それが大人のたしなみだと思うのです」

ため息つきながら、小さな新聞記事を読みました・・。

脳梗塞の兆候 FAST!

随分前にも書きましたが、再びの登場です。

F face   お顔、特に口の周りがゆがむ

A   arm       両手を水平に上げ、どちらかが下がる⤵

S  speech  ろれつが回らない

T time  急いで救急車呼んでください(発作が起きた時間をメモ 
                    していく)

     発作起きて4時間半以内なら(血液を溶かす薬が使えると
                    いわれています)

とにかく FAST 早く気づいて病院へ!   

 

 

「野外飲み」のリスク

野外のバーべキューで、コロナ感染が起きた!というニュース。

昨秋、スーパーコンピューター「富岳」を使い、会話時の飛沫のとび方や飛沫量を計算したという記事がありました。豊橋技術科学大学の飯田明由教授(流体力学)は「台風レベルの風なら別だが、近距離の場合、屋外でも飛沫が届くリスクは変わらない」と話す。

会話をすると、飛沫は屋外でも、1・5メートル先まで届くという。富岳の計算では、1・7メートル先まで届く場合もあった。

対策として効果的なのはやはrマスクだ。マスクでしっかりと口を覆ってる場合、飛沫の量が減り、勢いが落ちるという。飯田教授は「屋外だから安全という訳ではない。一番良いのは家で静かに過ごすことだ」と話した。

☆専門家らが指摘する「屋外飲み」のリスク
 ・飲食でマスクを外した時に、飛沫がかかる
 ・近くで話すことで飛沫が届く
 ・大声を出すことで飛沫量が増える
 ・近距離でマスクなしの会話をしてしまう
 ・皿などの共有物を使うことでウイルスに接触 等指摘があ
  ります。

今更ですが、今一度気をつけたいものです。

 

落ち込みから立ち直る方法・樹木希林さん流

樹木希林さんのお嬢さん、也哉子さんの小さなページが目に留まりました。そこにはふわっとする言葉がありましたのでご紹介します。

母(樹木希林さん)はいつも、何かにつまづいたとき「ありがたいありがたい、これがあったからこそ次にくる幸せの濃度を強く感じられる」と言ってました。
ずっと平坦だと幸せは感じにくい。日々の暮らしには細かい緩急で幸不幸があるけれど、「あ~よかったセーフセーフ」って小刻みに幸せを感じています。これがいちばん、幸せを多く感じられる方法かなと。
物事には陰があれば陽がある、光には影がある。なるべく、俯瞰するようにしています。と言うものでした。

也哉子さんを通して樹木希林さんを感じながら、この閉塞したコロナの今を、やり過ごそうと思いました。町のあちこちに色とりどりの紫陽花が咲き始め、大好きなアカパンサスでしょうか?スッと真っ直ぐな茎を伸ばし始めています。

小さな幸せみっけしながら、その瞬間を一つ一つ味わいながら、「あ~よかったセーフセーフ」って過ごしていきたいと思います。道で出会った方には、「こんにちは」ってお声がけもしようと思います。その方にビックリされても,いいじゃない?・・。「変な人」って言われても・・。

だって、コロナ以前ですが、ホテルとかのエレベーターで海外の方に出会うと必ず「今日は!」っておっしゃるもの・・。気持ちいいものですよね。

「あ~よかった、セーフセーフ!」

今日も皆様いい一日でありますように!

幸せなことばがけ・・

つい先日ある記事に目が留まりました。

元CAの方のお話ですが、飛行中のお茶のサービスで、うっかり飲み物をお客様に溢してしまったとか!!そうしたら溢されたお客様、
「宝くじ買いに行かなきゃ!」と仰ったそう!?

そのお客様、台湾の方だそうで、台湾では「水」は「金運アップ」の象徴とか、それでも咄嗟にこんな言葉が出るなんて大人ですよね!!(私だったらどうするだろう、ムキって怒ってしまうんではないだろうか?・・と)

そういえば、ちょっと違いますが、フランス人ってクシャミすると「A tes  souhais!」(お大事に的な意味)を言うと聞いたことがあり、クシャミした方は「merci」と返すとか?
英語でも「bless  you」(神のご加護がありますように)と言うそうです。どちらも素敵ですね。
(ちなみにこのコロナ禍、一回のクシャミで8500万もの菌がまき散らされるそうです。水差すようでスミマセン・・)

もう一つ、歌手のさだまさしさん。気にするともなく見てると、いつも終わり際「お元気で!」と言ってらっしゃるような気がします。

さらに、コロナ禍で見るともなく旅番組とか見てると、特にフランスなどどんな地方でも、レポーターがマイクを向けたお礼を言うと、必ずと言っていい位「いい一日を過ごしてね!」「良い旅をね!」と現地の方が笑顔でおっしゃいます。

何ともいい習慣だなぁ~と聞いていました。
さりげなくこんな言葉をかけたら、お互いに気持ちがいいなぁ~と思いました。。

真似してみよう!と思います。

コロナ禍と五輪の中で、ふれあい・・

コロナ禍と五輪と言う論壇に「傷に触れて語り継げるか」と言う時評が載っていて、林香里さんと言う方が傷口への向き合い方と言う点で論じておられます。

伊藤亜紗さんの「手の論理」と言う本の中で、傷口に「さわる」と傷口に「ふれる」という二つの言葉から、回復のあり方を問題提起しているそうで、「傷口にさわる」と言われると、痛くて反射的に防御したくなるけれども、「傷口にふれる」となると、相手の痛みへの配慮が含まれていて、ふれられる人も「痛いからもしれないけど、ちょっと我慢してみようかな」と言う気になると。

「さわる」と「ふれる」。

傷は痛い、さわられても、ふれられても。けれども「ふれる」と言った時には、どこか。内側へと向かう信頼や、双方に共振するいたわりへの予感が呼び出され、力が蓄えられる。

五輪ありきでコロナ対策も迷走中。ふれあいを奪われた日本社会で、論壇は社会を分断せず、つなぐものでありたい。この伊藤亜紗さんが解説する日本語の言葉の妙から、少しだけ、未来へと希望をつなぐ・・と林さんは結んでいます。

言葉ってとっても大切ですね。ちょっとしたニュアンスの違いが
相手の方に、いいようにも悪いようにも響きます。このコロナ禍ではなおのことセンシティブですから・・。

思いやりの気持ちを失わずに毎日を過ごしたいと思います。

子どものストレス コロナ禍

緊急事態宣言再延長の頃、久しぶりに病児保育・フローレンスの駒崎さんのお話しを聞きました。最近は政府へ提言する立場でもある駒崎さんです。

その放送の中で、実際に小学生の子供達の声が流れました・・
・給食の時も、黙食って言って”しーん”としてて、しゃべるとしかられるんだよ。
・ワアワアも言えない
・楽しく遊べない
・公園で遊んでたら「うるさい!」て言われた・・と。

臨時休校や相次ぐ行事の中止。習い事の発表会も中止・体操教室も開かれず・・。キャンプも林間学校も中止。駒崎さんは、このような状況が長く続き、子供の心の育ちに影響はないか?と危惧していました。

このような子供の状況だけでなく、親は親で・・
。不必要に子供を叱ってしまう
・虐待したいなど思ってもいないが、一日ずっと家にいて以前よりもイラッとすることが増えた
・とても感情的になることが多く、怒鳴ってしまう!
・育休復帰を予定していたらダメになった
・子供が泣くたび、自分の頭を叩いたりするようになった 等など
テレワークの親の方にもストレスが溜まっている様子がうかがえました。

今、日本では一番弱いところに響く、すなわち困ってるとこが後回しの状況です、政治の貧困です・・と駒崎さんは言います。DVの相談件数も増えており、ステイホームが長くなって、家庭が安全でなくなっているとも。信じられないでしょうが、今この日本で貧困問題は深刻と。相対的貧困率は韓国に次いで日本は二番目だそうです。給食で栄養取っている子供も多いので、一番大事にしないといけないところがこのコロナで大きくダメージ受けている。このような現状から、小学生の15%・中学生の25%・高校生の30%にうつ状態がみられるそうです。

少し前ですがこどもの日の前に、感染症に詳しい小児科の先生のご発言がありました。コロナ禍で普段通りの学校生活を送れず、体や心の異変を訴えて、医療機関を受診する子供が増えている。

