コロナ不安?子供の未受診増える(歯科は6割)

6月中旬過ぎの新聞記事です(だいぶご案内が遅いですね・・)

学校であった健康診断で「医療機関での受診が必要」とされた児童や生徒が、実際は医療機関を受診していないケースが2020年度は増え、歯科では6割以上が受診してないことがわかったそうです。
調査をした全国保険医団体連合会は「新型コロナウイルスの感染不安による受診控えの影響も出たとみられる」としています。

未受診率は最も高かったのが歯科で62・3%(前回57・0%)で、未受診の理由を学校の養護教諭に聞き取ったところ「新型コロナ感染を不安に感じた受診控え」「保護者の理解不足」「共働きで子供を医療機関に連れて行く時間がない」などが上がったそうです。皆さん不安な気持ちは一緒ですね。

学校検診で指摘されたからと言って、すぐ治療が必要な事ばかりでなく、コロナ禍で在宅時間が長くなったため、自由な時間が増えおやつなどがダラダラ食いになったりで、虫歯が増えた来たことは嬉しくない事実として早くから指摘があります。だからと言って虫歯の状況によっては、「コロナ禍においての生活習慣の見直し」と、「お手入れの再確認と徹底」で,初期虫歯でしたら治療の必要はないかもしれません。ともかく見極める必要はあります。コロナの状況と受診する医院の感染予防が十分にされているかを鑑みて、早い受診を勧めます。むし歯だけでなく、小さい頃から歯肉炎のお子さんも多く見られます。さらにマスクの必要から、お口の状況特に唾液の量なども変わっています。(しかしながら、現状ではマスクは必須ですが・・)

歯科の受診だけでなく、からだの各部位の検診控えも指摘されています。このコロナ禍で不安ですから、控える気持ちもわからなくはありませんが、早期発見は出来るに越したことないので、コロナ感染状況と、受診する医療機関の感染予防の徹底さを見極めて、病気の進行が防げたら・・と思います。あくまでも無理ない範囲のことですが・・。

それにしても、みんなで感染予防頑張っているのに、現在の感染状況は大変厳しいな~と感じております。
自分で出来る感染予防に加え、懸念されるマスク外しての会食・外飲み・立ち食いもついつい盛り上がってしまうので、もう少し我慢しましょう。

マスクは鼻までしっかりカバーして(鼻・眼・口からの感染です)
自分の命、他人の命守りましょう。

休憩室と喫煙所 コロナ感染盲点

このところの爆発的なコロナ感染!

徹底的に感染予防する方もいれば、ワクチン接種したから・・とマスク外す方もいる今日。情報が錯綜し、政府のあっちに行ったりこっちに来たりの方針に反感持ち、言うことなんか聞くもんか・・の心境わからなくもないけれど、でも!でも!感染した方の大変さを聞くに及ぶとぞっ!とします。

考えれば、武漢のころ、ダイアナモンド号の頃のことを、遠い昔の様に思ってしまってはいないだろうか?

ウイルスが変異してきた・・と言って、最初の頃のショックを忘れてはいないだろうか?志村けんさんの事、岡江久美子さんが無言の帰宅した画像。涙がこぼれて止まらなかった・・。

あの頃、朝霞中央歯科では、ビニールの大きなゴミ袋で、せっせと防護服を作り、手作りフェイスシールドを作り、マスクをたくさん買い、来院患者さんに「そこまでするの!?」と言われながら、診療前に手洗い・うがい・アルコール・検温・待合室封鎖・雑誌などの撤去・スマホに触れることもご遠慮いただき、アンケートも実施してからの入室をお願いしていました。その後、感染予防商品が数多く出てきて、手作りせず済みましたが、防護ガウンが品薄の時には、スタッフ総出で100均のレインコートを買いに走りました・・。

その頃言われていた事(患者さん方より伺ったもの・・)
・仕事先で、仕事場に入る前に、着てきた上着は入り口で脱ぎ、靴の裏消毒、アルコール必ず(このことは自宅に帰った時も徹底してくださいと言われた方もあったと聞きました、この事が遵守されないなら退職して下さいと言われた話も聞きました)
・仕事先で、ロッカールームでのおしゃべりはしない
・洗面所で並んで歯ブラシしない
・喫煙所は感染リスクが高い、喫煙者は特に感染リスクが高い
 等などもありました

以上のような事を思い出すに、最近では少し気が緩んでやしないか?と思っていたら、先日ニュースで、「会社の休憩室や喫煙所でクラスター」の報道。デパ地下でもクラスターが出ています。

武漢の頃、感染始まったころの危機感を、今一度思い出し、何もわからないうちに、ウイルスの正体もつかめぬうちに亡くなった数多くの方々がいらしたことを思い出し、あの頃言ってた注意を忘れてはしないか?今一度振り返りたいと思います。
又特に若い方の後遺症の重大さも言われます。複数の後遺症出る方もあれば、後遺症をきっかけにQOL(日常の普通の生活)が著しく下がり、新たな病気につながる可能性も心配されています。

  自分を大事にすることは、他人も大切に思うこと。

我慢も辛抱も既に限界ですが、でも、未だ出来ることはあるはず。今少しの辛抱が、きっとコロナを克服する日に繋がると信じます。

もし自分がコロナになったら!?想像するだけで震えます。ですので未だ、いえもう少しブレーキかけて、自分に出来ることはないか?考えたいと思います。罹患し回復した方の、深刻な後遺症も数々報告され、元の生活に戻れない・・など聞くと、侮らずにやる事きっちりやって、もう少し、もう少しの辛抱と思います。

出来ることを今一度振りかえり、今少しの我慢をして、不幸なことを出来るだけ少なくして、乗り越えて行けたらと思います。

 

エリカ・アンギャルさんのセルフメンテナンスTips8

以前朝霞中央歯科ニュースレターに、エリカ・アンギャルさんの美味しい情報をトピックス致しました。ユニバース日本代表の健康支援と言うより、栄養管理をしてらした、ご自身もまたステキな方です。

Tips1 太陽を味方に。手のひらと脚の日光浴を欠かさずに!
     からだに必要なビタミンDを体内に生成する為、晴れた日
     にはスカートの裾もたくし上げ15~30分ほど手のひらと脚
     の日光浴をします

Tips 2 朝、起き抜けの“油うがい”は口の中を整えるお守りです
     唾液は寝てる間に減るので、起床時には口の中は細菌で
     一杯です。それを体に入れないために、朝一番にうがいを
     します。(ごま油・えごま油を大匙一杯程度口に含み、ク
     チュクチュします、抵抗ある方は緑茶や水でも)

Tips 3 朝、行動開始する前に一分間、つま先立ちでジャンプを
     リンパの流れが滞っているので、つま先立ちジャンプで
     第二の心臓、ふくらはぎを刺激し、リンパの流れを促しま
     す。無理はしないで!座ったままかかとを上げ下げするだ
     けでもOK

Tips4 一日10分の瞑想で心と体を落ち着かせる
     ストレスマネージメントで一番が瞑想、心身を鎮める副交
     感神経のスイッチが入ります。呼吸に意識を向けて・・。

Tips5 就寝中は鼻呼吸が大切
     これは難しいですね。鼻呼吸すると口呼吸より体内の酸素
     が増えます。専用テープもあります。

Tips6 フェイシャルマッサージで唾液を増やします
     唾液が減ると口腔内の細菌のバランスが崩れます。耳の
     約2センチ前側に人差し指と中指、薬指の三本をあて小さな
     円を描くようにやさしくマッサージして唾液を促します

Tips7 夕食と翌日の朝食の間は”プチ断食”を
     夜寝る直前には食べず、睡眠中は体内細胞の修復・再生の
     時間と考えます。

Tips 8 強制的に”デジタルデトックス”します
     スマホやPCはドーパミンの分泌量を増やすので、脳が興奮
     して心地よい眠りに入れないので、強制的に脳を休める時
     間を作り、目が疲れた時にはアイマスクをつけます

読み込んで「フーッ!」とため息が出てしまいました。でもステキな方が仰るので、できることを少しだけ真似しようと思います。

エリカさんは、☆セルフメンテナンスの基本は、自分の体の声に素直になって、アクションを起こすこと!と書いておられます。
   
        

“リユース”のサービス開始!

プラスティックの容器、気になる今日この頃。

LOOP(ループ)アメリカのスタートアップ企業が入ってきました。日本ではロッテなどがいち早く取り入れるようです。

皆さまお馴染みの、キシリトールのガムの大瓶(プラスティック)も繰り返し使える物に代わっていくらしいです。使用後容器を繰り返し使用し、容器の代金が戻ってくる仕組みのようです。

話は違いますが、先日大好きな番組”クールJapan”で、面白い放送していました。京都のたこ焼き屋さんで、たこ焼き食べた後、客が容器をバリバリかじっているんです、しかも「美味しい!」と。容器も食べられるように、工夫に工夫を重ね、反響も大きくしかも器も美味しく!で喜ばれているようでした。すばらしいですね!

