先週の14日(日曜)、衛生士二人が横浜でのセミナーに行ってきました。講師は衛生士
本来の仕事をしっかり伝え、その本来の仕事をするべく、衛生士さんのからだのメンテナ
ンスを常におっしゃっておられる方です。初期治療・SPT/インスツルメントの使いかた
含め手首の使い方など細かに教えて頂いたようです。当院ではアメリカで歯周治療して
らっしゃる中山先生にご指導頂いていますが、二人の衛生士曰く、中山先生にご指導頂い
ているからこそ、このセミナーは理解出来ることだったと言っていました。DH業務が専
門化されているアメリカではDH業務の見直しが行われているそうで、「スケーリングや
ルートプレーニングなど”歯石などの病原沈着物を歯面から取り除く”
だけをやればいいのではない! 加えて”自らのからだも健康に維持する”つまり、作業負
担が少ない工夫がいるとのご指導だったようです。これはすなわち→①器具のからだへの
負担を軽減する工夫 ②自分自身のからだのメンテナンス、だそうで中山先生もいつも
おっしゃる、なぜシャープニングするのか・正しいシャープニングとはにかかっているよ
うです。つまりきちんとシャープニングされたスケーラーでしたら、患者さんの満足感と
快適感が大きく→次のメンテナンスへの期待にもつながるというものです。又等しく術
者・衛生士さんの疲労も減少し、CTSなどの予防につながります。当院ではシャーシャー
というシャープニングの音が常にしていて、夏場は蝉の声かと思うほどですが、使えば磨
かなくてはならず、かなりの本数をそろえていてもどんどん減りますので、衛生士業務が
滞りなく、患者さん方に快適に処置されるように、スケーラーの補充は充分にと考えてお
ります。日曜のセミナーは二人にとって大変意味があったようで何よりでした。意見を交
換しあいドクターともやり取りしながら症例検討する衛生士さんを、本当に頼もしく、皆
様の健康を支える存在になってほしいと心から願います。もう一度DVD貸して下さい、
復習しますので。・・というスタッフを応援したいと思います。ぶれずに進みましょう。