ちがうことこそ、ええこっちゃ

最近、公共交通機関で車いすの方が、電車にスムーズに乗られる様子を、皆さんご覧になっていませんか?お乗りになると、何やらスマホを操作され、降りる駅に着くと、駅の方がその方の扉にすっと降車板のようなものを差し出し、車いすがスムーズに下りて行かれます。すばらしいサービスだなァと、いつも感心して見ておりました。

半世紀の間、様々な障害者運動に携わってきた、車いすの男性の方の記事を読みました。当初地下鉄側も後ろ向きだったが、署名・募金活動しながら議員やマスコミ等様々な方が加わり、運動が広がっていったそうです。

この方は小中学校で講演活動もし、ある小学校では、体育館で待つ子供の前に松葉づえで登場した途端、「おっちゃん、どないしたん?」「足悪いん?」「トイレどうするん?」と質問の嵐。子供の反応が面白くて必死に受け答えしたそうです。松葉づえは魔法の杖。年齢差の垣根も吹っ飛ばしてくれると。今まで約30万人ほどの子供達に話をしてきたそうで、障害者を理解してもらうというより、子どものうちに「障害者」と言う固定観念をいかに振り払ってくれるかが大きなテーマだと仰っておられます。

又、障害者も「自立」と言うことを考えておられるそうで、日本では、幼い頃から一人で何でも出来るようにと自立を促される、社会の中で「速く」「がんばれ」「信用できるのは自分だけ」と。これでは「孤立」なんですと。この方の様に他者の力を借りながら、自分の生活を創り出すのが本当の自立ではないか。人間関係を増やすほど自立度は高くなると。

障害を持つ子と持たない子がともに学び、共に遊ぶ教育も、活動始められた半世紀前からあまり進んでいません。一緒に遊べば人生は豊かに広がるはずですと仰っています。「違うことこそ。ええこっちゃ」ですと、
今は電動車椅子のNPO代表理事さんでいる方は、バリアフリーは進んだが、社会の障害者観はあまり変わっていないと感じているそうです。

「共に育てば豊かな人生」 進んでいくといいですね。

ケア

先日「問いとは自ら見出すもの・・」と言う話を耳にしたものをここに上げさせて頂きました。偶然とはあるもので、その数日後に「上野千鶴子・最後の講義」と言う番組にも出会いました。

相変わらず歯切れのいい上野さんですが、この日は30代から40代と思われる男女10人くらいの方々との、相互交流ある面白い番組でした。

ここでも、「ケアは双方に良いもの」だと。
アンハッピーな介護のしわ寄せは、弱者(介護される人)に行くのよ!と。

そこで上野さんらしい強烈な例を上げました。
女性がね、同居してる年寄りの世話しても無料、当たり前と言われるけど
隣の他人のおばあちゃんの世話すれば有料なのよ!と。(会場の男女が、ビックリして一斉に顔を上げました!その表情が最高に面白かったです。ほんとだ!と気づいたのですね)
その上、上野さんは、こうもおっしゃったのでした。
  当たり前の嫁の仕事→強制労働 forced  powerなんです・・・と。うわッ!

その場にいた参加者の女性が発言しました。家のこと全部やって、子供世話して、仕事に行って、その仕事も自分が一番上だから模範示さないとならなし・・と言うと、上野さんは「力には限りがあるよ。優先順位をつけなさい。出来ないことは目をつぶって・・。欲張らずに一つずつやっていくのね」と言った瞬間、発言した女性の目に涙があふれていました。さらに優しく、強がらず、弱さを認め合ってね・・と。
  強者はずっと強者ではいられない。強者も弱者になるのよと。

だからね
 ・安心して弱者になれる社会
 ・安心して要介護者になれる社会
 ・安心して認知症になっても殺されない社会
  (好きで認知症になるんじゃないからね・・と)

あの阪神大震災で、自助・公助の他に日本には共助と言うものがちゃんとあった!それを知ったとことは大きかったとも仰いました。

「ケア」と言う非暴力の実践に男を招き入れるのが女の役割ですよと加え最後に

 ”フェミニズム”と言うのはね、弱者が弱者のままで尊重される社会なのよと
締めくくられました。集まった30代40代の男女みんなが、いちいち大きく頷いていたのがとても印象に残りました。その若い方々の真摯な反応・発言が力強く感じられ、さわやかなひと時となりました。希望が見えるようでした。

 

問いとは自ら見出すもの・・

CMと知りつつ、つい読んでしまった対談。受験のSAPIX担当者と上野千鶴子先生でした。

「どうしたら自ら課題を見つけて問いを立てられるようになるでしょうか?」「それはその人の中からしか生まれませんよ・・」と上野さん。ただなるべく異質なものと振れる機会を与えてあげるとよいのでは・・と。例えば外国で異文化に触れる、高齢者や障害者と日常的につきあうなどすると、自然と沸き立つ違和感が、その人の問いに繋がるのでは?それがまさにダイバーシティ。新しい価値は異なるものとの摩擦から生まれるのです・・とも。

情報工学では、情報はノイズが転化したもの。ノイズが発生しない同質的な組織からは、価値ある情報は発生しない。つまり新しいものは生まれない。

多様性とは「ノイズ」=弱者を尊重すること。子供は大人にとって最大のノイズ。その大切な子供を、大人社会が求める均質な人材に育てる為に、管理し競争させているのが現実と。

男社会においては女性もノイズであると。その女性を、男性と同じように扱い働かせようとしている点が大変問題。
「わきまえる女」はノイズを立てないでしょう?とも。

弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想が、フェミニズムです。弱者とはまさにノイズなんです。弱さは一人ひとり違い、その多様性の中にこそ、未来の可能性がある。でも今は自己責任論が強く、弱音を吐きにくい社会。家庭と教育現場で子供が安心して弱音を吐ける場になっているでしょうか?そうであってほしいと願っていますと。

問いは本来与えられたものではなく、自ら見出すもの。正解のない世界の中で、自ら課題を見つけ未来を切り開いていく人間を、私達は育てなければならない。

CMと知りつつも、つい読み入ってしまいました。当ブログにバリバラの番組をよく紹介するようになったのも、まだまだ知らないようで知ってるふりしていることが身近に沢山あって、反省も含めて、知ることによって新たに生まれる理解の意味を痛烈に感じたからです。

先日再放送になり樹木希林さんの映画「あん」を久しぶり見ました。樹木希林さんがあんこを煮る前に、その小豆がここに来るまでの道筋に思いを寄せて煮るのよ・・と丁寧に丁寧に段取りして煮ていくさまに感動し、あらためて何でもそうだなァ。そこにたどり着く迄、出来上がるまでの過程に思いを馳せる事・・と。そして亡くなっても、お墓すら立てられない人がいること。その代りに一本の木が植えられるという現実を知りました。美しい映像と森に溢れる鳥の声に、様々なこと、改めて感じ入ったことでした。

心身ともに健康?

よく見る番組、バリバラ。

この日は障害がある方でも、俳優になりた~い!でした。
ある車いすの女性は、俳優になるべく行った養成所?専門学校の先生に「あなたのような人を使いたいと思う事務所はないよ」とダイレクトに言われたそうです。

いらない!
使えない!と。

そして専門学校の入学要綱に、小さく「心身ともに健康な人」と書いてあると。そんな人いるんかい?と司会者が思わず言ってました・・。ホントホント。

脳性まひ、知覚障害の男性は車いすだけど、どうしても声優になりたいとオーディション受けるとこまで頑張ったが、全敗!だったよと。番組内の寸劇では素晴らしい演技、対応でした・・。

この番組に出演した障害ある方々は、「私達も同じ土俵に立ちたい!俳優の世界から障害者でもアップデートしたい!」とみんなおっしゃるのです。

その場にいた映画監督・三島有紀子さんは「心身ともに健康って、逆にどこにいるの?」と。同じく参加者の女優・常盤貴子さんは「もしその俳優さんに障害があるなら、周りが助ければよくない?重い荷物持ったおばあさんが居たら手を貸すのと同じじゃないの?」とおっしゃたのが印象的でした。

現に「神戸塾」と言う障害者の俳優養成所があるそうで、筋ジスの方などは、肺活量が少なく一気にセリフ言えないけれど、「その役は私しかない」と思ってやってみて!と。この日応援団居る中、筋ジス・視覚障害・四肢機能欠損、脳性マヒなどの方々が、堂々と一生懸命演技なさり、チャレンジされる姿に感動しました。

そこにいた三島有紀子監督が「普通って一つもないよ」「その人なりの表現が普通」と仰って、居合わせた障害お持ちの方々、我が意を得たり!とニコッとされた表情がとても素敵でした。三島監督は、「訓練すれば、光る人がいるよ!」とも仰って出演した障害おありの方々も、大いに勇気を頂いたようでした。

考えてみれば、年取るということはみんな何某かの不自由や障害が出てくること。「普通って何だろう」「心身ともに健康って!?」お正月早々大いに考えさせられたバリバラでした。

それにしても、この番組に出る障害お持ちの方々の明るさに、ぐずぐず言ってる私はとても励まされます。困難おありでしょうに、すごいなぁ~。

カメムシ

昨年は、本当に悩まされました、ベランダのカメムシ。何気に居るんですよね。
姿も言っちゃなんですが、地味な割に大きい。そしてうっかりさわると臭~い!そのカメムシって、なぜか音もなくいます、ベランダに・・。新年早々失礼。

大の虫嫌いの奥様の為を思って、出雲市の木材屋さんの親子が悩める人の為にと8年かけてカメムシ捕獲機を開発した!と新聞に載りました。
すごい!奥様おもい!!

