ともすれば和歌山有田病院がクラスターになったかもしれず、当初テレビで知事の困惑したお顔を見た私は、「病院で?」とびっくりもし、仰天しました。しかしながらその後、県内感染者は累計17人と爆発的な感染を防いでいるようです。
この状況を、アメリカワシントンポスト紙が、「和歌山モデル」として賞賛しています。独自のPCR検査基準をもって徹底した追跡者調査をし、感染の連鎖を断ち切った!と。
ここには仁坂和歌山県知事と野尻孝子福祉保健部技監の連携があったようです。ここでの封じ込めのキーワードは「情報探知」
これで早期の検査や接触者の追跡が可能になったそうです。
☆現場で真っ先に異変を察知する医療従事者。
☆全体を把握して指揮する立場の野尻技監ら行政が、”日ごろから、顔の見える関係を築き、ネットワークを構築していた”
この事こそが、出来そうで出来ない、でもとても必要なことだと思い知らされました。
☆現場との顔の見える関係☆が大事なんですね。
この事は野尻技監が、御坊保健所長の頃からよく言われていたことだそうです。
これからが感染予防の本番!
野尻技監は ★手洗いの徹底
★体調悪いなら休む
★人ごみを避ける を徹底してほしいと伝えています
そして★やれる事を地道に実践するしかない!と。
昨日は1歳に満たない幼児の感染が伝えられました。これとて、肺炎で入院の幼児に「?」気づいた医師が、PCR検査を試みてわかったこと。そうでなければ、単なる通常の治療が行われたことでしょう。先日骨折で運ばれた患者さんが、コロナに感染していた!という報道もありました。
”医学的センス”のあるなしによって、人の命が変わります。
これは、とても大事なことだと思います。