「子供が夜、眠れない」
「おなかが痛いと、しょっちゅう言う」と言った親からの相談が相次ぎ、不安障害と診断された子供が通常時の2倍、起立性調節障害は1・5倍に増え通院中だそうです。

ストレスなどが原因で体の成長に自律神経の発達が追い付かなくなるようで、小学校高学年なのに、夜母親の布団に潜り込み、手を触ってようやく落ち着いて眠れるというお子さんもいた・・と。

「おなかが痛い」と訴え検査して心配ないと言われても、本人からすれば気のせいでなく、理解されにくいところに深刻さがあると。「こんなにつらいなら生きているのが嫌だ」と言う子までいるそうです。まじめな頑張り屋さんこそ症状は出やすいので、親御さんは細やかに観察して、早めに相談してほしいとと言っておられました。診断がはっきりすると学校の先生の理解も得られるとのことですが、世の中全体余裕がなくなっているのでしょう。
この閉塞した理屈の合わない状況に居て、若いフレッシュな子供の心はダイレクトに響くのですね。身近に子供たちを見つけたら、明るく声がけしてみようと思いました。

日本では児童手当や、保育サービスが世界でも大変低く、特定の人ばかりが大変ではないのでしょうが、そのような事にも気を配り、事実を認識して、気持ちを寄せていくことはできると思います。

駒崎さんのレポートは、今自分が知らない事ばかりで、たくさんの人が共有していかないと変わらない?変われない?ことだと痛感しました。

依存症のリスク 

長年、禁煙・受動喫煙防止活動をしていると、「依存症」の文字が気になってしまいます。このお酒もしかりです。

何でも「ストロング系」と言われるアルコール度数7%以上の缶チューハイが売れに売れてるそうです。安さと飲みやすさが強みだそうですが、アルコール依存症との関係も指摘されてきたようです。

缶チューハイは、炭酸などで割らなくてもすぐ飲めることから
RTD(Ready To Drink)と呼ばれ、調査会社によると2020年の販売額4300億円は過去最高額だそうで、その6割をストロング系が占めてるそうです。

最近人気の発酵レモンサワーは度数7%、RTD特有のアルコールくささを抑えさらに無理なく飲めるよう工夫されてるようです。

この様に各社が飲みやすさを競う一方で、依存症との関係を指摘する声は強いようで「お酒が苦手な人でも飲めるため、依存症の入り口が広がった。酔う為の手段として飲まれる側面がある」と国立の薬物依存研究部の松本部長さんは指摘されています。

厚労省の指針では「節度ある適度な飲酒量」は一日平均純アルコール20グラムで程度で、度数7%の350㎖缶一本分に当たります。500㎖かんは約28gあり、一本の飲めば優に基準を超えます。

メーカーも問題を認識していても、成長が見込める市場で、販売をやめることは難しいようです。

このような現実ですので、タバコ同様、つい飲みなれると段々量が増え、ないと困る状況になってしまいますので、ぜひ、毎日常用はやめて、たまに美味しく飲むという風になさったらいかがでしょうか。

タバコもつい一本が、習慣になると(例えば、朝起きたら一服・PC開けたら一服・ご飯食べたら一服・・)というように生活習慣に入り込んでしまうと、なかなかやめるのは難しくなります。

たかが缶チューハイ・たかがレモンチューハイでも、毎日・しょっちゅうになれば=なくてはならないもの!になってしまいます。

最近スーパーで買い物してると、野菜やお肉、お惣菜等買った後にビール売り場による女性も増えてると感じます。そういう私も、買い物のついでに第三のビール、ホワイトベルグ5%を1~2本買います。でも最近は休肝日週に二日でなく、「飲むのを週に二回位」に減らしました。そうしたらアルコール頂く日の感動!と言ったらありません。よりおいしく感じます。

依存症というのはとても怖いです。
そしてそこからはい上がるのは、とても大変です。アルコールもタバコも、お菓子も、何でもそうですね。

止められない方の意志が弱いのでなく、知らないうちに依存になってしまうことを知って、「今日はやめておこう!」と一回うまくいけば、明日も明後日も行けると思いますので、ついついの一杯が、”なければなっらない一杯になってしまう”ことを知って頂ければ幸いです。

たまに飲むと美味しいものですよ!やってみて下さい。

谷川俊太郎・ことばあそびうた

ほっとけ

 いけはほっとけ
 こけははっとけ
 たけはきっとけ
 おけはおいとけ

 つけはほっとけ
 ふけはとっとけ
 はけはほしとけ
 かけはまけとけ

 ごけはほっとけ
 みけはかっとけ
 さけはさけとけ
 やけはやめとけ

 

たね

 ねたね
 うたたね
 ゆめみたね
 ひだね
 きえたね
 しゃくのたね

 またね
 あしたね
 つきよだね
 なたね
 まいたね
 めがでた

 

とりどり

 おどりのなとり
 とうどりみとり
 としとりさとり
 ひとりあやとり

 でもどりみとり
 ものとりふとり
 あととりきどり
 おっとりゆとり

 

私淑

私淑とは「直接は教えを受けていないがその人を慕い、言動からまなぶこと」だと言います。著作などを通して、その思想や発想に感銘を受け、自らの思考方法の変革を試みたりします。何か問題にぶつかった時「あの人ならどう考えるだろう」と思う方がいることは大きな幸せです。

若い頃、日本文学に精通したフランス人の知り合いがいて、吉本隆明さんの本が面白いから読みなさい!と言われたものの、恥ずかしながら難しくて理解できないご本ばかりでしたが、テレビ人間の私は、テレビで吉本さんの人生観・猫と住まわる生活のご様子など垣間見て、間接的にでも多くの視座を得ました。心を揺さぶられたものの、ご本は私には今でも難しいと感じています。

夏目漱石が芥川龍之介に寄せたという言葉がありました。

「牛になることはどうしても必要です。われわれはとかく馬になりたがるが、牛にはなかなかなりきれないです」

よい言葉を思い出したら、ちょうど今年は丑年。
桜もおわり、たわわな新緑の中に紫陽花が雨にぬれる季節になりました。

スーパーシニア!!

連休中すっごいテレビを見ました。

見るともなく見てたら、充分お年寄り(失礼)と思われるご婦人が三宅選手の様にダンベル上げてるのです!ビックリして画面見れば何と!90歳の女性!(おばあちゃんなどと言えない風情なのです)

①朝五時に起床、まず体重計に乗るそうで→増えてれば浮腫みあり・減ってれば栄養不足と見極められ、何より数字を意識して前後を比較することが素晴らしい!と。

②朝ごはんは、牛肉100~140gをサッと炒め、酢の物・お野菜・お味噌汁とご飯。必ず5品目だそう!エライ!

③しかも、一口40回噛むそうです☆☆☆彡

④週三回、ダンベルのトレーニングに行き。なんと50歳から始めたそうで、年を重ねても自分で手入れすれば、筋肉を鍛えれば必ず変われると豪語してました。

・もう一方、この沿線東松山在住の男性86歳?やはりダンベルで100キロ!!に挑戦中!」

①この方は若い指導の方の言うことをよく聞いてらっしゃいました→この若い人の言うことを聞くという「開放性」の高さが心理学的にすばらしく、柔軟性があって認知機能をよく保つのだそうです

逆に自分の考えが固まってくると→新しい考えを取り入れにくくなるんだそうです

②この方は毎日なさったトレーニングをノートにつけています→今日やったことの反省は、自分を客観的に知ることになり、目標に向け努力する誠実性の高さが、健康を維持して長生きに繋がるのだそうです。なぜなら誠実性の高さは、強い意志を持ち、目標に向かう・向き合うという強い意志の表れだからだそうです。

この日100キロに挑戦するも残念に終わって悔しがる様子に、前出の90歳の女性が「まだまだ頑張ればいいんじゃない!?」と励ます様子に、ただただビックリの私でした。

チャレンジが長生きの秘訣・・とまとめでしたが、「大丈夫・大丈夫、死にゃしないから・・」の言葉に又ビックリ呆然の私でした。

ただ、スゴイ!

