インフル退治 歯磨きから!? 

2月15日付の新聞にまた載っていました。インフルエンザ予防にお口の汚れを取ること

今回日大チームの研究では、お口の中が不衛生だと、「タミフルなどのインフルエンザ治

療薬が効きにくくなる可能性がある」ことがわかったそうです。逆に言えば歯磨きの

徹底など日常生活の注意で、予防できたり・重症化を防ぐ可能性が出てきたわけです。

インフルエンザウイルスは、細胞内に入り込んで増殖し、他の細胞に感染を広げる際、

ウイルス表面の酵素「ノイラミ二ターゼ(NA)」を使って自身を表面から切り離す。

タミフルやリレンザなどはNAの働きを妨げることでウイルス感染を防ぐという理屈だ

そうです。チームの研究で「歯垢に含まれる2種類の細菌がNAを作りだし、ウイルスの

増殖を助ける」ことがわかったそうで、インフルエンザウイルスはのどや鼻の奥で感染、

増殖します。感染部位が口に近いことを考えるとますます口腔内細菌とインフルエンザ・

又他の病気との関係も注目されます。お口って全身の源ですね。

庭のふきのとう

実家の庭に顔のぞかせていたふきのとうを、摘んできました。まだ早いので少しですが香りは抜群です。早速ふき味噌にしたら、スタッフから貰った焼酎のお湯割りがピッタリでした。春の香り、ほろにがさ、うまい!

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お雛様を飾りました

まだまだ寒い毎日ですが、スタッフの誰ともなく、お雛様って早くに出して早々に終うんですよね!の声もあり(笑)例年通りあちこちに飾りました。この他パウダールームにもちっちゃな赤いお座布団に乗ったお内裏さまがあります。先生のお庭から紅梅の枝も飾られました。もうすぐ春ですね。

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家族も含めたチーム医療(あるリハビリ病院の取り組みより)

日本はついに超高齢社会となりました。皆必ず歳をとり、からだも不自由になります。

加齢に伴い筋肉が衰えていく事を「サルコぺニア」と言うことはクリニックブログで

以前、書かせて頂きました。日本語では、筋肉減少症・筋力減少症と訳されます。筋肉は

使わないと衰えます。私達は食べるときに、食物を口の中に運び、噛み砕き。のどへ送り

ます。何気ないいつもの動作ですが、噛んで飲みこむには顔の周りの筋肉や咀嚼する筋力

を使っているのです。これを”嚥下”と言い飲み込むことが困難な状態を、嚥下障害と言い

ます。嚥下障害の原因は病気や栄養不良及び老化などです。それまで普通に食べられてい

た方も、ひとたび誤嚥性肺炎で入院なさると、数日間栄養を点滴に頼り安静にしただけで

上手く食事を飲み込めなくなります。嚥下機能のサルコぺニアです。こうなるとまず

飲み込みの検査をして安全に食べる方法をとります。食べる力を取り戻すまで、「ミキ

サー食」や「ソフト食」お茶や汁ものはとろみをつけて飲み込みやすくし、合わせてリハ

ビリを行います。飲み込む時は、呼吸の調整や痰を確実に出す必要があります。又食前

食後の姿勢も重要です。口の中が汚れていると肺炎の治りも遅く味がわからないなどの問

題が生じるので、歯磨きの仕方や入れ歯の調整も必要です。このように食べるためのリハ

ビリに多くの職種が関わります。これを見て「私も頑張らねば」と言う年配者もいれば、

疲れも出て意欲が落ち、「もういいや」という方も少なくありません。そんなことを見逃

さずご家族と相談して、次の一手、お孫さんの協力など頂く場合もあるようです。「じー

早く帰ってきてー!おやつ一緒に食べてお散歩行こうよ」こんな一言で元気になられ嚥

機能がよくなったりもするようです。当院でも禁煙支援の際、どうにもこうにも固まっ

ゃって進まなかった時、「おじいちゃん臭いからタバコやめて!」のお孫さんの一言で

禁煙できたことがありました。医療スタッフは患者さんの笑顔を取り戻すため努力します

が、ご家族の協力はより一層効果があると結んでいます。ご家族含めたチーム医療で入院

中からケアできると、退院後のサルコぺニアの予防につながりますね。リハビリテーショ

ン病院におけるこのような取り組みは、私達歯科医院の対応にも大きな示唆となります。

多職種連携に加え、家族をパートナーとして連携が功を奏し、お食事できる状態に

もどれることを願い、ご不自由になる前から認識して準備と備えが必要と感じました。

ご来院の度に患者さん方から伺う、ご家族の暮らしぶり・ご年配者の介護の状況・ご病人

の生活状況など、生きた知識として本当に為になります。日々見聞きする些細なことが

どんなに役立つことでしょう。相互交通を大切にして対応していきたいと思います。

ケアの間、ダッフィー待ってます。

2015021016160000.jpg2015021016180000.jpg今日はダッフィーを連れてきました。お口のケアが終わるまで、待合室で待ってます。今日もお口の中と歯をきれいにしてもらいました。デンタルフロス忘れないでと衛生士のお姉さんに言われました。歯がツルツルになって気持ちがいいです。ダッフィー待っててくれてありがとう。

そして父になる

 先日のテレビ放映ごらんになりましたか? 福山雅治もさることながら、リリー・フラ

ンキーがいい味出していましたね。コマーシャルの間も席立てないくらい、見入ってしま

いましたが、重い題材を是枝監督が見事に描き、家族って・・とみんな深く考えたのでは

ないでしょうか?当院のスタッフみんなビデオ撮ったようです。

タワーマンションと仕舞屋じゃないけど商売屋さんの家。親子の距離感。ふれあい。

映画とはいえ、小さい子供と親子でお風呂に入らない家庭もあるんですね。そういえば、

最近ではおむつ替えの時、一言も発せずおむつを替えるお母さんもいると聞き、エッなん

で?と思ったことでしたが、映画を見終えてとてもいろいろ考えさせられました。もう一

度みたいなあ。ビデオ貸してもらおうっと。

認知症予防は「歯が命」(週刊文春より)

大きな電車の中吊りでつい買ってしまいました。それによると政府が認知症対策の国家戦

略をまとめた際、早期の対応が重要な認知症「歯を健康に保つことが認知症予防に大き

な効果を発揮することが明らか」と発表したらしいです。(1月27日付)

