楽しく食べる

料理研究家 コウケンテツさんと言えば、若いイケメン料理家ですが、食事ということをとても大切に思う料理家だとファンの私です。

お若いと思っていましたが、既にお二人のお子さんもおり、その離乳の段階の記事には、料理家でも悩むんだなぁ~とほほえましく記事を読みました。最近又、お子さんの食に関しての記事があったので、ご紹介します。

☆子供の食事には最初、すごく悩みました。離乳食も野菜も全然食べない。バナナしか食べない時期もありました。料理研究家として、ありとあらゆる手を尽くし、保育園では食べるというので、家で再現しても徒労でした。

様々な経験していくうちに気づいたのは、「子供は基本食べなくて当たり前なんだ」と。嫌いなものを無理やり食べさせるのが一番ダメ!「うどんしか食べない」という子がいても「今日は3杯もうどん食べたの?すごいね」とほめる。次第に食を楽しめるようになり、家で食べなくとも、学校や保育園の給食で食べてたら十分と思うようにしました。

むしろ、みんなでワイワイ楽しく食べるという環境づくりの方が大事。何を食べさせるか?じゃなくて、どんな風に食べるか?親である僕自身も一緒になって、食事を楽しむことが大切と思った次第。

テレビの取材でフランスに行ったとき、朝はパンとバターとジャムとコーヒー・晩御飯もス-パーで買ってきたものなど、ただ週末はみんなで手作りを持ち寄ったりして楽しむ。自分がいかに楽しむかを優先し「私が幸せにならないと、子供も幸せにならない」という考えを知りました・・と。

食をないがしろにするわけでなく、いかに負荷をかけずに楽しく食と向き合うか。そんな考え方も必要だと思います・・とありました。

ついこうあらねばならない・・と思いがちな自分への反省も込めて、男性も女性も仕事をしながら、子育てしたり、介護したりの様々な時代にあって
このコウケンテツさんの、素直なご発言に「ハッ」とさせられました。
益々彼を、いえ彼の作るお料理から目が離せませんね。

海外のレポート番組でも、コウケンテツさんはどこの国に行っても、日本から比べてまだまだ未開発の国にお邪魔しても、出されるお料理に敬意を表し、作った方に「美味しいですねえ」という時の表情が本当に心あふれていて、この方の誠実さにいつも打たれます。

みんなみんな、子育て中は悩むんですね。
でもきっと食べるときは来ます!

 

生かされたんだから・・・

岩手大槌町と言えば、東日本大震災で町民1286人が犠牲になった大変な被害を被った町でした。当時地元を応援するポスターを手に入れ、診療室の各ユニットに掲示し、皆さんが見て下さり、受付の募金箱が一杯になったことも記憶に新しいです。患者さんの中には、「ここに親戚がいるの、このポスター外さないでね・・」と仰った方もおられました。

大槌町では、津波の後三日も火災が続き、お寺の鐘が焼けるほどの高熱で、付近は焦土と化したと報道されました。

その大槌町で最多の1600軒の檀家さんを持っていた江岸寺のご住職の記事が先日新聞に載っていました。町内の犠牲者の三分の一が見つからない大きな理由は、灰になってしまったからだ・・と言われているそうです。

檀家さんの680人が犠牲になり、供養を頼まれて応えていたが、住職さんも心が折れ、仮設住宅に引きこもりがちになったそうです。想像を超える惨状だったんですね。分刻みで続く葬儀は弟さんが引き受け声をつぶすほど読経されたとか。そんな中、他のお寺の協力を得て、このご住職も少しづつ現実と向き合えるようになったそうです。

このご住職の説いた言葉に、私は心揺さぶられました。お父様とご長男をもこの大震災で失ったご住職ならではの、同じ遺族としてのお話しだと思います。

「生かされたんだから」って慰める人がいますが、そう思えるのはよほど自分が強い人。何か責任を果たすために生かされたと言われるようで、大変な心の負担です。私は「たまたま生きたんだから、後は好きなように生きなさい」と言います・・・・・と。

震災から七年半。少しづつ新しい家が建ってきているそうで、この江岸寺もようやく本堂の上棟式をし「やっと否定的でなく、”生き残った”と思えるようになった」と述べておられます。
実際震災にあわれた人々のこの七年半、どれほどの思いでいらしたか?わかります!なんて間違っても言えない大変な事態でらしたのだなぁ・・と深く深く考えさせられました。

以前ここに書いたように、思いを寄せるということの難しさを痛感しつつ、また寄り添うということの難しさを痛感しつつも、自分事として考えられるようにありたいと、この記事を読んで思いました。

