介護に向かう地下鉄車内。銀座線の車両が熊本で第二の人生?送っていると言うCM。双方の関係者がこうしてバトンタッチ出来る幸せを語って居ます。恙無いと言うことの有難さを痛感しながらの帰省です。
うわぁ!
初夏のバラ
知らない内に開花!
ユニバーサルデザイン!?
あしかがフラワーパーク♪
不思議ふしぎ!
感心しきり。
最近いらしたばかりの患者さん。最初に小さなお嬢さんが見え、初診の審査をして定期的に拝見することになり、今日はお母様の初診。
診療台側にくまさん椅子置いたら、ご自分でノート出してお絵かき始めました。静かに待つ様子にスタッフ共々感心しきり。
そう言えばお父様が先に受診下さってご家族紹介されたケースです。歯科として口腔内を大切に拝見すると共に、ご自宅以外でどのようにお子さま方に、社会を、マナーを学びとって頂けるか、今の若いご夫婦のご意見も聞きながら、ご家族に教えて頂きながら、地域の一開業医としてお役にたってまいりたいと思います。ご縁のあった患者さんのお子さんのご成長がたのしみでもあります。
庭の蕗
うがい
今入院中の父をみて、簡単に「うがい」と言っても難しいことがあるのだ・・と今さらながら感じてみています。
前にもここで書いたように、当院では来院されると、パウダールームで「うがい・手洗い」を済ませて頂いてから、診療室にお呼びすることにしています。
「うがい」と言っても三者三様で、音もなくなさる方もあれば、どんだけ水遊びしたのかと思うくらい(失礼)洗面所をビショビショになさったのに、うがいの気配もない方。
「ゴロゴロゴロ・・」と喉が破れるのでは?と思うくらいにぎやかな方等様々です。
よーく考えたら、うがいには二種類あって「ゴロゴロペッ」と「クチュクチュペッ」ですね。どちらも単純なようで、お口まわりのいろんな筋肉やベロや総動員してうがいはします。
97歳の入院中の父に、ベッドを起こして義歯を外し、義歯をきれいにしている間、「うがい」をしてもらおうと試みますが、せいぜい二~三回の小さなクチュクチュ・・が精いっぱい。「ペッ」が出来なくともちゃんと排出するので、あとはスポンジブラシなどで
口の中は触らせてもらっています。
父の元気なゴロゴロペッツ!を聞いたのは、いつが最後だったかしら・・と思い出そうとしても記憶に出てきません。
何気ない、クチュクチュペッとゴロゴロペッができるということは、お口からまずまず食べられているということだと懐かしく思いながら、今ベッドにいる父の口の中をのぞきながら、軽んじてはいけない、何気ない動作・運動機能などが、高齢になると大きく阻害され、それにより生活の質がどんどん下がっていくことを思い知らさせれています。
毎朝に限らず、できるときにうがいもしっかりやって、お口だけでなく、見えない筋肉の動きなどがあって、一つの運動行為がない立っているのですから、心掛けて体を鍛えることが大事と、病床の父から教えてもらっています。
高齢自慢より、日頃できることをキープすること、そのために小さな努力を惜しまないことが大事と父が教えてくれています。
心配された強風も雨も大したことなく、おぼろげな夕焼けが病室の窓から見えます。
父を見ながら、穏やかな時間が過ぎ、小さな学びが沢山あります。
一日に3つ!
