今あらためて・・

自粛解除になっても未々感染者もあり、亡くなるかたも報道され、心落ち着かぬ毎日です。

久しぶり相田みつをのカードが目にとまり、つくづくそうだなぁ~と。当たり前と言えば当たり前。丁寧に生きるにつきるなぁとあらためて思います。

皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
ストレスの多い毎日ですが、六月に入り自然界は着々と進んでいます。紫陽花のつぼみは色づきましたし、樹々の新芽も色濃くなってきました。今年はあちこちでドクダミが群生しています。嫌われ者の臭いですが、夕方など白い十字の花びらは、可憐にさえ見えます。

身近なもので、いいこと探しすると、意外や意外「アラッ」ということに出会えます。雨の日でも晴れの日でも、足もと見たり、空を見たりしてみませんか?

「な~んだ」と思うようなことを再発見するのも、結構楽しいですよ。

お差し入れ

当たり前ですが、以前に増して仕事上気を配らなければならない今日この頃。帰宅するとふ~っとため息ににた疲労感に溢れます。

するとお電話!「お疲れでしょう?久しぶり神茂のはんぺん買えたから、召し上がって元気出されて下さい」と隣人の高齢者の奥様から。

日本橋・神茂のはんぺんは亡き父の好物でもありました。早速に山葵をちょっとつけてほうばれば、メレンゲのようなふんわり感と丁寧に仕上げられた美しい形に、思わず目を瞑っていただきました。

至福と言うのはこんなささやかな時ですね。甘味のないフワッと口に溶けていく食感に「美味しいねぇ、何だろねぇ」と目をほそめて楽しんでいた父を思い出しておりました。お醤油もつけずに山葵の風味が鼻を抜け、肩の力まで抜いてくれました。

頂いたもう一枚はバター焼きして一垂れのお醤油の香りで楽しもうと思います。

気にしてくださる隣人の奥さまの心遣いが身にしみました。こんな時はよけいベロにも心にも染み渡ります。生身のおつきあいの有難さ、代えがたいものですね。

 

サラリーマン川柳・・

発表されたサラリーマン川柳 どれも秀逸ですが、私的に三つ・・・・

  「タバコ辞め それでも妻に 煙たがれ」

  「ギガバイト 時給いくらか 孫に聞き」

  「早よ帰れ! 言ってる上司が 帰らない」

情景が目に浮かぶようですね。

 

尿検査前はビタミンCの摂取を控えて下さい

ある病院のパンフレットに、地味ですが有益な情報が出ていました。
暑くなって、ペットボトルのお茶を愛用する季節になりましたから、ちょっとお耳を貸して下さい。

ペットボトルのお茶には、酸化防止剤としてビタミンC(アスコルビン酸)を含む製品が多く、このアスコルビン酸は、多くの飲食物に含まれ、食品添加物やサプリメントとしても広く用いられています。

ところが、ビタミンCを多く含むお茶飲んだ後、尿試験紙法による尿糖と尿潜血検査が、偽陰性(本来は陽性だが陰性と結果が出る)になってしまうことが知られているそうです。

ビタミンCは、尿中に排出され、摂取後4~6時間で尿中濃度が最高値に達します。このようなことから、尿検査の前は、ビタミンCを多く含む飲食物やサプリメント、特にペットボトルのお茶を摂取しすぎないように気をつけて下さいとのことでした。

採尿により判断されることも多いので、これは親切なご指摘と思いましたのでお知らせしました。(ある大学の臨床検査部からでした)

真っ白な たわわなお花に癒されて・・

帰宅すると暗いベランダに、ふ~っと咲く柏葉紫陽花。実家の株分けがこんなに育ち大きな花をつけました。

抜けるような白さの花は、暗闇に「おかえり」と言うように咲いてくれています。

お花はいいなぁ~。癒しのひとときです。

 

う~ん、アルコール!

コロナでアルコールが不足な中、飲料としてのアルコールの中に強い度数で代用出来る?と言う報道を見ました。へぇ~とニヤニヤ拝読していたら、知り合いの先生から届きました。

「南部美人」と言えば岩手の銘酒。そして今でも、感染者がゼロの稀有な県です。

お心遣い有り難く、届いた時整然と小瓶が並んだ宅急便の箱に、思わずお辞儀してしまいました。
何処も、先方の先生も大変ですのに、お気遣いに恐縮致しました。

飲むべきか 飲まざるべきか それが問題・・(?)

火気厳禁ですね。

素晴らしい技術に感嘆!

懐かしい方々の集まりの席(コロナ発生前です)に向かう途中、石造りのビル、入口がアール状の階段で何やら歴史を感じ扉を見ると、ガラス越しに素晴らしい紋様が。

左右のショーウインドウもビックリばかり!特に向かって左の壁面は石の彫刻の壁、スゴい現代的!その前に置かれた「鳥」の金工芸の見事なことったら。思わず写メ!

フランスのクリストフルで鳥の置物見たことあるけど、こちらのは微妙な色の表現もあり、まさに日本らしさの真骨頂!
集まりの時間ぎりぎりまでウインドウから離れられませんでした。

美しい出逢い、ラッキーでした。(コロナ発生前ののどかな時間でした。早くこのような日常取り戻したいものです)

 

コーヒーはどちらでしょう?

知り合いが入院先で(今年初めころの話です)笑いながらクイズくれました。「どっちがコーヒーだと思う?」と。

どちらも殆ど同じ色。各々いいにおい?していいはずなのに、大して匂い変わりないらしい。

さて正解は?

向かって左は麦茶。右は紅茶。コーヒーはありませんでした。

人間は「食べたい!飲みたい!」って視覚やいいにおい から始まるのにね!と残念がっていました。

病床にある方にとって、食べることが、又食べられることが、どんなに大切なことか!

そのお食事!

先ず大事にすることは何だろう?と考えさせられました。
見た目!におい!食感!のど越し、湯気さえも、ご馳走だと思います。
贅沢でしょうか?

今般のコロナウイルスでは、「嗅覚・味覚に異常?が生じている」と感染者の訴えが注目されています。未だ検証はされていないようですが、発熱もない感染者からの情報ですから、重要です。

しかるに、味がわかる・においを感じる事がどれほど幸せな事かと、痛感いたします。日常の何気ない幸せって、大切ですよね。

それと五感を研ぎ澄ませておくこと、それが第六感を育てることにつながったらいいですね。

 

スタッフ頑張る!