おりしも女優・樹木希林さんが亡くなり、その潔い、また飾らない誠実な言葉の数々。語彙の豊富さもさることながら、折々人への愛にあふれた言葉かけに、そしてウイットに富んだセリフに、誰しもが感動と感謝の思いにふけています。

ことばは魂だなぁ~と思うこの頃です。

想像する イメージする

通りがかった、とあるブランドでいただいた冊子。
何かしら・・と帰宅してペラペラ見ると、愉しいイラスト。わぁステキ。

デザインも何も流石だなぁと見れば見るほどワクワクします。色や形を見て
テクスチャ―想像したりして・・。布や金属、木などイメージするのも愉しい。他のイラストでなく写真のページ見ても心躍ります。

このような冊子相当なコストかかっているに違いないけれど、頂いちゃっていいのかしらと思いました。有難うございました。

巾着田に行ってきました♪

日高市内を流れる清流、高麗川(こまがわ)の蛇行により長い年月をかけてつくられ、その形がきんちゃくの形に似ていることから、巾着田(きんちゃくだ)と呼ばれるようになりました。
 直径約500メートル、面積約22ヘクタールの川に囲まれた平地には、菜の花、コスモスなどの花々が咲き、中でも秋の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)群生地は辺り一面が真紅に染まり、まるで赤い絨毯(じゅうたん)を敷き詰めたようです。毎年多くの人がその美しさに惹かれて訪れます。※巾着田公式ホームページより引用。

     

少し早起きして渋滞をま逃れようと出向いてみました♪9時少し前に到着したにもかかわらず人、人、人!!さすがこの赤じゅうたんをお目当てに皆さんいらしたようです!

 

巾着田近くにそびえる日和田山も綺麗でした⛰

ドレミファ橋を渡り高台からの景色はコチラ♪

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※チャンスン(将軍標)

韓国では村の入り口や道端に魔除けや道しるべとして置かれてているそうです。

公園の中にも所々にチャンスンを見ることが出来ました。

佐藤(*^_^*)

9月のインフルエンザ

先日も緊急お知らせしましたが、当院の患者さんでもインフルA型罹患者が出ました。ごく近くにお住まいなので緊張します。

それというのも、やはり日本が亜熱帯型になったということ。それに加えて
海外渡航者の増大もあるようです。

早速にインフルエンザの予防注射!と言っても10月から。
というのも予注の有効なのは5カ月なので、10月に注射して3月ころまで・・と言う目論見らしいです。

この時期のインフルエンザは、夏風邪と間違うドクターもいるようで、私達も「寒気や筋肉痛」などが出たら、速やかにインフルエンザの検査を申し出た方が良いみたいです。中には熱の出ない型もあるとか!?

予防は一般的ですが、やはり」”うがいと手洗い”。
そして換気!

加えて一日15分の日光浴が薦められています。日光浴は呼吸器感染症の予防に重要で、買い物で15分くらい外を往復するくらいでもいいようです。正直「手の甲」が出るだけでも、手の甲が太陽に当たるだけでもいいようです。

このような話をされた池袋の大谷医師は、ご自分のインフル予防として
一人患者さん診たら「お茶を一口飲み干す」を繰り返してらっしゃる由。
お茶を飲み流すことにも意味があるそうです。
煎茶のチョビチョビ飲みですね。これなら私達でもできそうです。

どうぞ秋口のインフルエンザ、油断せずご注意ください。

笑顔を運ぶトラック

全く知らなかったこんな活動。

宮田運輸さんと言う会社が、他社を巻き込み200台のトラックで実際活動しているようです。トラックの背面に子供が描いた絵!

一時期トラックを電飾や派手な絵で自分好みになさってる時代もありましたが、この活動は違います。
トラックの後ろの面全体に、「子供の描いた絵」で埋め尽くし、安全運転を促しているのです。

何でも、トラック事故にあったご遺族のお一人が、裁判所から「相手にどんな罰を望むか」と聞かれ、「出来るだけ軽い刑にしてください」と「双方とも幸せでありたい」と言ってるのを聴いて、「交通事故を無くしたい」と言う思いに駆られこの活動になったようです。すばらしいです。

つい最近地下鉄に乗ったら、祭日と言うこともあり乳母車の方々が多く見られ、地下鉄に乗ると赤ちゃんを抱きかかえたり、あやしたりで、車両が和やかな雰囲気になりました。抱っこされた赤ちゃんはついついあちこちをキョロキョロ見ます。すると見も知らない私達誰もが、ニコッと赤ちゃんをあやすんですね。

いつの時代も子供はみんなの幸せ。
こうしたトラックの皆さんの活動が実を結ぶことを祈っています。
すばらしいご活動。安全運転でみんなが幸せですね。

男性の喫煙率3割切る!