マジックハンド型で、「カメムシさん捕獲機パックリン」→カメムシを「パック」し「クリーン」になるから・・?まっネーミングはいまいちだけど、手で触らなくていいのならOK!

商品化してテレビに出たら注文が殺到、家族では追いつかず、アルバイトも雇った由。首都圏からの注文が相次ぎビックリしたとのことでした。「東京にもカメムシが出るのか!」と。

この記事の翌日には昆虫食の記事があって、コオロギどころか、ショウジョウバエの幼虫も!いずれ・・の記述に、そのうちカメムシもとならないよねェ~とびくびくの私です・・。

脳トレ

先日どうも同じ年齢の?それ以上の?男性・女性が不思議な歩き方をしているのを見ました。テレビの番組です。

解説によると、足踏みしながら、「イチ・ニ・サン・シ・ゴ・・・」と数字を数えながら、5の倍数→手を叩く! 7の倍数→バンザイする・・と言うものでした。結構皆さんお上手で。

な~んだチョロいじゃないか!とやってみると、出来ない、出来ない、ムリ!

でもさっきの方達やれてるし!・・と気を持ち直して、思いついたらやることにしました。まあ騒々しいのなんの・・。

パタカラ体操にしても、あいうべ~体操にしても、続けなきゃ意味ないわけで・・。さんざん患者さんにお勧めしてきたのだから・・と、一念発起してやってみようと思いました。

そう言えば、何十年前、高校の時「リトミック体操」と言うのがあって、狭い体育館をぐるぐる廻りながら、右手は三拍子、左手は四拍子、足踏みしながら・・ねと女の先生に指導されたのを思い出しました。先生の名前思いだせないなぁ~。

リトミックと同じだ!と思いつくも、当時の年齢でも難しかったんだから・・と愚痴も出そうですが、今は超深刻な脳トレ世代です。やらない手はありません。三日坊主にならない様にがんばろうと思います。

「イチ・ニ・サン・シ・ゴ・・・♪」

酒蔵の挑戦!

いきなりですが・・、私共の長年の友人のご本家の酒蔵が、1月8日NHK「おはよう日本」朝7時から7時30分全国放送に登場なさると連絡頂きました。
山梨・井出醸造(甲斐の開運)さんです。新しい試みのウヰスキーつくりが紹介されます。一度放映予定でしたが、番組の都合により8日朝に変更されたそうで、友人は”お蔵入り”にならないといいなぁ~と新年早々の駄洒落です。
チャンスありましたら、ご覧ください。

勿論日本酒も、大変美味しい蔵でらっしゃいます。
「開運」ですから!

2022年が、皆々様に良いお年でありますように。

”声の力”を鍛えましょう

先日、中年女性のイビキの記事を書きました。

そう言えば・・と思い出したのが、山王病院耳鼻科医師のコロナ禍を憂えての提案でした。

コロナでマスク生活な上、人との接触・対面を減らさざるを得ないため、しゃべらなくなってることのリスクです。

お喋りは女性の、特に中年以降の女性の特権!?ですが、この時期さすがの我々女性もしゃべる回数・機会は相当減っています。
喋らなければ、声帯を使いません。筋肉の上に粘膜のってるのが声帯ですから衰えて当たり前です。

そこで提案されたのが、実に簡単なこと、これならできるかも・・!
☆彡大きく息吸ってから、一息で何秒「音」を出せるか?
 「あ~」ッと、男性なら30秒
        女性なら20秒頑張って声出して欲しいそうです。

☆彡もう一つ、ストロー加えて「う~」ッと5秒以上声を出し続ける、この事で
  声帯をしっかり振動させ、喉の圧力高まるそうです。

出来ることからやってみませんか?
なんと、アントニオ・猪木さんの”燃える闘魂”ドキュメンタリーで、猪木さんがこの「あ~」をベット上で実践してました!凄いですね。さすがです。

無理ムリ・・と言う方、ハミングや鼻歌もいいそうですよ。
レッツ・トライ!

見回りの目と見守りの目

農村と都市の違いはなんだろう。農村出身の若者と話をしていたら、彼は「規制の働き方が違う」と言った。
「ヘルメットをかぶらずにバイクに乗って警察とすれ違っても、その場で何も言われない。警察官も顔見知りなので」たぶん、警察官があとで親に「息子さんに気をつけるように言ってください」と言うのだろう。

社会学者の泰斗・鈴木栄太郎は、日本の村には個人を超えたところで個人の行動を規制する「村の精神」があると言った。近代思想の下、それは自由を規制する古い因習と見なされ、克服すべき存在ともされた。

だが村の精神が存在した根拠は、そこで暮らす共同体構成員の全てが永続していくことを目的としたところにあった。続いていくことを目的に人々に向けるまなざしは、無事を願う「見守り」の目である。

今般のコロナ禍都会では(コロナ蔓延時)「見回り隊」が飲食店をまわっている。膨大な数の店舗一件一件を、膨大な時間と労力をかけて訪問したという。新型コロナウイルスの感染対策をしたくとも、お店の大きさ、場所の制限で難しい店舗もあるだろうに、そこに対しては見守りではなく「監視」の眼差しを向けざるを得ない。

都市は冷たく、農村は温かいと言いたいわけではない、だが、少なくとも農村には、そしてかつて多くの地域には、その人の立場に立って、その人が続いていくこと、無事であることを願う「祈り」を伴って向けられた見守りのまなざしがあり、それが地域存続の危機を乗り越えることを可能としてきた。

いまわれわれは、過去の人たちから「どう行動するのか?」という厳しいまなざしを向けられているように思う。    今年(2021)の経済気象台より

中年女性のイビキ

ショックな番組でした。
最近中年女性のイビキが散見され、何と!心臓に負担かかり、頭痛や肩コリの原因にもなっているというのです。

軟口蓋・舌根が気道に落ち、粘膜を震えさせて乱気流が起こるのが原因と。サッパリわからん・・。
イビキ(SNORE)は軌道が細くなるから心拍数上がる!のはわかる気がします。

この原因が、所謂女性ホルモンが減る→筋肉の張りを保てなくなる
→のどの周りの筋肉が弱くなる・・のだと。

どうすりゃいいのよォ!

そこでいつもやっている
☆彡「あ・い・う・べ」体操を続けていればいいのでは?と思い到り、地道に続けています。すごい顔になりますから、お一人の時に!

☆彡「あ~」と10数えるくらい声出すこともいいかも?お一人の時に!

☆彡そうだ!「ぱ・た・か・ら」体操もいいかも!?
      「ぱぱぱぱ・・・」「たたたた・・・」
      「かかかか・・」この「か」の打音はとても難しいですけれど、続
              けていると出来るようになってきます。

何れも、時と場合を考えて、やってみましょう。
ヤレヤレ・・です♡

 

若年性認知症の方の番組を見て・・

たまたま二度も遭遇した番組でした。

認知症ケアの新しい取り組み、ユマニチュードを細々学ぶ身にとっても、又改めて思うことの多い番組でした。

今までそのご家庭では、奥様に何もかも任せっぱなしだったというご主人が、その奥様が若年性認知症になって、大変身してお世話する姿に心打たれました。今では介護を学ぶ仲間の会で、ご自分の体験を真摯に述べる姿にも感動しました。

「認知症の方はとても敏感です。我々がイチ言うことが、サンにもヨンにも感じます。だから我々が言うこと、言い方はとても大事です」と。認知症の奥様を見守る,かつては何もしなかった!と言うご主人自らのあったかな言葉でした。

又働き盛りで若年性認知症になった65歳の男性は、この診断受けて川に身を投げようかと思ったそうですが、思い直して日記をつけるようになったそうです。「何が伝えられるか?」言葉では伝えられないので書いてるそうですが、いざ書こうとすると「何を書くか?忘れることもしばしば・・」と。それを聞いた奥様が大笑いでした。でも、ここまでこのご夫妻がたどり着く迄、どれだけご苦労あったかと想像し泣き笑いしてしまいました。出来なくなることが増えるのは仕方ない。だけど自分らしい人生は送れる・・と日記を続けておられるとのことでした。書くことはいい!と他の認知症の方にも勧めておられました。

お傍にいる奥様が「楽しく笑って、生活できたら幸せやね」とカラカラ・・と。

ことばの大切さ、思いやりに満ちた想像力・・大切なことを教えて頂いた番組でした。

耳印・音印

ワクチン接種も進んだせいか?ここへきて急激にコロナ感染者が激減し、人々の活動も活発になる中、医療関係者からは第6波も懸念されています・・。ここへきて、オミクロン株なる変異株も取り沙汰され、空気感染?と言うニュース報道もあり慌てています・・!