器用で前向きなスタッフが、新聞で紹介された記事を見て、ガウン代わりを早速手作りしてくれました。頭に入ってるのか?スイスイと手早い。
折角ならガサガサしないビニール袋をと、買いに走りました。

代用のレインコートも使いましたが、夏日には如何せん暑い!脱水したら大変です。院長はサイズが大きいのでまだ試作中です。スムースに動けなければダメですからね。

HPでご案内の様に、当院では使用する基本セット及び器具は、ヨーロッパ基準クラスBの滅菌で、お一人お一人洗浄・消毒・滅菌したパック済みの物をご用意し、目の前で開封。使用器具も一回一回同様に洗浄・消毒・滅菌して対応しておりました。

今回更に、今まで以上に感染予防に注力し、待合室の雑誌・本・おもちゃも片付けさせていただきました。3密を心がけ、ご家族連れでのご来院も控えて頂いております。ご理解ご協力感謝申します。

こんな心砕く気忙しい中、早速に動いてくれるスタッフに感謝するばかりです。お電話やいらしてお励まし下さる患者さん皆様にも感謝しつつ、努力出来ることは端折らず、今出来ないことは無理せず、安全に進めたいと考えております。

今更ですが、お口の中の汚れが、あらゆる病気に悪さすることは明らかです。皆様も油断なさらず、なお一層ご留意なさって、お元気にお過ごしください。季節の変わり目、体調崩されませんようにお祈りいたします。

「利他学事始め」

新聞記事からで恐縮ですが、こんな考察が載っていました。(伊藤亜紗の利他学事始めより)

私達は、自分の行為の結果を自分でコントロールすることはできない。これが利他の難しいところであり、面白いところだ。
可哀想だから、認知症のお父さんのために割り箸を割って持たせてあげた。しかしお父さんは怒り始めた。自分でやろうとしてたのに、邪魔されたと思ったのだ。同じようなことが、発展途上国の経済支援でもしばしば起こる。人道的支援のつもりで投入された資金が、かえって地域の経済を骨抜きにし、貧困を加速してしまうのだ。

人の世の因果はあべこべである。
良かれと思って相手の為にする利他は、自分の定義する善を相手に押し付けるだけの、一方的な利己に終わることも多い。

知多の「他」とは、まずはこの結果のわからなさ、制御できなさなのだと心得るべきだろう。
むしろ利他にとって重要なのは、「隙間を作ること」ではないか。

みなが自己の評価を気にしてきゅうきゅうとなっている組織には、利他は生まれない。
能動的に何かをする前に、他者がするりと入り込めるような余地を空けておくこと。そして、その偶然の出会いを、ノイズとして切り捨てずに次につなげていくこと。

相手の話をただ聞くだけでもいい。じっくり耳を傾け、「面白い」と唸っているとき、私の独りよがりの価値基準は揺さぶられ、他者の入り込む隙間が空いている。利他が始まるのは、きっとそこからだ。

この記事を何度も読み、頭でっかちになっている自分を恥じました。ここでいう「隙間」なかなか出来ないことですが、心してありたいと思いました。

きゅうきゅう、キリキリ・・こんな空気の今、深呼吸して「隙間」を心にとめてやってみようと思います。

昨日までかたい緑だった柏葉紫陽花のつぼみが、白くふっくらとなってきました。もうすぐ開花です。小さなベランダでも四季折々、毎日小さな変化がありますし、ベランダから遠くに見える富士山も、同じ姿は一日たりともありません。ですけれど、雲の動き、空気、聞きなれない鳥の声に、「あらっ」と思うと知らぬうち、穏やかなになっている自分に気づきます。こんな時間を大切にしたいと、つくづく思います。

余裕がなくなったらおしまいですね。急がばまわれ!

 

おつけもの

疲れきった毎日。ガツン!と焼き肉でも食べたいと思うかと思ったら、「ラッキョウ食べたい・我が家の蕪の浅漬け食べたい」で、スーパーに走り、小さなラッキョウと、急ぎ作った蕪の浅漬け。

どってことないのに、あったかいご飯とこれが食べたかった!コロナで大変な中、不安の中、食べたいものが食べられて恵まれている自分。幸せなこと!

フジツボに魅せられて

空いた時間見計らって飛び込んだ魚売場!何々緋オウガイ?何だっけこの貝。

昔、新潟の市場で見た見た!山盛りのこの貝!よく見るとおっきなフジツボがついて、何ともキレイ!

買って帰り砂吐かせると元気だこと。よし!酒蒸しと小さいけれどちゃんとホタテ味して?美味しく頂きました。

貝殻についたフジツボの中を突っつこうとしたら、家族から冷ややかな視線。小さい頃の葉山の岩場思い出しながら眺めるだけにしました。自然の造作はなんて美しい!

こんな時に、頂けるしあわせに感謝。

つかの間・・

 

休診させていただいてる間、日頃手抜きの片付けを!と思いながら、電話対応に追われているとなかなか出来ず(言い訳)、5月に入ったある日、ちゃんとお昼を食べよう!と完熟トマトをザクザク切り、玉葱タップリ、ベーコン・ソーセージもどっさり入れて我が家風スバゲティを急きょ作りました。

生スパなのでもっちり美味し~い! グリーンと新玉ねぎだけのサラダはフレッシュなオリーブオイルでサッとあえ、グリーンペッパー引いて!香り最高!おなかが満足して、カーテン越しの5月の風が、ガンバレガンバレと通りすぎました。

忙しい時は有り合わせや、買ってきて済ませてしまう日々でしたが、久しぶりのうちご飯食べられ、からだが生き返る気がしました。食事もままならぬ、第一線で活躍なさる皆様には感謝するばかりか、こんな普通の食事をお届けして慰労差し上げたい気持ちです。心身共にお疲れでしょうに・・ご活躍有難く有難く感謝いたします。

ですので、自分の立場で出来る我慢辛坊はもちろん、これを機会に、今までの当たり前を振り返って、自分を、日々を、仕事の仕方を考え直す良い機会を与えられたんだなぁ~と痛感します。
皆の努力、辛坊が実を結びますように・・。

ファクトフルネス

話題のこの本。集中して読まないとすぐこっくりこっくりになりそう。

でもこのタイミング。頭でわかっても動かねば、行動に移さねば、変わらねば、変えねば・・とかたくなった頭を歳のせいにしながらも、事態を受けとめ変わらねば・・!と。

きっと昔もこのようなことがあったはず。先輩方はどう乗り越えてきたのだろうか?やんごとない日常に甘んじてきた自分に、まだ変われるかも・・と我が身を奮い立たせるように過ごしています。

それにしても人恋しい昨今ですね。
どんなにテレワークやSNSなど進んでも、”生身の人つきあい”が懐かしい今日この頃です。

自分はどんな風に変われるでしょうか?
楽しみでもあります。

 

ソーシャルディスタンシング!