厚労省は9月11日公表の2017年国民健康・栄養調査で、成人男性の喫煙率が初めて3割を切り、29・4%・女性は7・2%。成人全体では17・7%で過去最低になったと報じました。タバコやめるのは大変ですのに、喫煙者にご理解が広まってきたこと、そして禁煙する方が増えてきたこと本当にすばらしいと思います。

当院でも、当初は歯周病に取り組む上で始めた禁煙支援でしたが、それだけではない!と内科的歯科医院(オーラルフィジシアン)の活動通して、歯科医院だからこそ言えること、お伝えしなければならないタバコによる健康被害(特に口腔内)と、ずっと禁煙支援続けて)おります。

今回の調査は20歳以上の男女6600人に「タバコを毎日吸っている」「時々吸う日がある」と答えた割合の算出です。男性では30代・40代が40%位と高く。女性では40歳代が12%と、50代が9%・30代が8%と続きます。若い喫煙者がまだまだ多いのは危惧されます。
喫煙者の内、タバコをやめたいと思う男性は26・1%。女性は39%だったそうです。

過去1カ月以内に受動喫煙の機会があったか?の質問には、飲食店が42・4%と最も多く、遊技場37・3%、路上31・7%。職場30・1%でいずれも3割を超えていたとのこと。
ご存じのように、”受動喫煙の方が更なるリスクがある”のです。飲食店や遊技場は行く人だけですが、路上や職場は空気は選べません。路上は幼児や妊婦さんもいます。空気は誰もが吸いますから、漂うたばこの煙に大きな健康被害があることを認識頂き、喫煙者は今少し気配りを願います。自分の身体も傷め他人にも被害を及ぼすのがタバコです。
禁煙支援している私達ですが、タバコを吸う方のからだを一番に心配しています。

怖いものみたさで・・

実家に帰った折、一本裏道に入ると、あったあった「蛇や」。
小学校の頃、この店の前を通るのが怖くて、走って一目散に通りすぎたのを思い出します。

とは言うものの懐かしくて、店主に了解得て外観写真撮らせていただこうと中にはいるとわかっちゃいるけど仰天!小さいけど熊の剥製、鹿の剥製、その横に、当時凝視出来なかった硝子瓶に入ったヘビ!
キャーッと思って上見れば大きな透明ケースに、あたかも水撒きホースを丸めたごとくヘビ!ヘビ!蛇!!

「有難うございました」と外に飛び出てウインドウ見ればなんじゃこれ!もっと怖っ!

わかって伺ったとは言え、36度超えの真夏の昼間の怖い怖いひとときでした。いやはや歳とっても怖いものは怖い。
でも健康には良いそうです。
心臓には良くない?
私の真夏の冒険でした。怖かったぁ。

 

SDGsで考える

最近あちこちで目にする SDGs Sustainable Development Goals
(持続可能な開発目標)の略称です。2015年9月に国連サミットで採択され193か国が参加しています。貧困・格差・環境だけでなく働き甲斐なども含めた17の目標と、それに付随する169の課題を2030年までに解決しようというものです。

こうした課題は、欲に任せた経済発展が生み出した全地球的な負の遺産ともいえます。これを又新たな事業を通して解決しようというSDGs。この構造は、欲望を満たすためにダイエットサプリを飲みながら、高カロリーな食事をとっている姿にも重なります。

しかしながら、持続可能と言う言葉には前向きな印象がありますが、見方を変えれば、地球が既に瀕死の状況に陥ってるからこその延命措置ともいえるという意見もあります。肝心の地球が枯渇し寝たきり状態になりつつある中、それを打開するために「とにかくやってみよう」と企業などが個々のアイディアを基に、自由に取り組む様子に、新しい経済の仕組みが生まれる可能性があるという希望も見えます。

経営には「心・技・体」の軸が必要と言われますが、「体」は会社の体力を示す財政指標で経営の健全性。「技」はイノベーション(技術革新)これで企業はフロンティアを切り開きます。「心」は社会性。経営者は人や社会・地球環境のことを考えなければならない・・これこそがSDGsそのものだと言われます。

2005年ころ盛んにサスティナビリティ・ヘルス・コンフォートが言われました。過去の延長線上に未来はないと考え、SDGsにきちんと取り組むと企業収益も増えるという結果も出始めているそうなので、産業界全体で取り組んでいく中で、私達一人一人が考える時が来たように感じています。

経済同友会は「SDGsに象徴されるグローバルな社会問題を、事業を通じて解決するために」と言う文言を盛り込んだアピールを採択したようです。何やら難しそうですが・・。