夏ごろのコロナ感染爆発の時期でしたが、視覚障害の方から、切実なお困りを訴える番組を見ました。目の不自由な方々が、普段どのように行動してらしたか・・!ビックリするお話しと訴えでした。

普段白杖を持たれて、街中や交通手段を利用される時、「音を頼りに行動してる」と知ったからです。その音も、「お店の音・活気」「自動販売機のお金がチャリンと落ちる音」だったり、「お店の自動ドアが開く音」等など。伺ってビックリしました。音を聞いて、あそこだな?ここだな?と感じられて、ご自分の記憶と突き合わせながら行動されてるんですね。

ですので、コロナでお店が閉まり、人の流れの「音印」が無くなって、空間認識がわからなくなったということでした。
加えて、人の外出が制限されたため、声をかけてくれる人も少なくなり、「参ったな~」と思われたそうです。

最近は、白杖を少し持ち上げることで「サポートして下さい」のサインにしてます!と仰いました。街で見かけたら失礼ないように、お声がけしてみようと思いました。

以前、大塚の駅に居ると、よくホームに白杖ついた方が居られ、電車が接近する時などヒヤヒヤしたことを覚えています。ご器用に安全なところを歩かれますが、急に人が走ってきたりすると、危ない!と思った事もありました。どのタイミングでお声がけをしたらいいのかわからずにおりましたが、これからは臆せず適切なお声がけしようと思います。

南大塚郵便局では、コロナでドアが開けっぱなしとなり、→視覚障害者が困ってしまったので、ドアマットを新たに増やして、入り口を誘導できるようにしたそうです。

又スマホには、「SIKAI(視界)」と言う誘導サービスが出来ているそうです。

障害者の方々の社会活動が安全に確保されるようになるといいですね。それにはその方々が、日常どうやって、何を頼りに行動してらしゃるか?知ることから始めないと、何も始まらないと知りました。良い番組に遭遇しました。

歳を取るということは、何かしら不自由が生じることだと、最近認識するようになった昨今、障害者の方の日常のご不自由さを教えて頂き、自分事として把握しおもいを寄せたいと思いました。良い番組でした。

貧乏ゆすり

何とも気になる貧乏ゆすり!

傍にいる方がこれされると‥超気になりますよね!?
この貧乏ゆすりのルーツは江戸時代からとか・・。

先日、この貧乏ゆすりが=ウォーキングと同じ効果!?と言ってました。

すぐやる課(昔、松戸市役所にありましたっけ)の私、やってみたけど膝がガクガクしていくら健康に良いと言われても、これではやれません(笑)。

もう何年前でしたか?美容家のメイ牛山さん(当時結構なご年齢)、湯船にいっぱいお湯ためて、バシャバシャ足踏みしてるので足が衰えない・・と聞いて挑戦したら、家族からうるさい!と言われ、自分はぐったり・・でした。

まぁもしも健康効果があるとしても、TPOわきまえてなさらないと、「変な人」になりかねませんのでお気をつけて・・。

ひらり一言より

「国」として出来なくても、「人」として出来ることがある。

                  建前上は出来ないことも、本音で求め実行する行動が流れを変える                     こともある。

                 国を動かすのは人の行動であることを忘れないで・・と       
                           加藤登紀子さん

和光市は・・

何でも、和光市は、東京より時間が、わずかに速く!流れるそうです!
エ~ッ!?

東京と言うのはこの場合、文京区と言ってましたが、ちょこッと見た番組の一コマですから、ちゃんと調べないと・・です。

何でも光格子時計?とか言ってました・・。

そうすると、和光市の住民は早く年取るのかなぁ~なんて・・。何億年レベルの話だそうですが・・。なんだか不思議な番組のつまみ食いでした。

リサイクルし易い容器にする!

ビックリしました。
業界のライバル同士が、一緒に事を起こすというのですから・・!

花王とライオンが、タグ組むお話しです。

SDGs
資源問題の昨今、パッケージとかを集めて再利用し循環する仕組みづくりに、協力関係を結ぶという話です。すばらしい発想ですね!詰め替えパッケージを回収するなど、ゴミを資源に!の活動のようです。困難を乗り越え、ライバル同士が「競合から協働へ!」素晴らしい発想です。

主に花王の澤田社長さんが主導と放送されましたが、ライオンも偉いものです。
社会システムをつくるところから、大きな枠組みにしないといけない→それにはライバル同志が一緒にやるのは自然な流れと、澤田社長。

ゴミを出さない事が大事と。

なので、集める容器そのものを再利用して循環すること。ゴミを資源に!の活動につなげたいとのことです。
「これまでのやり方の延長線上に、繁栄はない!」とまでおっしゃって気持ちいいくらい歯切れのいい会見でした。

そう言えば、随分前の話ですが、ドイツでしたか?毎日使う歯ブラシも、傷むのは先のブラシ部分だけだから、先っぽだけ取り換えるようなのがある!と聞いて日本のメーカーにどうですか?と何の根拠も示さず、生意気に提案したことがありました。思えば大量生産大量消費の時代。あっさり却下されたのを思い出します。

今では小学校でもSDGsを学び、声上げる若い人も出てきました。危機感持って、出来る事からやらないとならない時代ですね。自分の身の回りも考えれば問題ばかりです。何から始めてみましょうか?

ショパンコンクール反田さん・小林さん入賞!

最近時々NHKなどに出てらした、反田恭平さんが、ショパンコンクールで、二位に入賞!のニュースは51年ぶりとあって、日本中を駆け巡りました。

既に佐渡裕さんと協演したりしてらした反田さんなので、ビックリでしたが、ともかくスゴイ快挙です。何でも二位入賞は1970年の、内田光子さんがお取りになって以来だとか!

まだまだ27歳の青年ですのに、悪友たちは「老けてない?」などと言ったりして・・。彼が未だピアノの勉強続けながら、オーケストラを運営したり、音楽家のマネージメントも手がけるなど、行動的でエネルギッシュな青年だからでしょう

4位の小林さんとは、幼馴染で一緒に勉強してきたのだとか・・。ステキですねお互いに。小林さんのショパンは、小林さんの深い集中で濃密な世界へと誘うものでした。

反田さんは、コロナで困窮するアーティストにオンライン演奏会をプロデュースしてきたと聞きます。コロナが落ち着いて日本で凱旋コンサートが開かれる時には、是非に足運んで生の演奏を聴きたいものです。チケット取るのは至難の業でしょうが・・。

また応援したい音楽家が出来ました。嬉しいことですし、大きな楽しみが増えました。BRAVO!

協調と同調

ノーベル物理学賞受賞の真鍋淑郎さん90歳!
ビックリするほどお若くて、「最もおもしろいのは、好奇心に基づいた研究だ。私は気候変動の研究を本当に楽しいと思ってやってきた」と語る姿もまた実に若々しい!

今この真鍋さんの、日本への思いに注目が集まっています・・。取材を受けて日本へのメッセージを問われると、顔をしかめて「う~ん、非常に難しい問題でね」と言葉を濁したと、記事にはあります。

「(専門家から)政治に対するアドバイスのシステムが、日本は難しい問題が一杯あると思う」

「米国の科学アカデミーは、日本よりもはるかにいろんな意見が学者から上がっている。日本よりそういう意味でも、はるかにいい。だから、まあ、そういうところ、考える必要があるんじゃないですか・・」と。

97年に真鍋さんは約40年ぶりに日本に戻り、科学技術庁の地球温暖化予測研究領域長のポストに就いたが、2001年の秋辞任し「温暖化研究の第一人者失う」と新聞に報じられたそうです。会見では国籍を米国に変えた理由も聞かれ、
「日本で人々は常に、お互いの心を煩わせまいと気にかけています。とても調和のとれた関係性です。日本人がイエスと言っても、それは必ずしもイエスを意味せず、ノーかもしれません」

「なぜなら、誰かの感情を傷つけたくないからです。アメリカではやりたいことができる。他人がどう感じているか、それほど気にしなくていい」
「私は調和の中で生きることができません。それが日本に帰りたくない理由の一つなんです」と会場が笑いに包まれた・・と記事にはあります。

日本では敷かれたレールを生きるのはうまいが。そこから出るのはなかなかできないとも仰った・・と。

日本で言う協調は、イコール同調だとも。

協調と言うのは、自分はどう考えるかをしっかり持って、人と意見を交換して「あなたはどう考える?」と協調していくことだと。

同調は、個人的な意見は殺して多数者の意見にそうことだと。
なので、突出する人は、自分の視点で見た時に、不自由だなぁ~と感じるんですよ・・ともおっしゃたそうです。

他の番組でこの議論に参加した若い女性、現在アメリカ在住の方、きれいな赤い髪の毛で登場しました。「目立つだろうなぁ~とアメリカに乗り込んだが、もっと上手が居て!どうってことないわ!」と個性を伸ばそうと思った・・と。

若々しい90歳の物理学賞受賞の真鍋先生は、まだまだ好奇心いっぱいと仰るだけでなく、のびのび研究できる環境に居られているからこその、ステキな若々しさだと感じ入りました。心とからだは一体ですから、このようなお考えで毎日過ごされていることは、何より素晴らしいと感銘を受けました。
日本の外に出られて客観的にお感じになる日本の社会の閉塞性、言葉にしてダイレクトに仰られ、大いなる問題提起と受け止めました。

「帰りたくない 調和の中で生きられないから」と90歳に言わしめる日本と言う国。どうしたら変われるのでしょうか・・?