さすが宣伝上手ですねェ
知識と学び
長寿の国日本、お元気な高齢者が増えるなかで、予想だにしない病気も増えてきました。中央歯科では、主に虫歯・歯周病に光をあて、その原因菌を含んだバイオフィルム(ネバネバした汚れ)の破壊と除去をする予防の考えと処置をベースとして日々診療を進めています。しかしながら、お口の中は、歯と歯茎だけでなく、舌(ベロ)や上あご・下あごなどいろいろ同時に覗くことができます。その際、知識や学びがないと気づかないのです。医科でも症例の多い専門病院では数々みてらっしゃるから、より深い感性と洞察が出来、発見があるわけです。
そのような意味で、日頃からスタッフ皆で、時間あればこのような臨床に繋がる画像がたくさん出ている本をパラパラ見るようにしています。何気に口腔内写真とる時や、歯茎審査をするときなど、思わぬ小さな症状を見つけることがあります。「気づく」と言うのは大変大事なことで、見逃すのは勿体ないからです。特に口の中は痛みも症状もなく進む病気が多いからです。
当院はまた「禁煙支援」してますので、喫煙者や禁煙した方でも、又受動喫煙の環境にある方は、より注意しなければなりません。(加熱式タバコ・電子タバコでも同様です)そのような訳で、当院ではお役に立つべく小さな努力ですが続けたいと思っております。(今回の画像は”舌診のすべて”より引用させていただきました)
作家的覚書
自分の受診で、都内の病院に行きました。
こちらは、いつも魅力的な雑誌がたくさんあって迷うほどですが、この日に限って一冊も雑誌はなし。その代り岩波の新書が目に留まりました。
あの高村薫さんです。
ものをいうこと
それもまた
行動である
ものを言うには、それなりの覚悟もエチケットも必要です。
でも、そうか・・外に出られなくとも、声を上げることはできるわけで。又、声が出なくとも書いて表現することも出来るわけで。書くことができなくとも、サポートする人いれば、指し示すことはできるわけで・・。又ジェスチャーで示すことも出来るわけで・・。
ジェスチャーに気づいたら、拾って声に上げてさしあげることも出来るわけで・・。
今日はこの本に出合えてラッキーでした。
練馬美術館隣の公園
犬好き院長です
定期健診とメンテナンス
今日もお天気の良い絶好のお出かけ日和ですのに、多くの定期メンテナンスの患者さんが見えました。そしてお帰りには、皆さんそれぞれがご家庭や職場で使われる、歯ブラシ・フッ素がきちんと入ったペースト・フロス・歯間ブラシ・お作りしたものにあった入れ歯の洗浄剤等々買って帰られます。そうこうしてるうちに、アポイントでない若い男性が見え、歯ブラシとフッ素ペーストの補充に寄られ買って帰られました。
こうしてお口のケアが習慣になられた皆様を本当に誇りに思います。
皆さん、痛くなくとも・何かお困りごとがなくとも、定期的に「メンテナンス」にみえてくださいます。お着きになると、診察券・保険証・お薬の服薬状況などをお出しになり、パウダールームで「うがい手洗いをなさる・・」これが当院のお約束事です。
元はインフルエンザが流行った時からお呼びかけしたことですが、今では老若男女、どなたもやって下さるようになりました。
お子さんがせっせとパウダールームに向かわれるのは、嬉しい習慣です。
こうして、発病しないように、お口の中の原因菌の塊であるバイオフィルムを破壊し除去することが、歯科のメンテナンスです。この細菌の塊は、虫歯や歯周病の原因ですが、うがいや軽く磨いたくらいでは取れないのです。
その後悪くなるようなことが起こらないか?を、全身含めた問診や検査によって歯とお口の中の状況を確認して、次のメンテナンスを決めます。こうしてリスクアセスメントすることにより、早い内に状況が把握でき、コントロールすることが出来ます。
これに比して、一般では「定期検診」と言われていますし、多くの方が歯科の定期検診に行ってますと仰います。果たしてメンテナンスと同じでしょうか?
答えは「NO」です。
定期検診はあくまでも「検診」。悪いところを見つける目的です。
言い換えれば、病気を早期に発見して、早期に治療することを目的としています。早く見つけて、早く削って詰めれば安心です・・ではないのです。
例えば糖尿病と診断され場合、ただ糖尿病の薬を飲めば治るでしょうか?