企業が変わり始めています。地球では想像もしないことが起こり始めています。人と社会・地球。切っても切れないのです。私達一人一人が出来ることは何か、模索し仲間と携えて実行し、反省しきりですが遅まきながら「今でしょ!」だと痛感しています。

空飛ぶ鰹節

休日たまたまつけたテレビ。何やらパリ!しかも鰹節云々言ってる?もう随分前からフランスでは鰹節が着目され、ブルターニュに鰹節工場が出来たと聞いたっけ。

今回それかしら?と見ると、あの勝俣君がタキシード来て、二つ星レストランに乗り込んでいる。ヒャッ何ごと!と見ていると、騒々しい勝俣君の側に立つシェフが、静かにコンソメのような鰹節を生かしたスープをサイフォンでご紹介。すごいなぁフランス人って!とその発想とセンスに感心しきりでした。
スタジオの土井義晴さんが、料理人として適切なコメント仰りそれなりに文化の違いを感じながら、鰹節の底知れぬ力を感じ入っていました。

最後に日本人シェフ大宮さんと言う方のお店で、なんと「鰹節でデザート」という挑戦を興味深く見ていたら、なんとなんと!鰹節を炒め始め、海草も合わせ、最後にコーヒーでまとめたデザートでした。
見た目も素敵なそのデザートを見て、勝俣くんもスタジオの土井さんもビックリするだけでなく、フランス人の柔らかい頭に大笑い!しながら、フランスは香りと香りを合わせるのが極めて上手な、足す文化。日本人は香りは一つでぶつからないようにする引く文化ですと土井さん締めくくりました。

たまたま見たとは言え、休日に相応しい豊かで香り高い、とてもいい番組でした。再放送あれば最初からもう一度見たいです。それにしてもフランスの料理人達の、凄まじいまでの感性の豊かさ柔らかさと、プロ根性には拍手したいと思います。
それにつけても、レポーターがお行儀悪くても、大人の対応なさるのにも感心するばかりでした。

跋扈

樹木希林さんが亡くなった。

随分前に、映画「あん」の感想と感動を、このブログに書いたのを思いだします。

亡くなってからあちこちで伝えられる希林さんの思い出。
中でも、折々の言葉の豊かさにはびっくりさせられると同時に、ハッと辞書を引きなおす自分がいます。

「歳とったらね、跋扈はダメよ」
広辞苑引けば、上を無視して権勢を自由にすること。転じて一般に、勝手気ままにふるまうこと。のさばりはびこること。  とあります。

希林さんは、きっと「のさばりはびこること」を仰ったんだろうなぁ。

・身の果報。

・マイナスの出来事も含めて、自分の栄養  なんてこともおっしゃった

前回このブログで映画「あん」の感動を書かせて頂いた時、この言葉が
やはり今でも思い出される

   私は この世を見るために
          聞くために
          生まれてきた
   だとすれば なにかになれなくとも
   私達には 生きる意味があるのです 

他の番組では、「ありのままで役割がある」 とも仰いました

からだの衰えは 心が豊かになり成熟してること・・だとも

映画「あん」の著者 ドリアン助川さんは
希林さんの言葉には 「こく」がありますよね。「よく見てらっしゃいますよ」そして人間の機微に敏感ですと・・。その通りですね。本当に。

最近テレビや雑誌でお見受けする度、お身体を案じながらも、潔いその姿勢に、又着物をリフォームされて着ていると伺うお洋服の、斬新さとお上手な着方に、あんな風にお召しになれるんだなぁと感心してみておりました。着るものに負けないお人柄の厚みがよりステキにみえました。トロ~んとした小紋のブラウスには、襟元に同色のカメオをお付けになって。

スタイルのある、日本を代表する女性が亡くなったことを、とても悲しく思います。
丁度手にした10月号の婦人画報が、希林さんで茶道の特集。
貴重な方を失いました。

曼殊沙華

秋のお彼岸が来ると必ず先始める不思議な花。
彼岸花ですが別名曼殊沙華です。

埼玉には群生する巾着田と言う有名な場所があり、その頃には一面真っ赤な群生を見に多くの人が訪れると聞きます。曼殊沙華はサンスクリット語のマンジュ―シャカの音写で、天上の花・極楽浄土の花だそうです。吉兆、瑞兆として、なにか奇跡的な、素晴らしくよいことがある直前に、天から雨のごとく降るとされているそうです。

この花、適切な処理があれば薬用にもなるが、不用意に食べてはダメで、有毒です。ですので田畑のわきによく植えられているのは、ネズミやモグラ、虫などの害を除けるため。又墓地では、動物などによって掘り返されないために植えられたと聞きます。

