今日本のコンビニのサービスが、世界中から注目されているようです。日本型コンビニの
祖は有名なイトーヨーカ堂の鈴木さんです。ハーバードのビジネススクールでも最近
「タンピン・カンリ」という言葉で通るようです。びっくりです。客が欲しい時に欲しい
ものが手に入る。お客様の便利を優先したのが日本型コンビニです。以前のような十羽
ひとからげのサービス・皆と同じサービスでは生き残れない、という現代。いろんな意味
でゾゾっとします。サービスの提供側でもあり、時には客の立場になる自分としても思い
つくことはたくさんあります。ですけれど、やはりこれも誰かが旗振ってこうしましょう
と同じサービスしては元の木阿弥で、お客様が提供側に何を期待しているか?を感じるこ
とがまず大切です。
感じる心・感性は一口では言い表せず出来るものでもありません。ショートカットの
近道もありません。常日頃から自分が多くの人と関わること。アンテナを高くかざすこ
と。好き嫌いにかかわらずいろんなこと経験したり覗いてみて、楽しんだり、やだなー
と思ったり、イチョウの樹を見てワッきれいな黄色!と眺めたり、原宿のかわい系の
増田セバスチャンさんの舞台装置(ぱみゅぱみゅさんの専任の方)みてびっくりした
り!自分の好きなことばかりでなく、俗に言う”視野を広げる”がイイと思います。
日本型の主従のウエットな関係はダメだと思います・・と言いきる若い専門家に聞いてみ
たくもなりましたが、大変なチャンスとも感じています。どんなに便利になっても人間が
人間にサービスするのでここが大切です。いずれにしても大変な時代になりましたが、自
分がお客様の立場だったらと思うと、合点したり思いつくこともたくさんあります。工夫
することは楽しいことです。又その工夫を相手の方が喜んでくださった時には本当にうれ
しく思います。行ったり来たりのコミュニケーションですね。