昔々・・田舎生まれの私が思い出すに小さい頃は、お豆腐もお鍋をもって買いに行きました。今の様に、プラスティックに入って、何日ももつなんて信じられませんでした。氷屋さんも居ましたよ。

昔話していても仕方ありませんが、今地球で起こっていることを自分事として考えれば、こんな小さな事!と思うことでも、意味が大きいのだなぁ~と痛感しました。

折しもコロナで、様々振り返りが必要な今日この頃、ねばならないでなく、「便利さ」と引き換えに失ったものの大きさ!に気づかないとならない今かもしれません。

エイジズム

お笑い芸人・パックンはビックリするほど物知りです。また、その日本語の豊かさには舌を巻きます。この度本を出版されたようですが、名前は「逆境力」。貧困下で育った経験を綴ったものだそうです。

ある日の新聞で「履歴書に年齢欄 驚いた」とコメントが載っていてその特集の題は「エイジハラスメント感じる?」でした。
そこからパックンのご意見を、お伝えします。

🌸日本で働き始めたのは1933年、福井市の英会話学校です。年齢差別に厳しい米国では、就職の際に履歴書で年齢を書くよう求められません。だから、日本の風習にはかなり驚きました。
年齢による差別や偏見、決めつけは、”エイジズム”と呼ばれ、どこの国でも問題です。
ただ、線引きが難しい面もあります。「あいさつは、若い人の方からするもの」と言う慣習がそう。芸能界で僕も従ってきました。社会の潤滑油になる面もあるんです。
東京五輪をめぐる森元首相の女性蔑視発言では、テレビ番組で「あの世代のおじさんだから」と、よくまとめられました。でも、ちょっと考えてみて下さい。女性蔑視を批判しながら、年齢蔑視が潜んでいるでしょ!
統計的に、ある集団の特徴や分類は出来ると思います。だけど、安易にイメージを当てはめるのは危険。傷つく人がいます。普段から自らの言葉遣いにも検証は必要です。

そういう私もつい・・!さりげなく、そのようにしちゃっていないか?振り返るよすがになりました。パックン有難う。

期待と重圧

一日にあった、東京オリンピック陸上女子砲丸投げ決勝。銀メダルを獲得したレーベン・ソーンダーズ(米)さん。すごく嬉しいと満面の笑みでした。パワフルなだけでなく、コミック柄のマスクも話題を呼んだようです。LGBTQと公表しています。

決勝でつけたマスクについて、新型コロナから守る以外にも理由があったと新聞で読みました。それによると、
砲丸投げは、投てきの順番まで待ち時間が長く、他の選手と談笑するケースがよくあるそうで、競技中は集中力を高めたいので、気軽に話しかけられないよう、不気味で怖いマスクをつけてたそうです。選手の方々は、見えないところで本当に大変なんですね。

もうひとつは精神面のコントロールにあると。
2016年リオ五輪で5位に入り、地元は快挙に沸いたそうですが、しかしやがて、期待は重圧に代わり、うつ症状に悩まされた。17年にはそれも限界に達し、ある日、車に乗り込むとそのまま自暴自棄の危険な気持ちに陥ったそうです。落ち着いた現在でも精神科での治療を受けている・・と記事にはありました。
競技中にマスクを着けることで、気持ちの切り替えがうまく出来、「今は別人格になれるというか、気持ちのコントロールが出来ている」と話しています。

コロナ禍で必須のマスクですが、競技に専念する選手にこのような心の状態があるとは、想像以上でした。

レーベン・ソンダーズさんは、「LGBTQやアフリカ系米国人、世界の黒人社会・・自分はたくさんのコミュニティーに関わっている。世界には声を挙げたくとも上げられない人も大勢いる・・」とも言っています。

華々しいオリンピックの選手、厳しい練習と想像を超える努力の中で、その身体能力向上だけでなく様々な葛藤の中で、トップを目指すそのプロセスには計り知れないものがある・・と、今さらながら気づかされる今日この頃です。

勝っても負けても、その日までの積み重ねの日々、そしてこれからのご活躍に拍手を送りたいと思います。皆さんどなたも超人です。

自信を無くしていた時、友人より

古い本を整理していたら出てきた珍しい本

「心が元気になる 英語のことば」から
 副題「自信を無くしていた時、友人より・・」

  You’ll never   be  perfect , and

  I   don’t   want  you  to  be.

  I   like  you  just   the  way  you  are.  

     完璧な人間はいないし、そんなもの欲しくもない。
     そのまんまでいいじゃん

 

🌸さりげなく言ってるけれど、これ、なんだかいいじゃん?と 
 思いませんか?

 

 

 

簡単チーズ料理いろいろ・・

カネオ君からの受け売りです。

①焼きのりに、マスカルポーネチーズのせ、わさび醤油垂らして三角に折って食べる

②ご飯に6pチーズを適量刻んで入れ、トマトを湯剥きして一個丸ごと載せて普通に炊く。炊けたらトマトを崩すようにさっくり混ぜ、パルメザンチーズを振って頂く

③炊き立てご飯にオカカ混ぜ、お醤油振ってオカカご飯にしたら、6pチーズを刻んだのを混ぜて握り、焼きおにぎりにする

④ジャガイモを千切りにし、オイル引いたフライパンに敷き、お水を少し足して火を通す。上に好きなチーズをのせてさらに焼く。頂く時黒コショウを振る

どれも簡単で美味しそうです!

暑熱順化

まだまだ深刻な感染状況ですが、皆様お元気でしょうか?

リモートワークで歩いていないから、ステイホームであまり出かけないから、ちょっとスーパーに行っただけで、疲れ方が依然と違うと思ってらっしゃいませんか?
その上、この頃のこの暑さ!朝から暑いですよね。

暑熱順化 からだが暑さになれることだそうです。暑熱順化すると低い体温でも汗をかきやすくなり、皮膚の血流も増加、熱が逃げやすくなって体温の上昇を防ぐことを言うそうです。

ステイホームでこの季節、いきなりの熱中症が増えてるようです。外出していないと、この暑さに急に熱中症になるんですね。それに未だマスクは必須ですし。

熱中症になると体の水分がなくなり(脱水)、体温をコントロールできず、異常高体温を起こすのです。暑さと脱水を防ぐことを知れば、熱中症は防げます。

普段は筋肉に水分蓄えているわけですが、運動不足で筋肉も減ってますので、かくれ脱水起こって体温を下げにくくなり、熱中症もおこしやすい今日この頃とか。

気温が下がった時間にでも少し散歩は如何でしょうか?ウオーキングくらいでも350㎖くらいのお水は飲みましょう。
また、ぬるめ(38度から39度)のお風呂にゆっくり入って、汗をかき、皮膚の血管を拡張させることも有効だそうです。

更にこのような夏場は特に、1日コップ一杯の水×8回くらい飲むことが必要だそうです。

散歩と言っても猛暑の中では大変ですよね。家の中を歩くだけでも筋肉量は保持できるそうです。更に大事なことは、エアコンを適切に使うなんですね。
やれる事はやってみて、この暑い夏を乗り切りましょう

コロナ探知の訓練犬

南仏マルセイユ空港で、到着客が新型コロナウイルスに感染していないか調べる、探知犬の写真を新聞で見ました。この五月から活躍しているそうです。探知率はPCR検査を上回る97%とする研究者もいるとか!フィンランドや各国で試験運用が広まってるそうです。

かぎ分けの秘密はウイルス特有のにおいだそうで、新型コロナウイルス表面のスパイクタンパク質を嗅ぎ分ける能力があり、感染者の汗を嗅がせるなどして訓練を重ね、特有のにおいを覚えたのだとか。10分間で40人ほどを調べられるので効率が良く、検査費用も節約できるらしい。

新しく見つかったデルタ株もわかるほか、新たな変異株が現れても、臭いを覚えれば対応できると。

ただ、この活動犬はかなり集中する必要があるが、(ワクチン接種が進んで)感染者がなかなか見つからずイライラしやすく、弱点は疲れやすいとのこと。その為20分で交代する「勤務シフト」となってるそうです。

今回の熱海の土砂災害でも、災害救助犬の活躍には目覚ましいものがあり、泥や土砂のなか、倒壊家屋に果敢に挑んで探しに行く救助犬に、スゴイなぁ~と頭が下がる思いです。

においに敏感な犬の特性が、あらゆる分野で大きな貢献に繋がっていることを、拍手をもってすごいスゴイ、頑張って!と、犬好きとしてはますます応援したくなりました。

ステイホーム

見るともなく見ちゃったEテレ。教会の牧師さんの番組でした。

このコロナ禍での「ステイホーム」と言う言葉が→「ステイハウス」になってやしないか?と言うものでした・・。
物理的なハウスでなく、「ホーム」であるはずと。その意味は・・。

深いお話しの中から、家で出来ることを考えてみましょうよ!と。

”苦難の中で、人は考える”とも仰っていました・・。

そして、ヨハネ福音書のなかに
  「ひかりは闇の中に輝いている
   闇は光には勝てない」とあると。

行ったり来たりのはっきりしないこの国のリーダーに愛想を尽かせながら、文句ばかり出がちな今日この頃。そっか~!自分で考え、大切なことは何か?を大事にして進もう!と、ちょっぴりエンジンかかったことでした。

         東八幡キリスト教会の奥田さんと仰る方でした

食中毒対策 カレーなど

豪雨に振り回されている間に、ムシムシと気温も上がってきました。食中毒の原因菌が繁殖しやすくなります。

食中毒は細菌やウイルス等が原因となって、腹痛や下痢などを引き起こします。特に夏は、細菌によるものが多いようです。

暑くなると、ついいっぺんに沢山作ってらくしようと思いがちですが、作り置きは2・3日で食べきる量をと言われています。

特にカレーや煮物を作って室温に放置することは、禁物です!
自然界に広く生育し、主に食肉などに付着して下痢などを引き起こすウエルシュ菌の中には、100度でも死なない「芽胞」を作って生き延びるものがあり、料理が菌の増殖に適した温度になると、急速に増えるんだそうです。又とろみのついた食品は冷めにくく、菌が増える時間が長くなり危険です。

カレー・煮物などは放置せず、すぐ粗熱を取ってから、冷蔵庫で保存する。又は冷凍してしまいましょう。
粗熱取るには、平らな容器に入れて表面積を増やしたり、保冷剤を当てたりするとよいようです。

・買い物行く時も、肉や魚は買い物の最後に買い、肉や魚は汁が他の食品につかないように、ポリ袋に包みましょう。

・調理する時も、生で食べる野菜は先に切り、肉魚は後で。
 肉・魚を切った包丁とまな板は洗って熱湯をかける

・包丁とまな板は、野菜と肉・魚用と。別にすれば理想的とのこと

勿論、コロナでなくとも、調理する時には、手をよく洗いましょう。
つい、買い物から帰って、寛いじゃうと嫌になっちゃうので、そのままの手で一気にやりがちです。

一にも二にも「手洗い」「うがい」は大切ですね。

暑くなります。しっかり食べて、元気に過ごしましょう。

(かったるい時は無理せず、手抜き手抜き!レトルトやインスタントをうまく利用しましょう。小さな6Pチーズを口にポンと放り込んだり、プチトマトをかじったり、ちりめんじゃこをつまんだり。そうそう最近私は温泉卵を常備し、インスタントお味噌汁に入れて栄養補充します。疲れて何もしたくないなぁ~でも、何とかかんとか食べて、頑張りましょう。手抜きを決め込んでどうにか食べて、やり過ごしましょう!)スミマセン、カレーから話が飛びました・・。