摂食機能療法を専門にする、植田耕一郎先生・〝歯がイイ人はボケにくい”を書いた倉治

ななえ先生・日本歯科大の小出馨先生によると、4400人の調査で自分の歯が19本以

下の方は要注意。高いヒールを履く方・足を組む人はリスク大・長電話やバス電車での

居眠りは歯の不調を招く・・と手厳しいご指摘です。ですが、歯を保つには、虫歯・歯周

病だけでなく、噛み合わせ・噛みしめ要するに悪い姿勢など考えれば、合点は行きます。

でも歳とるということは手足も不自由になり背中も曲がり、何かと姿勢も悪くなりますか

ら、一概に歯科だけで解決できることではありません。と言うより、当院のように「歯も

体の一部」と考え、からだ全体のことも加味して診断したり、サポートせねば”灯台もと

暮らし”になりかねません。入れ歯を入れていることを申告せず、整体屋さんに行って

首を引っ張ったりしては、かみ合わせも何もありません。整体なさる方も「入れ歯ですか

か?」と聞くくらいしてほしいものです。合わない入れ歯を放っておいた方のことは

先日「ためしてガッテン」で取り上げられ、ブログにもレジュメを書きました。入れ歯を

合わせ、食べられるようになり、お口元が整うと、鏡を見ようという気になります。鏡を

見れば自然と髪に手がいき、身づくろいをなさるようになります。一日何の刺激もなく

パジャマのままで、日にも当たらなければ、ぼーっとしてしまうのも当然です。

タバコ・歯磨き不足・甘いものをダラダラ食べる・・など歯に悪いことは一目瞭然ですが

一番は男女ともに、唾液の減少です。年齢によるものが大きいですが、高齢になるとお医

者さんからの「お薬が増える」ので、口渇と言って、お口がとても乾きます。薬大国日本

は尋常ならざる服薬量です。一度お医者さんとご相談されるとよいと思います。又食事も

食べにくいからと、軟らかくやわらかく、小さく小さくして飲み込みやすいように過分に

配慮する傾向にもあります。硬い必要はなくとも、味わえる限度の大きさ(テクスチャー

)があります。まだまだそのような状況にない方は、是非にご家族と話して、「食べやす

くしない」のも歯を残す・認知症予防に大切と思います。シチューや煮物やカレーなどの

野菜も大きくてもやわらかくすれば、かじって自分でお口の中で小さくできます。元来

日本食は「口中調味」というのです。

あの東北の震災の時も”お大事に症候”という言葉がいわれました。あの惨事の中で架空で

ものは言えませんが、お出来になる力や体力・気力のある方を大事にし過ぎて、本来もて

る力が「萎えた」と感じた医療関係者が多かったようでした。でもあの状況では仕方な

かったかもしれません。

これからの認知症予防には、今わかっていることを他分野が一つになって検証することで

す。人の体はパーツパーツで出来ていても、一つとして関係ないものはありません。です

ので、医科・歯科・薬剤・理学療法・栄養・言語等みんなで知恵を出し合えば、すばらし

い予防がすすむのではと感じています。歯科の分野でも、虫歯・歯周病をうまくコント

ロールでき口腔ケアが維持されれば、人間としての暮らしが保てると大きな希望と確信を

もっていますし、皆さんの意識が変わってきて、すばらしい健康観になられてきたと

思います。一人でも多くの方に「口は健康の源・認知症予防に優先事項」と思っていただ

ければ幸いです。

大根おろしアート!

もう皆さんご存じと思いますが、大根おろしが凄いことにいなっています。最近では、

2015020518490000大根おろしの「型」まで発売になったそうで、ぐちゃぐちゃ

おろしをいじってるより衛生的かも?

でも見たら食べるの惜しいなぁ!

山形から、春が来た~!

啓翁桜と書いた大きな箱で、桜が届きました。お世話になるばかりの方からのお心遣い。一人でも多くの患者さんに見て頂きたいと思います。咲いたら寒い部屋に置いて。長持ちしますよとのアドバイス。お寒い雪の山形から、嬉しい心暖まるプレゼントでした。山形の方々はなお、春が待ち遠しいでしょうね。有難うございました。

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ためしてガッテン 大人のむし歯と入れ歯

昨日2月11日のガッテン!「大人のむし歯と入れ歯」衝撃的な画像に皆さま驚かれたの

では、ないでしょうか?でも事実です。

前半は、虫歯でした。大阪に「歯神社」があって、皆さん「むし歯が直りますように」

と手を合わせていましたが、本来なら「むし歯になりませんように」とお願いできるよう

にならないとダメですね。まだまだ「むし歯は守れる」が伝えられてない証拠です。

さて、「大人のむし歯=痛くない!」とめい打った特集です。当院でも主に中高年の患者

さんにお話ししている ”歯茎の根元と歯と歯の間のむし歯” です。年齢と共にどうして

も歯茎が下がります。そうすると覗いてくるのが歯の根元(象牙質)です。ツルツルの

エナメル質と違い象牙質は敏感なんですよ。象牙質が丸裸になってるのに、硬い歯ブラシ

使い古してガサガサの歯ブラシに、たっぷり歯磨き粉つけてゴシゴシしたら、悲鳴あげる

の当たり前ですよね。又、作った人工物と歯の間に凸凹がありますし、歯と歯のくっつい

た面には細菌の汚れ・バイオフィルムが潜んでいます。ですから、軟らかいブラシ・

デンタルフロスが必要なんです。こうして一本歯を失えば、お口の中全体の噛み合わせが

自然と変わり、それぞれの歯に負担が増えて、順繰りに歯を失っていくのです。それは

歯があごの骨に埋まっているからと大事なこと”が説明され特に上下の奥歯を一本失うご

とに、黄色信号から赤信号に加速しますという「怖ーい」お話でした。一度手鏡で

ご自分のお口の中をじっくり見て頂き、小さな白い詰め物で色の変わったところはない

か?よく見て頂き、定期メンテナンスする中で、積極的に担当歯科衛生士か歯科医師に

ご相談ください。

後半は「入れ歯」についてでした。巣鴨でインタビューした3人のご高齢者、「何でも

食べられるよ」「もう10年以上使ってるけど、歯医者にはいかないよ。薬局で入れ歯に

塗るの使ってるから、大丈夫」「上も下も総入れ歯だけど、歯医者には行ってない。合わ

なくてしゃべると外れるから、孫が怖い!っていうの」この方々を大学にお連れして、噛

みあわせ含め検査をしました。入れ歯が顎にあってる方は一人もおられず、入れ歯の歯も

すり減っていて、三人とも ”あごの骨が半分に減っていました! ”あごの骨の骨吸収”

びっくりするほどでした。当院で入れ歯をおつくりする場合は、作った後定期的にご来院

出来るかどうかが条件です。アクセサリーでないのですから、定期的にかみ合わせのチェ

ックやお口の中の汚れを管理しなければなりません。お家でのお手入れもきちんとしてい

ただくことが条件です。実際、健康保険で入れ歯は赤字です。なので出来上がったあと

調整をなさらない歯科も多いと聞きます。入れ歯はその方の食べるよすがです。健康保険

の見直しも急務ですが、だからと言って食べられない入れ歯を、調整しないということに

はなりません。番組では”望ましい入れ歯”と”そうでない入れ歯”が提示されました。

出演者が「それって、歯医者の腕の違いですか?」と大胆質問され、言いにくそうに

「歯医者が上手いか下手かということになりますねェ」とはっきりお答えになりました

。入れ歯の良しあしは、お使いになる患者さんがよくわかりますから・・。説明下さった

医科歯科大の先生も「小さすぎる入れ歯には、注意してください。床が小さいという

事は、お口の中で動くということですと断言されました。又当院と同じように、市販の

入れ歯に塗る”安定剤”は出来るだけ長期使用しないようにと釘を刺されました。顎が変っ

てからでは入れ歯の作り直しは本当にご苦労されます。又安定剤のお口の中への害も

とりざさされています。と言う訳で、汚い・怖いお口の中の画像が一杯出ましたが、かな

り突っ込んだ内容で、当院の患者さんにはお伝えしてることばかりですが、広まって

よかったと思います。詰め物も入れ歯も、作ったらおしまいでなく、作った直した時から

進行させない努力が要ります。お口の中にいる悪さをする細菌は、強力ですから。

アナウンサーの締めは 「歯があるためのは・な・し」でした。

 

受験生 小咄(新聞投書より)

 ①高校受験を目前に控えた娘さん(15)が「今日は朝から”袋詰め”だった―。疲れた~

」と帰って来たそうです。冬季講習で一日中勉強してたはずなのに、と聞いてみると塾

に”かんづめ”だったそうでした。

②受験勉強中の、中三女子。漢字の読みの問題で、「羽化」に「ばか」と答えていたの

で、横に「バカ!」と朱書きしてやりました・・とお母さん。気の毒だから「うか」と正

しいルビも振ってやったそうです。

英語教育もいいけど、日本語大切にしてほしいし、学校でももっと日本語に力を入れてほ

しいなぁ。笑っていられないです・・。

プロフェッショナル(除雪編)(寒い10日アップ予定、遅れました)

予報通りの氷点下の気温。今朝はとびきり寒かったですね! 

皆さまお元気してらっしゃいますか?

昨日のうちに、簡単チャウダー準備して寝たので、たっぷりあったまって出勤しました。

昨日帰りに駅のコンビニ見たら、いろいろなスープたくさん出てるんですね。ポトフー

風とか、キムチ風とか、野菜たっぷりヘルシー風とか・・。お値段も手ごろで、主婦も

たまには利用しようと思うくらいでした。あの1パックであれだけの種類の野菜も取れて

手軽にチンして食べられるなら、あとは冷凍しておいたご飯もチンすれば、たまごかけ

ホカホカご飯で、理想的な朝ごはんになりますね。決めた!