いいえ、糖尿病になった原因は何かを探り、食事・おやつ・運動・他の疾患等生活習慣の見直しなくして、病気の解決はありません。とても大変ですが、今では医師だけでなく
看護師はもちろん・管理栄養士・理学療法士・カウンセラー等多くの専門家が関与して、その方の病気の原因にアプローチして、薬に頼るだけでなく解決に向かう方法を考える医療に変わってきています。もちろん患者さんご自身がなさること大なのです。このような双方の取り組みで、病気の進行を解決し、遅らせ、余病の発症を防ぐのが予防です。
歯科も全く同じで、虫歯も歯周病も「バイオフィルム感染症」ですので、それぞれのお口の中の資料どりをし、患者さんとデータ踏まえた現状を共有し、お口の中の原因である汚れのコントロールをしてから、必要な処置に入ります(緊急時は別ですが)
お口の中に汚れがあるのに、どんな名医が治療しても、もつはずがありません。
ですので、以前よく言われた、”早期発見早期治療”でなく、「早期発見早期管理」になったのです。
原因菌の塊であるバイオフィルムは、トレーニングと経験踏まえたドクター・主に歯科衛生士が除去します。簡単に歯石除去と言いますが。歯茎の深いところの歯石は、探知するだけでも大変で、丁寧に除去するにはそれなりのテクニックが必要です。
皆さまのお口の健康。ひいては全身の健康に寄与するため、朝霞中央歯科クリニックは
労力惜しまず、丁寧な治療を心がけております。それには患者さんそれぞれとの十分なコミュニケーションが欠かせません。
お天気のよい絶好のお出かけ日和に貴重なお時間を「歯のメンテナンス」の為に割いて下さる皆様のご努力に敬意を表し、ご健康維持にお役に立ちたいと常に考えております。
年齢を重ねるごとにご心配事や、思わぬ疾病の治療に突入の方もおられますが、そんな時でも、「お口の中がよい状態になっていればこそ」と言う全身とも大いに関係する大事なこのことを、皆さま方と共有し、ともに伴走する歯科医院でありたいと思います。
再び堀口大学さん
錦玉(きんぎょく)
遠くからいらっしゃる患者さんが「桜の錦玉」下さいました。「あらっ錦玉」と申し上げたら、錦玉知ってるの?と嬉しそうにおっしゃって・・。若い方はご存じないかもですが
ある程度の年齢には懐かしいお菓子です。
錦玉は、糸寒天を煮て溶かし、砂糖を加えて型に詰め、冷やし固めたものです。最近では、金魚の形とか・・で随分見かけるようになりましたが、「錦玉」と思って
お買いになる方も少ないのでしょうか?日持ちもしますし、重宝な甘味です。
ご家族内に介護が必要な方が出来たのに、歯のケアには伺いますよ・・と出かけて下さり、その上のお気遣いでした。道中買い物なさって気が少し晴れたのでしょうか?明るいオシャレをなさって少し晴れ晴れしたお顔で安心しました。「無理しないで下さいね・・」と言う気持ちでお見送りしました。おからだ大切になさいますように。
”あさイチ”(3・19)をオンデマンドでご覧下さい。
3・19のあさイチ 特集 受動喫煙は皆様に大変な反響を呼んだようです。
オリンピックがあるからだけでなく、喫煙の周りへの影響、受動喫煙は思った以上に健康被害が大きいことを、あらめて番組で知りました。この” あさイチ”では、大和浩先生が画像や動画で丁寧に説明されました。この番組見て、保育の現場や、自治体でも反響を呼んでいます。
「タバコはダメ!ダメ!」と声高に叫びたいのではなく、タバコの健康被害は、吸う方だけでなく、周りにも想像をはるかに超えるダメージがあるからです。もちろん一番被害を受けるのは吸う方です。昨今は吸いながらやめたいと思っている方も多いと感じています。
ですので、現実を知って、できることならなされば!リスクは軽減できます。
どうぞ、お時間ありましたら、3・19のあさイチ”特集・受動喫煙”ご覧いただきみんなで考えるきっかけにして頂ければと思います。
間合い
最近若い人の間で「純喫茶」が評判と聞きました。じわじわと口コミで伝わり、昭和の雰囲気の中、静かにコーヒーや音楽を楽しむ方が増えてるそうです。若い方で、純喫茶巡りが流行っているようです。
ちょこっとしか見れませんでしたが、テレビである純喫茶が紹介されており、そこのマスターは武道の達人とか・・。「対面して静かにコーヒーを入れて差し上げるって、なんだか武道に通じるんですよ」と仰っていました。
何でも、武道の「間合い」が「接客に通じる」んだとか・・。
このお店探して訪ねてみたくなりました。ロッキングチェアがありました。
支える家族も同じぐらいつらい (朝日新聞投書欄より)
2ヶ月ほど前の投書欄。見過ごせない記事でした。日ごろ患者さんからお聞きしている事やらを思い出したからです。以下に引用します、(朝日新聞からです)
☆がんになると一番つらいのは患者本人ですが、それを支える家族も又同じくらいつらいということをもっとわかってもらえたらと思います。