それにしても、お彼岸ピッタリに咲く曼殊沙華。
体内時計抜群ですね。
今年は巾着田に行きたくなりました。

人は人を支え、人は人に支えられます

今年6月、タイの洞くつで地元サッカーチームの11歳から16歳の少年12人と25歳のコーチが閉じ込められる事故が起きました。記憶に新しいこのことはニュースで伝えられるたび世界中の人々がドキドキして見守りました。行方不明になって派遣されるまで9日。救出方法を探るのにさらに8日もかかりながら、全員脱出できました。

この子供たちが洞窟内で生き延びられたのに大きな力となったのが仏教の「瞑想」と言われています。一緒に閉じ込められたコーチは、幼いころに両親と別れお寺で育ち、そこで身につけた瞑想法を今回の子供たちに実践させて、不要な不安や絶望に陥ることなく、パニックを回避し、体力の消耗を防ぐことになりました。仏教国であるタイの子どもたちは、瞑想を受け入れる素地が出来ていたのでしょう。

タイ国内に、子供たちやコーチの軽率さを責めたり、自己責任を問う声があまり聞こえてこないのも、国民性が窺えてホッとするものがありました。困った時にはお互いさま。これも仏教国ゆえでしょう。

残念なことに救出の過程で、特殊部隊のダイバーが命を落としました。少年たちはその事実を重く受け止め、ダイバーへの感謝を口にしています。

思いがけない事故や災害に見舞われることがあります。いやそんな時だからこそ、人は人を支えます。人は人に支えられます。

「今まで将来の夢はサッカー選手になることだったけれど、今は海軍特殊部隊に入って困った人を助けたいと思っている」という救助された少年の言葉に遠く離れた国のことであっても、そういう人と人のつながりを知って、なぜかほっと致します。
簡単に言ってしまえばこうですが、本当によく救出されたと思うばかりの出来事でした。毎日ニュースで放送されるたび、ヒヤヒヤドキドキでしたが
人間の英知と強い気持ちがなせたこのことは、長く人々の心に大きな示唆を残すと思われます。(アーユスネットワークより引用)

 

何かしら・・

用事あって伺ったホテルのエントランス。この季節に青竹。何かしら?とよく見たらアラッ!急に日本昔話のあのナレーションの声を思い出しました。

外国の方も多いホテル。「これは何ですか?」ともし聞かれても、きちんと英語で説明出来ないなぁ・・等と思いながら通りすぎました。その前に自分の国の文化や大切なこと、きちんと知りえていないことを、最近痛感しています。海外の方が登場する番組などで、驚くほど日本のことをご存知の方が多くてギョッとして「いかんいかん・・」・・と思う今日この頃です。
そんなことを思う今日この頃ですが、待合室にお出しする女性雑誌などでは、やはり日本の文化を紹介する記事が増えてきたようです。
あらためて歴史や成り立ち、今現在の姿を知って学び、自分の国の美しい文化を知っていたいと思います。若い頃とは違う目で見れるかと期待しています。

きれいな空

北海道の友人とようやく連絡取れ、無事であったこと、二日間は診療出来なくとも再開した!との声にホッと胸を撫で下ろした。電力不足で制限あるが、家も家族も無事だっただけまだいい方・・との事でした。
亡くなった方、未だ行方不明の方、家が全壊の方も居られるのに、贅沢言っておれないよ・・と。普段は頂かない缶詰が大変重宝したと。

大きな災害起きた中、テニスでは、あの大阪なおみさんが世界一になった!
この間まで落ち込んだり弱音吐いたりしてたとは思えない堂々たるプレーぶり。あの世界女王のセリーヌに勝っても、なお、小さい時から尊敬する人に感謝!と言う謙虚さ。誰もがクスッとしてしまう愛すべきキャラクター。今までどれだけの困難、頑張りがあったかもしれないのに謙虚で憎めないかわいい選手。やっぱり大阪なおみ選手はチャーミング!だなぁとますますファンになった次第。セリーヌもファンのブーイングに、なおみさんへの気遣いを見せた!

北海道のニュースでは、被災者同士が物資や食料を分けあったり、助け合ったり、自分も大変なのにもっと大変な方を気遣う様子にもらい泣き・・。あるお店の主人は、冷蔵庫が止まりお肉を腐らせてしまうと判断、急きょ焼肉して食べてもらおうと配食!災害とテニスと比較してはならないけれど、どんな状況でも人間はわかりあえ助け合える。