本題です。豪雪の地方の皆様には心からお見舞い申し上げます。一晩で二階まで埋まって

しまって、二階の窓から降りて一階の雪かきをしなんて、国から援助隊手配できないもの

でしょうか?ボランティアの方がご自分のこともよそに一生懸命やってらっしゃいました

そんな中、青森空港のプロフェッショナルを見ました。

「ホワイトインパルス」と名付けられた方々で、空港の離発着を、寸分たがわず進めるた

めに、飛行機のブルーインパルスを真似て、一糸乱れぬ除雪作業なさる仕事の達人たちで

す。12台の除雪機で40分で除雪完了するそうで、隊長は「飛行機の時間に絶対乱れを

起こさせない」が信条だそうです。これぞプロ! 映像を見ると雪の中、あのように多く

の除雪車を一糸乱さず作業に当たるご苦労は、計り知れません。スゴイです。

見えないところで、ご苦労下さる人々によって、恙無く暮らせるんですね。

本当にご苦労さまでございます。このような方々のおかげで移動も出来るのですね。

 

暖かい一日でした

今日は本当に暖かい一日でした。

クイーンズに行って、ついつられてお花屋さんで、ラナンキュロス・マツムシソウなど

春の鉢植えを買ってしまいました。日曜に葉山で買った、この時期ならではの「めかぶ」

今回は小坪のですが、茶色くて愛想のない海藻を、ひとたびグラグラのお湯に放り込めば

「アラ不思議。真っ青になってプーンと磯の香り」すぐ引き上げて冷水でさっと洗い

刻んですぐ食卓へ。ポン酢も三杯酢も何もいらず、海の塩気と香りだけで満喫してしまい

ました。まだまだ寒いですが、確実に春は来る!そう思ったら、なんだか「よし!」と

言う感じになってきました。しっかり食べてがんばろ。今日はブリ大根。

気になる加齢臭?

 世の中消臭スプレーが大流行り。布団も乾す時代から、シュッシュッとスプレーしたり

布団専用クリーナーの広告がTVを賑わしています。ちょうど当院では、「口臭」に特化

したニュースレターをお渡ししたところです。俗に言う加齢臭に口臭も入るかと思いま

すが、「加齢臭」と言ういい方には多少抵抗があります。歳を重ねた人だけでなく、生活

習慣から若い人でも臭いのある方がおられます。医学的には老化やストレスが一因となっ

て皮脂腺の中の脂肪酸と過酸化脂質が増加し結びついた後に分解酸化して発生する臭い

ですが、そのためには不摂生な生活を改善する事が肝心で、食べ物などに気を付け

適度な運動など、当たり前のことばかりです。ですから臭いが気になったら、生活習慣を

見直すきっかけになればよろしいですね。意外ですが、初めて受診される方の中に、一日

一回しか歯ブラシしない方もいたりして、ギョッと致しますが、歯ブラシする必要性・

虫歯歯周病の成り立ちを知らされていないのですから、我々歯科医院側の足りなさも

あります。そんな事当たり前と言ってしまえばそれまでで、若い女性の中に、失礼ですが

下着を毎日替えてない方もいると聞くと、マスカラ厚ぼったくする前に、清潔にしてよと

言いたくなります。又一時期流行った朝シャンのように、身体の洗いすぎも良しあしで、

ある程度の年齢になると、余分な皮脂を取ってしまい乾燥肌になるので、洗いすぎも禁物

です。一年一年体も変りますが、一日のうちでも、お口が乾燥する時間があります。食事

もばっかり食いをせずバランスよく食べ、ビタミンCやEを十分にとり、適度に運動して

好きなこともしてストレス発散する。「臭いなんて言わせない」と気をつければ、加齢臭

などなくなります。ただし喫煙者はタバコ臭と共に、洋服や持ち物さえもたばこ臭くなっ

ていて、吐く息もタバコ臭たっぷりですので、周りの大切な方々にサードスモークの健康

被害を与えぬよう、禁煙をお勧めします。さわやかな息って、どなたにも可能なことです

男性でも女性でも、お口の臭いは百年の恋も冷めますね。電車で横に座った方があくびを

されても、顔をしかめないで済むようになれば嬉しいです。ですけれど気にしすぎてスト

レスためては言語道断。明るく楽しくが一番ですね。加齢臭なんて飛んで行け!

明日はもっと寒そうですね

 今、天気予報で明日の朝の各地の気温、どこも氷点下と伝えています。今日もすごーく

しんしんと寒かったですが、明日はもっとのようですよ。今のうちに明日の朝のあったか

い朝ごはんでも準備して、頑張りましょう。襟もとなどひやさないようにして、

風邪ひかないようにしましょう。とにかくしっかり食べましょう。

みなさま乗り切りましょう。

「思う」と「考える」について考える?

 いつもブログを書いていて、「思います」・・としたものか「考えています」とするべ

か曖昧な自分に”思います”で言葉を濁らせていたように”思います”・・(笑)

そうした気持ちを見透かされるように、新聞に「思う」と「考える」の考察がありました

それによれば、「私はそう思う」は「私はそう考える」とどこが違うのだろうか、に始

まって、「思っている」はあることを心に浮かべている状態を連想させるが、「考えてい

る」なら、それが正しいと思ってる場合だけでなく、まだ考慮中で結論が出ていないとい

う意味にもなる。「一瞬」とくれば「思う」が自然で、「じっくり」とくれば「考える」

と続く。「思う」は心に瞬間的に浮かぶ情緒的な判断をさし、一方、「慎重に考えて結論

を出す」とか「よく考えてみると」といった例では「思う」に換言できないことから、「

考える」のは、頭である時間をかけて行う理知的な思考を指すようだと言っています。

有名なロダンの彫刻「考える人」も「思う人」だったら彫刻も表現もまったく違ってくる

のでしょう・・。両者が名詞になった「思い」と「考え」を比べても、「思い」がこころ

に瞬間的に浮かんでくる希望から決意までの主観的な思い入れを指すのに対し、「考え」

はそれを具体化する段階の思考内容を指す・・で終えています。曖昧模糊・本音と建前に

なれた私には、自分の「考え」を述べるというトレーニングが必要かもしれないとあらた

めて”思います”? ”考えます”? イヤハヤまだまだ、ダメですねェ。

お弁当の時間 (天声人語)より

 1980年のこと、自分は中流と考える人が約9割という新聞記事を読んで、作家向田

邦子さんは学校給食の影響だろうと思い、毎日一回同じものを食べて大きくなれば、そ

う考えるようになって無理はないと書いたそうです。「お弁当」と題したその随筆は、戦

前の小学校のお昼は貧富などを考えないわけにはいかない時間だったと続きます。そして

「私がもっと利発な子供だったら、あのお弁当の時間は、何よりも政治・経済・社会につ

いて、人間の不平等について学べた時間だった」と述べておられます。戦後は困窮する日

本に、アメリカなどから救援物資が贈られ、小学生は粉ミルクをのみ、全国に給食が普及

し小学校のお昼から表向きの貧困は消え、80年代ごろは世の中が最も平均して見えた時

代となった。でも思い出せば私の小学生時代もお弁当の時には、日の丸弁当はいい方で、

田舎でしたが充分にお昼のない同級生もいたように覚えています。

今、中流は細り、子供の6人に一人が「貧困」とされる水準で生活している。3食のうち

しっかり食べているのは給食だけ。給食のない夏休みに体重の減る子がいる・・と言う深

刻な話もあるそうです。親から子へと格差は固定しがちです。もうすこし利発な政治家や

官僚だったら、子供の苦境から不平等について学ぶのではないでしょうか?恵まれた世継

ぎの多い政界だからこそ、想像力を欠かさないでまっすぐ向き合って欲しいと願います。

子供のころの食事は、味覚を育て心を育て、何事があっても立ち向かう大切な人としての

軸であるからだを作ります。人はその日に食べたもので生きているというコマーシャルが

ありますが、子供に本当にそうだなぁと思う昨今です。

 