感染者数減少で、終息したような?楽観視した雰囲気致します。
ところがどうでしょうか?安心出来ない状況かと?やることはやろう!と決意新たにしています。

ソーシャルディスタンシング2メートルは、かつてのビートルズが四人で道を渡る間隔とか言われていますが(若い世代にはわかりにくいですね)。私が今はまっているこのハシビロコウ(滅多に動かない・キョエちゃん?との噂あり)が羽を広げた間隔・・とか。
プレゼントに頂いたぬいぐるみで再現してみました・・(笑)

これからはさまざま検証しつつ、普通にしてたこと、当たり前にしてたことを見直すチャンス?暮らしぶりを見直すチャンスなのかもしれません。ファクトフルネスの本を読み始めました。

皆さまはこの数ヶ月如何お過ごしでしょうか?ある程度の年齢になると変える!変わる!のは大変ですが、頭柔らかくして、変えてみるチャンスかも?と感じています。過去をどうこういうのでなく、変わる必要があるのでしょう。
やるかやらないか!が問われています。

多くの犠牲払ったコロナから学ぶこと、立ち止まって落ち着いて検証し、一歩を踏み出すこと、他人の中で生かされてる自分を考えると、やらなきゃならないことは明らかです。

ハシビロコウ・・

 

ようやく蕾がついた、年代物のクレマチス。コロナに怯えたのか、随分控え目な蕾。何気に見たら、「アレッ何かに似てるわぁ。大好きハシビロコウみたい!」そう思えば思うほど、ハシビロコウに見えてきました。咲いたら濃いブルーのはず。萎縮せずに咲いてね。

今時の自販機・・

どこにでもある自販機。
当院にも以前、待合室に置かせてください・・と営業の方が来たことあったっけ!
その時はまさにチョコチョコ飲みが、カリエスリスク!のトピックスとわかった時でしたし、お茶だけの自販機でもなく、うす甘いミルクティとかもあるしと思い、お断りしました。それほど、自販機置けるほど広くもないし・・。

今時の自販機には、防犯カメラもついてるとか・・。
エ~ッ!

でもよいこともあります。
最近は、女性の要望に応えて、「常温の飲み物」を増やしてるとか。お茶もジュースの一部もですって。
私もあまり冷たいものは苦手ですし、今女性は「体を冷やさない」に注目してるので、それに応えたんですね。その他「しまうバッグが濡れる」又「キャップがぶら下がるように・・」配慮して常温飲み物が販売されてるようです。

(裏話として・・)自販機の上よりも、視線が集まるのはなんと!「左下」だそうで、ここに注目・主力商品を置くのだとか・・!

自販機ひとつにも、工夫やさまざまあること知って、ビックリでした。(こう原稿入力していたら、丁度NHKのカネオ君でクイズになってました)

こうしてお茶はペットボトルで飲むのが普通になってきて、小学校などでは、お湯を沸かして、急須(どびん)でお茶の葉を入れ、お茶碗にそそぐ。ということを、あらためて教えることもあるそうで、急須を知らない子供が、急須を直火に乗せようとしたこともあったそうです。

ヤレヤレ・・。

コロナウイルスの警戒があちこちで解け始めても不安・・の中、医療現場だけでなくそれぞれがまだ大変な状況の中、第二波が意外と早く来るのでは?という見解があるようです。

急な暑さにエアコン使い始めると、ウイルスの空気を循環させてしまうので、換気は必ず必要!と。
新たなご指摘に耳傾け、南半球での感染拡大にも注目して、世界はつながっていることを認識して、なお一層油断せずにやれる事は致しましょう。

 

つかの間・・

休診させていただいてる間、日頃手抜きの片付けを!と思いながら、電話対応に追われているとなかなか出来ず(言い訳)、5月に入ったある日、ちゃんとお昼を食べよう!とトマトザクザク切り、玉葱タップリ、ベーコン・ソーセージもどっさり入れて,あり合わせ我が家風スバゲティ。生スパなのでもっちり美味し~!

グリーンと新玉ねぎだけのサラダはフレッシュなオリーブオイルでサッとあえ、グリーンペッパー引いて!かおり最高!
カーテン越しの5月の風が、ガンバレガンバレと通りすぎました。

忙しい時は有り合わせや、買ってきて済ませてしまう日々でしたが、久しぶりのうちご飯食べられ、からだが生き返る気がしました。

食事もままならぬ、第一線で活躍なさる皆様には感謝するばかりか、こんな普通の食事をお届けして慰労差し上げたい気持ちです。心身共にお疲れでしょう・・ご活躍有難うございます。

自分の立場で出来る我慢辛坊はもちろん、これを機会に今までの当たり前を振り返って、考え直す良い機会を与えられたんだなぁ~と痛感します。皆の努力、我慢・辛抱が実を結びますように。

学びのひととき・・

新型コロナウイルスの脅威を理由に、日々の暮らしが閉ざされる今こそ、自分で考え、自由な心で生きていこう・・そんな示唆に富む、文化人類学者・批評家の今福隆太さん(64)の東京外語大学「最終講義」の詳細を新聞で知りました。

クレオール(混血)文化研究の第一人者である今福さんは権力と個人の関係を考えされられた、19世紀アメリカの思想家ソローと言う方を主人公にした朗読劇を披露し、「思考停止に陥ることなく、冷静に考え、信念を貫く芯の強さを持つべきだ」と伝えるような筋書きだったそうです。

緊急事態宣言が全国に拡大し、人々の暮らしは様変わりしました。今福さんは今、外出自粛で「生身の人間の親密な語り合い」の意義が見失われていることを危惧されているようで、テレワークやオンライン飲み会など、テクノロジーで代替する動きもあるが、「テクノロジ―の世界に移行すれば解決できる・と言うようなテクノロジー楽天主義は、現実を見失っている」と警鐘ならしているそうです。

「場所を共有しながら親しく交わることで、思いがけない思考の発露を発見する機会は、とても重要です」と改めて語り、「手紙を生身のコミュニケーションの手段としてとらえなおすことも出来るし、電話やラジオによる声の伝達にも新しい意味があるかもしれない」と、古くからの伝達手段が持つ「生身」の要素の大切さを口にされたようでした。

きっとどなたも、テレワークやオンライン飲み会だけがいいとは思ってないでしょうし、今仕方なく取ってる手段がそうなだけで、どなたも「生身」の有難さ・ぬくもりなど、懐かしく思いながら事態の終息を願って、我慢したりしてるのではないでしょうか?どっちかが良いと言う問題でなく、我慢せざるを得ない今だからこそ、「生身」の重要さ・意味がよくわかるのですね。

「生身の語り合い」の大切さ。
充分に享受できる日を夢見て、我慢したり辛抱したりしましょうか・・。必ず解決される日が来ると信じて!今は辛抱時・・。

いのちのスープ

小ぶりの新玉ねぎを買ったら、「あのスープ作ってよ」と家族からリクエスト!辰巳さんの玉ねぎスープ(私風)です。

そう言えば毎年この時期必ず作るのに、コロナコロナ・・でしなければならないことが他に増え、余裕もなくしていました。季節も忘れ、この時期しか味わえない食材すら?忘れて日々過ごしていたように思います。