おまけ・
この番組中、8020高齢者の残存歯の話になり、歯周病菌が認知症の大きなリスク!と言ってくださいました。この何本歯が残っているか?により、介護が必要かどうかも決まってくることを認識してほしいということでした。ただ、歯を失った方も、きちんと噛めるようにお口の中を整えて噛めるお口にしておけば、そしておうちでのケアを十分なされば、お食事もとれ、新しいことにチャレンジ可能とも仰いました。ご自分の歯には敵わなくとも、歯が無い状態にしておくより、ずっと健康に寄与します。

 

多様性って

ある日のBSNHKで、ピーターバラカンさんが、コロナ禍の東京をある方と探訪する番組がありました。ご一緒するのは、AJバリアフリー海外サイトをなさるジョシュさん、電動車いすの方です。

以前に来日された時、未だ障害者対応整っていない日本の駅で、駅員さんが車いすを持ち上げてエレベーターに乗せてくれたことに感動し、7年後に日本くらしを始めたそうです。現在ヘルパーさんに手伝っていただきながら、お一人暮らしをなさっておられるご様子を拝見しました。

浅草を探訪なさりながら、ピーターさんが「コロナになってご不自由は増してないのですか?」と聞くと、にこにこしながら
ジョシュさんがこうおっしゃったのでした、

「障害者から見れば、コロナでなくともずっとこうでしたから。”皆様は不自由が増えたでしょうが・・”」と。

ズシン!と来ました。

そして「在宅してても大丈夫、生産性も上がったし」と。又「こういう時こそ、考えるべきですね。社会には誰が属しているのか?多様性って何?」と。

コロナは東京を強くするチャンスですよ!とまでおっしゃったのでした。

作り笑いでなく、心底毎日を楽しんでらっしゃるジョシュさんンの笑顔は、毎日充実してらっしゃるんだなぁ~と拝見して実感しました。

グダグダ言ってる場合じゃないですね。

(ジョシュさんはAJバリアフリーサイトをやってらっしゃるそうです)

タバコの汚れは高くつく!

週刊誌のIQOS宣伝です。「内装屋激白!」とあります。

・ヤニ汚れの実態を目撃

内装屋を営んでいます。自分も紙タバコを吸っていましたけど、愛煙家のお宅の仕事は正直辛いものがありますね。木枠の拭き洗いだけでバケツの水がコーヒーみたいに真っ黒になりますし、壁紙を剥がすと柱にヤニがべったり付着してすごいことになってる。
紙タバコってヤバイじゃんと思っちゃって、ヤニは天井・壁だけでなくて、実は床にもつきますからね。リフォーム代も会社員の月給が飛ぶくらい高くつきますし、賃貸だと敷金も返りづらくなる。売買にも不利になる。だからこれから引っ越す方は、IQOSに替えるチャンスだと思いますよ。と言うものでした。

まだ続きます・・

IQOSは最初こそ味に戸惑いましたけど、すぐに慣れました。雑味がしないのがいいですね。使いすぎても、紙タバコと比べて口の中が気持ち悪くなる感じる事もなかった。普段吸う場所も、昔は家の外でしたけど、今はリビングで。多少はにおうでしょうから「大丈夫?」って確認しましたけど、紙巻きたばこと違ってあんまり嫌じゃないようで。なので、車の中でも楽しませてもらってます。
”一度、妻に、窓をスッて開けられましたけど(笑)”

お気に入りは新発売の・・・・・。めちゃくちゃ美味しいです、コクと深みがあって、紙巻きたばこ派の友人にも勧めたぐらい。本体とスティックを貸してあげたりしてね。なんでそこまで?って思うかもしれないですけど、ほんとは自分のため。隣で吸われると苦しいから、「ガツンと来る?」とか「酒飲むと物足りない?」とかはじめは疑問だらけだと思いますが、僕自身すぐに慣れて満足できたからお勧めできるんです。と。

このページの下には

⇒「加熱式タバコの煙(蒸気)は、周りの人の健康への悪影響が否定できません。健康増進法で禁じられている場所では喫煙できません。加熱式たばこの煙(蒸気)は、発がん性物質や、依存症のあるニコチンが含まれるなど、あなたの健康への悪影響がひていできません」とわざわざ書いてあります。

このページの副題には ”いいおとなの、いい選択”とあります。

長年禁煙・受動喫煙防止のために、お口の中を通じて患者さん方に様々なアプローチを試み、多くの禁煙成功者を経験し、お口の中の改善・その後の前向きともとれるお仕事などのご発展の様子も拝見してまいりました、また、禁煙しても残念ながら進んだ病魔に勝つことができず見送った方も居られました。

相変わらず掲載されるこのような広告に、複雑な思いで居ります、あなたはどう思われますか・・・?

米・メンソールタバコ禁止へ R3/4・30付

米食品医療品局(FDA)はメンソールタバコや風味付きの葉巻を国内で製造や販売を禁止する方針を示し、来年中にタバコの製品基準の改定案をまとめるとのことです。

FDAによると、メンソールはたばこ製品の不快感を覆い隠すことで、中毒性を高めて吸い始めるのを容易にし、特に若い世代への影響が大きいと言っています。

いかにスタイリッシュにして、若い世代、特に女性の心をくすぐる商品展開が見受けられ、困ったことだなぁと感じておりましたので、この決定は遅きに失した様でも、良かったです。

どんなに、仕様がステキになろうとタバコはタバコ。身体に良いことは一つもありません。

少しでも体に良いものを探そうとしても、良いものなどあるはずないのです。ご自分のからだを大切にするあなた。吸わないことが一番です。身体にも美容にもいいことはありません。必ず禁煙は出来ます。ご自分を大切になさってください。応援団は沢山います。

小さな記事(記者のひとこと)

感染者急増、医療逼迫、緊急事態宣言・・。コロナ禍で様々な言葉が飛び交うなか、窮状に直面する一人一人の顔は隠れています。

四月上旬に刊行された雨宮処凛「コロナ禍、貧困の記録」(かもがわ出版)は支援窓口などについての具体的な助言を交えつつ、災禍に揺らぐ個々の人生と向き合った大切な一冊です。

「自分が手を放してしまったらこの人は命を失ってしまうのではないか。そんな想像力をすべての人が持てば、救われる人は大勢いる」。15年にわたり貧困問題を追い、自ら支援活動を続けてきた筆者の警句は、重みをいや増しています。

この国は、私たちは、これまで何を見捨ててきたのか。万人に脅威が降りかかるいま、同書が発する問いを、真剣に考える必要があります。(山本悠理)

子ども達の鉛筆、2Bが標準になった理由

テレビを見ていてビックリ!です。子供たちが学校で使う鉛筆の標準が2Bになったそうな!?

えッHBじゃないの?と見ていてなんでなんで・・!と。

何でも手を使わない毎日にどっぷり浸かった結果とか。それってお年寄りに懸念される「フレイル」と同じじゃないのかしら?子供たちも・・!

子ども達の筆圧が弱くなっていて、HBでは薄くて読めないのだとか。標準鉛筆が2Bになったというこの状況を危惧した関係者は、手は立派な感覚器であり、又運動器でもある。HBの鉛筆使って訓練した方がよい!と仰っていました。子供のころからこんなに握力もなければ大変だと!

そう言えばいつぞやブログに書きましたが、例の吹き流し(へび笛)。高齢者の嚥下予防・お口の機能強化のために当院でご案内してた際、幼児や小学生に「やってみて!」と言っても吹けない子供が結構いて唖然とし、ゆっくりお教えしておりました。まだまだ腹式呼吸等できないにせよ、「フーッ!」と言うことすら難しい子供がいて、ショックでした・・。紙風船もおんなじ状況で!