夫は6年前の夏大腸がんになりました。それがわかった時の衝撃は今も忘れられません、死と隣り合わせの恐怖。生活に対する不安。検査の数値に一喜一憂する日々。夫を動揺させまいと一生懸命平静を装いましたが、心はいつも折れそうでした。3人の子供たちは、それぞれに悩みを抱えて忙しく、とても私の本音を話すことはできませんでした。
インターネットのサイトを読んでも「家族は患者のイライラを笑顔で受け止めること」と書かれているものが多く、支える側の苦しさに寄り添ったものは少ないと感じました。友達には「しっかりして」と叱咤激励され、相談したことを後悔しました・・。
そんな私を支えたのは、ネットで見つけた元厚労省事務次官の村木敦子さんが言ったとされる言葉です。「考えても仕方のないことは考えない」。ひたすらその日の無事を祈って積み重ねた毎日は、おかげさまで7年目を迎えました。 と言うものでした。
今、病院では患者さんご本人だけでなく、患者さんのご家族の心のケアも重要視され、カウンセラーだけでなく、様々なプロが対応に当たっています。又ドクターや看護師さん達も、忙しい中にも心を配って、寄り添って下さるようになりました、ですので、この投書なさった方は、そのようなチャンスがおありになかったかと思うと、お一人で抱えてそれはそれは厳しい毎日であったと想像されます。
やむを得ずインターネットにすがって、情報集めにもがいたお姿に、だれでもいいから
手を差し伸べ、声かける人はなかったのだろうか・・とも思いましたが、当事者として、周りの声が耳に入らぬほど、たとえお声がけがあったとしてもご主人のお世話にいっぱいいっぱいでらしたことも、容易にうかがえます。
インターネットが欠かせない時代になりましたけれど、でもやっぱり、アナログですがお声がけは大事だと思います。そしてできれば相互の会話が大切です。例えば美容院でも床屋さんでも、たわいのない話をすることでホッとすることありませんか?
先日ある業者さんから、荷物の事で電話いただいた折、「ご親切にいつもありがとう」とたった一言言っただけで、電話切る前の空気がガラッと変わり、若い女性社員さんから思いがけず「こちらこそいつもありがとうございます」と言われ、良いキャッチボールになったと気持ちよく電話を切りました。
ついでに先月こんな記事もありました。
物と心は異なる動きをします。ものは手で触れたり、見たりできます。又どんな物でも使えば使うほどいたんだり、減ったりしますがこれに対して「心」はどうでしょう。
他者を思いやるほど心豊かになります・・と書いてありました。その都度かえって心は培われていくと。但しプラスの心を持てば善意が増えるが、マイナスの心を抱けば憎しみや悲しみが増すと。人をいじめれば相手が傷つき、自分の心も貧しくなるように。プラス思考とマイナス思考には大きな違いがあることをあらためて感じさせられた記事でした。
「思いやる」と言う言葉は簡単そうで難しく、また難しそうで簡単かもしれません・・。
この「患者家族も同じくらいつらい」の投書を忘れないでいようと思いました。
老親の庭
つばきの花
受動喫煙心配です
東北道・羽生インターです。
スタバの隣は「立派な喫煙所」
自販機満載で飲料を飲みながらタバコ楽しめる仕組み。扉がないのです!
だから外まで煙いけむい・・!!
スタバの隣でソフトクリーム買った女の子が何も知らず,喫煙所の入り口付近で食べてたので、思わず「タバコの臭いしない所で食べましょうね」と促したら、「何で?」と聞いてきたので、「臭くない?」と聞くと「臭い!」と。「タバコの煙や臭いは病気の原因になるのよ」と伝えたら移動してくれました。
近くには、”妊婦さん専用駐車場”と明示され、知らないと言うことは怖いことだなぁと思うと同時に、どうしたら正しい健康情報が伝わるのだろう・・と考えてしまいました。
先日のNHKあさイチを夜でもいいので、再放送望みます。
このパーキングエリアの喫煙所から出てくる喫煙者は、その場で他人の受動喫煙自分も受け、たっぷり吸って車の中に同乗者、もし子供が乗っていれば、その方々にものすごい受動喫煙受けさせることになります。さぞ車の中はタバコ臭満載!でしょう。お子さんだけでなく同乗者が心配されます。
歯科と禁煙コラボヘルス
国立ガンセンターで上記のセミナーに参加して来ました。以前教えて頂いた日大の尾崎先生、 福岡歯科大 の埴岡先生、それに今回は朝日新聞の産業医さんの素晴らしい健康支援の取り組みを拝見し、ビックリしました。
とてもきめ細かい支援に本当に驚き、企業の健康経営の取り組みが本格的に進んでおり、お口の中が全身と大いに関係していると言う理解のもと、タバコとの関連もしっかり捉えてサポートなさってることに感動すら覚えました。
当院も手綱緩めず、それぞれの状況踏まえ、お気持ちを尊重して禁煙支援を続けていきたいと思います。先日の加熱式タバコのシンポジウムも踏まえ、
電子タバコも加熱式タバコも”タバコである”という認識のもと、皆様に正しい情報を伝え、特に子供達への受動喫煙を頭に置き、活動続けてまいります。
ミッケに夢中!