コロナ禍の防災用品

熱海の大雨による土砂災害は、すさまじい映像とともに、自然の脅威をまざまざと伝えています。多くの行方不明者、亡くなった方のことを考えると、ご家族のおもいいかばかりかと言葉を失います。心よりお悔やみとお見舞い申しげます。

又泥の中での救助に携わる警察・消防・自衛隊・災害担当者、更に元々何色の犬だったんだろうと?と思うほど泥だらけで大活躍の、救助犬には頭が下がります・・。ありがとうね。

さて、新聞にコロナ禍での非常持ち出し袋特集があったので、みなさんご存じでしょうが、今一度確認の意味で書いてみます

「マスク・体温計・スリッパ・爪切りも」とあります。あれもこれもとと詰め過ぎてしまいがちだが、男性は15キロ・女性は10キロが目安と。「災害直後の混乱期を乗り切る準備であること」基準は「替えが利かない生活必需品」これがあれば命を維持できるものから順番に!だそうです。


食品
防災用ヘルメット・防災頭巾
衣類・下着
レインウエア
ひもなし運動靴
懐中電灯
携帯ラジオ(この二つは手動充電式が良い)
予備電池・携帯充電器
マッチ・ろうそく
救急用品(絆創膏・包帯・消毒液・常備薬)
使い捨てカイロ
ブランケット
軍手・洗面用具
歯ブラシ・歯磨き粉・マウスウオッシュ
タオル
ペン・ノート

☆感染症対策に有効
   処方箋
   スペアのメガネ
   使い捨てマスク
   体温計
   爪切り(手指からの感染予防)
   衛生用品(アルコール消毒液など・・)
   スリッパ(床を介した感染予防)

この二年近くのコロナ禍でわかったことを目安に、用意したらどうでしょうかと提案されていました。
又、避難所での過ごした方として
   ・通路に背を向けて過ごす
   ・手洗いの徹底(断水時はアルコール消毒)
   ・マスクの徹底
   ・自分のスペースの上でなるべく過ごす
   ・密を避ける(と言っても難しいでしょうが・・)
   ・静かに過ごす
   ・食事はパッケージのまま食べる
   ・ごみ処理(ゴミ袋を密封して共用ゴミ袋へ)
   ・換気は一時間に二回以上望ましい
  ☆もし避難所で発熱したら、すぐに管理者に報告しましょう。

防災の専門家・岡本裕紀子さんは、「コロナ下禍での避難所生活は、大変でしょうが、一人一人の小さな心がけが大切。その積み重ねが感染予防につながる」と話しています。

土砂災害起こった熱海では、避難者の多くがホテルに避難できたということで、あちこちから届けられた、通常でしたら役に立つ救助の品々が、ホテルに滞在できているという状況下で、かえって保管に苦慮していると、現場からの「申し訳ないが送るのを控えて欲しい」という異例の声が発表されました。その場にならないとわからないことがあることを知りました。必需品のお水が不足し、高齢者が坂の多い道を一人2リットル運ぶ映像も流れ、実態を深く知りました。おもいを馳せると同時に、実態を知り自分事として考える必要性を、つくづく知ったことでした。

二次災害なく、良い方向に進まれんことを祈りたいと思います。

失った歯が再生!

7月6日、BS7でショッキングな情報が流れました。
「失った歯が再生するというニュース」です。

京都大学ベンチャーの、トレジャスバイオファーマの高橋克さんと、喜早ほのかさんが共同創業者です。今回世界的な反響あったと!

何でも、人の永久歯の奥には、「第三の歯がある」そうで、体内にその成長を阻害するタンパク質がありそれを妨害していたそうです。

2030年ころには、インプラントとか言ってないで、
「歯生え薬にしますか?」と言うようになる日も夢ではないそうです。

実際、無歯症(先天的に歯の生えない)の患者さんなどに役に立てば・・とのコメントもありました。この薬、有名なオプジーボと同じカテゴリーの薬になるかも?だそうです。

テレビ番組からでした。
「歯生え薬にしますか?」・・ビックリですね。

 

 

マスクのつけ方 

エアロゾル感染の放送で、伺った内容の続きです。

マスクは「フィットしてるかどうか?」が大事だそうです。
顔にピッタリしてないと、意味がありません。鼻を出してのマスクは
全く意味を成しません。結構医療者でも(病院にもよりますが)この鼻だしマスクの方多くて、エッと思うことしばしばです・・。ましてやエレベーターでご一緒したくないですね。

細かく言えば
 N95のマスク
 医療用サージカルマスク
 不織布のマスク   これら3点は小さな飛沫にもかなり有効性あり

 布やガーゼ     以上3点に比べると かなり効力落ちる

 ウレタン      有効性は1%以下で、”若い人の感染理由”は
           正直ウレタンマスク?とまで仰ってました。
         ※ ただし、不織布マスクの上にウレタンマスク
           を重ねた場合は、密閉性が増すので有効と。

また、ウイルスはマスクの繊維の中にいるそうです。

これから、ますます蒸し暑くなりマスクは辛いですが、不織布マスクは有効なようなので、上手に使って感染予防に努めたいものです。長引くコロナで、情報も随分精査されてきたようです、臨機応変により良い解決に向かうよう、やれる事はやってみましょう。大変ですけれど、感染してご苦労された方の現場からの声は、聞きしに勝る大変さですし、亡くなられた方がたくさんおられるわけですから・・。

相田みつを いのち

 

いのち

  あのね
  自分にとって
  一番大切なものは
  自分のいのちなんだよ
  だから
  すべての他人の
  いのちが
  みんな大切なんだよ    

           みつを

再警戒はエアロゾル!

オリンピックを間近に控え、感染拡大が止まりません。7月6日、アメリカCDCに居た、西村秀一先生による感染経路のお話をテレビで見ました。

スーパーで買ってきた商品の表面をアルコールで拭くなど、物の表面からの感染より、やはり「エアロゾル感染」が脅威だそうです。

エアロゾルは、咳・くしゃみ・会話(1~2メートル以内の)からで、
のどや鼻からウイルスを吸い込んで感染だそうです。1~2メートルと言ったように、近づけば近づくほど感染力は強いと。

又近い距離(1~2メートル)とともに、15分以上この状態でいるかと言う時間も定義されました。
更に、2メートル以上離れていても、換気が悪ければ✖だそうです。

ですので、当初ダイアモンドプリンセス号での感染が、“接触感染”と言われてましたが、→ウイルスを含んだエアロゾルが循環した「エアロゾル感染」と判断されたそうです。

コロナ発生来、様々な検証経て「屋外でも、マスクを外して騒ぎ続けたり、密になるとエアロゾルが留まっている可能性が大きい」と指摘していました。

この15分以上対面・・と言うことですが、ペルーの方で”ラムダ株”と言う変異が起き始めており、このラムダ株の場合、対面で1分30秒で感染!と、とても怖い情報が7月7日のネットのニュースで報じられていました。

エアロゾル!見えないから本当に困りますが、マスクはなるべく外さないように、換気して、距離を取って、会食はしばらく我慢して、最少人数の個食(孤食)もやむを得ないのかもしれませんね・・。

どなたかが言ってました、ウイルスにペンキ塗って欲しいわ!と。
感染から復帰なさった方々の、その後のご不自由さなど聞くたび、
今少し、自分で出来る感染予防は、きっちりとやろうと思います。

コロナ禍の川柳

長いコロナ禍で.当たり前の日常、普段の暮らしが一変し、大人も子供も面食らいながら頑張っています。そんな中のとっおき川柳に笑いながら、今少し、感染予防徹底しながら頑張りましょう。

「行って来る、襖一枚テレワーク」

「抱き上げた、孫が一言密ですよ」

「出勤が、運動だったと気づく腹」

「子は鬼滅、夫婦は亀裂おうち時間」

オリンピック目の前に、感染拡大が心配される今日この頃

本庶佐先生のおっしゃる、意識高く・モラル高く・頑張るしか手だてがない! も少し頑張りましょう。

観天望気

「つばめが低く飛ぶと雨」

「夕焼けの翌日は晴れ」

「山に傘がかかると雨」

どなたもこんな言い伝えを、おじいちゃんおばあちゃんから聞いたことはないでしょうか?

よくお邪魔した山形酒田のあるお店のご主人は、こんなことを仰っていました。この土地の人、特に農業などに携わる人はね、鳥海山の様子や、雲の流れ空をみていろんな農作業を決めるのですよ・・。これを聞いて何と豊かな人間と自然の関りだろう・・と思った事でした。

昔の人は、自然を見るとわかってくるのだとか・・。これは今よく言うビックデータに匹敵するものです・・とその道の専門家がテレビで言っておりました。

万川集海→これは忍術の秘伝書だそうで、観天望気16カ条とも言われるそうです。

昨年の日本各地での豪雨に伴った放送でしたが、「突然の冷たい強風・積乱雲は”豪雨”の知らせ」とのことでした。今年も突然の大雨・豪雨が心配されています。自分の目で空や自然を見ることが大事なんですね。その感度を持ちあわせる鍛錬も必要なようです。

そう言えば、コロナ禍で地方に移住する方が増えていると聞きますがある番組では、群馬の田舎の方に移住した、小さな子供のいる家族の移住後の談話として、お子さんが「夜って真っ暗になるんだね。お星さまが落っこちてくるくらい、いっぱいだね」と言ったそうです。
きっと、観天望気、数々見つけ出していくことでしょう・・。

田舎に帰りたくなりました。

※この原稿をアップしてすぐ、熱海市の土砂災害のニュースとショックな画像が流れました。通常の一か月分の雨が降ったとか・・。それにしても凄まじい画像に身震いしながら、福島の映像を思い出したのは私だけでしょうか。心からのお見舞いと、不明の方々の捜索の進展、二次災害が無き事を祈りたいと思います。コロナ禍の避難、どんなに困難な事か心が痛みます。どうか静まってくれますように。