今高齢者に注意を呼び掛けていることが、同じく小さい子供にも・・と思うと複雑な気持ちです。どんどん便利になる一方で、体の部品を使わないで済んでることは、身体能力の低下どころか、もっともっと大きな問題を含んでいると心配してしまいます。

出来ないから、やり易くする!でなく、もうちょっと頑張ってできることは減らさない努力が必要と私は思います。やれば出来ることですから・・。あきらめないで、やれば出来ることだと思いたいです。

お大事に症候群

震災後10年を迎え様々報道される中で、未だお身内が見つからない方、生活もままならない方、声にならない悩みを抱えておられる方など伺うと、日々普通に暮らせ、愚痴こぼしたりわがまま言えてる自分が恥ずかしくなります。

様々な分野で復興が進んでいるようですが、ある基礎研究してる大学の先生が、震災後、放射能の心配あってなかなか農業に復帰できない方たちに、ある植物の育成を進め商品化にこぎつけているテレビを見ました。普段ラボにいる方が、このような積極的な取り組みを推進する姿に感動しました。

震災当時、体育館などの床に、マットも引かれてない床に、被害受けてやむを得ず集う人々を報道で見涙しながら、高齢者を中心に「お大事に症候群」が増えているなどと、ブログに上げさせていただいた私は、今10年経ってとても恥ずかしく思っています。その時、家を壊され、流され、着の身着のまま命だけ助かった方たちの気持ちも考えず、失礼なコラム書いた・・と。
動かないと、体を動かさないと、歩かないと・・動けなくなる「お大事に症候群」になるなど、その身にならないのに随分安直に物言ったものだと大いに反省しています。

たしかに、動かないでいると動けなくなるのは、今「フレイル」と言ってとても危惧されている状況です。ですが、あの未曽有の震災では、命からがら避難所にたどりつくのが精一杯の人々の気持ちをちっとも察していなかった・・と反省しています。

10年経った今、避難所の床に寝るのはどれほど辛かろう・・と、段ボールベッドや様々開発され、先日その担当者が、床に寝ていたのでは、トイレに起きるにしても立ち上がるのが難しかっただろう、ましてやお一人のスペースも満足にない状況で・・と。なので段ボールで頑丈な土台をつくったベッドなら、起き上がるのも、降りるのも楽だし、寝返りも出来る、そうすればトイレにも起きやすくなるし、動くようにもなり、生活不活発病(お大事に症候群)は減るのでは?と言ってらっしゃって、ハッとしました。

この震災を踏まえてさまざま商品開発するには、便利さだけでなく、その当事者皆さんの現状、更に「おもい」を想像し、理解しようと努め、それこそ寄り添わねば絵に描いた餅なのだと知りました。

過去に「お大事に症候群」にならないよう気をつけましょう!等と簡単に言ったわが身を恥じ、その場にならなければわからないことが多いのだと知りました。
同情するのでなく、想像力と思いやりを携えて進めなければならないと心に留めました。震災後10年の今日この頃です。

「あ」を10秒

ひと昔までは想像できませんでしたが、最近新聞の死亡欄に、たびたび「誤嚥性肺炎」と載るようになりました。、

「誤嚥」という言葉も、一般の方もご存じになってきた昨今です。

病気の状況による場合もありますが、やはり喉に限らずお口まわりの筋肉が使われなくなっている現状もあります。歳とると自然と柔らかい・食べやすい食事になりがちですね。ですのでおっつけ食べられなくなっていくのです。

ひと昔前は、ご病人には「お粥」が当たり前でしたが、検証が進んで、お粥でなく「限りなく柔らかく炊いたご飯」が良いと薦められています。

人は食事の前に眼で見て判断するそうで、「お粥」だと噛まなくていいな!とすすってしまうそうです。それで、むせったり、せき込んだりして危険なんですね。

「柔らかく炊いたご飯」でしたらご飯粒が見て取れますから「噛まなくちゃ」と認識するそうです。見た目って大事なのです。

そうなる前に、日ごろの何気ないお口まわりの体操が必要です。よく聞く「ぱ・た・か・ら体操」はまた別にご紹介しますので、先ずは大きくお口を開けて、「あ」を10秒続けていてください。声を出しても無音でもいいですよ。結構きついです。(無理なさない範囲で)

人のいない場所でお願いしますね(笑)すごい顔になりますから。
「あ」を10秒です。

目も自然と開きますから、瞼が下がりがちの予防にもいいかもです。

そうそうコロナ禍で、うがいも大切ですが、うがいには二種類あります。「ゴロゴロうがい」と「クチュクチュうがい」です。喉と口の周りの筋肉使うので、日ごろのストレッチと思ってなさってみて下さい。うがいでむせるようでしたら、くれぐれもお気をつけて。

変革期のリーダー

新聞に時折特集される、著明な会社の社長さんの座右の銘と、愛読書のページ。結構注目して読みます。なぜって、思いがけず、この方がこの本を!みたいな意外性にビックリしたり、でもやはりそうなんだ!と納得したりで面白いのです。

先日ある社長さんのページでは、こんな言葉が目を引きました。いかにも今のこのコロナ禍だと納得です。

☆彡変革期のリーダーに問われるのは、社会の変化を洞察しながらビジョンを発信する責任ですとあります。
その方は、かつて、ゼネラル・エレクトリック社の関連会社に在籍してらしたそうで、当時の最高経営責任者 ジャック・ウェルチ氏がリーダに必要な資質として、次の4Eを挙げたそうです。。

   Energy (情熱)

   Energize (人をモチベートする力)

   Edge (厳しい判断を下す力)

   Execute (執行能力)

この社長さんはこれらを実践しながら、企業理念であり未来へ向けた人類共通のテーマでもある「よく生きる」を社会全体へと広げていきたいと考えています。  とありました。

どの業界でも感染予防に腐心しながら、大変な状況にある中、この4Eって、会社の方だけでなく私達、一般人にも必要ではなかろうか?と思ったりしました。世の中が刻一刻変わる中にあって、とても良い記事に出会えたと思います。

アルフォンス・デーケン先生のことば

喜び、悲しみ、苦しみを
分かち合う人間関係がないと
イラついたり、むかついたりする

喜びも人に話せば二倍
悲しみも人に話せば二分の一となる
まわりの人は有難い    

           アルフォンス デーケン

コロナ禍でリモートの仕事となり、新入社員でありながらたった一回しか出社せずとも仕事はできているが、精神的にいっぱいいっぱいになっている女子社員のドキュメンタリーを見ました。いいタイミングで、だいぶ年の離れた先輩が気遣って下さり、「一度山形の実家に帰って、そこからリモートで仕事したら?」と言われ、帰省し実家で母の手作り料理を食べ、姉の子供と遊び、生まれた土地の自然に触れ、そうこうしてるうちに生気を取り戻して仕事にもどれた・・と。

そのテレビを見て、このデーケン先生の言葉を思い出しました。生身のコミュニケーションなくとも仕事は出来るようですが、一人暮らしの方・新卒社員などに、言葉かけはぜひ必要です。仕事をこなしているから大丈夫ではないのですね。

どこかのタイミングで、誰かが声がけして、一人でないことを実感いただいたらよろしいですね。

まだまだ続くコロナ対応の毎日。
その黄色信号に気づいて、手を差し伸べ声かけして「みんながいますよ、一人じゃないよ」と伝えましょう。

先ずは、挨拶からですね。
道で会っても、「こんにちは」「いいお天気ですね」
変な人!?と思われてもいいじゃないですか?

お子さんなど、マンションのエレベーターで元気に挨拶してくれますよ。この間は聞くともなく「このバッグね、誕生日にもらったの!」と嬉しそうに自慢してくれました。「アラッそう!ステキね」と言ったらとっても嬉しそうでした・・。

「気をつけて行ってらっしゃい!」こんな感じかな?

このコロナ禍、しんどいのは皆さん一緒ですから。

洗面所 感染のリスク?

コロナ自粛解除を前に、「洗面所は感染リスク!?」といきなり夜テレビ見ていたら出たので「エッ!?」と見入ったら、家庭の洗面所で普通に歯磨きしてる場合の、飛沫と所謂エアロゾルがどう飛ぶか!を、赤外線画像で示していました。口の下を中心に大きく下方を中心に広がっていました。

呆気に取られていると、「ですので、歯ブラシは口を閉じてやってください!」と言ってアッと言う間一瞬で終わりました。ビックりして何チャンネルかも?覚えていません。お口を閉じて歯ブラシなど、全部の歯をきれいにすることは不可能です・・。

外出から帰ったら、コートや上着は玄関の外で脱いで払い、靴の裏にもアルコールをし、スーパーに寄ったMy袋は、必ず洗って干して寝ます。いろいろできることはやってるのに、そうか歯ブラシする時も・・と、まぁ家庭では並んですることもないけれど、傍に小さい子がいる場合もあるし・・と、看過できない情報だと気になりました。

外出先でちょっと歯ブラシしたいなぁという時も、殆んどのトイレにはそのような場所はないので、すいてるトイレを見つけてほかの方に迷惑ならないタイミングで、歯ブラシするようにしています。歯ブラシ後は持参のアルコール綿で洗面を拭きとったりして終えます。

このテレビを見る限り、シチュエーション・他人が居ないかどうかを考えないとダメですね。ということは、めったに外で歯ブラシ(出先のトイレなどで)は出来ないということになります・・。

う~んと考えてしまいました。

コロナ感染拡大していた時、ある会社でのクラスターが、会社の洗面所?トイレ? ともかく並んで社員がは歯ブラシしていた・・と報道された時があり当時スタッフルームでも、昼食後の歯ブラシは、一人一人別の場所でしようと!と早速に取り決めたことがありました。

自粛解除されても、今後コロナとうまく付き合っていかなくてはならない時代。いつまたほかの感染症が?とも限りません。新しい生活様式考える前に、確かな感染リスクをきちんと知りたいと思いました。怖がっているより、リスクを知ってできる最大限の対応する!
これしかありません。わかればどなたもなさるでしょう・・。

みんな大切な人がいるでしょうし、どなたもかかりたくはありませんから・・。

鯵フライ

3月14日のブログに「何パンでしょう?」とブログに載せさせて頂いたら、ビックリ19日のカンブリア宮殿に出てしまいました!逗子のスーパースズキやさん特集で!