協調と同調。
若々しい物理学者90歳の、貴重な問題提起と思います。

 

孤立

たまたま見たテレビで、「孤立が健康被害!」とやっていました。

この孤立、タバコを一日15本吸うリスクと同じだとか・・!(今一わかりにくい・・)孤立が健康被害と密着しているということでしょうが・・。

何でも、地域医療サポーターの会の先生が、訴えていらっしゃる番組でした。街づくりに熱心なドクター・ナース・社会福祉士・ケアマネの方々が活動されてるようです。すばらしい活動ですね。

病気だけでなく、趣味・生活全般にわたる交流拠点をつくること
普段持っている交流を繋げて、気づくチャンスを増やすことだそうです。

このようなつながりの輪は、声がけから始められると仰っておられました。

高齢に伴って、大切なのは「薬」じゃなく(薬が大事な方もあるでしょうが)
「つながり」と。

イギリスでも、孤立が健康被害という発表がされた!とのことでした。

確かに、つまらないと思われるような会話や、雑談がないと一日口をきかないで済んでしまう方も、居られるのではないでしょうか?

先ずは、ご挨拶をしましょう。
  「おはようございます」

  「いいお天気ですね」

  「寒くなりましたね」

そう言えば、ご近所のお子さんも照れくさいのか、ご挨拶しない時もありましたが、こちらから「おはよう!」「行ってらっしゃい」と声かけるうち、自然と「こんにちは」となってきました。照れながらですけれど、嬉しいものですね。

血中酸素測定発明 米学会が栄誉賞

9月15日のブログに掲載した、パルスオキシメーター発明の、日本光電の技術者、故・青柳卓雄さんに、米国麻酔学会の栄誉賞が贈られたそうです。麻酔科学の分野で国際的に卓越した貢献をした人が対象で、日本人が受賞するのは初めてだそうです。

パルスオキシメーターは胃カメラと並ぶ日本発の医療技術の代表で、1974年に、青柳さんが原理を発明。心臓病や肺の病気などで救命率の向上に貢献し、世界中の医療現場で使われるようになりました。今般の新型コロナウイルスの感染拡大でも、患者さんの重症化を把握したり、治療方針を決めたりするのに欠かせない役割を果たし、家庭にも普及しています。

根っこ

時々、ここにもご紹介する、ひらり一言。 今日はこの一言が目に留まりました

    「花は風に吹かれてゆらゆらしてる。

     でも根を張ってるから倒れない。」

 

そう言えば、郷里出身の相田みつをさんも

      花を支える枝
      枝を支える幹
      幹を支える根
      根はみえねんだなあ   

近くにあっても遠くにあっても、大きな問題は絶対に大きい

一年も前の記事で恐縮ですが、やはりつくづくそうよね!と思ってしまいます。書いたのは浜矩子さんです。(記事は2020.3・2)

目の前に小さな牛さんのフィギュアがある。窓の外には本物の牛さんがいる。かなり遠くにいる。だから、大きさはフィギュアの牛さんとほぼ同じに見える。だが実は大きい。ただ遠いだけである。

小さいと遠い。この違いをフィギュアで遊んでいる幼子ちゃんに分かってもらうのは難しい。遠くて小さく見えてるから。別段、脅威を感じない。そんな存在が、実は大いなる危険物だということはあり得る。遠くてウロウロしている肉食恐竜からは、小さく見えてるうちに逃げるに限る。本当の大きさがわかるところまで近付いてきたら、万事休すだ。

新型肺炎も、遠い武漢の問題だった間は、小さなことに見えていた面がある。だが、接近してくる間に、みるみる大きな脅威と化してきた。

実は小さな問題が、近いから大きくみえることもある。某女優さんが薬物の常習犯だったということが判明した。本人にとってはともかく、世の中的には、さほどの大事件ではない。だが、近いから騒ぎが大きくなる。某政治家がいくメン宣言で点数稼ぎをする。それがどうした。だが、これが大型サイズの扱いを受ける。少しカメラを引けば、あまりにも小さい。

近くて大きな問題を矮小化しようとする人々もいる。例の「桜をみる・・」である。いつまでその追及に固執するのか、もっと遠くに目を向けて、彼方の大事に焦点をあてないか、当事者達はそんな風に言う。だが、この問題を小さなフィギュア扱いにすることは許されない。そこには、民主主義を理解出来ず、それを軽んじ、やりたい放題を貫徹しようとする政治の巨大な愚かさが横たわっている。その大きさを見損じてはならない。

小さいことと遠いこと。大きいことと近いこと。近くて小さいものと、近くて大きいもの。遠くて小さいものと、遠くて大きいもの。幼子ちゃんも、育つにつれて、これらの識別がつくようになる。
この識別に狂いがないことが、大人の証だ。我々は常に大人でなければならない。

一年も前のこの記事。なぜか気になります・・。

茶箱?

たばこの自動販売機のようなところで、子供が何やら買っているのをテレビで見ました。狭山茶と・・!? 水に入れる? うん?

翌日の新聞埼玉版にも記事が!

何でも喫煙者の減少で、廃業が進んだたばこの自動販売機を活用し、西武鉄道所沢駅と本川越駅構内に、今月から、タバコのパッケージを模した(禁煙支援して居る私としては少し不満・・)狭山茶の関連商品を扱う自動販売機のようです。

狭山茶の粉末スティック8本入りの商品「chabaco(ちゃばこ)」で税込600円。自販機やパッケージには茶畑、時の鐘がデザインされているとか。

国内のタバコ自販機は、ピーク時の2002年の63万台から19年は13万台に激減しており、廃棄が進む自販機の活用と言うことで、西部HDが着目したそうで、傘下の伊豆箱根鉄道(静岡県)の3駅では昨年12月から、静岡茶の商品が販売されているそうです。

そう言えば、随分前ですが、予防の勉強会で酒田に行った帰り、庄内空港の売店で、ペットボトルのお水を買ったら、粉末の日本茶がついてきて、ペットボトルに入れて振るとたちまち美しい色の冷茶になり、フレッシュで美味しかった覚えがあります。

たばこのパッケージを模した・・はなんだかなぁ~ですが、その場で粉末でもお茶の香りが楽しめるならば、いいアイディアかもしれません。

今は、家庭でも、お急須で日本茶を入れる家が少なくなったと聞きます。小学校で、子供たちの中にはお急須を知らず、直火に(ガスコンロに)かけた!との話も耳にしました。時代は変わりましたね。

ペットボトルのお茶も便利ですが、たまに家でゆっくりお急須を温め、丁寧に日本茶入れるとホッと致します。とても美味しいですし、その香りと色にうっとり致します。コーヒーでもお紅茶でもない、日本茶・お煎茶にはその魅力が溢れていますね。

今回の自動販売機でも、子供たちに日本茶の美味しさが伝わればいいですね。

あ~飲みたくなりました。日本茶。

加藤登紀子のひらり一言より

   自分で悩み

   自分で考え

   自分で超える

      何事も他人任せにしないこと
      誰かを助ける時も、
      代わりに考え決めてあげるのではなく出来るだけ自分力をサポート                  

 

ことば

  難しい状況でも

  そこで幸せを見つける方法を

  考えることはできると思う

  そして周りに

  支えてくれる、愛すべき人がほんの数人でもいれば

  人生は生きるに値すると思う

                                       ある作家さんのことばより・・・

 

パルスオキシメーター

今、このコロナ禍にあって、脚光を浴びているのが一見、大きめの洗濯ばさみのような、人差し指の先端を挟むと直ぐ血中酸素飽和度が表示されるパルスオキシメータ。

原理を考えたのが、日本の青柳卓雄さんという新潟生まれの技術者で、発明家になる夢を抱き、大学で工学を修めた方だそうです。島津製作所を経て、1971年に日本光電工業に入り、「ユニークなものを開発せよ」と上司に言われ、麻酔科医との会話がきっかけで、動脈血の酸素濃度を簡単に測れる装置の開発に打ち込まれたそうです。

当時は採血しなければ酸素レベルは読めず、患者の顔色で判断していた。青柳さんは拍動を利用し、動脈血だけの信号を取り出すことに成功し、連続測定を可能にしたそうです。大発見であったものの、紆余曲折あった後に、有用性が理解され、企業が相次いで製品化し、各国に広まり多くの命を救うことに貢献しました。

全国で10万人超が自宅療養と言う名の「自助」を強いられる時代。パルスオキシメーターは私達の命綱となっています。
原理を考えたのは日本の技術者と知り、もっと再評価されるべき発明と、天声人語は伝えていました。

コロナ終息を願い、自分の命を守ることは、他人の命も守ること。感染予防、出来ることはきっちりやろうと思います。

 

加藤登紀子の ひらり一言より

 

  命はただそこにあるだけで偉大です。

    素晴らしいとか、美しいとか、形容詞はいりません。
    何の装飾も、自己アピールもない、無垢な輝きを大切に!

