近所の内科さんにこのところお子さんが飛び込んでいると思ったら、インフルエンザもさることながら、溶連菌が流行っています。
溶連菌→溶血性連鎖球菌。赤血球を溶かすと言う意味ですね。
お子さんはまず8度くらいの高熱・のど、舌にいちご状のブツブツが出来ます。
咳や鼻水はあまりないようですが。
気づいたら時間おかずに受診して、確定診断受けて下さい。抗生剤で対応可能なようですが、治ったと思っても今一度医療機関で確認ください。
稀なケースかもしれませんが、この溶連菌が「劇症型」になると俗にいう、”人食いバクテリア”といわれ、大人が短時間にどんどん進行するようで、かかった大人の30%が死亡するとか。(ビックリです!)
きっかけは、足の指などに2~3ミリのポツポツ(血豆のような)が現れ、それに気づけばまだ対応可能なようです。
気づかずにいると、血豆が4~5ミリのポツポツになり、短時間でもっと大きくなり、やがて患部が臭うようになって壊死が進むとか!コワイですね。この状況に気づかず、対応遅れた方が、自分の部屋が臭っておかしいと思ったときには、足首が腐っていた!と車イスに座って話されていました。異変を感じたら、大きな病院へ急いで下さいとのこと。小さな傷口・血豆くらいなどと思わず、すぐ大きな病院へと警鐘ならしていました。
自分のまわりにいないと、特別なことと思いがちですが、まだまだ不思議な感染症が増えていますのでお知らせしました。足の指あたりにごく小さいプツプツなんて、見落としますよね。怖がるより知っておけば、早期の対応もできる・・とあえて書かせていただきました。
やはり感染症予防には、一にも二にも、「手洗い・うがい」が何より重要ですが、手洗いの仕方も丁寧にしないといけませんね。マスクで飛沫感染を防ぐのも大事だそうです。
それとやりがちですが、しょっちゅう目とか口の周りとか、鼻とか触っているのも、こういう時代になってくると、それぞれが注意しないとなりませんね。