鯵フライ単品が大きくクローズアップされ、スタジオで小池さんが「わ~肉厚、カリカリ!」と。
それがパンにはさんであるのですから!ゴックン!画面を食い入るように見てしまいました。

それより、女性の社長さんが、私達客が何を欲しがってるか鋭い感でお分かりなんだな~と心強く思いました。コストと見合った内容、安ければいいというものでないとわかっていらして・・。

どちらもそうだと思いますが、あの辺は特に急激に高齢化が進んでいるので、又低いようでも山があるので坂も多く、買い物がご不自由じゃないかと、宅配便はじめ、それがただ商品届けるだけでなく、「安否確認」にも貢献してるというから驚きです。コールセンターの方の「最近体の調子は如何ですか?」のあたたかい言葉かけに、引っ越したくなった方も多いでしょう。

スーパーという物販だけでなく、「お客様の喜ぶ顔がみたい」というご商売の基本を垣間見た想いでした。ショートカットの白髪に、きちんとジャケット召され、仕事にふさわしいアクセサリーもきちんとおつけになって、満面の笑顔ステキな女性社長さんの姿に、ご商売の真髄を見た気がしました。シャキッとしてとってもステキで、鰺フライパンを又買いに行きたくなりました。

ロイテリ菌

1998年歯科予防の会が発足してから、当時国立予防研にいらした花田信弘先生には、様々な情報を頂き勉強させていただきました。「むし歯も歯周病も細菌の感染症である」と熊谷崇先生が会発足当時発表し、集まった我々は驚愕したものです。基調講演が、免疫の富田先生でしたから尚びっくりもし「サイトカインストーム」等など、知らない言葉に面食らって、必死に勉強したのもつい先日のことのようです。

花田先生はその後も研究を進められ、お口の中のオーラルフローラ(花畑)という概念も発表され、その後大学に籍を移され研究を続けておられます。

三月のはじめ、テレビの健康番組に懐かしい花田先生を発見!以前よりふっくらされていましたが、この日のテーマは「ロイテリ菌」でした。

数年前から、ロイテリヨーグルトというのが売り出され、「歯周病菌に有効」とのキャッチコピーに飛びついた私ですが、なかなか売ってなくて、近所で買えなくなり途絶えていました。確かメーカーは「オハヨー」です。

今回の番組では、乳酸菌の中でも「ロイテリ菌」が口の中の菌に効果を発揮するとのこと。歯周病菌だけでなく、虫歯菌まで抑制し☆彡、口腔内を正常に保つというのが、今回のトピックのようでした。普通の乳酸菌では歯周病菌は抑えられないんだそうです。

ロイテリ菌は既に2006年スウェーデンでペリオ(歯周病)患者さんに有効との研究があったそうです。

ロイテリ菌が赤ちゃんの口に定着すれば、虫歯は予防できるわけで、赤ちゃんの免疫が未だない頃、お母さんの母乳が有益だそうです。母乳から発見されたんですね。

ロイテリヨーグルトは、噛みながら食べると尚いいそうです(約20秒)。そういえば昔小さい頃牛乳も噛んで飲みなさい!と言われたような・・?やりませんでしたが(笑)

ロイテリヨーグルト、皆様も見つけたらお試しください。なかなかいいお味でした。

心に触れる言葉

コロナが終息どころか、変異株にとって代わりつつあるとの報道に、ため息つきながらも、やれる事は引き続きやらねば・・と思う今日この頃です。

それにしても、政府のトップにしても、担当者にしてもこの国はなんて言葉遣いが下手なんだろうと思う日々です。

いつか、メルケル首相が心の底から「お願い!」と言う思いで発した言葉は、素直に人としての言葉と感動もし合点しました。

やはり、心に触れる言葉と言うものは、教養が出るんだなぁ~と自戒を込めて思います。

曖昧模糊とした日本語にしても、「心に触れる言葉」はあるはずですから。リーダーに求められるのは、その人のこ・と・ば
に他なりません。

正確に、誠実に伝えて欲しいと思う今日この頃です。

視点論点から

めったに見ない番組ですが、京都大学の明和政子先生と言う方のご意見に、ビックリして思わず拝聴しました。

というのもこのコロナ禍だからこそ、幼児の発達に注意が必要・・と。

① マスクが欠かせないので、子供たちの脳の感受性期にとても影響あると
  フランスでは、こうした心配から子供前では透明なフェイスガードで、大人の表情
  見える工夫をし始めていると。

  なので、早期の脳の感受性にはこのコロナ禍は大きなリスクである

②人は「共同養育」で育つ
  一昔前まで、祖父や祖母や様々な人の共同養育で子供は育った。人の脳は完成するま
  でに25年かかる、このコロナ禍で会う人に会えず、限られた中での日常、又省力化・                利便化が果たしていいのかどうか。

  チンパンジーは、一人目がある程度育ってから(6~7年)次の子を産む、短い間隔
  で次を授かることが果たしてどうなのか?という議論がある・・そうです。
   
  人の生存や育ちには、本性を踏まえた脳と心をゆっくり育てる仕組みが必要なのだと
  明和先生のご意見でした。それにしてもマスクが必須の日常で、確かに顔の表情を読
  見取るのは困難だし、それは子供や幼児だけでなく、聴覚障害者の方々も口話が読み  
  取れずご苦労と聞いてますし、我々も目だけしか見えない日常になれると「気配」
  さえも読みとれず不十分と感じる今日この頃です。
  子供の成育にも大きく響くと知って、どうしたものかと・・番組見て危惧しました。

  生身のコミュニケーションとれない今日この頃、さて・・。
  通り過ぎることのできない大きな問題ですね。

 

 

「おしあわせに」の力

随分前の新聞にとてもほっこりする投書が載っていました。見れば朝霞市の73歳のご婦人から。

この方は毎月、巣鴨のお地蔵様にお参りに行かれるそうです、何をお願いするわけでなく、又お参りに来ることができました、ありがとうございますと100円のお賽銭をあげて商店街を見ながら帰られるそうです。

とある日の行く途中巣鴨駅で降りようと電車のドア近くにいると、手押し車を引いたお年寄りが降りようとしていたので、ご自分もお年寄りだけど「お手伝いしましょうか」と言って手を支えご一緒に降りたそうです。

別れるとき、その方は「どうもありがとう。おしあわせに」と言って去っていかれたとか・・。なんて素晴らしいお礼の言い方だろうと感激なさったと言う投書でした。

ご自分はとっさにそのような言葉は出ない。自分のことしか考えていなかったと反省しながら、そのおばさまのように美しい言葉を使おうと思いました。生きてる間に、出会う方に少しでも心温まる言葉を贈れたらいいと思いました・・・と言うものでした。

この投書を読んで、この方の美しい言葉がたまたまお会いになった手押し車の方とこだまして、このような美しい会話が交わされたのだと、改めて思った私です。

38年の仕事の間に、スタッフ教育に携わったこともありましたが、ドッジボールより「キャッチボール」と言いながら果たして私はこの方のような美しい心に届く言葉で話していたでしょうか?