自分のメンテナンス終わり、安心したんでしょう?
メンテナンス中のお母様の個室を出て、待合室の本棚へ。ミッケの「ゴーストタウン」から目が離せません。笑っちゃう位夢中!
ページめくるたび、興味津々。こういう風景見ると、お子さんが方に良い絵本・想像力高まる本をまた見つけて揃えてあげようと思います。
小さい頃出会った本って覚えてるものです。
そして何度も何度も、気に入った本は読んでくれるものです。
もういいかな?全員読んだかな?処分しようかな?と思うときもあるけれど
迂闊に処分はできません。又読みたくなって、前に読んだ本を探してる子供達をよく見るからです。
子供ってホント可愛いですよね。だからこそ、良い刺激・栄養になる本をそろえてあげたくなります・・。本屋さんに又探しに行こうっと!
チョウチョもいます
ぐんぐん
お土産いただきました。
折々のことばより
三つ目の耳を持ち、彼ら(患者さんたち)が言っていることでなく、言わないでいること(言えないでいること)を聴きなさい。
ジョアン (緩和ケア専門ナース)
英国のホスピスを訪れた神宮寺の住職、高橋卓志に「死を支える」ことの意味についてナースはこう述べた。
苦しみは何より忘れたいもの、消したいもの、語るのが辛いもの。だから、苦しむ人のその引きこもりごとを聴かねばならない。
これは「生を支える」場面でも言えること・・と。 神宮寺の寺報・終刊合号から。
奈良生駒市の画期的な取り組み
「タバコを吸った職員は45分間、エレベーターの利用を禁止」などの新たな受動喫煙対策を生駒市が来月から始めることになったというニュースがありました。
5年ほど前から、市役所の庁舎内を全面禁煙とし、屋外に喫煙所を設けるなど、受動喫煙による健康被害の防止に取り組んできた生駒市ですが職員から「さらに対策を強化してほしい」と提案され、市は来月一日から新たな対策をはじめることになり、29日周知を呼びかけるポスター提示となったようです。
新たな対策は、市の全職員が対象で、喫煙後も45分間は体内から有害物質がで続けるという、産業医大の大和浩教授の研究結果に基づき、この間のエレベーターの利用が禁止となるようです。又勤務中は昼休みを除いて禁煙とするなどの内容です。
罰則はなく、職員一人ひとりの良識に委ねると言うことで、生駒市人事課の田中課長は「タバコを吸う人も吸わない人も気持ちよく過ごせるように、職員も努力するので、市役所を訪れる市民の皆さんにも協力をお願いしたい」と話しているそうです。
先日ご案内したNHK「あさイチ」ご覧になってさっそくの自治体の対応に拍手を送りたいと思います。受動喫煙受ける人々だけでなく。喫煙者の健康を一番に心配致します。
サヴィニヤック展に寄りました
桜・レンギョウ・小手鞠
歯周病菌と認知症 (4・04朝日新聞より)
数百種類の細菌がいるとされる口の中。細菌が歯茎の隙間にたまり、炎症を起こすと歯周病になり、進行すると、隙間の溝が深くなって「歯周ポケット」ができます。
中等度以上の歯周病とされる4ミリ以上のポケットがある人は、厚労省の2016年の調査によると、30代で3割強、50代では半数が該当でした。
歯周病の原因は酸素を嫌う「嫌気性菌」です。
空気が届きにくい歯周ポケット内でどんどん増え、毒素を出し、放っておくと、最悪の場合は歯が抜けてしまいます。
歯周病菌が様々な病気を引き起こすことは、昨今テレビや雑誌で伝えられています。気管に入れば肺炎、血液に入れば糖尿病になりやすいこともよく言われています。近年、注目されているのが認知症との関連です。九州大学のグループが昨年発表した研究では、人で言えば中年に当たる、生後一年のマウスに「歯周病菌の毒素を5週間注射すると、学習・記憶能力が低下。脳に炎症が起きアルツハイマー病の原因となるタンパク質がたまっていた」そうです。このことから、歯周病菌がアルツハイマー病のような症状を起こすと考えられるとのことです。