会食中の感染対策 呼びかけ 6/27

6月27日付 朝日新聞掲載の記事を紹介します。
「口の細胞にもウイルス感染!」と言う副題です

舌や唾液腺など、人間の口内の細胞にも新型コロナウイルスが直接感染していることを、米ノースカロライナ大等の研究チームが突き止めた。口内でウイルスが増え、唾液を通じて感染を広げる可能性があるという。専門家は”会食等飲食の場での感染対策”に、一層の注意を呼びかける。

新型コロナウイルスは肺や喉の細胞に感染し、肺炎を起こして呼吸困難による重症化を起こす。PCR検査に使う唾液の中にも、ウイルスが存在することはわかっていたが、口内の細胞に直接感染しているのかは不明だった。ノースカロライナ大や、NIHなどの研究チームは、健康な人の舌や歯肉、唾液腺などの細胞を詳しく調べ、肺などと同様に、ウイルスが細胞に侵入するのに使うたんぱく質が存在することを特定した。

次に、新型コロナウイルスで亡くなった患者から提供された唾液腺や、軽症患者の唾液を調べ、ウイルスが口内の細胞に感染し、増殖している様子を確認できた。このように唾液が感染を広げることを証明できた。

”無症状の新型コロナ患者でも、唾液からは3週間以上ウイルスが検出された”例もあり。味覚嗅覚がなくなった患者の唾液からは、ウイルスが見つかりやすい傾向もあった。

こうした結果から、研究チームは、口内の細胞に新型コロナウイルスが直接感染すると結論付けた。口内の細胞が、気づかぬうちに感染し、唾液を飲み込んで気管や肺などにウイルスが侵入したり、他人に飛散させたりする「培養装置」になっているとしている。この論文はネイチャー・メディスンに掲載された。

国内では昨年4月、日本歯科医学連合会が「口腔は、鼻腔とともに咽頭や軌道より先んじて感染するのだと推測される」と注意喚起し可能性を指摘してきた。当会では
「ウイルスを含む飛沫は見えないので、”マスクを適切につけ”唾液の飛沫が口に入る可能性が高まる飲食の場では、さらに注意が必要になる」と話す。

再びの感染拡大が懸念される今日、基本的なリスクを今一度一人一人が自覚して、自分を守り他人を守りする努力を続けたい。マスクもただするのでなく、”鼻まで覆って”せっかくのマスクを、暑い中つけるのですから尚の事、マスクの意味を生かしてつけましょう。

コルニッション

コルニッションは大好きで常備していますが、特にこのメーカ~が好き。

味も、胡瓜のとびきりの小ささもさることながら、この瓶の仕組みが好きなんです!深い瓶の下の方になると取りにくけれど、この緑の、井戸で言ったら桶(ザル)みたいなのがついてて、汲み上げるようにして胡瓜を取りだします。単純だけどこの作業が楽しい!下にはハーブの粒がたまってます。

そう言えばいつかカラスが、瓶に少量貯まったお水飲むため、嘴が入らないので瓶に小石詰めてるのを見ました!
頭いいなぁ~と見てましたが、この瓶の仕組みも似ているかな?
ちょっと違いますか・・?

 

誤嚥性肺炎 NHKチョイスより

 

NHKチョイス!の「誤嚥性肺炎予防(戸原先生)」がとても素晴らしい番組でしたので、再度ご案内します。最近では新聞の死亡欄に「誤嚥性肺炎で」という訃報が度々載るようになりました・・。

この番組で戸原先生は「呼吸と嚥下」の大事さを何度もおっしゃっています。今更ですが、この当たり前の、普通に何気にしている呼吸とのみこむということが、不自由になる方が増えているのです。

予防には三つ大事なことがあるそうで
       ①口の中をきれいにする事
       ②口と喉の機能を保つこと
       ③体力を保つこと     の三つです

今では、療養中の患者さんに、医科の先生・歯科医の他、歯科衛生士や言語聴覚士、口腔内科医なども加わって、口の中は元より、体全体をマッサージしたりして誤嚥の予防するようになってきたそうです。特に活動できずベッドに横になっている方、麻痺などあってご自分で口の中をきれいにできない方などに、食後だけでなく、「食前のお口のケアも大事」ということでした。

身体がご不自由な方の口の中をきれいにするステップは以下です
 ①潤す ブクブクうがいをする
 ②磨く 歯と舌を磨く、入れ歯の方は入れ歯もよく洗う
 ③除去 ブラシやスポンジブラシなどを使って汚れを取る
 ④保湿 保湿剤でお口全体を潤す

又戸原先生は、ブラシの当て方も、誤嚥性肺炎を予防するために

・”奥から手前に磨く!” ことを勧めておられます。
 手前から奥へと磨けば、汚れを奥に押し込むことになりますから
 誤嚥の危険を増しますね。

・舌の舌苔(カビ)を取ることも勧めていますが、やり過ぎは禁物
 微妙に白いのは通常で、薄白いのは取る必要はないそうで、くれ 
 ぐれもやり過ぎないようにと。
 
・以上のように磨いた後は、唾液中に細菌が多いので、よくブクブ   クうがいをお願いします。

・又特に誤嚥予防のために、朝起きたら朝食前に必ずお口のケアを
 と勧めています。(寝ている間にお口は細菌がいっぱいです)

☆口の汚れが増える原因は、お手入れ不足・チョコチョコ食い飲み・お薬の服用、口呼吸とかいろんな原因がありますが、一番大きいのは唾液が出ていないことで、→唾液の不足は

  ・汚れがたまる
  ・食べにくい
  ・虫歯・歯周病になりやすい
  ・粘膜が傷つき易い   に繋がります

そこで、番組内で戸原先生は、唾液を出すために「梅干を思い出したら如何でしょうか?」と仰ったので、私はクスッと笑ってしまいました。と言うのも先日他の番組で、今の若い方は、「酸っぱい梅干は食べない」ので、梅干しのおにぎりなどNO!と聞いたからです。若い方が梅干しと言えば「はちみつ漬け」か今はパイン酢!と言うのもあるそうです。ビックリ!でした。

ですから、空港のPCR検査で、梅干し・レモンを思い出して下さいとあるそうですが、俗にいうハブロフ反射(条件反射)は高齢者だけかしら?等と思ってしまいました。(これらを思い出して唾液を出すのは無効という向きもあるようですが・・)

美容の世界では、お顔の周りをマッサージしますが、三大唾液腺
耳下腺(耳の下)・顎下腺(顎の下のゴリゴリ)・舌下腺(ベロの下奥)のマッサージも有効のようです。

何れにしても・口の中をきれいに保つ
      ・機能を保つ
      ・美味しく安全に食べる
      ・活動的な生活を保つ 等など、

今まで当たり前に出来ていたことを、キープする努力をしましょう・・と言うことでした。未だ私は大丈夫でなく、先日ご案内の

・大きく口をあけて「あ」を10秒続ける 

こんなことも、普段のお口の手入れに加えて始めてみませんか?

嚥下障害

4月前半に口を10秒開けているトレーニングを紹介しました。
あれから一カ月半を過ぎ、私も随分効果が出てきました。

時々忘れることもありますが、一日に一回は「あ~っ」と10秒キープやってみました。あら不思議。起きてすぐのゴロゴロうがいが、以前より長く出来るようになりました。効果あり!

もう一度、おさらいで書きますね。

  ①大きく口を開けて口開け10秒キープ(顎舌骨上筋)

  ②顎を手前に力一杯引く (オトガイ舌骨筋)

どうぞ無理ない範囲で、落ち着いてなさってみて下さい。

又お食事でも、体に良いとされる植物性たんぱく室の「高野豆腐」「がんもどき」のような美味しい日本の食材も、意外と嚥下には難しいのです。と言うのも、だいたいあまじょっぱく煮て調理することが多いので噛むと汁が出ます。これでまずむせるようです。

思いがけないことですよね。普段では何でもない汁物なども注意が必要ですので、気をつけましょう。

①と②もご無理のない範囲で、なさってみて下さい。

大事なこと忘れました。是非にお口のケアを忘れずにお願いします。

 

自分の病状自分で伝えてみよう

連休明けに、愛知県の女医さんの投書を見つけました。

小学生、中学生の患者さんを診察するとき、保護者に、一緒に診察室に入って貰う事が多いが気になることがあると。

最初は必ず、本人に今の症状や気になることを尋ねるようにしているが、患者さんが自分で答える前に保護者に「かゆいんじゃなかった?」と促されたり、「今は特に何もないよね」と「答え合わせ」をしたりしてから、返事をするお子さんが少なくないと言うのです。

自分が自分の身体の症状はよくわかっていて「不正解」はないので、恥ずかしかったり緊張したりあるかもしれないけど、まずは自分の言葉で、自分の症状を伝えてみて!というものでした。

「自分の身体は自分のもの」という感覚を子供の頃から持つことはとても大切なので、保護者の方はまず最初は、子供本人が自分で話せるよう意識してみて下さいというメッセージでした。ふと、1990年から活動するささえあいCOMLを思いだし、発足当時の辻本さんからバトンタッチした山口育子さんの本「賢い患者」を思いだしました。

躊躇する子供の声を待ってあげる余裕も必要ですし、お子さん自らしゃべってくれれば、患者さんが主人公の何よりの治療に進んでいくことと思います。。

 

9秒95 日本新記録!

先日の陸上男子100mで、山形亮太さん(28)が日本新記録を出しました!

すごい!

「盛り上げますねぇ」レース後、ライバルの桐生祥秀選手からLINEでメッセージが届いたそうです。

「桐生が決勝を棄権したから、代わりに盛り上げといた」と山形選手は返信したそうです。

このやりとりを新聞で知って、今、この閉塞したコロナ禍、なんて爽やかでステキな選手達なんだろうと感動しました。

クール ジャパンから「笑顔」!

この番組は本当に面白くて、いつも笑ってしまったり、「ヘーッ!」の連続です。

ある日は、”外人が変だと思う日本人の笑顔” がテーマでした。

①笑う時に、手で口を隠す!

 歯並びを気にしてるとしか思えない・・と言う意見が多く、歯科に関係するものとして聞きずてならぬ、又そうだろうなぁ~と妙に共感してしましました・・。外国の方って、本当に歯並びが綺麗ですから・・。(長年ご指導賜った熊谷崇先生は、口元、歯並びを見るとその国の文化度がわかる!と仰ってましたっけ)

②謝る時に薄笑いする・・?