ことば

このところ、国を動かす人々の、「ことば」が問われています。

自分のことばでしゃべらないから、我々の心に届かない!
目もうつろに、力のないことばを聞くたび、ため息が出ます。おかげで「うそ(上辺だけのことば)」を見抜く力はつきました・・。

そんな時、ニュージーランドの女性首相の、力強い言葉を耳にしました。その心は「人は理解すれば、行動できる」です。

明確でシンプルな主張は、心を動かします。

おっしゃる方が、「なぜ?」「・・解決にはどうするか!」をご自身でわかっているから、その言葉に重みと力があります。

この国を引っ張る方々から、ご自分のことばで、ご自分の考えをもっときっぱり、お話しいただきたいと思います。
明確でシンプルに仰って下されば、我々は理解でき行動できます。

「ことば」は大切です。

「何で勉強しないといけないの?」

子供からそう聞かれて困った人もいるのではないでしょうか?
瀬戸内寂聴さんのお話しです。寂聴さんは人を愛するため、想像力を養うためにも勉強は大切だと語ります。

心を直さぬ学問して何の詮かある   頴尊上人

そもそも学問は何のためにするのか・・。
以下寂聴さんは言います・・

私の考えを先に言いますと、どんなにつまらなくても小中学校で履修する科目は、しっかり勉強した方がいい。国語、算数などの入試科目だけでなく、音楽も美術も体育もそうです。
「勉強しないと、心が栄養失調になる」からですと。

勉強は食事と同じです。私達人間が健康でいるためには。いろいろな栄養を取る必要があります。美味しいからとイチゴやアイスクリームばかり食べていたら、栄養失調で病気になります。肉や魚、ほうれん草やニンジン・・。いろんな食材で栄養を平均的に取ることで健康になり、立派に成長します。
それと同じように、心もいろいろな栄養を取らないと、心の栄養失調になります。子供の頃は自分は何が好きなのかわかっていませんが、学校で教えてくれることはすべて栄養だと思ってください。

では、人間が心の栄養失調になるとどうなると思いますか?
想像力が乏しくなります。
想像力がないと、自分の将来の夢を思い浮かべられない。夢の為に頑張る気持ちも湧いてこない。何をしたら友達が喜ぶのか、逆に傷つくのかもわからない。
想像力=愛ですから、人を愛することも出来ません・・と。

想像力がないと、善悪正邪の判断がつきませんから、よいこと、正しいことのために闘うことも出来ません。さらに悲しいことには、自分が幸せなのか不幸なのかさえ、判断がつかなくなるのです。

ろくに勉強をしないで心の栄養失調のまま大きくなった人は、自分が心の栄養失調であることに気づく事すらできないのだと。

仏教では、今から約2600年前のお釈迦様の時代からずっと、人間に知恵を持てと教え続けているのだそうです。最初に掲げた叡尊上人の言葉も、現代風に言うなら「知識ばかり丸暗記する学問が何の役に立つのか?それよりも心を正しくするために、心の栄養となる勉強をしなさい」そう呼んではどうだろうか・・かと。

コロナ禍自粛でもう一年以上、若いお母さん方から”少しは勉強しなさい”と叱ると、”何で勉強ししなくちゃならないの?”と居直ったような口答えをされて困ってるという相談の手紙が、寂聴さんに多いそうです。
親の思いをよそに、子供達にはゲームに漫画、スマホ・・今は限りなく面白いものがあるのです。「寂聴さんが”子供のうちにしっかり勉強して、心の栄養をたっぷり取っておきなさい”と言ってるよ」と話してあげて下さいと。

はたして子供たちが心の栄養わかってくれるかどうか・・。でも世界中には勉強したくとも学校さえ、教科書さえ手に出来ない子供もいます。スポンジのように吸い上げてくれる子供たちに、勉強もまた楽しい!と伝わるようにしないといけませんね。それに私達大人が先ずは想像力豊かで寛容で魅力的な大人でありたいと、つくづく思ったことでした。

そう言えば先日、日頃介護の仕事で忙しい方が、本を読みたいのですがなかなか本を読む時間が無くて、子供が寝てから本は読むことにしています・・でもなかなか時間取れなくてとおっしゃいました。又子供もなかなか本を読まないんですよ・・とも。そこで私、つい「お母さんが先に、子供の前で本を読まれたらどうですか?「今日はお母さん、どうしてもこの本読みたいの・・」と。そうしたらその方「子供が寝てから・・とばかり思ってました。そうですね、私が本を読んだら、一緒に子供達も読むかもですね・・」と。素直に仰る方を応援したくなりました。

 

簡単もやし料理あれこれ・・

主婦の味方 「も・や・し」

先日テレビでみた、もやし料理は簡単そのものでした!

①もやしのお好み焼き風
  お皿に、洗ったもやしと豚バラ肉に軽く溶いた卵をかけ
  ラップをして4分チンします
  お好み焼きソース・マヨネーズ・鰹節をお好みでかけます
  お醤油とポン酢でもOKとのこと

②もやしのナムル風
  もやしをチンして、お茶漬けの素とごま油をかけ、サクッと混ぜ
  る、水分が出てくるので、なるべく早めに食べる

③もやしの天ぷら
  もやしに、青のりを加えたてんぷら粉をまぶし、フライパンに
  2センチほどの揚げ油を入れて揚げ焼きする

簡単ですぐ作ってみたくなりますね。いかがでしょうか?

いわしや

皆さまはご存知でしょうか?
文京区本郷に「いわしや」と言うお店があるのを。

魚屋さんではなく、医療器具販売店の老舗です。創業は1914年で、屋号の「いわしや」は、19世紀に建った赤門より100年以上歴史があるそうです。

名前の由来は、江戸初期に大阪の網元が江戸に来て、この屋号で薬種問屋を始めたのが由来だとか。西洋医学の時代になって、医療機器店に転じ、のれん分けで全国に広まったそうです。

50年代には「いわしや」を冠した店が80軒以上ありましたが「代替わりの度に消えていきました」。
魚屋と間違えられる、と後継ぎが嫌うらしいです。

現存するいわしやの、小売する店内にはメスやピンセットなどが並び、まるで昭和の診察室。顎帯鏡は鼻やのどの奥をのぞき込む道具。聴診器と共に医師のトレードマークだったが「今はペンライトを使う人が増えた」。
場所がら、忘れ物した医学生が駆け込んでくることもあるそうです。昨今では若い女性が、アクセサリーの収納用に、シャーレや薬瓶を買っていくそうですよ。不思議な空間地下鉄本郷3丁目を出てすぐの所にもある「いわしや」さん、覗いてみませんか?

こぼれ話:随分前になりますが、日本医大で「癒しの環境研究会」という、病院を取り巻く環境を考えましょう!と、当時の医療管理学教室岩崎教授・高柳助教授の呼びかけで立ち上がった会に初回から参加しました。ある年の年末でしたか?蔵前のちゃんこ屋さんで懇親会。お店の入り口に今日の宴会の案内板がだされており、そこには
「いわしの環境研究会」と!ご一緒された柳田邦男さんが、「笑っちゃいますね。最高!」と盛り上げて下さったのを昨日の様に思い出しました。
当時「いやし(癒し)」と言う言葉はあまり聞かれず、ひょっとしてこの会がきっかけになり「病院の癒し」と言うことに注目が集まった・・と記憶しており画期的な会でした。いわしやさん続きで思い出しました。

 

 

 

 

 

コロナ不安?子供の未受診増える(歯科は6割)

6月中旬過ぎの新聞記事です(だいぶご案内が遅いですね・・)

学校であった健康診断で「医療機関での受診が必要」とされた児童や生徒が、実際は医療機関を受診していないケースが2020年度は増え、歯科では6割以上が受診してないことがわかったそうです。
調査をした全国保険医団体連合会は「新型コロナウイルスの感染不安による受診控えの影響も出たとみられる」としています。

未受診率は最も高かったのが歯科で62・3%(前回57・0%)で、未受診の理由を学校の養護教諭に聞き取ったところ「新型コロナ感染を不安に感じた受診控え」「保護者の理解不足」「共働きで子供を医療機関に連れて行く時間がない」などが上がったそうです。皆さん不安な気持ちは一緒ですね。

学校検診で指摘されたからと言って、すぐ治療が必要な事ばかりでなく、コロナ禍で在宅時間が長くなったため、自由な時間が増えおやつなどがダラダラ食いになったりで、虫歯が増えた来たことは嬉しくない事実として早くから指摘があります。だからと言って虫歯の状況によっては、「コロナ禍においての生活習慣の見直し」と、「お手入れの再確認と徹底」で,初期虫歯でしたら治療の必要はないかもしれません。ともかく見極める必要はあります。コロナの状況と受診する医院の感染予防が十分にされているかを鑑みて、早い受診を勧めます。むし歯だけでなく、小さい頃から歯肉炎のお子さんも多く見られます。さらにマスクの必要から、お口の状況特に唾液の量なども変わっています。(しかしながら、現状ではマスクは必須ですが・・)

歯科の受診だけでなく、からだの各部位の検診控えも指摘されています。このコロナ禍で不安ですから、控える気持ちもわからなくはありませんが、早期発見は出来るに越したことないので、コロナ感染状況と、受診する医療機関の感染予防の徹底さを見極めて、病気の進行が防げたら・・と思います。あくまでも無理ない範囲のことですが・・。

それにしても、みんなで感染予防頑張っているのに、現在の感染状況は大変厳しいな~と感じております。
自分で出来る感染予防に加え、懸念されるマスク外しての会食・外飲み・立ち食いもついつい盛り上がってしまうので、もう少し我慢しましょう。

マスクは鼻までしっかりカバーして(鼻・眼・口からの感染です)
自分の命、他人の命守りましょう。

休憩室と喫煙所 コロナ感染盲点

このところの爆発的なコロナ感染!