深夜の番組で・・

 高校生を集めて、珍しく歯の話題をおもしろおかしくやっていました。意外や意外若い

男の子が、歯磨き粉たっぷりつけて長時間硬い歯ブラシで、アワアワにすればいいと思っ

ていたこと。当院では若い男性だけでなく、ペーストは後で、まずやわらかい歯ブラシや

フロスでべたべた汚れを取って・・とお教えし、その後ペーストつけてねとお話しし、

ご理解実行頂いています。まだまだ30分も、長時間磨けばいいなんて思ってる方もある

んですね。びっくり!でした。

本題です。その女子高生たちの80%が胸キュンとなるのが、なんと「鏡の前で男性が歯

ブラシする姿」だそうです。その理由として、①歯ブラシしながら眠気と闘う姿に胸キュ

ン♡ ②歯ブラシしてる時盛り上がった頬が子供っぽくてかわいい、胸キュン♡ とのこと

極め付きは、朝日を浴びて、男性が歯ブラシしてる姿は「王子様みたい!」でした。

今の特に女子高生には、驚かされました。

他にも歯茎チェックのコーナーがありましたが、歯茎にブラシ当たると「痛いから磨かな

い」と言う高校生が多く、歯肉炎状態の人が多いこと、歯科医院でケアをうけてない人が

多い事も浮かびました。歯肉炎が進むと歯が抜けます!と大学の歯科衛生士さんが脅かし

ていましたが、ブラッシングすれば2週間で元に戻りますよ・・と大雑把なアドバイスも

していました。そのブラッシングが大事なんですが・・。内容ともあれ、深夜のお笑い番

組のようなところで、「歯や歯茎」が話題になって嬉しくもありましたが、食べ物も生活

習慣も変った昨今、正しい情報をどのようにして伝えて行くべきか、課題も浮かび上がり

ました。当院としては、HP・ニュースレターを通じて、又日々ご来院の度に、それぞれ

の患者さんにお伝えし発信して、水の輪のように伝っていく事を切に願います。

 

サルガドの写真

 先日MITの伊東譲二さんの番組見ていたら、「サルガド」の文字が。何年前かブログ

でご案内した記憶がありますが、機会があったらどこかで「サルガド」の写真見つけて

ごらんになってください。ブラジル人・サルガドの目に映るエチオピア・マリの難民の

表情はとてつもなく清く、崇高ささえ感じます。私達が知りうる状況下においてです。

授乳中の母親の為に設置された「セーブ・ザ・チルドレン基金」が運営する栄養センター

での写真。配給を待つ女性の写真。ミグ戦闘機からの機関銃攻撃を避けるため、夜通し歩

いてキャンプに到着し、朝もやの中大木の元に座り込む難民の集団の写真には、思わず息

をのみます。言葉による説明が必要ない写真です。いろいろなことを考えさせられる写真

です。どうか、一人でも多くの方のお目に留まりますように。生きるということと、死ぬ

ということをサルガドが撮る。ジャーナリストであり芸術家である稀有なカメラマン・サ

ルガド。今この時期だからこそ、サルガドの写真集をひっぱり出して、ページをめくりた

くなったのでした。

鬼の霍乱

 思いがけず、胃痛を感じ夜なか中苦しみ、とうとうお休みいただきました。

「鬼は外・福は内」の豆まきした直後だけにショック!!

昨年2014年、橋田寿賀子さんに台本提供したいくらい、盛りだくさんの一年でした

ので、この寒さの中、体力・精神力共に、維持力が低下したこの時期いよいよ勃発!と

いった感じです。

大食漢の私が食べられないというのは、地獄に等しいようなもので、口淋しく本当に

まいりました。お白湯でしのぎ、ようやく夜には煮込んだとろとろ素うどん頂きました。

昨晩遅くには、50年来の知り合いから老親を気遣うお電話頂き、娘としてもいかんとも

しがたい状況に心は悩みましたが、やはりいかんともしがたく、自分も行く道とはいえ

自分だったらどうするだろう・・と思いをめぐらす位しか能のない自分に、落胆しました

が、自然の流れに任せようと思っています。とりあえずは、自分が普通に食事できるよう

に戻って、サポート側に戻らねばと痛感。寄る年波ザブン・ザブン!!ですね。

という訳で、豆まきのブログも二日遅れのアップになりました。

豆まきしました

診療後でしたが、豆まきしました。まいた後が楽なように、三角パックのまままけるようにわざわざ選んだのに、パック開けてる鎌田先生を、鬼役にしました(笑)  大きくて美味しいお豆でした。あとに続くのは、「鬼の足跡」と言うべっこう飴です。立春なのに、明日は雪?ひどくならないといいですね。

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蝋梅(ろうばい)

2月3日節分です。まだまだ寒いですね。あちこちで、「恵方巻」の販売合戦です。
近所の樹林公園に蝋梅が咲いていました。地味ですが
そのいい匂いと言ったら。鼻を近づけしばし陶酔です。そんな私達を見て、通りがかりのおじいちゃんと
おばあちゃんが、真似して花に鼻を(笑)つけていました。「ほら、いい匂いだろ?」と背の低いおばあちゃんを
促すおじいちゃん。微笑ましい風景でした。手前には「マンサク」のつぼみが・・。こちらはとびきり
「地味―!」で花と気づかない方も多いかもしれません。又この先には、内緒スポット!?で河津桜が
一本あるのです。根元近くに「小手鞠」も咲いて、とっても素敵なのです。楽しみです。

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我慢・努力・不自由 (今あまり流行らない言葉だけれど)

待合室に置いてある本の一冊に「おかれた場所で咲きなさい」というのがあります。ノー

トルダム清心学園の渡辺和子さんの本です。一ページ一ページ心に響いて読んだ後爽やか

になる気がします。元日の新聞にも対談で渡辺さんの言葉がわかりやすくのっていたので

ご案内します。

「我慢しなさい」「努力しなさい」「不自由をいとわないようにしなさい」この3つのこ

とが、やがて思うようにならない世の中に出た時、きっとあなたを助けてくれると。3つ

とも今あまり流行らない言葉だけれどと。「自由というのはね、してはいけないことをし

ない自由、しなければいけないことをする自由、つまり、自己管理と自己抑制が出来ると

いうことなのです」と。「したいこと」と「しなければいけないこと」があれば、「した

いこと」は置いといて、「しなければならないこと」を優先することが出来るのが本当の

自由だと思うのです。

そしてそれをするためには、「自分の心との戦いが必要なのよ」とおしえています。

日本人の中には「大人」になっていない人たちが多いのではないでしょうか?とおっしゃ

り、「一人称の意見を持ちなさい」とアドバイスされ、「みんながするからする」

「しないからしない」でなく、私はなぜするか、なぜしないか。「私は」という一人称

で、意見を述べられることが大事とおっしゃっておられます。すべてそうだなぁと思うこ

とばかり。年の初めにこのような記事にふれて、ご本とはまた違った印象もって、あらた

めて心に沁みたことでした。

 

これからの看護

 新春の新聞にも特集されていた、これからの看護。私達歯科にも通用することばかりで

したので、レジュメにしてみます。その中で”看護師に求められる素養の中で特に大切な

こと”として次のことがあげられています。

看護は「人」を相手にする職業でしょうが、その「人」は患者さんであると同時に、

一人の生活者です。どういう暮らしをされてきて、今患者さんとしてここにいるのか。看

護師は自らの体験をもとに考察し、実際の看護ケアの生かす「人間としての幅」が必要で

す。又医療の高度化に伴い、看護師にも高度な知識が求められる時代です。これは看護師

に限らず、医療関係の職種すべてに言えることです。さらにそれぞれの職種が専門性を

向上させるだけでなく、医師、看護師、薬剤師、作業療法士、理学療法士など、医療専門

職それぞれが、自分のもち得るスペシャリティを出し合い、補い合いながら「チーム医療

」と「協働」の姿勢を持ち続けることが大切です。知らなかったのですが、看護を学ぶ学

生と、他の医療系学部や学科の学生が同じ教室で授業を受け「共に学んだ仲間」という意

識を植え付ける取り組みもあるそうです。「インタープロフェッショナル・ワーク=専門

職連携の実践」の考えに基づき、他の医療職は何を勉強して、どんな役割を持って

いるかをお互い知り合えるようなカリキュラムが実践されているそうです。医療の世界は

日々進化しているので、学生時代に習得した知識だけでは太刀打ちできない時代が来る。

又看護を学ぶ人には、大学を卒業して医療現場に立った後にも、常に学び続ける姿勢を

学部にいるうちから身につけることが肝心です。そして不可欠なのが、コミュニケーショ

ン能力です。看護ケアの本質は、向き合う患者さんとかかわりながら、自分も成長してい

くことにあります。この点を踏まえ実習を大切にしますが、実習終えると学生さんは大き

く変わるそうです。目の前で成果が帰ってくる一方、時には患者さんに拒否されることも

あるような「自己を見つめざるを得ない環境」に身を置くことで、貴重な経験を得るよう

です。更に院内で疾患のケアを中心に行ってきた看護師の役目も継続的に指導助言を行う

ようになります。これからの看護師には、経験や勘だけではなく、患者さんの体の状態や

治療段階などの情報を総合的に分析・判断して、最良の看護ケアにつなげる「アセスメン

トに基づく判断力」も求められる、マネージメントする力が必要になるようです。書くと

大変ですが、要するに人と向き合うために必要な「人間としての幅」が求められることは

確実です。生活者としての患者さんとどう向き合っていくか。課題は大きいですが、医療

技術だけでなく他の素養も求められるのは、当然かもしれません。対象は病気でなく

病気を持った人ですから。看護の世界のこれからは、私達歯科医院に求められることでも

あります。医療提供者である自分も、ある日患者さんになるのですから、この記事にある

提言・示唆は本当に勉強になりました。

ブレイクしそうな快味!?