これにはギョッとしました。そうかなぁ~気づかなかったけれど・・。誤魔化された気がする・・と言う意見や、笑って場を穏やかにしようとするのだろうか?と言う意見もありました。

そうかぁ~。何げにしていることが、誤解されたり、伝わっていないことが多いのだなと真摯に聞きました。

では、「イッツ、クール!」と思う笑顔ってどんなの?の質問に

☆定員さんの接客の親切な笑顔
☆飲んでリラックスした時の笑顔
☆地方の人の自然な笑顔     と言う意見が出ました。

何だかわかる気がしました。

そのあと、あるタクシー会社がやっている、笑顔チェック(笑顔の測定器)が登場。朝出勤するとPCに向かって、思いっきり自分の笑顔をして確認してから仕事に就くというものでした。大変なご苦労ですね!

そういえば日本語って、あんまり唇や口を大きく動かして話す言語でないので、ハッキリしない!と昔から言われていました。表情筋を使わない言語とも言われます。

ハッキリものをいえば、おのずと表情はついてくる・・と言う言語学者もいます。

このクールジャパンの意見を参考に、誤解のないように意識したいと思いました。時はコロナでマスクが必須。目が口ほどにものを言い!ですから、顔のストレッチの為にも、参考になる意見を聞けたと思いました。聴覚障害の方は、マスクで口話が読みとれずとてもご不自由とも聞きます。言葉と表情、大切なんですね。

忖度

俳優 國村隼さんの作家・田辺聖子さんからの言葉、と言う記事を読みました。有名なカモカのおっちゃんで知られた夫の医師がモデルの、連続テレビ小説で交流を深めたそうです。「田辺さんのご自宅でお酒を飲みながらいろいろなお話しをうかがったが、中でも活字離れを憂えてもらした一言が忘れられないと。

「本を読まへん大人が増えた。そやから“コドモ”みたいな国になってしもたんやわ」と。

田辺の言う“コドモ”とは年少者ではなく、言葉の膨らみを組みとれないとの意味でもある。例えば「忖度」。
相手を推し量るという思いやりの言葉が、昨今は上司らの心情を慮って行動する意味になりがちだ。「言葉が矮小化されていることに何か幼稚なものを感じました」

自身も本の大切さを再認識させられた言葉だったと。「本を通じて言葉や物語、違う価値観に接することで教養と想像力、コミュニケーション能力が養われる。それが大人のたしなみだと思うのです」

ため息つきながら、小さな新聞記事を読みました・・。

脳梗塞の兆候 FAST!

随分前にも書きましたが、再びの登場です。

F face   お顔、特に口の周りがゆがむ

A   arm       両手を水平に上げ、どちらかが下がる⤵

S  speech  ろれつが回らない

T time  急いで救急車呼んでください(発作が起きた時間をメモ 
                    していく)

     発作起きて4時間半以内なら(血液を溶かす薬が使えると
                    いわれています)

とにかく FAST 早く気づいて病院へ!   

 

 

「野外飲み」のリスク

野外のバーべキューで、コロナ感染が起きた!というニュース。

昨秋、スーパーコンピューター「富岳」を使い、会話時の飛沫のとび方や飛沫量を計算したという記事がありました。豊橋技術科学大学の飯田明由教授(流体力学)は「台風レベルの風なら別だが、近距離の場合、屋外でも飛沫が届くリスクは変わらない」と話す。

会話をすると、飛沫は屋外でも、1・5メートル先まで届くという。富岳の計算では、1・7メートル先まで届く場合もあった。

対策として効果的なのはやはrマスクだ。マスクでしっかりと口を覆ってる場合、飛沫の量が減り、勢いが落ちるという。飯田教授は「屋外だから安全という訳ではない。一番良いのは家で静かに過ごすことだ」と話した。

☆専門家らが指摘する「屋外飲み」のリスク
 ・飲食でマスクを外した時に、飛沫がかかる
 ・近くで話すことで飛沫が届く
 ・大声を出すことで飛沫量が増える
 ・近距離でマスクなしの会話をしてしまう
 ・皿などの共有物を使うことでウイルスに接触 等指摘があ
  ります。

今更ですが、今一度気をつけたいものです。

 

落ち込みから立ち直る方法・樹木希林さん流

樹木希林さんのお嬢さん、也哉子さんの小さなページが目に留まりました。そこにはふわっとする言葉がありましたのでご紹介します。

母(樹木希林さん)はいつも、何かにつまづいたとき「ありがたいありがたい、これがあったからこそ次にくる幸せの濃度を強く感じられる」と言ってました。
ずっと平坦だと幸せは感じにくい。日々の暮らしには細かい緩急で幸不幸があるけれど、「あ~よかったセーフセーフ」って小刻みに幸せを感じています。これがいちばん、幸せを多く感じられる方法かなと。
物事には陰があれば陽がある、光には影がある。なるべく、俯瞰するようにしています。と言うものでした。

也哉子さんを通して樹木希林さんを感じながら、この閉塞したコロナの今を、やり過ごそうと思いました。町のあちこちに色とりどりの紫陽花が咲き始め、大好きなアカパンサスでしょうか?スッと真っ直ぐな茎を伸ばし始めています。

小さな幸せみっけしながら、その瞬間を一つ一つ味わいながら、「あ~よかったセーフセーフ」って過ごしていきたいと思います。道で出会った方には、「こんにちは」ってお声がけもしようと思います。その方にビックリされても,いいじゃない?・・。「変な人」って言われても・・。

だって、コロナ以前ですが、ホテルとかのエレベーターで海外の方に出会うと必ず「今日は!」っておっしゃるもの・・。気持ちいいものですよね。

「あ~よかった、セーフセーフ!」

今日も皆様いい一日でありますように!

幸せなことばがけ・・

つい先日ある記事に目が留まりました。

元CAの方のお話ですが、飛行中のお茶のサービスで、うっかり飲み物をお客様に溢してしまったとか!!そうしたら溢されたお客様、
「宝くじ買いに行かなきゃ!」と仰ったそう!?

そのお客様、台湾の方だそうで、台湾では「水」は「金運アップ」の象徴とか、それでも咄嗟にこんな言葉が出るなんて大人ですよね!!(私だったらどうするだろう、ムキって怒ってしまうんではないだろうか?・・と)

そういえば、ちょっと違いますが、フランス人ってクシャミすると「A tes  souhais!」(お大事に的な意味)を言うと聞いたことがあり、クシャミした方は「merci」と返すとか?
英語でも「bless  you」(神のご加護がありますように)と言うそうです。どちらも素敵ですね。
(ちなみにこのコロナ禍、一回のクシャミで8500万もの菌がまき散らされるそうです。水差すようでスミマセン・・)

もう一つ、歌手のさだまさしさん。気にするともなく見てると、いつも終わり際「お元気で!」と言ってらっしゃるような気がします。

さらに、コロナ禍で見るともなく旅番組とか見てると、特にフランスなどどんな地方でも、レポーターがマイクを向けたお礼を言うと、必ずと言っていい位「いい一日を過ごしてね!」「良い旅をね!」と現地の方が笑顔でおっしゃいます。

何ともいい習慣だなぁ~と聞いていました。
さりげなくこんな言葉をかけたら、お互いに気持ちがいいなぁ~と思いました。。

真似してみよう!と思います。

コロナ禍と五輪の中で、ふれあい・・

コロナ禍と五輪と言う論壇に「傷に触れて語り継げるか」と言う時評が載っていて、林香里さんと言う方が傷口への向き合い方と言う点で論じておられます。

伊藤亜紗さんの「手の論理」と言う本の中で、傷口に「さわる」と傷口に「ふれる」という二つの言葉から、回復のあり方を問題提起しているそうで、「傷口にさわる」と言われると、痛くて反射的に防御したくなるけれども、「傷口にふれる」となると、相手の痛みへの配慮が含まれていて、ふれられる人も「痛いからもしれないけど、ちょっと我慢してみようかな」と言う気になると。

「さわる」と「ふれる」。

傷は痛い、さわられても、ふれられても。けれども「ふれる」と言った時には、どこか。内側へと向かう信頼や、双方に共振するいたわりへの予感が呼び出され、力が蓄えられる。

五輪ありきでコロナ対策も迷走中。ふれあいを奪われた日本社会で、論壇は社会を分断せず、つなぐものでありたい。この伊藤亜紗さんが解説する日本語の言葉の妙から、少しだけ、未来へと希望をつなぐ・・と林さんは結んでいます。

言葉ってとっても大切ですね。ちょっとしたニュアンスの違いが
相手の方に、いいようにも悪いようにも響きます。このコロナ禍ではなおのことセンシティブですから・・。

思いやりの気持ちを失わずに毎日を過ごしたいと思います。

子どものストレス コロナ禍

緊急事態宣言再延長の頃、久しぶりに病児保育・フローレンスの駒崎さんのお話しを聞きました。最近は政府へ提言する立場でもある駒崎さんです。

その放送の中で、実際に小学生の子供達の声が流れました・・
・給食の時も、黙食って言って”しーん”としてて、しゃべるとしかられるんだよ。
・ワアワアも言えない
・楽しく遊べない
・公園で遊んでたら「うるさい!」て言われた・・と。

臨時休校や相次ぐ行事の中止。習い事の発表会も中止・体操教室も開かれず・・。キャンプも林間学校も中止。駒崎さんは、このような状況が長く続き、子供の心の育ちに影響はないか?と危惧していました。

このような子供の状況だけでなく、親は親で・・
。不必要に子供を叱ってしまう
・虐待したいなど思ってもいないが、一日ずっと家にいて以前よりもイラッとすることが増えた
・とても感情的になることが多く、怒鳴ってしまう!
・育休復帰を予定していたらダメになった
・子供が泣くたび、自分の頭を叩いたりするようになった 等など
テレワークの親の方にもストレスが溜まっている様子がうかがえました。