「あのスープつくってよ」の家族の言葉に、ふと、日常をおきわすれてることにきづき、一緒に新たまねぎの皮を剥き、奥井さんの少し上等の昆布と実家の梅干しで夕飯後にゆっくり仕込みました。

油断して火を強めるとスープが濁って汚くなるので、火加減が大事。久しぶり心落ち着けてゆったり作れたのできれいなスープになりました。塩胡椒もせず、梅干しの塩気だけ。慈味溢れるスープと甘い新たまねぎが、「慌てなさんな、落ち着きなさい」と 言ってる気がして、からだに沁みました。なんでもない滋味を堪能でき幸せなことでした。

喝采

コロナの現状鑑みると「喝采」という言葉は不謹慎かもしれません。正直私も、原田マヤさんのレポート伺うまでそう思いました。
ですが意味は違いました。

原田マヤさんは、滞在していたパリの街で経験した、コロナ起こってからの一部始終に「喝采」を送りたいと・・。

あのおしゃべり好き!出歩き好き!のパリの人たちが、マクロン大統領が外出禁止!を言ったら一斉に従い、ある夜原田さんが家に居たら、さざ波の様に拍手が聞こえ、何かと思ってベランダに出てみたら、アパルトマンの窓という窓から、医療従事者・現場の方々への感謝の拍手がさざ波の様に聞こえたと・・。

生活をエンジョイするに長けてるパリの人々が、ここまできっぱりと協力するとは!そしてここまで見事に気持ちも表現するとは!
(どこかの国とは違いますね・・)・・原田さんは非常に感動して「喝采」という題名にしたと・・。

そして

      たゆたえども 沈まず

                   という言葉を上げられました。

この言葉はパリの紋章にもされ、シテ島をパリに例えたものだそうです。

きっぱりしたフランスの国の姿勢に、心強いだろうなぁ~、うらやましいなぁ~と感じながら 

 

    たゆたえども 沈まず

この言葉を胸の奥にどしんと置いて、向き合って行こうと思いました。

はっきりして、意思表示して進める!
甘えない・甘やかさない。

曖昧が美徳な時もありますが、有事はそうはいかないとつくづく思う今日この頃です。コロナはいろいろ考える機会をくれました。それにしては多くの犠牲を払っている現状ですが、犠牲になった方々に思いを寄せ、そのご家族に思いを寄せ、医学的に、国のシステムを検証して、コロナに謙虚に向き合って学ばなければ、犠牲になった方に申し訳ないとすら思います。

人は個人であって社会の一員であること。
大きな教訓です。

 

 

手作りケーキ

主人の従妹さんから手作りケーキ到着!
見た目もお味も本格的。

新婚当時よく作ったなぁ~と思い出しながら頂きました。大好きないろんなナッツもたっぷり!チョコレートは香り高くしっとり。

ほんとは生クリーム添えて頂きたいけれど・・ぐっと我慢してアイスクリーム!添えて(笑)。いつものお紅茶がなお一層美味しいことでした。

パウンド型以外に、ラグビーボールのような不思議な形もありましたが、聞けばパイレックスのグラタン皿を流用したとか。

工夫を重ねた上等なお味でした。フルーツやナッツをたくさん入れて、こんな風に上手に焼くのは年季が入っているなぁと、編み物縫物もお上手な従妹さんを又あらためて、スゴイなぁ~と感心しました。
いつでも大歓迎の美味しさでした。

ホームメイドは格別の味ですね。久しぶり、ゆっくりお茶を楽しみました。有難い差し入れ。

先日の㈰郵便局でひと悶着ありました。
不在通知や宅急便発送の方が、休日窓口に並ぶのでは人と人がくっつくので、外の歩道に間隔おいて並んでいました。

その中間にいた方が、やおら窓口に苦情申し入れした様で、休日勤務の係の方がわざわざ、外で並んでいる私達に謝りにみえました。そこで又苦情の方がお怒りを爆発!

私の前に居た30代から40代の男性が「みんな一生懸命やってるんだから、我慢しようよ。郵便局の方も休日に人手のないところやってくれてるんだから」と。静かにそうだよね・・とみんな黙って間開けて列なしていました。

粛々と列は進み、私のすぐ後の男性は、自動ドアが閉まっちゃうので、「密」になるからと、必死に足でとめて下さって。
イライラはわかりますよね。でも言っても仕方ない状況。「わかるわかる私もだよ、でもさ、みんなそれぞれの立場で精一杯やってるわけだし」

イラッとしたら深呼吸して「助かります。有難う!」って言ってみましょうか。ほら、みんな一緒だよね・・ってやり過ごせないかしら・・。
協力し合えば必ず解決に進むと信じましょう。
やってみる価値あり♡♡♡♡♡。

レスポンシビリティー

休みで暇なはずなのに、何故かゆっくり新聞読む暇がない!アレレ・・。

まとめ読みしてたら「折々のことば」に、英語で「セルフ・レスポンシビリティー」と言う言い方はしません。「レスポンシビリティー」だけで十分だからです。刈谷剛彦とありました。英語得意でない私「?」!

自己責任などと言う必要はない。責任とは相手に応答(レスポンド)できること。何かを委されているとの自覚をもって処すること。それは人への「信頼」があってはじめて可能だと、教育学者は言う。

お前の責任だと突き放すのも、責任の所在を不明にして共有するのも、責任逃れでしかないと。今の日本という国の現状鑑み、又休みっぱなしの脳の奥に響く、深い言葉でした。

イライラ解消法

毎日コロナ蔓延のニュースに戦き、休診中とは言え、この先どうしたらいいだろうと悩んでても仕方ない!めんどくさいけど、長~い葉っぱ付きの蕗を買いました。家族が蕗キチで。葉っぱはいつもの佃煮に仕立て、蕗の本体は青茹でに。スジ取りなど手伝って貰って、どうだ!!の真っ青な蕗が茹で上がりました。

この色を見て、一瞬コロナを忘れ、香り嗅いで胸に吸いこめば「あ~しあわせ!」不安な気持ちを一瞬忘れました。勿論とても美味しく頂きました。

緊張走る医療現場最前線で活躍なさる方々の、ご苦労想像し、感謝しながら頂きました。食べられる日常に感謝するばかりです。

小堀先生

再放送含め、2回もNHKの小堀先生のドキュメント拝見し、二度とも等しく心打たれました。隣の新座市のご縁ある病院とは言え、なんてジェントルマンな先生がおられることか・・。

必ずついて回る森鴎外の孫!と言うフレーズが不要と思われる小堀先生。穏やかできっぱりなさって、あったかい・・。小さな折り畳みの椅子を脇に抱え往診なさる姿に、亡き父を思い出したのかもしれません。