新しいもの好きの日本人ですが、から揚げのお店を中心に「快味」なる味が流行っている

そうです。内訳は、醤油・お酢・砂糖・ラー油・練りごま・ニンニク・花山椒・生姜

葱のみじん切り・豆板醤の10種類絶妙な塩梅で入ってるそうです。

甘味と酸味と辛み・・と一体どんな味なんでしょうか?うーん!

動物の謝肉祭 (谷川俊太郎さんの詩で)

先日の題名のない音楽会、サンサーンスの動物の謝肉祭でした。とびっきりの若い演奏

者が集って、なんと谷川俊太郎さんがそれぞれに”詩”を付けられ、子供合唱団の子たちが

見事な朗読をした後演奏されました。一番最初は「亀」このテーマはオッフェンバックの

天国と地獄。谷川さんの詩はこうでした。「亀って年とってるのか若いのかわかんない。

楽しいか楽しくないかもわかんない」でした。次は「象」象をコントラバスに見立ててワ

ルツを踊る象を見事に演奏しました。お次は「水族館」フルートとピアノがキラキラした

水の中を表現しました。なんといってもピアノは児玉麻里さんと桃さん姉妹・フルートは

あの工藤重典さん。スゴイ組み合わせです。そして「ピアニスト」練習曲ばかり弾いてい

る無能なピアニストを表現し、最後は有名な「白鳥」のソロで終わりました。俳優でない

素朴な子供たちの詩の朗読が、想像力をかきたて、谷川さんのすばらしい詩にのって

なんとも豊かな動物の謝肉祭でした。すばらしい企画と谷川さんの瑞々しい詩に拍手で

した。佐渡さんの、クラシックをもっともっと気楽に楽しもうぜというのが十二分に伝わ

りました。

雪ですね

 予報通りの雪ですね。朝方は小さいフレークで水っぽく、積もらないかな?と思ってい

たら、今随分積もってきました。ロゴも何も入ってない大きい窓の診療ユニットからは

雪の降るさまを目の前で見ることが出来ます。来るのは大変だったけれど、こう見ると

きれいね・・と雪の降る様子に見入る方もおられます。とはいってもこの足もとの悪い

中、ご高齢の方と発熱のお二方だけのキャンセル。この雪の中をお時間早めにご到着され

る、メンテナンスの患者さん方、本当に頭が下がります。衛生士さんも助手さんも寒い中

早めの出勤。院長は一時間半前に出勤。自分の健康は自分で守る皆様のお気持ちに応えて

今日も一日頑張ります。

ナベサダ

寒さと疲れでほとほとへたっていましたが、この方のだけは見逃せないと

頑張ってBSを聴きました。渡辺貞夫。日本きってのサックス奏者も御年

81歳になられるそうです。それにしてもいつもかっこいいなぁ!この日も

マロン色の茶色のジャケットで決めて、サックスの金色が映えること!!

演奏合間のインタビューに答えて「今国立音大でサックス教えてるんだけど

上手いけど、何にもないのよ。上手いんじゃなくて、いいか悪いか自分の

歌を歌って欲しいんだよなぁ。与えられたことやるのはあたり前だけどさ」

とおっしゃって居ました。最後の演奏は My dear life!サックスが存分に

歌って豊かな音に彼の思いがふんわりのってるようでした。81歳というの

になんという軽やかさ。ステキでした。鳴りやまない拍手に、袖に消えたナ

ベサダさん。予定になかったのに、もういっちょやるかなぁといった風情で

Orange Express!すばらしいアンコールでした。あちこちで様々な活動な

さっておられますが、いつも満面の品よい笑顔が本当にさりげなくてステキ

なナベサダ・渡辺貞夫さんでした。ステキ・ステキ!

 

金柑煮てみました

大寒の名に恥じぬ?寒さ。皆さん風邪などひいてらっしゃいませんか?かわいいまん丸の金柑見つけたので、蜂蜜だけでコンポートにしました。そのままでも、パンにのせても、アイスクリーム(寒くてたべないかな?)に添えても。お湯注いでホットドリンクにしても。私達だけなら、こんなに柔らかくせず火を止めましたが、94歳の田舎の父にも送ろうと、いつもより柔らかめに煮上げました。あと1ヶ月の寒さのピークを乗りきってほしいと願いを込めて。庭の蕗の薹がいっぱいでてるでしょう。

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糖尿病

 

11月14日は世界糖尿病デーだったそうです。ご存じのように糖尿病には1型遺伝よ

るもの、Ⅱ型生活習慣病と区別されますが、現在糖尿病の合併症でなくなる方は7秒に一

人と聞くと、正しい情報を伝え出来ることはやっていく事が大事と感じます。特に昨今

20代の若い人に糖尿が増えていて、世界中で4億人の患者さん。このままだと6億人

になるかもと言われているそうです。それで世界糖尿病デーなんですね。もうみなさん十

分ご存じですが、注意するきっかけになればと書いてみます。

・おやつを必ず食べる

・脂っこいものが好き

・野菜・海藻は食べない

・お酒をたくさん飲む

・食事時間が不規則

・運動不足

・ストレスがたまっている  以上で〇が多いほど糖尿のリスクが高くなるそうです

合併症で怖いのは眼・腎臓・神経系です。すべて血液の流れが悪くなるからです。

又、健診で見つからない「隠れ糖尿病」にも注目が集まっているとのこと。これは

健診の時に前日から食事を抜いていくので、食後血糖を見られず,

健康人とかわらないと見過ごされてしまうようです。病気はすべて、早ければ早いほど

対応も簡単で予後もよいので、このような事実があるなら健診の方法に再考が望まれます

が、普段から自分で気にしておくことも大事かもしれません。歯周病は糖尿病とある意味

仲良しなので、当院では、現状を伺い、治療状況などもお聞きして、慎重にかつ注意深く

お口の定期ケアの対応をしています。歯周病のコントロールをきちんとすると、糖尿病も

進行せず落ち着く方が多いようです.

もう一度生活習慣見直してみると、案外簡単な解決策があるかもしれませんね。怖いのは

いいやいいやになっているうちに、「疲れてるから」「きょうは大変だったから」と自分

で理由をつけて、マンネリになってしまうことです。習慣は自分でつくるのですから。

 

和みました

お見舞いに伺った病院のエントランス。ボランティアの作品だそうです。和ませていただきました。

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鍋料理

 ますます寒くなって、お鍋を囲みたい今日この頃です。我が家の定番は、まず向田鍋

(世にいう常夜鍋)です。若い方はごぞんじでしょうか?豚三枚肉の薄切りとほうれん草

だけ。一人ほうれん草一把食べられちゃいます。ポン酢でね。次はカキ鍋。我が家のカキ

鍋は薄いお味噌汁のような甘味なしの味噌仕立て。牡蠣と斜め切りのネギと油揚げの薄切

りに黒こんにゃく(面倒でも手切りします)のみです。細切りの糸こんにゃくで代用する

とうそのように全く違った味になるので、面倒でもこんにゃくは自分で繊切します。

薄かったお味噌汁のようなだしがだんだんコクが出ていって、あとのお雑炊がもう感激も

のです。次は鱈ちり。真鱈と木綿豆腐のみ。必ず小鉢にネギのみじん切りとおかかにミカ

ンの皮の千切りとお醤油で薬味を作り、深めの小鉢を鍋の真ん中に据えて、その薬味を

つけながら頂きます。次はなにかしら・・。鶏のもつ鍋でしょう。鶏のもつ・レバー・

ハツ・砂肝・たまごみたいの・正肉・皮と太めの糸こんと葱の斜め切りのみをすき焼き味

で煮ます。あとはおうどん・又はお餅を入れて〆ます。翌日このお鍋に残ったモツの残り

を突っつくのが又最高です。プリン体の塊ですのでコレステロール上がりますから、たま

にしか作りませんが・・。

ところでこの鍋料理が外国の方から見るとどうも不思議な食べ方のようですね。フラ

ンス人はお鍋見て「中心がない」と言ったそうな?どういう意味?かなあ?