同大学の武州准教授は「逆に歯周病予防が認知症予防にもつながる可能性があり、歯の手入れや定期的な歯科受診が大事」と述べておられます。
この記事からも、日ごろのおうちや職場でのケア(その方によりケアの仕方。使用した方がよい歯ブラシや・フロス・歯間ブラシ・歯磨き剤は違います)と定期的なプロのケア(その方により間隔が異なる場合があります)でバイオフィルム(細菌の塊)の破壊と除去をし、検査と診断を続けながら、お口の中の菌のコントロールを致しましょう。
初物筍です
忙しい忙しい・・とあたふたしてる内に、4月!桜もちらほら風に舞いこれはこれで美しい。休みはゆっくりからだをやすめて・・と前日帰りに八百屋を覗けばようやく茹でるに相応しい大きさの筍。97になる父訪問に持っていこうと初物買いました。糠も一緒に。
ベランダから入る春の風の中、筍茹でるなんとも甘いにおいが家中に漂い、休みの日らしい空気感。茹でてる間ベランダの花に水やりに出れば、ハラハラ桜の花びらが!隣の学校の桜です。寝てよう日!にしようと思った休日でしたが、初物の筍茹でるにおいに、身体中が充足した一日になりました。台所仕事って、ご飯つくると言うことだけでなく、なんだか大きな幸せ感があります。
食べるものを作る過程が私はすごく好き。根っからの食いしん坊です。
父97歳喜んでくれるでしょうか?筍ご飯を炊きましょう。山椒の小さな木が実家の庭にあるので、間際に新芽を摘まんで香りをのせたいと思います。筍茹でてるにおい!ホントにしあわせ。疲れも吹っ飛びます。
いつもと違う道入ったら・・
朝霞駐屯地さくら祭り
男性72・14歳・女性74・79歳健康寿命の話です(2016年推計値)
これを見て、アレ~ッ男性80歳・女性87歳じゃなかったかしら・・?と思った私、浅はかでした。この80歳・87歳は単なる寿命で、健康寿命と言うのは=介護などの必要がなく、日常生活を支障なく過ごせる期間を示すもの。ですので、単なる寿命と健康寿命の差は、男性8・84歳・女性12・35歳もの差がありました。
新聞の説明によると、この間は「不健康な期間」とされ、医療や介護が必要となる可能性があるとされます。健康寿命のトップは男性が山梨県・女性は愛知がトップでした。
データをまとめた厚労省研究班の辻一郎・東北大教授(公衆衛生学)は
「喫煙率の低下などの生活習慣の改善の他、中高年の社会参加が増えていることが、健康寿命の延びにつながっているようだ」と話しておられます。
それにしても、寿命との差にこんなにも差があるということは、日常生活に不自由が出てくるということですから、自分事として考えさせられます。
皆さんはいかがですか?
ご年配の方の好きなお餅について
最近テレビや雑誌などでも特集される「飲み込みにくい」と言う話題。
年長者だけでなく、注意が必要なことがあります。又は注意深く食べた方がよい食品があります。
例えば、かけらが出るカリカリのトースト。
きな粉など粉っぽい食品
ホクホクした固ゆで卵や芋
酸味の強いレモン汁や酢を使った総菜などは、気管に入ってむせる危険が
あります。
汁気の中に固形物がある味噌汁や、甘酒
飲み込む意識を持つ前に、喉に入ってしまうモズクなども要注意です。
ただ個人差もあるので、何を食べてむせたか?を記録し傾向をつかむと防ぎやすくなると、歯科大で栄養士としてご活躍の山田晴子さんは仰います。
特にのどに詰まりやすいのが「お餅」。でも高齢者の好物ですよね。
そこで山田さんは「やわらか餅」を考案されましたので、ご紹介します。
白玉粉と同僚のジャガイモ(一人分なら各20グラム位)
ジャガイモをやわらかくゆでてつぶし、白玉粉と合わせ、水を少しずつ加え
、耳たぶ位の硬さにまとめます。
厚さ6~7ミリにのばし、3~4センチ角に切ります。熱湯でゆでて取り出します。
大根おろしやお雑煮にして、又軽くフライパンで焼いてお醤油を塗り、海苔で巻くと磯部餅風になるそうです。
私も高齢の両親に今度ぜひ作ろうと思います。
皆さまもいかがですか?