北海道の皆さま、寒くなってきたとニュースは伝えています。どうかどうか堪えて遣り過ごして下さい。何もできませんが毎日祈り応援しています。

Grit

大阪なおみさんの快挙で、いろんなことが注目されています。中でも関心を引いたのが、「grit」ということば。知らなかったです。

やりぬく力だそうです。

辞書を引くと、気概・気骨・勇気・根性・・と何やら、厳しそうな言葉が続きます。なんだかこう聞くと、今話題のパワハラっぽいなぁ~。

「やりぬく力」と言われると、すごくわかりますよね。

なおみさんのニュースに私のような世代でも、勉強になることが沢山あります。20歳のテニスをする彼女によって知り得たことですから、これは凄いことです。いくつになっても新しいことを知ったり、知らない世界を垣間見たり、若い人がいろんなことを考えたりしてるのを見聞きすることは、私にとって何より新鮮です。

それにしても記者会見で、「日本の子供達に夢と希望を与えたと思いますが、これからテニスをやる子供達に何か・・」と聞いた某テレビ局の方に、答えたなおみさんがまたステキ。「う~ん、愉しんでテニスをして私を目標にはしないで。責任取れないから・・(クスッ)」と。その後更なる質問に「私は私」と付け加えられて・・。

清いというか潔いというか、気持ちいいくらい歯切れがいい。はっきりモノ言うときに、クッション言葉を使われるのもお若いのに品がありますね。

なんだか拍手喝采です。

 

○○カフェシリーズ再び

猫カフェに行ってきました( ^-^)ノ∠※。.:*:・’°☆

 

みんな人慣れしているので、触っていても平気な顔して寝てました(笑)

フサフサの毛に触れ、肉球をムニムニ♪寝顔に癒されました\(^o^)/

にゃんこ達は夕方の方が活発らしく、「一緒に遊びたいなら夜来てください!」と店員さんに言われました。今度は仕事帰りにでも行こうかな?と思う今日この頃です(*^_^*)

    受付  小室

歩荷(ぼっか)

 

新聞の土曜版を見て、目が釘付けになりました。尾瀬ヶ原でとあり、湿原に点在する山小屋10軒に生鮮食品届ける「歩荷」(ぼっかと読むそうです)と言うお仕事で、尾瀬では25歳から51歳の男性6人がなさってるそうです。

山小屋が営業する4月下旬から10月末まで週に6日間働くとか。自然保護の為車両通行は鳩待峠までで、この背負子は長さ170センチもあるそうです。別名 背負梯子(しょいばしご)。一番遠いのは約12キロ。この写真のかたはこの日、7・7キロ先の小屋目指し、キャベツ16キロ、肉9キロ、ジャガイモ11キロ他計76キロに、着替えなど含め86キロになったそうです。

報酬は荷物の重量と距離で算出される歩合制で、この日は一万二千円だった由。「突風でも豪雨でも山小屋の求めに応じて必ず届けます。そうしないと宿泊客の食事に影響がでるので・・」と。小屋の主人はヘリは天候に左右され飛べない日もあるから歩荷には感謝してると。

「苦行?」と聞いたら、帰路は文字通り肩の荷を下ろした気分になり、時折、自然が見せる最高の瞬間に立ち会える・・と答えたそうです。人が人を支え、人は人に支えられています・・と言う言葉に目をさまされた私でしたが、毎日つまらないことで、愚痴ってる場合じゃないわ!とこの写真と記事読んで思ったことでした。コツコツと地味なお仕事を信念もってなさっているこんな方々に支えられている毎日なんですね。

写真では周りの草ぐさが歩荷が休む柔らかいお座布団のように見えます。

 

大阪なおみさん おめでとうございます。

遅まきながら、大阪なおみさん!
世界一おめでとうございます!!なんとも嬉しいですね。

以前このブログでも彼女のチャーミングさを書かせて頂きましたが、あの頃の気分屋さんを克服して、堂々たる試合ぶりでの世界一!素敵ステキ!

セリーナのトラブルや、ブーイングのことなど様々取り沙汰されているけれど、何といっても、素直な心からのなおみさんのコメント。
それは意図したものでも、日本人だからと言うものでもないと私は思いました。ご両親はじめ周りの愛情あふれて今までいらしたのですネ。

だからこそ、折々の何気に発する彼女のコメントがなんとも誠実でチャーミング。大きな災害のニュースの中、被災地に思いを馳せながらも、ポッと灯ったまさにあったかな気持ちにさせてくれる「なおみキャンドル」でした。

若干二十歳で、先輩に心くばれるなおみちゃん。
多くを語らないご両親に、目に見えぬ今までのプロセスを感じました。

素直さって宝物ですね。

 

懐かしい味

コンビニでミツヤサイダーの隣にこれ。復刻版だそうで20円高(笑)。

1970年代初頭の味を現代に再現!とあり特別限定生産だそうです。開けると確かに爽やかな懐かしい味。何度も蓋をしちゃ、シュワッの音と共に匂いを楽しみました。こんな味だったっけ!