よく考えてみれば、お鍋を囲みますから「輪をつくり・和む」には最高と私達日本人は

普通に思いますが、文化が変れば受け止めようも違うのですね。友人の息子さんが

カナダで居酒屋をオープン。今でこそ一番店となって評判ですが、オープン当初、

お料理を大皿で提供したところ、やはりびっくりされそれぞれのお箸でつつく習慣もなく

本当にご苦労されたようですが、現地の方々を知り、どうしたら受け止めて下さるか試行

錯誤の末、今では2号店出すまでになり、とてもフランクに食事が出来ると好評のようで

す。日本では冬と言えば鍋。家族同士でなくとも、友人・会社の同僚とつついて食べる習

慣も、国が変れば異文化でしょうね。最近は電気の「一人鍋」などという便利なものもあ

り、鍋そのものを否定するわけでなく、お一人住まいや、高齢者でカセットコンロや土鍋

の準備するのも大変な方に受けています。実際私も、86歳の母が入院中、94歳の父と

この一人鍋がどれほど役立ったかしれません。電気なので安心ですし、お手入れも簡単で

助かりました。

まだまだの寒さ。友人と近いうち「ネギま鍋」食べに行く約束を楽しみにしています。

怪我の功名ならぬ、風邪の功名ですね

 先日の患者さん、ずーっと禁煙支援してるのに、のらりくらりでタバコとのご縁の

切れない方でした。来院してすぐ、風邪ひいてしまって辛かったぁとのこと。すわっ!

禁煙と思うも、ぐっと我慢して言わずに通り過ぎようとすると(禁煙支援は押したり引

たりなんです)患者さんから「風邪ひいたらね。吸いたくないのよ。吸っても美味しくな

いんだろうけれど」とご自分でお話始めました。やったぁ!とはやる気持ちを抑えて、

「3時間・3日・3週間・3か月・3年がハードルなのよ。辛くないですか?」とお聞き

すると、「そうなの吸いたーいと思うんだけど、我慢しちゃうのよね」と語ってくださる

事すべてすばらしいにつきます。「よかったわ、風邪ひいて下さって(笑)きっと脳が

吸わなくてもいいよ!って言ってるのね。よかったよかった」と満面の笑みでお伝えしま

した。凄いわーっと。照れ乍らも「またすっちゃうかも・・」とのこと。すかさず「でも

きっとやめられます。今お出来になってるんですから。肌も髪もお口の中もよくなりま

すよ」とフォローに努めました。禁煙支援はタバコだけでなく、いろいろなことに自信が

お出来になって積極的になられとっても嬉しい活動です。行ったり来たりしながら禁煙

出来ればよいことですので、このようなチャンスを逃さず支援を続けます。風邪ひくのも

生活習慣見直すいいチャンスかもしれません。グッドチャンスにしましょう。

友人の優しさ

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ありがとうございますご自身もご高齢のお母様抱え大変でらっしゃるのに、さりげないお心遣い。身に沁みます。下さったそちらにも、春よ来い、早く来い!

熊谷先生のご活動に学ぶ

 18日熊谷先生のお話しを聞く機会に恵まれました。私達と同じように先生も年齢を重

ねてらっしゃるはずなのにいつにかわらずお若いことといったら!確固たる信念を持って

日々過ごしてらっしゃるからだと拝察しました。この日もたくさんの学ぶことばかりで

したが、何よりうれしかったのは18年このような活動続けているお仲間の先生やスタッ

フと旧交を温め、診療コンセプトを共有確認できたことです。昨今の歯科への不人気と

衛生面でのご指摘(切削機械タービンを消毒滅菌してない歯科が相当ある件)は恥ずかし

いにつきますが、すべからく「虫歯も歯周病も感染症」と言うことを患者さんに伝えきれ

ていないからです。インフルエンザだって、正確に伝えられるようになったから、手洗い

うがい・予防注射などなど意識が変ってきたのに、歯科従事者の私達の力がまだまだ足り

ない証拠です。虫歯も歯周病も「つくってしまう」訳ですから、自分でやること・プロに

やってもらうメンテナンス・その他虫歯歯周病に大きな影響及ぼす「禁煙」含め、熊谷

先生は地元企業にも働きかけ、意識を変えて自分の体に関心を持ち、自分でコントロール

していくような意識改革に取り組んでらっしゃるとのことでした。地域への貢献はそれぞ

れの医院がなさっておられますが、中央歯科もこんな事ということも含め様々なところに

発信してますので、何かとご縁がつながってきて、直接歯科とは関係ないようでも「結局

はお口からよね!」とおっしゃる方が増えてきていることも大変うれしいことです。

歯科が単に治療だけが仕事でなくなった現在。生活者である患者さんの生涯にわたるご健

康に貢献しようと思うと、治療技術だけを誇っている時代ではありません。お口の中のバ

イオフィルムのコントロールする歯科衛生士は、更なる勉強も必要です。禁煙支援を随

分前からしている当院は、最近は特に禁煙支援の意義を感じ、患者さんに喜んで頂き、こ

れをきっかけにご自分のからだに関心持つようになられる患者さんを、すばらしい健康観

になられたなぁと賞賛したくなります。どなたでも自分の習い性を変えるのは辛いもの。

禁煙に踏み切る勇気と努力を称えたくなるのも、熊谷先生の強い気持ち。真の患者利益を

考えるという信念に共感するからです。当院を利用いただく皆様の「健康寿命」を支える

ために、お伝えする努力を続けます。皆様もお任せにしないで、医療者と十分コミュニ

ケーションとってこその受診とご理解頂き、積極的にご質問頂ければ幸いです。

仲間と交流しました

IMG00215 IMG00216オーラルフィジシアンの新年会に参加させて頂き、院長先生が熊谷先生との写真撮ってくださいました。昨年暮れに日吉に伺い、実技をみて頂いて勉強になったお礼を申し上げました。更に仕事の精度を上げなさいとのアドバイスでした。その帰った翌日院長に、逃げないでやりますと宣言したことを思い出していました。

沢山の歯科医師、歯科衛生士の方とお話ができ、有意義な1日でした。ローストビーフはじめ美味しいお料理も堪能しました。ありがとうございました。神子島

 

子どもの いのちとからだの10か条

 治療を受ける心構えや命の大切さを子供に知ってほしいと、患者相談に取り組むNPO法

人「ささえあい医療人権センターCOML(コムル)」から小冊子が届き、主にお子さんの

いらっしゃるご家庭にお配りしています。

その中には「お医者さんには自分で症状を伝えよう」「わからないことはわかるまで聞い

てみよう」とあります。親任せでなく、自分の言葉で説明し尋ねることが、将来「医療

の主役は患者」という自覚につながるという意図でつくられました。20年前”大人用”が

出来た時にも患者さんにお配りしましたが、医者の言う通り患者さんは黙って聞くのみと

いう時代でしたので、なかなか伝わりにくかったことを覚えています。その当時は辻本好

子さんという方が画期的な活動されて新聞を賑わしたものです。多くの医療関係者も

協力している団体。以前ご縁のあった辻本さんのご子息が意思を継がれたようです。

患者の心構え子供版10か条、すばらしい活動に拍手!

