オンライン会議など、パソコンの画面に向かって話すのに慣れて聞いた昨今だが、だからこそか久しぶりに対面で人と話すと、その心地よさに驚いてしまう。安心間をもたらす一つの要素は、相づち。
相づちの味と言うドキュメントに出会った。不思議な時間。出演者は精神科医・ロボット開発者・スナックのママ。
We need 「Aizuchi」
そう言われてみると、ラインにしてもなんにしても、対面でないと空気感はだいぶ違う。簡単に言うとキャッチボールにならない感じ。
「ちゃんと聞いてるよ」
「ちゃんと受け止めてるよ」これが次も話したいと思うことだろう・・と。
☆彡「へーッ~」うなづく
「すごいじゃんやったね!」
「わかる、そういうの」
「うん、うん」
「オッ!いいね」
「そうだよね~」
「うんうん」
「イイね」
「良かったじゃん」
「そういうの、メッチャイイね」
「うんうん・・・」
「そうだね、絶対だいじょうぶだよ」
「え~っ!なんか私も嬉しい、頑張ってね」
こんな風に、どういう風に言ったかでその人を反映し、「相づち」うってくれることにより、話しやすくて受け止めるくれたと感じる・・と、精神科医。相づちには美味しいタイミングがあるとも言う。
☆彡家族型テクノロジーロボット製作者(開発のヒントは犬だったとか)
「聴いてるよ」
愛くるしい表情が魅力のロボットは、目の細かな動きまで計算して作られたという。目を合わせると、オキシトシンが出る 信頼関係が生まれる・・のだと。そして言葉も大事だけど「言葉以外もすごく大事」と開発者は言う。
又、辛いことのあった人へ
「うん、うん」
「あ~、うん」
「そりゃそうや・・」
「イヤーっ、きついなぁ」「うん・・」
「そりゃへこむな~」
「あ~うん、そっかぁ、お疲れさん」
「無理すんなよ、マジで・・」
こんな風に相づち打てたらいいですよねと。
☆彡スナックのママさん(聞き上手で、キャリアアドバイザーでもある方)
なにかこちらが言いたくなっても一度、「それで?」と受け止めてあげるのよ。
相づち打つと、自分も豊かになるわ。
例えば
「私も一人でモヤモヤした気持ちになる事あるよ」
「うん・・うん」
「そうかもね・・」
「よかったぁ~、いつもそばにいるからね」
「話してくれて有難う。お話聞けて良かった・・」
たった15分~20分の番組だったけれど、「だよね~」とマスク外して早く相づち打ちながらおしゃべりに興じたいとつくづく思ったことだった。
古~い話だけど、昔「シカとする」っていう言い方があった。その頃はまだまだ携帯どころの時代じゃなかった、誤解なく言えば「シカとされたら悲しい」誰だって、いつだって・・!
相づちかぁ~。
なんか懐かしい、そして大事だなぁ。