その小堀先生の日常が映画化される。先生は、多くの高齢者が望まない最後に導かれていく。病院死が一般化するにつれ、多くの人々が死を忘れたことが、すべての根底にあると思われ、日々の往診の際に患者さん方と語り合ううちに、それぞれの最後のあり方を見いだしていくさまが放送で伝えられました。

本当に意味があるのは、家族が静かに患者さんの手を握ってあげることではないか?さまざまな障害に直面しながらも、患者さんに寄り添う小堀先生のお姿に、崇高な医師の姿を拝見し、光を見る思いでした。
この度本に書き記したことが、医師と言う職業の最終場面に差し掛かっている自分自身にふさわしいのではなかろうか・・と言う巻末の言葉に、また心深く打たれます。

大切な一冊になりました。

世界中に蔓延するコロナウイルス!その犠牲者を思うと、医療従事者のひっ迫した様子を見ると心が痛みます。お世話する医療者もいっぱいいっぱい、混乱極め、医療崩壊に近い実情の中、最終場面にさしかった方々に、心寄せ手を合わさずにはいられません。又自分を含め、一人一人、社会の一員との認識を強く持ってこれから過ごさねばと思います。非情な実際を目の当たりにして、学ばねばならないことが沢山、無駄にしてはならないと強く思います。

悲しみのどん底におられる方に、心を寄せて、今何が自分にできるかを考えたいと思います。コロナウイルスは私達に、立ち止まり・振り返り・そして変わらねばならない事の多いことを気づかせてくれました。大きく目を見開き、逃げずに向き合えば、きっと道が開けるはず。

自分は一人でなく、社会の一員であること。そばにいる人、他人に目をやれば、心寄せれば幸せが舞い降り、それによって自分も幸せになれる・・そんな当たり前に今更ながら気づくこの頃です。

物事をちゃんと見る!そして見極める!いいチャンスを頂いています。

時は春真っ盛り!
遠出せずとも、身近な樹々をよく見ると、樹の芽も、ちっちゃな葉っぱもそれぞれ何とキレイで、柔らかそうでかわいいことか!顔をなでる風も、毎日においが違いますね・・。

皆さまも尚一層ご留意のうえ、お元気にお過ごしください。

 

 

「三疎のススメ」ひらり一言より・・

   会わない

   触れない

   しゃべらない

 「三疎のススメ」! がんばりましょう。 加藤登紀子

加藤登紀子さんご自身も、大の苦手だけど、どんな経験もしてみないと
わからないものね!と。

すごく大変ですが、頑張りましょう。

今が辛抱時です。

皆でその気になれば、出来るはず!

やってみましょう。

がんばってる人を応援し、悲しいことを増やさないために・・。

たいせつなみんなのために。

やってみましょう。

 

本家を追い抜いて!

昨年買った小さな鉢のクレマチス。鳴り物入りだったのに全く咲かず!処分も何だし・・と一回り大きな鉢に植え替えたら、丁度コロナ発生の1月中旬過ぎからニョキニョキ!
アレヨ!の間にた~くさんの蕾。

主のような我が家の10数年ものの本家クレマチスを凌ぐ勢いです。コロナ蔓延ですが、お花はおかまいなしにきっちり咲きそう。有り難いなぁ~と支柱を足して水やりしました。

緊張走る毎日、お花に救われる日々、自分がやれることはやって沈静化を祈るのみ。一次医療から救急現場まで、コロナに携わる方々に労いの気持ちと感謝をお届けしたい。

大変な毎日と拝察いたしますが、皆さまもおからだ専一に願いあげます。

いのちの歌    

尊敬する眼科医の先生から、こんな素敵な歌を紹介されました。ある結婚式で聴いて感動。詞が竹内まりやさん作で、読めば読むほど心に沁みました・・と歌詞を送って下さり、私も感動。もうご存知と思いますがご紹介します。

いのちの歌

生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに
胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ
この星の片隅で めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも たいせつな宝物
泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影
二人で歌えば 懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり

本当にだいじなものは 隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中にかけがえない喜びがある

いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
この命にありがとう

コロナ蔓延で、人々が互いに精いっぱいの協力をする毎日。みんなそれぞれの立場でぎりぎりの努力を重ねています。思いやる余裕もないかもしれませんが、「協力は競争より価値がある」このことを肝に命じ、自分に出来る努力・協力はしたいと思います。

感謝しあって、尊重しあって、誰が悪いわけでないこの状況を乗り切っていきましょう。

イライラしても仕方ないけれど・・

毎日コロナ蔓延のニュースに戦き、休診中とは言え、この先どうしたらいいだろうと悩んでても仕方ない!

めんどくさいけど、長~い葉っぱ付きの蕗を買いました。家族が蕗キチで。葉っぱはいつもの佃煮に仕立て、蕗の本体は青茹でに。スジ取りなど手伝って貰って、どうだ!!の真っ青な蕗が茹で上がりました。

この色を見て、一瞬コロナを忘れ、香り嗅いで胸に吸いこめば「あ~しあわせ!」コロナの不安を一瞬忘れました。勿論とても美味しく頂きました。緊張走る医療現場最前線で活躍なさる方々の、ご苦労想像し、感謝しながら頂きました。

少しでも早くこの事態が終息し、笑いながら、くったくなくご飯食べられる日が来ますように、やれる事はやろうと思います。

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内職?

救急を受けてらっしゃる医院で、医療備品欠品受け、看護師さんが手作りしてると言うTV見て、空いてる時間に100均に走り材料見繕って、にわかフェイスシールド作りました。不器用な私にしては上出来です。成せば成る!出来ること、やらねばならぬ事は充分やり、やらない方がいいことはやらない! 危機感・現実感もって対応したいと思うばかりです。

 

”喫煙”で遺伝子変異!5000個多く!

喫煙者の気管支の細胞は、タバコを吸ったことのない人と比べ、遺伝子が平均で5,000個多かったという、トピックスです。

遺伝子変異は発がんに関わり、がん細胞に多いことは知られていたが、正常の細胞も喫煙によってダメージを受けることが裏付けられました。

タバコの煙には約70種類の発がん性物質が含まれ、様々ながんの原因になる。ただ、体内の正常な細胞が、喫煙でどの程度の影響を受けているかは十分検証されていなかった。この研究では、一つの細胞の株ごとに遺伝子を解析しこのような結果を得ました。

その結果、たばこを吸わなくても遺伝子変異は、平均年22個のペースで増えていた。それに上積みする形で、喫煙者の細胞では平均5,300個、やめた人でも2,330個多く変異があることがわかったそうです。

サンガー研の吉田健一・日本学術振興会海外特別研究員(腫瘍生物学)は
「喫煙をやめれば遺伝子が正常な細胞が、回復する可能性がある。ガンのリスクを減らす禁煙の重要性を示してる」と話しています。

喫煙者は、やめられないだけで、理由があって吸ってるわけでないのです。「やめられないのは意志が弱いから・・」などと言わずに、禁煙・断煙出来るように応援しましょう。

今回のコロナウイルス感染も、喫煙が関わっていることが言われております。「感染のリスク」と言われています。この事実を踏まえ、やめられない方を支援する仕組みも、更に必要と痛感しました。

禁煙出来ずにおられる方、電子タバコ・加熱式タバコでしのいでる方、コロナを契機に、思い切って禁煙しましょう!応援致します!