2015011416440000

ワインでなくお茶です

2015011019480000ワインも大好きですが、お茶も好きなのをご存じの方から

立派なお茶を頂きました。開けてびっくり!これお茶?よく見

ると玉露から作ったほうじ茶。とあって茶葉を生産した方の名

と茶師!?も書かれています。家族だけで飲むのはもったいな

いと思いましたが、開けてみると栓はクリスタルのガラス。

ワイングラスで召し上がってください・・とあるので、赤ワイ

ン用のグラスに注ぐと、「まぁきれいな色。そして高い香り」

全く濁りも何もないほうじ茶でビックリでした。きっとお食事の席でワインをお飲みにな

れない方用に開発されたのよね・・と大事に大事に味わっていただきました。大変ごちそ

うさまでした。

歳をとるってこういうことだったのね。

もう解散しましたが、以前50キャラット会議と言うところに参加させて頂いておりまし

た。各界で大活躍の方々が気楽にいろいろお話しやら、そのお仕事を披露下さるので、

大変魅力的でした。さすがプロ。どなたも非常にやわらかい心で、広いお気持ちの持ち主

で感動しました。出版したご本の中にあった文章、今でも、介護が始まった今だからこそ

「そうだなぁ」と心に残りましたので、ピックアップしてみます。

お料理するのが大好きな母でも、うっかりお鍋を焦がしてしまう。たび重なると自信を失

い、料理がおっくうになってしまうようです。歯が弱くなったり、消化力が落ちるのは誰

にもあること。けれどスプーン料理ばかりでは淋しいもの。手軽にやわらかくする料理の

裏技があれば、お箸で食べられるいつもの一皿を並べられます。薄味で統一したら、食

が進まない様子。食べてくれなくちゃ元も子もないと思う。季節の香味野菜でメリハリを

利かせたり、小鉢の一品は好みの味にしたりする。食欲は宝ですから。

体が老いるって、こんなことだったのね・・。(会員の実際のご経験)

「祖母はお皿の模様を箸でつついて、ハッと気づいては照れていました。視力が弱ると

色や立体感がわかりにくくなるのね」とある料理研究家。「うちでも同じことがありま

した。レストランで、テーブルの照明が十分でなかったせいもあって、お皿の模様を一生

懸命取ろうとしていたの。笑いながらも哀しかった・・・」と今は亡きお姑さんを語る方

もありました。50代といえども他人事ではありません。お店で伝票の金額が見えなくて

支払時に困ったことは再三再四。家でもお魚を下すときは、メガネがいるようになってい

ます。60代を迎えた人の中には、洗ったつもりなのに、汚れが落ちていないお皿に気

づいて、「食器洗浄機を買おう」と決意した人もいます。

いつもと同じ味付けなのに、今日のはアジが薄いね・・と言う。お薬味などで工夫して

見た目と香りで味を補う工夫をしました。又、塩分抑えて薄味にすることは確かに大切

だけれど、それで美味しくないから食べないでは元も子もないと、食欲の大切さも実感し

ながら伝えています。このように、親たちから学ぶ「食の底力」を生かしていくつになっ

ても誰かと食べる幸せを感じて頂き、美味しく召し上がれれば、脳も活発になれるので

いい事尽くしです。お一人でも多くの高齢者がそのようになられることを祈って、引用さ

せていただきました。食べ方上手は、生き方上手かもしれませんね。

成長されて

先週メンテナンスにいらした小学6年生のお嬢さん。チアを始めた・・と伺っていましたが、こんなにすごいんですね。でもまだ上にあがれないの。下の役目・・と言いながらも嬉しそう。5歳の時初めて見え、嫌がって大変だったことを思い出します。でも以前からメンテナンス始めていたお父様とお母様のご理解もあって、続けてこられました。今日久しぶりに会うと、お母様を越す背丈になって、こちらも感無量。大きな充填もなく来年から中学生。受験とかあっても続けて下さるように応援です。

cheerland_All-Japan-Cheerleading-and一時期お稽古事があって中断されそうでしたが、何とか続いています。朝霞にお住まいでないので大変ですが、優雅に見えてもチアもスポーツ。頑張るほどにかみ合わせも強いでしょう。きっちり拝見していこうと思います。お勉強もチアもお口のメンテナンスも頑張りましょうね。

 

患者さんと共に

先ほどメンテナンスにご来院の患者さん。ながーく糖尿を患っています。40代後半で

お一人暮らしの男性。お食事のコントロ―ルが難しいのが見てとれます。10年以上

当院に律儀に通われ、その間、歯科なりにお食事のこと、特に外食(コンビニ弁当や

立ち食いそばに至るまで)女子栄養大学の手引書などを参考にご説明して、サポートに

努めてきました。HbA1cが11もあった(!!!)時よりだいぶ下がりそれでも7~8

台。歯茎のケアをしているせいか。又ホームケアも頑張っているせいか、まあまあなんと

かコントロールできていました。そうはいっても「早食い大食い」とご自分でおっしゃる

ように、忙しいを理由に考えて食事をとるのは相当大変なようです。今朝いらして開口一

番、「年末に糖尿の数値上がりすぎて、2週間入院しました」、みればお顔つきも少々

スッキリ、足取りもすこーし軽やかです。「あらっスッキリなさって、お体軽いんじゃな

いですか?」「そうなんです。まだまだですけど」とご気分も違うようです。担当衛生士

にケアの前伝えてあったので、うまくフォローしてくれ、患者さんも状況を話して「入院

食も随分よくなってそんな嫌な入院じゃなかった・・」とポツリ。「足のマッサージも

したら気持ちいいんですよね」とおっしゃるので、以前筑波の林先生に、糖尿患者さんの

サポートを教えて頂いたことがあって、”フットマッサージが有効”と聞いたので、このこ

とをお話しして、街中でも足のマッサージあるのでお勧めしました。ただし衛生面の整っ

たところでなさって下さい!と念を押して。なぜなら糖尿患者さんは感染が一番怖いから

です。糖尿病性の網膜も心配なら、足の壊疽も心配です。ですので、ビジネスルールには

外れますが、ソックスも黒でないものをお勧めしています。思わぬケガやぶつけただけで

もわずかな出血を見逃さないためです。出血は怖いのです。歯科医院でなんでそこまで!

と言われても、ご注意にこしたことはありません。お口の中を診させていただくことは

お体全体の縮図でもあるので、全身状態に配慮し、又全身に及ぼすお口の炎症をコント

ロールするためにも、様々な正しい情報の提供をして、患者さんご自身の喚起を促すこと

が大切です。そうして初めて自分の体はご自分で面倒見るというお気持ちになられ、改善

も進むと信じています。オーラルフィジシアンは、患者さん皆様のご協力あって進められ

る意味のある診療体系です。歯科衛生士のコントロールと患者さんのたゆまぬケアによ

り、落ち着いていることは何より安堵です。油断は禁物なことは患者さんもおわかりで

す。ケアを終え歯ブラシを取り替えて帰られる患者さんの恙無い毎日を今後もサポートさ

せて頂きます。医療情報現在の状況をつぶさに伝え、協力を仰ぎながらです。

歯周病という慢性疾患は、患者さんの協力なくして改善はありません。患者さんとパート

ナーシップで臨むものと認識しています。歯周病は全身と切っても切れない、侮れない病

気ですが、理屈を理解して対応間違えなければ、改善可能な病気です。頑張りましょう。

 

だるませんべい・・・

 縁起物のダルマの袋に、いろんなおかきが入った楽しいおせんべいを頂きました。

抹茶味 ほろ苦い思い出もあったかな・・

胡麻味 自分の気持ちをゴマ化しちゃいけないな~

辛子味 時には辛口に語ってみようか!

白砂糖味 やっぱり世の中そんなにあまくないよな~

梅ざらめ味 スッパイ(失敗)が財産になったね!

青のり味 まだまだ青いね、さあ、これからだ!

サラダ味 サラっと一歩、踏み出してみよう!

正油(醤油)味 正しく歩めば立ち上がれるぞ!  のダルマのつぶやき付き。

あ~疲れた!