あの頃は他に、コーラ、ファンタグレープ、シュエップス、ジンジャエール、どれも魅力的で美味しかったなぁ。これらを飲むのがカッコつけでした。”ガラス”ビンもそれぞれステキで・・。
そうそうオレンジジュースはバヤリース!でした。リボンジュースっていうのもあったっけ?

今みたいにお茶をペットボトルで・・なんて考えてもいなかった懐かしい昭和のころ。今はお茶はペットボトルが多いから、お急須や土瓶でお茶を入れる方が珍しいそうですよ。

考えてみれば、虫歯は減ってきたけれど、このようにペットボトルで清涼飲料水を取るようになり、チビチビ飲みが増えてきて、いつでもどこでも薄甘い飲み物がとれるようになり、そういう意味での初期虫歯は増えています。又お腹がすいたらいつでもどこでも、コンビニで小腹も入れられるようになったことで、食生活が大きく変わってきました。このことは口の中をメンテナンスさせていただく上でとても重要なファクターです。その方のお口の状況やリスクを考えてメンテナンスさせていただく上において、極めて重要な情報として関わっていかねばなりません。

つくづく歯科は生活者医療だと感じる昨今です。

大人しい

民法の改正で、成人年齢が18歳に引き下げられることになったのを受けて、
こんな記事がありました。

「おとなしい」と言う言葉です。
「大人」を形容詞化したのが「大人しい」で「大人らしい」が原義とされ
「温和しい」とも書くとあります。

小さい頃「大人しいね」と言われたことはありませんが、大概「静かな子」がこういわれたように記憶しています。即ち活発ではないという意味だったように思われます。

日本国語大辞典によれば
➀年長者らしい思慮・分別がある ②成人している・大人びている 
➂従順・温和である。落ち着いている ➃着物の柄などが地味で落ち着いている  とあり、現代では主に➂の意味で使われるともあるとのことです。

では、「大人」ってどういうことを指すのでしょうか・・。
とっくに大人になっているはずの私には、大きな声で「これが大人だ」と
言えるものを未だ持ちません。恥ずかしいことばかりで、それこそ「大人気ないね・・」と言われそうです。

でも、時折テレビや雑誌などで、本当に冷静で広く見渡せ寛容な発言なさる
方をお見受けすると、「大人でらっしゃるなぁ」とつくづく思うのです。

よく「大人っぽい」と言う言葉もありますが、内面的な大人らしさより、顔つきや表面的なことを指すように思えます。

いつになったら「大人らしく」なれるのか、考えてる間に年齢をどんどん重ねてしまう気がしています。大人らしくなる前に、暴走老人にはなりたくないなぁ~と気持ちでは思っていますが、さてはて、如何なりますことやら・・。

 

お台場辺り

チームラボプラネッツとマダムタッソーの蝋人形館に行ってきました!

チームラボは異空間を楽しめます♪行ってない方の為に多くは語りませんが、素足で楽しむ新感覚アトラクションで、大人も子供も感動間違いなし!です!

 

マダムタッソーは生きているかの様な人形達に驚き、触ってよし、写真撮影よしなので、好きなスターとラブラブツーショットが可能です・

草間彌生さんの隣でなりきっているのは私です(笑)

 

 

 

 

受付  小室

 

草餅

実家に帰る途中の農産物直売所の草餅。亡き父が大好きでした。

上新粉とヨモギだけのペタペタの平たいお餅にきな粉だけかけて頂きます。アンコも蜜もないけれど、草餅がほんのり甘くて。久しぶり美味しいねぇ・・と言いながら、父は楊枝を使わず、お餅をちぎって断面にきな粉たっぷりつけて召し上がってたよねと偲びながら頂きました。

あれから2ヶ月。お花屋さんの店先に、早くも吾亦紅や紫式部が並び始めました。日に日にさみしさ募ります。

北海道地震の被災の皆様・・

大雨被害のお見舞いも申し上げずに、祈るばかりでしたが、今回の北海道の大きな地震。被災された皆様、心からお見舞い申しあげます。
何といってよいか・・本当に大変・・。今朝がた見つからないご家族に呼びかけている息子さんの映像見てもらい泣きしました。

ようやくの炊き出しの塩握りをほおばる子供たちの笑顔見て「あ~よかった」と思うだけで何もできない私達。知り合いに送ろうとコンビニ回って充電器探したけれど無くて。送ろうたって宅急便もわからないけれど・・。

助け合いの場面が映し出されると、ホッとするもののご不自由さは想像を超えます。ご病人・小さいお子さん・お薬のいる方・ストーマの方。耳や目のご不自由な方。どうしてらっしゃることか・・。
どうぞお声を掛け合って、おからだ専一にされますよう祈るばかりです。

「私達どうしてさし上げたらいいんでしょうかね・・」と心配するスタッフ共々、一日も早い復興と落ち着いた日常をお祈りしております。ご不安でしょうが、遣り過ごすことは出来ないでしょうが、乗りきられて下さい。
遠い埼玉から応援しております。

 

なんだなんだ!!