Souris

コロナの脅威の中ですが、しばしリラックスの時間を・・。

大好きなル・コントのケーキ。振り返れば高校生時に遡る。

当時六本木に間口小さな、知る人ぞ知るケーキ屋さんだった。洋酒をふんだんに使い、個性的且つフランス菓子の伝統を守りそれはそれは夢のようなお菓子だった。

俳優の夏木陽介さんがロールスロイスに乗り買いに見えたのに出くわし、カッコいい大人だなぁと思った日を思い出しながら、久しぶりSourisを買った。ムッシュー・ルコントが子供達の為に考案した子ねずみ型のシュークリーム。この可愛らしい姿と、バニラ香るクレームパティシエールがいつまでも美味しい。スタンダードが美味しい。

Tout  a  la  francaise!  万事フランス流にを信念とし日本に初めてフランス菓子を誕生させた、ムッシュールコントのおっきな笑顔が思い出されます。

懐かしくて新しいルコントの味。
いつも美味しくて感動!

ステイ・ホーム

コロナ蔓延、緊急宣言受け臨時休診。忙しい時でもワサワサしながらもする家事も、ゆったり時間の中だと、下ごしらえもゆとり・・。心なしか茹で上がった空豆、蕗の青さすらいつもより際立って見え、つまんでみると「ああ美味しい!」と思える気持ちすら有り難く思える日々。日常の当たり前が当たり前に享受出来る幸せって貴重なんだ!とつくづく思う今日この頃。

コロナは私たちにいろいろな事を気づかせてくれ、立ち止まって大切な事を考える機会を与えてくれていると思う。この年になって恥ずかしいけれど、突っ走っていると、大事なことをすっ飛ばしていることにも気づく。

感染しない拡げない努力と共に、かけがえない考える時間をいただけている。逃げずに起きていることに対峙し、現場を踏まえた専門科の方々のご指示によりみんなが多少の痛みを覚悟し努力して「コロナの退治!」を迎えたら嬉しい。力を合わせ覚悟して立ち向かえば、必ずよい方向に向かうと信じて、油断せずやるべきことはしたいと思う。

スーパームーンも家族で眺めながら、コロナの終息を祈るばかりでした。

 

30億人が困難

今回コロナウイルスで、一番大切と言われた「手洗い」。読売新聞によれば、国連児童基金(ユニセフ)は世界人口の40%の30億人が、せっけんで手を洗える設備のない家で生活していると発表したと伝えています。ユニセフは新型コロナウイルスなどの感染症対策で「手洗いは最も安価かつ効果的な方法の一つだが、それすらできない人が何十億人もいる」と警告したと載ってます。

私達は幸いせっけんで手洗い出来る環境に居るわけですから、やれることはやって一人一人心がけたいものです。恵まれているのですから。

やれる事は 端折らず やりましょう!

恵まれている環境にあるのですから。

アメリカ・ロス市長のコメントを目にして(再掲載)

コロナによる犠牲者、アメリカで初めての10代の方と発表され、危機感の中下記のようなメッセージがありました。

「若い人たちに。
あなた達もこの病気にかかる可能性があると伝えたい。あなた達の行動次第で、人の命が救われたり、あるいは失われたり、あるいは奪われたりすることがあり得る。それはあなた自身の命かもしれない」

今まで10代の重症化は中国で記録の2人のみだそうで、若い多くの患者が症状に気づかず出歩き、”感染した場合に重症化する可能性が高い人”に、うつしてしまう恐れがある!ということです。

町中から人が消え、必死に”乗り越えようと耐えているヨーロッパ各国に比べ、デパートにも町にも、以前に比べれば少ないですが、普通に出歩いている今の日常の日本。曖昧な国、日本。

今回のアメリカでの10代のコロナによる死亡者の発表は、若い方々にも”危機感持って下さい”と世界中へのメッセージかもしれません。

この国・日本では、誰を、何を、信じたらよいのでしょうか?
コマンドはどうなっているのでしょうか?
とてもわかりにくい!ということがわかりました。

仕事上の消毒用アルコールやマスク・お一人お一人で取り換えるグローブも残量気になります。紙類の用品も残量・・どうなるのか?
安全・安心に歯科医療進めるために必要なものの数々。みんなが心配しているのではないでしょうか。

終末のテレビ番組で、本所佑先生が、日本は「曖昧ですね。やるならやる!きっちりやらねば」の言葉に深くうなずく私です。

「曖昧模糊」という言葉がむなしく風に泳ぎ、桜の花びらがひらひら風に舞い、車のガラスの隙間に入り込む花びらを拾いながら、感染の終息を祈るばかりです。

「今でなくていいことは、後にしましょう」
このくらい大丈夫だろう?という行為が、じわじわ感染を広めています。

先週に続き、更に休診を決めました。
ご迷惑をおかけいたします。

どうすりゃいいの~よ!

道の駅で買った大輪の百合!

一番目、二番目が咲いたはいいけど、三番目の蕾!咲くばかりなのに、スペース無し!さてはてどうなることやら・・。

私達も時々ありますよね?
「どうすりやいいのさ~」って。

でも、どうにかなるもんです。頑張ろ。

でも、コロナばかりはどうにかはなりません。一人一人出来る事、やるべき事きっちりやりましょう。自分だけでなく、大切な人の為にも。

シンプル

もう一カ月以上?もっと経ちますが、ことしのバレンタインには、老舗の羊羹屋さんからステキな商品が発売されました。
このシンプルな熨斗、箱もグッときます。いい!ですね。

もう随分前、パリに出店し羊羹de Parisを発売し、パリッ子をビックリさせてからどれだけたったでしょう。

中身もシンプルを極めながら、チョコレートと融合したお味に、老舗の心意気、先見性を見ました。それにしても美しい体裁です。

皆の努力と辛抱で、コロナが終息し、ゆっくりとお茶とお菓子を楽しめる日を、待ちましょう。
一人一人の小さな努力で、大切な人を守りましょう。

 

栃木のニラ

栃木の中でも栃木市はニラが有名らしく、道の駅に行くと、日本蕎麦にもニラ蕎麦あり、ニララーメンもあります。いつも売り切れなのと、翌日診療なので臭いを心配して一度もトライ出来ずにいました。

でもやはり心残りで休日に2束が安かったので買ってみました。何にしようかなぁ~。暫く作ってないニラ饅頭と思いましたが、ニラ餃子に決定!翌日休診ですから安心です。

栃木西方のニラは匂い穏やかで柔らかく、粘りがあり、豚ひきと合わせても極上な粘り具合。

焼いたら美味しいおいしい!