でもこれ考えた方は大変だったんでしょうね。

和風総本家

 お正月早々でしたか?大好きな和風総本家は本当に感動的でした。ご存じのようにこの

番組は、日本の職人さんのお仕事をつぶさに紹介するものですが、私も日本人なのに全く

不勉強で知らない事ばかり。大量生産大量消費の真逆ともいえるこのような、職人さんた

ちがまだまだ頑張ってらっしゃる様子は、誇らしいものです。この日は”新潟”ののこぎり

職人さんでした。その方の商品がどこで注目されているかと言うと、遠く離れたイタリア

しかもviolinの修復工房でした。信じられないほど小さくすばらしい刃物のそののこぎり

が、あのストラスバリウスの修復に貢献していたのです。イタリアの工房での取材のビデ

オを新潟の職人さん家族にお見せすると、「信じられない。イタリアの有名なviolinの修

複の役に立っていたなんて!」とびっくりしながら戸惑っているご様子。そのご様子を

撮ったビデオを逆にイタリアの工房にお見せすると、その職人さんご一家のお人柄に

感動され、ついにノーアポで来日され、新潟の職人さんを突撃訪問されたのでした。

企画されたとはいえ、そこには「いいものを作りたい」という職人さん同士の誠実さと

仲間を得た満足な思い。テレビをとうして十分伝わりました。海外にもその道のプロは

くさんおられるでしょうが、日本の職人気質と言いましょうか、妥協のないきっちりし

たお仕事ぶりは海外での評価が高まるばかり。商品に凝縮された誠実さが海外の方の

心をとらえるのでしょう。オートマティックなITに代表される商品があふれる中、人間

の鋭い感覚・たゆまぬ努力に裏付けされた職人技にただただ「スゴイ!」と見入るばかり

でした。日本人の感性は世界中で秀でたものです。職人さんたちが途絶えぬよう、私達は

大切にしないといけないことを番組は伝えています。見終ると心が豊かになり、日本人と

して誇らしくなる外せない番組です。小さい頃嗅いだ大工さんの鉋屑のにおい!薄く削ら

れたかつぶしのような鉋屑をもらってあそんだものです。炊き立てご飯を移したおひつの

蓋。木のにおい。おひつに移したご飯の美味しさ。いろんなものを思い出しました。

 

「の」の字の哲学 (渡辺和子さんの言葉より)

なかなかできないけれど、渡辺さん仰る「の」の字の哲学という言葉には納得しました。

夫が仕事から帰ってきて「ああ疲れた」と言ったら、「疲れた”の”」、

夏に「ああ暑かった」と帰宅したら、「暑かった”の”」と言って上げて下さい。「私だっ

て疲れてます」「夏だから暑いのは当たり前でしょ」と言っては元も子もない。「の」を

心がけるだけで全然違ってくる。子供に対しても同じ。子供が帰ってきて「お母さん、今

日つらかった」と言ったら、「そう、つらかったの」と聞いてあげる。「あんたが悪いか

ら」とつい言いそうになるのを抑えて、まず相手の気持ちを酌んであげる。相手の気持ち

に沿ってあげる。そのゆとりを持つことが大事だとおっしゃっています。自分の言いたい

事を抑えて、相手の身になる自由。これは自分自身との戦いを必要とするとも言ってお

られ、いずれにしても私には難しいことばかりですが、心がけてみようと思いました。

チャレンジです。

マスクのつけかた

ンフルエンザが猛威を振るっているようです。皆様は大丈夫ですか?まさにパンデミッ

ク。外国人から見ると「マスクをした日本人」は異様に見えるそうですが、この季節

マスクは欠かせません。皆さんはマスクつけるとき、どうしてますか?私達はゴムの

ついてる方が”裏”と判断して、鼻に合わせひだを顎まで広げて「バッチリ」と思ってまし

たら、そうすると広げた”ひだ”が受け皿のようになって、そこに埃やウイルスがたまるん

だそうです。なので専門家が「裏表関係なく、マスクを広げた時にひだが下向き。要する

にたまらない向きに広げて下さい」とのアドバイスでした。図解できずすみませんが、

「ひだに溜まらない向き」と覚えて下さい。まっ説明が理に適っているので、長年のつけ

方を変えてやってみようと思います。何でも、いいことはまずやってみましょう!インフ

ルエンザ罹りたくないですものね。ついでに又外国人の話ですが、駅などで大勢がマスク

して歩いてくると、脅威にさえ感じるとのこと。普段マスクをつける習慣ないので、とっ

ても”怖-い”んだそうです。国によって違うんですね。びっくり!

ゆらゆら・・・

 一番ユニットの窓際に飾った、デンマークのモビールです。 さりげない図柄が風に揺れ

る様子が何ともよいのです。沢山持っていますが(笑)この季節はこれ!裏返しになると

ちゃんと雪だるまのカップルの後ろ姿なんですよ。ユニットでちょっとでも

お待ち頂く時間患者さんってご不安なもの。ゆらゆら・・

モビールに見惚れて落ち着いて頂ければ幸いです。

 

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誕生会していただきました(*^_^*)

__ 1 (5) __ 2 (4)院長先生はじめスタッフの皆にお昼休みに祝っていただきました。

何歳かはロウソクの数でお察しください(笑)

おいしいケーキと先生からは私のインコ好きを知って下さって可愛いポーチを頂きました!

 

ありがとうございました(*^_^*)

佐藤 香

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自分の深堀をやめないで

 若い人は、グローバル時代に乗り遅れないように英語力や交渉力を鍛えなくてはと言う

でも、完璧な英語力はネーティブには敵わないし、通じればそれで十分です。それより、

グローバルで抜きんでていくのは、究められたローカルです。そこそこ世界基準に追い

ついた商品より、例えばその土地にしかない郷土色や代々の職人さんのお仕事のように

徹底的にその地元でしかできない個性が世界市場で勝てるのです。仕事をする人も、

平均を超えた偏差値に追いつこうとするより、自分の実力と個性を一つにする努力をする

べきでしょう。勘違いしてはいけないのは、仕事の個性とは、社会で通用する公の能力ま

で育てなければ意味がない。役に立つ個性を掘っていかなくてはなりません。ツイッター

などで「こんな映画が好きです」「私的にこれがヒットすると思います」などと私見を

つぶやくレベルでは、仕事の足しにはなりません。「私」らしく生きていけばいいとい

う、私生活の個性とは土俵が違います。仕事の個性を支えるには技術的な土俵がいりま

す。営業力や話す力、人をまとめる力、書く力、物を作る力、デザインする力など、

きっと誰もが何か持っている。それを面白いとこだわっていくと、突き抜けていくもの

です。昨年の資料を整理していたら、あのカッコいいジャーナリスト・安藤優子さんの

言葉でした。小見出しは「仕事を知らずに終わるな」。安藤さんがおっしゃればこそ

グンと心に迫り、やはりカッコいい!と思いました。日々の歯科医院としての仕事も

まさにそのとうり。特に当院のように内科的歯科医院(オーラルフィジシアン)では

患者さんとのコミュニケーションが重要な位置を占めます。専門領域だけでなく其々が

個性を生かしハーモニーとって進めていきたいものです。

 

 

黒いカラス

今朝、出勤するのでベランダのガラスを閉めようと思ったら、おおきなカラスが手すりに

。以前だったら、朝から黒いカラスなんて「縁起でもない」とがっくりしていました。

偶然目があったら”カァ―ッ!”と大きな声でひとなき。ヤレヤレそんなに大きな声で鳴か

なくともわかるわよ・・!とつぶやく自分がいました。随分前「カラスが黒くなかった

ら」というエッセイ読んで、「カラスだってもし黒でなく白かったらこんなに嫌がられま

せんね」と言うびっくりする考察に笑いながらうなづいたことでした

”カァ―ッ!”とひと鳴きして飛び去ったカラスを見送りながら、挨拶しに来たんだ・・友

達とはぐれたのかしら・・と勝手な解釈して笑いながら出勤しました。

昨年は人生最大の盛りだくさんのイベントが起こり、にも関わらず無事に年を越せたこと

に心から感謝しました。たまたま出っくわしたステキな言葉「運命をお楽しみください」

に大いに勇気づけられ、温かい友人に恵まれ立ち直れました。どんなことも「心の持ち

よう」「自分のとらえよう・・」だと。

随分前にも書かせていただきました、上智のアルフォンス・デーケン先生にお目にかかっ

た時おっしゃって頂いた「にもかかわらず笑ってね」の言葉、又思い出しました。

ものはとりよう、気分よくおもしろがって過ごしたいと思います。

週末なのでお許しください

今朝テレビで(又テレビ!)「馬鹿やろ!」を連発していました。朝からなんでしょ!と

思わず見入ると、なぜか外国の方が言ってます。なんだか威勢のいい人たちが!ギリシャ

の市場でした。得意になってあげた右手に見慣れたお魚。アレっ”鱈?” お魚のタラを一

本持ちながら「バカやろ」と叫んでいます。バカやろって鱈のことだったんですね(笑)

そういえば、スペインではニンニクのこと”アホ”って言うんだと知って笑ったものです。

なんだか楽しくなって、出勤してきました。

妄想料理なる番組があって、結構気に入っていますが、言葉もさることながら外国を知る

のって本当に興味深いです。花の終末に、乱暴な言葉の連発!失礼しました。