そういえば以前アメリカ人の患者さんが、メンテナンス終えて帰られる時、夏休みは帰国されると聞いて「どうぞ皆様でよいバカンスを!」と申し上げたら、「same  to you」と仰って頂きステキな言葉だなぁ~と「まぁありがとうございます」と感激したことがありました。

「どうもありがとう。おしあわせに」
スムースに言えるようになろうと思います。

共生社会

河津桜が咲き始めました。

菩提寺から届いた、アーユス仏教国際協力ネットワークの冊子に、よい文がありましたので紹介させていただきます。

桜の花の季節に思い出す映画があります。河瀬直美監督作品「あん」です。
中年の千太郎(永瀬正敏)が勤める町中の小さなどら焼き屋に一人の老女・徳江(樹木希林)が現れます。徳江が作る餡の美味しさに驚いた千太郎は徳江を雇い入れます。
店はたちまち繁盛しますが、徳江が実は元ハンセン病患者だったことが知れると客足は遠のき、徳江は退職を余儀なくされます。その後、千太郎は徳江の住む全生園に足を運び、その人生に触れることにより、暗い過去を持つ千太郎自身が生き直しを促されるのでした。

映画の終盤、満開の桜に重なって、徳江のことばが流れます。
「私はたしかに聞いたような気がしたのです。月が私に向かってそっとささやいてくれたように思えたのです。お前に、見てほしかったんだよ。だから光っていたんだよ、って」
「この世にあるものはすべて、言葉を持っていると私は信じています。陽射しや風に対してでさえ、耳を澄ますことができるのではないかと思うのです」

徳江は病気への差別により奪われた尊厳を、他からの言葉を聞く中で回復していきました。それは千太郎の人生にも影響を与えたのです。

ハンセン病への差別をテーマとしたこの作品は、ウクライナ・カタール・スペイン・フランス・イタリア・台湾・韓国・・。世界45か国以上で上演され、どの国でも観客の涙を誘いました。

感染症は菌やウイルスが原因なのにもかかわらず、感染した「人」を忌避し遠ざけたい思いが生まれがちなのは、昨今も繰り返されたことでした。差別や世の理不尽により生きる場所を奪われた多くの人々がいます。しかし一方で、その痛みから広がる同感もあります。やるせないことが多い毎日の中で、生きているこの私に向けられている他からの眼差しと心があるのです。

自分だけでなく必ず誰かの力になります。民族や社会のあり方も超え、世間の評価や意味も問う必要のない共生社会は、いのちへの共感から拓かれます。(松本智量)

このコロナ禍、もう一度映画「あん」見たくなりました・・。

☆彡
本日で朝霞中央歯科クリニックHPをひとまず閉店です。
長い間、折に触れ当HPをご覧いただき、食レポ?つまらない日々の呟きにお付き合いくださいまして、本当に有難うございました。思いがけずたくさんの方が覗いて下さっていることを知り、感謝以外にありません。

歯科は生活者医療だと思って38年参りました。
十分お役に立てたかどうか?わかりませんが、ある一つの「おもい」で皆様と繋がれたことは望外の喜びです。このすさまじいスピードで動く毎日にあって、医療は常に人それぞれに即してあるもので、科学的にどうとか、データー上はどうだけでなく、その人そのものに起こっている事にて、人を知ることが大切です。それには知り合わなくてはなりません。

その意味で、長い間拙い駄文ばかりでしたが、当院の思いをちょっとでもお伝えできていましたら嬉しいことです。

皆さまどうぞ、お元気に、いやな事あっても「にもかかわらず笑って」お過ごしください。そしてご自分のおからだ、お口の中を!面倒見てあげて下さい。

今後は他のページで日々を綴らせてただきます。

お元気で!

 

国立6施設 健康長寿への提言

健康で長生きするための提言を、国立がん研究センターや国立循環器病研究センターなど六つの施設がまとめ、19日公表した。様々な病気にまたがっての予防への提言は国内で初という。

「禁煙」「節酒」「活動」やっぱり大切

☆健康長寿延伸のための提言

・タバコ  吸わない、他人の煙を避ける
・飲酒   節酒する。飲めない人に強要しない
・食事   食塩は最小限に。一日に男性7・5g未満、女性6・5g未満。食物繊維や魚を
      多くとる
・体格   やせすぎない、太り過ぎない。適正体重を維持する
・身体活動 活発な身体活動を心がける
・心理社会的要因  ストレスを避ける、社会関係を保つ、睡眠をしっかりとる
・感染症  肝炎やウイルスやピロリ菌の検査を受ける。インフルエンザや肺炎球菌を
      予防、
・検診と口腔(こうくう)ケア 適切に検診を受診、口腔内を清潔に保つ
・成育歴、育児歴 出産後初期はなるべく母乳を与える
・健康の社会的決定要因 経済状況や環境に眼を向ける

               (国立がん研究センターなど6施設による提言から)

過去ずっと朝霞中央歯科クリニックとして、「禁煙・受動喫煙防止」に関わって、日々の診療の中でもケアの中でも「たばこの害(電子タバコも含め)」をお話しし、多くの禁煙成功者を送り出し、その口腔内の変化に立ち会ってきました。
又食事の大切さも、唾液検査の際、ダイエットクロック三日分を亭主頂くことにより、年代による食事の偏り、お口の中の食べにくさによる偏り、様々多くの疾病の要因にもつながるものとして、お話をして参りました。

今回の提言を見て、生活習慣がやはり大切。それと社会との接点ですね。

2009年聖路加国際病院理事長。日野原重明先生99歳にお目にかかった折頂いた言葉

「習慣がつくる 心もからだも」

今も心に留めています。
そして何度もここに書いている

「にもかかわらず笑う」(アルフォンス・デーケン)

そうそう、先日NHKチャンス!で 「10秒大きくお口を開けてみましょう!」と
やっていました。これがなんとも大変、すごい顔になりますよ!!

全部やろうとすると忙しいですね、
忘れない程度に続けたいものです。

そして、私の信条、
ケセラセラ・なるようになる~♪♪

 

美しい死

大事に大事に机にしまってある記事です。(平成9年11月7日付)
随分前にもご紹介しましたが、今一度ご紹介させてください。

「美しい死であったと感じました」がんで亡くなった先輩学者の病理解剖に立ちあった時の感想を求められ、思わず口をついて出た言葉だったという。
「なぜ美しいと表現したのか。自問自答しました」

こんな切りだしで始まった森亘日本医学会長(元東大学長)の話は味わいがあった。
先日東京で催された日本医師会創立五十周年記念大会での「美しい死。品位ある医療の、一つの結果」と題する特別講演である。

森さんは病理学が専門。「優に千を数える」解剖の体験をもとに「必要にして十分な医療を施された遺体には、それらが見事に反映し、それなりの美しさが感じられる」という。
なぜか。

「その疾患の結末として起こるべくして起こった変化の集まりであり、大きな修飾は感じられない」からで、「節度ある医療であり、品位ある医療である」。

逆に「脳死状態に陥った後も長く心拍動、呼吸を保ち、脳やせき髄が融解しつくすまでに至った患者の病理解剖所見は、美しいとは映らない」とも。

「節度ある医療は、知識、教養、品位を併せ持った医師によって初めて下しうる。今日の医師にはこうした高度の素質が求められている」と訴えた。

さらに、言外に一部医師の過剰診療を批判して、「医師に与えられている大きな裁量権は、良識を欠く行使の下に置かれるならば、やがて取り上げられてしまう」と警告した。

講演は、制度改革や不正請求問題に揺れる医療界を心配する心情にあふれ、「医師には医学的力量とともに人間的教養と品位が求められている。このことを、ぜひ後輩たちに教えて欲しい」と結ばれた、

演壇を下りた森さんに、「感銘を受けました」という声が寄せられていた。

 

と言う記事でした。
読み終えて、スーッと頭の中を森の風が吹き抜けたような感動を覚えました。大事に大事に引き出しにしまってあった新聞記事ですが、当時歯科界では「MI」と言って出来るだけ小さく処置をしようと言う動きが出て、この記事直後の熊谷先生のご講演に行きましたら、この記事が最初の画面に大きく出て、「アッ」と驚きながらもこの森先生の文に感じ入り何度も何度も読み返した事を、今さらですが思い出します。
月日はながれても、大事な、心に止めおきたい、大切な記事となりました。

医療提供側にとっても、患者さん側にもお知らせいたしたく、再びご案内しました。

加藤登紀子の ひらり一言より

  「忙しい」は「心を亡くす」と書く。

  それに引き換え、「暇」という字はなぜ

  こんなに込み入ってるんだろう。

登紀子さんは「暇」な時こそ丁寧生きて、「亡くした心」を取り戻せ、ということかな。「丁寧」の「寧」も込み入ってるね(笑い)と。

喫煙者など注意 加齢も要因

先日「持病の重症化リスクどれぐらい?」と言う記事に、看過できない説明がありました。

よく基礎疾患基礎疾患と言われますが、何のことでしょう?
厚労省の「診療の手引き」は今回のコロナの重症化しやすい基礎疾患として次をあげています。 
  ・がん
  ・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  ・慢性腎臓病放つ
  ・2型糖尿病
  ・高血圧
  ・肥満(BMIが30以上)
  ・喫煙         これらをあげています。加えて米疾病対策センタ-(CDC)
              は昨年12月、リストにダウン症を加えました。

例えばこのCOPDは、重症化リスクが何と!5・7倍になるという報告があるようです。COPDの原因の90%はタバコ・喫煙です。国立国際医療研究センターの呼吸器内科の放生雅章診療科長は、「当院で亡くなった人は喫煙者が多い。悪い生活習慣で重症化する病気と言える」と述べています。

このCOPDは以前より、このコラムなどで取り上げていますが、喫煙者のほとんどが罹っていると言われる、COPDの人数=喫煙者の人数の怖い病態です。

コロナに限らず、喫煙していて影響のない疾患(病気)はないので、周りの方もやさしく声をかけて、禁煙に向かえるよう力を貸してあげましょう。

禁煙出来ないのは、意志が弱いのでなく生活習慣になっちゃってるだけの話です。吸ってる方も、「やめたい」「やめよう、お金かかるし、体に良くないし」ときっとわかってるはずです。禁煙を応援しましょう!