徹底的に感染予防する方もいれば、ワクチン接種したから・・とマスク外す方もいる今日。情報が錯綜し、政府のあっちに行ったりこっちに来たりの方針に反感持ち、言うことなんか聞くもんか・・の心境わからなくもないけれど、でも!でも!感染した方の大変さを聞くに及ぶとぞっ!とします。

考えれば、武漢のころ、ダイアナモンド号の頃のことを、遠い昔の様に思ってしまってはいないだろうか?

ウイルスが変異してきた・・と言って、最初の頃のショックを忘れてはいないだろうか?志村けんさんの事、岡江久美子さんが無言の帰宅した画像。涙がこぼれて止まらなかった・・。

あの頃、朝霞中央歯科では、ビニールの大きなゴミ袋で、せっせと防護服を作り、手作りフェイスシールドを作り、マスクをたくさん買い、来院患者さんに「そこまでするの!?」と言われながら、診療前に手洗い・うがい・アルコール・検温・待合室封鎖・雑誌などの撤去・スマホに触れることもご遠慮いただき、アンケートも実施してからの入室をお願いしていました。その後、感染予防商品が数多く出てきて、手作りせず済みましたが、防護ガウンが品薄の時には、スタッフ総出で100均のレインコートを買いに走りました・・。

その頃言われていた事(患者さん方より伺ったもの・・)
・仕事先で、仕事場に入る前に、着てきた上着は入り口で脱ぎ、靴の裏消毒、アルコール必ず(このことは自宅に帰った時も徹底してくださいと言われた方もあったと聞きました、この事が遵守されないなら退職して下さいと言われた話も聞きました)
・仕事先で、ロッカールームでのおしゃべりはしない
・洗面所で並んで歯ブラシしない
・喫煙所は感染リスクが高い、喫煙者は特に感染リスクが高い
 等などもありました

以上のような事を思い出すに、最近では少し気が緩んでやしないか?と思っていたら、先日ニュースで、「会社の休憩室や喫煙所でクラスター」の報道。デパ地下でもクラスターが出ています。

武漢の頃、感染始まったころの危機感を、今一度思い出し、何もわからないうちに、ウイルスの正体もつかめぬうちに亡くなった数多くの方々がいらしたことを思い出し、あの頃言ってた注意を忘れてはしないか?今一度振り返りたいと思います。
又特に若い方の後遺症の重大さも言われます。複数の後遺症出る方もあれば、後遺症をきっかけにQOL(日常の普通の生活)が著しく下がり、新たな病気につながる可能性も心配されています。

  自分を大事にすることは、他人も大切に思うこと。

我慢も辛抱も既に限界ですが、でも、未だ出来ることはあるはず。今少しの辛抱が、きっとコロナを克服する日に繋がると信じます。

もし自分がコロナになったら!?想像するだけで震えます。ですので未だ、いえもう少しブレーキかけて、自分に出来ることはないか?考えたいと思います。罹患し回復した方の、深刻な後遺症も数々報告され、元の生活に戻れない・・など聞くと、侮らずにやる事きっちりやって、もう少し、もう少しの辛抱と思います。

出来ることを今一度振りかえり、今少しの我慢をして、不幸なことを出来るだけ少なくして、乗り越えて行けたらと思います。

 

エリカ・アンギャルさんのセルフメンテナンスTips8

以前朝霞中央歯科ニュースレターに、エリカ・アンギャルさんの美味しい情報をトピックス致しました。ユニバース日本代表の健康支援と言うより、栄養管理をしてらした、ご自身もまたステキな方です。

Tips1 太陽を味方に。手のひらと脚の日光浴を欠かさずに!
     からだに必要なビタミンDを体内に生成する為、晴れた日
     にはスカートの裾もたくし上げ15~30分ほど手のひらと脚
     の日光浴をします

Tips 2 朝、起き抜けの“油うがい”は口の中を整えるお守りです
     唾液は寝てる間に減るので、起床時には口の中は細菌で
     一杯です。それを体に入れないために、朝一番にうがいを
     します。(ごま油・えごま油を大匙一杯程度口に含み、ク
     チュクチュします、抵抗ある方は緑茶や水でも)

Tips 3 朝、行動開始する前に一分間、つま先立ちでジャンプを
     リンパの流れが滞っているので、つま先立ちジャンプで
     第二の心臓、ふくらはぎを刺激し、リンパの流れを促しま
     す。無理はしないで!座ったままかかとを上げ下げするだ
     けでもOK

Tips4 一日10分の瞑想で心と体を落ち着かせる
     ストレスマネージメントで一番が瞑想、心身を鎮める副交
     感神経のスイッチが入ります。呼吸に意識を向けて・・。

Tips5 就寝中は鼻呼吸が大切
     これは難しいですね。鼻呼吸すると口呼吸より体内の酸素
     が増えます。専用テープもあります。

Tips6 フェイシャルマッサージで唾液を増やします
     唾液が減ると口腔内の細菌のバランスが崩れます。耳の
     約2センチ前側に人差し指と中指、薬指の三本をあて小さな
     円を描くようにやさしくマッサージして唾液を促します

Tips7 夕食と翌日の朝食の間は”プチ断食”を
     夜寝る直前には食べず、睡眠中は体内細胞の修復・再生の
     時間と考えます。

Tips 8 強制的に”デジタルデトックス”します
     スマホやPCはドーパミンの分泌量を増やすので、脳が興奮
     して心地よい眠りに入れないので、強制的に脳を休める時
     間を作り、目が疲れた時にはアイマスクをつけます

読み込んで「フーッ!」とため息が出てしまいました。でもステキな方が仰るので、できることを少しだけ真似しようと思います。

エリカさんは、☆セルフメンテナンスの基本は、自分の体の声に素直になって、アクションを起こすこと!と書いておられます。
   
        

“リユース”のサービス開始!

プラスティックの容器、気になる今日この頃。

LOOP(ループ)アメリカのスタートアップ企業が入ってきました。日本ではロッテなどがいち早く取り入れるようです。

皆さまお馴染みの、キシリトールのガムの大瓶(プラスティック)も繰り返し使える物に代わっていくらしいです。使用後容器を繰り返し使用し、容器の代金が戻ってくる仕組みのようです。

話は違いますが、先日大好きな番組”クールJapan”で、面白い放送していました。京都のたこ焼き屋さんで、たこ焼き食べた後、客が容器をバリバリかじっているんです、しかも「美味しい!」と。容器も食べられるように、工夫に工夫を重ね、反響も大きくしかも器も美味しく!で喜ばれているようでした。すばらしいですね!

昔々・・田舎生まれの私が思い出すに小さい頃は、お豆腐もお鍋をもって買いに行きました。今の様に、プラスティックに入って、何日ももつなんて信じられませんでした。氷屋さんも居ましたよ。

昔話していても仕方ありませんが、今地球で起こっていることを自分事として考えれば、こんな小さな事!と思うことでも、意味が大きいのだなぁ~と痛感しました。

折しもコロナで、様々振り返りが必要な今日この頃、ねばならないでなく、「便利さ」と引き換えに失ったものの大きさ!に気づかないとならない今かもしれません。

エイジズム

お笑い芸人・パックンはビックリするほど物知りです。また、その日本語の豊かさには舌を巻きます。この度本を出版されたようですが、名前は「逆境力」。貧困下で育った経験を綴ったものだそうです。

ある日の新聞で「履歴書に年齢欄 驚いた」とコメントが載っていてその特集の題は「エイジハラスメント感じる?」でした。
そこからパックンのご意見を、お伝えします。

🌸日本で働き始めたのは1933年、福井市の英会話学校です。年齢差別に厳しい米国では、就職の際に履歴書で年齢を書くよう求められません。だから、日本の風習にはかなり驚きました。
年齢による差別や偏見、決めつけは、”エイジズム”と呼ばれ、どこの国でも問題です。
ただ、線引きが難しい面もあります。「あいさつは、若い人の方からするもの」と言う慣習がそう。芸能界で僕も従ってきました。社会の潤滑油になる面もあるんです。
東京五輪をめぐる森元首相の女性蔑視発言では、テレビ番組で「あの世代のおじさんだから」と、よくまとめられました。でも、ちょっと考えてみて下さい。女性蔑視を批判しながら、年齢蔑視が潜んでいるでしょ!
統計的に、ある集団の特徴や分類は出来ると思います。だけど、安易にイメージを当てはめるのは危険。傷つく人がいます。普段から自らの言葉遣いにも検証は必要です。

そういう私もつい・・!さりげなく、そのようにしちゃっていないか?振り返るよすがになりました。パックン有難う。

期待と重圧

一日にあった、東京オリンピック陸上女子砲丸投げ決勝。銀メダルを獲得したレーベン・ソーンダーズ(米)さん。すごく嬉しいと満面の笑みでした。パワフルなだけでなく、コミック柄のマスクも話題を呼んだようです。LGBTQと公表しています。

決勝でつけたマスクについて、新型コロナから守る以外にも理由があったと新聞で読みました。それによると、
砲丸投げは、投てきの順番まで待ち時間が長く、他の選手と談笑するケースがよくあるそうで、競技中は集中力を高めたいので、気軽に話しかけられないよう、不気味で怖いマスクをつけてたそうです。選手の方々は、見えないところで本当に大変なんですね。

