朝から晩まで、インフルエンザのニュースを見ない日はないほどの今日この頃です。先日は子供がベランダから落ちインフルの薬によるものだとか・・。若い女性がホームから落ちて死亡のニュースも、インフルエンザにより、ふらつき?があった・・などとコメントされています。具合悪くて受診しても、インフルと判明するまで、ある一定の時間がかかる・・と言うのが混乱の理由です。熱が出るかどうか・・も大事ですが、節々の痛み・だるさなどあったら、熱はなくともインフルの検査を!をと促しています。
当地では学級閉鎖ではなく、学年閉鎖。
当院スタッフの一人は、受験生抱えているので、なお心配しています。
前にも書きましたが、当院では受診前に必ず”うがい・手洗い”をして頂いています。「家を出る前にしてきましたよ!」と仰ってもです。この受診前の「おねがい」が、皆様の意識を高め、お口のケアにもつながっています。つまるところ生活習慣ですね。
そのせいか? その成果!?(駄洒落です・・)
当院の患者さんに、インフルエンザにかかる方少ないように思えます。それは、日ごろから「お口のホームケア」が習慣になってらして、お口の中をきれいにして当たり前だと
思ってくださっているからでしょう。
何か月に一度のメンテナンスの時には、ご自分のお口にあったお口のケア用品(歯ブラシ・フロス・歯間ブラシ・フッ素・キシリトールガム等)を補充なさいますし、体調崩されたり、たまさかご入院などになると、すぐお口の状態が変わられるので気づかれてお電話くださることも多く、「すごいなぁ~」と尊敬致します。お口のケアが習慣化されることによって、全身の状態にも気づきが生まれる。こんなうれしいことはありません。
このところのインフルエンザの放送では、必ずと言っていい程、「お口の中をきれいにすることが予防」と言っています。
又マスクすることも、飛沫感染からの予防だけでなく、ご本人が「顔や鼻をしょっちゅう触らないようにするため」と補足されるようになりました。
たしかに電車などで見ますと、特に男性はよく顔を触っているように見受けられます。インフルエンザは抗生物質が効かないように、唾液・鼻水などの飛沫感染や接触感染ですので、つり革・ドアの取っ手などが言われるのですね、マスクすれば触らないかも?と違う意味でいいかも?とおもいます。
どうぞ皆様も、お口のケアをなさって、このインフルエンザの猛威からご自身を守って下さい。そうそう、十分な睡眠と栄養のある食事も大事ですと書き添えます。
うつらない・うつさない!
基本的なことをきっちりやって乗り切りましょう!