 

日本語は難しい・・

一月三十日付の新聞に、日本語学者・金田一秀穂先生のご意見が載っていました。
緊急事態とは?「宣言」でうやむやに・・と。

緊急事態宣言を発出するー。なんとも物々しい言い方が、政府やメディアで頻繁に使われる。非常時のこうした言葉遣いの背後に何があるのかという考察です。

本来「緊急事態だ」と言えばいいのに、「緊急事態宣言を~する」とワンクッションあるいい方に気をつけてと金田一さんは言う。

「緊急事態になった」と言うと、その真偽を議論する余地が生まれる。なぜ緊急事態になったのか?どう緊急事態なのか?だが、「宣言を出した」と言われると、宣言したこと自体がひとつの行為になり、その宣言の内容も真偽は問題でなくなると。

日本人は世間を重んじ、「きちんとする」「しっかりやる」という言葉をを多用するという。特に安倍前首相は「しっかりやる」という言葉が好きだったと。「周りから見て文句を言われないように」ということであって、「褒めてもらえるように」ではない。日本人がとても大切にしている道徳律だ。

こうした性格を持っている日本語は、緊急事態とは相性が良くないと見る。「日本語は融通無碍。それはよさでもあり、だらしないと言えばだらしない。結局、場当たり的にならざるを得ない、決断できない政府の言うことがあてに出来なくなり、自分で考えるしかなくなった、というのが現在の状況ではないか・・と結んでいる。

そうかぁ~と思いながら、ため息の私・・です。

ナッジ理論

一定の距離を保つ立ち位置を示した床のテープ、消毒液の設置場所を強調する矢印。

昨今、街中で見かけることの多いこれらの仕掛けは、望ましい選択を自発的に促す行動経済学の「ナッジ」理論と言うものを、COVIDー19対策に活用したものだそうです。

慶応大学看護医療学部の看護医療政策学生会の学生達は、特に若者に響くナッジの研究に取り組んでおり、意識調査を実施し、何が・なぜできないかを分析し、消毒液を適性料使う工夫したノズルや、スマホケースと組み合わせた除菌シート等考えてるそうです。

こんな記事読み、そうなんだぁ~と元気づけられましたが、いまいち難しくてわからない私です・・。

でも若い方の発想が、現実にお役に立つのは、すばらしい!です。
みんなの力で、コロナ終息に向かうといいですね。
出来る事手を抜かずに頑張りましょう!

ある年のアマリリス

もう一度お見せしたくなりました。元気一杯のアマリリス!
ある年の1月中旬頃の待合室のお花です。

丁度いつもの馴染みのお花やさんに、こんな素晴らしい八重のアマリリスがあり、是非に皆様にご覧頂きたく飾りました。ガラスの鉢も豪華に新年を寿ぐのにこんなに相応しいお花もなかったと記憶しています。

コロナで鬱ぎがちなこの頃、このアマリリスご覧になって、ハァ~ッと息はいてみて下さい。フゥ~ッでもいいかな?両肩ゆっくり上げ下げしながら・・。

お花はいいですねぇ。なんだかこのアマリリス笑ってるように見えませんか?
「にもかかわらず笑う」(アルフォンス・デーケン先生)です。

春が待ち遠しいですね。

昨年春の危機感の中、皆で我慢したこと思い出して、もうひと頑張り!
コロナで悲しいご帰宅になった方々のこと、今一度思い出して、気を緩めることなく
出来る感染予防は致しましょう。

ちょっとの我慢と努力が、きっと大きな解決に繋がるはずです。

早く大声で笑って、握手もしたいですね。

 

唐突な話ではなかったようです・・

先日、東京歯科大学の歯学部の慶應義塾大学への統合!と言うニュースにはビックリいたしました。

東京歯科大学は、創立130年にわたり、歯科医師としての知識・技術だけでなく、幅広い教養を身につけた良識ある歯科医師養成を目標に、リベラルアーツを学ぶことを重視してきた中で、人材育成のさらなる高みを目指し、10学部を有する総合大学であり、歴史的関係深い慶應義塾大学との合併に踏み出したようです。

この歴史的関係を紐解くと、東京歯科大学創設者・紀齋は、1870年慶應義塾に入塾し、1890年に三田キャンパスに近い芝区伊皿子坂上(現三田4丁目)に、高山歯科医学院(現在の東京歯科大学)を開校。

同大学の建学者・血脇守之助は、1889年慶應義塾卒業後、1893年に高山歯科医学院に入学、歯科医師資格を取得。1990年に高山歯科医学院を引き継ぎ、東京歯科医学院を設立したと言う歴史的な関係があったのです。血脇ホールにはこのような歴史があったのですね。

この統合!により、慶應義塾は日本の総合大学として初めて、医学部・看護医療学部・薬学部・歯学部の医療系4学部を擁することになります。知らない歴史的な繋がりがあったのですね。

歯科医療も重要性を増し、又全身との関係性が重要視され、全身の一部分として診て診療内容を吟味する時代ですから、意味ある統合と思います。

もとを辿れば「害のない医療」(ヒポクラテスの言葉)

人間の体をパーツパーツで見るのでなく、患者さんのヒストリーを加味して、複合的に診る時代に、ますますなるんでしょう・・。
医療側の人間力が必要となっていきます。

感染予防・基本の基!

貴重なハンドブックを見つけました。

マスクも、”鼻まで被らないとダメ”ですね。

手洗いはちゃかちゃかっと簡単でなく、指先!爪までやっていただくのは、当院が患者さんにお願いしてたのと一緒で安心しました。

アルコールも然り、当院では先ず爪先に刷り込み指一本一本なすりつける様にして乾くまでぬりこめます。約15秒!

書くとめんどくさそうですが、覚えてしまえばたったの15秒。

手洗い&アルコールで1分かからないのですから、丁寧に致しましょう。自分を大切にすることは、大事な人も大切にすることにつながります。支え合いです。

佐野成弘さん「らららクラシック」

私達が応援している、素晴らしいテノールの佐野成弘さんが、2月5日金曜21時、Eテレの「らららクラシック」に出演されるそうです。ご覧下さい。
再放映は2月11日木曜10時25分からだそうです。

一番目のCDは、佐野さんの珠玉の名曲集!

二番目は2000年、グスタフ・クーン指揮のヴェルディ レクイエムでイタリアデビューしたときのCDの表紙です。

三番目画像は、2009年当院で和光市のサンアゼリアホールに佐野さんに来て頂き、コンサートしたときのご案内です。光り輝く艶のあるテノールが、皆様に至福の時間を下さいました。

コロナで思うようにコンサートに行けず鬱々したとき、お紅茶でも入れて、コーヒー淹れて聞く佐野さんの声に、ホッとさせられます・・。

オシャレして、コンサート会場に行く日が来ることを願って!
それまで、辛抱辛抱・・。

感染予防の為、出来ることは出来るだけ、致しましょう!