我が家流はお酢だけで頂きます(学生時代赤坂の餃子・珉珉で教わりました)が、パクパクあっと言う間に10個も平らげました。

頂きながら「水餃子」大好きだった亡き父を思い出したりして。学生時代青島に居た父は、餃子と言えば「水餃子」でした。小さい頃、母が皮を作り父が茶筒の蓋で丸く抜いた餃子の皮に、私が包む役でした・・。情景とともに味を思い出しました。

栄養取って、コロナを遠ざけましょう!

切られずに済みました

近所の郵便局隣に空き地があり、毎年見事な梅?桃?桜?が咲いており今年はどうかなぁ~と思ったのも束の間、周りのあらゆる樹が切られていたので、ひょっとして切られてしまった?と案じていました。

今日偶々通ったら若い女性が接写で撮ってらして、ああ良かった!切られないで済んだんだ・・と一年ぶりの再会です。

更にお花は大きくなり見事!コロナで不安と心配と恐怖の毎日。たわわに咲くお花に慰められました。

30年のおつきあいの地元の和菓子屋さんから、かわいいお福分け頂きました。鶯餅と桜の練り切りです。二代目が頑張ってるお店です。
朝早くから一生懸命なさっていた先代・お父さんの顔を思い出しながら、有難くいただきました。

コロナウイルスの猛威が沈静化して、お花を愛でたり、お茶をゆっくり楽しんだりする日常に戻りたいものです。

それには、一人一人が意識を変えねばなりません。「平和ボケの日本」などと言われては悲しいことです。

大切な人を守るために、きちんとした手洗いと、今は一人一人ちょっとの気遣い・我慢が必要です。

医学的センス

ともすれば和歌山有田病院がクラスターになったかもしれず、当初テレビで知事の困惑したお顔を見た私は、「病院で?」とびっくりもし、仰天しました。しかしながらその後、県内感染者は累計17人と爆発的な感染を防いでいるようです。

この状況を、アメリカワシントンポスト紙が、「和歌山モデル」として賞賛しています。独自のPCR検査基準をもって徹底した追跡者調査をし、感染の連鎖を断ち切った!と。

ここには仁坂和歌山県知事と野尻孝子福祉保健部技監の連携があったようです。ここでの封じ込めのキーワードは「情報探知」

これで早期の検査や接触者の追跡が可能になったそうです。

☆現場で真っ先に異変を察知する医療従事者。
☆全体を把握して指揮する立場の野尻技監ら行政が、”日ごろから、顔の見える関係を築き、ネットワークを構築していた”

この事こそが、出来そうで出来ない、でもとても必要なことだと思い知らされました。

☆現場との顔の見える関係☆が大事なんですね。
この事は野尻技監が、御坊保健所長の頃からよく言われていたことだそうです。

これからが感染予防の本番!
野尻技監は ★手洗いの徹底
      ★体調悪いなら休む
      ★人ごみを避ける を徹底してほしいと伝えています

そして★やれる事を地道に実践するしかない!と。

昨日は1歳に満たない幼児の感染が伝えられました。これとて、肺炎で入院の幼児に「?」気づいた医師が、PCR検査を試みてわかったこと。そうでなければ、単なる通常の治療が行われたことでしょう。先日骨折で運ばれた患者さんが、コロナに感染していた!という報道もありました。

”医学的センス”のあるなしによって、人の命が変わります。
これは、とても大事なことだと思います。

矢車草が何気に咲きました

春めいてきたせいか、矢車草が咲きました。コロナの勢い止まず、有名人の犠牲も出てしまいました。そんな中でも、お花は咲きます。矢車草も地味な花でピンクのもありますが、私はこの濃いブルーが好き。

ブルーブルーエと言って、洋食器の柄で有名ですが、この濃いブールの色をも指します。以前楽しんだ洋食器の上絵付では、この柄がスタートでした。面相筆で細く細く描くのは初心者には大変なことでした。ツタンカーメンの棺にもこの花があったと聞きます。

そう言えば、大好きな紅茶のアールグレイですが、中でもマリアージュ・フレールの「アールグレイ・フレンチブルー」にはこのブルーエ(矢車草)の花びらがはいっていて、とても香り共にエレガントです。

咲きだした矢車草に、いろんなことを思い出しておりました。

香りのよいお紅茶を楽しめるような、穏やかな日常を取り戻すまで、心静かにコロナの終息を待ちましょう。自分は一人ではない、社会の一員として、やれることはやる、やってはいけないことは我慢する、高齢者や罹患しやすい人・大切な人を守るために、自分の出来る努力と多少の我慢は致しましょう。

一人一人大切で、一人では生きてはいけない社会の一員ですから・・。

マスク不足!

いつも通らせて頂く近所の神社。頭を垂れ通りすぎようとすると、目に飛び込んで来たのは、3㎝×5㎝位のちっちゃなピンクの可愛いマスク!

お人形さん用でしょうか?
それともマスク祈願のために手作りされた?

丁寧な作りと可愛らしさにに思わず足が止まりました。

実際マスクいったい何処で買えばいいのでしょう・・。このコロナウイルスとの闘い、長引きそうでそろそろ限界です。

毎朝クリニック前のドラッグストアに行列する人々。並んでも買えるとは限らず、買えてもいつもより高額です。皆さんお困りですよね。

政府がもっと細かに動けないものでしょうか?

未来 & 27日山中伸弥先生の提言!

朝霞には自慢できる本屋さんがあります。いつも大勢のお客様で、いつぞやTVでも紹介されました。多様な品揃えと、見せ方が上手だからでしょう。

当地には、理科学研究所・税務大学校等々、いろんな公共施設があり、需要も様々ですがその期待に応えてるようです。

若い店長さんの感覚がよくて、楽しめる本屋さんです。最近では買うと一円につき、一円寄付になる仕組みも作られ、自然と社会貢献できる仕組みになりました。

この本も完売!とのことでしたが、探しだしてくれました。読むのが楽しみです。読みたい本が山ほどあって、願わくば沢山本を抱えて船旅でも・・と夢みますが、今は船旅も覚悟がいりますね。それどころか、いよいよ緊迫した状況です。家にこもって読書でしょうか・・。一人一人が我慢と辛抱必要なようです。

インフルエンザの時、「うつらない・うつさない」と盛んに言われました。まさにそうですね。危機感持って出来ることはしないと!