追記・以前教えて頂いたのみ込みの研究してる先生が、大事なことを仰いました。寝てる人を起こして「はいどうぞ」でなく、食べるものを見たら、
まず”首回し””をちょっとやり、”肩の上げ下げ”をちょこっとやってから食べる”。これだけでもむせたり、のみ込みのトラブルは防げますよ・・と。
加熱式タバコシンポジウムに出席してきました
日曜なのに大勢参加されました。今回は呼吸器の専門家のご出席もあり、深く学ぶことができました。
それにしても、加熱式タバコならいいとうたったレストランがあったり、正しく伝わっておらず、加熱式タバコが持て囃されている日本は、実験場になっていると言うお話しでした。テレビの深夜番組で、お笑いの方が加熱式タバコの愛好者だと、まるで良いこと、安全なように言われていて危惧したとの若い専門家の先生からのご指摘もありました。
又禁煙したと言いながら、電子タバコ・加熱式タバコを吸ってるかたや、紙巻きタバコと併用してるかたもあるので、きちんと伺わないと「禁煙した」意味にならないとのご指摘もありました。
何れにせよ、喫煙者を排除でなく、喫煙者こそリスクを増してらっしゃることを伝え、依存から抜け出てご自分のからだを大切にしていただきたいと言うスタンスで、当院は禁煙支援・受動喫煙防止に努めたいと思います。
画像は先日あさイチにも出られた、大和浩先生からですが、加熱式タバコもこんなに広がるのだと思うとゾッと致します。皆さんの周りでも、ちょっと意識して、きれいな空気考えてみませんか?
30年前の当院前の桜
桜満開
朝霞・黒目川の花まつり
コンビニのお蕎麦
おやつ
お花見との戦い(*^_^*)
お花見日和!と意気込んで 少し足を伸ばして車で向かったものの なんと3分咲きとも言えない寂しい咲き具合。。。トホホと引き返し近くの サイボクハムに寄ってみる事に…♪ こっちの方が咲いてるーー!綺麗ヽ(*’▽’*)ノ
もう、花より団子状態になってしまい大人気のサイボクのお肉を堪能♪行列行列で やっと買えました。外で食べるからか 美味しさ倍増!!やっぱり食べるって幸せですね。ふと周りを見渡してみると みんなモグモグ ニコニコ(^-^)改めて歯の大切さを感じました♪
自宅付近に戻ってくる道なりに桜が満開!!!灯台下暗し(笑)(笑)
青空にピンクの桜🌸最強です(*^_^*)
しかしながら花粉には勝てず、薬を飲んでいたにもかかわらずクシャミ連発、なんだから頭まで痛くなってしまいました。まだ、しばらくこの戦いは続く事でしょう(><) 負けるもんかっ!!(笑)
佐藤 香
この~木なんの木・・
桜餅はどちら派?
あんこ大好きですが、桜餅は「道明寺」!
聞くところによると、道明寺は関西で、いわゆる薄いピンク色の薄焼きをくるりと餡を挟んで巻き、桜の葉で巻いたものは関東との事。こちらはこちらで美味しいですが、どうも我が家は道明寺の方が好きですね。
中もこしあんで二枚のさくらの葉に包み、黒文字などで品よくでなく、手づかみで食べるのが好みです。塩漬けの葉もほどほどの塩加減のもので。
道明寺って「糒(ほしい)」の事なんですね。糯米を蒸して乾燥したものを言うそうです。お菓子そのものを言うのかと思っていて、ビックリしました。
そろそろ桜の枝のつぼみに、プツプツ蕾がのぞいてきました。桜の花の下で道明寺いただきたくなりました。