今、日本では一番弱いところに響く、すなわち困ってるとこが後回しの状況です、政治の貧困です・・と駒崎さんは言います。DVの相談件数も増えており、ステイホームが長くなって、家庭が安全でなくなっているとも。信じられないでしょうが、今この日本で貧困問題は深刻と。相対的貧困率は韓国に次いで日本は二番目だそうです。給食で栄養取っている子供も多いので、一番大事にしないといけないところがこのコロナで大きくダメージ受けている。このような現状から、小学生の15%・中学生の25%・高校生の30%にうつ状態がみられるそうです。

少し前ですがこどもの日の前に、感染症に詳しい小児科の先生のご発言がありました。コロナ禍で普段通りの学校生活を送れず、体や心の異変を訴えて、医療機関を受診する子供が増えている。

「子供が夜、眠れない」
「おなかが痛いと、しょっちゅう言う」と言った親からの相談が相次ぎ、不安障害と診断された子供が通常時の2倍、起立性調節障害は1・5倍に増え通院中だそうです。

ストレスなどが原因で体の成長に自律神経の発達が追い付かなくなるようで、小学校高学年なのに、夜母親の布団に潜り込み、手を触ってようやく落ち着いて眠れるというお子さんもいた・・と。

「おなかが痛い」と訴え検査して心配ないと言われても、本人からすれば気のせいでなく、理解されにくいところに深刻さがあると。「こんなにつらいなら生きているのが嫌だ」と言う子までいるそうです。まじめな頑張り屋さんこそ症状は出やすいので、親御さんは細やかに観察して、早めに相談してほしいとと言っておられました。診断がはっきりすると学校の先生の理解も得られるとのことですが、世の中全体余裕がなくなっているのでしょう。
この閉塞した理屈の合わない状況に居て、若いフレッシュな子供の心はダイレクトに響くのですね。身近に子供たちを見つけたら、明るく声がけしてみようと思いました。

日本では児童手当や、保育サービスが世界でも大変低く、特定の人ばかりが大変ではないのでしょうが、そのような事にも気を配り、事実を認識して、気持ちを寄せていくことはできると思います。

駒崎さんのレポートは、今自分が知らない事ばかりで、たくさんの人が共有していかないと変わらない?変われない?ことだと痛感しました。

依存症のリスク 

長年、禁煙・受動喫煙防止活動をしていると、「依存症」の文字が気になってしまいます。このお酒もしかりです。

何でも「ストロング系」と言われるアルコール度数7%以上の缶チューハイが売れに売れてるそうです。安さと飲みやすさが強みだそうですが、アルコール依存症との関係も指摘されてきたようです。

缶チューハイは、炭酸などで割らなくてもすぐ飲めることから
RTD(Ready To Drink)と呼ばれ、調査会社によると2020年の販売額4300億円は過去最高額だそうで、その6割をストロング系が占めてるそうです。

最近人気の発酵レモンサワーは度数7%、RTD特有のアルコールくささを抑えさらに無理なく飲めるよう工夫されてるようです。

この様に各社が飲みやすさを競う一方で、依存症との関係を指摘する声は強いようで「お酒が苦手な人でも飲めるため、依存症の入り口が広がった。酔う為の手段として飲まれる側面がある」と国立の薬物依存研究部の松本部長さんは指摘されています。

厚労省の指針では「節度ある適度な飲酒量」は一日平均純アルコール20グラムで程度で、度数7%の350㎖缶一本分に当たります。500㎖かんは約28gあり、一本の飲めば優に基準を超えます。

メーカーも問題を認識していても、成長が見込める市場で、販売をやめることは難しいようです。

このような現実ですので、タバコ同様、つい飲みなれると段々量が増え、ないと困る状況になってしまいますので、ぜひ、毎日常用はやめて、たまに美味しく飲むという風になさったらいかがでしょうか。

タバコもつい一本が、習慣になると(例えば、朝起きたら一服・PC開けたら一服・ご飯食べたら一服・・)というように生活習慣に入り込んでしまうと、なかなかやめるのは難しくなります。

たかが缶チューハイ・たかがレモンチューハイでも、毎日・しょっちゅうになれば=なくてはならないもの!になってしまいます。

最近スーパーで買い物してると、野菜やお肉、お惣菜等買った後にビール売り場による女性も増えてると感じます。そういう私も、買い物のついでに第三のビール、ホワイトベルグ5%を1~2本買います。でも最近は休肝日週に二日でなく、「飲むのを週に二回位」に減らしました。そうしたらアルコール頂く日の感動!と言ったらありません。よりおいしく感じます。

依存症というのはとても怖いです。
そしてそこからはい上がるのは、とても大変です。アルコールもタバコも、お菓子も、何でもそうですね。

止められない方の意志が弱いのでなく、知らないうちに依存になってしまうことを知って、「今日はやめておこう!」と一回うまくいけば、明日も明後日も行けると思いますので、ついついの一杯が、”なければなっらない一杯になってしまう”ことを知って頂ければ幸いです。

たまに飲むと美味しいものですよ!やってみて下さい。

谷川俊太郎・ことばあそびうた

ほっとけ

 いけはほっとけ
 こけははっとけ
 たけはきっとけ
 おけはおいとけ

 つけはほっとけ
 ふけはとっとけ
 はけはほしとけ
 かけはまけとけ

 ごけはほっとけ
 みけはかっとけ
 さけはさけとけ
 やけはやめとけ

 

たね

 ねたね
 うたたね
 ゆめみたね
 ひだね
 きえたね
 しゃくのたね

 またね
 あしたね
 つきよだね
 なたね
 まいたね
 めがでた

 

とりどり

 おどりのなとり
 とうどりみとり
 としとりさとり
 ひとりあやとり

 でもどりみとり
 ものとりふとり
 あととりきどり
 おっとりゆとり

 

私淑

私淑とは「直接は教えを受けていないがその人を慕い、言動からまなぶこと」だと言います。著作などを通して、その思想や発想に感銘を受け、自らの思考方法の変革を試みたりします。何か問題にぶつかった時「あの人ならどう考えるだろう」と思う方がいることは大きな幸せです。

若い頃、日本文学に精通したフランス人の知り合いがいて、吉本隆明さんの本が面白いから読みなさい!と言われたものの、恥ずかしながら難しくて理解できないご本ばかりでしたが、テレビ人間の私は、テレビで吉本さんの人生観・猫と住まわる生活のご様子など垣間見て、間接的にでも多くの視座を得ました。心を揺さぶられたものの、ご本は私には今でも難しいと感じています。

夏目漱石が芥川龍之介に寄せたという言葉がありました。

「牛になることはどうしても必要です。われわれはとかく馬になりたがるが、牛にはなかなかなりきれないです」

よい言葉を思い出したら、ちょうど今年は丑年。
桜もおわり、たわわな新緑の中に紫陽花が雨にぬれる季節になりました。

スーパーシニア!!

連休中すっごいテレビを見ました。

見るともなく見てたら、充分お年寄り(失礼)と思われるご婦人が三宅選手の様にダンベル上げてるのです!ビックリして画面見れば何と!90歳の女性!(おばあちゃんなどと言えない風情なのです)

①朝五時に起床、まず体重計に乗るそうで→増えてれば浮腫みあり・減ってれば栄養不足と見極められ、何より数字を意識して前後を比較することが素晴らしい!と。

②朝ごはんは、牛肉100~140gをサッと炒め、酢の物・お野菜・お味噌汁とご飯。必ず5品目だそう!エライ!

③しかも、一口40回噛むそうです☆☆☆彡

④週三回、ダンベルのトレーニングに行き。なんと50歳から始めたそうで、年を重ねても自分で手入れすれば、筋肉を鍛えれば必ず変われると豪語してました。

・もう一方、この沿線東松山在住の男性86歳?やはりダンベルで100キロ!!に挑戦中!」

①この方は若い指導の方の言うことをよく聞いてらっしゃいました→この若い人の言うことを聞くという「開放性」の高さが心理学的にすばらしく、柔軟性があって認知機能をよく保つのだそうです

逆に自分の考えが固まってくると→新しい考えを取り入れにくくなるんだそうです

②この方は毎日なさったトレーニングをノートにつけています→今日やったことの反省は、自分を客観的に知ることになり、目標に向け努力する誠実性の高さが、健康を維持して長生きに繋がるのだそうです。なぜなら誠実性の高さは、強い意志を持ち、目標に向かう・向き合うという強い意志の表れだからだそうです。

この日100キロに挑戦するも残念に終わって悔しがる様子に、前出の90歳の女性が「まだまだ頑張ればいいんじゃない!?」と励ます様子に、ただただビックリの私でした。

チャレンジが長生きの秘訣・・とまとめでしたが、「大丈夫・大丈夫、死にゃしないから・・」の言葉に又ビックリ呆然の私でした。

ただ、スゴイ!

おまけ・
この番組中、8020高齢者の残存歯の話になり、歯周病菌が認知症の大きなリスク!と言ってくださいました。この何本歯が残っているか?により、介護が必要かどうかも決まってくることを認識してほしいということでした。ただ、歯を失った方も、きちんと噛めるようにお口の中を整えて噛めるお口にしておけば、そしておうちでのケアを十分なされば、お食事もとれ、新しいことにチャレンジ可能とも仰いました。ご自分の歯には敵わなくとも、歯が無い状態にしておくより、ずっと健康に寄与します。

 

多様性って

ある日のBSNHKで、ピーターバラカンさんが、コロナ禍の東京をある方と探訪する番組がありました。ご一緒するのは、AJバリアフリー海外サイトをなさるジョシュさん、電動車いすの方です。

以前に来日された時、未だ障害者対応整っていない日本の駅で、駅員さんが車いすを持ち上げてエレベーターに乗せてくれたことに感動し、7年後に日本くらしを始めたそうです。現在ヘルパーさんに手伝っていただきながら、お一人暮らしをなさっておられるご様子を拝見しました。

浅草を探訪なさりながら、ピーターさんが「コロナになってご不自由は増してないのですか?」と聞くと、にこにこしながら
ジョシュさんがこうおっしゃったのでした、

「障害者から見れば、コロナでなくともずっとこうでしたから。”皆様は不自由が増えたでしょうが・・”」と。

ズシン!と来ました。

そして「在宅してても大丈夫、生産性も上がったし」と。又「こういう時こそ、考えるべきですね。社会には誰が属しているのか?多様性って何?」と。

コロナは東京を強くするチャンスですよ!とまでおっしゃったのでした。

作り笑いでなく、心底毎日を楽しんでらっしゃるジョシュさんンの笑顔は、毎日充実してらっしゃるんだなぁ~と拝見して実感しました。

グダグダ言ってる場合じゃないですね。

(ジョシュさんはAJバリアフリーサイトをやってらっしゃるそうです)

タバコの汚れは高くつく!