 

HUG ME

片付けをしていて出てきたカード!
ドクター パッチ・アダムスです。

昔、癒しの環境研究会に属していた時、会主催で昭和大学講堂で講演会がありました。来日のお礼にお迎えしたのは、当時珍しかった、日本の60歳以上のチアガール達によるダンス!これにはパッチも大喜びで、客席にいたのに大きな体で立ち上がって拍手くれたほどでした。

パッチは、ご存じのように道化(ピエロ)の格好して病室を廻ります。来日当時、ある大学病院の小児病棟を訪ねると、それはそれは子供たちが喜んで大騒ぎでした。当時日本の病院では考えられない事でしたから・・。

ですので、昭和大学での講演は大きな意味を持ちましたが、これに当たり当時はまだまだ協賛を呼びかけても思うようにはいかず、ジョンソン&ジョンソンが真っ先に賛同くれました。私も歯科業界で知ってる方にお声がけしても、かなり反応鈍く、唯一オーラルケアの大竹社長さんが、快く協賛下さって感謝致しました。有難うございました。

このパッチの来日もあって、その後研究会では「笑いの重要性」が話され発信していったところ「笑い療法士」の認定につながり、今ではあちこちで「笑い」の重要性が問われています。

このカードを引き出しから見つけ、コロナの今こそ「そうよね!」とつくづく思いました。特に医療の最先端の方々には、日々制約ある中、このようなイラスト見たら、お子さんのこととか思いが募ることでしょう・・。大変ですよね。それは、罹患なさった患者さんのご家族とて同じ思いでしょう。

くったくなく「HUG   ME」と言える日が来ることを願いつつ、しばしパッチのカードを眺めていました・・。

コロナの終息を願い祈って、自分たちが出来ることは致しましょう。

 

あけび

見事なあけび(季節外れで失礼します・・)

この季節になると、ある患者さんから決まって届き、待合室に飾ると皆さん興味津々。

「どうするの?何これ?」

「えッ食べるの?どうやって?どんな味?」

「このきれいな色は、何で~!」と大騒ぎでした。こんな会話から診療が始まることをとても嬉しく思っていました。素で会話できますからね・・。

こんな変な歯科医院でした・・。

ですから、このあけびを頂くのは本当に楽しみでした。

無駄に見えたことが重要だった

俳優の片桐 はいりさん。すばらしい俳優さんです。その片桐さんのコメントが目を引きました・・。

5~6月、リモートで演劇を作りました。稽古が終わると同時に自分の生活にもどれて無駄がない。現場にいて、ああだこうだ言いながら作っていくもの。私は稽古場ではすごく笑っているんですけど、笑い声って、「賛成!」「私これ好き!」という意見の表明だと思うんです。でも、リモートでは出番でない時は音声も映像もオフ。無駄に見えるコミュニケーションがいかに重要か気づかされました。

以前、一人芝居で全国を回りました。「よく一人でやるね」よ言われましたが、一人で芝居なんかできませんよ。お客さんがいるからできるんです。お客さんの波動が芝居をつくる。だから一人芝居を経験した後あと、客として観劇する時には緊張するようになりました。

2000年代はインターネットと共にありました。
2020年、人は人と会えなくなった。もちろんウイルスのせいですが、助走はずっと前から始まっていたんだなと思うんです。

先日仕事した人は、一緒にいる時間の三分の二くらいスマホに目を落としていました。また、いつからか演劇の稽古場ではリンゴのマーク(アップル社のノートパソコン)に向かって芝居してるような感じになりました。スタッフみんなが広げているから。

今からネットなくして生活は出来ません。でも、映画館で映画を浴びること、ライブでももみくちゃになって騒ぐ喜びを、簡単に手放せないと思うんです。オンラインが便利にしたことと奪ったものを知ったうえで、どう生きていくか。後戻りは出来ない、この状況を生きていくしかないわけですから。

引き合いに出すのも畏れ多いお話しですが、昭和天皇が「雑草と言う草はないのよ」と仰ったということを思い出しました。

はいりさんの記事、何度も読み直しました。

 

ある光景・・・

コロナで空いてるスーパー。
メモを片手に速やかに買い物しようと急ぐ私。

パン売り場に寄ったら、私とそうは歳も違わないご婦人が、見つけたパンを何気にポン!と、スーパーの買い物かごに放り投げた!!
「アッ」とびっくりした私。

小さい時から食べ物は粗末に扱っちゃダメよと、夏休みに世話になったりした祖母やもちろん母にも言われて育った・・。今じゃ古い躾けかもしれないけれど・・。

帰宅すると、テレビでは暮れから仕事を失ったり、いろんな事情で困窮した人々が、食事や、食べ物を提供する列に並んでいる画像が流れ、所持金がわずかの方も大勢いらした。さっきのパンを放り入れたご婦人を見た後だけに、複雑な思いになりました。感傷的になりすぎかもしれないけれど、いびつな国・日本の現状です。

何がどうしてこうなったのでしょう・・。
2021年が始まりました。

歯科の予防、ある思い出・・

暮れに長年お通いのご夫妻がわざわざご挨拶に見えました。お忙しい中を・・。

思い出せば、20年も前でしょうか?
当院に通われ始めてすぐの頃、ドイツに駐在が決まり赴任されました。

程なくしてお子さんの話題も出来、途中で一時帰国の際にはメンテナンスに寄られ、ドイツの暮らしぶりを伺って楽しみでもありました。

小さいお子さんを連れてレストランに食事に行った時、はしゃぐお子さん見た隣のテーブルのドイツ人が、静かに「お行儀良くしないといけない事を子供に話しかけて下さった」と。「いやーっ、有難いと思いましたよ」と。この尾藩士を聞いて、日本も昔はそうだったなぁ~と感じ入ったものでした。

また暫くして、国際電話が受付に入りました!
ドイツから! 赴任中の患者さんから・・。

「もうすぐ帰国しますが、子供がこちらの歯医者さんにかかったら、カリエスリスクが高いからとのご指摘で、帰国したらリスク検査をするようにと言われました」。奥富先生のところで出来ますか?とのことでした。

1998年から山形県酒田市の熊谷崇先生の研究会に入れて頂き、「虫歯も歯周病も感染症である」との勉強続け、診療室も治療優先から「予防」へとシフトし始めたところで、カリエスリスクを調べる「唾液検査」をしていたので、ドイツからのお電話にも「帰国したら唾液検査をしてカリエスリスク調べられますよ!」と申し上げましたら、後日ドイツで診て頂いた先生が「どれはよかった、日本でもやってくれるようになったんだね」と言われた由。

逆に、当院としては、既にドイツでは一般的にカリエスリスクを調べ、むやみやたらに削らないのだなぁ~と感じ入り、当時未だ少なかった予防への取り組みが「やるべきこと」として確信を持った覚えがあります。

はたしてこお子さん方は帰国後すぐに来院され、サリバテスト(唾液によるカリエスリスク検査)をし、当時はフィルムでしたが、重いニコンのカメラで口腔内写真を撮って患者さん・親御さんにお見せし、当院と患者さん側と一緒になって、お口のケアが始まりました。朝霞にお住まいではなかったですが、熱心に通われ、途中進学などで中断もありましたが、大きな治療もなく口腔内を保っています。
あの時、ドイツの歯科医の先生が予防の観点からご指摘下さったことで、二人のカリエスフリーの成人が誕生です。

予防予防とただ言わず、カリエス・歯周病の検査をし口腔内写真を折にふれ撮って、患者さんも画像や数値などで確認しながら、医療者側と患者さんとで伴走するのが歯科の予防と心得ました。

この意味で、20年も前に、ドイツの先生からのご指摘により、日本以外では歯科のとらえ方が違うことを身をもって知って、医院としての予防の取り組みに一段と拍車がかかり、歯科衛生士だけでなく、歯科助手・受付スタッフみんなで、患者さんと共に学びながらの予防体制に繋がりました。

今では当たり前の歯科の予防も、確かな裏付けと双方の理解があってこそ進むものだと痛感しています。その意味で患者さん方に教えて頂いたことが、宝物のように感じます。

デーツ

新聞で見つけた「デーツ」の記事。
ドバイ支局にお勤めの日本の方が、出かけに「デーツを一粒、二粒食べる新たな習慣がついた」と言うものです。

炎熱の環境下でも実をつけ、栄養価が抜群、砂漠の民はラクダの乳と共に主食として重宝してきたそうです。

ナツメヤシの実を乾燥させたもので、干し柿の様な味がして、私も大好物。いつも持ち歩いています。お菓子つまむより断然お薦め。腹持ちゆく程よい甘さが気慰めにもなります、色々試した結果このメーカーのが私は好み。

皆様も是非バックに5~6粒しのばせてみてはいかがですか。