☆27日NHKで「未知なるウイルスとの闘い」と山中伸弥先生が、感染症の専門家ではないので、批判を覚悟で・・と話されました。以下要約です。

・私達は社会に守られて生きている。従って個人に対する脅威は=社会に対する脅威です。1分一秒でも正しい情報を伝えることが大事です。

僕の私見ですが、この戦いは一年は続く長いマラソンだと思います。そう思ってもっと早く終息すれば嬉しいことですが、最低でも一年は頑張りましょう(あくまでも仮説です・・と)

甘く見ていて、ひどいことになると後悔します。

ウイルスとのうまい付き合いかた・ウイルスに試されていると思って、やっつける事は出来ないけれど、うまく付き合うことではないか?

”すぐそこにウイルスが居ると考えたら・・?
桜は来年も必ず帰ってくるけど、亡くなる人は戻ってこない”

自分で守りましょう‼
自分の安全・高齢者の安全・社会の安全のために。

(拙いレジュメですが、このようなお話しだったと思います)

仲間が来たぁ!

今年の新入りピー助がギョギョギョ!

何ともプニュプニュな達磨さん。

触るとプニュプニュ!

ピー助もビックリ❗

不思議同志だね~!

コロナウイルスで、ピリピリ キリキリな毎日ですから

リラックスに一役買っています・・。

窓際は春!です

先週桜があちこちで開花しました。先々週の、春の突然の雪で水分も含み、見事に咲き始めましたね。

コロナ騒ぎでにっちもさっちも行かない毎日ですが、感染対策に追われる毎日の中、当院の各ブースの窓際では、色とりどりの小さな花々が春を告げるように咲いています。春の陽射しをたっぷり浴びて!!

キリキリしてないでお花にも目を留めて下さいな・・と心の余裕を失った毎日に警鐘ならされる思いが致します。

食卓では春の山菜の季節でしょうか?

まだまだ終息はおろか、オリンピックの開催にも影落とし始めた今日この頃。不謹慎な発言する政治家に、デリカシーがないなと悲しくなるばかりです。

ウイルス発生以上に、この国の対応の理不尽さが、私たちの心配を増し、心の余裕を無くしてるのかもしれません。何か起こったときに出る真の姿。コロナウイルスは多くの問題を提示しました。

一人一人自分事として考え行動し、意見を述べあっていけるような社会の醸成を願います。子供たちや若い人たちが、大人を見ています・・・・。

ご協力有難うございます。

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いつ終息するのか?目処立たないコロナウイルス!

一月末からの当院の取り組みに、皆さまご協力下さって居ります。有難うございます。

パウダールームも「キレイキレイ」の泡せっけん➡固形石鹸に変更しました。「泡の石鹸片づけましょう!」と間髪入れずに言うスタッフに肩押され固形石鹸だけにしました。泡立ちよく、皆さまより丁寧に手洗い下さるようになりました。

コロナ対策、石鹸で最低20秒は!と言われてるのに、今まで皆様簡単ですからね!かく言う私も、つくづく普段簡単にしか手洗いしてないなぁ~と反省しきりです。

ヨーロッパの感染拡大見るに、近い内の終息は「?」です。不顕性肺炎含め症状出ずに感染している方が、数多くいると思われ、徹底しない日本政府の対応に、つけは我々に来るんだなぁ~と切実に感じています。

自分たちのからだは自分で守る!しかないですね。危機の時の情報を如何に選択し判断するか?悲しいけれど問われています。
栄養取って、やれることやって、乗り切りましょう

30億人が困難と・・

今回コロナウイルスで、一番大切と言われた「手洗い」。

読売新聞に由れば、国連児童基金(ユニセフ)は世界人口の40%の30億人が、せっけんで手を洗える設備のない家で生活していると発表したと伝えています。

ユニセフは新型コロナウイルスなどの感染症対策で「手洗いは最も安価かつ効果的な方法の一つだが、それすらできない人が何十億人もいる」と警告したと載ってます。

私達は幸い、せっけんで手洗い出来る環境に居るわけですから、やれることはやって一人一人心がけたいものです。恵まれているのですから・・。

それにしても子供たちの手洗いは上手ですね。幼稚園・学校などでのご指導の賜物です。見習いたいものです。

ひらり一言 

久しぶり加藤登紀子の「ひらり一言」のご紹介です。

  負荷がかかるから歯車は回る。

  重さがあるから地面に立てる。

  大変だから、人生は面白い。

(なんとかしなくちゃいけないから、とにかくやる。責任があるから頑張る。穴に落ちたらはい上がる!つらいから笑う!)

以前もご紹介したかもしれませんが、もう10年以上前、勉強会でお目にかかった上智大学のアルフォンス・デーケン先生が、「・・にもかかわらず笑う」のですよと仰った日のことが思い出されます。
苦虫かみつぶしたような顔してても、同じ一日ですから・・。

ひらり一言の受け売りでした・・。

 

ダイコンあれこれ・・

重宝なダイコン。古代から日本人の食を支えてきた野菜であり、世界でも類を見ない形や大きさの多様性を誇っています。

現在ではほとんど「青首大根」ですが、全国で実は800種以上のダイコンが存在するらしい。左上は根の長さが120センチに及ぶ岐阜の守口大根。この守口大根を漬けた守口漬け‼時々無性に食べたくなります。へびのように丸く巻いて樽に入ってますね。
左下は珍しい葉のみを食べる宮城の小瀬菜大根だそうです。

私的にはおでんには、三浦大根と思いますが、最近は売ってないし。でも、立派な葉っぱつき大根見ると、何を差し置いても買います。大根の葉で菜飯!は鮮やかな緑と風味で最高に美味しいですから。

ラディッシュも大根かしら。水に放ってパリッとしたらバター乗せて頂きます。私は無塩バターが好み。こちらも最高!です。

そう言えば昔は大根足・・等と言われましたが、最近の女性はすらりとカッコよくて、およそ大根足なんていませんね。
以前少し手話を習ったとき、「足」を示すのに、おじいちゃん講師が自分の足を指し示したので・・(笑)「ほんと?」と不思議に思ったのも今は昔です。時代はかわりました・・。

柚木沙弥郎さん

染色家、柚木沙弥郎さん  97歳。独自の作風で世界中にファンを持つ方だそうで、今まで存じませんでした。このタピストリーみて度肝を抜かれました。

絵画、リトグラフ、人形、絵本と自在に創作活動はうまれ、今でも好奇心に溢れるステキな作家さん。ワクワクするものが大好き!

「ユーモアとは、ゆとりだと思う」の言葉に圧倒され、97歳の年齢を微塵も感じさせない新鮮な感覚をステキとおもいます。年齢を重ねて・・こう有りたいものです。