週刊誌のIQOS宣伝です。「内装屋激白!」とあります。

・ヤニ汚れの実態を目撃

内装屋を営んでいます。自分も紙タバコを吸っていましたけど、愛煙家のお宅の仕事は正直辛いものがありますね。木枠の拭き洗いだけでバケツの水がコーヒーみたいに真っ黒になりますし、壁紙を剥がすと柱にヤニがべったり付着してすごいことになってる。
紙タバコってヤバイじゃんと思っちゃって、ヤニは天井・壁だけでなくて、実は床にもつきますからね。リフォーム代も会社員の月給が飛ぶくらい高くつきますし、賃貸だと敷金も返りづらくなる。売買にも不利になる。だからこれから引っ越す方は、IQOSに替えるチャンスだと思いますよ。と言うものでした。

まだ続きます・・

IQOSは最初こそ味に戸惑いましたけど、すぐに慣れました。雑味がしないのがいいですね。使いすぎても、紙タバコと比べて口の中が気持ち悪くなる感じる事もなかった。普段吸う場所も、昔は家の外でしたけど、今はリビングで。多少はにおうでしょうから「大丈夫?」って確認しましたけど、紙巻きたばこと違ってあんまり嫌じゃないようで。なので、車の中でも楽しませてもらってます。
”一度、妻に、窓をスッて開けられましたけど(笑)”

お気に入りは新発売の・・・・・。めちゃくちゃ美味しいです、コクと深みがあって、紙巻きたばこ派の友人にも勧めたぐらい。本体とスティックを貸してあげたりしてね。なんでそこまで?って思うかもしれないですけど、ほんとは自分のため。隣で吸われると苦しいから、「ガツンと来る?」とか「酒飲むと物足りない?」とかはじめは疑問だらけだと思いますが、僕自身すぐに慣れて満足できたからお勧めできるんです。と。

このページの下には

⇒「加熱式タバコの煙(蒸気)は、周りの人の健康への悪影響が否定できません。健康増進法で禁じられている場所では喫煙できません。加熱式たばこの煙(蒸気)は、発がん性物質や、依存症のあるニコチンが含まれるなど、あなたの健康への悪影響がひていできません」とわざわざ書いてあります。

このページの副題には ”いいおとなの、いい選択”とあります。

長年禁煙・受動喫煙防止のために、お口の中を通じて患者さん方に様々なアプローチを試み、多くの禁煙成功者を経験し、お口の中の改善・その後の前向きともとれるお仕事などのご発展の様子も拝見してまいりました、また、禁煙しても残念ながら進んだ病魔に勝つことができず見送った方も居られました。

相変わらず掲載されるこのような広告に、複雑な思いで居ります、あなたはどう思われますか・・・?

米・メンソールタバコ禁止へ R3/4・30付

米食品医療品局(FDA)はメンソールタバコや風味付きの葉巻を国内で製造や販売を禁止する方針を示し、来年中にタバコの製品基準の改定案をまとめるとのことです。

FDAによると、メンソールはたばこ製品の不快感を覆い隠すことで、中毒性を高めて吸い始めるのを容易にし、特に若い世代への影響が大きいと言っています。

いかにスタイリッシュにして、若い世代、特に女性の心をくすぐる商品展開が見受けられ、困ったことだなぁと感じておりましたので、この決定は遅きに失した様でも、良かったです。

どんなに、仕様がステキになろうとタバコはタバコ。身体に良いことは一つもありません。

少しでも体に良いものを探そうとしても、良いものなどあるはずないのです。ご自分のからだを大切にするあなた。吸わないことが一番です。身体にも美容にもいいことはありません。必ず禁煙は出来ます。ご自分を大切になさってください。応援団は沢山います。

小さな記事(記者のひとこと)

感染者急増、医療逼迫、緊急事態宣言・・。コロナ禍で様々な言葉が飛び交うなか、窮状に直面する一人一人の顔は隠れています。

四月上旬に刊行された雨宮処凛「コロナ禍、貧困の記録」(かもがわ出版)は支援窓口などについての具体的な助言を交えつつ、災禍に揺らぐ個々の人生と向き合った大切な一冊です。

「自分が手を放してしまったらこの人は命を失ってしまうのではないか。そんな想像力をすべての人が持てば、救われる人は大勢いる」。15年にわたり貧困問題を追い、自ら支援活動を続けてきた筆者の警句は、重みをいや増しています。

この国は、私たちは、これまで何を見捨ててきたのか。万人に脅威が降りかかるいま、同書が発する問いを、真剣に考える必要があります。(山本悠理)

子ども達の鉛筆、2Bが標準になった理由

テレビを見ていてビックリ!です。子供たちが学校で使う鉛筆の標準が2Bになったそうな!?

えッHBじゃないの?と見ていてなんでなんで・・!と。

何でも手を使わない毎日にどっぷり浸かった結果とか。それってお年寄りに懸念される「フレイル」と同じじゃないのかしら?子供たちも・・!

子ども達の筆圧が弱くなっていて、HBでは薄くて読めないのだとか。標準鉛筆が2Bになったというこの状況を危惧した関係者は、手は立派な感覚器であり、又運動器でもある。HBの鉛筆使って訓練した方がよい!と仰っていました。子供のころからこんなに握力もなければ大変だと!

そう言えばいつぞやブログに書きましたが、例の吹き流し(へび笛)。高齢者の嚥下予防・お口の機能強化のために当院でご案内してた際、幼児や小学生に「やってみて!」と言っても吹けない子供が結構いて唖然とし、ゆっくりお教えしておりました。まだまだ腹式呼吸等できないにせよ、「フーッ!」と言うことすら難しい子供がいて、ショックでした・・。紙風船もおんなじ状況で!

今高齢者に注意を呼び掛けていることが、同じく小さい子供にも・・と思うと複雑な気持ちです。どんどん便利になる一方で、体の部品を使わないで済んでることは、身体能力の低下どころか、もっともっと大きな問題を含んでいると心配してしまいます。

出来ないから、やり易くする!でなく、もうちょっと頑張ってできることは減らさない努力が必要と私は思います。やれば出来ることですから・・。あきらめないで、やれば出来ることだと思いたいです。

お大事に症候群

震災後10年を迎え様々報道される中で、未だお身内が見つからない方、生活もままならない方、声にならない悩みを抱えておられる方など伺うと、日々普通に暮らせ、愚痴こぼしたりわがまま言えてる自分が恥ずかしくなります。

様々な分野で復興が進んでいるようですが、ある基礎研究してる大学の先生が、震災後、放射能の心配あってなかなか農業に復帰できない方たちに、ある植物の育成を進め商品化にこぎつけているテレビを見ました。普段ラボにいる方が、このような積極的な取り組みを推進する姿に感動しました。

震災当時、体育館などの床に、マットも引かれてない床に、被害受けてやむを得ず集う人々を報道で見涙しながら、高齢者を中心に「お大事に症候群」が増えているなどと、ブログに上げさせていただいた私は、今10年経ってとても恥ずかしく思っています。その時、家を壊され、流され、着の身着のまま命だけ助かった方たちの気持ちも考えず、失礼なコラム書いた・・と。
動かないと、体を動かさないと、歩かないと・・動けなくなる「お大事に症候群」になるなど、その身にならないのに随分安直に物言ったものだと大いに反省しています。

たしかに、動かないでいると動けなくなるのは、今「フレイル」と言ってとても危惧されている状況です。ですが、あの未曽有の震災では、命からがら避難所にたどりつくのが精一杯の人々の気持ちをちっとも察していなかった・・と反省しています。

10年経った今、避難所の床に寝るのはどれほど辛かろう・・と、段ボールベッドや様々開発され、先日その担当者が、床に寝ていたのでは、トイレに起きるにしても立ち上がるのが難しかっただろう、ましてやお一人のスペースも満足にない状況で・・と。なので段ボールで頑丈な土台をつくったベッドなら、起き上がるのも、降りるのも楽だし、寝返りも出来る、そうすればトイレにも起きやすくなるし、動くようにもなり、生活不活発病(お大事に症候群)は減るのでは?と言ってらっしゃって、ハッとしました。

この震災を踏まえてさまざま商品開発するには、便利さだけでなく、その当事者皆さんの現状、更に「おもい」を想像し、理解しようと努め、それこそ寄り添わねば絵に描いた餅なのだと知りました。

過去に「お大事に症候群」にならないよう気をつけましょう!等と簡単に言ったわが身を恥じ、その場にならなければわからないことが多いのだと知りました。
同情するのでなく、想像力と思いやりを携えて進めなければならないと心に留めました。震災後10年の今日この頃です。

「あ」を10秒

ひと昔までは想像できませんでしたが、最近新聞の死亡欄に、たびたび「誤嚥性肺炎」と載るようになりました。、

「誤嚥」という言葉も、一般の方もご存じになってきた昨今です。

病気の状況による場合もありますが、やはり喉に限らずお口まわりの筋肉が使われなくなっている現状もあります。歳とると自然と柔らかい・食べやすい食事になりがちですね。ですのでおっつけ食べられなくなっていくのです。

ひと昔前は、ご病人には「お粥」が当たり前でしたが、検証が進んで、お粥でなく「限りなく柔らかく炊いたご飯」が良いと薦められています。

人は食事の前に眼で見て判断するそうで、「お粥」だと噛まなくていいな!とすすってしまうそうです。それで、むせったり、せき込んだりして危険なんですね。

「柔らかく炊いたご飯」でしたらご飯粒が見て取れますから「噛まなくちゃ」と認識するそうです。見た目って大事なのです。

そうなる前に、日ごろの何気ないお口まわりの体操が必要です。よく聞く「ぱ・た・か・ら体操」はまた別にご紹介しますので、先ずは大きくお口を開けて、「あ」を10秒続けていてください。声を出しても無音でもいいですよ。結構きついです。(無理なさない範囲で)