もうひとつは精神面のコントロールにあると。
2016年リオ五輪で5位に入り、地元は快挙に沸いたそうですが、しかしやがて、期待は重圧に代わり、うつ症状に悩まされた。17年にはそれも限界に達し、ある日、車に乗り込むとそのまま自暴自棄の危険な気持ちに陥ったそうです。落ち着いた現在でも精神科での治療を受けている・・と記事にはありました。
競技中にマスクを着けることで、気持ちの切り替えがうまく出来、「今は別人格になれるというか、気持ちのコントロールが出来ている」と話しています。

コロナ禍で必須のマスクですが、競技に専念する選手にこのような心の状態があるとは、想像以上でした。

レーベン・ソンダーズさんは、「LGBTQやアフリカ系米国人、世界の黒人社会・・自分はたくさんのコミュニティーに関わっている。世界には声を挙げたくとも上げられない人も大勢いる・・」とも言っています。

華々しいオリンピックの選手、厳しい練習と想像を超える努力の中で、その身体能力向上だけでなく様々な葛藤の中で、トップを目指すそのプロセスには計り知れないものがある・・と、今さらながら気づかされる今日この頃です。

勝っても負けても、その日までの積み重ねの日々、そしてこれからのご活躍に拍手を送りたいと思います。皆さんどなたも超人です。

自信を無くしていた時、友人より

古い本を整理していたら出てきた珍しい本

「心が元気になる 英語のことば」から
 副題「自信を無くしていた時、友人より・・」

  You’ll never   be  perfect , and

  I   don’t   want  you  to  be.

  I   like  you  just   the  way  you  are.  

     完璧な人間はいないし、そんなもの欲しくもない。
     そのまんまでいいじゃん

 

🌸さりげなく言ってるけれど、これ、なんだかいいじゃん?と 
 思いませんか?

 

 

 

簡単チーズ料理いろいろ・・

カネオ君からの受け売りです。

①焼きのりに、マスカルポーネチーズのせ、わさび醤油垂らして三角に折って食べる

②ご飯に6pチーズを適量刻んで入れ、トマトを湯剥きして一個丸ごと載せて普通に炊く。炊けたらトマトを崩すようにさっくり混ぜ、パルメザンチーズを振って頂く

③炊き立てご飯にオカカ混ぜ、お醤油振ってオカカご飯にしたら、6pチーズを刻んだのを混ぜて握り、焼きおにぎりにする

④ジャガイモを千切りにし、オイル引いたフライパンに敷き、お水を少し足して火を通す。上に好きなチーズをのせてさらに焼く。頂く時黒コショウを振る

どれも簡単で美味しそうです!

暑熱順化

まだまだ深刻な感染状況ですが、皆様お元気でしょうか?

リモートワークで歩いていないから、ステイホームであまり出かけないから、ちょっとスーパーに行っただけで、疲れ方が依然と違うと思ってらっしゃいませんか?
その上、この頃のこの暑さ!朝から暑いですよね。

暑熱順化 からだが暑さになれることだそうです。暑熱順化すると低い体温でも汗をかきやすくなり、皮膚の血流も増加、熱が逃げやすくなって体温の上昇を防ぐことを言うそうです。

ステイホームでこの季節、いきなりの熱中症が増えてるようです。外出していないと、この暑さに急に熱中症になるんですね。それに未だマスクは必須ですし。

熱中症になると体の水分がなくなり(脱水)、体温をコントロールできず、異常高体温を起こすのです。暑さと脱水を防ぐことを知れば、熱中症は防げます。

普段は筋肉に水分蓄えているわけですが、運動不足で筋肉も減ってますので、かくれ脱水起こって体温を下げにくくなり、熱中症もおこしやすい今日この頃とか。

気温が下がった時間にでも少し散歩は如何でしょうか?ウオーキングくらいでも350㎖くらいのお水は飲みましょう。
また、ぬるめ(38度から39度)のお風呂にゆっくり入って、汗をかき、皮膚の血管を拡張させることも有効だそうです。

更にこのような夏場は特に、1日コップ一杯の水×8回くらい飲むことが必要だそうです。

散歩と言っても猛暑の中では大変ですよね。家の中を歩くだけでも筋肉量は保持できるそうです。更に大事なことは、エアコンを適切に使うなんですね。
やれる事はやってみて、この暑い夏を乗り切りましょう

コロナ探知の訓練犬

南仏マルセイユ空港で、到着客が新型コロナウイルスに感染していないか調べる、探知犬の写真を新聞で見ました。この五月から活躍しているそうです。探知率はPCR検査を上回る97%とする研究者もいるとか!フィンランドや各国で試験運用が広まってるそうです。

かぎ分けの秘密はウイルス特有のにおいだそうで、新型コロナウイルス表面のスパイクタンパク質を嗅ぎ分ける能力があり、感染者の汗を嗅がせるなどして訓練を重ね、特有のにおいを覚えたのだとか。10分間で40人ほどを調べられるので効率が良く、検査費用も節約できるらしい。

新しく見つかったデルタ株もわかるほか、新たな変異株が現れても、臭いを覚えれば対応できると。

ただ、この活動犬はかなり集中する必要があるが、(ワクチン接種が進んで)感染者がなかなか見つからずイライラしやすく、弱点は疲れやすいとのこと。その為20分で交代する「勤務シフト」となってるそうです。

今回の熱海の土砂災害でも、災害救助犬の活躍には目覚ましいものがあり、泥や土砂のなか、倒壊家屋に果敢に挑んで探しに行く救助犬に、スゴイなぁ~と頭が下がる思いです。

においに敏感な犬の特性が、あらゆる分野で大きな貢献に繋がっていることを、拍手をもってすごいスゴイ、頑張って!と、犬好きとしてはますます応援したくなりました。

ステイホーム

見るともなく見ちゃったEテレ。教会の牧師さんの番組でした。

このコロナ禍での「ステイホーム」と言う言葉が→「ステイハウス」になってやしないか?と言うものでした・・。
物理的なハウスでなく、「ホーム」であるはずと。その意味は・・。

深いお話しの中から、家で出来ることを考えてみましょうよ!と。

”苦難の中で、人は考える”とも仰っていました・・。

そして、ヨハネ福音書のなかに
  「ひかりは闇の中に輝いている
   闇は光には勝てない」とあると。

行ったり来たりのはっきりしないこの国のリーダーに愛想を尽かせながら、文句ばかり出がちな今日この頃。そっか~!自分で考え、大切なことは何か?を大事にして進もう!と、ちょっぴりエンジンかかったことでした。

         東八幡キリスト教会の奥田さんと仰る方でした

食中毒対策 カレーなど

豪雨に振り回されている間に、ムシムシと気温も上がってきました。食中毒の原因菌が繁殖しやすくなります。

食中毒は細菌やウイルス等が原因となって、腹痛や下痢などを引き起こします。特に夏は、細菌によるものが多いようです。

暑くなると、ついいっぺんに沢山作ってらくしようと思いがちですが、作り置きは2・3日で食べきる量をと言われています。

特にカレーや煮物を作って室温に放置することは、禁物です!
自然界に広く生育し、主に食肉などに付着して下痢などを引き起こすウエルシュ菌の中には、100度でも死なない「芽胞」を作って生き延びるものがあり、料理が菌の増殖に適した温度になると、急速に増えるんだそうです。又とろみのついた食品は冷めにくく、菌が増える時間が長くなり危険です。

カレー・煮物などは放置せず、すぐ粗熱を取ってから、冷蔵庫で保存する。又は冷凍してしまいましょう。
粗熱取るには、平らな容器に入れて表面積を増やしたり、保冷剤を当てたりするとよいようです。

・買い物行く時も、肉や魚は買い物の最後に買い、肉や魚は汁が他の食品につかないように、ポリ袋に包みましょう。

・調理する時も、生で食べる野菜は先に切り、肉魚は後で。
 肉・魚を切った包丁とまな板は洗って熱湯をかける

・包丁とまな板は、野菜と肉・魚用と。別にすれば理想的とのこと

勿論、コロナでなくとも、調理する時には、手をよく洗いましょう。
つい、買い物から帰って、寛いじゃうと嫌になっちゃうので、そのままの手で一気にやりがちです。

一にも二にも「手洗い」「うがい」は大切ですね。

暑くなります。しっかり食べて、元気に過ごしましょう。

(かったるい時は無理せず、手抜き手抜き!レトルトやインスタントをうまく利用しましょう。小さな6Pチーズを口にポンと放り込んだり、プチトマトをかじったり、ちりめんじゃこをつまんだり。そうそう最近私は温泉卵を常備し、インスタントお味噌汁に入れて栄養補充します。疲れて何もしたくないなぁ~でも、何とかかんとか食べて、頑張りましょう。手抜きを決め込んでどうにか食べて、やり過ごしましょう!)スミマセン、カレーから話が飛びました・・。

コロナ禍の防災用品

熱海の大雨による土砂災害は、すさまじい映像とともに、自然の脅威をまざまざと伝えています。多くの行方不明者、亡くなった方のことを考えると、ご家族のおもいいかばかりかと言葉を失います。心よりお悔やみとお見舞い申しげます。

又泥の中での救助に携わる警察・消防・自衛隊・災害担当者、更に元々何色の犬だったんだろうと?と思うほど泥だらけで大活躍の、救助犬には頭が下がります・・。ありがとうね。