巨大台風一過、マンション内には木々の枝が散乱。我が家のベランダも片づけてたものの思わぬ物が飛んできていて・・。

只今改装中の和光市駅。いきなりこんな巨大な物が!駅全体が7階建てのホテルになるらしい!
駅にも未来写真とか計画写真とかな~んにも提示ないのでちっともわからん!市長さんもう少し丁寧に示しながらなさって頂きたいですよ。

もしそうなったら、今回の大型台風の時なんて、駅前ビル風で歩けないかも!!怖いなぁ・・。私も油断したら足元危ないけれど、幼児を連れたかた、杖をつく方、車いすの方。皆さん大丈夫なのかしら・・。

便利さを優先し、それに慣れてしまった私達に、自然が警鐘ならし始めたとしか思えない昨今の自然災害です。半端でないわ!

中華!?

中華料理と思いきや、これらはケーキです!

天津飯はチョコレートケーキ、ラーメンはモンブラン、餃子はアップルパイでした♪

本物そっくりですが、ちゃんと甘くて全部美味しかったです(*^_^*)

 

   受付  小室

お花もリフレッシュ!

この夏は40度を越えたほどの猛暑。
陽当たり抜群の当院は暑さとのし烈な?たたかいの夏でした。

何回も花を咲かせる蘭たちもいささかグロッキー!考えれば三年もの四年もの、もっと古いのもありよく咲いて、患者さんのみならず、私達をも楽しませてくれました。

と言うわけで、夏休み明け新しい蘭たちが来ました。引退の蘭の鉢も捨てないでご苦労さんと休ませます。又復活してつぼみつけるかも知れません。

今年の夏は雨風が異常で、各地で災害となりました。元気に食べられ花を愛でられる。こんな日常に感謝しつつ、来院する皆様の健康支援させていただける役割をしっかり担いたいと思います。
皆様も猛暑のあとおからだ大切に。

小江戸川越 花火大会

いやぁ〜最高に暑かったです(笑)

花火を観るために河川敷まで歩くと もう話す気力もないくらい 暑くて暑くて…。  それでも会場に到着して出店の数の多さにテンション上がり早速並びました♪ これまた長蛇の列、お店の人も汗だく💦何とも言えぬ空気が漂っていると 始まりました!!明るいうちに上がった花火も クライマックスは圧巻!!!       暑さを花火が消してくれました♪♪  (笑)   佐藤(*^o^*)

 

お醤油(*^_^*)王国

 

醤遊王国。。。以前から気になってたんです(笑) 自宅からさほど遠くない場所だったので、お目当ての醤油ソフト食べてきました。甘い?しょっばい?結構しっかり醤油の味がして美味しかったです。                                  佐藤(*^_^*)

白バイが通過して・・

ある駅前で信号待ちしていたら、交番のおまわりさんが出てきて、急に横断も通行もストップ!
何事かしら・・とゆっくり進む白バイの後ろを見ると・・。
美智子皇后さまでした。

車の窓を開けられ、お背中を寄っかからずにシャンと伸ばされ、尚且つ、歩道の私達に小首を折られて、柔らかい微笑みを下さったのでした。
感動しました。

そばにいた若い女性は「えッ何々、この優雅な空気・・!」と同じく感動が冷めやらぬ様子。静かにお車は交差点をしずしず曲がって行かれました。

まだまだ残暑の中ですが、いっとき夕方などは涼風の頃。皇后さまはミルクコーヒーのようなベージュと白の、夏の終わり・秋の気配の穏やかな色のスーツに同色のお帽子。笑顔と言うよりその微笑みの優雅さに圧倒されてしまいました。

それにしても、お車の背に寄りかからず、ずーっと走る間こうして国民に眼差しを送られるご様子には、本当に大変なことだと感じ入りました。いつも陛下とあちこちでご挨拶される時にも、頭を垂れるそのお姿のご立派さに
真似のできないことだなぁと思っておりましたが、前を通られるご様子に遭遇して、日々大変なことでいらっしゃると改めて思いました。

背中のお痛みを訴えることもしばしば・・と女性誌にはあります。このような毎日がお障りになるのでしょう。お痛みが和らぐことを願いたいと思いました。
生意気な言い方ですが、エレガンスの極みでらっしゃいました。
とても素敵な皇后美智子さまでした。