人のいない場所でお願いしますね(笑)すごい顔になりますから。
「あ」を10秒です。

目も自然と開きますから、瞼が下がりがちの予防にもいいかもです。

そうそうコロナ禍で、うがいも大切ですが、うがいには二種類あります。「ゴロゴロうがい」と「クチュクチュうがい」です。喉と口の周りの筋肉使うので、日ごろのストレッチと思ってなさってみて下さい。うがいでむせるようでしたら、くれぐれもお気をつけて。

変革期のリーダー

新聞に時折特集される、著明な会社の社長さんの座右の銘と、愛読書のページ。結構注目して読みます。なぜって、思いがけず、この方がこの本を!みたいな意外性にビックリしたり、でもやはりそうなんだ!と納得したりで面白いのです。

先日ある社長さんのページでは、こんな言葉が目を引きました。いかにも今のこのコロナ禍だと納得です。

☆彡変革期のリーダーに問われるのは、社会の変化を洞察しながらビジョンを発信する責任ですとあります。
その方は、かつて、ゼネラル・エレクトリック社の関連会社に在籍してらしたそうで、当時の最高経営責任者 ジャック・ウェルチ氏がリーダに必要な資質として、次の4Eを挙げたそうです。。

   Energy (情熱)

   Energize (人をモチベートする力)

   Edge (厳しい判断を下す力)

   Execute (執行能力)

この社長さんはこれらを実践しながら、企業理念であり未来へ向けた人類共通のテーマでもある「よく生きる」を社会全体へと広げていきたいと考えています。  とありました。

どの業界でも感染予防に腐心しながら、大変な状況にある中、この4Eって、会社の方だけでなく私達、一般人にも必要ではなかろうか?と思ったりしました。世の中が刻一刻変わる中にあって、とても良い記事に出会えたと思います。

アルフォンス・デーケン先生のことば

喜び、悲しみ、苦しみを
分かち合う人間関係がないと
イラついたり、むかついたりする

喜びも人に話せば二倍
悲しみも人に話せば二分の一となる
まわりの人は有難い    

           アルフォンス デーケン

コロナ禍でリモートの仕事となり、新入社員でありながらたった一回しか出社せずとも仕事はできているが、精神的にいっぱいいっぱいになっている女子社員のドキュメンタリーを見ました。いいタイミングで、だいぶ年の離れた先輩が気遣って下さり、「一度山形の実家に帰って、そこからリモートで仕事したら?」と言われ、帰省し実家で母の手作り料理を食べ、姉の子供と遊び、生まれた土地の自然に触れ、そうこうしてるうちに生気を取り戻して仕事にもどれた・・と。

そのテレビを見て、このデーケン先生の言葉を思い出しました。生身のコミュニケーションなくとも仕事は出来るようですが、一人暮らしの方・新卒社員などに、言葉かけはぜひ必要です。仕事をこなしているから大丈夫ではないのですね。

どこかのタイミングで、誰かが声がけして、一人でないことを実感いただいたらよろしいですね。

まだまだ続くコロナ対応の毎日。
その黄色信号に気づいて、手を差し伸べ声かけして「みんながいますよ、一人じゃないよ」と伝えましょう。

先ずは、挨拶からですね。
道で会っても、「こんにちは」「いいお天気ですね」
変な人!?と思われてもいいじゃないですか?

お子さんなど、マンションのエレベーターで元気に挨拶してくれますよ。この間は聞くともなく「このバッグね、誕生日にもらったの!」と嬉しそうに自慢してくれました。「アラッそう!ステキね」と言ったらとっても嬉しそうでした・・。

「気をつけて行ってらっしゃい!」こんな感じかな?

このコロナ禍、しんどいのは皆さん一緒ですから。

洗面所 感染のリスク?

コロナ自粛解除を前に、「洗面所は感染リスク!?」といきなり夜テレビ見ていたら出たので「エッ!?」と見入ったら、家庭の洗面所で普通に歯磨きしてる場合の、飛沫と所謂エアロゾルがどう飛ぶか!を、赤外線画像で示していました。口の下を中心に大きく下方を中心に広がっていました。

呆気に取られていると、「ですので、歯ブラシは口を閉じてやってください!」と言ってアッと言う間一瞬で終わりました。ビックりして何チャンネルかも?覚えていません。お口を閉じて歯ブラシなど、全部の歯をきれいにすることは不可能です・・。

外出から帰ったら、コートや上着は玄関の外で脱いで払い、靴の裏にもアルコールをし、スーパーに寄ったMy袋は、必ず洗って干して寝ます。いろいろできることはやってるのに、そうか歯ブラシする時も・・と、まぁ家庭では並んですることもないけれど、傍に小さい子がいる場合もあるし・・と、看過できない情報だと気になりました。

外出先でちょっと歯ブラシしたいなぁという時も、殆んどのトイレにはそのような場所はないので、すいてるトイレを見つけてほかの方に迷惑ならないタイミングで、歯ブラシするようにしています。歯ブラシ後は持参のアルコール綿で洗面を拭きとったりして終えます。

このテレビを見る限り、シチュエーション・他人が居ないかどうかを考えないとダメですね。ということは、めったに外で歯ブラシ(出先のトイレなどで)は出来ないということになります・・。

う~んと考えてしまいました。

コロナ感染拡大していた時、ある会社でのクラスターが、会社の洗面所?トイレ? ともかく並んで社員がは歯ブラシしていた・・と報道された時があり当時スタッフルームでも、昼食後の歯ブラシは、一人一人別の場所でしようと!と早速に取り決めたことがありました。

自粛解除されても、今後コロナとうまく付き合っていかなくてはならない時代。いつまたほかの感染症が?とも限りません。新しい生活様式考える前に、確かな感染リスクをきちんと知りたいと思いました。怖がっているより、リスクを知ってできる最大限の対応する!
これしかありません。わかればどなたもなさるでしょう・・。

みんな大切な人がいるでしょうし、どなたもかかりたくはありませんから・・。

鯵フライ

3月14日のブログに「何パンでしょう?」とブログに載せさせて頂いたら、ビックリ19日のカンブリア宮殿に出てしまいました!逗子のスーパースズキやさん特集で!

鯵フライ単品が大きくクローズアップされ、スタジオで小池さんが「わ~肉厚、カリカリ!」と。
それがパンにはさんであるのですから!ゴックン!画面を食い入るように見てしまいました。

それより、女性の社長さんが、私達客が何を欲しがってるか鋭い感でお分かりなんだな~と心強く思いました。コストと見合った内容、安ければいいというものでないとわかっていらして・・。

どちらもそうだと思いますが、あの辺は特に急激に高齢化が進んでいるので、又低いようでも山があるので坂も多く、買い物がご不自由じゃないかと、宅配便はじめ、それがただ商品届けるだけでなく、「安否確認」にも貢献してるというから驚きです。コールセンターの方の「最近体の調子は如何ですか?」のあたたかい言葉かけに、引っ越したくなった方も多いでしょう。

スーパーという物販だけでなく、「お客様の喜ぶ顔がみたい」というご商売の基本を垣間見た想いでした。ショートカットの白髪に、きちんとジャケット召され、仕事にふさわしいアクセサリーもきちんとおつけになって、満面の笑顔ステキな女性社長さんの姿に、ご商売の真髄を見た気がしました。シャキッとしてとってもステキで、鰺フライパンを又買いに行きたくなりました。

ロイテリ菌

1998年歯科予防の会が発足してから、当時国立予防研にいらした花田信弘先生には、様々な情報を頂き勉強させていただきました。「むし歯も歯周病も細菌の感染症である」と熊谷崇先生が会発足当時発表し、集まった我々は驚愕したものです。基調講演が、免疫の富田先生でしたから尚びっくりもし「サイトカインストーム」等など、知らない言葉に面食らって、必死に勉強したのもつい先日のことのようです。

花田先生はその後も研究を進められ、お口の中のオーラルフローラ(花畑)という概念も発表され、その後大学に籍を移され研究を続けておられます。

三月のはじめ、テレビの健康番組に懐かしい花田先生を発見!以前よりふっくらされていましたが、この日のテーマは「ロイテリ菌」でした。

数年前から、ロイテリヨーグルトというのが売り出され、「歯周病菌に有効」とのキャッチコピーに飛びついた私ですが、なかなか売ってなくて、近所で買えなくなり途絶えていました。確かメーカーは「オハヨー」です。

今回の番組では、乳酸菌の中でも「ロイテリ菌」が口の中の菌に効果を発揮するとのこと。歯周病菌だけでなく、虫歯菌まで抑制し☆彡、口腔内を正常に保つというのが、今回のトピックのようでした。普通の乳酸菌では歯周病菌は抑えられないんだそうです。

ロイテリ菌は既に2006年スウェーデンでペリオ(歯周病)患者さんに有効との研究があったそうです。

ロイテリ菌が赤ちゃんの口に定着すれば、虫歯は予防できるわけで、赤ちゃんの免疫が未だない頃、お母さんの母乳が有益だそうです。母乳から発見されたんですね。

ロイテリヨーグルトは、噛みながら食べると尚いいそうです(約20秒)。そういえば昔小さい頃牛乳も噛んで飲みなさい!と言われたような・・?やりませんでしたが(笑)

ロイテリヨーグルト、皆様も見つけたらお試しください。なかなかいいお味でした。

心に触れる言葉

コロナが終息どころか、変異株にとって代わりつつあるとの報道に、ため息つきながらも、やれる事は引き続きやらねば・・と思う今日この頃です。

それにしても、政府のトップにしても、担当者にしてもこの国はなんて言葉遣いが下手なんだろうと思う日々です。

いつか、メルケル首相が心の底から「お願い!」と言う思いで発した言葉は、素直に人としての言葉と感動もし合点しました。

やはり、心に触れる言葉と言うものは、教養が出るんだなぁ~と自戒を込めて思います。

曖昧模糊とした日本語にしても、「心に触れる言葉」はあるはずですから。リーダーに求められるのは、その人のこ・と・ば
に他なりません。

正確に、誠実に伝えて欲しいと思う今日この頃です。