さて、新聞にコロナ禍での非常持ち出し袋特集があったので、みなさんご存じでしょうが、今一度確認の意味で書いてみます

「マスク・体温計・スリッパ・爪切りも」とあります。あれもこれもとと詰め過ぎてしまいがちだが、男性は15キロ・女性は10キロが目安と。「災害直後の混乱期を乗り切る準備であること」基準は「替えが利かない生活必需品」これがあれば命を維持できるものから順番に!だそうです。


食品
防災用ヘルメット・防災頭巾
衣類・下着
レインウエア
ひもなし運動靴
懐中電灯
携帯ラジオ(この二つは手動充電式が良い)
予備電池・携帯充電器
マッチ・ろうそく
救急用品(絆創膏・包帯・消毒液・常備薬)
使い捨てカイロ
ブランケット
軍手・洗面用具
歯ブラシ・歯磨き粉・マウスウオッシュ
タオル
ペン・ノート

☆感染症対策に有効
   処方箋
   スペアのメガネ
   使い捨てマスク
   体温計
   爪切り(手指からの感染予防)
   衛生用品(アルコール消毒液など・・)
   スリッパ(床を介した感染予防)

この二年近くのコロナ禍でわかったことを目安に、用意したらどうでしょうかと提案されていました。
又、避難所での過ごした方として
   ・通路に背を向けて過ごす
   ・手洗いの徹底(断水時はアルコール消毒)
   ・マスクの徹底
   ・自分のスペースの上でなるべく過ごす
   ・密を避ける(と言っても難しいでしょうが・・)
   ・静かに過ごす
   ・食事はパッケージのまま食べる
   ・ごみ処理(ゴミ袋を密封して共用ゴミ袋へ)
   ・換気は一時間に二回以上望ましい
  ☆もし避難所で発熱したら、すぐに管理者に報告しましょう。

防災の専門家・岡本裕紀子さんは、「コロナ下禍での避難所生活は、大変でしょうが、一人一人の小さな心がけが大切。その積み重ねが感染予防につながる」と話しています。

土砂災害起こった熱海では、避難者の多くがホテルに避難できたということで、あちこちから届けられた、通常でしたら役に立つ救助の品々が、ホテルに滞在できているという状況下で、かえって保管に苦慮していると、現場からの「申し訳ないが送るのを控えて欲しい」という異例の声が発表されました。その場にならないとわからないことがあることを知りました。必需品のお水が不足し、高齢者が坂の多い道を一人2リットル運ぶ映像も流れ、実態を深く知りました。おもいを馳せると同時に、実態を知り自分事として考える必要性を、つくづく知ったことでした。

二次災害なく、良い方向に進まれんことを祈りたいと思います。

失った歯が再生!

7月6日、BS7でショッキングな情報が流れました。
「失った歯が再生するというニュース」です。

京都大学ベンチャーの、トレジャスバイオファーマの高橋克さんと、喜早ほのかさんが共同創業者です。今回世界的な反響あったと!

何でも、人の永久歯の奥には、「第三の歯がある」そうで、体内にその成長を阻害するタンパク質がありそれを妨害していたそうです。

2030年ころには、インプラントとか言ってないで、
「歯生え薬にしますか?」と言うようになる日も夢ではないそうです。

実際、無歯症(先天的に歯の生えない)の患者さんなどに役に立てば・・とのコメントもありました。この薬、有名なオプジーボと同じカテゴリーの薬になるかも?だそうです。

テレビ番組からでした。
「歯生え薬にしますか?」・・ビックリですね。

 

 

マスクのつけ方 

エアロゾル感染の放送で、伺った内容の続きです。

マスクは「フィットしてるかどうか?」が大事だそうです。
顔にピッタリしてないと、意味がありません。鼻を出してのマスクは
全く意味を成しません。結構医療者でも(病院にもよりますが)この鼻だしマスクの方多くて、エッと思うことしばしばです・・。ましてやエレベーターでご一緒したくないですね。

細かく言えば
 N95のマスク
 医療用サージカルマスク
 不織布のマスク   これら3点は小さな飛沫にもかなり有効性あり

 布やガーゼ     以上3点に比べると かなり効力落ちる

 ウレタン      有効性は1%以下で、”若い人の感染理由”は
           正直ウレタンマスク?とまで仰ってました。
         ※ ただし、不織布マスクの上にウレタンマスク
           を重ねた場合は、密閉性が増すので有効と。

また、ウイルスはマスクの繊維の中にいるそうです。

これから、ますます蒸し暑くなりマスクは辛いですが、不織布マスクは有効なようなので、上手に使って感染予防に努めたいものです。長引くコロナで、情報も随分精査されてきたようです、臨機応変により良い解決に向かうよう、やれる事はやってみましょう。大変ですけれど、感染してご苦労された方の現場からの声は、聞きしに勝る大変さですし、亡くなられた方がたくさんおられるわけですから・・。

相田みつを いのち

 

いのち

  あのね
  自分にとって
  一番大切なものは
  自分のいのちなんだよ
  だから
  すべての他人の
  いのちが
  みんな大切なんだよ    

           みつを

再警戒はエアロゾル!

オリンピックを間近に控え、感染拡大が止まりません。7月6日、アメリカCDCに居た、西村秀一先生による感染経路のお話をテレビで見ました。

スーパーで買ってきた商品の表面をアルコールで拭くなど、物の表面からの感染より、やはり「エアロゾル感染」が脅威だそうです。

エアロゾルは、咳・くしゃみ・会話(1~2メートル以内の)からで、
のどや鼻からウイルスを吸い込んで感染だそうです。1~2メートルと言ったように、近づけば近づくほど感染力は強いと。

又近い距離(1~2メートル)とともに、15分以上この状態でいるかと言う時間も定義されました。
更に、2メートル以上離れていても、換気が悪ければ✖だそうです。

ですので、当初ダイアモンドプリンセス号での感染が、“接触感染”と言われてましたが、→ウイルスを含んだエアロゾルが循環した「エアロゾル感染」と判断されたそうです。

コロナ発生来、様々な検証経て「屋外でも、マスクを外して騒ぎ続けたり、密になるとエアロゾルが留まっている可能性が大きい」と指摘していました。

この15分以上対面・・と言うことですが、ペルーの方で”ラムダ株”と言う変異が起き始めており、このラムダ株の場合、対面で1分30秒で感染!と、とても怖い情報が7月7日のネットのニュースで報じられていました。

エアロゾル!見えないから本当に困りますが、マスクはなるべく外さないように、換気して、距離を取って、会食はしばらく我慢して、最少人数の個食(孤食)もやむを得ないのかもしれませんね・・。

どなたかが言ってました、ウイルスにペンキ塗って欲しいわ!と。
感染から復帰なさった方々の、その後のご不自由さなど聞くたび、
今少し、自分で出来る感染予防は、きっちりとやろうと思います。

コロナ禍の川柳

長いコロナ禍で.当たり前の日常、普段の暮らしが一変し、大人も子供も面食らいながら頑張っています。そんな中のとっおき川柳に笑いながら、今少し、感染予防徹底しながら頑張りましょう。

「行って来る、襖一枚テレワーク」

「抱き上げた、孫が一言密ですよ」

「出勤が、運動だったと気づく腹」

「子は鬼滅、夫婦は亀裂おうち時間」

オリンピック目の前に、感染拡大が心配される今日この頃

本庶佐先生のおっしゃる、意識高く・モラル高く・頑張るしか手だてがない! も少し頑張りましょう。

観天望気

「つばめが低く飛ぶと雨」

「夕焼けの翌日は晴れ」

「山に傘がかかると雨」

どなたもこんな言い伝えを、おじいちゃんおばあちゃんから聞いたことはないでしょうか?

よくお邪魔した山形酒田のあるお店のご主人は、こんなことを仰っていました。この土地の人、特に農業などに携わる人はね、鳥海山の様子や、雲の流れ空をみていろんな農作業を決めるのですよ・・。これを聞いて何と豊かな人間と自然の関りだろう・・と思った事でした。

昔の人は、自然を見るとわかってくるのだとか・・。これは今よく言うビックデータに匹敵するものです・・とその道の専門家がテレビで言っておりました。

万川集海→これは忍術の秘伝書だそうで、観天望気16カ条とも言われるそうです。

昨年の日本各地での豪雨に伴った放送でしたが、「突然の冷たい強風・積乱雲は”豪雨”の知らせ」とのことでした。今年も突然の大雨・豪雨が心配されています。自分の目で空や自然を見ることが大事なんですね。その感度を持ちあわせる鍛錬も必要なようです。

そう言えば、コロナ禍で地方に移住する方が増えていると聞きますがある番組では、群馬の田舎の方に移住した、小さな子供のいる家族の移住後の談話として、お子さんが「夜って真っ暗になるんだね。お星さまが落っこちてくるくらい、いっぱいだね」と言ったそうです。
きっと、観天望気、数々見つけ出していくことでしょう・・。

田舎に帰りたくなりました。

※この原稿をアップしてすぐ、熱海市の土砂災害のニュースとショックな画像が流れました。通常の一か月分の雨が降ったとか・・。それにしても凄まじい画像に身震いしながら、福島の映像を思い出したのは私だけでしょうか。心からのお見舞いと、不明の方々の捜索の進展、二次災害が無き事を祈りたいと思います。コロナ禍の避難、どんなに困難な事か心が痛みます。どうか静まってくれますように。